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わざ【技】🔗🔉

わざ【技】 ある物事を行うために必要な技術・技能。 「━をみがく」 柔道・相撲などの格闘技で、勝敗を決めるために仕掛ける攻撃の型。 「━が決まる」 ◇「業」と同語源。 関連語 大分類‖技術‖ぎじゅつ 中分類‖技芸‖ぎげい

わざ【業】🔗🔉

わざ【業】 ある意図をもって何かを行うこと。所業。 「神のなせる━」 「至難の━」 「人間━」 仕事。職業。 「漁を━とする人」 ◆個々の技術をいう「技」に対し、「業」は何らかの意図に基づく行為の全体をいう。「荒技・荒業」では「荒技で攻める」「子供には無理な荒業」、「寝技・寝業」では、「寝技に持ち込む」「寝業を得意とする策士」のように、「大技・大業」では「大外刈りの大技が決まる」「大業を駆使して交渉を乗り切る」のように使い分けるが、「業師」の場合は、すぐれた技をもつ人の意でも、策略家の意でも、慣用として「業」を使う。

わざ‐あり【技有り】🔗🔉

わざ‐あり【技有り】 柔道の試合で、一本に近い技の効果があったと認めたときに下す判定。二回取れば一本となり、勝ちになる。

わざ‐し【業師】🔗🔉

わざ‐し【業師】 相撲・柔道などで、さまざまな技に巧みな人。 「角界の━」 策略や駆け引きにたけた人。 「政界の━」

わざ‐と【態と】🔗🔉

わざ‐と【態と】 意図的に何かを行うさま。故意に。 「時計を━遅らせる」 「━負ける」 「━病気のふりをする」 わざわざ

わざと‐がまし・い【態とがましい】🔗🔉

わざと‐がまし・い【態とがましい】 わざとらしい。 「━・く世辞を言う」

わざと‐らし・い【態とらしい】🔗🔉

わざと‐らし・い【態とらしい】 いかにも意識して行ったようで不自然であるさま。わざとがましい。 「━咳をする」 「━・く笑ってみせる」 ‐さ

わざ‐もの【業物】🔗🔉

わざ‐もの【業物】 名工が鍛えた、切れ味の鋭い刀剣。

わざ‐わい【災い(禍)】━ハヒ🔗🔉

わざ‐わい【災い(禍)】━ハヒ 災害・事故・病気など、人に不幸をもたらす出来事。災難。 「━を招く」 「口は━の門かど」 関連語 大分類‖運‖うん 中分類‖不運‖ふうん

禍を転てんじて福ふくとな・す🔗🔉

禍を転てんじて福ふくとな・す 身にふりかかった災難を逆手にとって、それが自分に有利になるように取りはからう。 「わざわい」は、「災い」とも。

わざわい・する【災いする(禍する)】ワザハヒ━🔗🔉

わざわい・する【災いする(禍する)】ワザハヒ━ 自サ変あることが原因となって悪い結果を招く。 「強気が━・して失敗に終わる」 関連語 大分類‖運‖うん 中分類‖不運‖ふうん

わざ‐わざ【態】🔗🔉

わざ‐わざ【態】 期待できる以上の手間暇をかけるさま。 「━忘れ物を届けてくれた」 「━作らせた特注品」 しなくてもいいことを意図的に行うさま。わざと。故意に。 「━意地悪をすることはないじゃないか」 は行為者へのねぎらいを、は非難を表す。「わざわざ/わざと不良品を買うことはない」では、ともに非難を表すが、「わざわざ」は行為者の意図とともにその手間に、「わざと」は行為者の意図に注目していう。

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