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伎 わざ🔗🔉

【伎】 6画 人部 [人名漢字] 区点=2076 16進=346C シフトJIS=8AEA 《音読み》 ギ/キ〈j〉 《訓読み》 わざ 《意味》 {名}わざ。細かいわざや細工・〈同義語〉→技。「伎能ギノウ」「伎芸ギゲイ」 {名}巧みなわざや術を心得た人。また、俳優。▽女なら妓ギと書く。 《解字》 会意兼形声。支は、細かくわかれた枝を手(又)に持つ姿。古くはキと発音した。伎は「人+音符支キ・シ」で、人間の細かいわざ、わざをあやつる人の意を示す。 《単語家族》 技(細かいわざ)岐(細かいわかれ道)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

伶 わざおぎ🔗🔉

【伶】 7画 人部 [人名漢字] 区点=4666 16進=4E62 シフトJIS=97E0 《音読み》 レイ/リョウ(リャウ)〈lng〉 《訓読み》 わざおぎ(わざをぎ) 《意味》 {名}わざおぎ(ワザヲギ)。音楽を奏する人。また、俳優。「伶人レイジン」「伶官レイカン」 「伶丁レイテイ」とは、ひとりぽつんとたつさま。〈同義語〉零丁。 《解字》 会意兼形声。令は、清らかなお告げ。伶は「人+音符令レイ」で、澄んだ音の音楽を奏する人、清らかな姿をした俳優などのこと。清澄なの意を含む。 《単語家族》 玲レイ(清らかな玉)鈴(澄んだ音を出すすず)靈(=霊。清らかな巫女ミコ)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

倡 わざおぎ🔗🔉

【倡】 10画 人部  区点=4873 16進=5069 シフトJIS=98E7 《音読み》 ショウ(シャウ)〈chng・chng〉 《訓読み》 うたいめ(うたひめ)/わざおぎ(わざをぎ)/となえる(となふ) 《意味》 {名}うたいめ(ウタヒメ)。わざおぎ(ワザヲギ)。歌を歌って聞かせる人。広く、音楽師や俳優のこと。〈同義語〉→娼。「倡伎ショウギ(=娼妓)」 {動}となえる(トナフ)。明白な声を長く引いて、歌いおこす。また、スローガンをとなえて先がけをなす。▽去声に読む。〈同義語〉→唱。「提倡(=提唱)」 「倡狂ショウキョウ」とは、大声でわめきちらすこと。 《解字》 会意兼形声。昌は「日+口または曰」の会意文字で、明るくはっきりとものをいうことを示す。声を明瞭メイリョウに長く伸ばして歌うこと。倡は「人+音符昌」で、歌を歌う人。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

妓 わざおぎ🔗🔉

【妓】 7画 女部  区点=2124 16進=3538 シフトJIS=8B57 《音読み》 ギ/キ〈j〉 《訓読み》 わざおぎ(わざをぎ) 《意味》 {名}わざおぎ(ワザヲギ)。音曲や歌などのわざで客をもてなす女。芸者。うたいめ。「娼妓ショウギ(あそびめ)」「諸妓見香山至、指曰=諸妓、香山ノ至ルヲ見テ指シテ曰ハク」〔→趙翼〕 《解字》 会意兼形声。「女+音符技ギ(細かいわざ)の略体」で、わざを用いてもてなす女のこと。 《単語家族》 伎キ(わざを用いて客をもてなす男)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

妖 わざわい🔗🔉

【妖】 7画 女部  区点=4537 16進=4D45 シフトJIS=9764 《音読み》 ヨウ(エウ)〈yo〉 《訓読み》 なまめかしい/あやしい(あやし)/わざわい(わざはひ) 《意味》 ヨウナリ{形}なまめかしい(ナマメカシ)。女のしなやかなさま。女が色気で人にこびるさま。「妖姿ヨウシ」「濯清漣而不妖=清漣ニ濯ヒテ妖ナラズ」〔→周敦頤ヨウナリ{形}あやしい(アヤシ)。妙になまめいて人を惑わしがちなさま。ぶきみなさま。「妖気ヨウキ」 {名}なまめいた女のお化け。転じて、広く人をたぶらかす化け物。「妖怪ヨウカイ」 {名}わざわい(ワザハヒ)。あやしげなたたり。「災妖サイヨウ」 《解字》 会意兼形声。夭ヨウは、細くからだを曲げた姿。妖は「女+音符夭」で、なまめかしくからだをくねらせた女の姿を示す。 《単語家族》 夭(柔らかいからだ)幽(かすか)窈ヨウ(なよなよ)と同系。 《類義》 →怪 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

嫁禍 ワザワイヲカス🔗🔉

【嫁禍】 カカ・ワザワイヲカス 自分の災難を他人になすりつける。

工 わざ🔗🔉

【工】 3画 工部 [二年] 区点=2509 16進=3929 シフトJIS=8D48 《常用音訓》ク/コウ 《音読み》 コウ/ク〈gng〉 《訓読み》 たくみ/わざ/つかさ 《名付け》 たくみ・ただ・つとむ・のり・よし 《意味》 {名}たくみ。わざ。細工や技術。「技工」 {名}たくみ。細工や技術を心得た職人。「工人」「工欲善其事=工ソノ事ヲ善クセント欲ス」〔→論語コウナリ{形}たくみ。細工やわざがじょうずであるさま。〈同義語〉→巧。〈対語〉→拙セツ。「工緻コウチ(細工が細かくじょうずである)」「工於草書=草書ニ工ナリ」 {名}つかさ。専門の技術で仕える役人。「百工致功=百工ハ功ヲ致ス」〔→史記{名}工芸を職とする階層。「土農工商」 {名}〔俗〕労働者。「工人」「工会(労働組合)」 「工尺コウシャク」とは、東洋音楽の楽譜に用いる記号。 《解字》 指事。上下二線の間に|線を描き、上下の面に穴を通すことを示す。また、かぎ型ものさしの象形ともいう。工は攻コウ(突き抜く)の原字で、孔コウ(突き抜けたあな)空(穴)ときわめて近いことば。穴をあけるのは、高度のわざであるので、細工することを意味するようになった。 《類義》 巧は、曲がりくねったむずかしい細工をすること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

幹 わざ🔗🔉

【幹】 13画 干部 [五年] 区点=2020 16進=3434 シフトJIS=8AB2 《常用音訓》カン/みき 《音読み》 カン〈gn〉 《訓読み》 みき/わざ 《名付け》 えだ・から・き・くる・たかし・たる・つね・つよし・とし・とも・まさ・み・みき・もと・もとき・よし・よみ・より 《意味》 {名}みき。木の中心となる部分。また、転じて、広く物事の中心や本筋のこと。〈対語〉→枝。「躯幹クカン(胴体)」「幹部」「箭幹センカン(矢の棒)」 {名}わざ。人間のすじがねとなる強い力。また、転じて、仕事をする能力。「才幹(才能)」 {名}強い力。▽乾に当てた用法。 {名}十干ジッカンのこと。 {動}〔俗〕する。力をこめて仕事をする。「能幹」 《解字》 会意兼形声。左側は日がのぼるような強い力を示し、乾ケンの原字。幹は、それに音符干(太い棒)を添えたもの。中心となる丈夫なみきのこと。干の代わりに木を加えて書く字体もある。 《単語家族》 干(棒)竿カン(太い竹棒)桿カン(太い棒)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

態 わざと🔗🔉

【態】 14画 心部 [五年] 区点=3454 16進=4256 シフトJIS=91D4 《常用音訓》タイ 《音読み》 タイ〈ti〉 《訓読み》 すがた/さま/わざと 《名付け》 かた 《意味》 {名}すがた。さま。心構えやすがたのようす。「態度」「林高風有態=林高クシテ風態有リ」〔→元好問{動・形}うわべをつくろう。また、そのさま。「態臣(うわべをつくろう家臣)」 〔国〕わざと。ことさらに。 《解字》 会意兼形声。能ノウ・ナイは、耐タイ(たえる)と同じく、そうできるだけの力を備えていること。態は「心+音符能」で、こうできるぞという心構え。転じて広く、心ばえや身構えのこと。 《類義》 →状 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

技 わざ🔗🔉

【技】 7画 部 [五年] 区点=2127 16進=353B シフトJIS=8B5A 《常用音訓》ギ/わざ 《音読み》 ギ/キ〈j〉 《訓読み》 わざ/たくみ 《名付け》 あや・わざ 《意味》 {名}わざ。手足を使ってほどこす細かい細工。また、その腕まえ。〈同義語〉→伎。〈類義語〉→芸。「技能」「長技(得意のわざ)」「技蓋至此乎=技ケダシココニ至レルカ」〔→荘子{形}たくみ。わざがじょうずである。器用な。〈類義語〉→巧。 《解字》 会意兼形声。支シは、細い枝を手に持つさま。技は「手+音符支」で、細い枝のような細かい手細工のこと。→支 《単語家族》 枝肢シ(からだの末端の手足)伎ギ(わざおぎ、芸人)と同系。 《類義》 芸は、自然の物に人工を加えること。術は、師弟の間で伝承される伝統的に決まっているわざ。 《異字同訓》 わざ。 →業 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

業 わざ🔗🔉

【業】 13画 木部 [三年] 区点=2240 16進=3648 シフトJIS=8BC6 《常用音訓》ギョウ/ゴウ/わざ 《音読み》 ギョウ(ゲフ)/ゴウ(ゴフ)〈y〉 《訓読み》 わざ/なりわい(なりはひ)/すでに/ごう(ごふ) 《名付け》 おき・かず・くに・なり・のぶ・のり・はじめ・ふさ 《意味》 {名}ぎざぎざとした歯どめのついた台。音楽を奏するかねや太鼓をつるすための横板を渡す台。また、その横板。 {名}わざ。ぎざぎざとつかえて、苦労する仕事。「修業=業ヲ修ム」「君子創業垂統=君子業ヲ創メ統ヲ垂ル」 {名}なりわい(ナリハヒ)。生活のため苦労してする仕事。「生業」 {名}苦労してためた財産。「産業(中国では生活のもとになる資産、日本では生産の仕事)」「別業(よそに設けた不動産→やしき、別荘)」 ギョウトス{動}生活のための仕事とする。「業農=農ヲ業トス」 「業業ギョウギョウ」とは、きおいたつさま。おどおどするさま。「四牡シボ業業」〔→詩経{副}すでに。仕事をした意から、すでに…したとの意の副詞に用いる。〈類義語〉→已イ(すでに)→既(すでに)。「良業為取履=良業ニ為ニ履ヲ取ル」〔→史記{名}〔仏〕むくいを生じるもととなる善悪すべての行い。「業障ゴウショウ(悪いむくいを生じるもと)」「業が深い」 〔国〕ごう(ゴフ)。怒りの心。「業を煮やす」「業腹(腹がたつこと)」 《解字》 象形。ぎざぎざのとめ木のついた台を描いたもの。でこぼこがあってつかえる意を含み、すらりとはいかない仕事の意となる。厳ガン(いかつい)・岩(ごつごつしたいわ)などと縁が近い。 《異字同訓》 わざ。 業「至難の業。離れ業。業師」技「柔道の技。技をみがく」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

殃 わざわい🔗🔉

【殃】 9画 歹部  区点=6142 16進=5D4A シフトJIS=9F69 《音読み》 オウ(アウ)/ヨウ(ヤウ)〈yng〉 《訓読み》 わざわい(わざはひ)/わざわいする(わざはひす)/そこなう(そこなふ) 《意味》 {名}わざわい(ワザハヒ)。さわり・たたりなど、順調な進行をおさえて止めるじゃまもの。〈類義語〉→禍カ。「殃咎オウキュウ」「禍殃カオウ」 {動}わざわいする(ワザハヒス)。そこなう(ソコナフ)。おさえつけて、傷つける。じゃまをする。「殃民者不容於舜之世=民ヲ殃フ者ハ舜ノ世ニ容レラレズ」〔→孟子〕 《解字》 会意兼形声。央オウは大の字に立った人の首の部分をかせでおさえつけたさま。まん中をおさえて、くぼめる意を含む。殃は「歹(死ぬ)+音符央」で、人をおさえつけてじゃまをし、死なせることを示す。 《類義》 →災 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

殃及池魚 ワザワイチギョニオヨブ🔗🔉

【殃及池魚】 ワザワイチギョニオヨブ〈故事〉→「池魚之殃チギョノワザワイ」

災 わざわい🔗🔉

【災】 7画 火部 [五年] 区点=2650 16進=3A52 シフトJIS=8DD0 《常用音訓》サイ/わざわ…い 《音読み》 サイ〈zi〉 《訓読み》 わざわい(わざはひ) 《意味》 {名}わざわい(ワザハヒ)。順調な生活をはばむ自然の出来事。山火事・地震・水害・ひでりなど。「災害」「災異」 {名}わざわい(ワザハヒ)。すべて生活をはばむ不幸なできごと。〈類義語〉→禍。「災難」「無後災=後ノ災ヒ無シ」〔→孟子〕 《解字》 会意兼形声。巛サイの原字は、川をせき止めるせきを描いた象形文字。災は「火+音符巛」で、順調な生活をはばんで止める大火のこと。転じて、生活の進行をせき止めてじゃまをする物事をいう。 《単語家族》 裁(切りとめる)材サイ(切った木)宰サイ(切る)などと同系。 《類義》 禍は、もと落とし穴。思いもかけず落とし穴にはまるようなわざわいのこと。厄ヤクは、つかえて通ぜず困ること。殃オウは、順調な進行をおさえて止めるじゃまもの。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

禍 わざわい🔗🔉

【禍】 人名に使える旧字 13画 示部 [常用漢字] 区点=1850 16進=3252 シフトJIS=89D0 《常用音訓》カ 《音読み》 カ(ク/ガ(グ)/ワ〈hu〉 《訓読み》 わざわい(わざはひ)/わざわいする(わざはひす) 《名付け》 まが 《意味》 {名}わざわい(ワザハヒ)。思わぬおとし穴。思いがけなく受けるふしあわせ。〈対語〉→福。〈類義語〉→災。「禍福」「禍兮福之所倚=禍ハ福ノ倚ル所ナリ」〔→老子{動}わざわいする(ワザハヒス)。おとし穴におとしてしまう。思いがけない不幸を与える。「修道而不弐、則天不能禍=道ヲ修メテ弐カザレバ、スナハチ天モ禍スルコトアタハズ」〔→荀子〕 《解字》 会意兼形声。骨の字の上部は、関節骨がはまりこむまるい穴のこと。咼カ(まるい穴)はそれと口印(穴)を合わせた字で、まるくくぼんだ穴のこと。禍は「示(祭壇)+音符咼」で、神のたたりを受けて思いがけない穴(おとしあな)にはまること。 《単語家族》 渦カ(まるいうずまき)窩カ(まるい穴)などと同系。 《類義》 →災 《参考》 人名に旧字使用可。旧字の総画数は14画。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

禍従口出 ワザワイハクチヨリイズ🔗🔉

【禍従口出】 ワザワイハクチヨリイズ〈故事〉思いがけない不幸はことばをつつしまないことからおこる。〔→傅玄

転禍為福 ワザワイヲテンジテフクトナス🔗🔉

【転禍為福】 ワザワイヲテンジテフクトナス〈故事〉災難にあってもそれをじょうずに活用して、かえってしあわせに転ずる。〔→史記

芸 わざ🔗🔉

【芸】 7画 艸部 [四年] 区点=2361 16進=375D シフトJIS=8C7C 【藝】旧字人名に使える旧字 18画 艸部 区点=7326 16進=693A シフトJIS=E559 《常用音訓》ゲイ 《音読み》 ゲイ/ゲ〈y〉 《訓読み》 うえる(うう)/わざ 《名付け》 き・ぎ・きぎ・すけ・のり・まさ・よし 《意味》 {動}うえる(ウウ)。手を加えて栽培する。「園芸」「樹芸五穀=五穀ヲ樹芸ス」〔→孟子{名}わざ。自然の素材に手を加えて、形よく仕あげること。人工を加える仕事。転じて、技術や学問。「六芸」「芸術」 {動・名}きりとる。きれめ。区切り。また、はて。▽刈ガイに当てた用法。 《解字》 会意。原字は「木+土+人が両手を差しのべたさま」。人が植物を土にうえ育てることを示す。不要な部分や枝葉を刈り捨ててよい形に育てること。刈と同系のことば。のち、艸をつけて、さらに藝の字となった。 《類義》 →技 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要書物

術 わざ🔗🔉

【術】 11画 行部 [五年] 区点=2949 16進=3D51 シフトJIS=8F70 《常用音訓》ジュツ 《音読み》 ジュツ/ズチ/シュツ〈sh〉 《訓読み》 わざ/すべ/みち/のべる(のぶ) 《名付け》 てだて・みち・やす・やすし 《意味》 {名}わざ。工作や仕事をうまくこなす方法。てだて。〈類義語〉→策。「技術」「奇術」 {名}すべ。長年の間にできた、てだて・たくらみ・やり方。「術策」「心術(心のもち方)」「処世術」 {名}みち。村の中の通りみち。転じて、物のすじみち。法則。伝統的なおしえ。「師術有四=師術ニ四有リ」〔→荀子{動}のべる(ノブ)。伝えられたとおりに説明する。〈同義語〉→述。「祖術(=祖述)」「術追厥功=ソノ功ヲ術追ス」〔→漢書〕 《解字》 会意兼形声。朮ジュツは、茎にねばりつくもちあわを描いた象形文字。術は「行(みち、やり方)+音符朮」で、長年の間、人がくっついて離れない通路をあらわす。転じて、昔からそれにくっついて離れないやり方、つまり伝統的な方法のこと。 《単語家族》 祖述の述(今までのやり方に従って離れない)と同系。また、その語尾が転じたのが循ジュンや順ジュン(したがう)である。 《類義》 策は、物事を進めるため考え出すはかりごと。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

速禍 ワザワイヲマネク🔗🔉

【速禍】 ソッカ・ワザワイヲマネク わざわいをさそいよせる。〈同義語〉促禍。

醸禍 ワザワイヲカモス🔗🔉

【醸禍】 ジョウカ・ワザワイヲカモス じわじわと災いがつくりだされる。

阨 わざわい🔗🔉

【阨】 7画 阜部  区点=7985 16進=6F75 シフトJIS=E895 《音読み》 アイ/エi〉/ヤク/アク〉 《訓読み》 せまい(せまし)/ふさがる/くるしむ/わざわい(わざはひ)/なやみ 《意味》 {名}せまくなった所。くびれた所。はざま。〈同義語〉→隘。「阨路アイロ」「閉関拠阨=関ヲ閉ザシテ阨ニ拠ル」〔→史記{形}せまい(セマシ)。くびれて細くなっている。〈同義語〉→隘{動・名}ふさがる。くるしむ。物事が行きづまる。困難にぶつかる。困難。〈同義語〉→厄。「阨窮ヤクキュウ」 {名}わざわい(ワザハヒ)。なやみ。災難。難儀。〈同義語〉→厄。「是時孔子当阨=コノ時孔子阨ニ当タル」〔→孟子〕 《解字》 会意兼形声。「阜(おか)+音符厄ヤク(がけ下の谷間に落ちて行きづまる)」。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

難 わざわい🔗🔉

【難】 人名に使える旧字 18画 隹部 [六年] 区点=3881 16進=4671 シフトJIS=93EF 《常用音訓》ナン/かた…い/むずか…しい 《音読み》 ナン/ダン〈nn・nn〉//ダ〈nu〉 《訓読み》 むずかしい/わざわい(わざはひ)/うれい(うれひ)/なじる/かたい(かたし)/かたき/かたしとする(かたしとす)/かたんず/なん 《意味》 {名}わざわい(ワザハヒ)。うれい(ウレヒ)。日照り・水ぜめ・火あぶりなどのつらいめ。うまく進まない事態。〈類義語〉→艱カン。「艱難カンナン」「遭難」「忿思難=忿ニハ難ヲ思フ」〔→論語{名}つらい戦争。「請作難=難ヲ作サンコトヲ請フ」〔→公羊ナンズ{動}なじる。人の非を責める。そしる。「非難」「難詰」「於禽獣又何難焉=禽獣ニオイテマタ何ヲカ難ラン」〔→孟子{形}かたい(カタシ)。むずかしい。やりづらいさま。手におえない。うまく物事が進まない。▽平声に読む。〈対語〉→易。「困難」「難問」「為君難=君タルコト難シ」〔→論語{名}かたき。簡単に処理できない事がら。むずかしい事がら。▽平声に読む。「責難於君謂之恭=難キヲ君ニ責ムルコレヲ恭ト謂フ」〔→孟子{動}かたしとする(カタシトス)。かたんず。むずかしいと考える。▽平声に読む。「惟帝其難之=コレ帝モソレコレヲ難ンズ」〔→書経ダタリ{形}数多く柔らかいさま。〈同義語〉→那→娜。「其葉有難=ソノ葉難タル有リ」〔→詩経{名}疫病神を追いはらう儀式。おにやらい。〈同義語〉→儺。 〔国〕なん。欠点。「難点」「無難」「難のない人」やっかいなめぐりあわせ。「女難」「剣難」 《解字》 会意。「動物を火でやき、かわかしてこちこちにするさま+隹(とり)」。鳥を火であぶることをあらわし、もと燃ネン(もやす)と同系のことば。やけただれる火あぶりのようにつらいことの意から転じて、つらい災害ややりづらい事などをあらわす。 《参考》 人名に旧字使用可。旧字の総画数は19画。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

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