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にえ【△沸・×錵】🔗🔉

にえ【沸・×錵】 日本刀の刃と地肌との境に現れる、銀砂をまいたように輝いて見えるもの。→匂い

ふっ‐せき【沸石】🔗🔉

ふっ‐せき【沸石】 カルシウム・ナトリウム・アルミニウムなどの含水珪酸塩(けいさんえん)鉱物。塩基性火山岩中などに産し、組成は長石類に似る。加熱すると水を放出し、すきまのある結晶となる。ゼオライト。

ふっ‐てん【沸点】🔗🔉

ふっ‐てん【沸点】 液体が沸騰しはじめるときの温度。ふつう一気圧のときの温度をいう。水の場合はセ氏一〇〇度(正確には九九・九七度)。沸騰点。

ふってん‐じょうしょう【沸点上昇】‐ジヤウシヨウ🔗🔉

ふってん‐じょうしょう【沸点上昇】‐ジヤウシヨウ 液体に不揮発性の物質を溶かすと、液体だけのときよりも沸点が高くなる現象。上昇度は溶質粒子のモル数に比例する。分子量の測定に利用。

ふっ‐とう【沸湯】‐タウ🔗🔉

ふっ‐とう【沸湯】‐タウ 煮えたつ湯。にえゆ。「火熱に触れ…―と為り」〈津田真道・明六雑誌一七〉

ふっ‐とう【沸騰】🔗🔉

ふっ‐とう【沸騰】 [名]スルわきあがり煮えたつこと。沸点に達し、液体の表面からだけでなく、内部からも気化が起こり、気泡がのぼりはじめる現象をいう。「やかんの湯が―する」盛り上がること。騒然となること。「世論が―する」「人気―」物価などが激しい勢いで上昇すること。「株価が―する」

ふっとう‐さん【沸騰散】🔗🔉

ふっとう‐さん【沸騰散】 炭酸水素ナトリウムと酒石酸をまぜて水に溶かしたもの。一種の清涼飲料で、二酸化炭素の泡が立つ。

ふっとうすいがた‐げんしろ【沸騰水型原子炉】🔗🔉

ふっとうすいがた‐げんしろ【沸騰水型原子炉】 動力炉の一。炉心で加熱された冷却水が炉内で沸騰し、その蒸気が発電タービンを回すもの。

ふっとう‐てん【沸騰点】🔗🔉

ふっとう‐てん【沸騰点】 沸点

ふつ‐ふつ【沸沸】🔗🔉

ふつ‐ふつ【沸沸】 [ト・タル][形動タリ]湯などがわきたつさま。「湯が―と煮えたぎる」水などがわき出るさま。「汗が―と出てくる」ある感情が強くわき起こるさま。「闘志が―とわく」

わかし‐つぎ【沸(か)し接ぎ】🔗🔉

わかし‐つぎ【沸(か)し接ぎ】 金属の接合部を溶融点近くまで加熱してのり状にし、圧力を加えて密着させる接合方法。

わかし‐ゆ【沸(か)し湯】🔗🔉

わかし‐ゆ【沸(か)し湯】 天然の温泉に対し、鉱泉や水を沸かした風呂の湯。

わか・す【沸(か)す】🔗🔉

わか・す【沸(か)す】 [動サ五(四)]《「湧(わ)かす」と同語源》熱を加えて水などを熱くする。また、煮えたたせる。「風呂を―・す」「湯を―・す」熱狂させる。夢中にさせる。「タイムリーヒットが場内を―・す」「絶唱が観客を―・す」(「鎔かす」とも書く)金属を熱して溶かす。「カネヲ―・ス」〈和英語林集成〉発酵させる。「又説、大御酒(おほみき)―・せまゆとじめ」〈催馬楽・眉刀自女〉 [可能]わかせる

わか・せる【沸かせる】🔗🔉

わか・せる【沸かせる】 [動サ下一]わくようにする。熱狂させる。わかす。「バンドの熱演がファンを―・せる」

わき【沸き】🔗🔉

わき【沸き】 沸くこと。煮え立つこと。「この風呂釜(がま)は―が早い」

わき‐あが・る【沸き上(が)る】🔗🔉

わき‐あが・る【沸き上(が)る】 [動ラ五(四)]盛んに煮え立つ。沸騰する。「湯が―・る」興奮した雰囲気が高まる。ある感情が激しく起こる。「歓声が―・る」「憤りが―・る」水面などが激しく波立つ。「南は満海、波―・りて」〈海道記〉

わき‐おこ・る【沸き起(こ)る】🔗🔉

わき‐おこ・る【沸き起(こ)る】 [動ラ五(四)]感情などがこみ上げてくる。「―・る悲しみ」歓声などが盛んに起こる。「万雷の拍手が―・る」

わき‐かえ・る【沸き返る】‐かへる🔗🔉

わき‐かえ・る【沸き返る】‐かへる [動ラ五(四)]激しくにえたぎる。沸騰する。「湯が―・る」大勢の人が熱狂して大騒ぎする。「優勝の報に町中が―・る」怒りなどが爆発しそうになる。がまんできないほど感情が高ぶる。にえくりかえる。「はげしい怒りで胸の中が―・る」

わき‐た・つ【沸き立つ】🔗🔉

わき‐た・つ【沸き立つ】 [動タ五(四)]盛んに沸く。煮えたつ。「湯が―・つ」「鍋(なべ)が―・つ」興奮して騒然とした状態になる。「勝利に―・つ」感情が高ぶる。「血が―・つ」

わ・く【沸く】🔗🔉

わ・く【沸く】 [動カ五(四)]《「湧(わ)く」と同語源》水などが熱せられて沸騰する。また、適当な熱さになる。「湯が―・く」「風呂が―・く」感情が高ぶる。熱狂して騒ぎたてる。「ファインプレーに場内が―・く」「勝利に―・く」発酵する。「ぬかみそが―・く」水が激しくたぎり流れる。さかまく。「川の―・きたる、滝の落ちたる」〈宇津保・祭の使〉金属が熱せられて溶ける。「(大仏ノ)御身は―・きあひて山の如し」〈平家・五〉

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[音]フツ    ヒ [訓]わ‐く    わ‐かす [部首]水 [総画数]8 [コード]区点    4208      JIS   4A28      S‐JIS 95A6 [分類]常用漢字 [難読語] →とうふつ‐こ【濤沸湖】なつ‐ぶし【夏沸瘡】

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