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きょう【京】キヤウ🔗⭐🔉
きょう‐いで【京出で】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐いで【京出で】キヤウ‥
京都を出ること。また、その時。都出で。↔京入り
きょう‐いも【京芋】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐いも【京芋】キヤウ‥
サトイモの一品種。芋は紅褐色で長楕円形、筍に似るのでタケノコイモともいう。親芋を食用とし、美味。
きょう‐うた【京唄】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐うた【京唄】キヤウ‥
(→)上方かみがた唄に同じ。
きょう‐おんな【京女】キヤウヲンナ🔗⭐🔉
きょう‐おんな【京女】キヤウヲンナ
京都で生まれ育った女。優雅で美しいとされる。「東男あずまおとこに―」
きょう‐か【京家】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐か【京家】キヤウ‥
⇒きょうけ2
きょう‐かいどう【京街道】キヤウ‥ダウ🔗⭐🔉
きょう‐かいどう【京街道】キヤウ‥ダウ
大坂京橋に発し、守口・枚方・淀・伏見の4宿を経て京都に入り、大和大路となる街道。大坂街道とも。
きょう‐がかり【京掛り】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐がかり【京掛り】キヤウ‥
(→)「上掛かみがかり」に同じ。
きょう‐がく【京学】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐がく【京学】キヤウ‥
①地方から京都に出て来て修学すること。
②江戸時代、京都に発達した儒学。その中でも藤原惺窩せいかの門流をいい、狭義には惺窩・松永尺五せきご・木下順庵を指すこともある。けいがく。
きょう‐かご【京駕籠】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐かご【京駕籠】キヤウ‥
京都から旅人を乗せて発する駕籠。
きょう‐がし【京菓子】キヤウグワ‥🔗⭐🔉
きょう‐がし【京菓子】キヤウグワ‥
京都で作られる菓子。茶の湯の菓子が多い。また、京風の菓子。
きょう‐がた【京形】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐がた【京形】キヤウ‥
都で流行する形。みやこぶり。
きょう‐がのこ【京鹿子】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐がのこ【京鹿子】キヤウ‥
①京都で染めた鹿の子絞り。
②(→)「鹿の子餅」1のこと。
③〔植〕バラ科の多年草。観賞用に栽培。野生種のシモツケソウに酷似、高さ約80センチメートル。葉は有柄互生、掌状に深裂。夏、茎頂に多数の紅色5弁の小花を密集してつける。
⇒きょうがのこ‐むすめどうじょうじ【京鹿子娘道成寺】
きょう‐がらす【京烏】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐がらす【京烏】キヤウ‥
①京都の商人の称。
②京都に住み馴れてよく事情を知っている人。京雀きょうすずめ。
きょう‐かん【京官】キヤウクワン🔗⭐🔉
きょう‐かん【京官】キヤウクワン
(ケイカンとも)京都に在住・勤務する官吏。内官。
⇒きょうかん‐の‐じもく【京官の除目】
きょう‐くだり【京下り】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐くだり【京下り】キヤウ‥
京都から地方へ行くこと。↔京上り
きょう‐ぐる【京ぐる】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐ぐる【京ぐる】キヤウ‥
女の髪の結い方。京風のぐるぐるわげ。頭上にぐるぐると二巻き巻いて髱たぼを出したもの。茶屋の女房など、年増が結った。通言総籬つうげんそうまがき「女房おふぢ…かみは―」
きょう‐け【京家】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐け【京家】キヤウ‥
①公卿の家。公家くげ。源平盛衰記23「―の者共なれば」
②京都の人(または家)。浄瑠璃、源平布引滝「―の奥方、石山詣の御下向」
③藤原氏四家の一つ。祖は不比等ふひとの第4子、左京大夫麻呂。
きょう‐げき【京劇】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐げき【京劇】キヤウ‥
中国の代表的古典劇。俳優の歌唱を中心に、様式化された仕草や台詞せりふ、派手な立回り、にぎやかで変化に富む鳴物を伴う音楽劇。清代、北京に始まる。京戯。けいげき。
きょう‐こ【京胡】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐こ【京胡】キヤウ‥
中国の擦弦楽器。狭義の胡琴。広義の胡弓の一種。2弦で、京劇の伴奏に用いる。
きょう‐ごうし【京格子】キヤウガウ‥🔗⭐🔉
きょう‐ごうし【京格子】キヤウガウ‥
竪桟たてざんが細く、間隔も密に並んだ格子。
きょうごく【京極】キヤウ‥(地名)🔗⭐🔉
きょうごく【京極】キヤウ‥
京都の地名。平安京で、その最東端の道路を東京極大路(ほぼ今の寺町)、最西端を西京極大路(今の天神川の東側)とした。現在ではもとの東京極、すなわち寺町の東の通りの三条・四条間を新京極といい、商店・映画館などが多い。また今は、西京極は七条通西端付近の地名。
新京極
撮影:的場 啓
⇒きょうごく‐どの【京極殿】

きょうごく【京極】キヤウ‥(姓氏)🔗⭐🔉
きょうごく【京極】キヤウ‥
藤原定家の孫為教ためのりを祖とする和歌の家筋。為教の兄為氏を祖とする保守的な二条家が大覚寺統の信任を得たのに対して、為教の子為兼は持明院統の伏見院の信任を得、語法・表現等の自由を唱えて和歌の革新を叫んだ。為兼と為氏の子二条為世との歌道の主導権をめぐる争いは著名。鎌倉末期、為兼の猶子忠兼に至って絶家したが、その影響を受けた京極派は南北朝時代中期まで存続。玉葉集・風雅集はその代表的撰集。京極家。
⇒きょうごく‐たかつぐ【京極高次】
⇒きょうごく‐ためかね【京極為兼】
きょうごく‐たかつぐ【京極高次】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょうごく‐たかつぐ【京極高次】キヤウ‥
安土桃山時代の武将。浅井氏滅亡後、信長・秀吉に仕え、秀吉没後は家康に与くみした。関ヶ原の戦後、若狭小浜藩主。(1563〜1609)
⇒きょうごく【京極】
きょうごく‐ためかね【京極為兼】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょうごく‐ためかね【京極為兼】キヤウ‥
(タメカヌとも)鎌倉末期の歌人。藤原定家の曾孫。祖父為家に歌を学ぶ。伏見天皇に重用され、「玉葉集」を撰。革新的で、二条家の為世と抗争。佐渡・土佐に流された。歌論書「為兼卿和歌抄」。(1254〜1332)
⇒きょうごく【京極】
きょうごく‐どの【京極殿】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょうごく‐どの【京極殿】キヤウ‥
京都の東京極大路に面した邸宅の汎称。藤原道長の邸宅だった土御門京極殿が著名。
⇒きょうごく【京極】
きょうごく‐の‐うえ【京極上】キヤウ‥ウヘ🔗⭐🔉
きょうごく‐の‐うえ【京極上】キヤウ‥ウヘ
宇津保物語中の女性。清原俊蔭の女むすめで藤原仲忠の母。父から受けた琴きんの秘曲・秘器を仲忠に伝授。
きょう‐ござん【京五山】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐ござん【京五山】キヤウ‥
(→)京都五山に同じ。
きょう‐こそで【京小袖】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐こそで【京小袖】キヤウ‥
京染めの小袖。
きょう‐ことば【京詞・京言葉】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐ことば【京詞・京言葉】キヤウ‥
京都のことば。京談。
きょう‐ざいく【京細工】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐ざいく【京細工】キヤウ‥
京都産の細工物。
きょう‐ざけ【京酒】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐ざけ【京酒】キヤウ‥
京都および上方かみがた産の酒。狂言、船渡聟「都辺土とおしやる程に、その前な物は―であらうのう」↔地酒
きょう‐ざむらい【京侍】キヤウザムラヒ🔗⭐🔉
きょう‐ざむらい【京侍】キヤウザムラヒ
京都に住んでいる侍。↔田舎侍いなかざむらい
きょうざん‐おり【京桟織】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょうざん‐おり【京桟織】キヤウ‥
経緯たてよことも片撚かたよりの綿糸を用いて平織にした木綿縞。京桟。京桟縞。
きょう‐しき【京職】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐しき【京職】キヤウ‥
律令制で、京の行政・訴訟・租税・交通などの事務をつかさどった役所。左京職・右京職に分かれ、長官を大夫だいぶという。京兆けいちょう。みさとづかさ。
きょう‐じゅんれい【京順礼・京巡礼】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐じゅんれい【京順礼・京巡礼】キヤウ‥
京都市中の富家または茶屋の女などが、はでな順礼姿で洛中三十三所の観音に参詣したこと。
きょう‐じょうろう【京上臈】キヤウジヤウラフ🔗⭐🔉
きょう‐じょうろう【京上臈】キヤウジヤウラフ
①京都の身分の高い婦人。
②京都の公家くげ衆。
きょう‐しん【京進】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐しん【京進】キヤウ‥
荘園の年貢を京都の領家または本家へ進納すること。
きょう‐すき【京鋤】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐すき【京鋤】キヤウ‥
鋤の一種。刃部が柄より長く、先端が少し反る。砂質土壌に適し、溝を掘り、畦溝あぜみぞを整えるのに用いる。
きょう‐せい【京済】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐せい【京済】キヤウ‥
室町時代、荘園の現地支配と年貢の収納を請け負った者が京都で契約額を納めること。銭納が多い。
きょう‐な【京菜】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐な【京菜】キヤウ‥
〔植〕(→)ミズナ1の別称。
○京に田舎ありきょうにいなかあり🔗⭐🔉
○京に田舎ありきょうにいなかあり
にぎやかな都の中にも、開けない田舎めいたところがある。また、よい所にも一部悪い所がある意。
⇒きょう【京】
きょう‐にょうぼう【京女房】キヤウ‥バウ🔗⭐🔉
きょう‐にょうぼう【京女房】キヤウ‥バウ
(→)「京おんな」に同じ。
○京の着倒れきょうのきだおれ🔗⭐🔉
○京の着倒れきょうのきだおれ
京都の人は家産を失うほどに着道楽であるということ。「大阪の食い倒れ」とならべていう。
⇒きょう【京】
きょう‐の‐こよい【今日の今宵】ケフ‥ヨヒ
「こよい」を強めていう語。まさに今晩。
⇒きょう【今日】
きょう‐の‐さぬの【狭布の狭布】ケフ‥
(→)「きょうのほそぬの」に同じ。夫木和歌抄32「思へただ―の麻衣」
⇒きょう【狭布】
きょうのしき【京の四季】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょうのしき【京の四季】キヤウ‥
京舞。上方端歌・端唄・うた沢。京の四季の風趣を並べた内容。井上流では3世井上八千代の振付のほか、手踊の群舞としても舞われる。
きょう‐のぼり【京上り】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐のぼり【京上り】キヤウ‥
地方から京都に行くこと。上洛。↔京下り。
⇒きょうのぼり‐ふ【京上り夫】
きょうのぼり‐ふ【京上り夫】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょうのぼり‐ふ【京上り夫】キヤウ‥
荘園領主の命によって上洛し雑役に従事した夫役ぶやく。
⇒きょう‐のぼり【京上り】
きょう‐の‐みず【京の水】キヤウ‥ミヅ🔗⭐🔉
きょう‐の‐みず【京の水】キヤウ‥ミヅ
①都の水。物を白くするとされた。東海道中膝栗毛7「―で洗ふと、ごうせへにいろがしろくなるといふことだぜ」
②江戸後期、京都で製造した白粉下おしろいしたの化粧水。
○京の夢大阪の夢きょうのゆめおおさかのゆめ🔗⭐🔉
○京の夢大阪の夢きょうのゆめおおさかのゆめ
夢のはなしをする前に唱えることば。
⇒きょう【京】
きょう‐は【拱把】
樹木などのひと抱え、またはひと握りほどの太さ。
きょう‐は【教派】ケウ‥
宗教の流派。宗派。
⇒きょうは‐しんとう【教派神道】
きょう‐はい【向背・嚮背】キヤウ‥
(コウハイとも)
①従うこととそむくこと。
②そむくこと。反抗。御成敗式目「女子もし―の儀あらば」
③表と裏。ひなたと影。
きょう‐はい【狂俳】キヤウ‥
濃尾地方などに多く行われた冠付かむりづけの一種。五文字ごもじが字数に拘泥しないのに比べて、これは五・七・五の俳句調で意味は簡単。
きょう‐はい【胸背】
胸と背。前と後。
きょう‐はい【敬拝】キヤウ‥
⇒けいはい
きょう‐ばい【経唄】キヤウ‥
経文を節をつけてよむこと。今昔物語集7「―の声を聞く毎に」
きょう‐ばい【競売】キヤウ‥
多数の買手に価格のせりあいをさせ、最高の値をつけた者に売ること。「―にかける」→けいばい
きょう‐ばいばい【競売買】キヤウ‥
⇒けいばいばい
きょう‐はく【脅迫】ケフ‥
①おどしつけること。おどかし。
②刑法上、他人を恐怖させる目的で害を加える旨告知すること。また、相手方の反抗を抑圧する程度のものを指す場合(例えば強盗罪)もある。民法上の「強迫」に対応。
⇒きょうはく‐ざい【脅迫罪】
きょう‐はく【強迫】キヤウ‥
①相手を自分の意に従うよう無理じいすること。
②民法上、相手方に違法な害悪を加える旨を通告して、畏怖心を生じさせる行為。強迫による意思表示は取り消し得る。
③〔医〕つまらない考えや感情などが頭にこびりついて、抑えようとしても不可能な症状。
⇒きょうはく‐かんねん【強迫観念】
⇒きょうはく‐しんけいしょう【強迫神経症】
きょう‐はく【強拍】キヤウ‥
〔音〕アクセントを有する拍。西洋音楽では通常、小節線の後の第1拍がこれに当たる。下拍。ダウンビート。↔弱拍
ぎょう‐はく【澆薄】ゲウ‥
世が末となって、人情のきわめて薄いこと。澆漓ぎょうり。
きょうはく‐かんねん【強迫観念】キヤウ‥クワン‥
考えまいとしても絶えず心を占有して頭から離れない考え。
⇒きょう‐はく【強迫】
きょうはく‐ざい【脅迫罪】ケフ‥
相手方やその親族の、生命・身体・自由・名誉・財産に害を加える旨告知して脅迫する罪。広義では強要罪も含む。
⇒きょう‐はく【脅迫】
きょうはく‐しんけいしょう【強迫神経症】キヤウ‥シヤウ
不合理だとわかっている観念や行為が自己の意思に反して現れ、これに不快な感情を伴う一種の神経症。強迫性障害。
⇒きょう‐はく【強迫】
きょう‐ばこ【経箱】キヤウ‥
経文を入れておく箱。
きょうばし【京橋】キヤウ‥
①東京都中央区にあった橋。江戸時代、東海道で京へ上る際に日本橋を起点として最初に渡った。
②もと東京市35区の一つ。京橋1を中心とする地帯で、昔から繁華な所。
③大阪市中央区と都島区を結ぶ橋。また、その付近の地区の称。
きょうは‐しんとう【教派神道】ケウ‥タウ
戦前に国家の祭祀とされた神社神道(国家神道)に対し、宗教としての神道の教派の総称で、14教(のち13教)あり、教派神道十三派と呼ばれた。すなわち神道大教・黒住教・神道修成派・大社教・扶桑教・実行教・神道大成教・神習教・御岳教・禊教・神理教・金光教・天理教・神宮教で、神宮教は1899年(明治32)解散し、神宮奉斎会となった。
⇒きょう‐は【教派】
きょう‐はずれ【京外れ】キヤウハヅレ
京都の町はずれ。
きょう‐ばつ【矜伐】
(「伐」は、ほこる意)功や才をたのみ、ほこること。矜慢。
きょう‐はて【京極・京終】キヤウ‥
(→)「きょうごく」に同じ。
きょう‐はながみ【京花紙】キヤウ‥
よく漂白した薄い楮こうぞ製の和紙。化学パルプの機械すきもあり、上等な鼻紙として用いる。
きょうばし【京橋】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょうばし【京橋】キヤウ‥
①東京都中央区にあった橋。江戸時代、東海道で京へ上る際に日本橋を起点として最初に渡った。
②もと東京市35区の一つ。京橋1を中心とする地帯で、昔から繁華な所。
③大阪市中央区と都島区を結ぶ橋。また、その付近の地区の称。
きょう‐はずれ【京外れ】キヤウハヅレ🔗⭐🔉
きょう‐はずれ【京外れ】キヤウハヅレ
京都の町はずれ。
きょう‐はて【京極・京終】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐はて【京極・京終】キヤウ‥
(→)「きょうごく」に同じ。
きょう‐はながみ【京花紙】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐はながみ【京花紙】キヤウ‥
よく漂白した薄い楮こうぞ製の和紙。化学パルプの機械すきもあり、上等な鼻紙として用いる。
○今日は人の身、明日は我が身きょうはひとのみあすはわがみ
今日は他人の事と思った災厄も、明日は自分にふりかかってくるかもしれない。他人の苦難を見すごしにしてはならぬ。明日は我が身。
⇒きょう【今日】
きょう‐びと【京人】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐びと【京人】キヤウ‥
都の人。京都の人。
きょう‐むらさき【京紫】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐むらさき【京紫】キヤウ‥
京都周辺で栽培された紫草で染めた色。江戸後期から江戸紫に対する語として用いられるようになった。やや赤みのある明るい紫色を指す。
きょう‐もの【京者】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐もの【京者】キヤウ‥
都の人。京都の人。
きょう‐やき【京焼】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐やき【京焼】キヤウ‥
京都産出の陶磁器の総称。普通、桃山時代以後のものをいう。
キョンギ‐ド【京畿道】🔗⭐🔉
キョンギ‐ド【京畿道】
(Kyŏnggi-do)朝鮮半島中部西岸にある道。中央にソウル市がある。高麗・李朝を通じ約千年間の王城畿内の地。軍事境界線の北側は開城地区、南側は韓国の京畿道。道庁所在地は水原スウォン。→朝鮮(図)
けいおう‐せん【京王線】‥ワウ‥🔗⭐🔉
けいおう‐せん【京王線】‥ワウ‥
東京都と神奈川県とで営業する大手私鉄の一つ。新宿・京王八王子間のほか、渋谷・吉祥寺間の井の頭線などがある。
けい‐か【京華】‥クワ🔗⭐🔉
けい‐か【京華】‥クワ
みやこ。京洛。
⇒けいか‐おり【京華織】
けいか‐おり【京華織】‥クワ‥🔗⭐🔉
けいか‐おり【京華織】‥クワ‥
経たてには諸撚もろより糸を、緯よこに地緯じぬき・絵緯えぬきを用い、地合を平織とし、絵緯を文様に浮き出させた練絹織物。片側帯地用。明治40年(1907)頃京都西陣で創製。
⇒けい‐か【京華】
けい‐かん【京官】‥クワン🔗⭐🔉
けい‐かん【京官】‥クワン
⇒きょうかん
けいき‐どう【京畿道】‥ダウ🔗⭐🔉
けいき‐どう【京畿道】‥ダウ
⇒キョンギ‐ド
けいきゅう‐てつどう【京九鉄道】‥キウ‥ダウ🔗⭐🔉
けいきゅう‐てつどう【京九鉄道】‥キウ‥ダウ
中国の北京と香港(九竜)を結ぶ鉄道。全長2539キロメートル。京広鉄道・京滬けいこ鉄道に次ぐ第3の南北幹線として1993年開通。
けいこう‐てつどう【京広鉄道】‥クワウ‥ダウ🔗⭐🔉
けいこう‐てつどう【京広鉄道】‥クワウ‥ダウ
中国の北京と広州を結ぶ鉄道。全長2313キロメートル。1957年全線が開通。南北を結ぶ幹線で、鄭州で東西幹線の隴海ろうかい鉄道と、武漢で長江水運と交わる。
けい‐こく【京国】🔗⭐🔉
けい‐こく【京国】
みやこ。
けい‐し【京師】🔗⭐🔉
けい‐し【京師】
(「京」は大、「師」は衆の意)みやこ。首都。京都。平家物語1「―の長吏」
けい‐じょう【京城】‥ジヤウ🔗⭐🔉
けい‐じょう【京城】‥ジヤウ
天子のいる都城。みやこ。
けいじょう【京城】‥ジヤウ(地名)🔗⭐🔉
けいじょう【京城】‥ジヤウ
日本支配期のソウルの称。李朝時代の王都漢城を、1910年(明治43)の韓国併合により改称。朝鮮総督府が置かれた。
⇒けいじょう‐じへん【京城事変】
⇒けいじょう‐ていこく‐だいがく【京城帝国大学】
けいじょう‐じへん【京城事変】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
けいじょう‐じへん【京城事変】‥ジヤウ‥
壬午じんご軍乱と甲申こうしん政変との併称。当時の日本での呼び方。
⇒けいじょう【京城】
けいじょう‐ていこく‐だいがく【京城帝国大学】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
けいじょう‐ていこく‐だいがく【京城帝国大学】‥ジヤウ‥
旧帝国大学の一つ。1924年(大正13)京城に開設、45年敗戦によって廃止。
⇒けいじょう【京城】
けい‐じん【京人】🔗⭐🔉
けい‐じん【京人】
みやこの人。みやこびと。
けい‐はん【京阪・京坂】🔗⭐🔉
けい‐はん【京阪・京坂】
京都と大阪(大坂)。
⇒けいはん‐でんしゃ【京阪電車】
⇒けい‐はん‐しん【京阪神】
けい‐はん‐しん【京阪神】🔗⭐🔉
けい‐はん‐しん【京阪神】
京都・大阪・神戸の併称。
⇒けい‐はん【京阪・京坂】
けいはん‐でんしゃ【京阪電車】🔗⭐🔉
けいはん‐でんしゃ【京阪電車】
大阪府・京都府・滋賀県で営業する大手私鉄の一つ。淀屋橋・三条間の本線などがある。
⇒けい‐はん【京阪・京坂】
けいはんな‐きゅうりょう【京阪奈丘陵】‥キウ‥🔗⭐🔉
けいはんな‐きゅうりょう【京阪奈丘陵】‥キウ‥
京都府と大阪府・奈良県との府県境付近の丘陵部一帯。関西文化学術研究都市の建設が進められ、住宅団地などが完成。
京阪奈丘陵
撮影:的場 啓

み‐さと【御里・京】🔗⭐🔉
み‐さと【御里・京】
みやこ。京都。仁徳紀「大道おおちを―の中に作る」
⇒みさと‐づかさ【京職】
みさと‐づかさ【京職】🔗⭐🔉
みさと‐づかさ【京職】
⇒きょうしき。万葉集16「―に出でて訴うれへむ」
⇒み‐さと【御里・京】
みやこ‐ひ・く【京引く】🔗⭐🔉
みやこ‐ひ・く【京引く】
〔自四〕
都が移って来る。万葉集3「今は―・き都びにけり」
[漢]京🔗⭐🔉
京 字形
筆順
〔亠部6画/8画/教育/2194・357E〕
〔音〕キョウ〈キャウ〉(呉) ケイ(漢) キン(唐)
〔訓〕みやこ
[意味]
①みやこ。王宮や中央政府のあるまち。「京洛きょうらく・けいらく・帰京・平城京・英京・南京ナンキン」。特に、
㋐東京。「京浜けいひん地帯・京葉けいよう道路」
㋑京都。「京の着倒れ」「京阪神けいはんしん」
②大きい。「京師けいし」
③ケイ数の名。兆の一万倍。古くは、兆の十倍。
[解字]
解字
高い丘の上に建つ家の象形文字。高い丘の意から、大きい・盛んの意となり、人の集まる盛んな場所、みやこを意味するようになる。[亰]は異体字。
[下ツキ
帰京・在京・上京・滞京・南京・入京・離京



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