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うち‐あい【打合い】‥アヒ🔗⭐🔉
うち‐あい【打合い】‥アヒ
①互いに打ち合うこと。たたかい。ぶちあい。
②(「撃合い」とも書く)銃砲を互いにうつこと。
うち‐あ・う【打ち合う】‥アフ🔗⭐🔉
うち‐あ・う【打ち合う】‥アフ
〔他五〕
①ぴったり合う。適合する。かなう。そろう。
②互いに打つ。たたかう。
③(「撃ち合う」とも書く)互いに銃砲などをうつ。
うち‐おと・す【打ち落とす】🔗⭐🔉
うち‐おと・す【打ち落とす】
〔他五〕
①うちつけておとす。たたきおとす。
②切っておとす。「首を―・す」
③(「撃ち落とす」とも書く)銃砲をうっておとす。
うち‐がね【打金・撃鉄】🔗⭐🔉
うち‐がね【打金・撃鉄】
「げきてつ」のこと。
うち‐ころ・す【打ち殺す】🔗⭐🔉
うち‐ころ・す【打ち殺す】
〔他五〕
①「殺す」を強めていう語。
②たたいて殺す。宇津保物語俊蔭「盗人―・してはいかがなり」
③(「撃ち殺す」とも書く)銃砲をうって殺す。
うち‐たお・す【打ち倒す】‥タフス🔗⭐🔉
うち‐たお・す【打ち倒す】‥タフス
〔他五〕
①「たおす」を強めていう語。狂言、瓜盗人「人形も―・いて」。「独裁政権を―・す」
②なぐりたおす。たたきたおす。
③(「撃ち倒す」とも書く)銃砲をうってたおす。
うち‐と・める【打ち止める】🔗⭐🔉
うち‐と・める【打ち止める】
〔他下一〕[文]うちと・む(下二)
①打ちつけて落ちないようにする。「掲示板を釘で―・める」
②興行を終える。「月末で芝居を―・める」
③(刀や槍の場合は「討ち止める」、銃砲の場合は「撃ち止める」とも書く)戦って殺す。また、弾丸を放って目的物を得る。しとめる。「1発で―・める」
うち‐と・る【打ち取る】🔗⭐🔉
うち‐と・る【打ち取る】
〔他五〕
①(「討ち取る」とも書く)うって奪いとる。枕草子244「いかで謀りてこの国―・らんとて」。「敵将の首を―・る」
②(「撃ち取る」とも書く)うち殺す。しとめる。「熊を―・る」
③勝負で相手を負かす。「三振に―・る」
うち‐ぬ・く【打ち抜く・打ち貫く】🔗⭐🔉
うち‐ぬ・く【打ち抜く・打ち貫く】
〔他五〕
①「ぬく」を強めていう語。刺してつらぬく。通してつらぬく。
②穴をあける。特に、紙や薄い金属板に型をあてて、その形に穴をあける。
③興行などを最終日まで行いとげる。「ストを―・く」
④(「撃ち抜く」とも書く)銃砲をうってつらぬく。「鉄の扉を―・く」
うち‐ね【打根・撃根】🔗⭐🔉
うち‐ね【打根・撃根】
打矢うちやの鏃やじり。平三角の尖根とがりね。
うち‐はら・う【打ち払う】‥ハラフ🔗⭐🔉
うち‐はら・う【打ち払う】‥ハラフ
〔他五〕
①払う。払いきよめる。謡曲、鉢木「袖なる雪を―・ひ―・ひし給ふ姿」
②(「撃ち払う」とも書く)追い払う。銃砲をうって敵を追い散らす。「黒船を―・う」
うち‐やぶ・る【打ち破る】🔗⭐🔉
うち‐やぶ・る【打ち破る】
〔他五〕
①「破る」を強めていう語。こわす。猿蓑「草庵にしばらく居ては―・り」(芭蕉)。「陋習ろうしゅうを―・る」
②(「討ち破る」「撃ち破る」とも書く)敵をうって負かす。「敵の大軍を―・る」
③試合や議論などで相手を負かす。「強豪を―・る」
う・つ【打つ・討つ・撃つ】🔗⭐🔉
う・つ【打つ・討つ・撃つ】
[一]〔他五〕
➊ある物を他の物に瞬間的に強くあてる。
①《打・撃》勢いよく当てる。古事記下「ささのはに―・つや霰の」。大鏡伊尹「手をはたと―・ちて」。日葡辞書「カヲヲウツ」
②たたいて鳴らす。万葉集4「皆人を寝よとの鐘は―・つなれど」。土佐日記「舟子どもは腹つづみを―・ちて」。日葡辞書「ツヅミヲウツ」。「時計が3時を―・つ」
③砧きぬたでたたいて光沢を出す。源氏物語野分「朽葉のうすもの、今様色の二なく―・ちたるなど引き散らし給へり」
④石などを強くたたいて火を出す。貫之集「をりをりに―・ちて焚く火の煙あらば」。日葡辞書「ヒヲウツ」
⑤強い感動を与える。「心を―・つ」「胸を―・つ」
⑥むち打って、馬を走らせる。平家物語9「二日路を一日に―・つて」
⑦電報を発信する。「電報を―・つ」
⑧舌をならす。日葡辞書「シタツヅミヲウツ」
⑨綿弓ではじく。「古綿を―・ち直す」
⑩たたいて伸ばす。「金箔を―・つ」
⑪材料を鍛えて製品をつくる。大鏡頼忠「かねの御器ども―・たせ給へりしかば」。日葡辞書「ウマノクラヲウツ」「ユミヲウツ」。仮名草子、国町の沙汰「近江が―・ちし紫檀の三味線」
⑫そば・うどんなどをつくる。日葡辞書「キリムギヲウツ」。ひさご「うどん―・つ里のはづれの月の影」(荷兮)
⑬たがやす。すきかえす。古事記下「木鍬もち―・ちしおほね」。日葡辞書「タヲウツ」
⑭土地を測量する。日葡辞書「サヲヲウツ」
⑮墨縄を使う。万葉集11「飛騨人の―・つ墨縄のただ一道に」
⑯伐り採る。万葉集14「佐野山に―・つや斧音おのとの遠かども寝もとか子ろが面に見えつる」
➋《打》
①釘や杙くいをたたきこむ。古事記下「こもりくの初瀬の川の上つ瀬に斎杙いくいを―・ち下つ瀬に真杙を―・ち」。大鏡師輔「胸に釘は―・ちてき」
②針などをさし入れる。狂言、雷「之を痛い所へ―・ち込みまする。…―・つてくれい」。「注射を―・つ」
③釘を打つなどして、とめる。はりつける。平家物語1「御墓所の廻に我寺々の額を―・つ事あり」。日葡辞書「ウラヲウツ」
④筆などで印をつける。「点を―・つ」「番号を―・つ」
⑤非難する。なじる。「非の―・ちどころがない」
➌《撃・討》きずつけたおす。
①武器などで打撃を与え、敵をたおす。ころす。斬る。古事記中「久米の子が頭椎くぶつつい石椎いもち―・ちてしやまむ」。日葡辞書「ヒトヲウツ」。「首を―・つ」
②矢・弾丸などをあてて殺す。「獣を―・つ」
③敵を攻める。攻めほろぼす。日葡辞書「テキヲウツ」。「不意を―・つ」
➍《打》(遠くへ投げる意から)
①投げてあてる。投げる。宇津保物語蔵開中「南のおとどよりかうじを一つ投げて大将を―・つ人あり」。宇治拾遺物語3「石を取りて―・ちたれば当りて」。日葡辞書「ツブテヲウツ」
②投げ広げる。日葡辞書「ナゲアミヲウツ」
③網で鳥をとらえる。日葡辞書「トリヲウツ」「ウチアミ」
④まく。狂言、文相撲「水を―・たせて置け」
⑤おろす。日葡辞書「イカリヲウツ」
⑥(「射つ」とも書く)発射する。日葡辞書「テッポウヲウツ」
⑦纏頭はななどを与える。浄瑠璃、心中二枚絵草紙「いつやらの紙花も思の外に遅なはり面目ない…今改めてこりやばつと―・ちなほすわ」
⑧身を、なげだす。すてる。ほろぼす。浄瑠璃、生玉心中「命惜しい程なら高で身を―・つ事もない」
⑨巡礼する。歌舞伎、傾情吾嬬鑑「西国を―・つ気はないか」
⑩〔仏〕伝法灌頂をうける。
➎《打》物を組み合わせる。
①仮に構え設ける。門・幕などを、とざす。しめる。宇津保物語藤原君「賀茂川の辺にさじき―・ちて」。奉公覚悟之事「幕之事…常は張るといふべし。敵を見かけては―・つといふべし」。浄瑠璃、仮名手本忠臣蔵「表御門裏御門両方―・ちたる館の騒動」
②ひも・糸状のものを組む。編む。日葡辞書「ムシロヲウツ」「ヲヲウツ」
③罪人になわをかける。
➏《打》転じて、あることを行う意。
①芝居や相撲を興行する。「芝居を―・つ」
②碁・将棋・すごろくなどの遊戯を行う。古今和歌集雑「碁―・ちける人のもとに」
③ばくちをする。徒然草「ばくちの負けきわまりて残りなく―・ち入れむとせんに相手は―・つべからず」
④ある方策を行う。手段を講ずる。「新しい手を―・つ」「広告を―・つ」
⑤物事のきまりがついたことを祝って手をたたく。手をしめる。
⑥総金額のうち幾分かを渡す。品物の交換などの場合、不足金を補いはらう。「手金を―・つ」
⑦あるしぐさをする。狂言、瓜盗人「夜瓜を取るにはころびを―・つて取るものぢや」
⑧勢いよく動く。進んで事を行う。「文壇に―・って出る」
[二]〔自下二〕
(打たれるの意)
①打撃を受ける。押しつぶされる。太平記13「五百余人一人も残らず圧おしに―・てて死にけり」
②負ける。古今著聞集16「又よりあひて取るにこのたびは壇光―・てにけり」
③誓約を破って罰を受ける。平家物語12「起請には早くも―・てたるぞかし」
④気を呑まれる。けおされる。浄瑠璃、五十年忌歌念仏「大坂の娘子達に交りても―・てずおされず」
⑤承服する。納得する。合点がいく。浄瑠璃、心中天の網島「さすがの武士も―・てぬ顔」
⑥魚などが腐る。
⇒打たれても親の杖
⇒打って一丸となる
⇒打てば響く
げき‐けん【撃剣】🔗⭐🔉
げき‐けん【撃剣】
剣術のこと。「―家」
げき‐さい【撃砕・撃摧】🔗⭐🔉
げき‐さい【撃砕・撃摧】
物をうちくだくこと。また、敵を撃って完全にやぶること。
げき‐さつ【撃殺】🔗⭐🔉
げき‐さつ【撃殺】
うちころすこと。
げき‐し【撃刺】🔗⭐🔉
げき‐し【撃刺】
打ち、または刺すこと。打ち、または刺して殺すこと。
げき‐じょう【撃壌】‥ジヤウ🔗⭐🔉
げき‐じょう【撃壌】‥ジヤウ
①木製のくつの形の土塊(壌)を地に立て、数歩を隔てて、他の一壌でこれを撃ってあたったのを勝ちとした遊戯。
②大地をたたいて歌を歌うこと。太平の光景。「鼓腹―」
⇒げきじょう‐の‐うた【撃壌の歌】
げき‐じょう【撃攘】‥ジヤウ🔗⭐🔉
げき‐じょう【撃攘】‥ジヤウ
敵を撃って追い払うこと。
げきじょう‐の‐うた【撃壌の歌】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
げきじょう‐の‐うた【撃壌の歌】‥ジヤウ‥
尭ぎょうの世に、ある老人が太平を楽しんで歌ったという歌。その詞は帝王世紀に「日出でて作し、日入りて息いこい、井を鑿うがちて飲み、田を耕して食らう、帝の力何ぞ我に有らんや」とある。→鼓腹撃壌
⇒げき‐じょう【撃壌】
げき‐しん【撃針】🔗⭐🔉
げき‐しん【撃針】
銃の撃発装置の一つ。針状の突起物が雷管を刺激して銃弾の発射薬に点火するもの。
げき‐たい【撃退】🔗⭐🔉
げき‐たい【撃退】
敵などをうち退けること。「押売りを―する」
げき‐たく【撃柝】🔗⭐🔉
げき‐たく【撃柝】
①拍子木ひょうしぎをうちならすこと。
②拍子木をうちならして夜まわりをすること。また、その人。
⇒げきたく‐ばいばい【撃柝売買】
げきたく‐ばいばい【撃柝売買】🔗⭐🔉
げきたく‐ばいばい【撃柝売買】
取引所での売買方法の一つ。それぞれ複数の売手・買手に、係員が適当と思われる値段をとなえて仮の商いをすすめてゆき、売買数量が合致したところで拍子木を打って(撃柝)商いを成立させる。集団競争売買。
⇒げき‐たく【撃柝】
げき‐ちん【撃沈】🔗⭐🔉
げき‐ちん【撃沈】
艦船をうちしずめること。「敵艦を―する」
げき‐つい【撃墜】🔗⭐🔉
げき‐つい【撃墜】
飛行機をうち落とすこと。「敵機を―する」
げき‐てつ【撃鉄】🔗⭐🔉
げき‐てつ【撃鉄】
銃の撃発装置の一つ。雷管を強打し発火させる部品。うちがね。
げき‐は【撃破】🔗⭐🔉
げき‐は【撃破】
①敵をうちやぶること。「各個―」
②敵に損害を与えること。旧日本軍が撃沈・撃墜と区別して使った語。
げき‐はつ【撃発】🔗⭐🔉
げき‐はつ【撃発】
弾丸を発射するため、引金を引いて装填そうてんした火薬に点火すること。「―装置」
げき‐めつ【撃滅】🔗⭐🔉
げき‐めつ【撃滅】
うちほろぼすこと。「敵の艦隊を―する」
げき‐りょく【撃力】🔗⭐🔉
げき‐りょく【撃力】
物体間の打撃・衝突などによって瞬間的に作用する大きい力。
げっ‐けん【撃剣】ゲキ‥🔗⭐🔉
げっ‐けん【撃剣】ゲキ‥
⇒げきけん
たち‐かき【撃刀】🔗⭐🔉
たち‐かき【撃刀】
太刀を空に振ること。太刀打ち。崇神紀「八回―す」
ぶ・つ【打つ・撃つ・撲つ】🔗⭐🔉
ぶ・つ【打つ・撃つ・撲つ】
〔他五〕
①うつ。たたく。なぐる。
②演説などをすることを、強めていう語。「一席―・ってきた」
[漢]撃🔗⭐🔉
撃 字形
筆順
〔手(扌)部11画/15画/常用/2366・3762〕
[
] 字形
〔手(扌)部13画/17画〕
〔音〕ゲキ(慣) ケキ(漢)
〔訓〕うつ
[意味]
①手や物で強くうつ。たたく。ぶちあてる。「打撃・射撃・銃撃・目撃・撃剣・鼓腹撃壌」
②敵をうつ。武力を加える。「攻撃・進撃・撃滅・撃退」
[解字]
形声。上半部は音符で、車輪と軸止めとがぶつかる意。「手」を加えて、強く打ち当てる意。
[下ツキ
夾撃・挟撃・迎撃・攻撃・射撃・襲撃・銃撃・出撃・衝撃・進撃・狙撃・打撃・直撃・追撃・痛撃・電撃・突撃・排撃・迫撃・爆撃・駁撃・反撃・砲撃・猛撃・目撃・遊撃・邀撃・要撃・雷撃
筆順
〔手(扌)部11画/15画/常用/2366・3762〕
[
] 字形
〔手(扌)部13画/17画〕
〔音〕ゲキ(慣) ケキ(漢)
〔訓〕うつ
[意味]
①手や物で強くうつ。たたく。ぶちあてる。「打撃・射撃・銃撃・目撃・撃剣・鼓腹撃壌」
②敵をうつ。武力を加える。「攻撃・進撃・撃滅・撃退」
[解字]
形声。上半部は音符で、車輪と軸止めとがぶつかる意。「手」を加えて、強く打ち当てる意。
[下ツキ
夾撃・挟撃・迎撃・攻撃・射撃・襲撃・銃撃・出撃・衝撃・進撃・狙撃・打撃・直撃・追撃・痛撃・電撃・突撃・排撃・迫撃・爆撃・駁撃・反撃・砲撃・猛撃・目撃・遊撃・邀撃・要撃・雷撃
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