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うち‐あ・う【打ち合う(撃ち合う・討ち合う)】━アフ🔗⭐🔉
うち‐あ・う【打ち合う(撃ち合う・討ち合う)】━アフ

自五
物と物とが互いにぶつかりあう。
「地震で雨戸がガタガタと━」

他五
互いに打つ。特に、勝負を競って互いになぐりあったり切りあったり銃で攻撃しあったり技をかけあったりする。
「鍛冶かじ屋が
つちを━」
「白石と黒石を交互に━」
「ボディーを━」
→うつ(打)
打ち合い

自五
物と物とが互いにぶつかりあう。
「地震で雨戸がガタガタと━」

他五
互いに打つ。特に、勝負を競って互いになぐりあったり切りあったり銃で攻撃しあったり技をかけあったりする。
「鍛冶かじ屋が
つちを━」
「白石と黒石を交互に━」
「ボディーを━」
→うつ(打)
打ち合い
うち‐おと・す【打ち落とす・撃ち落とす】🔗⭐🔉
うち‐おと・す【打ち落とす・撃ち落とす】

他五
打
たたいて落とす。また、切って落とす。
「竿さおで木の実を━」
「ナイフで小枝を━」
撃
鉄砲の弾などを命中させて落とす。
「銃で鴨かもを━」
関連語
大分類‖落ちる‖おちる
中分類‖落下‖らっか

他五
打
たたいて落とす。また、切って落とす。
「竿さおで木の実を━」
「ナイフで小枝を━」
撃
鉄砲の弾などを命中させて落とす。
「銃で鴨かもを━」
関連語
大分類‖落ちる‖おちる
中分類‖落下‖らっか
うち‐かた【打ち方・撃ち方】🔗⭐🔉
うち‐かた【打ち方・撃ち方】

名
打・撃
囲碁・鼓つづみ・鍛冶かじ・鉄砲などで、うつやり方。また、うつ人。
「碁の━を教わる」
撃
軍隊で、鉄砲をうつこと。
「━やめ」

名
打・撃
囲碁・鼓つづみ・鍛冶かじ・鉄砲などで、うつやり方。また、うつ人。
「碁の━を教わる」
撃
軍隊で、鉄砲をうつこと。
「━やめ」
うち‐こ・む【打ち込む(撃ち込む)】🔗⭐🔉
うち‐こ・む【打ち込む(撃ち込む)】

他五
打って中に入れる。打ち入れる。
「板に釘くぎを━」
「氷雪にピッケルを━」
「二人の間にくさびを━」
球技で、相手の陣内などにボールを打ち入れる。また、単に打ち入れる。
「力任せに球を━」
「ドライブのかかったボールを足下に━」
「池にボールを━・んで苦戦する」
◇〜ヲに
対象
をとる。
打ち入れることによって、そのような状態を作り出す。
「左翼席に本塁打を━」
「顔面にパンチを━」
「パソコンにデータを━」
◇〜ヲに
結果
をとる。
剣道で、相手のすきをみて鋭い攻撃をしかける。打ち入れる。
「頭部めがけて木刀を━」
囲碁で、相手の陣構えの中に石を打つ。
「敵陣に黒石を━」
弾丸を発射して標的の中に撃ち入れる。当てる。命中させる。
「砲弾を敵艦に━」
「撃ち込む」と書く。
液状のものを型枠の中に流し込む。
「コンクリートを━」
野球などで、激しく攻撃する。
「相手投手を━」
◇「打つ」
を強めていう。
野球などで、何度も球を打って練習する。
「たっぷりと━・んで本番に備える」
一つのことに心を集中させる。
「仕事に心[魂・全身全霊・己おのれ]を━」
「音楽に━」
打ち込み
関連語
大分類‖心の動き‖こころのうごき
中分類‖こだわる‖こだわる

他五
打って中に入れる。打ち入れる。
「板に釘くぎを━」
「氷雪にピッケルを━」
「二人の間にくさびを━」
球技で、相手の陣内などにボールを打ち入れる。また、単に打ち入れる。
「力任せに球を━」
「ドライブのかかったボールを足下に━」
「池にボールを━・んで苦戦する」
◇〜ヲに
対象
をとる。
打ち入れることによって、そのような状態を作り出す。
「左翼席に本塁打を━」
「顔面にパンチを━」
「パソコンにデータを━」
◇〜ヲに
結果
をとる。
剣道で、相手のすきをみて鋭い攻撃をしかける。打ち入れる。
「頭部めがけて木刀を━」
囲碁で、相手の陣構えの中に石を打つ。
「敵陣に黒石を━」
弾丸を発射して標的の中に撃ち入れる。当てる。命中させる。
「砲弾を敵艦に━」
「撃ち込む」と書く。
液状のものを型枠の中に流し込む。
「コンクリートを━」
野球などで、激しく攻撃する。
「相手投手を━」
◇「打つ」
を強めていう。
野球などで、何度も球を打って練習する。
「たっぷりと━・んで本番に備える」
一つのことに心を集中させる。
「仕事に心[魂・全身全霊・己おのれ]を━」
「音楽に━」
打ち込み
関連語
大分類‖心の動き‖こころのうごき
中分類‖こだわる‖こだわる
うち‐たお・す【打ち倒す・撃ち倒す】━タフス🔗⭐🔉
うち‐たお・す【打ち倒す・撃ち倒す】━タフス

他五
打
打ちたたいて倒す。殴り倒す。打ちのめす。
「一発で相手を━」
打
やっつける。打ち負かす。
「初戦で強敵を━」
撃
鉄砲などを撃って相手を倒す。
「敵軍を━」
関連語
大分類‖戦争‖せんそう
中分類‖侵攻‖しんこう

他五
打
打ちたたいて倒す。殴り倒す。打ちのめす。
「一発で相手を━」
打
やっつける。打ち負かす。
「初戦で強敵を━」
撃
鉄砲などを撃って相手を倒す。
「敵軍を━」
関連語
大分類‖戦争‖せんそう
中分類‖侵攻‖しんこう
うち‐だ・す【打ち出す・撃ち出す】🔗⭐🔉
うち‐だ・す【打ち出す・撃ち出す】

他五
打
打つことを始める。
「六時になると住職が鐘を━」
撃
鉄砲などを撃ち始める。
「両軍同時に大砲を━」
打
打ちたたいて、前方へ出す。
「〔テニスで〕強烈なサービスを━」
撃
鉄砲などを撃って弾を外に出す。
「━・された砲弾が敵機に命中する」
打
相撲・芝居などで、一日の興行の終わりを知らせる太鼓を打つ。
打
紙や金属板などを裏からたたいて、表に模様を浮き出させる。
「唐草模様を━」
打
キーをたたいたりして、画面や紙の上に文字を出現させる。
「ワープロで文字を━」
「プリンターで報告書を━(=印刷する)」
打
方針や考えをはっきりと示す。
「目標を明確に━」
「新機軸を━」
◇「出す」を強めていう。
打ち出し

他五
打
打つことを始める。
「六時になると住職が鐘を━」
撃
鉄砲などを撃ち始める。
「両軍同時に大砲を━」
打
打ちたたいて、前方へ出す。
「〔テニスで〕強烈なサービスを━」
撃
鉄砲などを撃って弾を外に出す。
「━・された砲弾が敵機に命中する」
打
相撲・芝居などで、一日の興行の終わりを知らせる太鼓を打つ。
打
紙や金属板などを裏からたたいて、表に模様を浮き出させる。
「唐草模様を━」
打
キーをたたいたりして、画面や紙の上に文字を出現させる。
「ワープロで文字を━」
「プリンターで報告書を━(=印刷する)」
打
方針や考えをはっきりと示す。
「目標を明確に━」
「新機軸を━」
◇「出す」を強めていう。
打ち出し
うち‐ぬ・く【打ち抜く・撃ち抜く】🔗⭐🔉
うち‐ぬ・く【打ち抜く・撃ち抜く】

他五
打
打ったり突き刺したりして穴をあける。また、そのようにして穴をつくる。
「ドリルで壁を━」
「板金に穴を━」
打
型を当てて、その形に穴をあける。また、そのようにして穴をつくる。
「厚紙に唐草模様を━」
「菱形ひしがたに穴を━」
撃
銃弾などを発射して穴をあける。
「ピストルでドアを━」
打
予定した日時の最後までやり通す。
「二四時間ストを━」
打
仕切りなどを取り除いて一続きにする。ぶちぬく。
「二部屋━・いて宴会場にする」

他五
打
打ったり突き刺したりして穴をあける。また、そのようにして穴をつくる。
「ドリルで壁を━」
「板金に穴を━」
打
型を当てて、その形に穴をあける。また、そのようにして穴をつくる。
「厚紙に唐草模様を━」
「菱形ひしがたに穴を━」
撃
銃弾などを発射して穴をあける。
「ピストルでドアを━」
打
予定した日時の最後までやり通す。
「二四時間ストを━」
打
仕切りなどを取り除いて一続きにする。ぶちぬく。
「二部屋━・いて宴会場にする」
うち‐はら・う【打ち払う・討ち払う・撃ち払う】━ハラフ🔗⭐🔉
うち‐はら・う【打ち払う・討ち払う・撃ち払う】━ハラフ

他五
打
たたくなどして、払い落とす。
「袖そでの塵ちりを━」
打
好ましくない思いなどを追い払う。はらいのける。
「雑念[悲しみ]を━」
討・撃
(鉄砲などをうって)敵を追い散らす。
「攻め寄る敵軍を討ち払う」
「鉄砲で撃ち払う」

他五
打
たたくなどして、払い落とす。
「袖そでの塵ちりを━」
打
好ましくない思いなどを追い払う。はらいのける。
「雑念[悲しみ]を━」
討・撃
(鉄砲などをうって)敵を追い散らす。
「攻め寄る敵軍を討ち払う」
「鉄砲で撃ち払う」
う・つ【打つ・撃つ・討つ】🔗⭐🔉
う・つ【打つ・撃つ・討つ】
用例引き
A 動作を表す「打つ」
太鼓を打つ
・机の角で頭を打つ
・ワープロを打つ
・滝に打たれる
・釘くぎを打つ
・点滴を打つ
・庭に水を打つ
・縄を打つ
・ピストルで人を撃つ
・敵を討つ
B ものや状態を作り出す「打つ」
そばを打つ
・句点を打つ
・メールを打つ
・時計が十時を打つ
・芝居を打つ
・寝返りを打つ
・脈を打つ
C 感情を表す「打つ」
心を打たれる
D スポーツや遊技の「打つ」
バットでボールを打つ
・ホームランを打つ
・シュートを打つ
・四番を打つ
・三割を打つ
・主戦投手を打つ
・マージャンを打つ
・碁を打つ

他五
手・棒・むちなどで瞬間的に強くたたく。また、物と物とを強くたたき合わせる。
「バットでボールを━」
「平手で
ほおを━」
「痛棒で修行者を━」
「竹刀で面を━」
「太鼓[鐘]を━」
「同慶の至りと膝ひざを━」
「わらを━(=打ち付けて、つやを出したり柔らかくしたりする)」
「鍬くわで田を━(=鍬を打ち入れて田を耕す)」
「鉄は熱いうちに━・て」
「キーを━・って文字を出す」
「拍子木を━」
「手を━・って喜ぶ」
誤って物に体を強く当てる。…に…をぶつける。
「机の角で頭を━」
「転んで腰を━」
〜ヲに
身体部分
をとる。
と異なり受身を作らない。
打つような動作をして、ある(目立つ)状態を作り出す。
「ホームラン[スパイク・ボギー]を━」
「神前で柏手かしわでを━」
材料・素材をたたいて、その物を作り出す。
「能面[刀・そば]を━」
「箔はくを━(=打ち延ばして箔を作る)」
「裏を━(=裏打ちをする)」
記号や番号などを書きつける。付す。つける。
「文末に句点を━」
「右上に番号を━」
「事件にピリオドを━」
「応募作に批点を━」
「野心作に非を━(=野心作の欠点を指摘する)」
時計が音を立てて時を知らせる。時を作る。
「時計が十時を━」
キーをたたいて、電報などを発信する。また、そのようにしてワープロなどで文字を打ち出したり原稿を作ったりする。
「友人に祝電を━」
「ワープロで漢字[メール]を━」
◆
は〜ヲに
結果
をとる。
の「ホームランを打つ」は、打って「ホームラン」という結果を作り出す意で、
の「ボールを打つ(=「ボール」そのものをたたく)」とは区別される。
打つような動作をして器具を操作する。特に、キーをたたいてワープロなどの器械を動かす。
「鍬くわを━」
「暫時しばしもやまずに
つち━響ひびき
村の鍛冶かじ屋
」
「この資料は自分でワープロを━・って作った」
〜ヲに
道具
をとる。「ワープロを打つ」はワープロという道具を操作する意で、
の「キーを打つ(=「キー」そのものをたたく)」、
の「漢字を打つ(=キーをたたいて、漢字やメールを打ち出す)」とは区別される。
雨・風・波などが物に激しく当たる。
「波が岸壁を━」
「雨が
ほおを━」
「滝水に━・たれて修行する」
「雷に━・たれて死ぬ」
受身も多い。
感動させる。また、強く刺激する。射る。
「迫真の演技が観客を━」
「献身的な愛情に心を━・たれる」
「臭気が鼻を━」
「耳を━非難の怒声」
物をたたいて、ある物の中に入れる。打ち込む。打ち入れる。
「柱に釘くぎを━」
「出る杭くいは━・たれる」
治療で針などを体に刺す。特に、注射器で薬を体内に入れる。
「腰に鍼はりを━」
「右腕に点滴を━」
前方に放り投げるような動作をする。
「網を━」
「庭に水を━」
「型枠にコンクリートを━(=流し込む)」
バスケットボール(サッカー)で、得点するためにバスケット(ゴール)に向かってボールを投げる(ける)。
「シュートを━」

は〜ヲに
結果
をとる。
罪人などに縄をかけ(て動けなくす)る。
「縄を━」
ある計画などを実行する。ぶつ。また、ある手段・方策を講じる。
「境内で芝居を━」
「ストを━」
「逃げを━」
「不況打開に━手はないのか」
「先手を━・って攻撃をしかける」
「契約成立時に手金てきんを━」
〜ヲに
結果
をとる。
博打ばくちをして遊ぶ。
「博打[マージャン]を━」
〜ヲに
結果
をとる。
囲碁で盤面に石を置く。また、将棋で相手から取り上げた駒こまを盤面に置く。
「角の頭に金を━」
囲碁をする。
「碁を━」
◇石を打ち下ろして戦うことからいう。

は〜ヲに
結果
をとる。
野球で、打つことによってその役割を務める。
「四番を━」
〜ヲに
役割
をとる。「議長を務める」などと同種。
の「ボールを打つ」、
の「ホームランを打つ」、
の「主戦投手を打つ」などと異なり、受身を作らない。
野球の打撃で、その打率の成績を上げる。
「三割を━」
〜ヲに
結果
をとる。
みずからを前方に打ちつけるような動作をして、その動作や状態を作り出す。また、刀などを打ち鍛えて反りをもたせる。
「寝返り[もんどり]を━」
「黒髪が波を━」
「雪崩なだれを━・って攻め寄せる」
「刀が反りを━」
〜ヲに
結果
をとる。
心臓が規則的な動き(=拍動)をくりかえして、脈拍を生み出す。
「動悸どうきを━」
〜ヲに
結果
をとる。
弾丸を発射して目標物に当てる。射撃する。
「ピストルで標的を━」
「猟銃で獣を━」
「逃げる敵を背後から━」
銃器を使って弾丸を発する。発射する。発砲する。
「大砲[ライフル]を━」
「空砲を━」

は〜ヲに
対象
を、
は〜ヲに
道具
をとる。
敵を攻め滅ぼす。倒す。負かす。やっつける。
「宿敵[敵かたき・悪]を━」
野球で、相手の投手を激しく攻める。
「主戦投手を━」
→
◆
「打」は広く一般に使う。「撃」は
に、「討」は
に使う。
「柏手を拍つ(=たたく)」「脈を搏つ」「平手で撲つ(=なぐる)」「臭気鼻を撲つ」など、「▽拍つ」「▼搏つ」「▽撲つ」とも書くが、今は「打つ」と書く。
「敵国を征つ」「宿敵を伐つ」など、「▽征つ」「▽伐つ」とも書くが、今は「討つ」と書く。
「▽射つ」を「撃つ」と同じように使うこともあるが、「撃つ」が一般的。
打てる「ワープロなら打てる」
関連語
大分類‖快い心の状態‖こころよいこころのじょうたい
中分類‖感動‖かんどう
大分類‖打つ‖うつ
中分類‖銃撃‖じゅうげき
大分類‖打つ‖うつ
中分類‖征伐‖せいばつ
大分類‖打つ‖うつ
中分類‖打つ‖うつ

・机の角で頭を打つ
・ワープロを打つ
・滝に打たれる
・釘くぎを打つ
・点滴を打つ
・庭に水を打つ
・縄を打つ
・ピストルで人を撃つ
・敵を討つ
B ものや状態を作り出す「打つ」
そばを打つ
・句点を打つ
・メールを打つ
・時計が十時を打つ
・芝居を打つ
・寝返りを打つ
・脈を打つ
C 感情を表す「打つ」
心を打たれる
D スポーツや遊技の「打つ」
バットでボールを打つ
・ホームランを打つ
・シュートを打つ
・四番を打つ
・三割を打つ
・主戦投手を打つ
・マージャンを打つ
・碁を打つ

他五
手・棒・むちなどで瞬間的に強くたたく。また、物と物とを強くたたき合わせる。
「バットでボールを━」
「平手で
ほおを━」
「痛棒で修行者を━」
「竹刀で面を━」
「太鼓[鐘]を━」
「同慶の至りと膝ひざを━」
「わらを━(=打ち付けて、つやを出したり柔らかくしたりする)」
「鍬くわで田を━(=鍬を打ち入れて田を耕す)」
「鉄は熱いうちに━・て」
「キーを━・って文字を出す」
「拍子木を━」
「手を━・って喜ぶ」
誤って物に体を強く当てる。…に…をぶつける。
「机の角で頭を━」
「転んで腰を━」
〜ヲに
身体部分
をとる。
と異なり受身を作らない。
打つような動作をして、ある(目立つ)状態を作り出す。
「ホームラン[スパイク・ボギー]を━」
「神前で柏手かしわでを━」
材料・素材をたたいて、その物を作り出す。
「能面[刀・そば]を━」
「箔はくを━(=打ち延ばして箔を作る)」
「裏を━(=裏打ちをする)」
記号や番号などを書きつける。付す。つける。
「文末に句点を━」
「右上に番号を━」
「事件にピリオドを━」
「応募作に批点を━」
「野心作に非を━(=野心作の欠点を指摘する)」
時計が音を立てて時を知らせる。時を作る。
「時計が十時を━」
キーをたたいて、電報などを発信する。また、そのようにしてワープロなどで文字を打ち出したり原稿を作ったりする。
「友人に祝電を━」
「ワープロで漢字[メール]を━」
◆
は〜ヲに
結果
をとる。
の「ホームランを打つ」は、打って「ホームラン」という結果を作り出す意で、
の「ボールを打つ(=「ボール」そのものをたたく)」とは区別される。
打つような動作をして器具を操作する。特に、キーをたたいてワープロなどの器械を動かす。
「鍬くわを━」
「暫時しばしもやまずに
つち━響ひびき
村の鍛冶かじ屋
」
「この資料は自分でワープロを━・って作った」
〜ヲに
道具
をとる。「ワープロを打つ」はワープロという道具を操作する意で、
の「キーを打つ(=「キー」そのものをたたく)」、
の「漢字を打つ(=キーをたたいて、漢字やメールを打ち出す)」とは区別される。
雨・風・波などが物に激しく当たる。
「波が岸壁を━」
「雨が
ほおを━」
「滝水に━・たれて修行する」
「雷に━・たれて死ぬ」
受身も多い。
感動させる。また、強く刺激する。射る。
「迫真の演技が観客を━」
「献身的な愛情に心を━・たれる」
「臭気が鼻を━」
「耳を━非難の怒声」
物をたたいて、ある物の中に入れる。打ち込む。打ち入れる。
「柱に釘くぎを━」
「出る杭くいは━・たれる」
治療で針などを体に刺す。特に、注射器で薬を体内に入れる。
「腰に鍼はりを━」
「右腕に点滴を━」
前方に放り投げるような動作をする。
「網を━」
「庭に水を━」
「型枠にコンクリートを━(=流し込む)」
バスケットボール(サッカー)で、得点するためにバスケット(ゴール)に向かってボールを投げる(ける)。
「シュートを━」

は〜ヲに
結果
をとる。
罪人などに縄をかけ(て動けなくす)る。
「縄を━」
ある計画などを実行する。ぶつ。また、ある手段・方策を講じる。
「境内で芝居を━」
「ストを━」
「逃げを━」
「不況打開に━手はないのか」
「先手を━・って攻撃をしかける」
「契約成立時に手金てきんを━」
〜ヲに
結果
をとる。
博打ばくちをして遊ぶ。
「博打[マージャン]を━」
〜ヲに
結果
をとる。
囲碁で盤面に石を置く。また、将棋で相手から取り上げた駒こまを盤面に置く。
「角の頭に金を━」
囲碁をする。
「碁を━」
◇石を打ち下ろして戦うことからいう。

は〜ヲに
結果
をとる。
野球で、打つことによってその役割を務める。
「四番を━」
〜ヲに
役割
をとる。「議長を務める」などと同種。
の「ボールを打つ」、
の「ホームランを打つ」、
の「主戦投手を打つ」などと異なり、受身を作らない。
野球の打撃で、その打率の成績を上げる。
「三割を━」
〜ヲに
結果
をとる。
みずからを前方に打ちつけるような動作をして、その動作や状態を作り出す。また、刀などを打ち鍛えて反りをもたせる。
「寝返り[もんどり]を━」
「黒髪が波を━」
「雪崩なだれを━・って攻め寄せる」
「刀が反りを━」
〜ヲに
結果
をとる。
心臓が規則的な動き(=拍動)をくりかえして、脈拍を生み出す。
「動悸どうきを━」
〜ヲに
結果
をとる。
弾丸を発射して目標物に当てる。射撃する。
「ピストルで標的を━」
「猟銃で獣を━」
「逃げる敵を背後から━」
銃器を使って弾丸を発する。発射する。発砲する。
「大砲[ライフル]を━」
「空砲を━」

は〜ヲに
対象
を、
は〜ヲに
道具
をとる。
敵を攻め滅ぼす。倒す。負かす。やっつける。
「宿敵[敵かたき・悪]を━」
野球で、相手の投手を激しく攻める。
「主戦投手を━」
→
◆
「打」は広く一般に使う。「撃」は
に、「討」は
に使う。
「柏手を拍つ(=たたく)」「脈を搏つ」「平手で撲つ(=なぐる)」「臭気鼻を撲つ」など、「▽拍つ」「▼搏つ」「▽撲つ」とも書くが、今は「打つ」と書く。
「敵国を征つ」「宿敵を伐つ」など、「▽征つ」「▽伐つ」とも書くが、今は「討つ」と書く。
「▽射つ」を「撃つ」と同じように使うこともあるが、「撃つ」が一般的。
打てる「ワープロなら打てる」
関連語
大分類‖快い心の状態‖こころよいこころのじょうたい
中分類‖感動‖かんどう
大分類‖打つ‖うつ
中分類‖銃撃‖じゅうげき
大分類‖打つ‖うつ
中分類‖征伐‖せいばつ
大分類‖打つ‖うつ
中分類‖打つ‖うつ
げき【撃】🔗⭐🔉
げき【撃】
(造)
強くうつ。
「━殺」
「打━・衝━」
武力をもって攻める。
「━退・━破」
「襲━・進━・追━・反━」
弾丸をうつ。
「━沈・━墜」
「射━・銃━・狙━そげき」
感覚にふれる。
「目━」

(造)
強くうつ。
「━殺」
「打━・衝━」
武力をもって攻める。
「━退・━破」
「襲━・進━・追━・反━」
弾丸をうつ。
「━沈・━墜」
「射━・銃━・狙━そげき」
感覚にふれる。
「目━」

げき‐さい【撃砕】🔗⭐🔉
げき‐さい【撃砕】

名・他サ変
敵を攻めて徹底的に負かすこと。
「敵の部隊を━する」

名・他サ変
敵を攻めて徹底的に負かすこと。
「敵の部隊を━する」
げき‐たい【撃退】🔗⭐🔉
げき‐たい【撃退】

名・他サ変
攻めてくる敵を攻撃して退けること。また、好ましくない相手を追い払うこと。
「押し売りを━する」

名・他サ変
攻めてくる敵を攻撃して退けること。また、好ましくない相手を追い払うこと。
「押し売りを━する」
げき‐は【撃破】🔗⭐🔉
げき‐は【撃破】

名・他サ変
攻撃して打ち負かすこと。

名・他サ変
攻撃して打ち負かすこと。
げっ‐けん【撃剣】ゲキ━🔗⭐🔉
げっ‐けん【撃剣】ゲキ━

名
刀剣・木剣などで身を守り、相手を討つ武術。剣術。

名
刀剣・木剣などで身を守り、相手を討つ武術。剣術。
ぶ・つ【▽打つ・▽撃つ・▽撲つ】🔗⭐🔉
ぶ・つ【▽打つ・▽撃つ・▽撲つ】

他五
たたく。なぐる。
「尻を━」
「話す」「演説する」「芝居をする」などの意を強めていう語。
「一席━」
「演説を━」
「興行を━」
博打ばくちをする。
◆「うつ」の転。
ぶてる
関連語
大分類‖打つ‖うつ
中分類‖打つ‖うつ

他五
たたく。なぐる。
「尻を━」
「話す」「演説する」「芝居をする」などの意を強めていう語。
「一席━」
「演説を━」
「興行を━」
博打ばくちをする。
◆「うつ」の転。
ぶてる
関連語
大分類‖打つ‖うつ
中分類‖打つ‖うつ
明鏡国語辞典に「撃」で始まるの検索結果 1-19。