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か・す【淅す・浸す】🔗⭐🔉
か・す【淅す・浸す】
〔他四〕
①米を水であらう。とぐ。新撰字鏡12「米加須」
②水につける。ひたす。
したし‐もの【浸し物】🔗⭐🔉
したし‐もの【浸し物】
ヒタシモノの訛。おしたし。
し・みる【染みる・沁みる・浸みる】🔗⭐🔉
し・みる【染みる・沁みる・浸みる】
〔自上一〕[文]し・む(上二)
「しむ」(五段)に同じ。蜻蛉日記下「さごろもの涙に―・むる時はなかりき」。源氏物語薄雲「人知れず我身に―・むる秋の夕風」。「悪習に―・みる」「寒気が身に―・みる」「煙が目に―・みる」「目に―・みる青葉」
し・む【染む・沁む・浸む・滲む】🔗⭐🔉
し・む【染む・沁む・浸む・滲む】
[一]〔自五〕
染色の液にひたって色のつく意から、あるものがいつのまにか他のものに深く移りついて、その性質や状態に変化・影響が現れる意。
①色が何かにそまる。色づく。万葉集8「折らば散るべみ梅の花袖にこきれつ―・まば―・むとも」
②液体がぬれとおる。万葉集3「なかなかに人とあらずは酒壺になりにてしかも酒に―・みなむ」。浄瑠璃、冥途飛脚「…と泣き―・みづきて語るにぞ」
③香りなどがうつりつく。源氏物語宿木「かの人の御移香のいと深う―・み給へるが」
④よごれなどが付着して、なかなかとれなくなる。しみこむ。しみつく。日葡辞書「キルモノニアカガシウダ」
⑤影響を受ける。感染する。玉塵抄13「心も胆も鉄のやうにこはうて物も―・まずなまけぬ心ぞ」。「濁りに―・まぬ心」
⑥強い印象を受けて深く感じる。いつまでも心にのこる。万葉集4「韓人の衣―・むとふ紫の心に―・みて思ほゆるかも」。大鏡道長「いみじと身に―・みて思ふ給へし罪も今に失せ侍らじ」
⑦繰り返し行なって親しんでいる。源氏物語若菜下「斎院はたいみじう勤めて、紛れなく行ひに―・み給ひにたなり」
⑧しみじみと落ち着いた雰囲気になる。筑波問答「一座の―・まぬ時は思ふやうならぬ事も侍るなり」
⑨気に入る。興に入る。佳境に入る。日葡辞書「コンニチノダンギ、即ち、フルマイガシウダ」。傾城禁短気「はなしが―・まば軽い吸物して酒を出せ」
⑩なじみになる。傾城禁短気「三浦の太夫職花紫に色濃くも―・みつき」
⑪感覚を強く刺激されてからだにこたえる。また、痛みを覚える。源氏物語宿木「いつと侍らぬなかにも、秋の風は身に―・みてつらう覚え侍りて」。日葡辞書「カゼガミニシウダ」「クスリガシム」
[二]〔自上二〕
⇒しみる(上一)。
[三]〔他下二〕
①そめつける。色をつける。万葉集7「紅に衣―・めまく欲しけども着てにほはばか人の知るべき」
②香りなどをしみこませる。源氏物語末摘花「陸奥紙の厚肥えたるに匂ひばかりは深う―・め給へり」
③深く覚えさとらせる。しっかり身につくようにする。源氏物語若菜下「昼は…心あわただしければ、夜々なむ、静かに事の心も―・め奉るべき」
④心に深く刻みこむ。思いつめる。源氏物語匂宮「かの紫の御有様を心に―・めつつ、よろづの事につけて思ひ出で聞え給はぬ時のまもなし」。源氏物語総角「心に―・めたる方のことは、うち出づることもかたくて」
⑤(主に「…に心を―・む」の形で)心をうちこむ。心を奪われる。源氏物語薄雲「春のあけぼのに心―・め給へるもことわりにこそあれ」。源氏物語総角「世の中に心を―・むる方なかりつるを」
しん‐ざい【浸剤】🔗⭐🔉
しん‐ざい【浸剤】
熱湯を注ぎ成分を浸出して服用する薬剤。また、その浸出した薬液。ふりだし。
しん‐し【浸死】🔗⭐🔉
しん‐し【浸死】
水におぼれて死ぬこと。水死。
しん‐し【浸漬】🔗⭐🔉
しん‐し【浸漬】
水がしみとおること。ひたすこと。流言などが次第に浸透することにいう。
しん‐しゅ【浸種】🔗⭐🔉
しん‐しゅ【浸種】
種子を迅速かつ一斉に発芽させるために、播種前に必要な水分を種子に吸収させる作業。ナス・スイカ・トウモロコシ・籾種もみだね・花卉かきなどに行う。
しん‐しゅつ【浸出】🔗⭐🔉
しん‐しゅつ【浸出】
①ひたして出すこと。
②(→)滲出に同じ。
⇒しんしゅつ‐えき【浸出液】
しんしゅつ‐えき【浸出液】🔗⭐🔉
しんしゅつ‐えき【浸出液】
①薬物などを水・エーテル・アルコールなどの溶剤で浸出したもの。
②(→)滲出液。
⇒しん‐しゅつ【浸出】
しん‐じゅん【浸潤】🔗⭐🔉
しん‐じゅん【浸潤】
①(液体が)しみこんで濡れること。
②(思想や勢力が)次第にしみこんで広がること。
③〔医〕癌細胞が健康な組織に入りこむこと。
⇒浸潤の譏
○浸潤の譏しんじゅんのそしり
[論語顔淵]水が物に次第にしみ入るように、讒言ざんげんをして少しずつ人をおとしめること。
⇒しん‐じゅん【浸潤】
○浸潤の譏しんじゅんのそしり🔗⭐🔉
○浸潤の譏しんじゅんのそしり
[論語顔淵]水が物に次第にしみ入るように、讒言ざんげんをして少しずつ人をおとしめること。
⇒しん‐じゅん【浸潤】
しん‐しょ【心緒】
(シンチョとも)心の動くいとぐち。思いのはし。
しん‐しょ【臣庶】
臣下と庶民。臣民。
しん‐しょ【信書】
特定の人が特定の人に意思などを通ずる文書。てがみ。書状。
⇒しんしょ‐いんとく‐ざい【信書隠匿罪】
⇒しんしょ‐の‐ひみつ【信書の秘密】
しん‐しょ【神所】
神をまつる所。神社のある所。
しん‐しょ【神書】
①神に関することを記した書物。
②神が作ったという書物。
しん‐しょ【真書】
①真体の文字(楷書)で書くこと。また、楷書。
②真実の事柄を記した文書。
しん‐しょ【新書】
①新しく著述・編集された書物。また、新刊の書物。
②出版物の形式の一つ。B6判よりもやや小型で、入門的教養書やノンフィクションなどを収めた叢書。「―判」
しん‐しょ【親書】
①みずから書くこと。
②自筆のてがみ。
③天皇・元首の手紙。「―を手渡す」
しん‐しょ【親署】
天皇が親みずから署名すること。また、その署名。
しん‐しょ【讖書】
未来の予言を書いたもの。未来記。
しん‐じょ【心所】
〔仏〕心の働きの主体である心王しんのうに伴って生ずるさまざまな心の働き。心所有法。
しん‐じょ【神助】
神のたすけ。「天佑―」
しんじょ【晋書】
二十四史の一つ。晋代の正史。唐の太宗の時、古くからの晋史諸種を改訂したもの。房玄齢らの奉勅撰。帝紀10巻、志20巻、列伝70巻、載紀30巻。648年成る。
しん‐じょ【寝所】
寝る所。寝室。ねや。
しん‐じょ【糝薯・真薯】
魚・鳥・蝦などの肉のすりみに、すった山の芋・粉類を加えて調味したもの。蒸しまたはゆでて使う。
じん‐しょ【甚暑】
はなはだしい暑さ。
じん‐しょ【陣所】ヂン‥
陣屋。陣営。
じん‐じょ【仁恕】
(「恕」は思いやる意)
①あわれみ深く、思いやりの厚いこと。
②あわれんで、罪過を許すこと。
じん‐じょ【尋所】
(→)尋承じんじょうに同じ。平家物語11「いまだ案内をしらぬに、―せよ」
しんしょ‐いんとく‐ざい【信書隠匿罪】
他人の信書の発見を妨げる罪。
⇒しん‐しょ【信書】
しん‐しょう【心匠】‥シヤウ
心の中でのくふう。心づもり。笈の小文「我が―の拙なきを知らぬに似たり」
しん‐しょう【心性】‥シヤウ
〔仏〕心の本性。心の本来の姿。
しん‐しょう【心証】
①心にうける印象。「―を害する」
②裁判官が訴訟事件の審理において、その心中に得た事実認識ないし確信。
しん‐しょう【心象】‥シヤウ
〔心〕意識に浮かんだ姿や像。心像しんぞう。「―風景」
しん‐しょう【申証】
あきらかな証拠。
しん‐しょう【臣妾】‥セフ
臣下と婢妾。主君に従属するもの。
しん‐しょう【身上】‥シヤウ
①一身に関すること。身の上。こんてむつすむん地「―の歎きを悉皆御身に任せ奉らぬものは」
②身分。地位。甲陽軍鑑14「足軽大将から下の―の人」
③身代しんだい。財産。浮世物語「―はすりきりはつる故に」。「―をつぶす」「―を築く」
④家計。くらしむき。梅暦「借金多く―たちがたきところ」。「―の苦労」
⑤(芝居の楽屋用語)給金。
⑥とりえ。値打ち。本領。しんじょう。
⇒しんしょう‐もち【身上持ち】
⇒身上が回る
⇒身上済む
しん‐しょう【辛勝】
競技などで、かろうじて勝つこと。「接戦の末―する」
しん‐しょう【参商】‥シヤウ
①参星と商星。
②(参星は西方に、商星は東方にあって、相隔たっているからいう)遠く相離れて会うことのないたとえ。太平記12「君が夫婦をして―たらしむ」
しん‐しょう【信証】
あかし。しるし。証拠。
しん‐しょう【神床】‥シヤウ
神を安置するとこ。
しん‐しょう【神証】
(→)神明しんめい裁判に同じ。
しん‐しょう【神漿】‥シヤウ
①神に供える飲物。
②不思議に湧き出て霊験のある飲物。
しん‐しょう【真症】‥シヤウ
確実な検査によって疑う余地がないとされた疾患。
しん‐しょう【秦椒】‥セウ
〔植〕サンショウの異称。
しん‐しょう【紳商】‥シヤウ
品格と地位を備えた上流の商人。大商人。豪商。福沢諭吉、福翁百話「当世流行の官吏紳士富豪―輩が、身にフロツクコートを纏まとひ頭に高帽子を戴き」
しん‐しょう【震悚】
ふるえあがっておそれること。震恐。
しん‐しょう【震慴・震懾】‥セフ
ふるえおそれること。ふるえおそれさせること。
しん‐じょう【心状】‥ジヤウ
心のありさま。
しん‐じょう【心情】‥ジヤウ
心の中の思い。気持。「―を察する」
⇒しんじょう‐てき【心情的】
⇒しんじょう‐りんり【心情倫理】
しん‐じょう【身上】‥ジヤウ
①からだの表面。太平記12「落葉をあつめて―の衣となし」
②一身に関する事柄。みのうえ。「―調査」
③その人が身につけているとりえ、値打ち。「頑固なところが彼の―さ」→しんしょう。
⇒しんじょう‐しょ【身上書】
しん‐じょう【信条】‥デウ
①かたく信ずる事柄。「思想―の自由」「誠実を―とする」
②(symbolum・credo ラテン)キリスト教で、中心的な信仰告白の表現。教義を簡潔に要約したもの。信徒信条・ニカイア信条・アウクスブルク信仰告白など。信仰箇条。信経。クレド。
しん‐じょう【侵擾】‥ゼウ
攻め入ってみだすこと。
しん‐じょう【唇状】‥ジヤウ
唇のような形。「―突起」
しん‐じょう【真情】‥ジヤウ
①いつわりのない心。かざらぬ心。まごころ。「―を吐露する」
②真実の状態。実情。
しん‐じょう【針状】‥ジヤウ
針のように先がとがって、細い棒の形をしていること。「―の岩峰」
しん‐じょう【進上】‥ジヤウ
①さしあげること。献上。進呈。「ここまでおいで、甘酒―」
②目上の人に送る書状の表に記して敬意を表する語。
⇒しんじょう‐ごよみ【進上暦】
⇒しんじょう‐しょ【進上書】
⇒しんじょう‐だい【進上台】
⇒しんじょう‐ばこ【進上箱】
⇒しんじょう‐もの【進上物】
しんじょう【新庄】‥ジヤウ
山形県北東部の市。新庄盆地の中心で米・木材の集散地。近年、家具製造業も発展。もと最上氏、のち戸沢氏の城下町。人口4万1千。
しん‐じょう【新嘗】‥ジヤウ
①秋季に、新穀を供えて神を祭ること。
②天子が新穀を食すること。にいなめ。
⇒しんじょう‐え【新嘗会】
⇒しんじょう‐さい【新嘗祭】
じん‐しょう【人証】
裁判で、人の供述内容を証拠とするもの。→物証→書証
じん‐じょう【訊杖】‥ヂヤウ
昔、罪人を拷問するとき身体をたたくのに用いた杖。
じん‐じょう【陣定】ヂンヂヤウ
朝廷の公事くじに際し、陣の座で行われる評定ひょうじょう。仗儀。陣のさだめ。大鏡基経「陽成院おりさせ給ふべき―に候はせ給ふ」
じん‐じょう【晨朝】‥デウ
(ジンチョウとも)六時の一つ。卯うの刻。今の午前6時頃。また、その時刻に行う勤行ごんぎょう。今昔物語集17「毎日の―に地蔵菩薩の宝号一百八反ぺん唱ふ」
じん‐じょう【晨鐘】
(シンショウとも)夜明けに鳴らすかね。暁鐘ぎょうしょう。謡曲、老松「―夕梵せきぼんの響」
じん‐じょう【尋承】
案内すること。また、その人。嚮導きょうどう。尋所じんじょ。源平盛衰記42「親家を西国の案内者にたのむ。屋島の―せよ」
じん‐じょう【尋常】‥ジヤウ
(尋は8尺、常は1丈6尺。普通の長さ・幅の意)
①普通。通常。よのつね。なみ。あたりまえ。今昔物語集28「一人として―なる者なし」。「―な手段では解決しない」「―でない言動」
②すなおなこと。殊勝なこと。太平記3「敵ながらも弓矢取つて―に死したる者かな」。「―に勝負しろ」
③目立たないで品格のよいこと。おとなしいこと。きゃしゃ。義経記4「廿四五ばかりなる男の色白く、―なるが」
④立派なこと。すぐれたこと。平家物語11「―に飾つたる小舟一艘」
⇒じんじょう‐いちよう【尋常一様】
⇒じんじょう‐か【尋常科】
⇒じんじょう‐かいめん【尋常海綿】
⇒じんじょう‐こうとう‐しょうがっこう【尋常高等小学校】
⇒じんじょう‐さはん【尋常茶飯】
⇒じんじょう‐しょうがっこう【尋常小学校】
⇒じんじょう‐ちゅうがっこう【尋常中学校】
⇒じんじょう‐よう【尋常葉】
じんじょう‐いちよう【尋常一様】‥ジヤウ‥ヤウ
普通と異なることのないこと。なみひととおり。「―の事件ではない」
⇒じん‐じょう【尋常】
しんじょう‐え【新嘗会】‥ジヤウヱ
新嘗祭に伴って行われる節会せちえ。
⇒しん‐じょう【新嘗】
しん‐しょうが【新生姜】‥シヤウ‥
7月頃に掘った、まだ若い根生姜。味噌をつけるなどして生食する。〈[季]夏〉
じんじょう‐か【尋常科】‥ジヤウクワ
旧制の尋常小学校。また、旧制7年制高等学校の前期4年間。↔高等科。
⇒じん‐じょう【尋常】
じんじょう‐かいめん【尋常海綿】‥ジヤウ‥
〔動〕普通海綿のこと。
⇒じん‐じょう【尋常】
しん‐しょく【浸食・浸蝕】🔗⭐🔉
しん‐しょく【浸食・浸蝕】
〔地〕流水・氷河・波浪・風などが地表面を掘り削る作用。
⇒しんしょく‐こく【浸食谷】
⇒しんしょく‐りんね【浸食輪廻】
しんしょく‐こく【浸食谷】🔗⭐🔉
しんしょく‐こく【浸食谷】
浸食作用のために生じた谷。
⇒しん‐しょく【浸食・浸蝕】
しんしょく‐りんね【浸食輪廻】‥ヱ🔗⭐🔉
しんしょく‐りんね【浸食輪廻】‥ヱ
低平な原地形面が、隆起の後、浸食作用を受け、再びもとのような地表面に戻るまでの期間。→準平原
⇒しん‐しょく【浸食・浸蝕】
しん‐すい【浸水】🔗⭐🔉
しん‐すい【浸水】
水が入りこむこと。水にひたること。また、その水。「床下―」
⇒しんすい‐かおく【浸水家屋】
しんすい‐かおく【浸水家屋】‥ヲク🔗⭐🔉
しんすい‐かおく【浸水家屋】‥ヲク
洪水などのために水にひたった家。
⇒しん‐すい【浸水】
しん‐せき【浸漬】🔗⭐🔉
しん‐せき【浸漬】
シンシの誤読に基づく慣用読み。
しん‐ぜん【浸染】🔗⭐🔉
しん‐ぜん【浸染】
①しみこみそまること。漸次に感化されること。
②(dyeing)染色法の一つ。染料の溶液に所要薬剤を加え、その中に被染物を浸して染め上げること。捺染なっせんに対していう。
しん‐ぜん【浸漸】🔗⭐🔉
しん‐ぜん【浸漸】
①ひたりうるおうこと。しみこむこと。
②次第にすすみいること。
しん‐たん【浸炭・滲炭】🔗⭐🔉
しん‐たん【浸炭・滲炭】
鋼の表面硬化法の一つ。低炭素鋼の性質を改良するため、鋼の表面の炭素含有量を増して硬化させること。炭素むし。
⇒しんたん‐こう【浸炭鋼】
しんたん‐こう【浸炭鋼】‥カウ🔗⭐🔉
しんたん‐こう【浸炭鋼】‥カウ
表面に浸炭作業を行い、硬くした鋼。内部はやわらかいため、靱性で摩耗に耐え衝撃部や振動部に用いる。
⇒しん‐たん【浸炭・滲炭】
しん‐とう【浸透・滲透】🔗⭐🔉
しん‐とう【浸透・滲透】
①しみとおること。しみこむこと。「水分の―を防ぐ」「広く―した見方」
②〔化〕(osmosis)濃度の異なる溶液を、半透膜の両側においた時、溶媒がその膜を通って濃度の高い溶液側に移行する現象。
⇒しんとう‐あつ【浸透圧】
しんとう‐あつ【浸透圧】🔗⭐🔉
しんとう‐あつ【浸透圧】
半透膜の両側に溶液と純粋な溶媒とをおいた時、両側に表れる圧力の差。溶液の濃度が小さい場合には、その濃度と絶対温度に比例する。
⇒しん‐とう【浸透・滲透】
しん‐にゅう【浸入】‥ニフ🔗⭐🔉
しん‐にゅう【浸入】‥ニフ
水などがはいりこむこと。
しん‐れい【浸礼】🔗⭐🔉
しん‐れい【浸礼】
〔宗〕(immersion)キリスト教の信徒となるために行う洗礼の一形式。全身を水に浸す。バプテスマ。
⇒しんれい‐きょうかい【浸礼教会】
しんれい‐きょうかい【浸礼教会】‥ケウクワイ🔗⭐🔉
しんれい‐きょうかい【浸礼教会】‥ケウクワイ
(→)バプテスト派に同じ。
⇒しん‐れい【浸礼】
つか・る【漬かる】🔗⭐🔉
つか・る【漬かる】
〔自五〕
①(「浸かる」とも書く)液体の中にひたる。平家物語5「文覚滝つぼに下りひたり、頸きは―・つて慈救じくの呪しゅを満てんげるが」。「湯に―・る」
②ある環境・状態などにはいりきる。田山花袋、東京の三十年「変遷の空気の中に―・つてゐては」
③漬物がよく熟して味が出て来る。「茄子が―・る」
つ・ける【漬ける】🔗⭐🔉
つ・ける【漬ける】
〔他下一〕[文]つ・く(下二)
①(「浸ける」とも書く)ひたす。うるおす。万葉集7「広瀬河袖―・くばかり」。「洗濯物を水に―・ける」
②塩またはぬかみそなどに入れる。つけものにする。「なすを―・ける」
ひたし‐もの【浸し物】🔗⭐🔉
ひたし‐もの【浸し物】
野菜をゆで、醤油または酢などをかけてひたしたもの。ゆでもの。おひたし。
ひた・す【浸す・漬す】🔗⭐🔉
ひた・す【浸す・漬す】
〔他五〕
①液体の中につける。また、ある心情の中にすっぽりと身をおく。枕192「氷水ひみずに手を―・し」。「感傷に身を―・す」
②液体などでびっしょり濡らす。しめす。源氏物語東屋「怖ろしき夢のさめたる心地して汗におし―・して臥し給へり」
ひた・る【浸る・漬る】🔗⭐🔉
ひた・る【浸る・漬る】
〔自五〕
①水や湯につかる。水につかってぬれる。平家物語5「文覚、滝つぼに下り―・り」。「温泉に―・る」
②転じて、ある境地などに入りきる。「喜びに―・る」
[漢]浸🔗⭐🔉
浸 字形
筆順
〔水(氵・氺)部7画/10画/常用/3127・3F3B〕
[
] 字形
〔水(氵・氺)部7画/10画〕
〔音〕シン(呉)(漢)
〔訓〕ひたす・ひたる・つかる
[意味]
①水につかる。ひたる。ひたす。「浸水」
②(水が)しみこむ。じわじわと中へ入りこんでおかす。「浸透・浸潤・浸入・浸食」
③じわじわと。ようやく。やや。「浸漸しんぜん」
[解字]
形声。「水」+音符「
」(=しだいに進める)。水がしだいにしみわたる意。[
][
]は異体字。







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