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○満を引くまんをひく🔗⭐🔉
○満を引くまんをひく
①弓を十分に引きしぼる。
②[漢書叙伝上「皆満を引き白を挙ぐ」]酒をなみなみと盛った杯をとって飲む。
⇒まん【満】
み
①両唇を密閉し有声の気息を鼻腔に通じて発する鼻子音〔m〕と母音〔i〕との結合した音節。〔mi〕 上代特殊仮名遣では奈良時代に甲〔mi〕乙〔mï〕2類の別があった。
②平仮名「み」は「美」の草体。片仮名「ミ」は「三」の草体。
み【三】
みつ。みっつ。さん。
み【巳】
(「へみ(蛇)」の略という。正倉院文書の702年(大宝2)以降の戸籍簿に見えるのが最古例)
①十二支の第6番目に位するもの。動物では蛇に当てる。
②南から東へ30度の方角。→方位(図)。
③昔の時刻の名。今の午前10時ごろ。また、およそ午前9時から11時の間の時刻。→時とき
み【水】
(→)「みず」に同じ。複合語として用いる。「―ぎわ」「―なもと」「たる―」
み【曲・回】
山・川・海などの入り曲がった所。複合語として用いる。「うら―(浦曲)」「くま―(隈回)」
み【見】
見ること。万葉集20「山見れば―のともしく川見れば―のさやけく」。「花―」
み【身】
(古形ムの転)
①からだ。身体。万葉集3「筑紫の綿は―に着けて」。「―を投げる」
②自身。自分。源氏物語帚木「安らかに―をもてなしふるまひたる」。「―を犠牲にする」
③(代名詞的に)自分。私自身。枕草子82「これは―のためも人の御ためも、よろこびには侍らずや」。狂言、富士松「西の海で鹿を啼かせうと、奥山で船を漕がせうと、―がままぢや」
④身分。分際。地位。枕草子8「家のほど、―のほどにあはせて侍るなり」
⑤その人の立場。「相手の―になって考える」
⑥その人の生き方。
⑦人の全力。まごころ。
⑧(皮・骨に対して)肉。ししむら。「白―のさしみ」
⑨竹・木の皮の内部。「赤―」
⑩鞘さやの中の刃。
⑪蓋ふたのある器物の、物を入れる方。
⇒身が入る
⇒身が持たない
⇒身から出た錆
⇒身に余る
⇒身に覚えがある
⇒身に沁みる
⇒身に過ぎる
⇒身に付く
⇒身に付ける
⇒身につまされる
⇒身になる
⇒身の置き所がない
⇒身の振り方
⇒身は習わし
⇒身は身で通る
⇒身二つになる
⇒身も蓋もない
⇒身も世もない
⇒身を誤る
⇒身を合わす
⇒身を入れる
⇒身を打つ
⇒身を売る
⇒身を起こす
⇒身を落とす
⇒身を固める
⇒身を切られる
⇒身を切る
⇒身を砕く
⇒身を削る
⇒身を焦がす
⇒身を粉にする
⇒身を殺して仁を成す
⇒身を沈める
⇒身を持する
⇒身を忍ぶ
⇒身を知る雨
⇒身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ
⇒身を捨てる
⇒身を泰山の安きに置く
⇒身を立てる
⇒身を尽くす
⇒身を抓む
⇒身を挺する
⇒身を投ずる
⇒身を投げる
⇒身を填む
⇒身を退く
⇒身を任せる
⇒身を持ち崩す
⇒身を以て
⇒身を焼く
⇒身を窶す
⇒身を寄せる
み【実・子】
①果実。万葉集2「玉かづら―成らぬ樹には」
②汁の中に入れる菜や肉。具。「おつけの―」
③中身。内容。「―のある話」
④酒・醤油のもろみ。
⇒実のなる木は花から知れる
⇒実もない
⇒実を結ぶ
み【海】
「うみ」の約。神功紀「淡海おうみの―」
み【神・霊】
神霊。神代紀上「山の神等たちを山祇やまつみと号もうす」
み【箕】
穀類をあおって殻・塵などを分け除く農具。竹・藤・桜などの皮を編んで作る。〈倭名類聚鈔16〉
み【未】
(呉音)
①まだ時がこないこと。まだ事の終了しないこと。
②⇒び(未)
み【味】
①あじ。「すっぱ―」
②漢方薬で、薬の種類を数える語。「三―を合わせる」
み【弥】
梵語の音訳字。「弥勒みろく」
ミ【mi イタリア】
〔音〕
①七音音階の第3階名。
②ホ(E)音のイタリア音名。
み【御】
〔接頭〕
①神・天皇・宮廷などに属するものであることを表す。「―あかし」「―食け」「―垣」
②一般に、尊敬または丁寧の意を表す。「―教え」「お―おつけ」
③(「深」とも当てる)美称または語調をととのえるために添える。「―吉野」「―雪」「―山」
み
〔接尾〕
①形容詞の語幹に付き、これを名詞化する。
㋐所・場所を表す。万葉集8「夏の野の繁―に咲ける姫百合の」。源氏物語葵「浅―にや人は下りたつ我が方は身もそぼつまで深きこひぢを」。「深―にはまる」
㋑(「味」と当てることもある)程度・状態を表す。「甘―」「黒―」「ありがた―」
②形容詞および形容詞型活用の助動詞の語幹に付き、多くは上に間投助詞「を」を伴って、原因・理由を表す。…のゆえに。…によって。…なので。万葉集1「采女うねめの袖吹きかへす明日香風都みやこを遠―いたづらに吹く」。万葉集2「止まず行かば人目を多―まねく行かば人知りぬべ―さねかづら後も逢はむと」。万葉集15「秋されば恋し―妹を夢いめにだに久しく見むを明けにけるかも」。万葉集17「峰高―谷を深―と」。詞花和歌集恋「瀬をはや―岩にせかるる滝川のわれても末に逢はむとぞ思ふ」
③二つ連続した動詞連用形のそれぞれに付き、動作の交互に行われる意を表す。…たり…たり。万葉集3「腋挟わきばさむ児の泣くごとに男じもの負ひ―抱うだき―朝鳥の啼ねのみ哭なきつつ」。源氏物語蛍「活け―殺し―」。源氏物語椎本「見え―見えず―」。「降り―降らず―」
み‐あい【見合い】‥アヒ
①互いに見ること。
②互いに結婚相手としてふさわしいかを見るために、人を介して会うこと。「―結婚」
③対応すること。両方がつり合いを保つこと。
④囲碁で、同等の価値をもつ二つの着点。相手がその一方に着手すれば、もう一方を打てばよい。
み‐あい【御合】‥アヒ
御結婚。敏達紀「東宮ひつぎのみこ聖徳に―す」
み‐あ・う【見合う】‥アフ
[一]〔他五〕
①互いに見る。見かわす。
②その場に居あわせて見る。出会う。たまたま見つける。今昔物語集9「自然おのずから人有りて生命しょうみょうを害せんを―・はば」
[二]〔自五〕
対応する。つり合う。「収入に―・った生活」
み‐あえ【御饗】‥アヘ
貴人の飲食のもてなしをすること。神武紀「一柱騰宮あしひとつあがりのみやを造りて―奉る」
み‐あが【御贖】
大祓おおはらえの日、天皇や皇后のためにする祓。
み‐あかし【御明かし・御灯明・御灯】
神仏の前に供える灯火。おとうみょう。みあかり。
み‐あかしぶみ【御証文】
「あかしぶみ」の尊敬語。御願文。
み‐あがた【御県】
天皇の食事に供える蔬菜を栽培する御料地。朝廷の直轄地。祝詞、祈年祭「―に坐ます皇神すめかみたちの前に白まおさく」
み‐あかり【御明り】
⇒みあかし
み‐あがり【身上り・身揚り】
遊女が自分で揚代あげだいを負担して休むこと。また、遊女が情人などを客とし、費用を自弁すること。傾城禁短気「―とやらいうてわが体をわが金出して買はるるやうなむさい意気は」
み‐あきら・む【見明らむ】
〔他下二〕
はっきりと見きわめる。万葉集19「木の暗くれの繁き思ひを―・め情遣らむと」
み‐あ・きる【見飽きる】
〔自上一〕
何度も見て、見るのがいやになる。「この景色も―・きてしまった」
み‐あ・く【見飽く】
〔自四〕
(→)「見あきる」に同じ。
み‐あげ【見上・土産】
(ミヤゲの古形)よく見、調べて、人に差し上げるもの。みやげもの。〈日葡辞書〉
み‐あげ【見上】
兜かぶとの内側で額のあたるところ。
⇒みあげ‐いた【見上板】
⇒みあげ‐じわ【見上皺】
みあげ‐いた【見上板】
〔建〕軒裏のきうらの化粧板のこと。
⇒み‐あげ【見上】
みあげ‐じわ【見上皺】
上を見上げるとき額に生ずる皺。子母銭「軒脇は沈金彫の―」(一亭)
⇒み‐あげ【見上】
み‐あ・げる【見上げる】
〔他下一〕[文]みあ・ぐ(下二)
①上の方を見る。仰ぎ見る。
②人物・力量などがすぐれていると感心する。「―・げた心がけだ」↔見下げる
み‐あさ・む【見浅む】
〔他四〕
見て驚きあきれる。栄華物語つぼみ花「―・み思ふべし」
みあし‐まいり【御足参り】‥マヰリ
貴人の足をもみさすること。源氏物語玉鬘「右近を―に召す」
み‐あた・る【見当たる】
〔自五〕
さがしていたものがみつかる。目にふれる。「財布が―・らない」
み‐あつか・う【見扱ふ】‥アツカフ
〔他四〕
①世話をする。看護する。源氏物語夕霧「いと恐ろしきまで物し給ふめりしを、―・ひ侍りしほどに」
②厄介な思いをする。心労する。源氏物語末摘花「心から、など、かう憂き世を―・ふらむ」
み‐あつ・む【見集む】
〔他下二〕
あれこれと広く見る。また、多くの事を経験している。源氏物語帚木「隈なく―・めたる人の言ひしことは、げにと思しあはせられけり」
み‐あつめ【見集め】
監督。取締り。好色五人女1「跡より清十郎、万よろずの―に遣はしける」
み‐あみ【水浴】
水をあびること。すいよく。
み‐あみ【身網】
定置網などの、垣網で誘導された魚群を落とし入れる袋網の部分。胴網。
み‐あやま・る【見誤る】
〔他五〕
見方を誤る。見まちがえる。「事の本質を―・る」「信号を―・る」
み‐あらか【御舎・御殿】
宮殿の尊敬語。御殿。神代紀上「―の甍いらかを穿ちて」
み‐あらわ・す【見顕す】‥アラハス
〔他四〕
①隠れていた物事を取り出して、あきらかに見る。和泉式部日記「誰にしのびつるぞと―・さんとてなん」
②正体などを見破る。源氏物語手習「夜も明け果てなん。人か何ぞと―・さむ」
み‐あれ【御生・御阿礼】
①神または貴人が誕生・降臨すること。
②京都の上賀茂神社で、葵祭あおいまつりの前3日、すなわち4月の中の午の日(今は5月12日)の夜に行われる祭。阿礼と称する榊さかきに神移しの神事をいとなむ。賀茂のみあれ。御阿礼祭。貫之集「神の―にあふ日なりけり」
③転じて、賀茂神社の称。源氏物語藤裏葉「―にまうで給ふとて」
⇒みあれ‐ぎ【御阿礼木】
⇒みあれ‐の‐せじ【御阿礼宣旨】
みあれ‐ぎ【御阿礼木】
賀茂祭に、神霊を迎えるために立てる榊。風雅和歌集雑「―にゆふしでかけし神山の」
⇒み‐あれ【御生・御阿礼】
みあれ‐の‐せじ【御阿礼宣旨】
(セジはセンジのンを表記しない形)賀茂祭についての宣旨を斎宮いつきのみやに持参する御使いの女官。また、そのことから固有名詞としての女房名にもなる。枕草子183「―の、上に、五寸ばかりなる殿上わらはのいとをかしげなるを作りて」
⇒み‐あれ【御生・御阿礼】
み‐あわ・す【見合わす】‥アハス
[一]〔他五〕
(→)「見合わせる」に同じ。
[二]〔他下二〕
⇒みあわせる(下一)
み‐あわせ【見合せ】‥アハセ
①互いに見ること。
②比較して見ること。
③しばらく控えて様子を見ること。「強風のため運転―」
み‐あわ・せる【見合わせる】‥アハセル
〔他下一〕[文]みあは・す(下二)
①互いに見る。顔を見かわす。蜻蛉日記上「目も―・せず思ひいりてあれば」
②あれとこれとをくらべて見る。対照する。源氏物語帚木「人の有様をあまた―・せんの好みならねど」
③見当をつける。好色一代女1「よき首尾―・せ」
④実行することを控えてしばらく様子を見る。「旅行を―・せる」
⑤結婚させる。めあわせる。
みい【三】
(ミの長音化)みっつ。さん。
みい【三井】‥ヰ
三井寺の略称。「―の晩鐘」
み‐い【御井】‥ヰ
井戸・泉の美称。万葉集1「―の真清水」
ミーイズム【meism アメリカ】
自分以外のものには目を向けない自己中心主義。1960年代のアメリカの社会活動世代に対し、70年代の風潮を背景に生まれた考え方。
み‐いくさ【御軍・皇軍・皇師】
「いくさ」の尊敬語。天皇の軍。皇軍こうぐん。万葉集2「あづまの国の―を召したまひて」
⇒みいくさ‐まつり【御軍祭】
みいくさ‐まつり【御軍祭】
茨城県の鹿島神宮で行われた式年祭。現在9月1日に行われる「提灯まち」に引き継がれている。
⇒み‐いくさ【御軍・皇軍・皇師】
みいけ【三池】
福岡県大牟田市の一部。もと立花氏支藩1万石の城下町。有明海沿岸にあり、三池炭田の石炭の積出港として栄えた。
⇒みいけ‐たんでん【三池炭田】
⇒みいけ‐とうそう【三池闘争】
みいけ‐たんでん【三池炭田】
福岡県南部から熊本県北部にわたる良質の炭田。文明(1469〜1487)年間の発見と伝える。1997年閉山。
⇒みいけ【三池】
みいけ‐とうそう【三池闘争】‥サウ
1959〜60年、三井鉱山三池炭鉱における人員整理反対闘争。三池争議。
合理化反対の市民決起大会でデモ 1959年11月7日(大牟田市)
提供:毎日新聞社
三池闘争
提供:NHK
⇒みいけ【三池】
ミー‐さんらん【ミー散乱】
(ドイツの物理学者Gustav Mie1869〜1957に因む)波長と同じ程度の大きさの粒子による電磁波の散乱。散乱強度は波長によらない。→レイリー散乱
み‐いず【御稜威】‥イヅ
⇒みいつ
み‐い・ず【見出づ】‥イヅ
〔他下二〕
見つけ出す。見出す。枕草子276「とみにて求むる物―・でたる」
ミース‐ファン‐デル‐ローエ【Ludwig Mies van der Rohe】
ドイツの建築家。グロピウス・ル=コルビュジエとともに近代建築を開拓。鉄とガラスから成る高層建築の様式を完成。後にアメリカで活躍。(1886〜1969)
み‐いだ・す【見出す】
〔他五〕
①外の方を見る。見やる。眺めやる。枕草子179「人の出でぬる後も、―・したるこそをかしけれ」
②尋ね出す。見つけ出す。発見する。宇治拾遺物語5「地蔵納めて置き奉りたりけるを思ひ出だして―・したりけり」。「解決の糸口を―・す」
③怒りまたは驚いて目を見はる。醒睡笑「目をきつと―・しければ」
みいちゃん‐はあちゃん
(一説に、女子の名が「み」「は」で始まるものが多いからという)流行やまわりの人の趣味などにすぐにかぶれる、軽薄な人。みいはあ。
み‐いつ【御稜威】
「いつ」の尊敬語。天皇・神などの威光。強い御威勢。
ミーティング【meeting】
会。会合。打合せ。
みい‐でら【三井寺・御井寺】‥ヰ‥
①園城寺おんじょうじの通称。
②奈良県の法輪寺の別称。
③能。狂女物。駿河国清見ヶ関の女が、さらわれた子を狂い尋ねて園城寺に至り、鐘を撞いたことが縁で巡り会う。
⇒みいでら‐ごみむし【三井寺歩行虫】
みいでら‐ごみむし【三井寺歩行虫】‥ヰ‥
ホソクビゴミムシ科の甲虫。体長15〜20ミリメートル。上翅は黒くて、黄色紋がある。敵に襲われると、尾部から刺激性のガスを噴出。石の下などにすむ。ヘヒリムシ。ミイデラハンミョウ。コウヤ。
みいでらごみむし
ミイデラゴミムシ
撮影:海野和男
⇒みい‐でら【三井寺・御井寺】
ミート【meat】
牛・豚・羊などの食用肉。
⇒ミート‐ソース【meat sauce】
⇒ミート‐パイ【meat pie】
⇒ミート‐ボール【meat ball】
⇒ミート‐ローフ【meat loaf】
ミート【meet】
野球の打撃で、ボールをバットの芯に合わせること。
ミード【George Herbert Mead】
アメリカの社会学者・哲学者。シカゴ学派の代表的存在で、象徴的相互行為論・社会心理学の創始者。著「精神・自我・社会」など。(1863〜1931)
ミード【Margaret Mead】
アメリカの文化人類学者。文化がパーソナリティー形成に及ぼす影響を分析。著「サモアの思春期」「男性と女性」など。(1901〜1978)
ミート‐ソース【meat sauce】
挽肉ひきにくに玉葱たまねぎのみじん切り、トマト‐ピューレなどを加えて煮込んだソース。
⇒ミート【meat】
ミート‐パイ【meat pie】
挽肉入りの具を包み込んで焼いたパイ。
⇒ミート【meat】
ミート‐ボール【meat ball】
挽肉を丸め、油で揚げたり、煮たりした料理。肉だんご。ミンチボール。メンチボール。
⇒ミート【meat】
ミート‐ローフ【meat loaf】
挽肉、卵、細かく刻んだ野菜などを混ぜ合わせ、長方形の型に入れてオーブンで焼いた料理。
⇒ミート【meat】
ミーニュ【Jacques Paul Migne】
フランスの司祭。ラテン教父関係221巻、ギリシア教父関係161巻の「教父著作集成」を刊行、西洋古典学に寄与。(1800〜1875)
みい‐はあ
(多く「ミーハー」と書く)世の中の流行にかぶれやすいこと。また、そのような人。みいちゃんはあちゃん。
ミーマーンサー【Mīmāṃsā 梵】
インド六派哲学の一つ。「ミーマーンサー‐スートラ」を根本聖典とし、ヴェーダ・ウパニシャッドなどに現れたバラモンの祭祀哲学を研究。弭曼薩。
ミーム【meme】
文化の伝達や複製の基本単位。イギリスの進化生物学者ドーキンス(Richard Dawkins1941〜)が提唱。人間の文化も遺伝子と同様に受け継がれ進化するという考えに基づく。
ミイラ【mirra ポルトガル・木乃伊】
(木乃伊はmummyの漢訳語)人間または動物の死体が永く原形に近い形を保存しているもの。天然的ミイラと人工的ミイラとがあり、天然的ミイラは土地の乾燥と、鉱物的成分、空気の乾燥、寒冷のために、死体が自然に乾固したもの。人工的ミイラは主として宗教上の信仰から人間の死体に加工してその腐敗を防止したもので、エジプト・ミャンマーなどに見られる。
⇒ミイラ取りがミイラになる
三池闘争
提供:NHK
⇒みいけ【三池】
ミー‐さんらん【ミー散乱】
(ドイツの物理学者Gustav Mie1869〜1957に因む)波長と同じ程度の大きさの粒子による電磁波の散乱。散乱強度は波長によらない。→レイリー散乱
み‐いず【御稜威】‥イヅ
⇒みいつ
み‐い・ず【見出づ】‥イヅ
〔他下二〕
見つけ出す。見出す。枕草子276「とみにて求むる物―・でたる」
ミース‐ファン‐デル‐ローエ【Ludwig Mies van der Rohe】
ドイツの建築家。グロピウス・ル=コルビュジエとともに近代建築を開拓。鉄とガラスから成る高層建築の様式を完成。後にアメリカで活躍。(1886〜1969)
み‐いだ・す【見出す】
〔他五〕
①外の方を見る。見やる。眺めやる。枕草子179「人の出でぬる後も、―・したるこそをかしけれ」
②尋ね出す。見つけ出す。発見する。宇治拾遺物語5「地蔵納めて置き奉りたりけるを思ひ出だして―・したりけり」。「解決の糸口を―・す」
③怒りまたは驚いて目を見はる。醒睡笑「目をきつと―・しければ」
みいちゃん‐はあちゃん
(一説に、女子の名が「み」「は」で始まるものが多いからという)流行やまわりの人の趣味などにすぐにかぶれる、軽薄な人。みいはあ。
み‐いつ【御稜威】
「いつ」の尊敬語。天皇・神などの威光。強い御威勢。
ミーティング【meeting】
会。会合。打合せ。
みい‐でら【三井寺・御井寺】‥ヰ‥
①園城寺おんじょうじの通称。
②奈良県の法輪寺の別称。
③能。狂女物。駿河国清見ヶ関の女が、さらわれた子を狂い尋ねて園城寺に至り、鐘を撞いたことが縁で巡り会う。
⇒みいでら‐ごみむし【三井寺歩行虫】
みいでら‐ごみむし【三井寺歩行虫】‥ヰ‥
ホソクビゴミムシ科の甲虫。体長15〜20ミリメートル。上翅は黒くて、黄色紋がある。敵に襲われると、尾部から刺激性のガスを噴出。石の下などにすむ。ヘヒリムシ。ミイデラハンミョウ。コウヤ。
みいでらごみむし
ミイデラゴミムシ
撮影:海野和男
⇒みい‐でら【三井寺・御井寺】
ミート【meat】
牛・豚・羊などの食用肉。
⇒ミート‐ソース【meat sauce】
⇒ミート‐パイ【meat pie】
⇒ミート‐ボール【meat ball】
⇒ミート‐ローフ【meat loaf】
ミート【meet】
野球の打撃で、ボールをバットの芯に合わせること。
ミード【George Herbert Mead】
アメリカの社会学者・哲学者。シカゴ学派の代表的存在で、象徴的相互行為論・社会心理学の創始者。著「精神・自我・社会」など。(1863〜1931)
ミード【Margaret Mead】
アメリカの文化人類学者。文化がパーソナリティー形成に及ぼす影響を分析。著「サモアの思春期」「男性と女性」など。(1901〜1978)
ミート‐ソース【meat sauce】
挽肉ひきにくに玉葱たまねぎのみじん切り、トマト‐ピューレなどを加えて煮込んだソース。
⇒ミート【meat】
ミート‐パイ【meat pie】
挽肉入りの具を包み込んで焼いたパイ。
⇒ミート【meat】
ミート‐ボール【meat ball】
挽肉を丸め、油で揚げたり、煮たりした料理。肉だんご。ミンチボール。メンチボール。
⇒ミート【meat】
ミート‐ローフ【meat loaf】
挽肉、卵、細かく刻んだ野菜などを混ぜ合わせ、長方形の型に入れてオーブンで焼いた料理。
⇒ミート【meat】
ミーニュ【Jacques Paul Migne】
フランスの司祭。ラテン教父関係221巻、ギリシア教父関係161巻の「教父著作集成」を刊行、西洋古典学に寄与。(1800〜1875)
みい‐はあ
(多く「ミーハー」と書く)世の中の流行にかぶれやすいこと。また、そのような人。みいちゃんはあちゃん。
ミーマーンサー【Mīmāṃsā 梵】
インド六派哲学の一つ。「ミーマーンサー‐スートラ」を根本聖典とし、ヴェーダ・ウパニシャッドなどに現れたバラモンの祭祀哲学を研究。弭曼薩。
ミーム【meme】
文化の伝達や複製の基本単位。イギリスの進化生物学者ドーキンス(Richard Dawkins1941〜)が提唱。人間の文化も遺伝子と同様に受け継がれ進化するという考えに基づく。
ミイラ【mirra ポルトガル・木乃伊】
(木乃伊はmummyの漢訳語)人間または動物の死体が永く原形に近い形を保存しているもの。天然的ミイラと人工的ミイラとがあり、天然的ミイラは土地の乾燥と、鉱物的成分、空気の乾燥、寒冷のために、死体が自然に乾固したもの。人工的ミイラは主として宗教上の信仰から人間の死体に加工してその腐敗を防止したもので、エジプト・ミャンマーなどに見られる。
⇒ミイラ取りがミイラになる
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