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つがり【連・鎖・縋】🔗🔉

つがり連・鎖・縋】 (ツカリとも) ①つらなりつづくこと。 ②糸でからげつないだもの。 ③くさり。仁徳紀「鉄の―を以て」 ④袋の口をくさりのようにかがって、紐を通す部分。耳。乳。また、紐で口をしぼるようにして閉じる袋。茶入などを包むのに用いる。三人法師「袋の口あくるを遅しと―を引き切り」

つが・る【連る・鎖る・綴る】🔗🔉

つが・る連る・鎖る・綴る】 [一]〔自四〕 つらなりつづく。つながる。まといつく。万葉集9「豊国の香春かはるは吾家わぎえひもの児にい―・りをれば香春は吾家」 [二]〔他四〕 つながるようにする。つらねつづける。まといつける。かがる。雅亮装束抄「股立をいろいろに組みたる糸して―・りたり」

つら【連・列】🔗🔉

つら連・列】 ①つらなること。ならぶこと。また、そのもの。なみ。れつ。雄略紀「群臣の―にな預らしめそ」 ②連中。仲間。同類。源氏物語桐壺「ただわが女みこたちと同じ―におもひきこえむと」

つら‐なり【連なり】🔗🔉

つら‐なり連なり】 つらなっていること。また、つらなっているもの。「山の―」

つら‐な・る【連なる・列なる】🔗🔉

つら‐な・る連なる・列なる】 〔自五〕 ①一列にならびつづく。孝徳紀「百官の、臣・連・国造・伴造・百八十部―・りて匝かさなりて拝みたてまつる」。平家物語2「賓客座に―・つて」。「末席に―・る」「選考委員に―・る」 ②つながる。連繋する。今昔物語集13「骨皆―・りて離れず」。平家物語灌頂「たちまちに釈迦の遺弟に―・り」 ③つれだつ。共に行く。今昔物語集17「同じ郷の者三人と―・りて水銀を掘る所に行きぬ」

つらなる‐えだ【連なる枝】🔗🔉

つらなる‐えだ連なる枝】 「連枝れんし」の訓読。

つら・ぬ【連ぬ・列ぬ】🔗🔉

つら・ぬ連ぬ・列ぬ】 [一]〔自下二〕 ①一列にならぶ。つらなる。枕草子1「雁などの―・ねたるが、いとちひさくみゆる」 ②つれになる。つれだつ。宇津保物語俊蔭「俊蔭と―・ね給ひて二つといふ山に入り給ふ」 [二]〔他下二〕 ⇒つらねる(下一)

つらね【連ね・列ね】🔗🔉

つらね連ね・列ね】 ①猿楽・延年舞などで、言葉や歌を長々と朗唱すること。つらねごと。 ②歌舞伎で、主として荒事の主役が自分の名乗なのり、物の趣意・由来・功能から名所づくし・名物立などを、縁語・掛詞を使って述べる長いせりふ。「暫しばらく」のつらねは代表的。 ⇒つらね‐うた【連ね歌】 ⇒つらね‐ごと【連ね事・連詞】

つらね‐うた【連ね歌】🔗🔉

つらね‐うた連ね歌】 ①数百の短歌を文字鎖もじぐさりのように連ねたもの。歌鎖うたぐさり。 ②⇒れんが。〈日葡辞書〉 ⇒つらね【連ね・列ね】

つら・ねる【連ねる・列ねる】🔗🔉

つら・ねる連ねる・列ねる】 〔他下一〕[文]つら・ぬ(下二) ①一列にならべつづける。赤染衛門集「紫の袖を―・ねてきたるかな」。「軒を―・ねる」「連判状に名を―・ねる」 ②伴う。ひきつれる。源氏物語空蝉「老人、これを―・ねてありきけると思ひて」 ③つづかせる。つなぐ。つなげる。玉葉集「古に―・ねし枝の」 ④言葉をならべる。特に、詩歌を作る。謡曲、松風「まつとし聞かば今帰り来むと、―・ね給ひし言の葉はいかに」。「美辞麗句を―・ねる」

つ・る【連る】🔗🔉

つ・る連る】 〔自他下二〕 ⇒つれる(下一)

つる・ぶ【連ぶ】🔗🔉

つる・ぶ連ぶ】 〔他下二〕 ①つるべうちに打つ。太閤記3「松田が旗本を目あてにし―・べしかば」 ②つらねる。並べる。狂言、靱猿「まつきおろしの春の駒がはなを―・べてまゐりたるぞや」

つるべ【連べ・釣瓶】🔗🔉

つるべ連べ・釣瓶】 (「釣瓶」は当て字)「連つるぶ」の連用形。 ⇒つるべ‐うち【釣瓶打】 ⇒つるべ‐ぜに【連緡銭】 ⇒つるべ‐や【釣瓶矢】

つる・む【連む】🔗🔉

つる・む連む】 〔自五〕 連れ立つ。連れる。東海道中膝栗毛4「やらやつとあとから―・んで来申すハ」。「―・んで飲みに行く」

つれ【連れ】🔗🔉

つれ連れ】 ①道づれ。同伴者。「―が待っている」 ②なかま。伴侶。配偶者。 ③(普通ツレと書く)能における助演的な役。シテやワキに伴う役と、独立の役とあるが、いずれもシテ方に属するものをシテヅレ(略してツレ)、ワキ方に属するものをワキヅレと称する。 ④春宮とうぐう坊の帯刀たちはき。脇の次に位する。 ⑤(多く「この」「その」などに付いて)種類。程度。また、そのようなもの。狂言、佐渡狐「まだその―をおしやる」 ⑥(接頭語的に)二人以上がいっしょに行動する意。「―三味線」

づれ【連れ】🔗🔉

づれ連れ】 〔接尾〕 (体言に付く) ①同伴の意を表す。「三人―」「親子―」 ②卑しめる意を表す。…のようにつまらないもの。…風情のもの。狂言、靱猿「猿引―に御用は御座るまいが」。「足軽―」

つれ‐あ・う【連れ合う】‥アフ🔗🔉

つれ‐あ・う連れ合う‥アフ 〔自五〕 ①行動をともにする。相伴う。同伴する。 ②夫婦になる。つれそう。

つれ‐うた【連れ歌】🔗🔉

つれ‐うた連れ歌】 連節つれぶしでうたう歌。松の葉2「ぬれたわけある―を」

つれ‐こ【連れ子】🔗🔉

つれ‐こ連れ子】 再婚する者が、前の配偶者との間にできた子をつれて来ること。また、その子。つれっこ。

つれ‐こ・む【連れ込む】🔗🔉

つれ‐こ・む連れ込む】 〔他五〕 つれて一緒に中に入り込む。「愛人を宿に―・む」「路地裏に―・んでおどす」

つれ‐さ・る【連れ去る】🔗🔉

つれ‐さ・る連れ去る】 〔他五〕 連れて立ち去る。人や動物をさらう。

つれ‐しゃくはち【連れ尺八】🔗🔉

つれ‐しゃくはち連れ尺八】 連れ吹きをする尺八。狂言、楽阿弥「同じくは―」

つれ‐じゃみせん【連れ三味線】🔗🔉

つれ‐じゃみせん連れ三味線】 ①二人以上の奏者による三味線の演奏。連れ弾き。 ②二人以上の三味線方が並んで演奏する際の、立三味線たてじゃみせん以外の者。

つれ‐しゅ【連れ衆】🔗🔉

つれ‐しゅ連れ衆】 同伴の仲間。浄瑠璃、曾根崎「この―は町の衆」

つれ‐しょうべん【連れ小便】‥セウ‥🔗🔉

つれ‐しょうべん連れ小便‥セウ‥ 連れ立って一緒に小便をすること。

つれ‐ぜい【連れ勢】🔗🔉

つれ‐ぜい連れ勢】 引きつれている軍勢。

つれ‐そ・う【連れ添う】‥ソフ🔗🔉

つれ‐そ・う連れ添う‥ソフ 〔自五〕 ①二人がいっしょに並ぶ。 ②夫婦になる。夫婦となって暮らす。つれあう。武家義理物語「一生―・ふ。夫妻の楽しみ深し」。「長年―・った夫」

つれ‐だ・す【連れ出す】🔗🔉

つれ‐だ・す連れ出す】 〔他五〕 外へ連れて出る。「散歩に―・す」

つれ‐だ・つ【連れ立つ】🔗🔉

つれ‐だ・つ連れ立つ】 〔自五〕 相伴っていっしょに行く。天草本平家物語「二人―・つて泣く泣く帰ると見えたが」。「家族と―・って買物に行く」

つれっ‐こ【連れっ子】🔗🔉

つれっ‐こ連れっ子】 ツレコの促音化。

つれ‐どうしん【連れ道心】‥ダウ‥🔗🔉

つれ‐どうしん連れ道心‥ダウ‥ 共に仏道にこころざすこと。つれ立った道心者。浄瑠璃、賀古教信七墓廻「わが手に育て叔父甥の―とだきあぐれば」

つれ‐とび【連れ飛び】🔗🔉

つれ‐とび連れ飛び】 つれあって飛ぶこと。狂言、飛越「手と手を引き合うて―に致さうが、飛ばせられうか」

つれ‐なみだ【連れ涙】🔗🔉

つれ‐なみだ連れ涙】 他人が泣くのにつられて出る涙。浄瑠璃、曾我会稽山「沈み入つたる―」

つれ‐ねんぶつ【連れ念仏】🔗🔉

つれ‐ねんぶつ連れ念仏】 二人以上が声を合わせて唱える念仏。

つれ‐びき【連れ弾き】🔗🔉

つれ‐びき連れ弾き】 琴・三味線などを、二人以上で弾くこと。主として、義太夫の三味線にいう。合奏。連奏。

つれ‐びと【連れ人】🔗🔉

つれ‐びと連れ人】 いっしょにつれている人。おとも。同伴者。

つれ‐ぶき【連れ吹き】🔗🔉

つれ‐ぶき連れ吹き】 笛などを他の人と合わせていっしょに吹くこと。好色五人女5「―の笛竹、息の哀れや」

つれ‐ぶし【連れ節】🔗🔉

つれ‐ぶし連れ節】 他人とともに声を合わせてうたうこと。斉唱。合唱。好色一代男2「―に歌説経」

つれ‐まい【連れ舞】‥マヒ🔗🔉

つれ‐まい連れ舞‥マヒ 同じ舞の振りを二人以上で同時に舞うこと。また、その舞。

つれ‐むこ【連れ婿】🔗🔉

つれ‐むこ連れ婿】 初婿入りの際に、婿と同年輩の男が連れ添う習俗。

つれ‐やっこ【連れ奴】🔗🔉

つれ‐やっこ連れ奴】 供として連れている下男。ともの奴。

つれ‐ゆ・く【連れ行く】🔗🔉

つれ‐ゆ・く連れ行く】 〔他五〕 ともなって行く。引きつれて行く。

つれ‐よめ【連れ嫁】🔗🔉

つれ‐よめ連れ嫁】 嫁入りの際に、嫁と同年輩の女が連れ添う習俗。

つ・れる【連れる】🔗🔉

つ・れる連れる】 [文]つ・る(下二) [一]〔自下一〕 ①つらなる。源氏物語須磨「朝ぼらけの空に雁―・れて渡る」 ②つれだつ。同行する。源氏物語松風「殿上人四五人ばかり―・れてまゐれり」 ③(「…に―・れて」の形で)…に従って。…に応じて。浄瑠璃、心中宵庚申「衣服の綺羅も世に―・れて」。「時間のたつに―・れて」 [二]〔他下一〕 携えて行く。従える。つれて行く。源氏物語若菜上「若葉さす野べの小松を引き―・れて」。平家物語9「三騎―・れて敵の中へ駆け入り」

むらじ【連】🔗🔉

むらじ】 古代の姓かばねの一種。大和政権時代に、主として神別しんべつの諸氏が称した。臣おみと並ぶ有力豪族が多く、大伴連・物部連からは大連おおむらじが任ぜられて政務を担当。684年の八色姓やくさのかばねでは第7位。大伴・石上(物部)ら有力な連は第3位の宿祢すくねに昇格した。

レダマ【retama スペイン・連玉】🔗🔉

レダマretama スペイン・連玉】 マメ科の落葉低木。地中海沿岸原産の観賞用植物。高さ約3メートル、枝は細長く、帯碧緑色。葉は線形。エニシダに似、夏から秋にかけ黄色の蝶形花を開き、細長い莢さやを生ずる。

れん【連】🔗🔉

れん】 ①ひきつれること。つれ。仲間。 ②連盟・連合などの略。 ③つらなったものや編んだものを数えるのにいう語。「数珠1―」「詩の第1―」 ④鷹を数える語。 ⑤(「嗹」とも書く。reamの当て字)洋紙の取引上の単位。平判では1000枚、巻取紙では規定寸法の1000枚分、板紙では100枚を1連とする。 ⑥〔生〕植物分類上の1階級。科と属との間。族。→階級(表)。 ⑦(→)聯1に同じ。

れん‐いん【連印】🔗🔉

れん‐いん連印】 同一の文書に2名以上の者が姓名を列記して印をおすこと。連判。

れん‐いん【連陰】🔗🔉

れん‐いん連陰】 連日のくもり。

れん‐う【連雨】🔗🔉

れん‐う連雨】 連日の降雨。ながあめ。霖雨りんう

れんうんこう【連雲港】‥カウ🔗🔉

れんうんこう連雲港‥カウ (Lianyungang)中国江蘇省の北端にある港湾都市。隴海ろうかい鉄道の終点。漁業・製塩業が盛ん。景勝地に花果山がある。人口68万7千(2000)。

れん‐えん【連延】🔗🔉

れん‐えん連延】 ①つらなり続くこと。 ②のびのびになること。

れん‐おん【連音】🔗🔉

れん‐おん連音】 〔言〕 ①単音の連結から成る音。 ②(→)顫動せんどうに同じ。 ③(→)リエゾンに同じ。

れん‐おんぷ【連音符】🔗🔉

れん‐おんぷ連音符】 特殊なやり方で分割された一連の音符。2等分すべきものを3等分した3連音符など。連符。

れん‐が【連火】‥グワ🔗🔉

れん‐が連火‥グワ 漢字の脚あしの一種。「焦」「然」などの脚の「灬」の称。列火。

れん‐が【連歌】🔗🔉

れん‐が連歌】 和歌の上句と下句とに相当する五・七・五の長句と七・七の短句との唱和を基本とする詩歌の形態。万葉集巻8の尼と大伴家持との唱和をはじめ、古くはこの短歌合作の形すなわち短連歌がもっぱら行われたが、院政期頃から多人数または単独で長・短句を交互に長く連ねる形すなわち長連歌(鎖連歌)に発達、中世・近世にわたって流行した。長連歌は第1句を発句ほっく、次句を脇わき、第3句を第三、最終句を挙句あげくといい、句数により歌仙・四十四よよし・五十韻・百韻・千句・万句などの形式がある。百韻を基準とするが、百句を通じて意味を一貫させるのではなくて、連続する2句の間の付合つけあいや全体の変化などを楽しむ。つらねうた。続歌つづけうた→俳諧はいかいの連歌⇒れんが‐あわせ【連歌合】 ⇒れんが‐し【連歌師】 ⇒れんが‐しんしき【連歌新式】 ⇒れんが‐はじめ【連歌始】 ⇒れんが‐ほんしき【連歌本式】 ⇒連歌と盗人は夜がよい

れんが‐あわせ【連歌合】‥アハセ🔗🔉

れんが‐あわせ連歌合‥アハセ 歌合うたあわせを模した連歌の勝負形式。作者を左右に分け、その詠んだ句を判者が批評し、優劣勝負を定めるもの。 ⇒れん‐が【連歌】

れんが‐し【連歌師】🔗🔉

れんが‐し連歌師】 連歌をよくする人。専門の連歌作者。連歌の宗匠。 ⇒れん‐が【連歌】

れんが‐しんしき【連歌新式】🔗🔉

れんが‐しんしき連歌新式】 連歌の式目で「連歌本式」に対する称。応安新式おうあんしんしきなど。 ⇒れん‐が【連歌】

○連歌と盗人は夜がよいれんがとぬすびとはよるがよい🔗🔉

○連歌と盗人は夜がよいれんがとぬすびとはよるがよい 連歌を詠むのは落ちついた夜が適当だと、盗人の夜仕事を引合いにしていったもの。狂言、蜘の糸「また―と申す事も御座る程に、思ひ立つた事で御座る」 ⇒れん‐が【連歌】 れんがぬすびと連歌盗人】 狂言。二人の男が連歌会の当番にあたるが、貧しく勤めがたいため、ある家へ盗みに入り、床の懐紙を見て添句をこしらえるところを主人に見つけられる。主人は添句に感心して酒をふるまう。盗人連歌。 れんが‐はじめ連歌始(→)柳営連歌始に同じ。 ⇒れん‐が【連歌】 れんが‐ほんしき連歌本式】 連歌の式目。制定者には、藤原為氏・善阿・道生を当てる説がある。文永(1264〜1275)頃成立か。現在伝えられる本式は、1492年(明応1)兼載の制定したもの。 ⇒れん‐が【連歌】 れん‐かん連桿】 〔機〕(→)連接棒に同じ。 れん‐かん連管‥クワン 2本以上の尺八で合奏すること。 れん‐かん連関・聯関‥クワン ①つながりかかわること。互いにかかわりあうこと。関連。「相互に―した事柄」 ②多くの経験内容が一定の関係に従って結合し、一つの全体を構成すること。 ③〔生〕(→)連鎖に同じ。 ⇒れんかん‐ぐん【連関群】 れん‐かん連環‥クワン 環をつらねること。また、そのもの。くさり。つぎわ。 ⇒れんかん‐が【連環画】 ⇒れんかん‐ば【連環馬】 れんかん‐が連環画‥クワングワ 中国の絵物語。一つの物語を多くの連続した絵で説明したもの。 ⇒れん‐かん【連環】 れんかん‐ぐん連関群‥クワン‥ (→)連鎖群に同じ。 ⇒れん‐かん【連関・聯関】 れんかん‐ば連環馬‥クワン‥ 中国で、騎兵が乗馬を鎖でつなぎ合わせ一斉に敵陣に突撃すること。 ⇒れん‐かん【連環】 れん‐き連記】 つらねて書きしるすこと。↔単記。 ⇒れんき‐とうひょう‐せい【連記投票制】 れん‐ぎ連木】 すりこぎ。 ⇒連木で腹を切る

れんがぬすびと【連歌盗人】🔗🔉

れんがぬすびと連歌盗人】 狂言。二人の男が連歌会の当番にあたるが、貧しく勤めがたいため、ある家へ盗みに入り、床の懐紙を見て添句をこしらえるところを主人に見つけられる。主人は添句に感心して酒をふるまう。盗人連歌。

れんが‐はじめ【連歌始】🔗🔉

れんが‐はじめ連歌始(→)柳営連歌始に同じ。 ⇒れん‐が【連歌】

れんが‐ほんしき【連歌本式】🔗🔉

れんが‐ほんしき連歌本式】 連歌の式目。制定者には、藤原為氏・善阿・道生を当てる説がある。文永(1264〜1275)頃成立か。現在伝えられる本式は、1492年(明応1)兼載の制定したもの。 ⇒れん‐が【連歌】

れん‐かん【連管】‥クワン🔗🔉

れん‐かん連管‥クワン 2本以上の尺八で合奏すること。

れん‐かん【連関・聯関】‥クワン🔗🔉

れん‐かん連関・聯関‥クワン ①つながりかかわること。互いにかかわりあうこと。関連。「相互に―した事柄」 ②多くの経験内容が一定の関係に従って結合し、一つの全体を構成すること。 ③〔生〕(→)連鎖に同じ。 ⇒れんかん‐ぐん【連関群】

れん‐かん【連環】‥クワン🔗🔉

れん‐かん連環‥クワン 環をつらねること。また、そのもの。くさり。つぎわ。 ⇒れんかん‐が【連環画】 ⇒れんかん‐ば【連環馬】

れんかん‐が【連環画】‥クワングワ🔗🔉

れんかん‐が連環画‥クワングワ 中国の絵物語。一つの物語を多くの連続した絵で説明したもの。 ⇒れん‐かん【連環】

れんかん‐ぐん【連関群】‥クワン‥🔗🔉

れんかん‐ぐん連関群‥クワン‥ (→)連鎖群に同じ。 ⇒れん‐かん【連関・聯関】

れんかん‐ば【連環馬】‥クワン‥🔗🔉

れんかん‐ば連環馬‥クワン‥ 中国で、騎兵が乗馬を鎖でつなぎ合わせ一斉に敵陣に突撃すること。 ⇒れん‐かん【連環】

れん‐き【連記】🔗🔉

れん‐き連記】 つらねて書きしるすこと。↔単記。 ⇒れんき‐とうひょう‐せい【連記投票制】

れんき‐とうひょう‐せい【連記投票制】‥ヘウ‥🔗🔉

れんき‐とうひょう‐せい連記投票制‥ヘウ‥ 一人の選挙人が1枚の投票用紙に2名以上の被選挙人を指示する投票制度。連記制。↔単記投票制 ⇒れん‐き【連記】

れん‐きゅう【連丘】‥キウ🔗🔉

れん‐きゅう連丘‥キウおかのいくつもつらなったもの。連岡れんこう

れん‐きゅう【連休】‥キウ🔗🔉

れん‐きゅう連休‥キウ 休日が続くこと。また、その続いた休日。「3―」

れん‐ぎん【連吟】🔗🔉

れん‐ぎん連吟】 謡うたいの一部分を二人以上で謡うこと。↔独吟

れん‐く【連句】🔗🔉

れん‐く連句】 「俳諧はいかいの連歌」の別称。発句ほっくが1句独立に作られるようになったので、これと区別し、また連歌とも区別して、俳諧の付合つけあいや歌仙・百韻・千句などをこう呼ぶ。

れん‐けい【連係・連繋・聯繋】🔗🔉

れん‐けい連係・連繋・聯繋】 つながって次に及ぶこと。つらなりつながること。つらねつなぐこと。また、そのつながり。「―動作」

れん‐けい【連携】🔗🔉

れん‐けい連携】 同じ目的を持つ者が互いに連絡をとり、協力し合って物事を行うこと。「両者―して推進する」「―を強める」

れん‐げつ【連月】🔗🔉

れん‐げつ連月】 幾月もつづくこと。つきづき。毎月。

れんけつ‐き【連結器】🔗🔉

れんけつ‐き連結器】 車両を連結する装置。ねじ式と自動式とがあり、現在は一般に自動式。 ⇒れん‐けつ【連結・聯結】

れんけつ‐けいさんしょるい【連結計算書類】🔗🔉

れんけつ‐けいさんしょるい連結計算書類】 会社法に定める大会社のうち、有価証券報告書を提出する企業に作成が要求される計算書類。連結貸借対照表・連結損益計算書・連結株主資本等変動計算書・連結注記表からなる。 ⇒れん‐けつ【連結・聯結】

れんけつ‐けっさん【連結決算】🔗🔉

れんけつ‐けっさん連結決算】 支配従属関係にある二つ以上の会社からなる企業集団(連結企業集団)を単一の組織体とみなして、親会社がその企業集団について行う企業会計上の決算。 ⇒れん‐けつ【連結・聯結】

れんけつ‐ざいむしょひょう【連結財務諸表】‥ヘウ🔗🔉

れんけつ‐ざいむしょひょう連結財務諸表‥ヘウ 連結企業集団の財政状態および経営成績を総合的に報告するために親会社が作成する財務諸表。金融商品取引法では、連結貸借対照表・連結損益計算書・連結株主資本等変動計算書・連結キャッシュ‐フロー計算書・連結附属明細表をいう。 ⇒れん‐けつ【連結・聯結】

れん‐げん【連言】🔗🔉

れん‐げん連言】 〔論〕(conjunction)命題を結びつける基本的な形式の一つ。日常語の「そして」に当たる。命題「PそしてQ」は、Pが真でありまたQが真であるときにのみ、命題全体も真である、というもの。

れん‐こ【連呼】🔗🔉

れん‐こ連呼】 幾度もつづけて呼ぶこと。同じことをつづけて何度も大声で言うこと。「候補者名を―する」

れん‐こう【連岡】‥カウ🔗🔉

れん‐こう連岡‥カウ 続いている丘陵。連丘。

れんこもん‐きょう【連弧文鏡】‥キヤウ🔗🔉

れんこもん‐きょう連弧文鏡‥キヤウ (→)内行花文ないこうかもんに同じ。

れん‐れん【連連】🔗🔉

れん‐れん連連】 ひきつづいて絶え間のないさま。連綿。東鑑22「依―地震被行御祈」 ⇒れんれん‐びき【連連引】

れんれん‐びき【連連引】🔗🔉

れんれん‐びき連連引】 江戸時代の免租法の一種。山崩れ・洪水などの災害で耕作不可能となった田畑を復旧までの間、免租地とすること。↔年年引ねんねんびき ⇒れん‐れん【連連】

[漢]連🔗🔉

 字形  筆順 〔辶(辶)部7画/10画/教育/4702・4F22〕 [] 字形 〔辶(辶)部7画/11画〕 〔音〕レン(呉)(漢) 〔訓〕つらなる・つらねる・れる (名)つら [意味] ①つながる。つらなる。(一列に)結びつなぐ。つらなり。(同)聯。「連続・連山・連合・連動・連座・連累・関連・一連」 ②ひきつづく。しきりに。「連日・連載・連呼・連戦連勝」 ③引きつれる。つれ。仲間。「連行・常連・連中・悪童連」 ④ひとつづきになったものを数える語。「数珠じゅず一連」▶印刷用紙の場合はreamの音訳で、「嗹」とも書き、全紙千枚分。 [解字] 会意。「辶」+「車」。車がいくつもつらなって進む意。 [下ツキ 一連・関連・愚連隊・外連・定連・常連・莫連・馬連・流連・注連縄しめなわ [難読] 連枷からざお

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