複数辞典一括検索+![]()
![]()
広辞苑の検索結果 (25)
おさ🔗⭐🔉
おさ
田の区画。耕地整理を「おさなおし」という。
おさ【長】ヲサ🔗⭐🔉
おさ【長】ヲサ
①一群の人の中で、かしらだつ者。かしら。長ちょう。万葉集5「楚しもと取る里―が声はねやどまで来立ち呼ばひぬ」
②最もすぐれたもの。「鯛は魚の―」
おさ【筬】ヲサ🔗⭐🔉
おさ【筬】ヲサ
①織機の付属具。経たて糸の位置を整え、緯よこ糸を打ち込むのに用いる。竹の薄い小片を櫛の歯のように列ね、長方形の框わくに入れたもの(竹筬)であったが、今は鋼または真鍮しんちゅう製の扁平な針金で製したもの(金筬)を多く用いる。
筬
撮影:薗部 澄(JCII蔵)
②(→)「くじらひげ」の別称。
②(→)「くじらひげ」の別称。
おさ【訳語】ヲサ🔗⭐🔉
おさ【訳語】ヲサ
外国語を通訳すること。また、その人。通訳。通事。通弁。〈日本霊異記上訓釈〉
おさあい【幼児】ヲサ‥🔗⭐🔉
おさあい【幼児】ヲサ‥
(オサナイの転)幼い者。御伽草子、唐糸草子「―の心にさへ」
おさあ・い【幼い】ヲサ‥🔗⭐🔉
おさあ・い【幼い】ヲサ‥
〔形〕
オサナイの転。浄瑠璃、頼朝伊豆日記「―・いかたへの御慰にさしあげ」
おさいオサヰ🔗⭐🔉
おさいオサヰ
浄瑠璃「鑓の権三重帷子やりのごんざかさねかたびら」中の人物。浅香市之進の妻で、笹野権三と通じて夫に討たれる。
お‐さい【御宰】🔗⭐🔉
お‐さい【御宰】
宰領の敬称。
お‐さい【御菜】🔗⭐🔉
お‐さい【御菜】
菜さいの丁寧な表現。おかず。副食物。
おさ・う【押ふ・抑ふ・圧さふ】オサフ🔗⭐🔉
おさ・う【押ふ・抑ふ・圧さふ】オサフ
〔他下二〕
⇒おさえる(下一)
おさえ【押え・抑え】オサヘ🔗⭐🔉
おさえ【押え・抑え】オサヘ
①おさえること。抑止。「―がきかない」
②おさえるのに用いるもの。おもし。おし。また、脇息きょうそくなど。
③敵をささえ防ぐこと。防備。万葉集20「しらぬひ筑紫の国は賊あた守る―の城きそと」。「―の投手」
④隊列や行列の最後にあって、列が乱れないようにする人。しんがり。男色大鑑「乗物つらせて―に五十あまりの親仁」
⑤差そうとする盃をおし返して重ねて飲ませること。
⑥宴席などで、最後に出すもの。「―の杯」
⑦櫓ろを操って船首を右方に向けること。櫓で行う面舵おもかじ。↔控え。
⇒おさえ‐ぎ【押え木】
⇒おさえ‐こみ【抑え込み】
⇒おさえ‐じ【押え字・抑え字】
⇒おさえ‐じろ【押え城】
⇒おさえ‐ぜい【押え勢】
⇒おさえ‐だい【押え台】
⇒おさえ‐だち【押え立ち】
⇒おさえ‐どころ【押え所】
⇒おさえ‐ば【押え歯】
⇒おさえ‐ばしら【押え柱】
⇒おさえ‐ボルト【押えボルト】
⇒おさえ‐もの【押え物】
⇒押えがきく
○押えがきくおさえがきく
人々を服従させる力がある。
⇒おさえ【押え・抑え】
○押えがきくおさえがきく🔗⭐🔉
○押えがきくおさえがきく
人々を服従させる力がある。
⇒おさえ【押え・抑え】
おさえ‐ぎ【押え木】オサヘ‥
物をおさえる木。
⇒おさえ【押え・抑え】
おさえ‐こみ【抑え込み】オサヘ‥
柔道の寝技ねわざの一つ。相手をおさえつけてその自由を制する。20秒で「有効」、25秒で「技有り」、30秒で「一本」となる。なお、国際ルールでは、15秒で「有効」、20秒で「技有り」、25秒で「一本」。抑え込み技。おさえわざ。
⇒おさえ【押え・抑え】
おさえ‐こ・む【押さえ込む】オサヘ‥
〔他五〕
①㋐押さえて動けないようにする。「暴漢を―・む」
㋑柔道で、抑え込みの技をかける。
②圧力をかけて、意見の発表や活動が自由にできないようにする。「反対派を―・む」
おさえ‐じ【押え字・抑え字】オサヘ‥
連歌で、句末の「てにをは」に対して、上にあって応ずる「てにをは」。「水寒し雪や山より流るらん」の「らん」に対する「や」の類。
⇒おさえ【押え・抑え】
おさえ‐じろ【押え城】オサヘ‥
国境に設けて防備とする城。
⇒おさえ【押え・抑え】
おさえ‐ぜい【押え勢】オサヘ‥
戦線の後方に配置し、おさえとする軍勢。〈日葡辞書〉
⇒おさえ【押え・抑え】
おさえ‐だい【押え台】オサヘ‥
丁重な饗応の終りに出す肴物の台。島台や三方を用い、造花の稲穂・蕗ふき・芋の子などを飾り、取り肴を添えたもの。→おさえもの。
⇒おさえ【押え・抑え】
おさえ‐だち【押え立ち】オサヘ‥
赤ん坊などが、物をおさえて立つこと。つかまり立ち。とりかへばや「やうやう―などするがうつくしきも」
⇒おさえ【押え・抑え】
おさえ‐つ・ける【押さえ付ける・抑え付ける】オサヘ‥
〔他下一〕[文]おさへつ・く(下二)
①しっかりとおさえて動けないようにする。「相手を地面に―・ける」
②自由を抑圧する。活動をおさえる。「少数派を―・ける」「不満を―・ける」
おさえ‐どころ【押え所】オサヘ‥
①物を押さえるのに適当な箇所。
②議論・研究などでしっかりとらえておくべき大切なところ。勘どころ。要点。
⇒おさえ【押え・抑え】
おさえ‐ば【押え歯】オサヘ‥
八重歯やえばの異称。
⇒おさえ【押え・抑え】
おさえ‐ばしら【押え柱】オサヘ‥
(→)抱柱だきばしらに同じ。
⇒おさえ【押え・抑え】
おさえ‐ボルト【押えボルト】オサヘ‥
ナットを用いず、ねじ穴にねじこむだけで締めつけ固定するボルト。→通しボルト→植込みボルト。
⇒おさえ【押え・抑え】
おさえ‐もの【押え物】オサヘ‥
花鳥山水の作り物の台の上に肴を盛ったもので、酒宴の最後に出すもの。→おさえ台
⇒おさえ【押え・抑え】
おさ・える【押さえる・抑える・圧さえる】オサヘル
〔他下一〕[文]おさ・ふ(下二)
(オシアフの約)相手の動く力にまけないようにこちら側の力を加える。
①手などをあてがって圧力を加える。おしつける。源氏物語野分「みすの吹きあげらるるを人々―・へて」。大鏡伊尹「笏を―・へて立ちければはたらと折れけるは」。「文鎮で紙を―・える」
②出入口などに手などをおしあてる。おおう。後拾遺和歌集恋「限りぞと思ふにつきぬ涙かな―・ふる袖もくちぬばかりに」。「やかましいので耳を―・えた」「傷口を―・える」
③動いたり出たりしないようにおしとどめる。くいとめる。源氏物語夕霧「障子を―・へ給へるは、いと物はかなきかためなれど」。平家物語8「水の底で蔵光を取つて―・へ」。「兄にいつも頭を―・えられていた」「財産を―・える」「証拠を―・える」「暴動を―・える」「反対派を―・える」
④ある限度をこえないようにとめる。封じる。くいとめる。「値段を―・える」「甘みを―・える」
⑤願望・意図・感情などを抑制する。こらえ忍ぶ。続日本紀22「諸もろもろの意静まりはてなむ後に、傍かたえの上をば宣りたまはむとしてなも、―・へてありつる」。金葉和歌集恋「―・ふれどあまる涙はもる山の嘆きに落つる雫なりけり」。「怒りを―・える」
⑥相手の意に反して低く評価する。おとしめる。平家物語4「車の二つの輪に似たりと―・へて書く条奇怪なり」
⑦相手の差そうとする杯を返してもう一度飲ませる。浄瑠璃、堀川波鼓「ここは母が―・へまし、あひを致して上げません」。「さしつ―・えつ飲む」
⑧大切なところをしっかりつかまえる。「急所を―・える」「要点を―・える」
⑨小舟で櫓ろを面舵おもかじにする。
◇広く一般に、また、物理的な力を加える意では「押」、抑止・抑制の意では「抑」、上からの圧迫の意の場合には「圧」を使う。
お‐さお【小棹】ヲサヲ
小さな棹。また、棹。
おさ‐おさヲサヲサ
〔副〕
①きちんと。ちゃんと。宇津保物語藤原君「よろづの人の、婿になり給へと―聞え給へども、さも物し給はず」
②(下に打消の語を伴って)ほとんど。全く。ろくに。源氏物語帚木「―立ちおくれず」。「用意―怠りなく」
おさ‐おさ・し【長長し】ヲサヲサシ
〔形シク〕
①おとなびている。一人前にしっかりしている。伊勢物語「若ければ文も―・しからず」
②はっきりしている。確実だ。雨月物語1「兵機のことわりは―・しく聞えければ」
おさか【忍坂】
奈良県桜井市の古地名。道臣命みちのおみのみことが神武天皇の命により賊を誘殺したという伝説の地。おしさか。
おさ‐かき【筬掻き】ヲサ‥
筬を造る職人。
おさえ‐ぎ【押え木】オサヘ‥🔗⭐🔉
おさえ‐ぎ【押え木】オサヘ‥
物をおさえる木。
⇒おさえ【押え・抑え】
おさえ‐こみ【抑え込み】オサヘ‥🔗⭐🔉
おさえ‐こみ【抑え込み】オサヘ‥
柔道の寝技ねわざの一つ。相手をおさえつけてその自由を制する。20秒で「有効」、25秒で「技有り」、30秒で「一本」となる。なお、国際ルールでは、15秒で「有効」、20秒で「技有り」、25秒で「一本」。抑え込み技。おさえわざ。
⇒おさえ【押え・抑え】
おさえ‐こ・む【押さえ込む】オサヘ‥🔗⭐🔉
おさえ‐こ・む【押さえ込む】オサヘ‥
〔他五〕
①㋐押さえて動けないようにする。「暴漢を―・む」
㋑柔道で、抑え込みの技をかける。
②圧力をかけて、意見の発表や活動が自由にできないようにする。「反対派を―・む」
おさえ‐じ【押え字・抑え字】オサヘ‥🔗⭐🔉
おさえ‐じ【押え字・抑え字】オサヘ‥
連歌で、句末の「てにをは」に対して、上にあって応ずる「てにをは」。「水寒し雪や山より流るらん」の「らん」に対する「や」の類。
⇒おさえ【押え・抑え】
おさえ‐じろ【押え城】オサヘ‥🔗⭐🔉
おさえ‐じろ【押え城】オサヘ‥
国境に設けて防備とする城。
⇒おさえ【押え・抑え】
おさえ‐ぜい【押え勢】オサヘ‥🔗⭐🔉
おさえ‐ぜい【押え勢】オサヘ‥
戦線の後方に配置し、おさえとする軍勢。〈日葡辞書〉
⇒おさえ【押え・抑え】
おさえ‐だい【押え台】オサヘ‥🔗⭐🔉
おさえ‐だい【押え台】オサヘ‥
丁重な饗応の終りに出す肴物の台。島台や三方を用い、造花の稲穂・蕗ふき・芋の子などを飾り、取り肴を添えたもの。→おさえもの。
⇒おさえ【押え・抑え】
おさえ‐だち【押え立ち】オサヘ‥🔗⭐🔉
おさえ‐だち【押え立ち】オサヘ‥
赤ん坊などが、物をおさえて立つこと。つかまり立ち。とりかへばや「やうやう―などするがうつくしきも」
⇒おさえ【押え・抑え】
おさえ‐つ・ける【押さえ付ける・抑え付ける】オサヘ‥🔗⭐🔉
おさえ‐つ・ける【押さえ付ける・抑え付ける】オサヘ‥
〔他下一〕[文]おさへつ・く(下二)
①しっかりとおさえて動けないようにする。「相手を地面に―・ける」
②自由を抑圧する。活動をおさえる。「少数派を―・ける」「不満を―・ける」
おさえ‐どころ【押え所】オサヘ‥🔗⭐🔉
おさえ‐どころ【押え所】オサヘ‥
①物を押さえるのに適当な箇所。
②議論・研究などでしっかりとらえておくべき大切なところ。勘どころ。要点。
⇒おさえ【押え・抑え】
おさえ‐ば【押え歯】オサヘ‥🔗⭐🔉
おさえ‐ば【押え歯】オサヘ‥
八重歯やえばの異称。
⇒おさえ【押え・抑え】
おさえ‐ばしら【押え柱】オサヘ‥🔗⭐🔉
おさえ‐ばしら【押え柱】オサヘ‥
(→)抱柱だきばしらに同じ。
⇒おさえ【押え・抑え】
大辞林の検索結果 (48)
おさ【長】🔗⭐🔉
おさ ヲサ [1] 【長】
多くの人の上に立って,まとめ治める人。頭(カシラ)。ちょう。「人の―たる資格はない」「村―」
おさ【訳語・通事】🔗⭐🔉
おさ ヲサ 【訳語・通事】
通訳。「―福利来ず/日本書紀(推古訓)」
おさ【筬】🔗⭐🔉
おさ ヲサ [1] 【筬】
織機の付属用具の一。竹の薄片を櫛の歯のように並べ,枠をつけたもの。織物の幅とたて糸を整え,杼(ヒ)で打ち込まれたよこ糸を押さえて織り目の密度を決める道具。金属製のものもある。
おさあい【幼い】🔗⭐🔉
おさあい ヲサアイ 【幼い】
〔形容詞「おさあい」の連体形から〕
おさないこと。また,おさない人。「―の心にさへ,親の御恩をおぼしめす/御伽草子・唐糸」
おさあ・い【幼い】🔗⭐🔉
おさあ・い ヲサアイ 【幼い】 (形)
〔中世・近世の語〕
「おさない(幼)」の転。連体形でのみ用いる。「―・い人々/平治(下)」
お-さい【御菜】🔗⭐🔉
お-さい [0] 【御菜】
菜を丁寧にいう語。副食物。おかず。
おさい-ごんざ【おさい権三】🔗⭐🔉
おさい-ごんざ 【おさい権三】
近松門左衛門作の浄瑠璃「鑓(ヤリ)の権三重帷子(カサネカタビラ)」の両主人公。藩の茶道役浅香市之進の妻おさいと,市之進の門弟笹野権三。姦通したとされ市之進に討たれる。
おさ・う【押さふ・抑ふ】🔗⭐🔉
おさ・う オサフ 【押さふ・抑ふ】 (動ハ下二)
⇒おさえる
おさえ【押(さ)え・抑え】🔗⭐🔉
おさえ オサヘ [3][2] 【押(さ)え・抑え】
(1)おさえること。また,おさえる物。「石を置いて―にする」
(2)他人の言動を支配・制限すること。また,欲望などに抗する力。「新任の課長では―がきかない」「その気になったら―のきかない人」
(3)敵の侵攻を防ぐこと。また,防ぐための備えや軍勢。防備。「敵(アタ)守る―の城(キ)そと/万葉 4331」
(4)囲碁で,相手が「伸び」または「はね」を打った時,その石の隣に打って,進出を止めること。
(5)相手の反攻・反撃などを阻止すること。「―のピッチャー」
(6)行列の最後にいて,列を整える役。また,その人。「羽織袴股立の―弐人/歌舞伎・小袖曾我」
(7)決まりをつけること。「義朝の―の詞,後日いかがと思ひてや返す詞はなかりけり/浄瑠璃・鎌田兵衛」
(8)和船で,櫓(ロ)を操作して船首を右に向けること。
⇔控え
(9)相手が返す杯を押し戻して,もう一度飲ませること。「合も―も二人なれば/滑稽本・根南志具佐」
おさえ-ぎ【押(さ)え木】🔗⭐🔉
おさえ-ぎ オサヘ― [3] 【押(さ)え木】
動かないように物を押さえる木。
おさえ-こみ【抑え込み】🔗⭐🔉
おさえ-こみ オサヘ― [0] 【抑え込み】
柔道の技の名。相手をあお向けにおさえつけて,動きを奪った状態。二五秒で「技有り」,三〇秒で「一本」となる。
おさえ-じ【押(さ)え字・抑え字】🔗⭐🔉
おさえ-じ オサヘ― [3] 【押(さ)え字・抑え字】
(1)連歌・俳諧で,句末に一定の結び方を要求する助詞など。や・か・いつ・何など。
(2)係り結びなどの呼応関係にある結びの語。
おさえ-だい【押(さ)え台】🔗⭐🔉
おさえ-だい オサヘ― [3] 【押(さ)え台】
もてなしの宴席で最後のごちそうを盛って出す,盛り台。
おさえ-どころ【押(さ)え所】🔗⭐🔉
おさえ-どころ オサヘ― [4][0] 【押(さ)え所】
(1)押さえる場所。ポイント。
(2)物事を判断・処理するのに重要な点。勘どころ。要点。
おさえ-ばしら【押(さ)え柱】🔗⭐🔉
おさえ-ばしら オサヘ― [4] 【押(さ)え柱】
⇒抱(ダ)き柱(バシラ)
おさえ-ボルト【押(さ)え―】🔗⭐🔉
おさえ-ボルト オサヘ― [4] 【押(さ)え―】
貫通した穴があけられないとき,相手の部品に雌ねじを切り,これにねじ込んで締めつけるボルト。
おさえ-もの【押(さ)え物】🔗⭐🔉
おさえ-もの オサヘ― [0][5] 【押(さ)え物】
酒宴の最後に出す酒の肴(サカナ)。花鳥山水の作り物の台(押さえ台)に盛る。おさえ。
おさえ-がた・い【抑え難い】🔗⭐🔉
おさえ-がた・い ヲサヘ― 【抑え難い】 (連語)
抑制することがむずかしい。「―・い衝動にかられる」
おさえ-こ・む【押(さ)え込む】🔗⭐🔉
おさえ-こ・む オサヘ― [4] 【押(さ)え込む】 (動マ五[四])
押さえつけて,動けないようにする。また,押さえて力を発揮させないようにする。「力ずくで―・む」「反主流派の動きを―・む」
[可能] おさえこめる
おさえ-つ・ける【押(さ)え付ける】🔗⭐🔉
おさえ-つ・ける オサヘ― [5] 【押(さ)え付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 おさへつ・く
(1)力を入れて強く押さえる。「手足を―・ける」
(2)相手の動きを封じる。活動できないようにする。「反対派を―・ける」
おさ・える【押(さ)える・抑える】🔗⭐🔉
おさ・える オサヘル [3][2] 【押(さ)える・抑える】 (動ア下一)[文]ハ下二 おさ・ふ
〔「押す」に継続の助動詞「ふ」の付いた語〕
(1)力をある部分に加えて,その状態を持続する。《押》(ア)物に力や重みを加えて,動かないようにする。「ドアを手で―・える」「文鎮で半紙を―・える」「髪を―・える」(イ)体の一部に手などをあてる。「目頭(メガシラ)を―・える」「耳を―・える」(ウ)傷口や痛む所に手や物をあてがう。「傷口をガーゼで―・える」
(2)動作・現象の実現をさまたげる。(ア)動きが起ころうとするのを,何らかの手段で,未然にあるいは途中でとどめる。「ライバル会社の進出を―・える」「記事を―・える」(イ)スポーツの試合で,相手が活躍するのをとどめる。「強敵を―・えて優勝する」「相手を 0 点に―・える」(ウ)度をこさないようにする。適当な範囲にあるようにする。「出費を―・える」「量産で値段を―・える」「甘みを―・えた上品な味」(エ)感情が外に表れそうなのを,こらえる。「うれしさを―・え切れないようす」「怒りを―・える」
(3)支配下・管轄(カンカツ)下に置く。《押》(ア)自由に活動できないようにする。「上司に頭を―・えられる」(イ)自分の支配下に置いて他の者をさえぎる。「担保物件を―・える」「帰りの切符は―・えてある」「自動車市場は二社が―・えている」
(4)重要な点を確実に認識・理解する。《押》「要点を―・える」「勘所(カンドコロ)を―・える」「犯行の現場を―・える」
(5)和船で,船首を右に向ける。《押》
⇔控える
(6)下手に見る。「当山の末寺でありながら…と―・へて書く条奇怪なり/平家 4」
(7)差そうとする杯を受けないで,もう一度飲ませる。「一度一度に―・へて酒ぶりかたし/浮世草子・一代男 3」
〔中世末期から近世,ヤ行にも活用した。「涙ヲ―・ユル/日葡」〕
おさ-おさ🔗⭐🔉
おさ-おさ ヲサヲサ [1][0] (副)
(1)(下に打ち消しの語を伴って)どんな面からみても十分に。全く。ほとんど。「準備―おこたりなし」「―おとらない」
(2)たしかに。きちんと。もっぱら。「某(ソレガシ)猟師(カリユウド)の家に事(ツカ)へ,―猟の業(ワザ)にも長(タケ)て/こがね丸(小波)」「よろづの人の,壻になり給へと,―聞え給へども,さも物し給はず/宇津保(藤原君)」
おさおさ・し【長長し】🔗⭐🔉
おさおさ・し ヲサヲサシ 【長長し】 (形シク)
一人前にしっかりしている。すぐれている。きちんとしている。「若ければ,文も―・しからず,ことばもいひ知らず/伊勢 107」
おさか【忍坂】🔗⭐🔉
おさか 【忍坂】
奈良県桜井市忍阪(オツサカ)の古名。神武東征伝説では,天皇の命で道臣命(ミチノオミノミコト)が酒盛り中の賊を殺した所。おしさか。
おさ-かき【筬掻】🔗⭐🔉
おさ-かき ヲサ― [2] 【筬掻】
筬をつくる職人。
おさ-がに【筬蟹】🔗⭐🔉
おさ-がに ヲサ― [0] 【筬蟹】
〔甲の形を筬に見立てた名〕
カニの一種。甲長16ミリメートル,甲幅36ミリメートルほどの横に長い長方形。眼柄が長い。東京湾以南の内湾の遠浅の泥地に穴を掘ってすむ。
おさかべ-ぎつね【刑部狐】🔗⭐🔉
おさかべ-ぎつね 【刑部狐】
姫路城天守閣五層目にすむという老狐。姫路城の守護神という。刑部大明神。
おさかべ-しんのう【忍壁親王・刑部親王】🔗⭐🔉
おさかべ-しんのう ―シンワウ 【忍壁親王・刑部親王】
(?-705) 天武天皇の皇子。681年帝紀などの修史事業に参加。701年藤原不比等らと大宝律令を編纂。
おさ-がめ【長亀】🔗⭐🔉
おさ-がめ ヲサ― [0] 【長亀】
海産のカメ。最大のカメで,全長2.4メートルに達する。背面に縦に七条の明らかな隆起があり,亀甲(キツコウ)模様はない。熱帯・亜熱帯の海に分布するが,日本沿岸にも接近する。
お-さがり【御下(が)り】🔗⭐🔉
お-さがり [2] 【御下(が)り】
(1)神仏に供えたあと,下げた飲食物。
(2)客に出した食物の残り。
(3)年長者や目上の人からもらった使い古しの品物。お古。「兄の―の服」
(4)(「御降り」と書く)正月三が日に降る雨や雪。[季]新年。《―になるらん旗の垂れ具合/夏目漱石》
お-さき【尾先】🔗⭐🔉
お-さき ヲ― [0] 【尾先】
(動物の)尾の先。
お-さき【尾崎・尾前・尾先】🔗⭐🔉
お-さき ヲ― 【尾崎・尾前・尾先】
〔「おざき」とも〕
平野に入り込んだ山すその先端。「南の―へ下降て/太平記 8」
お-さき【御先】🔗⭐🔉
お-さき [0] 【御先】
(1)相手を敬って「先」を丁寧にいう語。「どうぞ―にお召し上がり下さい」「私は―へ御飯戴きます/金色夜叉(紅葉)」
〔明治時代までは「お先へ」の形が用いられた〕
(2)(「お先に・お先に失礼します」の形で)相手よりも先に物事を行う時にいう挨拶のことば。「―,と言って帰る」
(3)将来。先。
(4)人を手先に使うこと。また,人に利用される者。「―に許り遣はれて/洒落本・南閨雑話」
おさき-ぎつね【御先狐】🔗⭐🔉
おさき-ぎつね [4] 【御先狐】
⇒尾裂(オサ)き狐(ギツネ)
おさき-タバコ【御先―】🔗⭐🔉
おさき-タバコ [4] 【御先―】
主人が客にもてなしに出すタバコ。「しやあしやあと,―にわしが煙草をいくら呑んだか知れませぬ/歌舞伎・小袖曾我」
おさき-ばしり【御先走り】🔗⭐🔉
おさき-ばしり [4] 【御先走り】
他人より先に軽はずみに行動すること。また,その人。おさきっぱしり。
おさき-まっくら【御先真っ暗】🔗⭐🔉
おさき-まっくら [6] 【御先真っ暗】 (形動)
将来の見通しが全くつかないこと。将来に希望が見出せないこと。「不況で経済界は―だ」
おさぎ【兎】🔗⭐🔉
おさぎ ヲサギ 【兎】
〔上代東国方言〕
ウサギ。「等夜の野に―狙(ネラ)はりをさをさも/万葉 3529」
おさき-ぎつね【尾裂き狐】🔗⭐🔉
おさき-ぎつね ヲサキ― [4] 【尾裂き狐】
憑(ツ)き物の一種。狐に似た形で白く,尾が二つに裂けているという。関東地方西部から長野県東部にかけて信じられていた。御先狐。
お-さきぼう【御先棒】🔗⭐🔉
お-さきぼう ―サキバウ [0] 【御先棒】
⇒先棒(サキボウ)
おさきぼう-かつぎ【御先棒担ぎ】🔗⭐🔉
おさきぼう-かつぎ ―サキバウ― [6] 【御先棒担ぎ】
⇒先棒担(サキボウカツ)ぎ
おさえ【押え】(和英)🔗⭐🔉
おさえ【押え】
a weight (重し).→英和
〜がきかない have no control.
おさおさ(和英)🔗⭐🔉
おさおさ
〜怠りない be fully prepared.
おさがり【お下がり】(和英)🔗⭐🔉
おさがり【お下がり】
a hand-me-down;an offering withdrawn (供物の).
おさき【どうぞお先に】(和英)🔗⭐🔉
おさき【どうぞお先に】
You go first./After you.〜に失礼 Excuse me.
おさきぼう【お先棒をかつぐ】(和英)🔗⭐🔉
おさきぼう【お先棒をかつぐ】
be (willingly) made a cat's-paw.
広辞苑+大辞林に「おさ」で始まるの検索結果。もっと読み込む