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広辞苑の検索結果 (50)
き【記】🔗⭐🔉
き【記】
①書きつけること。また、書きつけたもの。文書。しるし。
②文章の一体。事実をありのまましるすもの。記事文。
③「古事記」の略。
き‐おく【記憶】🔗⭐🔉
き‐おく【記憶】
①[南史沈攸之伝]物事を忘れずに覚えている、または覚えておくこと。また、その内容。ものおぼえ。「―に新しい」「―力」「あの事件のことはよく―している」
②㋐生物体に過去の影響が残ること。
㋑〔心〕物事を記銘し、それを保持し、さらに後で想起すること。将来の行動に必要な情報をその時点まで保持すること(未来記憶)も含む。→再生→再認。
③コンピューターで、必要な情報を保持しておくこと。
⇒きおく‐じゅつ【記憶術】
⇒きおく‐しょうがい【記憶障害】
⇒きおく‐そうしつ【記憶喪失】
⇒きおく‐そうち【記憶装置】
⇒きおく‐そし【記憶素子】
⇒きおく‐ばいたい【記憶媒体】
⇒きおく‐ようりょう【記憶容量】
きおく‐じゅつ【記憶術】🔗⭐🔉
きおく‐じゅつ【記憶術】
よく知っている事物や習得した知識などに関係づけて覚え込み、忘れずにおく方法。円周率π=3.14159265…を「産医師異国に向こう」と覚える語呂合せはその一つ。
⇒き‐おく【記憶】
きおく‐しょうがい【記憶障害】‥シヤウ‥🔗⭐🔉
きおく‐しょうがい【記憶障害】‥シヤウ‥
記憶を構成する記銘・保持・再生・再認の四つの過程のいずれか、またはすべてが正常に働かない状態。コルサコフ症候群はその代表的なもの。
⇒き‐おく【記憶】
きおく‐そうしつ【記憶喪失】‥サウ‥🔗⭐🔉
きおく‐そうしつ【記憶喪失】‥サウ‥
一定の事柄に限定された想起の障害。通例、頭部外傷・精神病・てんかん・ヒステリー等の意識障害からの回復期に現れ、器質的原因と心因的原因とがある。健忘。
⇒き‐おく【記憶】
きおく‐そうち【記憶装置】‥サウ‥🔗⭐🔉
きおく‐そうち【記憶装置】‥サウ‥
コンピューターで、データ・命令などの情報を記憶させ、必要に応じて取り出すことができるようにした装置。
⇒き‐おく【記憶】
きおく‐そし【記憶素子】🔗⭐🔉
きおく‐そし【記憶素子】
コンピューターの主記憶装置を構成する素子。LSIチップ自体を指す場合と、LSIチップの中の1ビットを記憶する回路の最小単位を指す場合とがある。メモリー。
⇒き‐おく【記憶】
きおく‐ばいたい【記憶媒体】🔗⭐🔉
きおく‐ばいたい【記憶媒体】
情報を記録・保存し、必要に応じて取り出して利用することができる媒体。コンピューターの分野では古くは紙テープ・パンチカード、現在ではフロッピー‐ディスク・光磁気ディスク・磁気テープ・ハード‐ディスクなど。
⇒き‐おく【記憶】
きおく‐ようりょう【記憶容量】‥リヤウ🔗⭐🔉
きおく‐ようりょう【記憶容量】‥リヤウ
記憶装置に貯えうる情報の量。ビット・バイト等の単位で示す。
⇒き‐おく【記憶】
き‐き【記紀】🔗⭐🔉
き‐き【記紀】
古事記と日本書紀とを併せた略称。「―歌謡」
き‐き【記旗】🔗⭐🔉
き‐き【記旗】
しるしの旗。馬標うまじるし。
きき‐かよう【記紀歌謡】‥エウ🔗⭐🔉
きき‐かよう【記紀歌謡】‥エウ
古事記および日本書紀に記されてある古代歌謡。
き‐け【記家】🔗⭐🔉
き‐け【記家】
〔仏〕比叡山の記録・故実に詳しい専門家。その口伝による伝承に特別の意義を認め、成仏に直結するとした。
き‐ごう【記号】‥ガウ🔗⭐🔉
き‐ごう【記号】‥ガウ
①(sign; symbol)一定の事柄を指し示すために用いる知覚の対象物。言語・文字などがその代表的なもので、交通信号のようなものから高度の象徴まで含まれる。また、文字に対して特に符号類をいう。
②〔言〕(signe フランス)ソシュールによれば、音や図像などの知覚される表象と意味(概念)とが結合した対象。表象をシニフィアン(能記、記号表現)、意味をシニフィエ(所記、記号内容)と呼ぶ。言語も記号の一種。シーニュ。→ランガージュ。
⇒きごう‐がく【記号学】
⇒きごう‐ぎぞう‐ざい【記号偽造罪】
⇒きごう‐そ【記号素】
⇒きごう‐ろん【記号論】
⇒きごう‐ろんりがく【記号論理学】
きごう‐ぎぞう‐ざい【記号偽造罪】‥ガウ‥ザウ‥🔗⭐🔉
きごう‐ぎぞう‐ざい【記号偽造罪】‥ガウ‥ザウ‥
産物・商品・書籍などに押印する公務所の記号を偽造する罪。
⇒き‐ごう【記号】
きごう‐ろん【記号論】‥ガウ‥🔗⭐🔉
きごう‐ろん【記号論】‥ガウ‥
①(semiotics; semiology)記号・記号体系に関する学問。言語・図像・社会活動などを、意味を伝達する記号として捉え、その特性や伝達の様態などを研究する。
②(semiotic)論理実証主義の立場でなされる記号の働きに関する研究。語用論・意味論・統語論の3分野に分かれる。
⇒き‐ごう【記号】
きごう‐ろんりがく【記号論理学】‥ガウ‥🔗⭐🔉
きごう‐ろんりがく【記号論理学】‥ガウ‥
(symbolic logic)推論を構成する命題を数学の記号に類する記号によって表現し、推論の規則を記号操作の規則として定式化する論理学。現代に一般に行われる論理学で、フレーゲ・ラッセルが体系化。数学的論理学・数理論理学などともいう。
⇒き‐ごう【記号】
き‐さい【記載】🔗⭐🔉
き‐さい【記載】
①書物・書類などにしるしのせること。「台帳に―する」
②生物の形質の特徴をくわしく記すこと。またその記録。
き‐じ【記事】🔗⭐🔉
き‐じ【記事】
①事実を書き記すこと。また、新聞や雑誌などに載る文章。記実。「三面―」
②記事文の略。
きじ‐き【記時器】🔗⭐🔉
きじ‐き【記時器】
時計の示す時刻を押印する器械。タイム‐レコーダーやタイム‐スタンプの類。刻時器。
きじ‐こうこく【記事広告】‥クワウ‥🔗⭐🔉
きじ‐こうこく【記事広告】‥クワウ‥
新聞・雑誌などで、記事のような体裁で載せる広告。
きじ‐さしとめ【記事差止め】🔗⭐🔉
きじ‐さしとめ【記事差止め】
政府にとってその記事の発表が不利な時、または或る犯罪の捜査上などで必要のある時、新聞・雑誌にその記事の掲載を禁止すること。
き‐しつ【記室】🔗⭐🔉
き‐しつ【記室】
①中国の官名。長官のもとで記録をつかさどる官吏。書記官。秘書官。
②手紙の脇付に用いる語。記室を経て差し上げる意。
き‐じつ【記実】🔗⭐🔉
き‐じつ【記実】
事実を記すこと。記事。
⇒きじつ‐ぶん【記実文】
きじつ‐ぶん【記実文】🔗⭐🔉
きじつ‐ぶん【記実文】
事実を忠実に記述した文章。記事文。
⇒き‐じつ【記実】
きじ‐ぶん【記事文】🔗⭐🔉
きじ‐ぶん【記事文】
事実の記述を主とする文章。記実文。記事。
き‐しゃ【記者】🔗⭐🔉
き‐しゃ【記者】
文書を書く人。特に新聞・雑誌などの記事を書き、または編集する人。「放送―」「―会見」
⇒きしゃ‐クラブ【記者クラブ】
きしゃ‐クラブ【記者クラブ】🔗⭐🔉
きしゃ‐クラブ【記者クラブ】
官公署や各種団体などで取材する記者間の親睦をはかり、また、共同会見など取材活動に便利なように組織した団体。また、そのための詰所。
⇒き‐しゃ【記者】
き‐しゅ【記主】🔗⭐🔉
き‐しゅ【記主】
〔仏〕経典などにすぐれた注釈を書いた人。
き‐じゅつ【記述】🔗⭐🔉
き‐じゅつ【記述】
①文章にかきしるすこと。また、書きしるしたもの。「事細かに―する」「―に誤りがある」
②(description)対象や過程の特質を理論的先入見なしにありのままに秩序正しく記載すること。説明や論証の前段階として必要な手続。→説明。
⇒きじゅつ‐げんごがく【記述言語学】
⇒きじゅつてき‐かがく【記述的科学】
⇒きじゅつ‐ぶんぽう【記述文法】
きじゅつ‐げんごがく【記述言語学】🔗⭐🔉
きじゅつ‐げんごがく【記述言語学】
(descriptive linguistics)ある言語の実態を、分析者の主観・社会的規範・歴史的考察などを加えずに、あるがままに記述しようとする言語学の立場・方法。
⇒き‐じゅつ【記述】
きじゅつてき‐かがく【記述的科学】‥クワ‥🔗⭐🔉
きじゅつてき‐かがく【記述的科学】‥クワ‥
事実の記録と分類を主な内容とする科学。旧来の博物学などをいう。↔説明的科学。
⇒き‐じゅつ【記述】
きじゅつ‐ぶんぽう【記述文法】‥パフ🔗⭐🔉
きじゅつ‐ぶんぽう【記述文法】‥パフ
(descriptive grammar)ある言語の実態を客観的に記述することにより作られた文法。規範文法や歴史文法などに対する。
⇒き‐じゅつ【記述】
き‐しょう【記章】‥シヤウ🔗⭐🔉
き‐しょう【記章】‥シヤウ
①記念のため、その事に関係した人に与えるしるし。「従軍―」
②(→)徽章きしょうに同じ。
き‐しょう【徽章・記章】‥シヤウ🔗⭐🔉
き‐しょう【徽章・記章】‥シヤウ
(「徽」はしるし、「章」は模様の意)職務・身分または名誉を表すために、衣服・帽子・提灯ちょうちんなどにつけるしるし。「制帽の―」→記章
き・す【記す】🔗⭐🔉
き・す【記す】
〔他五〕
「記する」に同じ。
きすう‐ほう【記数法】‥ハフ🔗⭐🔉
きすう‐ほう【記数法】‥ハフ
特定の数を表す数字を定め、それらを組み合わせて任意の数を表す方法。現在は広くアラビアに由来する位取り記数法を使用し、通常、アラビア数字を並べて数を示す。他にローマ記数法などがある。
き・する【記する】🔗⭐🔉
き・する【記する】
〔他サ変〕[文]記す(サ変)
①書きとめる。書きつける。しるす。
②記憶する。おぼえている。「しっかりと脳裏に―・する」
き‐ちょう【記帳】‥チヤウ🔗⭐🔉
き‐ちょう【記帳】‥チヤウ
帳簿・帳面に記入すること。「家計簿に―する」「受付で氏名を―する」
き‐でん【記伝】🔗⭐🔉
き‐でん【記伝】
①記録と史伝。
②「古事記伝」の略。
き‐にゅう【記入】‥ニフ🔗⭐🔉
き‐にゅう【記入】‥ニフ
書き入れること。「書類に必要事項を―する」
き‐ねん【記念】🔗⭐🔉
き‐ねん【記念】
(「紀念」とも書いた)後々の思い出に残しておくこと。また、そのもの。かたみ。おもいで。「落成を―して祝賀会を開く」「―に写真を撮る」「―品」
⇒きねん‐きって【記念切手】
⇒きねん‐さい【記念祭】
⇒きねん‐しょう【記念章】
⇒きねん‐スタンプ【記念スタンプ】
⇒きねん‐ひ【記念碑】
⇒きねん‐び【記念日】
きねん‐きって【記念切手】🔗⭐🔉
きねん‐きって【記念切手】
ある事柄の記念のために発行する郵便切手。
⇒き‐ねん【記念】
きねん‐さい【記念祭】🔗⭐🔉
きねん‐さい【記念祭】
記念のために行う祭。
⇒き‐ねん【記念】
きねん‐しょう【記念章】‥シヤウ🔗⭐🔉
きねん‐しょう【記念章】‥シヤウ
ある出来事を記念するため、関係者などに与える記章。
⇒き‐ねん【記念】
きねん‐スタンプ【記念スタンプ】🔗⭐🔉
きねん‐スタンプ【記念スタンプ】
①大きな出来事や行事などを記念するために、一定期間に限って押す郵便の日付印。
②社寺・史跡などの巡拝または訪れた所の記念のために押すスタンプ。
⇒き‐ねん【記念】
しる・す【記す・誌す】🔗⭐🔉
しる・す【記す・誌す】
〔他五〕
(「印す」と同源)
①書きつける。記録する。万葉集20「常陸さし行かむ雁もが吾が恋を―・して付けて妹に知らせむ」。平家物語2「伝教大師未来の座主の名字を兼ねて―・しおかれたり」。「手帳に―・す」
②記憶にとどめる。覚えておく。「教えを心に―・す」
③書き著す。著述する。
[漢]記🔗⭐🔉
記 字形
筆順
〔言部3画/10画/教育/2113・352D〕
〔音〕キ(呉)(漢)
〔訓〕しるす
[意味]
①しるす。書きとめる。「記録・記述・記入・注記・明記・筆記」。書きとめたもの。文書。「手記・日記・桃花源記」
②覚える。頭の中に印象をとどめる。「記憶・記念・暗記・博覧強記」
③「古事記」の略。「記紀」
[解字]
形声。「言」+音符「己」(=はじめる。手がかりを引きだす)。手がかりを引きだす言葉の意。
[下ツキ
暗記・位記・下記・刊記・官記・既記・旧記・勲記・軍記・後記・古記・誤記・歳時記・左記・箚記・雑記・私記・自記・実記・手記・詳記・上記・書記・塵劫記・人国記・戦記・前記・総記・速記・単記・注記・追記・摘記・転記・伝記・登記・特記・内記・日記・博聞強記・筆記・標記・表記・付記・風土記・併記・別記・補記・簿記・明記・銘記・略記・列記・連記・牢記
筆順
〔言部3画/10画/教育/2113・352D〕
〔音〕キ(呉)(漢)
〔訓〕しるす
[意味]
①しるす。書きとめる。「記録・記述・記入・注記・明記・筆記」。書きとめたもの。文書。「手記・日記・桃花源記」
②覚える。頭の中に印象をとどめる。「記憶・記念・暗記・博覧強記」
③「古事記」の略。「記紀」
[解字]
形声。「言」+音符「己」(=はじめる。手がかりを引きだす)。手がかりを引きだす言葉の意。
[下ツキ
暗記・位記・下記・刊記・官記・既記・旧記・勲記・軍記・後記・古記・誤記・歳時記・左記・箚記・雑記・私記・自記・実記・手記・詳記・上記・書記・塵劫記・人国記・戦記・前記・総記・速記・単記・注記・追記・摘記・転記・伝記・登記・特記・内記・日記・博聞強記・筆記・標記・表記・付記・風土記・併記・別記・補記・簿記・明記・銘記・略記・列記・連記・牢記
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き【記】🔗⭐🔉
き [1] 【記】
(1)書き記したもの。「思い出の―」
(2)「古事記」の略。「―紀万葉」
き-おく【記憶】🔗⭐🔉
きおく-しょうがい【記憶障害】🔗⭐🔉
きおく-しょうがい ―シヤウ― [4] 【記憶障害】
外傷による脳の損傷や心因性の理由により,記銘・保持・再生という記憶の各段階のいずれかに障害が起きて記憶ができなくなる状態。
きおく-そうしつ【記憶喪失】🔗⭐🔉
きおく-そうしつ ―サウ― [4] 【記憶喪失】
⇒健忘(2)
きおく-そうち【記憶装置】🔗⭐🔉
きおく-そうち ―サウ― [4] 【記憶装置】
コンピューターの基本装置の一。必要なデータを蓄えておく装置。LSI などを用いた主記憶装置と,磁気ディスク・磁気テープなどを用いた補助記憶装置に大別される。
きおく-そし【記憶素子】🔗⭐🔉
きおく-そし [4] 【記憶素子】
コンピューターの主記憶装置に使われる半導体素子。LSI ・ VLSI の形で提供され,さらに大容量化・高速化が進められている。メモリー-チップ。
きおく-ばいたい【記憶媒体】🔗⭐🔉
きおく-ばいたい [4] 【記憶媒体】
磁気ディスク・磁気テープなど,データを記録するために使用する物体。メディア。
きおく-ようりょう【記憶容量】🔗⭐🔉
きおく-ようりょう ―リヤウ [4] 【記憶容量】
記憶装置に収容可能な情報量。普通,語(ワード)・バイト・ビットなどの単位で表す。
き-がみ【記紙】🔗⭐🔉
き-がみ [1] 【記紙】
組香で香札を用いないとき,連衆が自分の名前と答えを記す紙。名乗紙。手記録紙。
き-き【記紀】🔗⭐🔉
き-き [1] 【記紀】
古事記と日本書紀。「―神話」「―歌謡」
き-ごう【記号】🔗⭐🔉
き-ごう ―ガウ [0] 【記号】
(1)一定の事象や内容を代理・代行して指し示すはたらきをもつ知覚可能な対象。狭くは種々の符号・しるし・標識などを指すが,広くは言語や文字,さらには雨を知らせる黒雲や職業を示す制服なども含まれる。事象との結びつきが雨と黒雲のように事実的・因果的なものを自然的記号,職業と制服のように規約的なものを人為的記号と呼ぶ。また,事象との結びつきが一義的・直接的なものをサインまたはシグナル,多義的・間接的であるものをシンボルとする分類もある。交通信号や道路標識は前者の,言語や儀礼は後者の代表である。
(2)特定の学問分野で対象・概念・操作などを表示するために用いられる符号。「論理―」「化学―」
(3)〔言〕 ソシュール言語学において,能記(記号表現)と所記(記号内容)の両面をもった言語研究の単位。両者の結びつきは恣意的とされる。
きごう-がく【記号学】🔗⭐🔉
きごう-がく ―ガウ― [2] 【記号学】
〔(フランス) s
miologie〕
他の事物を代理し表現する記号の機能に着目し,信号・図像・指標・象徴・観念と表象といった,多様な記号が織りなす構造を手がかりとして,文化全体の分析をめざす学問。パース・ソシュール・ヤコブソンなどが有名。記号論。
miologie〕
他の事物を代理し表現する記号の機能に着目し,信号・図像・指標・象徴・観念と表象といった,多様な記号が織りなす構造を手がかりとして,文化全体の分析をめざす学問。パース・ソシュール・ヤコブソンなどが有名。記号論。
きごう-しょり【記号処理】🔗⭐🔉
きごう-しょり ―ガウ― [4] 【記号処理】
〔symbolic manipulation〕
コンピューターを用いて行う数式の論理的処理や文字列の処理などの総称。
きごう-ろん【記号論】🔗⭐🔉
きごう-ろん ―ガウ― [2] 【記号論】
(1)
⇒記号学
(2)〔semiotic(s)〕
モリス・カルナップらの分析哲学・論理実証主義哲学で,記号・対象・使用者の三者の関係を構文論・意味論・語用論の三部門に分けて研究する{(1)}の一分野。C = W =モリスの提唱による。
きごう-ろんりがく【記号論理学】🔗⭐🔉
きごう-ろんりがく ―ガウ― [6] 【記号論理学】
〔symbolic logic〕
推論の構造および過程を数学的演算になぞらえて形式化・記号化して取り扱う論理学。一九世紀後半ブールらの論理代数に始まり,フレーゲ・ラッセルらにより厳密に体系化され発展した。アリストテレス以来の伝統的論理学を明晰(メイセキ)化するのみならず,数学あるいは他の科学・哲学の基盤を形づくる。数学的論理学。数理論理学。論理代数。
⇔伝統的論理学
き-さい【記載】🔗⭐🔉
き-さい [0] 【記載】 (名)スル
書類などに必要な事柄を書き記すこと。「住所・氏名を―する」「―もれ」
きさい-ぶんがく【記載文学】🔗⭐🔉
きさい-ぶんがく [4] 【記載文学】
文字で記された文学。文字文学。
→口承文芸
き-じ【記事】🔗⭐🔉
き-じ [1] 【記事】
(1)新聞・雑誌などに報道されている事柄。また,その文章。
(2)事実をありのままに書き記すこと。また,その文。
(3)「記事文」の略。
きじ-こうこく【記事広告】🔗⭐🔉
きじ-こうこく ―クワウコク [3] 【記事広告】
新聞・雑誌などに,一見本文の記事と思わせる体裁で載せてある広告。
き-しつ【記室】🔗⭐🔉
き-しつ [0] 【記室】
(1)中国で,文筆,記録をつかさどった官吏。
(2)手紙のあて名の下に添えて敬意を表す語。{(1)}を通して差し上げる意。
き-じつ【記実】🔗⭐🔉
き-じつ [0] 【記実】
事実を書き記すこと。事実・事物を主として叙述すること。
きじつ-ぶん【記実文】🔗⭐🔉
きじつ-ぶん [3][0] 【記実文】
⇒記事文(キジブン)
きじ-ぶん【記事文】🔗⭐🔉
きじ-ぶん [2] 【記事文】
文章の種類の一。事実の記述を主とする文章。記実文。
き-しゃ【記者】🔗⭐🔉
き-しゃ [1][2] 【記者】
(1)新聞・雑誌・放送などの報道機関で,取材したり,記事を書いたり,編集に携わったりする人。「事件―」
(2)文書を作成する人。
きしゃ-かいけん【記者会見】🔗⭐🔉
きしゃ-かいけん ―クワイ― [3] 【記者会見】
一定の場所に記者を集め,説明や質疑応答などにより情報を提供すること。
きしゃ-クラブ【記者―】🔗⭐🔉
きしゃ-クラブ [3] 【記者―】
国会・官庁などで取材活動する各社の記者が親睦(シンボク)のため,また共同会見などの取材に便利なように組織した団体。また,その詰め所。プレス-クラブ。
きしゃ-だん【記者団】🔗⭐🔉
きしゃ-だん [2] 【記者団】
その場に集まった報道機関各社の取材記者たち。「―を前に所信を表明する」
き-しゅ【記主】🔗⭐🔉
き-しゅ [1] 【記主】
〔仏〕 その宗派の根本的な経や論に注釈を施した人物のこと。
き-じゅつ【記述】🔗⭐🔉
き-じゅつ [0] 【記述】 (名)スル
(1)文を書きしるすこと。また,書きしるしたもの。「事実をありのまま―する」
(2)〔哲〕
〔description〕
物事のありさまを概念的説明を混じえずにありのままに書きしるすこと。また,その言語表現。
→説明
きじゅつ-げんごがく【記述言語学】🔗⭐🔉
きじゅつ-げんごがく [6] 【記述言語学】
〔descriptive linguistics〕
言語学の一分野。ある言語のある一時期における状態を観察・分析し体系的に記述しようとするもの。また,さらに言語構造についての一般的な理論を打ち立てようともする学問。
→歴史言語学
きじゅつ-てき-かがく【記述的科学】🔗⭐🔉
きじゅつ-てき-かがく ―クワガク [6] 【記述的科学】
事物(事象)を観察し,これを組織的に記録・分類することを主な内容とする科学。かつての博物学などをさす。
きじゅつ-とうけいがく【記述統計学】🔗⭐🔉
きじゅつ-とうけいがく [6] 【記述統計学】
大量観察によって,集団の状態を数量的に記述する統計学。推計学に対して,従来の統計学をさしていう。
きじゅつ-ぶんぽう【記述文法】🔗⭐🔉
きじゅつ-ぶんぽう ―パフ [4] 【記述文法】
〔descriptive grammar〕
現実の言語現象の究明を目標に,ある時期における一言語の文法現象をありのままに記述しようとする文法。
→規範文法
き-しょう【徽章・記章】🔗⭐🔉
き-しょう ―シヤウ [0] 【徽章・記章】
〔「徽」は旗じるし,「章」は模様・印などの意〕
身分・資格・所属団体などを表すために,衣服・帽子などにつけるしるし。バッジ。
きすう-ほう【記数法】🔗⭐🔉
きすう-ほう ―ハフ [0] 【記数法】
〔数〕 数字を用いて数を書き表す方法。今日では,〇〜九の数字を用い,十進法で表すアラビア記数法が多く用いられる。コンピューターなどでは,二進法・一六進法が用いられる。
き・する【記する】🔗⭐🔉
き・する [2] 【記する】 (動サ変)[文]サ変 き・す
(1)書きとめる。しるす。「由来を―・する」
(2)覚えている。記憶する。「心に―・して忘れない」
しるし【記・誌】🔗⭐🔉
しるし [0] 【記・誌】
〔「しるし(印)」と同源〕
書きつけた記録。
しる・す【記す・誌す・識す】🔗⭐🔉
しる・す [0][2] 【記す・誌す・識す】 (動サ五[四])
〔形容詞「著(シル)し」と同源〕
(1)文字・記号や文章を書きつける。「手帳に名前を―・す」「解答欄に○か×を―・す」「出来事を日記に―・す」「序文を―・す」
〔「記す」は文字・記号・文章,「誌す」は文章,「識す」は由来などを説明する文章に用いる〕
(2)(「心にしるす」などの形で)印象などを記憶する。「この時の感激を胸に―・す」
(3)(「徴す」とも書く)前兆を示す。徴候をあらわす。「新(アラタ)しき年の初めに豊の稔(トシ)―・すとならし雪の降れるは/万葉 3925」
[可能] しるせる
きおく【記憶】(和英)🔗⭐🔉
きごう【記号】(和英)🔗⭐🔉
きさい【記載】(和英)🔗⭐🔉
きじ【記事】(和英)🔗⭐🔉
きしゃ【記者】(和英)🔗⭐🔉
きじゅつ【記述】(和英)🔗⭐🔉
きしょう【記章】(和英)🔗⭐🔉
きしょう【記章】
a badge.→英和
きする【記する】(和英)🔗⭐🔉
きする【記する】
write down;record.→英和
しるす【記す】(和英)🔗⭐🔉
しるす【記す】
write[put]down (書きとめる);mention (述べる).→英和
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