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かみ【上】🔗🔉

かみ【上】 (1)川の上流。また,上流の地域。「―から流れてくる」 (2)いくつかに分けたものの最初のもの。「―半期」「―の句」 (3)上のほう。「―半身」 (4)地位・身分が高いもの。特に,主人,君主,政府,役所。→おかみ (5)上座。上席。「―の座につく」 (6)舞台の上手(かみて)。

かみ【長官】🔗🔉

かみ【長官】 律令制四等官の最高位の官職の総称。

かみ【神】🔗🔉

かみ【神】 人間を超えた存在で,人間に対し禍福や賞罰を与え,信仰・崇拝の対象となるもの。 (1)宗教・習俗において,信仰・崇拝・儀礼などの中心となる位格・存在。 (2)哲学で,世界や人間の在り方を支配する超越的・究極的な最高存在。 (3)日本の神話で,神武天皇より前に登場する人格神。

かみ【紙】🔗🔉

かみ【紙】 (1)植物の繊維を水中で密にからみ合わせ,薄く平面状にのばして乾燥したもの。中国,後漢の蔡倫(さいりん)の発明という。和紙はミツマタ・コウゾなどの靱皮(じんぴ)繊維を原料とし,手すきで作る。洋紙は木材パルプなどを原料とし,サイズ剤・填料(てんりよう)などを加え,抄紙機で機械的に仕上げる。 (2)じゃんけんの手の一。開いたてのひらで示す。ぱあ。

かみ【髪】🔗🔉

かみ【髪】 (1)頭の毛。頭髪。 (2)頭の毛を結った形。「お下げ―」

かみ【加味】🔗🔉

かみ【加味】 ある事物にさらにつけ加えること。「出席率を―した成績」

かみ【佳味】🔗🔉

かみ【佳味】 (1)よい味。よい味の食べ物。 (2)よい趣。

かみあいクラッチ【咬み合いクラッチ】🔗🔉

かみあいクラッチ【咬み合いクラッチ】 クラッチの一種。クラッチ面に凹凸を設け,かみ合わせて回転を伝えるもの。

かみあ・う【噛み合う】🔗🔉

かみあ・う【噛み合う】 (動五) (1)獣などが互いに食いつく。 (2)歯形のものがぴったりと合う。「歯車が―・う」 (3)論点がずれたりしないで,進展する。「議論が―・わない」

かみあぶら【髪油】🔗🔉

かみあぶら【髪油】 髪の色つやをよくし髪形を整えるため,頭髪につける油。

かみあわせ【噛み合わせ】🔗🔉

かみあわせ【噛み合わせ】 (1)上下の歯と歯のかみ合う具合。咬合(こうごう)。 (2)歯車が互いにかみ合うこと。

かみあわ・せる【噛み合わせる】🔗🔉

かみあわ・せる【噛み合わせる】 (動下一) 「かみあう」ようにする。「歯車を―・せる」

かみいずみひでつな【上泉秀綱】🔗🔉

かみいずみひでつな【上泉秀綱】 (?-1577?) 室町末期の剣客。新陰流の祖。通称,伊勢守。のちに武蔵守信綱。上野の人。柳生宗厳(むねよし)・塚原卜伝に教え,剣聖といわれた。

かみいずみりゅう【上泉流】🔗🔉

かみいずみりゅう【上泉流】 (1)軍学・諸礼,忍術の一派。祖は上泉秀綱の嫡男秀胤(ひでたね)(1530-1564)。 (2)居合術の一派。祖は上泉秀胤の子,秀信(ひでのぶ)。

かみいそ【上磯】🔗🔉

かみいそ【上磯】 北海道南西部,上磯郡の町。函館湾に臨む。トラピスト修道院がある。

かみいち【上市】🔗🔉

かみいち【上市】 富山県東部,中新川郡の町。市場町として発達。製薬業が盛ん。立山(りゆうせん)寺・日石(につせき)寺などがある。

かみいちだんかつよう【上一段活用】🔗🔉

かみいちだんかつよう【上一段活用】 動詞の活用形式の一。語尾が,イ段音に「る」「れ」「ろ」(文語では「る」「れ」「よ」)の音が添加された形に活用するもの。「着る」「見る」などの類。

かみいれ【紙入れ】🔗🔉

かみいれ【紙入れ】 (1)鼻紙や小間物などを入れ,懐に入れて持ち歩くもの。鼻紙入れ。 (2)携帯用の財布。札(さつ)入れ。

かみおかこうざん【神岡鉱山】🔗🔉

かみおかこうざん【神岡鉱山】 岐阜県北端,神通川上流の神岡町にある鉱山。亜鉛・鉛を産出。富山県の神通川下流に発生したイタイイタイ病はこの廃液が原因とされた。

かみおくり【神送り】🔗🔉

かみおくり【神送り】 陰暦 9 月 30 日または 10 月 1 日,出雲に旅立つ神を送り出すこと。また,その日の宮参り。⇔神迎え

かみおむつ【紙おむつ】🔗🔉

かみおむつ【紙おむつ】 紙・パルプおよび合成の高分子吸収体を,ポリプロピレン・ポリエチレンなどの化学繊維で包んだ使い捨てのおむつ。

かみおろし【神降ろし】🔗🔉

かみおろし【神降ろし】 (1)祭りの初めに神霊を祭場に招き迎えること。 (2)巫女(みこ)が神の託宣を受けるため,神霊を自分に乗り移らせること。降霊。

かみがかり【神憑り】🔗🔉

かみがかり【神憑り】 (1)神霊が人体に乗り移ること。また,そういう状態や人。 (2)尋常とは思えない言動をなすこと。また,狂信的なこと。「―的な言動」

かみかくし【神隠し】🔗🔉

かみかくし【神隠し】 子供などが行方不明になり,容易に見つからなかったり,茫然自失の状態で発見されたとき,天狗・隠し神など超自然的なものに隠されたと考えたもの。

かみかざり【髪飾り】🔗🔉

かみかざり【髪飾り】 髪を飾る,櫛(くし)・笄(こうがい)・かんざしなどの装飾品。

かみかぜ【神風】🔗🔉

かみかぜ【神風】 (1)危難を救おうとして神が吹かせるという激しい風。特に元寇(げんこう)の際,元の軍船を襲った大風。 (2)〔特攻隊の名としたことから〕 無謀で命知らずなこと。「―タクシー」

かみがた【上方】🔗🔉

かみがた【上方】 〔「かみ(上)」は皇居のある所の意〕 都の方面。京都とその付近。また,京阪地方や広く近畿地方。

かみがた【髪型・髪形】🔗🔉

かみがた【髪型・髪形】 結ったり切り整えたりした髪の恰好。ヘア-スタイル。

かみがたご【上方語】🔗🔉

かみがたご【上方語】 上方地方を中心に行われている言葉。特に江戸時代には,一種の共通語的な性格をももつに至っていた。上方言葉。京阪語。

かみかたち【髪形・髪容】🔗🔉

かみかたち【髪形・髪容】 (1)頭髪と顔だち。 (2)髪を結ったようす。髪つき。かみがた。

かみがたぶんがく【上方文学】🔗🔉

かみがたぶんがく【上方文学】 江戸時代文学(近世文学)の一区分。元禄期を中心として京都・大坂で制作・出版された文学。井原西鶴の浮世草子のほか,八文字屋から出版される浮世草子類(八文字屋本),近松門左衛門らの浄瑠璃などが代表的。⇔江戸文学

かみがもじんじゃ【上賀茂神社】🔗🔉

かみがもじんじゃ【上賀茂神社】 賀茂別雷(わけいかずち)神社の通称。京都市北区上賀茂本山町にある神社。祭神は別雷命(わけいかずちのみこと)。

かみがやつり【紙蚊帳釣】🔗🔉

かみがやつり【紙蚊帳釣】 カヤツリグサ科の多年草。東ヨーロッパ・アフリカの沼地に自生。観賞用に栽培される。茎は高さ約 2m。古代エジプトでこの茎から紙を作った。パピルス。

かみかわ【上川】🔗🔉

かみかわ【上川】 北海道中央部の支庁。支庁所在地,旭川市。

かみかわひこまつ【神川彦松】🔗🔉

かみかわひこまつ【神川彦松】 (1889-1988) 国際政治学者。三重県生まれ。東大教授。国際政治史の知識を背景に国際政治学の発展に寄与。著「国際政治学概論」「近代国際政治史」など。

かみかわぼんち【上川盆地】🔗🔉

かみかわぼんち【上川盆地】 北海道中央部にある盆地。大陸性気候を示し,夏冬の気温差が大きい。米作地帯。中心は旭川市。

かみき【上期】🔗🔉

かみき【上期】 会計年度などで,一年を半分に分けたうちの初めの半年。上半期。⇔下期(しもき)

かみぎょう【上京】🔗🔉

かみぎょう【上京】 (1)京都市の区の一。御所・京都府庁がある。 (2)京都の北部,内裏を中心とした一帯の地。

かみきり【紙切り】🔗🔉

かみきり【紙切り】 (1)紙を切る道具。小刀・ペーパー-ナイフなど。 (2)紙を切り抜いていろいろな物の形を作る演芸。

かみきりむし【髪切虫・天牛】🔗🔉

かみきりむし【髪切虫・天牛】 カミキリムシ科の甲虫の総称。体長数 mm ないし十数 cm。体は細長く,触角は糸状で非常に長い。発達した大あごをもち,細枝などをかみ切ることができる。幼虫は鉄砲虫と呼ばれ,その多くは木材に穴を開けて内部を食害する樹木害虫。毛切り虫。カミキリ。

かみき・る【噛み切る】🔗🔉

かみき・る【噛み切る】 (動五) 歯で噛んで切りとる。食い切る。

かみきれ【紙切れ】🔗🔉

かみきれ【紙切れ】 紙の断片。紙片。

かみくず【紙屑】🔗🔉

かみくず【紙屑】 いらなくなって捨てた紙切れ。

かみくだ・く【噛み砕く】🔗🔉

かみくだ・く【噛み砕く】 (動五) (1)かたいものを歯で噛んで細かくする。 (2)難しいことをわかりやすくする。「―・いて説明する」

かみこ【紙子・紙衣】🔗🔉

かみこ【紙子・紙衣】 厚手の和紙に柿渋(かきしぶ)を塗ったもので仕立てた衣服。

かみごいちにん【上御一人】🔗🔉

かみごいちにん【上御一人】 (連語) 天皇の尊称。上一人(かみいちにん)。

かみこうち【上高地】🔗🔉

かみこうち【上高地】 長野県西端,安曇(あずみ)村の地名。梓川上流部に位置する。穂高連峰を指呼の間に望む景勝地。中部山岳国立公園の一部。海抜約 1500m。

かみごおり【上郡】🔗🔉

かみごおり【上郡】 兵庫県南西部,赤穂郡の町。千種川が貫流する。赤松則村(のりむら)の白旗城跡がある。

かみこな・す【噛み熟す】🔗🔉

かみこな・す【噛み熟す】 (動五) (1)(食べ物を)よく噛んで細かにくだく。 (2)十分に理解し会得する。「新説を―・す」

かみころ・す【噛み殺す】🔗🔉

かみころ・す【噛み殺す】 (動五) (1)噛みついて殺す。 (2)笑いやあくびなどを歯を食いしばっておさえる。

かみこんしき【紙婚式】🔗🔉

かみこんしき【紙婚式】 結婚 1 周年を祝う式。

カミサ【(ス) camisa】🔗🔉

カミサ【(ス) camisa】 フィリピンの,大きく広がる袖のついた女性用ブラウス。

かみざ【上座】🔗🔉

かみざ【上座】 地位の高い人が座る座席。最も上手(かみて)の座。⇔下座(しもざ)

かみざいく【紙細工】🔗🔉

かみざいく【紙細工】 紙を折ったり,切ったり,貼ったりして,いろいろな物を作ること。また,作ったもの。

かみさと【上里】🔗🔉

かみさと【上里】 埼玉県北西部,児玉郡の町。神流川の扇状地にあり,野菜の産地。

かみさ・びる【神さびる】🔗🔉

かみさ・びる【神さびる】 (動上一) 古びて神々(こうごう)しく見える。「―・びた境内」

かみさま【神様】🔗🔉

かみさま【神様】 (1)神を敬っていう語。 (2)その方面の達人。「打撃の―」

かみさん【上さん】🔗🔉

かみさん【上さん】 妻のこと。「うちの―」

かみしいばダム【上椎葉ダム】🔗🔉

かみしいばダム【上椎葉ダム】 宮崎県椎葉村にある日本最初のアーチ式発電用ダム。1955 年(昭和 30)完成。堤高 110m。有効貯水量 7600 万 m3

かみしお【紙塩】🔗🔉

かみしお【紙塩】 魚肉の上に濡らした和紙をのせ,その上から塩を振って身を締める方法。

かみしばい【紙芝居】🔗🔉

かみしばい【紙芝居】 物語などを何枚かの絵にして箱形の枠に入れ,順に見せながら読む絵話の一種。1931 年(昭和 6)頃に始まり,集まった児童に飴(あめ)などを売った。のち教育用にも使われるようになった。

かみじま【神島】🔗🔉

かみじま【神島】 三重県鳥羽市北東部,伊勢湾口の小島。周辺は好漁場で,タコの水揚げが多い。

かみしまじろう【神島二郎】🔗🔉

かみしまじろう【神島二郎】 (1918-1998) 政治学者。東京生まれ。立教大・立正大教授。日本の近代化やファシズムの研究で知られる。著「近代日本の精神構造」など。

かみし・める【噛み締める】🔗🔉

かみし・める【噛み締める】 (動下一) (1)力を入れて,ぎゅっと噛む。くいしばる。 (2)ものの味わいや意味を十分に感じ取る。よく味わう。「幸せを―・める」

かみしも【上下】🔗🔉

かみしも【上下】 上(かみ)と下(しも)。特に,舞台・川・身分など上と下のあるものの両方。

かみしも【裃】🔗🔉

かみしも【裃】 肩衣(かたぎぬ)と袴を組み合わせたもの。江戸時代,武士の公服,庶民の礼服として用いた。

かみじょうかもんじ【上条嘉門次】🔗🔉

かみじょうかもんじ【上条嘉門次】 (1847-1918) 登山ガイド。信濃の人。上高地を中心に穂高岳・槍ヶ岳などで活躍し,黎明期の登山界に貢献。

かみす【神栖】🔗🔉

かみす【神栖】 茨城県南東部,鹿島郡の町。鹿島臨海工業地域に属し,掘り込み式の鹿島港がある。

かみすきき【紙漉き機】🔗🔉

かみすきき【紙漉き機】 紙を漉く装置。紙パルプの液を網で水と紙パルプに分離する装置。抄紙機(しようしき)。

かみずもう【紙相撲】🔗🔉

かみずもう【紙相撲】 紙で力士の人形を作り,台の上で立てかけて,台をたたき,勝敗を決める遊び。

かみせきばん【紙石盤】🔗🔉

かみせきばん【紙石盤】 ボール紙で作った,石盤代用品。金剛砂または軽石の粉と獣炭とを混ぜたものをボール紙に塗って作る。

かみそり【剃刀】🔗🔉

かみそり【剃刀】 (1)頭髪やひげをそるための鋭利な刃物。 (2)切れ味や才知が鋭いさま。「―パンチ」

かみそりまけ【剃刀負け】🔗🔉

かみそりまけ【剃刀負け】 剃刀でひげをそったあとに皮膚に小さな炎症を生じること。

かみだな【神棚】🔗🔉

かみだな【神棚】 家の中で,大神宮や氏神などの神符をまつるための棚。

かみだのみ【神頼み】🔗🔉

かみだのみ【神頼み】 神に祈り頼むこと。「苦しい時の―」

かみタバコ【噛みタバコ】🔗🔉

かみタバコ【噛みタバコ】 押し固めた葉に,香味・色などを加えて,噛んで香気を味わうタバコ。

かみちかいちこ【神近市子】🔗🔉

かみちかいちこ【神近市子】 (1888-1981) 評論家・政治家。長崎県生まれ。青鞜社に参加。東京日日新聞の記者を経て 1953 年社会党から衆議院に当選。売春防止法の成立などに尽力。

かみつ【過密】🔗🔉

かみつ【過密】 (1)人口や産業が特定の地域に集中しすぎていること。⇔過疎(かそ) 「―都市」 (2)(予定などが)ぎっしりと詰まりすぎていること。「―ダイヤ」

かみつかさしょうけん【上司小剣】🔗🔉

かみつかさしょうけん【上司小剣】 (1874-1947) 小説家。奈良県生まれ。本名,延貴。新聞記者から文筆活動に入り,「鱧(はも)の皮」で自然主義作家としての地位を確立。他に「木像」「東京」,回想記「U 新聞年代記」など。

かみつ・く【噛み付く】🔗🔉

かみつ・く【噛み付く】 (動五) (1)歯で食いつく。「犬が―・く」 (2)激しく議論する。くってかかる。「上役に―・く」

かみづつみ【紙包み】🔗🔉

かみづつみ【紙包み】 紙で包んだもの。

かみつぶ・す【噛み潰す】🔗🔉

かみつぶ・す【噛み潰す】 (動五) 歯でかんでつぶす。「苦虫を―・す」

かみつぶて【紙礫】🔗🔉

かみつぶて【紙礫】 紙を固く丸めて投げつけるもの。

カミツレ🔗🔉

カミツレ 〔(オランダ) kamille を「加密列」などと書いたため生じた呼び名〕 キク科の一〜二年草。北ヨーロッパ原産。高さは 30〜60cm。全体に芳香がある。夏,中心が黄色,周囲が白色の径約 2cm の頭花を多数開く。カミルレ。カミレ。カモミール。

カミツレか【カミツレ花】🔗🔉

カミツレか【カミツレ花】 カミツレの花を乾燥したもの。強い香りと苦みとがあり,発汗・消炎薬などに用いる。

かみて【上手】🔗🔉

かみて【上手】 (1)川の上流の方。 (2)地勢的に高い方。 (3)舞台の客席から見て右手の方。⇔下手(しもて)

かみテープ【紙テープ】🔗🔉

かみテープ【紙テープ】 紙製のテープ。

かみなづき【神無月】🔗🔉

かみなづき【神無月】 陰暦 10 月の異名。この月に,八百万(やおよろず)の神々がすべて出雲大社に集まり,各地では不在になるという。出雲国では神在(かみあり)月という。かみなしづき。かんなづき。

かみナプキン【紙ナプキン】🔗🔉

かみナプキン【紙ナプキン】 紙製のナプキン。

かみなり【雷】🔗🔉

かみなり【雷】 (1)〔「神鳴り」の意から〕 雲と雲との間,あるいは雲と大地との間の放電によって,発光と音響を発生する自然現象。いかずち。 (2)雷を起こす神。鬼のような姿で太鼓を輪形に連ねて背負い,打ち鳴らす。人間のへそを好むという。雷神。なるかみ。かみなりさま。 (3)(比喩的に)大声でどなりつけること。「―を落とす」

かみなりいか【雷烏賊】🔗🔉

かみなりいか【雷烏賊】 イカの一種。胴長約 20cm,胴幅 10cm ほどの大形のコウイカ。肉は厚く美味。市場ではモンゴウイカと呼ばれる。コブシメ。

かみなりうお【雷魚】🔗🔉

かみなりうお【雷魚】 ハタハタの異名。秋田地方で,漁期の冬に雷がよく鳴るのでこの名がある。

かみなりおやじ【雷親父】🔗🔉

かみなりおやじ【雷親父】 何かというと大声でどなりつけるおやじ。

かみなりぞく【雷族】🔗🔉

かみなりぞく【雷族】 オートバイに乗り,騒音とともに猛烈なスピードで走り回る若者たち。

かみなりもん【雷門】🔗🔉

かみなりもん【雷門】 東京都台東区の地名。浅草寺(せんそうじ)の風神・雷神の像をまつる風雷神門(雷門)の南側の街区。

かみなりよけ【雷除け】🔗🔉

かみなりよけ【雷除け】 雷の害を防ぐための器具。避雷針・避雷器など。

かみにだんかつよう【上二段活用】🔗🔉

かみにだんかつよう【上二段活用】 文語動詞の活用形式の一。語尾が,イ・ウの 2 段にわたって活用するもの。例えば,「落つ」は「ち・ち・つ・つる・つれ・ちよ」と活用し,語尾に「ち」および「つ」が現れる。

かみねんど【紙粘土】🔗🔉

かみねんど【紙粘土】 紙を煮て糊を加え,粘土のようにしたもの。工作材料。

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