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もと【下】🔗🔉

もと【下】 (1)物のした(のあたり)。また,物のしたの部分。「花の―に遊ぶ」 (2)ある人のいる所。また,その人の影響の及ぶ所。(「許・元」とも書く)「親の―を離れる」 (3)(「…のもとに」の形で)…において。また,…を条件や根拠として。「一刀の―に斬り倒す」「国益の名の―に実行」

もと【元・旧】🔗🔉

もと【元・旧】 以前。昔。

もと【元】🔗🔉

もと【元】 (1)物事が生じるはじめの物や所。ことのおこり。はじめ。「―をただせば自分が悪い」 (2)(「基」「本」とも書く)物事の根本をなすところ。基礎。土台。⇔末 「農は国の―」「資料を―に議論する」 (3)原因。理由。「失敗は成功の―」 (4)身元。素性。生い立ち。「―を洗う」 (5)(「素」とも書く)原料。材料。「大豆を―にして作る」 (6)もとで。元金。「―を取る」

もと【本】🔗🔉

もと【本】 [1]   (1)草木の株または幹。根本(ねもと)。   (2)和歌の上の句。⇔末 [2](接尾) 草木の株の数を数える語。ほん。「菊一(ひと)―を植える」

もとい【基】🔗🔉

もとい【基】 (1)本(もと)とする所・物事。基礎。根本。「国の―を築く」 (2)建物の,土台。いしずえ。

もといれしほん【元入資本】🔗🔉

もといれしほん【元入資本】 ⇒自己資本

もとうけ【元請け】🔗🔉

もとうけ【元請け】 注文主から直接仕事を引き受けること。また,その業者。さらに,その仕事を他が請け負う下請けに対していう。元請負。→下請け

もとうた【本歌・元歌】🔗🔉

もとうた【本歌・元歌】 替え歌を作った場合,そのもとになった歌。

もとうり【元売り】🔗🔉

もとうり【元売り】 生産者または加工業者が卸売業者に売ること。

もとおりうちとお【本居内遠】🔗🔉

もとおりうちとお【本居内遠】 (1792-1855) 江戸後期の国学者。名古屋の人。号,木綿垣(ゆうがき)・榛園など。豊穎(とよかい)の父。本居大平に国学を学び,のちその養子となる。紀州侯に仕え「紀伊国続風土記」などの編纂(へんさん)に従事。著「古学本教大意」など。

もとおりおおひら【本居大平】🔗🔉

もとおりおおひら【本居大平】 (1756-1833) 江戸後期の国学者。伊勢松阪の人。号,藤垣内(ふじのかきつ)。宣長の門下で,のちその養子。紀州侯に仕え国学を講じた。著「藤垣内集」「有馬日記」「古学要」「神楽歌新釈」など。

もとおりとよかい【本居豊穎】🔗🔉

もとおりとよかい【本居豊穎】 (1834-1913) 江戸後期・明治初期の国学者・歌人。紀伊の生まれ。内遠の子。神道大教正。文学博士。帝国学士院会員。御歌所寄人。著「秋屋集」「本居雑考」「諄辞集」「古今集講義」など。

もとおりながよ【本居長世】🔗🔉

もとおりながよ【本居長世】 (1885-1945) 作曲家。東京生まれ。東京音楽学校卒。豊穎(とよかい)の孫。多くの歌曲・童謡を作曲。童謡「十五夜お月さん」「青い目の人形」「赤い靴」など。

もとおりのりなが【本居宣長】🔗🔉

もとおりのりなが【本居宣長】 (1730-1801) 江戸中期の国学者。伊勢松阪の人。芝蘭・舜(春)庵・中衛と号し,鈴屋(すずのや)と称す。医業のかたわら,古事記・源氏物語など古典文学の注釈や漢字音・文法などの国語学的研究にすぐれた業績を残した。また,儒教を排し,国学の思想的基礎を固めた。国学四大人の一人。著「古事記伝」「源氏物語玉の小櫛」「詞の玉緒」「玉勝間」など。

もとおりはるにわ【本居春庭】🔗🔉

もとおりはるにわ【本居春庭】 (1763-1828) 江戸後期の国学者。伊勢松阪の人。号,後鈴屋(のちのすずのや)。宣長の長男。父の学問を継ぎ,国語学史上に大きな功績を残した。眼病で失明後は,後進の指導に専念。著「詞八衢」「詞通路」など。

もとき【本木】🔗🔉

もとき【本木】 木の幹,また,根もとに近い部分。⇔末木(うらき)

もときしょうざえもん【本木庄左衛門】🔗🔉

もときしょうざえもん【本木庄左衛門】 (1767-1822) 江戸後期のオランダ通詞・洋学者。長崎の人。オランダ語のほかフランス語・英語を学び,日本最初の英語学書「諳厄利亜(アングリア)興学小筌」「諳厄利亜語林大成」,また最初のフランス語学書「払郎察(フランス)辞範」を編纂(へんさん)。

もときしょうぞう【本木昌造】🔗🔉

もときしょうぞう【本木昌造】 (1824-1875) 幕末,日本における活版印刷の創始者。長崎生まれ。庄左衛門の養子。通詞となったが,活版所を開設,号数活字の系列を整備した。

もときよしなが【本木良永】🔗🔉

もときよしなが【本木良永】 (1735-1794) 江戸中期の蘭学者・オランダ通詞。長崎の人。通称を栄之進,号は蘭皐(らんこう)。訳書「和蘭陀地球図説」などで日本に初めて地動説を紹介。訳書「平天儀用法」「天地二球用法」など。

もときん【元金】🔗🔉

もときん【元金】 (1)事業開始に必要な資金。もとで。資本金。 (2)利子・利潤のもとになる資金。がんきん。

モトクロス【motocross】🔗🔉

モトクロス【motocross】 山林や原野に設定された悪路を走り,タイムを競うオートバイ-レース。

もとごえ【基肥・本肥】🔗🔉

もとごえ【基肥・本肥】 作物の種まき,または移植に先立って施す肥料。

もとじめ【元締め】🔗🔉

もとじめ【元締め】 (1)金銭勘定などのしめくくりをする役目。「帳場の―」 (2)仕事やその人員の総括に当たる人。親分。 (3)博打(ばくち)打ちなどの親分。

もとすえ【本末】🔗🔉

もとすえ【本末】 (1)本と末。根本と枝葉。ほんまつ。 (2)物の下端と上端。 (3)物事の始めから終わりまでのいきさつ。

もとすこ【本栖湖】🔗🔉

もとすこ【本栖湖】 富士五湖のうち最西端にある湖。湖面海抜 900m。面積 5.1km2。最大深度約 122m で五湖中最深。冬季,全面結氷はしない。

もとせん【元栓】🔗🔉

もとせん【元栓】 ガス・水道などの屋内引き込み管の根もとにつけた栓。

もとだか【元高】🔗🔉

もとだか【元高】 歩合算や利息算で,計算のもとになる数・金高。元金。

もとだながざね【元田永孚】🔗🔉

もとだながざね【元田永孚】 (1818-1891) 幕末・明治初期の儒学者。肥後の人。号は東野。明治天皇の侍講。教育勅語の起草に参与。著「幼学綱要」など。

もとちく【素畜】🔗🔉

もとちく【素畜】 食肉生産を目的として肥育される牛や豚の,肥育開始前のもの。

もとちょう【元帳】🔗🔉

もとちょう【元帳】 勘定科目ごとに分けて収支貸借を記入する,会計原簿。

もとづ・く【基づく】🔗🔉

もとづ・く【基づく】 (動五) (1)基礎・根拠を置く。よりどころとする。「史実に―・いた小説」 (2)起因する。「誤解に―・いた争い」

もとで【元手】🔗🔉

もとで【元手】 (1)事業の資金。もときん。資本。「―がかかる」 (2)仕事をし,また利益を得るもととなるもの。「からだが―だ」

もとどおり【元通り】🔗🔉

もとどおり【元通り】 以前の状態と同じ形や状態。「―に直す」

もとどり【髻】🔗🔉

もとどり【髻】 髪の毛を頭の上で束ねた所。また,その髪。たぶさ。

もとなり【本生り・本成り】🔗🔉

もとなり【本生り・本成り】 植物の幹やつるのもとに近い方に実のなること。また,その実。⇔末(うら)生り

もとね【元値】🔗🔉

もとね【元値】 仕入れ値段。原価。

もとはこね【元箱根】🔗🔉

もとはこね【元箱根】 神奈川県箱根町,芦湖畔の温泉地。箱根神社,関所,旧東海道の杉並木などがある。

もとばらい【元払い】🔗🔉

もとばらい【元払い】 荷物の運賃や料金を,発送元が支払うこと。

もとひきうけ【元引受】🔗🔉

もとひきうけ【元引受】 有価証券の発行(あるいは売買)に際して,これを売り出す目的で発行者からその全額もしくは一部を取得すること。また売れ残った場合それを引き受けることを契約すること。

もとぶ【本部】🔗🔉

もとぶ【本部】 沖縄県国頭(くにがみ)郡の町。本島北部の本部半島にある。1975 年(昭和 50)の国際海洋博の開催地。

もとまち【元町】🔗🔉

もとまち【元町】 (1)横浜市中区の繁華街。山手の北西側を流れる堀川に沿う。 (2)神戸市中央区の繁華街。神戸駅と元町駅の間にある。

もとみや【本宮】🔗🔉

もとみや【本宮】 祭神の鎮座する根本の社。ほんぐう。本社。

もとみや【本宮】🔗🔉

もとみや【本宮】 福島県中部,安達(あだち)郡の町。郡山市の北に接する。奥州街道の旧宿駅。

もとめ【求め】🔗🔉

もとめ【求め】 (1)要求。請求。 (2)買うこと。購入。「お―の品」

もとめて【求めて】🔗🔉

もとめて【求めて】 (副) 自分から進んで。好きこのんで。「―苦労する」

もと・める【求める】🔗🔉

もと・める【求める】 (動下一) (1)手に入れようと心の中で望む。「解決を―・める」 (2)手に入れようと,さがす。「適任者を―・める」 (3)要求する。「発言を―・める」 (4)買う。「絵を―・める」

もともと【元元】🔗🔉

もともと【元元】 [1](副) はじめから。本来。元来。「―行く気はなかった」 [2]損も得もなく前と同じであること。「失敗しても―だ」

もとやまひこいち【本山彦一】🔗🔉

もとやまひこいち【本山彦一】 (1853-1932) 新聞経営者。熊本の人。「大阪毎日新聞」社長。「東京日日新聞」を買収,「毎日新聞」発展の基をつくった。

もとゆい【元結】🔗🔉

もとゆい【元結】 髪の髻(もとどり)を束ねるための紐(ひも)や糸。もっとい。

もとより【元より・固より・素より】🔗🔉

もとより【元より・固より・素より】 (副) 言うまでもなく。もちろん。

もと・る【悖る】🔗🔉

もと・る【悖る】 (動五) 道理にそむく。反する。「人の道に―・る」

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