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もと【下・△許】🔗🔉

もと【下・許】 《「本(もと)」と同語源》物の下の部分。また、そのあたり。した。「旗の―に集まる」「桜の―に花見の宴を設ける」その人のところ。そば。「親の―を離れる」その規則や支配力の及ぶところ。「厳しい規律の―で生活する」「監視の―におかれる」(「…のもとに」の形で)…した状態で。…で。「敵を一撃の―に倒す」

もと【元・△旧・△故】🔗🔉

もと【元・旧・故】 《「本(もと)」と同語源》以前。むかし。副詞的にも用いる。「―の同僚」「この地に―から住んでいる人」「―あった所に戻す」「―大臣」

もと【本・元】🔗🔉

もと【本・元】 [名]物事の起こり。始まり。「事件の―をさぐる」「うわさの―をただす」(「基」とも書く)物事の根本をなすところ。基本。「生活の―を正す」「悪の―を断つ」(「基」とも書く)基礎。根拠。土台。「何を―に私を疑うのか」「事実を―にして書かれた小説」(「因」とも書く)原因。「酒が―でけんかする」「風邪は万病の―」もとで。資金。また、原価。仕入れ値。「―がかからない商売」「―をとる」(「素」とも書く)原料。材料。たね。「たれの―」「料理の―を仕込む」それを出したところ。それが出てくるところ。「火の―」「製造―」「販売―」ねもと。付け根。「―が枯れる」「葉柄の―」(はし)や筆の、手に持つ部分。短歌の上の句。「歌どもの―を仰せられて」〈枕・二三〉〔接尾〕(本)助数詞。草や木を数えるのに用いる。「一(ひと)―の松」(たか)狩りに使う鷹を数えるのに用いる。「いづくよりとなく大鷹一―それて来たり」〈咄・醒睡笑・五〉 [下接句]孝は百行(ひやつこう)の本・失敗は成功のもと・短気は未練の元・釣り合わぬは不縁の基・生兵法は大怪我(おおけが)の基・油断は怪我(けが)の基

もと‐あら【本荒】🔗🔉

もと‐あら【本荒】 木がまばらに生えていること。一説に、根元に花も葉もないこと。「宮城野の―の小萩露を重み風を待つごと君をこそ待て」〈古今・恋四〉

もと‐い【基】‐ゐ🔗🔉

もと‐い【基】‐ゐ 《「本(もと)(い)の意》建物などの土台。基礎。物事の基礎。根本。根拠。「医学の―を築く」「国の―を定める」原因。「女の身はみな同じ罪深き―ぞかし」〈源・若菜下〉

もとい【元△結】もとひ🔗🔉

もとい【元結】もとひ 「もとゆい」の音変化。

もと‐い【元い】🔗🔉

もと‐い【元い】 [感]「元へ」に同じ。

もと‐いれ【元入れ】🔗🔉

もと‐いれ【元入れ】 元手として入れること。また、その金。「その金を―にして」〈浮・元禄大平記〉

もと‐うけ【元請け】🔗🔉

もと‐うけ【元請け】 発注者から直接仕事を請け負うこと。また、その業者。その仕事をさらに請け負う下請けに対していう。元請負。

もと‐うた【元歌・本歌】🔗🔉

もと‐うた【元歌・本歌】 替え歌のもとになった歌。ほんか(本歌)

もと‐うり【元売(り)】🔗🔉

もと‐うり【元売(り)】 生産者または加工業者が卸売り業者に売ること。

もとお・す【△回す・×廻す】もとほす🔗🔉

もとお・す【回す・×廻す】もとほす [動サ四]めぐらす。まわす。「火をもちて其の野を―・し焼きき」〈記・上〉

もとおり【△回り・×廻り】もとほり🔗🔉

もとおり【回り・×廻り】もとほり 《動詞「もとおる」の連用形から》まわること。めぐること。周囲。めぐり。「大殿のこの―の雪な踏みそね」〈万・四二二七〉(たか)狩りで、鷹の足につけるひもの金具。〈和名抄〉

もとおり【本居】もとをり🔗🔉

もとおり【本居】もとをり 姓氏の一。

もとおり‐うちとお【本居内遠】もとをりうちとほ🔗🔉

もとおり‐うちとお【本居内遠】もとをりうちとほ一七九二〜一八五五]江戸後期の国学者。名古屋の人。号、榛園(はりぞの)。豊穎(とよかい)の父。本居大平の養子となり、紀州侯に仕えた。著「落葉の錦」など。

もとおり‐おおひら【本居大平】もとをりおほひら🔗🔉

もとおり‐おおひら【本居大平】もとをりおほひら一七五六〜一八三三]江戸後期の国学者。伊勢の人。号、藤垣内(ふじのかきつ)。宣長に入門し、のち、その養子となる。紀州侯に仕え、宣長の学問を継承し、普及に努めた。著「古学要」「神楽歌新釈」「玉鉾百首解」など。

もとおり‐とよかい【本居豊穎】もとをりとよかひ🔗🔉

もとおり‐とよかい【本居豊穎】もとをりとよかひ一八三四〜一九一三]国学者・歌人。内遠の長男で、宣長の曾孫にあたる。紀州侯に仕え、明治維新後は神道界で活動。著「古今集講義」など。

もとおり‐ながよ【本居長世】もとをり‐🔗🔉

もとおり‐ながよ【本居長世】もとをり‐一八八五〜一九四五]作曲家。東京の生まれ。宣長(のりなが)の子孫。大正から昭和初期の童謡作曲家として活躍した。代表作「赤い靴」「七つの子」「十五夜お月さん」など。

もとおり‐のりなが【本居宣長】もとをり‐🔗🔉

もとおり‐のりなが【本居宣長】もとをり‐一七三〇〜一八〇一]江戸中期の国学者。国学四大人の一人。伊勢の人。号、舜庵(春庵)・鈴屋(すずのや)。京都に出て医学を修める一方、源氏物語などを研究。のち賀茂真淵に入門、古道研究を志し、「古事記伝」の著述に三〇余年専心。また、「てにをは」や用言の活用などの語学説、「もののあはれ」を中心とする文学論、上代の生活・精神を理想とする古道説など、多方面にわたって研究・著述に努めた。著「初山踏(ういやまぶみ)」「石上私淑言(いそのかみささめごと)」「詞の玉緒」「源氏物語玉の小櫛(おぐし)」「古今集遠鏡」「玉勝間」「鈴屋集」など。

もとおり‐はるにわ【本居春庭】もとをりはるには🔗🔉

もとおり‐はるにわ【本居春庭】もとをりはるには一七六三〜一八二八]江戸後期の国学者。伊勢の人。号、後鈴屋(のちのすずのや)。宣長の長男。眼病を患って失明したため、父の養子大平に家督を譲り、自らは鍼医(はりい)を業としながら歌道・国学を教授した。著「詞通路(ことばのかよいじ)」「詞八衢(ことばのやちまた)」「後鈴屋集」など。

もとお・る【△回る・×廻る】もとほる🔗🔉

もとお・る【回る・×廻る】もとほる [動ラ四]めぐりまわる。徘徊(はいかい)する。「鹿(しし)こそばい這ひ拝(をろが)め鶉(うづら)こそい這ひ―・れ」〈万・二三九〉物事が思うとおりに運ぶ。「―・らぬ三味線鳴らして」〈浮・禁短気・一〉

もとおろう【△回ろふ・×廻ろふ】もとほろふ🔗🔉

もとおろう【回ろふ・×廻ろふ】もとほろふ 〔連語〕《動詞「もとおる」の未然形に反復継続の助動詞「ふ」の付いた「もとおらふ」の音変化。上代語》「もとおる」に同じ。「大石に這(は)ひ―ふ細螺(しただみ)の」〈記・中・歌謡〉

もと‐がしわ【本×柏】‐がしは🔗🔉

もと‐がしわ【本×柏】‐がしは 《「もとかしわ」とも》冬も落葉しないで残った柏の葉。大嘗会(だいじようえ)のとき、その葉を酒に浸し、神饌(しんせん)にそそいだ。「いその神ふるから小野の―本の心は忘られなくに」〈古今・雑上〉古くから関係のあるもの。「太政大臣(おほきおとど)の御方には中の兄(このかみ)にて、―にもおはすれど」〈狭衣・一〉

もと‐かた【本方・元方】🔗🔉

もと‐かた【本方・元方】 宮廷の御神楽(みかぐら)のとき、二組に分かれた歌い手のうち、先に歌いはじめる方。神殿に向かって左側に位置する。末方(すえかた)卸売りする店。問屋。また、製造元。事業の元手を出す人。出資者。また、興行の主催者。興行主。

もと‐き【本木】🔗🔉

もと‐き【本木】 木の根もとの部分。「その伽羅に―と末木との二つありて」〈鴎外・興津弥五右衛門の遺書〉末木(うらき)作品などを構想する中心となる材料。「昔物語などの、一興ある事を、―にとりなして事をする」〈習道書〉以前に関係のあった者。前夫・前妻や前に情交のあった者など。「―を捨つる心にもあらで」〈人・辰巳園・初〉

もとき【本木】🔗🔉

もとき【本木】 姓氏の一。

もとき‐しょうぞう【本木昌造】‐シヤウザウ🔗🔉

もとき‐しょうぞう【本木昌造】‐シヤウザウ一八二四〜一八七五]江戸末期の日本の活版印刷の創始者。長崎の人。オランダ通詞の家業を継ぎ、航海術・製鉄術も習得。米国人ガンブルに金属活字の鋳造法を学び、のち活版所を開設した。

もとき‐よしなが【本木良永】🔗🔉

もとき‐よしなが【本木良永】一七三五〜一七九四]江戸中期の蘭学者。通称、栄之進。のち、仁太夫。長崎オランダ通詞として、訳書「天地二球用法」により、日本にコペルニクスの地動説を紹介。著「阿蘭陀海鏡書」など。

もと‐きん【元金】🔗🔉

もと‐きん【元金】 事業などを始めるための資金。資本金。元手。利子に対して、貸し借りしたもとの金。がんきん。

もと‐ぎん【元銀】🔗🔉

もと‐ぎん【元銀】元金(もときん)」に同じ。「商売の作法で、―に十倍増しても」〈浄・傾城酒呑童子〉

もと‐くち【元口】🔗🔉

もと‐くち【元口】 丸太材の根もとに近い方の切り口。末口(すえくち)

もと‐くび【元首】🔗🔉

もと‐くび【元首】 首の根もと。また、頭。「冑のしころより―まで鋒(きつさき)五寸ばかりぞ打ち込みたる」〈太平記・一四〉

モトクロス【motocross】🔗🔉

モトクロス【motocross】 オートバイレースの一。山野の荒れ地に設定されたコースを走ってスピードを競うもの。

もと‐こ【元子】🔗🔉

もと‐こ【元子】 元金と利息。元利(がんり)。「―を失う」

もと‐こ【左=右】🔗🔉

もと‐こ【左右】 《「許(もと)(こ)」の意》かたわら。そば近く。「天皇愛(めぐ)みて、―に引(め)し置きたまふ」〈垂仁紀〉

もと‐ごえ【基肥・元肥】🔗🔉

もと‐ごえ【基肥・元肥】 種まきや苗植えの前に、耕地に施しておく肥料。原肥。きひ。→追い肥(ごえ)

もと‐ごめ【元込め】🔗🔉

もと‐ごめ【元込め】 弾薬を銃身・砲身の後ろの部分から装填(そうてん)すること。また、その形式の銃砲。後装。先込め。

もと‐ざお【元×竿】‐ざを🔗🔉

もと‐ざお【元×竿】‐ざを 釣りの継ぎ竿や振り出し竿で、手元の一本の竿。

もと‐しげどう【本△重×籐・本△滋×籐】🔗🔉

もと‐しげどう【本×籐・本×籐】 重籐の弓の一種。弓の握りから下を重籐に、上を二所籐(ふたところどう)にしてまばらに籐を巻いたもの。

もと‐じめ【元締め】🔗🔉

もと‐じめ【元締め】 金銭の勘定、仕事などの全体を締めくくること。また、その役の人。博徒(ばくと)などが、その親分をいう呼び方。

もと‐じろ【本白】🔗🔉

もと‐じろ【本白】 矢羽の一。根元の方が白いもの。

もと‐すえ【本末】‐すゑ🔗🔉

もと‐すえ【本末】‐すゑ 本と末。上と下。また、先とあと。草木の幹と枝葉。また、上枝と下枝。物事の根本と枝葉。大切なこととそうでないこと。ほんまつ。物事の始めと終わり。また、始めから終わりまで。一部始終。転末。「はかない恋の―をかきくどいているところへ」〈中勘助・鳥の物語〉宮廷の御神楽(みかぐら)の演奏で、本方と末方。歌の上の句と下の句。「歌の―問ひたるに」〈枕・二七六〉

もとす‐こ【本栖湖】🔗🔉

もとす‐こ【本栖湖】 山梨県にある富士五湖のうち、西端の湖。富士山の溶岩流による堰止(せきと)め湖。面積四・七平方キロメートル。最大深度一二一・六メートルで五湖中最深。湖面標高九〇〇メートル。

もと‐せん【元栓】🔗🔉

もと‐せん【元栓】 水道・ガスなどの器具の栓に対して、その器具に配管しているもとの栓。

もと‐だか【元高】🔗🔉

もと‐だか【元高】 歩合、利息などを計算するもとになる金額。元金。また、原価。

もとだ‐ながざね【元田永孚】🔗🔉

もとだ‐ながざね【元田永孚】一八一八〜一八九一]漢学者。肥後の人。号、東野。明治維新後、宮内省に出仕して明治天皇の侍講を務め、枢密顧問官となり、教育勅語の草案作成に尽力した。著「幼学綱要」など。

もと‐だね【元種】🔗🔉

もと‐だね【元種】 もととなる種。原料。

もと‐ちょう【元帳】‐チヤウ🔗🔉

もと‐ちょう【元帳】‐チヤウ 簿記で、すべての勘定口座を設け、取引を仕訳帳から転記して各勘定別に記録・計算する帳簿。総勘定元帳。

もと‐つ【元つ・△旧つ】🔗🔉

もと‐つ【元つ・旧つ】 〔連語〕《「つ」は「の」の意の格助詞》以前の。

もと‐つ【本つ】🔗🔉

もと‐つ【本つ】 〔連語〕《「つ」は「の」の意の格助詞》大本の。本来の。

もと‐づ・く【基づく】🔗🔉

もと‐づ・く【基づく】 [動カ五(四)]それが基となって起こる。起因する。また、それを根拠・基盤とする。「政治の介入に―・く相場の変動」「規則に―・く処理」近づく。到達する。「この舟に―・きしかひもなく、帰れと仰せ候ふことのあさましさよ」〈伽・蛤の草紙〉

もと‐つ‐くに【本つ国】🔗🔉

もと‐つ‐くに【本つ国】 故郷。ほんごく。「妾(やつこ)、今遠く―を離れたり」〈前田本継体紀〉

もと‐つ‐ひと【元つ人】🔗🔉

もと‐つ‐ひと【元つ人】 以前から親しくしている人。また、昔、親しくしていた人。「かばかりなる―をおきて」〈源・浮舟〉

もと‐づめ【元詰(め)】🔗🔉

もと‐づめ【元詰(め)】 製造元・醸造元などで瓶や缶に製品を詰めること。また、その品。

もと‐で【元手】🔗🔉

もと‐で【元手】 事業などを始めようとするときに必要な金銭。資金。「わずかな―で商売を始める」「―がかかる」生活するためや利益を得るためのもとになるもの。資本。「からだが―の商売」

もと‐どおり【元通り】‐どほり🔗🔉

もと‐どおり【元通り】‐どほり [名・形動]以前と同じ形や状態であること。また、そのさま。副詞的にも用いる。「―な(の)姿」「―元気になる」

もと‐どり【×髻】🔗🔉

もと‐どり【×髻】 《「本取り」の意》髪を頭の上に集めて束ねた所。また、その髪。たぶさ。

もと‐な🔗🔉

もと‐な [副]《「もと」は根本の意。「な」は形容詞「無し」の語幹》わけもなく。みだりに。「なにしかも―とぶらふ」〈万・二三〇〉しきりに。むやみに。「いづくより来りしものそ目交(まなか)ひに―かかりて安眠(やすい)しなさぬ」〈万・八〇二〉

もと‐なり【本△生り・本成り】🔗🔉

もと‐なり【本生り・本成り】 植物の蔓(つる)や茎の根に近い方に実がなること。また、その実。末生(うらな)り。

もと‐ね【元値】🔗🔉

もと‐ね【元値】 商品を仕入れたときの値段。また、生産原価。

もと‐の‐うえ【本の上】‐うへ🔗🔉

もと‐の‐うえ【本の上】‐うへ 以前の奥方。「離れ給ひし―は、腹を切りて笑ひ給ふ」〈竹取〉

もと‐の‐え【元のえ】🔗🔉

もと‐の‐え【元のえ】 《「衣」の草仮名が漢字の「元」に似ているところから》「え」の字の称。もとえ。

もと‐は【本葉】🔗🔉

もと‐は【本葉】 草木の茎や幹に近い方にある葉。「はたすすき―もそよに秋風の吹き来る夕(よひ)に」〈万・二〇八九〉末葉(うらば)

もと‐はぎ【本×矧】🔗🔉

もと‐はぎ【本×矧】 矢で、篦(の)に羽の軸を接着し、桜皮・糸などを巻きつけた部分のうち、矢筈から遠い部分。下矧(したはぎ)

もとはこね【元箱根】🔗🔉

もとはこね【元箱根】 神奈川県箱根町の地名。芦ノ湖の南東岸にあり、箱根神社や関所跡がある。

もと‐はず【本×弭・本×筈】🔗🔉

もと‐はず【本×弭・本×筈】 弓の下端の、弦輪のかかるとがった部分。

もと‐びょうし【本拍子】‐ビヤウシ🔗🔉

もと‐びょうし【本拍子】‐ビヤウシ 宮廷の御神楽(みかぐら)で、本方(もとかた)の主唱者。末拍子(すえびようし)

もと‐ぶね【本船】🔗🔉

もと‐ぶね【本船】 付属の小船に対して、それを従えている大船。親船。ほんせん。沖に停泊して、はしけで陸上と連絡する大船。

もと‐へ【本△辺・本△方】🔗🔉

もと‐へ【本辺・本方】 物の根もとの方。下の方。「―は君を思ひ出、末辺(すゑへ)は妹を思ひ出」〈記・中・歌謡〉山の麓の方。「―にはあしび花咲き末方(すゑへ)には椿花咲く」〈万・三二二二〉

もと‐へ【元へ】🔗🔉

もと‐へ【元へ】 [感]《旧軍隊用語》体操などで、もとの姿勢にもどることを命令する語。もとい。言いまちがえて訂正するときに発する語。もとい。

もと‐ほととぎす【本時=鳥・△旧杜=鵑】🔗🔉

もと‐ほととぎす【本時鳥・旧杜鵑】 先年も来て鳴いた、なじみのホトトギス。「あをによし奈良の都は古りぬれど―鳴かずあらなくに」〈万・三九一九〉

もとまち【元町】🔗🔉

もとまち【元町】 東京都、伊豆大島西岸の地名。大島支庁・大島町役場がある中心地。横浜市中区の地名。横浜開港以来、横浜村の移住者により商店街として発展、ハイカラな町として知られた。

もとまち‐どおり【元町通り】‐どほり🔗🔉

もとまち‐どおり【元町通り】‐どほり 神戸市中央区の地名。神戸開港以来の商店街。

もと‐みや【本宮】🔗🔉

もと‐みや【本宮】 主神の鎮座する根本の社。本社。ほんぐう。

もと・む【求む】🔗🔉

もと・む【求む】 [動マ下二]「もとめる」の文語形。

もとめ【求め】🔗🔉

もとめ【求め】 求めること。要求。希望。「相手の―に応じる」買うこと。購入。「お―の品」

もとめご‐うた【求子歌】🔗🔉

もとめご‐うた【求子歌】 東遊(あずまあそ)びの中の歌曲。求子舞(もとめごまい)を伴う。

もとめご‐まい【求子舞】‐まひ🔗🔉

もとめご‐まい【求子舞】‐まひ 求子歌(もとめごうた)に伴う舞。駿河舞とともに東遊(あずまあそ)びの中心となっている。

もとめづか【求塚】🔗🔉

もとめづか【求塚】 謡曲。四番目物。金春を除く各流。観阿弥作。万葉集などに取材。菟名日処女(うないおとめ)の霊が、二人の男に愛されたために入水(じゆすい)した故事と、死後の苦しみを語る。

もとめ‐て【求めて】🔗🔉

もとめ‐て【求めて】 [副]自分の意志でするさま。進んで。「―損な役割を引き受ける」

もと・める【求める】🔗🔉

もと・める【求める】 [動マ下一]もと・む[マ下二]欲しいと望む。ほしがる。「平和を―・める」「権力を―・める」相手に要求する。「賠償を―・める」「援助を―・める」「退陣を―・める」得ようとしてさがす。「職を―・める」「優秀な人材を―・める」買って手に入れる。購入する。「古書を―・める」 [類語]欲する・望む・希(こいねが)う・希求する・追求する・渇望する・切望する・熱望する/頼む・請う・仰ぐ・懇請する・懇望する・要望する・所望する・要請する・要求する・請求する・徴(ちよう)する・催告する・迫る・せがむ・せびる・ねだる/探す・尋ねる・探し求める・物色する

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[音]カ    ゲ    ア [訓]した    しも    もと    くだ‐る    さ‐がる    くだ‐す    さ‐げる    お‐りる    おろ‐す    くだ‐さる [部首]一 [総画数]3 [コード]区点    1828      JIS   323C      S‐JIS 89BA [分類]常用漢字 [難読語] →あ‐こ【下火・下炬】あ‐もと【足元・足下】え‐が【垣下】え‐げ【会下】えん‐が【垣下】えん‐げ【嚥下】おいした‐えん【覆下園】お‐はした【御半下・御端】かい‐もと【垣下】かかあ‐でんか【嚊天下】かる‐める【上下・甲乙】き‐か【麾下】くさかべ‐めいかく【日下部鳴鶴】くだし‐ぶみ【下文】くだまつ【下松】げし‐にん【解死人・下手人】げ‐す【下種・下衆・下司】げ‐ぼん【下品】げろ‐おんせん【下呂温泉】こし‐け【腰気・帯下】こっ‐か【轂下】こまい【氷魚・氷下魚】しかん‐げた【芝翫下駄】しず‐え【下枝】した‐うず【下沓・襪】した‐じ【下道】した‐へ【下方】しとうず【下沓・襪】しもうさ【下総】しも‐うど【下人】しも‐おなご【下女】しもこうべ‐ちょうりゅう【下河辺長流】しも‐ざま【下様・下方】しもすわ【下諏訪】しもだて【下館】しもつけ【下野】しもつけの【下毛野】しもつふさ【下総】しもつま【下妻】しもにた【下仁田】しものせき【下関】しもふさ【下総】しも‐やかた【下館】じゅ‐げ【従下】しょう‐か【牆下】せい‐か【砌下】せい‐か【臍下】て‐か【手下】てん‐げ【天下】はつくにしらす‐すめらみこと【始馭天下之天皇・御肇国天皇】へた【下手】べに‐したば【紅下翅】ま‐や【真屋・両下】みなした‐ふ【水下経】

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[音]ガ    ゲ    ア [訓]みやび    みやび‐やか    つね‐に    もと‐より    もと [部首]隹 [総画数]13 [コード]区点    1877      JIS   326D      S‐JIS 89EB [分類]常用漢字 [難読語] →うた‐つかさ【雅楽寮】うた‐の‐かみ【雅楽頭】うた‐の‐つかさ【雅楽寮】うたまい‐の‐つかさ【楽官・雅楽寮】

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[音]キ [訓]もと    もとい    もと‐づく [部首]土 [総画数]11 [コード]区点    2080      JIS   3470      S‐JIS 8AEE [分類]常用漢字 [難読語] →きい‐じょう【基肄城】キールン【基隆】キリスト【ポルトガルCristo】すき【主基・次】ゆ‐き【悠紀・斎忌・由基】

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[音]キ [訓]いの‐る    いの‐り    もと‐める [部首]示 [総画数]8 [コード]区点    2107      JIS   3527      S‐JIS 8B46 [分類]常用漢字 [難読語] →あまごい‐の‐つかい【祈雨使】としごい‐の‐まつり【祈年祭】

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[音]ゲン    ガン [訓]もと    はじめ [部首]儿 [総画数]4 [コード]区点    2421      JIS   3835      S‐JIS 8CB3 [分類]常用漢字 [難読語] →あ‐もと【足元・足下】がご‐じ【元興寺】がんぎょう【元慶】がんごう‐じ【元興寺】きよもと【清元】けんげん【乾元】げん‐げん【阮元】げんこう【元亨】げんこうしゃくしょ【元亨釈書】げんじ【元治】げんな【元和】げんぴん‐やき【元贇焼】げんりゃく【元暦】たいげん【大元帥】どう‐もと【胴元・筒元】はばき‐もと【本・元】ほうげん【保元】もっとい【元結】もとい【元結】

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[音]ゲン [訓]はら    もと    もと‐づく    たず‐ねる    ゆる‐す [部首]厂 [総画数]10 [コード]区点    2422      JIS   3836      S‐JIS 8CB4 [分類]常用漢字 [難読語] →あした‐の‐はら【朝原】あわら‐おんせん【芦原温泉】いずはら【厳原】いばら【井原】うない‐おとめ【菟原処女・菟名日処女】えばら【荏原】おがわら‐こ【小川原湖】おはら【大原】かかみがはら【各務原】かしはら【橿原】かしわばら【柏原】かしわら【柏原】かわら【河原・川原・磧】かんばら【蒲原】きよみはら‐りょう【浄御原令】くるす‐ばら【栗栖原】こうげん‐びょう【膠原病】こづかっぱら【小塚原】さいと‐ばる【西都原】さがみはら【相模原】さわら【佐原】しではら‐きじゅうろう【幣原喜重郎】しめじ‐が‐はら【標茅原】すい‐ばら【杉原】たかま‐が‐はら【高天原】たかま‐の‐はら【高天原】たばる‐ざか【田原坂】はり‐はら【榛原】ひばら‐こ【檜原湖】ぶばいがわら【分倍河原】まいはら【米原】まえばる【前原】みかのはら【瓶原】もばら【茂原】やつ‐ばら【奴儕・奴原】やんばる【山原】ゆすはら‐はちまんぐう【柞原八幡宮】わかくるす‐ばら【若栗栖原】

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[音]コ [訓]ふる‐い    もと    ゆえ    ゆえ‐に    かれ [部首]攴 [総画数]9 [コード]区点    2446      JIS   384E      S‐JIS 8CCC [分類]常用漢字 [難読語] →こ‐しゅう【故主・古主】こと‐ゆえ【事故】なぜ【何故】ふる‐こと【古事・故事】ふる‐ひと【古人・故人・旧人】ほう‐ぐ【反故・反古】ほう‐ご【反故・反古】ほ‐ぐ【反故・反古】ほ‐ご【反故・反古】ほん‐ぐ【反故・反古】ほん‐ご【反故・反古】もっ‐こ【物故】ゆえ‐よし【故由】

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[音]シ [訓]もと    たから    たす‐ける    と‐る    もち‐いる [部首]貝 [総画数]13 [コード]区点    2781      JIS   3B71      S‐JIS 8E91 [分類]常用漢字 [難読語] →し‐ひん【資稟】

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[音]シュ    ス [訓]ぬし    あるじ    おも    おも‐に    もと    つかさど‐る [部首]丶 [総画数]5 [コード]区点    2871      JIS   3C67      S‐JIS 8EE5 [分類]常用漢字 [難読語] →あがた‐ぬし【県主】あぶら‐の‐つかさ【主油司】あん‐ず【案主】お‐しゅう【御主】おとこ‐しゅう【男主】お‐のし【御主】おみ【使主】かこ‐やく【水主役】かずえ‐の‐かみ【主計頭】かみ‐づかさ【神司・神祇官・主神】かん‐ず【貫首・貫主】かん‐づかさ【神司・神祇官・主神】け‐しゅ【化主】こ‐しゅう【故主・古主】こ‐す【庫主】さ‐かん【主典】しゅう‐すじ【主筋】しゅう‐めい【主命】しゅぜん‐げん【主膳監】しゅぞう‐す【修造主】しゅ‐め【主馬】しゅ‐やく【主鑰・主鎰】すき【主基・次】すくり【村主】そう‐かん【主典】たか‐つかさ【主鷹司】たっ‐す【塔主・塔司】ちから【主税】ちから‐の‐かみ【主税頭】ちから‐の‐つかさ【主税寮】てら‐し【寺主】でん‐す【殿主・殿司】との‐も【主殿】とのも‐づかさ【主殿司・殿司・主殿寮】との‐もり【主殿・殿守】とのもり‐づかさ【主殿司・殿司・主殿署】へ‐ぬし【戸主】ぼうず‐かむろ【坊主禿】みや‐じ【宮主】もい‐とり【水取・主水】もん‐ど【主水】

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[音]ヒ [訓]おお‐きい    はじめ    もと [部首]一 [総画数]5 [コード]区点    4803      JIS   5023      S‐JIS 98A1 [難読語] →ひ‐ぎょう【丕業】ひ‐けん【丕顕】ひ‐せき【丕績】

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[音]ベキ    ミャク [訓]もと‐める [部首]見 [総画数]11 [コード]区点    7512      JIS   6B2C      S‐JIS E64B

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[音]ケイ    キツ    ケ [訓]たぶさ    もとどり    みずら [部首]髟 [総画数]16 [コード]区点    8201      JIS   7221      S‐JIS E99F [難読語] →うず【髻華】すえ【仮髻・仮髪】つい‐けい【椎髻】つの‐ぐり【角繰り・角髻】にく‐けい【肉髻】ほう‐けい【宝髻】ら‐けい【螺髻】

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