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もと【下・△許】🔗⭐🔉
もと【下・△許】
《「本(もと)」と同語源》
物の下の部分。また、そのあたり。した。「旗の―に集まる」「桜の―に花見の宴を設ける」
その人のところ。そば。「親の―を離れる」
その規則や支配力の及ぶところ。「厳しい規律の―で生活する」「監視の―におかれる」
(「…のもとに」の形で)…した状態で。…で。「敵を一撃の―に倒す」




もと【元・△旧・△故】🔗⭐🔉
もと【元・△旧・△故】
《「本(もと)」と同語源》以前。むかし。副詞的にも用いる。「―の同僚」「この地に―から住んでいる人」「―あった所に戻す」「―大臣」
もと【本・元】🔗⭐🔉
もと【本・元】
[名]
物事の起こり。始まり。「事件の―をさぐる」「うわさの―をただす」
(「基」とも書く)物事の根本をなすところ。基本。「生活の―を正す」「悪の―を断つ」
(「基」とも書く)基礎。根拠。土台。「何を―に私を疑うのか」「事実を―にして書かれた小説」
(「因」とも書く)原因。「酒が―でけんかする」「風邪は万病の―」
もとで。資金。また、原価。仕入れ値。「―がかからない商売」「―をとる」
(「素」とも書く)原料。材料。たね。「たれの―」「料理の―を仕込む」
それを出したところ。それが出てくるところ。「火の―」「製造―」「販売―」
ねもと。付け根。「―が枯れる」「葉柄の―」
箸(はし)や筆の、手に持つ部分。
短歌の上の句。「歌どもの―を仰せられて」〈枕・二三〉
〔接尾〕(本)助数詞。
草や木を数えるのに用いる。「一(ひと)―の松」
鷹(たか)狩りに使う鷹を数えるのに用いる。「いづくよりとなく大鷹一―それて来たり」〈咄・醒睡笑・五〉
[下接句]孝は百行(ひやつこう)の本・失敗は成功のもと・短気は未練の元・釣り合わぬは不縁の基・生兵法は大怪我(おおけが)の基・油断は怪我(けが)の基














もと‐あら【本荒】🔗⭐🔉
もと‐あら【本荒】
木がまばらに生えていること。一説に、根元に花も葉もないこと。「宮城野の―の小萩露を重み風を待つごと君をこそ待て」〈古今・恋四〉
もと‐い【基】‐ゐ🔗⭐🔉
もと‐い【基】‐ゐ
《「本(もと)居(い)の意》
建物などの土台。基礎。
物事の基礎。根本。根拠。「医学の―を築く」「国の―を定める」
原因。「女の身はみな同じ罪深き―ぞかし」〈源・若菜下〉



もとい【元△結】もとひ🔗⭐🔉
もとい【元△結】もとひ
「もとゆい」の音変化。
もと‐いれ【元入れ】🔗⭐🔉
もと‐いれ【元入れ】
元手として入れること。また、その金。「その金を―にして」〈浮・元禄大平記〉
もと‐うけ【元請け】🔗⭐🔉
もと‐うけ【元請け】
発注者から直接仕事を請け負うこと。また、その業者。その仕事をさらに請け負う下請けに対していう。元請負。
もと‐うた【元歌・本歌】🔗⭐🔉
もと‐うり【元売(り)】🔗⭐🔉
もと‐うり【元売(り)】
生産者または加工業者が卸売り業者に売ること。
もとお・す【△回す・×廻す】もとほす🔗⭐🔉
もとお・す【△回す・×廻す】もとほす
[動サ四]めぐらす。まわす。「火をもちて其の野を―・し焼きき」〈記・上〉
もとおり【△回り・×廻り】もとほり🔗⭐🔉
もとおり【△回り・×廻り】もとほり
《動詞「もとおる」の連用形から》
まわること。めぐること。
周囲。めぐり。「大殿のこの―の雪な踏みそね」〈万・四二二七〉
鷹(たか)狩りで、鷹の足につけるひもの金具。〈和名抄〉



もとおり【本居】もとをり🔗⭐🔉
もとおり【本居】もとをり
姓氏の一。
もとおり‐うちとお【本居内遠】もとをりうちとほ🔗⭐🔉
もとおり‐うちとお【本居内遠】もとをりうちとほ
[一七九二〜一八五五]江戸後期の国学者。名古屋の人。号、榛園(はりぞの)。豊穎(とよかい)の父。本居大平の養子となり、紀州侯に仕えた。著「落葉の錦」など。
もとおり‐おおひら【本居大平】もとをりおほひら🔗⭐🔉
もとおり‐おおひら【本居大平】もとをりおほひら
[一七五六〜一八三三]江戸後期の国学者。伊勢の人。号、藤垣内(ふじのかきつ)。宣長に入門し、のち、その養子となる。紀州侯に仕え、宣長の学問を継承し、普及に努めた。著「古学要」「神楽歌新釈」「玉鉾百首解」など。
もとおり‐とよかい【本居豊穎】もとをりとよかひ🔗⭐🔉
もとおり‐とよかい【本居豊穎】もとをりとよかひ
[一八三四〜一九一三]国学者・歌人。内遠の長男で、宣長の曾孫にあたる。紀州侯に仕え、明治維新後は神道界で活動。著「古今集講義」など。
もとおり‐ながよ【本居長世】もとをり‐🔗⭐🔉
もとおり‐ながよ【本居長世】もとをり‐
[一八八五〜一九四五]作曲家。東京の生まれ。宣長(のりなが)の子孫。大正から昭和初期の童謡作曲家として活躍した。代表作「赤い靴」「七つの子」「十五夜お月さん」など。
もとおり‐のりなが【本居宣長】もとをり‐🔗⭐🔉
もとおり‐のりなが【本居宣長】もとをり‐
[一七三〇〜一八〇一]江戸中期の国学者。国学四大人の一人。伊勢の人。号、舜庵(春庵)・鈴屋(すずのや)。京都に出て医学を修める一方、源氏物語などを研究。のち賀茂真淵に入門、古道研究を志し、「古事記伝」の著述に三〇余年専心。また、「てにをは」や用言の活用などの語学説、「もののあはれ」を中心とする文学論、上代の生活・精神を理想とする古道説など、多方面にわたって研究・著述に努めた。著「初山踏(ういやまぶみ)」「石上私淑言(いそのかみささめごと)」「詞の玉緒」「源氏物語玉の小櫛(おぐし)」「古今集遠鏡」「玉勝間」「鈴屋集」など。
もとおり‐はるにわ【本居春庭】もとをりはるには🔗⭐🔉
もとおり‐はるにわ【本居春庭】もとをりはるには
[一七六三〜一八二八]江戸後期の国学者。伊勢の人。号、後鈴屋(のちのすずのや)。宣長の長男。眼病を患って失明したため、父の養子大平に家督を譲り、自らは鍼医(はりい)を業としながら歌道・国学を教授した。著「詞通路(ことばのかよいじ)」「詞八衢(ことばのやちまた)」「後鈴屋集」など。
もとお・る【△回る・×廻る】もとほる🔗⭐🔉
もとお・る【△回る・×廻る】もとほる
[動ラ四]
めぐりまわる。徘徊(はいかい)する。「鹿(しし)こそばい這ひ拝(をろが)め鶉(うづら)こそい這ひ―・れ」〈万・二三九〉
物事が思うとおりに運ぶ。「―・らぬ三味線鳴らして」〈浮・禁短気・一〉


もとおろ
う【△回ろふ・×廻ろふ】もとほろふ🔗⭐🔉
もとおろ
う【△回ろふ・×廻ろふ】もとほろふ
〔連語〕《動詞「もとおる」の未然形に反復継続の助動詞「ふ」の付いた「もとおらふ」の音変化。上代語》「もとおる」に同じ。「大石に這(は)ひ―
ふ細螺(しただみ)の」〈記・中・歌謡〉


もと‐がしわ【本×柏】‐がしは🔗⭐🔉
もと‐がしわ【本×柏】‐がしは
《「もとかしわ」とも》
冬も落葉しないで残った柏の葉。大嘗会(だいじようえ)のとき、その葉を酒に浸し、神饌(しんせん)にそそいだ。「いその神ふるから小野の―本の心は忘られなくに」〈古今・雑上〉
古くから関係のあるもの。「太政大臣(おほきおとど)の御方には中の兄(このかみ)にて、―にもおはすれど」〈狭衣・一〉


もと‐かた【本方・元方】🔗⭐🔉
もと‐かた【本方・元方】
宮廷の御神楽(みかぐら)のとき、二組に分かれた歌い手のうち、先に歌いはじめる方。神殿に向かって左側に位置する。
末方(すえかた)。
卸売りする店。問屋。また、製造元。
事業の元手を出す人。出資者。また、興行の主催者。興行主。




もと‐き【本木】🔗⭐🔉
もと‐き【本木】
木の根もとの部分。「その伽羅に―と末木との二つありて」〈鴎外・興津弥五右衛門の遺書〉
末木(うらき)。
作品などを構想する中心となる材料。「昔物語などの、一興ある事を、―にとりなして事をする」〈習道書〉
以前に関係のあった者。前夫・前妻や前に情交のあった者など。「―を捨つる心にもあらで」〈人・辰巳園・初〉




もとき【本木】🔗⭐🔉
もとき【本木】
姓氏の一。
もとき‐しょうぞう【本木昌造】‐シヤウザウ🔗⭐🔉
もとき‐しょうぞう【本木昌造】‐シヤウザウ
[一八二四〜一八七五]江戸末期の日本の活版印刷の創始者。長崎の人。オランダ通詞の家業を継ぎ、航海術・製鉄術も習得。米国人ガンブルに金属活字の鋳造法を学び、のち活版所を開設した。
もとき‐よしなが【本木良永】🔗⭐🔉
もとき‐よしなが【本木良永】
[一七三五〜一七九四]江戸中期の蘭学者。通称、栄之進。のち、仁太夫。長崎オランダ通詞として、訳書「天地二球用法」により、日本にコペルニクスの地動説を紹介。著「阿蘭陀海鏡書」など。
もと‐きん【元金】🔗⭐🔉
もと‐きん【元金】
事業などを始めるための資金。資本金。元手。
利子に対して、貸し借りしたもとの金。がんきん。


もと‐くち【元口】🔗⭐🔉
もと‐くち【元口】
丸太材の根もとに近い方の切り口。
末口(すえくち)。

もと‐くび【元首】🔗⭐🔉
もと‐くび【元首】
首の根もと。また、頭。「冑のしころより―まで鋒(きつさき)五寸ばかりぞ打ち込みたる」〈太平記・一四〉
モトクロス【motocross】🔗⭐🔉
モトクロス【motocross】
オートバイレースの一。山野の荒れ地に設定されたコースを走ってスピードを競うもの。
もと‐こ【元子】🔗⭐🔉
もと‐こ【元子】
元金と利息。元利(がんり)。「―を失う」
もと‐こ【左=右】🔗⭐🔉
もと‐こ【左=右】
《「許(もと)処(こ)」の意》かたわら。そば近く。「天皇愛(めぐ)みて、―に引(め)し置きたまふ」〈垂仁紀〉
もと‐ごえ【基肥・元肥】🔗⭐🔉
もと‐ごえ【基肥・元肥】
種まきや苗植えの前に、耕地に施しておく肥料。原肥。きひ。→追い肥(ごえ)
もと‐ごめ【元込め】🔗⭐🔉
もと‐ごめ【元込め】
弾薬を銃身・砲身の後ろの部分から装填(そうてん)すること。また、その形式の銃砲。後装。
先込め。

もと‐ざお【元×竿】‐ざを🔗⭐🔉
もと‐ざお【元×竿】‐ざを
釣りの継ぎ竿や振り出し竿で、手元の一本の竿。
もと‐しげどう【本△重×籐・本△滋×籐】🔗⭐🔉
もと‐しげどう【本△重×籐・本△滋×籐】
重籐の弓の一種。弓の握りから下を重籐に、上を二所籐(ふたところどう)にしてまばらに籐を巻いたもの。
もと‐じめ【元締め】🔗⭐🔉
もと‐じめ【元締め】
金銭の勘定、仕事などの全体を締めくくること。また、その役の人。
博徒(ばくと)などが、その親分をいう呼び方。


もと‐じろ【本白】🔗⭐🔉
もと‐じろ【本白】
矢羽の一。根元の方が白いもの。
もと‐すえ【本末】‐すゑ🔗⭐🔉
もと‐すえ【本末】‐すゑ
本と末。上と下。また、先とあと。
草木の幹と枝葉。また、上枝と下枝。
物事の根本と枝葉。大切なこととそうでないこと。ほんまつ。
物事の始めと終わり。また、始めから終わりまで。一部始終。転末。「はかない恋の―をかきくどいているところへ」〈中勘助・鳥の物語〉
宮廷の御神楽(みかぐら)の演奏で、本方と末方。
歌の上の句と下の句。「歌の―問ひたるに」〈枕・二七六〉






もとす‐こ【本栖湖】🔗⭐🔉
もとす‐こ【本栖湖】
山梨県にある富士五湖のうち、西端の湖。富士山の溶岩流による堰止(せきと)め湖。面積四・七平方キロメートル。最大深度一二一・六メートルで五湖中最深。湖面標高九〇〇メートル。
もと‐せん【元栓】🔗⭐🔉
もと‐せん【元栓】
水道・ガスなどの器具の栓に対して、その器具に配管しているもとの栓。
もと‐だか【元高】🔗⭐🔉
もと‐だか【元高】
歩合、利息などを計算するもとになる金額。元金。また、原価。
もとだ‐ながざね【元田永孚】🔗⭐🔉
もとだ‐ながざね【元田永孚】
[一八一八〜一八九一]漢学者。肥後の人。号、東野。明治維新後、宮内省に出仕して明治天皇の侍講を務め、枢密顧問官となり、教育勅語の草案作成に尽力した。著「幼学綱要」など。
もと‐だね【元種】🔗⭐🔉
もと‐だね【元種】
もととなる種。原料。
もと‐ちょう【元帳】‐チヤウ🔗⭐🔉
もと‐ちょう【元帳】‐チヤウ
簿記で、すべての勘定口座を設け、取引を仕訳帳から転記して各勘定別に記録・計算する帳簿。総勘定元帳。
もと‐つ【元つ・△旧つ】🔗⭐🔉
もと‐つ【元つ・△旧つ】
〔連語〕《「つ」は「の」の意の格助詞》以前の。
もと‐つ【本つ】🔗⭐🔉
もと‐つ【本つ】
〔連語〕《「つ」は「の」の意の格助詞》大本の。本来の。
もと‐づ・く【基づく】🔗⭐🔉
もと‐づ・く【基づく】
[動カ五(四)]
それが基となって起こる。起因する。また、それを根拠・基盤とする。「政治の介入に―・く相場の変動」「規則に―・く処理」
近づく。到達する。「この舟に―・きしかひもなく、帰れと仰せ候ふことのあさましさよ」〈伽・蛤の草紙〉


もと‐つ‐くに【本つ国】🔗⭐🔉
もと‐つ‐くに【本つ国】
故郷。ほんごく。「妾(やつこ)、今遠く―を離れたり」〈前田本継体紀〉
もと‐つ‐ひと【元つ人】🔗⭐🔉
もと‐つ‐ひと【元つ人】
以前から親しくしている人。また、昔、親しくしていた人。「かばかりなる―をおきて」〈源・浮舟〉
もと‐づめ【元詰(め)】🔗⭐🔉
もと‐づめ【元詰(め)】
製造元・醸造元などで瓶や缶に製品を詰めること。また、その品。
もと‐で【元手】🔗⭐🔉
もと‐で【元手】
事業などを始めようとするときに必要な金銭。資金。「わずかな―で商売を始める」「―がかかる」
生活するためや利益を得るためのもとになるもの。資本。「からだが―の商売」


もと‐どおり【元通り】‐どほり🔗⭐🔉
もと‐どおり【元通り】‐どほり
[名・形動]以前と同じ形や状態であること。また、そのさま。副詞的にも用いる。「―な(の)姿」「―元気になる」
もと‐どり【×髻】🔗⭐🔉
もと‐どり【×髻】
《「本取り」の意》髪を頭の上に集めて束ねた所。また、その髪。たぶさ。
もと‐な🔗⭐🔉
もと‐な
[副]《「もと」は根本の意。「な」は形容詞「無し」の語幹》
わけもなく。みだりに。「なにしかも―とぶらふ」〈万・二三〇〉
しきりに。むやみに。「いづくより来りしものそ目交(まなか)ひに―かかりて安眠(やすい)しなさぬ」〈万・八〇二〉


もと‐なり【本△生り・本成り】🔗⭐🔉
もと‐なり【本△生り・本成り】
植物の蔓(つる)や茎の根に近い方に実がなること。また、その実。
末生(うらな)り。

もと‐ね【元値】🔗⭐🔉
もと‐ね【元値】
商品を仕入れたときの値段。また、生産原価。
もと‐の‐うえ【本の上】‐うへ🔗⭐🔉
もと‐の‐うえ【本の上】‐うへ
以前の奥方。「離れ給ひし―は、腹を切りて笑ひ給ふ」〈竹取〉
もと‐の‐え【元のえ】🔗⭐🔉
もと‐の‐え【元のえ】
《「衣」の草仮名が漢字の「元」に似ているところから》「え」の字の称。もとえ。
もと‐は【本葉】🔗⭐🔉
もと‐は【本葉】
草木の茎や幹に近い方にある葉。「はたすすき―もそよに秋風の吹き来る夕(よひ)に」〈万・二〇八九〉
末葉(うらば)。

もと‐はぎ【本×矧】🔗⭐🔉
もと‐はぎ【本×矧】
矢で、篦(の)に羽の軸を接着し、桜皮・糸などを巻きつけた部分のうち、矢筈から遠い部分。下矧(したはぎ)。
もとはこね【元箱根】🔗⭐🔉
もとはこね【元箱根】
神奈川県箱根町の地名。芦ノ湖の南東岸にあり、箱根神社や関所跡がある。
もと‐はず【本×弭・本×筈】🔗⭐🔉
もと‐はず【本×弭・本×筈】
弓の下端の、弦輪のかかるとがった部分。
もと‐びょうし【本拍子】‐ビヤウシ🔗⭐🔉
もと‐びょうし【本拍子】‐ビヤウシ
宮廷の御神楽(みかぐら)で、本方(もとかた)の主唱者。
末拍子(すえびようし)。

もと‐ぶね【本船】🔗⭐🔉
もと‐ぶね【本船】
付属の小船に対して、それを従えている大船。親船。ほんせん。
沖に停泊して、はしけで陸上と連絡する大船。


もと‐へ【本△辺・本△方】🔗⭐🔉
もと‐へ【本△辺・本△方】
物の根もとの方。下の方。「―は君を思ひ出、末辺(すゑへ)は妹を思ひ出」〈記・中・歌謡〉
山の麓の方。「―にはあしび花咲き末方(すゑへ)には椿花咲く」〈万・三二二二〉


もと‐へ【元へ】🔗⭐🔉
もと‐へ【元へ】
[感]《旧軍隊用語》
体操などで、もとの姿勢にもどることを命令する語。もとい。
言いまちがえて訂正するときに発する語。もとい。


もと‐ほととぎす【本時=鳥・△旧杜=鵑】🔗⭐🔉
もと‐ほととぎす【本時=鳥・△旧杜=鵑】
先年も来て鳴いた、なじみのホトトギス。「あをによし奈良の都は古りぬれど―鳴かずあらなくに」〈万・三九一九〉
もとまち【元町】🔗⭐🔉
もとまち【元町】
東京都、伊豆大島西岸の地名。大島支庁・大島町役場がある中心地。
横浜市中区の地名。横浜開港以来、横浜村の移住者により商店街として発展、ハイカラな町として知られた。


もとまち‐どおり【元町通り】‐どほり🔗⭐🔉
もとまち‐どおり【元町通り】‐どほり
神戸市中央区の地名。神戸開港以来の商店街。
もと‐みや【本宮】🔗⭐🔉
もと‐みや【本宮】
主神の鎮座する根本の社。本社。ほんぐう。
もと・む【求む】🔗⭐🔉
もと・む【求む】
[動マ下二]「もとめる」の文語形。
もとめ【求め】🔗⭐🔉
もとめ【求め】
求めること。要求。希望。「相手の―に応じる」
買うこと。購入。「お―の品」


もとめご‐うた【求子歌】🔗⭐🔉
もとめご‐うた【求子歌】
東遊(あずまあそ)びの中の歌曲。求子舞(もとめごまい)を伴う。
もとめご‐まい【求子舞】‐まひ🔗⭐🔉
もとめご‐まい【求子舞】‐まひ
求子歌(もとめごうた)に伴う舞。駿河舞とともに東遊(あずまあそ)びの中心となっている。
もとめづか【求塚】🔗⭐🔉
もとめづか【求塚】
謡曲。四番目物。金春を除く各流。観阿弥作。万葉集などに取材。菟名日処女(うないおとめ)の霊が、二人の男に愛されたために入水(じゆすい)した故事と、死後の苦しみを語る。
もとめ‐て【求めて】🔗⭐🔉
もとめ‐て【求めて】
[副]自分の意志でするさま。進んで。「―損な役割を引き受ける」
もと・める【求める】🔗⭐🔉
もと・める【求める】
[動マ下一]
もと・む[マ下二]
欲しいと望む。ほしがる。「平和を―・める」「権力を―・める」
相手に要求する。「賠償を―・める」「援助を―・める」「退陣を―・める」
得ようとしてさがす。「職を―・める」「優秀な人材を―・める」
買って手に入れる。購入する。「古書を―・める」
[類語](
)欲する・望む・希(こいねが)う・希求する・追求する・渇望する・切望する・熱望する/(
)頼む・請う・仰ぐ・懇請する・懇望する・要望する・所望する・要請する・要求する・請求する・徴(ちよう)する・催告する・迫る・せがむ・せびる・ねだる/(
)探す・尋ねる・探し求める・物色する








下🔗⭐🔉
下
[音]カ
ゲ
ア
[訓]した
しも
もと
くだ‐る
さ‐がる
くだ‐す
さ‐げる
お‐りる
おろ‐す
くだ‐さる
[部首]一
[総画数]3
[コード]区点 1828
JIS 323C
S‐JIS 89BA
[分類]常用漢字
[難読語]
→あ‐こ【下火・下炬】
→あ‐もと【足元・足下】
→え‐が【垣下】
→え‐げ【会下】
→えん‐が【垣下】
→えん‐げ【嚥下】
→おいした‐えん【覆下園】
→お‐はした【御半下・御端】
→かい‐もと【垣下】
→かかあ‐でんか【嚊天下】
→かる‐める【上下・甲乙】
→き‐か【麾下】
→くさかべ‐めいかく【日下部鳴鶴】
→くだし‐ぶみ【下文】
→くだまつ【下松】
→げし‐にん【解死人・下手人】
→げ‐す【下種・下衆・下司】
→げ‐ぼん【下品】
→げろ‐おんせん【下呂温泉】
→こし‐け【腰気・帯下】
→こっ‐か【轂下】
→こまい【氷魚・氷下魚】
→しかん‐げた【芝翫下駄】
→しず‐え【下枝】
→した‐うず【下沓・襪】
→した‐じ【下道】
→した‐へ【下方】
→しとうず【下沓・襪】
→しもうさ【下総】
→しも‐うど【下人】
→しも‐おなご【下女】
→しもこうべ‐ちょうりゅう【下河辺長流】
→しも‐ざま【下様・下方】
→しもすわ【下諏訪】
→しもだて【下館】
→しもつけ【下野】
→しもつけの【下毛野】
→しもつふさ【下総】
→しもつま【下妻】
→しもにた【下仁田】
→しものせき【下関】
→しもふさ【下総】
→しも‐やかた【下館】
→じゅ‐げ【従下】
→しょう‐か【牆下】
→せい‐か【砌下】
→せい‐か【臍下】
→て‐か【手下】
→てん‐げ【天下】
→はつくにしらす‐すめらみこと【始馭天下之天皇・御肇国天皇】
→へた【下手】
→べに‐したば【紅下翅】
→ま‐や【真屋・両下】
→みなした‐ふ【水下経】

雅🔗⭐🔉
雅
[音]ガ
ゲ
ア
[訓]みやび
みやび‐やか
つね‐に
もと‐より
もと
[部首]隹
[総画数]13
[コード]区点 1877
JIS 326D
S‐JIS 89EB
[分類]常用漢字
[難読語]
→うた‐つかさ【雅楽寮】
→うた‐の‐かみ【雅楽頭】
→うた‐の‐つかさ【雅楽寮】
→うたまい‐の‐つかさ【楽官・雅楽寮】
基🔗⭐🔉
基
[音]キ
[訓]もと
もとい
もと‐づく
[部首]土
[総画数]11
[コード]区点 2080
JIS 3470
S‐JIS 8AEE
[分類]常用漢字
[難読語]
→きい‐じょう【基肄城】
→キールン【基隆】
→キリスト【ポルトガルCristo】
→すき【主基・次】
→ゆ‐き【悠紀・斎忌・由基】

祈🔗⭐🔉
祈
[音]キ
[訓]いの‐る
いの‐り
もと‐める
[部首]示
[総画数]8
[コード]区点 2107
JIS 3527
S‐JIS 8B46
[分類]常用漢字
[難読語]
→あまごい‐の‐つかい【祈雨使】
→としごい‐の‐まつり【祈年祭】
許🔗⭐🔉
許
[音]キョ
コ
[訓]ゆる‐す
ゆる‐し
もと
ばかり
[部首]言
[総画数]11
[コード]区点 2186
JIS 3576
S‐JIS 8B96
[分類]常用漢字
[難読語]
→いい‐なずけ【許嫁・許婚】
→いく‐だ【幾許】
→いく‐ばく【幾何・幾許】
→いしこりどめ‐の‐みこと【石凝姥命・伊斯許理度売命】
→いも‐がり【妹許】
→お‐もと【御許】
→おや‐もと【親元・親許】
→おん‐もと【御許】
→くち‐もと【口元・口許】
→くに‐もと【国元・国許】
→こくば‐く【幾許く】
→ここ‐だ【幾許】
→ここ‐ば【幾許】
→ここ‐もと【此処許・爰許】
→ここ‐ら【幾許】
→そくば‐く【若干・幾許】
→そこば‐く【若干・幾許】
→め‐もと【目元・目許】
→わ‐おもと【我御許・吾御許・和御許】
→わか‐おもと【若御許】

元🔗⭐🔉
元
[音]ゲン
ガン
[訓]もと
はじめ
[部首]儿
[総画数]4
[コード]区点 2421
JIS 3835
S‐JIS 8CB3
[分類]常用漢字
[難読語]
→あ‐もと【足元・足下】
→がご‐じ【元興寺】
→がんぎょう【元慶】
→がんごう‐じ【元興寺】
→きよもと【清元】
→けんげん【乾元】
→げん‐げん【阮元】
→げんこう【元亨】
→げんこうしゃくしょ【元亨釈書】
→げんじ【元治】
→げんな【元和】
→げんぴん‐やき【元贇焼】
→げんりゃく【元暦】
→たいげん【大元帥】
→どう‐もと【胴元・筒元】
→はばき‐もと【
本・
元】
→ほうげん【保元】
→もっとい【元結】
→もとい【元結】



原🔗⭐🔉
原
[音]ゲン
[訓]はら
もと
もと‐づく
たず‐ねる
ゆる‐す
[部首]厂
[総画数]10
[コード]区点 2422
JIS 3836
S‐JIS 8CB4
[分類]常用漢字
[難読語]
→あした‐の‐はら【朝原】
→あわら‐おんせん【芦原温泉】
→いずはら【厳原】
→いばら【井原】
→うない‐おとめ【菟原処女・菟名日処女】
→えばら【荏原】
→おがわら‐こ【小川原湖】
→おはら【大原】
→かかみがはら【各務原】
→かしはら【橿原】
→かしわばら【柏原】
→かしわら【柏原】
→かわら【河原・川原・磧】
→かんばら【蒲原】
→きよみはら‐りょう【浄御原令】
→くるす‐ばら【栗栖原】
→こうげん‐びょう【膠原病】
→こづかっぱら【小塚原】
→さいと‐ばる【西都原】
→さがみはら【相模原】
→さわら【佐原】
→しではら‐きじゅうろう【幣原喜重郎】
→しめじ‐が‐はら【標茅原】
→すい‐ばら【杉原】
→たかま‐が‐はら【高天原】
→たかま‐の‐はら【高天原】
→たばる‐ざか【田原坂】
→はり‐はら【榛原】
→ひばら‐こ【檜原湖】
→ぶばいがわら【分倍河原】
→まいはら【米原】
→まえばる【前原】
→みかのはら【瓶原】
→もばら【茂原】
→やつ‐ばら【奴儕・奴原】
→やんばる【山原】
→ゆすはら‐はちまんぐう【柞原八幡宮】
→わかくるす‐ばら【若栗栖原】

故🔗⭐🔉
故
[音]コ
[訓]ふる‐い
もと
ゆえ
ゆえ‐に
かれ
[部首]攴
[総画数]9
[コード]区点 2446
JIS 384E
S‐JIS 8CCC
[分類]常用漢字
[難読語]
→こ‐しゅう【故主・古主】
→こと‐ゆえ【事故】
→なぜ【何故】
→ふる‐こと【古事・故事】
→ふる‐ひと【古人・故人・旧人】
→ほう‐ぐ【反故・反古】
→ほう‐ご【反故・反古】
→ほ‐ぐ【反故・反古】
→ほ‐ご【反故・反古】
→ほん‐ぐ【反故・反古】
→ほん‐ご【反故・反古】
→もっ‐こ【物故】
→ゆえ‐よし【故由】

資🔗⭐🔉
資
[音]シ
[訓]もと
たから
たす‐ける
と‐る
もち‐いる
[部首]貝
[総画数]13
[コード]区点 2781
JIS 3B71
S‐JIS 8E91
[分類]常用漢字
[難読語]
→し‐ひん【資稟】

主🔗⭐🔉
主
[音]シュ
ス
[訓]ぬし
あるじ
おも
おも‐に
もと
つかさど‐る
[部首]丶
[総画数]5
[コード]区点 2871
JIS 3C67
S‐JIS 8EE5
[分類]常用漢字
[難読語]
→あがた‐ぬし【県主】
→あぶら‐の‐つかさ【主油司】
→あん‐ず【案主】
→お‐しゅう【御主】
→おとこ‐しゅう【男主】
→お‐のし【御主】
→おみ【使主】
→かこ‐やく【水主役】
→かずえ‐の‐かみ【主計頭】
→かみ‐づかさ【神司・神祇官・主神】
→かん‐ず【貫首・貫主】
→かん‐づかさ【神司・神祇官・主神】
→け‐しゅ【化主】
→こ‐しゅう【故主・古主】
→こ‐す【庫主】
→さ‐かん【主典】
→しゅう‐すじ【主筋】
→しゅう‐めい【主命】
→しゅぜん‐げん【主膳監】
→しゅぞう‐す【修造主】
→しゅ‐め【主馬】
→しゅ‐やく【主鑰・主鎰】
→すき【主基・次】
→すくり【村主】
→そう‐かん【主典】
→たか‐つかさ【主鷹司】
→たっ‐す【塔主・塔司】
→ちから【主税】
→ちから‐の‐かみ【主税頭】
→ちから‐の‐つかさ【主税寮】
→てら‐し【寺主】
→でん‐す【殿主・殿司】
→との‐も【主殿】
→とのも‐づかさ【主殿司・殿司・主殿寮】
→との‐もり【主殿・殿守】
→とのもり‐づかさ【主殿司・殿司・主殿署】
→へ‐ぬし【戸主】
→ぼうず‐かむろ【坊主禿】
→みや‐じ【宮主】
→もい‐とり【水取・主水】
→もん‐ど【主水】

素🔗⭐🔉
素
[音]ソ
ス
[訓]もと
[部首]糸
[総画数]10
[コード]区点 3339
JIS 4147
S‐JIS 9166
[分類]常用漢字
[難読語]
→から‐す【皆素】
→き‐じ【生地・素地】
→さ‐みず【真水・素水】
→さ‐ゆ【白湯・素湯】
→し‐そ【尸素】
→し‐そ【緇素】
→しら‐ごえ【白声・素声】
→しら‐じ【白瓷】・【素地】
→しら‐びと【素人】
→しら‐ふ【素面・白面】
→しろ‐うお【素魚・白魚】
→しろ‐うと【素人】
→しろ‐と【素人】
→スエズ【Suez】
→すさのお‐の‐みこと【素戔嗚尊・須佐之男命】
→す‐め【素面】
→せき‐そ【尺素】
→そう‐めん【素麺・索麺】
→そ‐けい【素馨】
→はり‐す【鉤素】
→ふっ‐そ【弗素】
→わら‐すぼ【藁素坊】

本🔗⭐🔉
本
[音]ホン
[訓]もと
もとづ‐く
[部首]木
[総画数]5
[コード]区点 4360
JIS 4B5C
S‐JIS 967B
[分類]常用漢字
[難読語]
→あんぽん‐たん【安本丹】
→え‐ほん【会本】
→おも‐げぎょ【本懸魚】
→かんやまといわれびこ‐の‐すめらみこと【神日本磐余彦天皇】
→くさ‐だち【草質・草本】
→しいがもと【椎本】
→せろっ‐ぽう【千六本】
→とう‐ほん【搨本】
→とくごう‐とうげ【徳本峠】
→はばき‐もと【
本・
元】
→ほ‐い【本意】
→ほ‐け【本家】
→ポコペン【不
本】
→ほ‐ぞん【本尊】
→ほん‐くじ【本籤・本鬮】
→ほんこく‐じ【本圀寺】
→ほん‐じゃく【本迹】
→ほん‐じょう【本荘・本庄】
→ほん‐ぬ【本有】
→もとおり【本居】
→もとす‐こ【本栖湖】
→もと‐はぎ【本矧】
→もと‐はず【本弭・本筈】
→もと‐へ【本辺・本方】
→も‐ほん【模本・摸本・
本】
→やまとたける‐の‐みこと【日本武尊・倭建命】





丕🔗⭐🔉
覓🔗⭐🔉
覓
[音]ベキ
ミャク
[訓]もと‐める
[部首]見
[総画数]11
[コード]区点 7512
JIS 6B2C
S‐JIS E64B
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