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もと【下(▽許)】🔗⭐🔉
もと【下(▽許)】

名
物の下。また、そのあたり。
「青空の━で集会を開く」
「白日の━にさらす」
その人のいる所。また、その人やある物事の支配・影響などの及ぶ所。
「親の━を離れる」
「厳しい監視の━に置かれる」
「法の━の平等」
《「…の━に」の形で》…という状態において。
「一言の━にはねつける」
「一刀の━に斬り伏せる」
◆「本もと」と同語源。







もと【元(▽旧・▽故)】🔗⭐🔉
もと【元(▽旧・▽故)】

名
今より前のとき。以前。また、以前の状態。
「━の同僚」
「━に戻る」
「━住んでいた家」
◇副詞的にも使う。
以前その職にあったこと。特に、前回以前の選挙で当選したことがあって、その職にあったこと。
「━検事の斎藤氏」
「クリントン━アメリカ大統領」
関連語
大分類‖時‖とき
中分類‖過去‖かこ






【元の
さやに収おさま・る】🔗⭐🔉
【元の
さやに収おさま・る】
いったん仲たがいした者や離縁した者が再び以前のような関係に戻る。

【元の木阿弥もくあみ】🔗⭐🔉
【元の木阿弥もくあみ】
いったんよい状態になったものが、再び以前の悪い状態に戻ること。
もと【本・元】🔗⭐🔉
もと【本・元】

名
物事の起こり。起源。
「事件の━をたどる」
それが生じるところ。また、それを生じさせるところ。
「火の━」
「失敗は成功の━」
「製造━」
ものの付け根。ねもと。
「茎の━の方」
物事の根本となるところ。基本。基礎。
「農は国の━」
「事実を━にして書かれたドラマ」
「基」とも。
原因。
「酒が━で健康を損なう」
「▽因」とも。
もとで。資金。また、原価。
「━のかかる商売」
「━をとる(=原価に見合う売買をする)」
原料。材料。
「スープの━」
「▽素」とも。
(造)
数を表す和語に付いて、草木の株の数を数える語。
「松一━を植える」
関連語
大分類‖基本‖きほん
中分類‖基本‖きほん
大分類‖金銭‖きんせん
中分類‖資本‖しほん


















【元も子こもな・い】🔗⭐🔉
【元も子こもな・い】
すっかり失って何もない。
「無理をして体をこわしたら━」
◇元金も利息もない意。
もと‐うけ【元請け】🔗⭐🔉
もと‐うけ【元請け】

名
依頼主から直接仕事を請け負うこと。また、その業者。その仕事をさらに請け負う下請けに対していう。元請負。




もと‐うた【元歌・本歌】🔗⭐🔉
もと‐かの【元かの】🔗⭐🔉
もと‐かの【元かの】

名
〔俗〕以前、恋人だった女性。
◇「元彼女」の略。
多く「元カノ」と書く。





もと‐かれ【元彼】🔗⭐🔉
もと‐かれ【元彼】

名
〔俗〕以前、恋人だった男性。
◇「元彼氏」の略。
「元カレ」とも。





モトクロス[motocross]🔗⭐🔉
モトクロス[motocross]

名
オートバイレースの一つ。山野に設定された起伏の激しいコースを走ってタイムを競うもの。




もと‐ごえ【元肥・基肥】🔗⭐🔉
もと‐じめ【元締め】🔗⭐🔉
もと‐じめ【元締め】

名
金銭の勘定などをしめくくる役(を務める人)。
仕事などの全体をとりまとめる役(を務める人)。
博打ばくち打ちなどの親分。
◆
公用文では「元締」。








もと‐せん【元栓】🔗⭐🔉
もと‐せん【元栓】

名
水道・ガスなどの器具につけた栓に対して、その引き込み管の根元にある栓。




もと‐ちょう【元帳】━チャウ🔗⭐🔉
もと‐ちょう【元帳】━チャウ

名
簿記で、いちばんのもととなる帳簿。勘定科目ごとに口座を設け、それぞれの収支貸借を記入する。




もと‐づ・く【基づく】🔗⭐🔉
もと‐づ・く【基づく】

自五
それを根拠・基盤に置く。立脚する。
「規則に━・いて処理する」
「調査結果に━・いて論を展開する」
「史実に━小説」
それが基になって起こる。起因する。
「不注意に━事故」
「暴飲暴食に━疾患」
◆

とも「〜に基づいて…」「〜に基づく…」の形が多い。
「基ずく」「基く」と書くのは誤り。










もと‐どおり【元通り】━ドホリ🔗⭐🔉
もと‐どおり【元通り】━ドホリ

名
以前と同じ形や状態であること。
「使った道具を━にしまう」
◇副詞的にも使う。




もと‐どり【▼髻】🔗⭐🔉
もと‐どり【▼髻】

名
髪の毛をまとめて頭の上で束ねた部分。たぶさ。
「━を切る(=出家する)」
◇「本取り」の意。




もと‐ね【元値】🔗⭐🔉
もと‐ね【元値】

名
商品の仕入れ値段。原価。




もと‐へ【元へ】🔗⭐🔉
もと‐へ【元へ】

感
体操などで、いったん取った姿勢をもとの姿勢に戻すことを命じるときに発する語。なおれ。もとい。
前言を取り消して言い直しをするときに発する語。もとい。
◆旧軍隊用語から。






もと‐みや【本宮】🔗⭐🔉
もと‐みや【本宮】

名
主神がまつられている根本の神社。別宮・奥宮に対していう。本社。ほんぐう。




もと・める【求める】🔗⭐🔉
もと・める【求める】

他下一
価値あるものだと思って追いかける。欲しいと思って追求する。
「幸せ[平和]を━」
「名声を━」
「真実を━」
「理想を━」
手に入れたいと思ってさがす。探し求める。
「職を━」
「人材[つて]を━」
「一夜の宿を━」
「獲物を━・めて山野を歩く」
相手にあることをするように要求する。
「発言を━」
「理解を━」
「援助を━」
「謝罪を━」
金を払って手に入れる。買う。
「骨董こっとう市で絵皿を━」
「お━・めになりやすいお値段です」
もと・む(下二)
求め
関連語
大分類‖願望‖がんぼう
中分類‖願い‖ねがい
大分類‖金銭‖きんせん
中分類‖買う‖かう
大分類‖要求‖ようきゅう
中分類‖請求‖せいきゅう










もと‐もと【元元】🔗⭐🔉
もと‐もと【元元】

副
はじめから。もとから。
「ここは━私の土地だ」
「彼は━自然科学に関心がある」

名
もと。元来。
「こけら落としの━の意味は木のくずを払うことだ」

形動
《主に述語的に使って》前に示した事態が生じても、それが起こる以前と大差なく、どうせ得たり失ったりするものは少ないだろうと値踏みする気持ちを表す。
「だめで━だ」
「勝って━で、負けたら大変だ」















もと‐ゆい【元結い】━ユヒ🔗⭐🔉
もと‐ゆい【元結い】━ユヒ

名
髪のもとどりを束ねるひも・糸の類。もっとい。
公用文では「元結」。





もと‐より【元より・▽固より・▽素より】🔗⭐🔉
もと‐より【元より・▽固より・▽素より】

副
もととなる性質やはじまりの時点から、そのまま引き継がれたことを表す。元来。昔から。はじめから。
「彼は━金銭に縁がない」
「━私には彼を責める気などなかった」
言うまでもなく。もちろん。
「そんなことは━承知だ」
《多く「Aは━Bも」の形で》可能性の高いAばかりでなく、可能性の低いBまでもそうなることを表す。AはもちろんBも。AだけでなくBも。
「この法案には、野党は━与党の議員も反対票を入れた」
「子供は━大人にも楽しめるテーマパーク」







もと・る【▼悖る】🔗⭐🔉
もと・る【▼悖る】

自五
道理にそむく。反する。
「人の道に━行い」




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