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もと【下】[2]🔗🔉

もと【下】[2] (一)その物をささえている下の方の部分。〔植物では、根を指す〕 「花の―/旗の―/松の木の―〔=根もと〕/垣根の―〔=きわ〕」 (二)その人の勢力の及ぶ範囲。 「親の―〔=そば〕を離れる/友人の―〔=家。宿〕をたずねる/勇将の―〔=指揮下〕に弱卒無し/手―」

もと【元】[0][2]🔗🔉

もと【元】[0][2] [一]以前の△時(時代)。 「―の〔=昔、△住んで(持って)いた〕家」 [二](連体) 「前ゼン」よりまえの。 「―校長・―代議士」 [表記]「《旧・《故」とも書く。

もと【元】【本】🔗🔉

もと【元】【本】 (一)物事がそこから始まった、最初の所。はじめ。起こり。 「―〔=(a)起原。 (b)根源〕をたずねる/―〔=(a)素姓。 (b)原因〕をただせば/踏み台から落ちたのが―で長い間寝込むようになった」 (二)それが成り立つ基礎・根源となるもの。 「農は国の―/―通ドオりに直す/外国の技術を―〔=土台〕にして/失敗は成功の―/豆を―〔=原料〕にして作った調味料」 (三)その働きや作用が△生じる(出て来る)最初の所。 「製造―・販売―・おろし―」 (四)利益を生じるよりどころとしての元金・資金。 「―〔=元手〕がかかる/―〔=元値〕が切れる/―〔=元値〕を割る/―を取り戻す/―も子も無い」 [表記](二)は「本・基」、(四)は「《素」とも書く。 (造語) (一)〔雅〕草木の株を算(カゾ)える語。 「一ヒト―」 (二)タカ・ハヤブサなど、飼っている猛鳥を算える語。

もとい【基】モトヰ[2]🔗🔉

もとい【基】モトヰ[2] 〔「本モト」、つまり土台〕「元・本モト」の改まった表現。基礎。

もとうた【元歌】[0][2]🔗🔉

もとうた【元歌】[0][2] (一)替え歌の元になった歌。 (二)翻案された歌になる前の歌。 「『蛍の光』の―はスコットランドの民謡」 [表記]「本歌」とも書く。

もとうり【元売り】【元売】[0]🔗🔉

もとうり【元売り】【元売】[0] 卸売りを専門にする△こと(会社)。 「石油の―価格/―五社」

もとき【本木】[0]🔗🔉

もとき【本木】[0] 木の△幹(根の方)。 「―にまさる末木ウラキ無し〔=気に入らなくて次つぎに取り替えてみたものの、やはり最初のものが一番よかった、という教え〕」 うらき

もときん【元金】[0][2]🔗🔉

もときん【元金】[0][2] (一)貸し借りした、元のお金。がんきん。 利子  (二)事業を始めるのに必要なお金。もとで。資金。

もとごえ【本肥】[0]🔗🔉

もとごえ【本肥】[0] 「基肥キヒ」の意の和語的表現。

もとごめ【元込め】【元込】[0]🔗🔉

もとごめ【元込め】【元込】[0] 銃身・砲身の後ろの部分からたまをこめること。 「―銃[4]」 先込め

もとじめ【元締め】【元締】[0]🔗🔉

もとじめ【元締め】【元締】[0] (一)勘定のしめくくりの役(をする人)。 (二)全体をまとめる△こと(人)。 「総―[3]」

もとせん【元栓】[0]🔗🔉

もとせん【元栓】[0] ガス・水道などが家の中に引き込まれる所に取り付けられた栓。 「ガスの―を閉める」

もとだか【元高】[2]🔗🔉

もとだか【元高】[2] 〔歩合や利息の計算で〕元になる金高。元金。原価。

もとだね【元種】[0]🔗🔉

もとだね【元種】[0] 元にする種。原料。

もとちょう【元帳】モトチヤウ[0]🔗🔉

もとちょう【元帳】モトチヤウ[0] 勘定の科目ごとに口座を分けて書き入れる、会計の原簿。

もとづく【基づく】[3]:[3]🔗🔉

もとづく【基づく】[3]:[3] (自五) 〈なにニ―〉 (一)既定の△根本主張(指導原理)の線に沿って何かが行われる。 「△憲法(原則)に―〔=準拠する〕/既定の方針に基づいて〔=沿って〕」 (二)ある客観的な事実や、とらわれた主観が主材料となって、何かが行われる。 「△結果(実績)に―〔=を基盤とする〕/誤解に―〔=起因する〕けんか」

もとづめ【本詰め】【本詰】[0]🔗🔉

もとづめ【本詰め】【本詰】[0] 製造元・醸造元などで詰め△ること(たもの)。

もとで【元手】[0]🔗🔉

もとで【元手】[0] (一)何かをする元として必要なもの。 「からだが―/商売の―〔=資金〕」 (二)〔利息と違って〕元金。

もとどり【髻】[0]🔗🔉

もとどり【髻】[0] 〔日本髪で〕髪の毛を集めて束ねた所。

もとなり【本生り】【本生】[0]🔗🔉

もとなり【本生り】【本生】[0] 植物の つるや幹のもと近くに実が生る△こと(もの)。 うらなり [表記]「本成」とも書く。

もとね【元値】[0]🔗🔉

もとね【元値】[0] 仕入れた値段。 売値

もとぶね【本船】[0]🔗🔉

もとぶね【本船】[0] 大型のため接岸出来ないで、沖にとまっている船の称。親船。 はしけ [表記]「元船」とも書く。

もとへ【元へ】[2]🔗🔉

もとへ【元へ】[2] (感) 〔体操・軍隊などで〕やり直し・言い直しをする時にかける号令。もとい。

もとまる【求まる】[3]:[3]🔗🔉

もとまる【求まる】[3]:[3] (自五) 〔口頭〕「求められる」の圧縮形。〔数学者などが多く使用する〕 「答えが―」

もとみや【本宮】[0][2]🔗🔉

もとみや【本宮】[0][2] (一)本社。 (二)本殿。

もとめ【求め】🔗🔉

もとめ【求め】 [一][3] 求めること。要求。需要。 「―に応じる」 [二](造語) 動詞「求める」の連用形。

もとめて【求めて】[2]🔗🔉

もとめて【求めて】[2] (副) 自分の方から積極的にそのような行動に出ることを表わす。 「先生は変人だから、―だれとも交際しない」

もとめる【求める】[3]:[3]🔗🔉

もとめる【求める】[3]:[3] (他下一) [一](一)〈(なに・どこニ)なに・だれヲ―〉 〔今まで満たされなかったもの、新たに必要とされるものや珍しいものなどを〕方法を尽くして、手に入れ(ようとす)る。 「△技術者(ボランティア)を―/奇抜な服装を―/△新天地(より高く厳しい世界)を―/静かな旅を―/△活路(涼リヨウ)を―/求モトム、編集者〔=求人広告の定型化された表現。『求む(下二)』は、『求める』の雅語的表現〕/答えを求めよ〔=解答せよ〕」 (二)〈だれニなにヲ―〉 (A)自分たちの主張している意見・方策の実現について、当局の許可や大方の賛同を願う。 「△反論文掲載(日本の構造調整)を―」 (B)当方の要望に相手側が同調・賛同・協力するように、(切セツに)願う。 「△平和(解決策)を―」 (三)〈だれニなにヲ―〉 是非ともそう△してほしい(すべきだ)と要望する。 「△自覚(退陣・反省・奮起)を―」 (四)〈なにニなにヲ―〉 ある現象の馴致(ジユンチ)された背景について、その事が大きな要因となっているにちがいないと判断する。 「少年非行や登校拒否の急激な増加について、その罪を学校の荒廃に―声が高い」 [二]〈なにヲ―〉 「買う」のやや改まった表現。 「当店でお求めください」 [求め[二]

もともと【元元】[0]🔗🔉

もともと【元元】[0] [一] 損も得も無いこと。する前と変わらないこと。 「失敗しても―だ」 [二](副) (一)昨今初めてそうなったのではなく、出発点において すでにそういう△性格を持っていた(状態であった)ことを表わす。 「私は―幼児性の強い人間で…/―出発点から、誤っていたわけだ」 (二)当初は現在とは異なる状況に置かれていたことを表わす。 「―タキシードは四十代以上のものだったが、いまは二十代を中心に若い人向きが断然多い」 [表記]「本本」とも書く。

もとゆい【元結い】【元結】モトユヒ[0][3]🔗🔉

もとゆい【元結い】【元結】モトユヒ[0][3] もとどり(を結う時に使う細いひも)。 [かぞえ方]一本

もとより【固より】[1]🔗🔉

もとより【固より】[1] (副) (一)最初からそういう考えであったり 元来そのような性質であったり することを表わす。 「私は―行く気はない/―武道に生きる身の拒む理由はなかった/当人は―望むところ/―首尾整いませぬが、多少ともお役に立ちますれば面目至極に存じ奉りまする」 (二)その事については改めて問題にするまでもないことを表わす。 「主人同士は―妻女までも互いに往来していた/その難を避けるために未完成の堰セキを犠牲にすることは、領民は―もし御在国なら殿もお許しなさるだろうと思う」 [表記]「元より・本より・《素より」とも書く。

もとる【悖る】[2]:[2]🔗🔉

もとる【悖る】[2]:[2] (自五) 正しい在り方に反する。 「△原則(道理・人性・長幼の序)に―」

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