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おしき【折敷】🔗🔉

おしき【折敷】 「へぎ」を折り曲げて縁とした角盆,または隅切り盆。足を付けたものもある。

おり【折り】🔗🔉

おり【折り】 [1]   (1)折ること。また,折ったもの。   (2)薄い板を折り曲げて作った箱。折り箱。また,それに料理などを入れたもの。   (3)製本で,ページが正しい順序になるように,印刷された紙を折り畳む作業。また,その折り畳んだもの。   (4)時節。時季。「酷寒の―」   (5)機会。その時。「―をみて話す」((4)(5)は「折」と書く) [2](接尾)   (1)折り詰めにしたものなどを数える語。「菓子二―」   (2)折り重ねたものを数える語。「半紙一―」

おりあい【折り合い】🔗🔉

おりあい【折り合い】 (1)人と人との関係。「―が悪い」 (2)互いに譲り合って一致点をみつけること。「―をつける」

おりあ・う【折り合う】🔗🔉

おりあ・う【折り合う】 (動五) (交渉などで)互いに譲り合って話がまとまる。おれあう。「値段が―・う」

おりいって【折り入って】🔗🔉

おりいって【折り入って】 (副) 特別に。じっくりと。「―話したいことがある」

おりおり【折折】🔗🔉

おりおり【折折】 [1]その時その時。機会がある時ごと。「四季―のながめ」 [2](副) ときどき。「―見かける」

おりかえし【折り返し】🔗🔉

おりかえし【折り返し】 [1]   (1)衣類などで,折り返して二重にした部分。「ズボンの―」   (2)詩歌で,同じ語句の繰り返し。リフレーン。   (3)来た方向に引き返すこと。また,その地点。「―運転」「―点」 [2](副) ただちに。「―返書を送る」

おりかえ・す【折り返す】🔗🔉

おりかえ・す【折り返す】 (動五) (1)紙や布などを折って,裏を表に出す。 (2)来た方向へひきかえす。

おりかさな・る【折り重なる】🔗🔉

おりかさな・る【折り重なる】 (動五) 人や物が幾重にも重なる。「―・って人が倒れる」

おりがみ【折り紙】🔗🔉

おりがみ【折り紙】 (1)色紙で鶴・舟・奴(やつこ)さんなどいろいろな形に折る遊び。折り紙細工。また,それに用いる色紙や折ったもの。 (2)奉書紙・鳥の子紙などを横半分に折った形の文書。公式文書・贈呈品の目録などに用いるもの。平安末期より始まった。→切り紙 (3)書画・骨董などの作者や由来などを証明する鑑定書。「―を付ける」

おりがみつき【折り紙付き】🔗🔉

おりがみつき【折り紙付き】 (1)「折り紙(3)」がついていること。 (2)人物などの価値についての保証,または定評。「―の不良」

おりから【折から・折柄】🔗🔉

おりから【折から・折柄】 [1]ちょうどその時。折しも。「―夕立が降り出した」 [2](連語) …の時であるから。手紙などに用いる語。「酷暑の―」

おりく【折句】🔗🔉

おりく【折句】 和歌・俳句・川柳で,5 音または 3 音の語の 1 音ずつを各句の初めに置いて詠む歌。「かきつばた」を「からころもきつつなれにしつましあればはるばるきぬるたびをしぞ思ふ」と詠む類。

おりくちしのぶ【折口信夫】🔗🔉

おりくちしのぶ【折口信夫】 (1887-1953) 国文学者・民俗学者・歌人。大阪生まれ。号,釈迢空(しやくちようくう)。国学院大・慶応大教授。著「古代研究」「日本文学の発生序説」,歌集「海山のあひだ」,詩集「古代感愛集」,小説「死者の書」など。

おりこみ【折り込み】🔗🔉

おりこみ【折り込み】 新聞や雑誌の中に,広告やちらしなどを折って入れること。また,その物。「―広告」

おりこ・む【折り込む】🔗🔉

おりこ・む【折り込む】 (動五) (1)中の方へ折り曲げる。折って中へ入れる。「へりを―・んで縫う」 (2)ほかのものを中へ折って入れる。「ちらしを―・む」

おりしも【折しも】🔗🔉

おりしも【折しも】 (副) ちょうどその時。おりから。「―名月は雲間を離れ」

おりじゃく【折り尺】🔗🔉

おりじゃく【折り尺】 折り畳み式の携帯用のものさし。おれじゃく。畳み尺。

おりすけ【折助】🔗🔉

おりすけ【折助】 江戸時代,武家で使われた小者(こもの)の異称。

おりすけこんじょう【折助根性】🔗🔉

おりすけこんじょう【折助根性】 かげひなたのある根性。奉公人根性。

おりたくしばのき【折たく柴の記】🔗🔉

おりたくしばのき【折たく柴の記】 新井白石の自叙伝。3 巻。1716 年成立。父祖のことから自己の生い立ち・経歴,将軍家宣(いえのぶ)補佐の事跡,家宣死後の引退までを回顧したもの。平易な和漢混交文で記されている。

おりたた・む【折り畳む】🔗🔉

おりたた・む【折り畳む】 (動五) いくつかに折り重ねて小さくする。

おりちょう【折り丁】🔗🔉

おりちょう【折り丁】 製本のために折り畳まれた刷り紙で,本の中身を構成する 1 単位。16 ページまたは 32 ページが 1 折り。折り本。

おりづめ【折り詰め】🔗🔉

おりづめ【折り詰め】 食品などを折り箱に詰めること。また,詰めたもの。

おりづる【折り鶴】🔗🔉

おりづる【折り鶴】 紙で折った鶴。

おりづるらん【折鶴蘭】🔗🔉

おりづるらん【折鶴蘭】 ユリ科の常緑多年草。南アフリカ原産。観賞用に栽培。葉間から長い枝を出し先に小苗を生じる。春,白色,6 弁の小花をつける。

おりふし【折節】🔗🔉

おりふし【折節】 [1]   (1)おりおり。「―の眺め」   (2)季節。「―の移り変わり」 [2](副) ときどき。「―見かける」

おりま・げる【折り曲げる】🔗🔉

おりま・げる【折り曲げる】 (動下一) 折って曲げる。「木の枝を―・げる」

おりめ【折り目】🔗🔉

おりめ【折り目】 (1)紙・布などを折った時につく線。「ズボンに―をつける」 (2)行儀作法。「―の正しい人」 (3)物事の区切りやけじめ。「仕事に―をつける」

おりめただし・い【折り目正しい】🔗🔉

おりめただし・い【折り目正しい】 (形) 礼儀正しい。「―・い青年」

おりやま【折り山】🔗🔉

おりやま【折り山】 布や紙を折った場合にできる,外側の折り目。

お・る【折る】🔗🔉

お・る【折る】 (動五) (1)紙・布などを曲げて重ねる。「鶴を―・る」 (2)固い,線状・棒状のものを曲げて切りはなす。「枝を―・る」 (3)体の一部を深く曲げる。「腰を―・る」 (4)それまでの強い気持ちや態度をかえる。「我(が)を―・る」

おれあ・う【折れ合う】🔗🔉

おれあ・う【折れ合う】 (動五) おりあう。「妥当な線で―・う」

おれくぎ【折れ釘】🔗🔉

おれくぎ【折れ釘】 (1)折れた釘。 (2)和釘の一種。頭部を直角に折り曲げてある釘。柱などに打ちつけて,物を掛けるのに用いる。おりくぎ。

おれせんグラフ【折れ線グラフ】🔗🔉

おれせんグラフ【折れ線グラフ】 数量の大きさを表す位置を線で順次結んでできるグラフ。時間の経過に伴って変化する量の推移をみるのに便利。

おれまが・る【折れ曲がる】🔗🔉

おれまが・る【折れ曲がる】 (動五) 棒状のものが中途から折れてまがる。また,くねくねとまがる。

おれめ【折れ目】🔗🔉

おれめ【折れ目】 物の折れたところにつく境や線。

お・れる【折れる】🔗🔉

お・れる【折れる】 (動下一) (1)紙などが曲がって重なる。「ページのすみが―・れる」 (2)固い,線状・棒状のものが曲がってこわれる。「枝が―・れた」 (3)曲がって進む。「角を右に―・れる」 (4)譲歩する。ゆずる。「相手が―・れる」

しゃくぶく【折伏】🔗🔉

しゃくぶく【折伏】 〔仏〕相手の悪や誤りを打破して,真実の教えに帰服させる教化法。破邪。

せっかく【折角】🔗🔉

せっかく【折角】 (副) (1)努力が空しくなって残念に思う意を表す。「―知らせてやったのに」 (2)相手の努力・尽力・期待にこたえられなくて,申し訳ない気持ちを表す。「―のお誘いですが」 (3)稀にしかないことがむだになることを惜しむ気持ちを表す。「―の美貌も台無しだ」

せっかん【折檻】🔗🔉

せっかん【折檻】 〔漢書〕 厳しく戒めること。体罰を加えてこらしめること。

せっしょう【折衝】🔗🔉

せっしょう【折衝】 有利に事を運ぶように,相手と駆け引きすること。

せっちゅう【折衷・折中】🔗🔉

せっちゅう【折衷・折中】 両者のよいところをとって一つに合わせること。

せっちゅうしゅぎ【折衷主義】🔗🔉

せっちゅうしゅぎ【折衷主義】 建築・家具などの様式で,独自の様式を創造せずに過去の歴史的様式を模倣すること。歴史主義。

せっぱん【折半】🔗🔉

せっぱん【折半】 半分に分けること。「費用を―する」

へぎいた【折ぎ板】🔗🔉

へぎいた【折ぎ板】 杉や檜(ひのき)などの材木を薄くはいだ板。へぎ。

【折】🔗🔉

【折】 〔画 数〕7画 − 常用漢字 〔区 点〕3262〔JIS〕405E〔シフトJIS〕90DC 〔音 訓〕セツ・おり・おる・おれる 〔名乗り〕おり 〔熟語一覧〕 →右折(うせつ) →紆余曲折(うよきょくせつ) →X 線回折法(エックスせんかいせつほう) →折敷(おしき) →斧折(おのおれ) →御端折り(おはしょり) →折り(おり) →折り合い(おりあい) →折り合う(おりあう) →折り入って(おりいって) →折折(おりおり) →折り返し(おりかえし) →折り返す(おりかえす) →折り重なる(おりかさなる) →折り紙(おりがみ) →折り紙付き(おりがみつき) →折から・折柄(おりから) →折句(おりく) →折口信夫(おりくちしのぶ) →折り込み(おりこみ) →折り込む(おりこむ) →折しも(おりしも) →折り尺(おりじゃく) →折助(おりすけ) →折助根性(おりすけこんじょう) →折たく柴の記(おりたくしばのき) →折り畳む(おりたたむ) →折り丁(おりちょう) →折り詰め(おりづめ) →折り鶴(おりづる) →折鶴蘭(おりづるらん) →折節(おりふし) →折り曲げる(おりまげる) →折り目(おりめ) →折り目正しい(おりめただしい) →折り山(おりやま) →折る(おる) →折れ合う(おれあう) →折れ釘(おれくぎ) →折れ線グラフ(おれせんグラフ) →折れ曲がる(おれまがる) →折れ目(おれめ) →折れる(おれる) →掻い折れ釘(かいおれくぎ) →回折(かいせつ) →回折格子(かいせつこうし) →回折縞(かいせつじま) →回折波(かいせつは) →菓子折り(かしおり) →曲折(きょくせつ) →九折坂(クジョルパン) →屈折(くっせつ) →屈折異常(くっせついじょう) →屈折角(くっせつかく) →屈折計(くっせつけい) →屈折語(くっせつご) →屈折の法則(くっせつのほうそく) →屈折望遠鏡(くっせつぼうえんきょう) →屈折率(くっせつりつ) →桑折(こおり) →腰折れ屋根(こしおれやね) →骨折(こっせつ) →左折(させつ) →挫折(ざせつ) →鯖折り(さばおり) →栞・枝折り(しおり) →枝折り戸(しおりど) →事務折衝(じむせっしょう) →折伏(しゃくぶく) →尻っ端折り(しりっぱしょり) →尻端折り(しりはしょり) →折角(せっかく) →折檻(せっかん) →折衝(せっしょう) →折衷・折中(せっちゅう) →折衷主義(せっちゅうしゅぎ) →折半(せっぱん) →手折る(たおる) →谷折り(たにおり) →中性子回折(ちゅうせいしかいせつ) →九十九折り(つづらおり) →褄折れ焼き(つまおれやき) →電子線回折(でんしせんかいせつ) →時折(ときおり) →名折れ(なおれ) →中折れ帽子(なかおれぼうし) →中村不折(なかむらふせつ) →端折る(はしょる) →半折(はんせつ) →疲労性骨折(ひろうせいこっせつ) →複屈折(ふくくっせつ) →複雑骨折(ふくざつこっせつ) →復活折衝(ふっかつせっしょう) →折ぎ板(へぎいた) →圧し折る(へしおる) →骨折り(ほねおり) →骨折る(ほねおる) →山折り(やまおり) →雪折れ(ゆきおれ) →指折り(ゆびおり) →夭折(ようせつ) →予算折衝(よさんせっしょう) →和洋折衷(わようせっちゅう)

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