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お‐しき【▽折敷】ヲ━🔗⭐🔉
お‐しき【▽折敷】ヲ━

名
ヒノキのへぎ板で縁をつけた四角い盆。白木のものは多く神饌しんせんを盛る祭器に使う。
◇「折り敷き」の転。

名
ヒノキのへぎ板で縁をつけた四角い盆。白木のものは多く神饌しんせんを盛る祭器に使う。
◇「折り敷き」の転。
おり【折り・折】ヲリ🔗⭐🔉
おり【折り・折】ヲリ

名
折り
折ること。また、折ったもの。
「破線に沿って━を付ける」
「骨━」
「つづら━」
折り
折り箱。また、折り詰め。
「赤飯を━に詰める」
「菓子━」
「鮨すし二━」
折り
製本で、全紙に印刷したものを一六または三二ページになるように折り畳んだもの。
折
時節。季節。
「盛夏の━からお大事に」
折
時の流れの中で、他と区別して区切った、そのとき。
「━(=機会・時機)を見て話す」
「お会いした━にお渡しします」
(造)
折り
折り重ねた物を数える語。
「半紙を二つ━にする」
「布団を三つ━にする」
◇折り重ねた回数ではなく、結果の数をいう。
◆

〜
、
は「折り」が標準的だが、許容形「折」も多用される。
関連語
大分類‖時‖とき
中分類‖時刻‖じこく

名
折り
折ること。また、折ったもの。
「破線に沿って━を付ける」
「骨━」
「つづら━」
折り
折り箱。また、折り詰め。
「赤飯を━に詰める」
「菓子━」
「鮨すし二━」
折り
製本で、全紙に印刷したものを一六または三二ページになるように折り畳んだもの。
折
時節。季節。
「盛夏の━からお大事に」
折
時の流れの中で、他と区別して区切った、そのとき。
「━(=機会・時機)を見て話す」
「お会いした━にお渡しします」
(造)
折り
折り重ねた物を数える語。
「半紙を二つ━にする」
「布団を三つ━にする」
◇折り重ねた回数ではなく、結果の数をいう。
◆

〜
、
は「折り」が標準的だが、許容形「折」も多用される。
関連語
大分類‖時‖とき
中分類‖時刻‖じこく
【折に触ふれて】🔗⭐🔉
【折に触ふれて】
機会があるごとに。
「━思い出す」
【折も折】🔗⭐🔉
【折も折】
ちょうどそのとき。
「出かけようとする━、電話が鳴った」
おり‐あ・う【折り合う】ヲリアフ🔗⭐🔉
おり‐あ・う【折り合う】ヲリアフ

自五
対立している者が、ゆずり合って意見を一致させる。妥協する。おれあう。
「労資が━」
折り合い

自五
対立している者が、ゆずり合って意見を一致させる。妥協する。おれあう。
「労資が━」
折り合い
おりいっ‐て【折り入って】ヲリイッ━🔗⭐🔉
おりいっ‐て【折り入って】ヲリイッ━

副
深く心を込めて。特別に。ぜひとも。
「━頼みたいことがある」

副
深く心を込めて。特別に。ぜひとも。
「━頼みたいことがある」
おり‐かえし【折り返し】ヲリカヘシ🔗⭐🔉
おり‐かえし【折り返し】ヲリカヘシ

名
折って二重にすること。また、その部分。
「スラックスの━」
詩歌で、末尾の語句の繰り返し。リフレーン。
引き返すこと。また、その地点。
「マラソンの━点」
「━運転」
時間に転用しても使う。「好評裏に東京公演が━点を迎える」→折り返す

副
すぐに。ただちに。
「━ファックスを入れます」
「━返事が来た」

名
折って二重にすること。また、その部分。
「スラックスの━」
詩歌で、末尾の語句の繰り返し。リフレーン。
引き返すこと。また、その地点。
「マラソンの━点」
「━運転」
時間に転用しても使う。「好評裏に東京公演が━点を迎える」→折り返す

副
すぐに。ただちに。
「━ファックスを入れます」
「━返事が来た」
おり‐かえ・す【折り返す】ヲリカヘス🔗⭐🔉
おり‐かえ・す【折り返す】ヲリカヘス

他五
折って二重にする。
「ズボンのすそを━」

自五
ある地点で、来た方向に引き返す。
「ターミナル駅で━」
時間に転用して、物事の中間点にもいう。「中日なかびを全勝で━」
《「━・して」の形で、下に動詞を伴って》間をおかずに…する。折り返し…する。
「━・して返事がきた」
下に具体的な動作を示さずに使うのは誤り。「×
確認して折り返します→○
確認してご連絡します」〔副詞「折り返し」を使って〕「○
折り返しお電話します」
折り返し

他五
折って二重にする。
「ズボンのすそを━」

自五
ある地点で、来た方向に引き返す。
「ターミナル駅で━」
時間に転用して、物事の中間点にもいう。「中日なかびを全勝で━」
《「━・して」の形で、下に動詞を伴って》間をおかずに…する。折り返し…する。
「━・して返事がきた」
下に具体的な動作を示さずに使うのは誤り。「×
確認して折り返します→○
確認してご連絡します」〔副詞「折り返し」を使って〕「○
折り返しお電話します」
折り返し
おり‐かさな・る【折り重なる】ヲリ━🔗⭐🔉
おり‐かさな・る【折り重なる】ヲリ━

自五
多くの人や物がつぎつぎに重なり合う。
「乗客が━・って倒れる」

自五
多くの人や物がつぎつぎに重なり合う。
「乗客が━・って倒れる」
おり‐がみ【折り紙】ヲリ━🔗⭐🔉
おり‐がみ【折り紙】ヲリ━

名
紙を折っていろいろな物の形を作る遊び。また、それに使う正方形の色紙。
書画・刀剣などを保証する鑑定書。

名
紙を折っていろいろな物の形を作る遊び。また、それに使う正方形の色紙。
書画・刀剣などを保証する鑑定書。
おりがみ‐つき【折り紙付き】ヲリガミ━🔗⭐🔉
おりがみ‐つき【折り紙付き】ヲリガミ━

名
鑑定書が付いていること。
「━の古刀」
確かなものとして定評があること。
「━の技術」
「その腕前については━の人物」
「札付ふだつき」との混同から、悪評が定着している意にいうのは誤り。
関連語
大分類‖見聞‖けんぶん
中分類‖評判‖ひょうばん

名
鑑定書が付いていること。
「━の古刀」
確かなものとして定評があること。
「━の技術」
「その腕前については━の人物」
「札付ふだつき」との混同から、悪評が定着している意にいうのは誤り。
関連語
大分類‖見聞‖けんぶん
中分類‖評判‖ひょうばん
おり‐から【折▽柄】ヲリ━🔗⭐🔉
おり‐から【折▽柄】ヲリ━

連語
…の時節であるから、の意を表す。
「天候不順の━お大事に」
◇手紙などで使う。
ちょうどそのとき。
「━の雨で一時中断した」
◆
今は「折から」と書くことが多い。

連語
…の時節であるから、の意を表す。
「天候不順の━お大事に」
◇手紙などで使う。
ちょうどそのとき。
「━の雨で一時中断した」
◆
今は「折から」と書くことが多い。
おり‐く【折句】ヲリ━🔗⭐🔉
おり‐く【折句】ヲリ━

名
和歌・俳句・川柳などで、各句の初めに物の名を一音ずつ詠み入れたもの。「かきつばた」の五音を「からころもきつつなれにしつましあればはるばるきぬるたびをしぞ思ふ
在原業平・古今集
」と詠み込むなどの類。

名
和歌・俳句・川柳などで、各句の初めに物の名を一音ずつ詠み入れたもの。「かきつばた」の五音を「からころもきつつなれにしつましあればはるばるきぬるたびをしぞ思ふ
在原業平・古今集
」と詠み込むなどの類。
おり‐こみ【折り込み】ヲリ━🔗⭐🔉
おり‐こみ【折り込み】ヲリ━

名
新聞・雑誌などの間に、広告のびらや付録を折ってはさみこむこと。また、そのもの。
「━広告」

名
新聞・雑誌などの間に、広告のびらや付録を折ってはさみこむこと。また、そのもの。
「━広告」
おり‐こ・む【折り込む】ヲリ━🔗⭐🔉
おり‐こ・む【折り込む】ヲリ━

他五
中の方へ折り曲げる。
折って他の物の間に入れる。
「新聞にちらしを━」
折り込み

他五
中の方へ折り曲げる。
折って他の物の間に入れる。
「新聞にちらしを━」
折り込み
おり‐しも【折しも】ヲリ━🔗⭐🔉
おり‐しも【折しも】ヲリ━

副
ちょうどその時。
「━追い風が吹き始めた」
◇「しも」は本来、強めの助詞。

副
ちょうどその時。
「━追い風が吹き始めた」
◇「しも」は本来、強めの助詞。
おり‐たたみ【折り畳み】ヲリ━🔗⭐🔉
おり‐たたみ【折り畳み】ヲリ━

名
折り畳むこと。また、折り畳めるようになっていること。
「━の傘」
「━の椅子いす」
「━式」

名
折り畳むこと。また、折り畳めるようになっていること。
「━の傘」
「━の椅子いす」
「━式」
おり‐たた・む【折り畳む】ヲリ━🔗⭐🔉
おり‐たた・む【折り畳む】ヲリ━

他五
折り重ねて小さくする。
「着物をきちんと━」
折り畳み

他五
折り重ねて小さくする。
「着物をきちんと━」
折り畳み
おり‐づめ【折り詰め】ヲリ━🔗⭐🔉
おり‐づめ【折り詰め】ヲリ━

名
食べ物を折り箱に詰めること。また、そのもの。おり。
「一折ひとおり…」と数える。
公用文では「折詰」。

名
食べ物を折り箱に詰めること。また、そのもの。おり。
「一折ひとおり…」と数える。
公用文では「折詰」。
おり‐づる【折り鶴】ヲリ━🔗⭐🔉
おり‐づる【折り鶴】ヲリ━

名
紙を折りたたんで、つるの形にしたもの。

名
紙を折りたたんで、つるの形にしたもの。
おり‐ど【折り戸】ヲリ━🔗⭐🔉
おり‐ど【折り戸】ヲリ━

名
二枚の板をちょうつがいでつなぎ、中央で折り畳めるように作った開き戸。

名
二枚の板をちょうつがいでつなぎ、中央で折り畳めるように作った開き戸。
おり‐ばこ【折り箱】ヲリ━🔗⭐🔉
おり‐ばこ【折り箱】ヲリ━

名
薄板やボール紙などを折り曲げて作った浅い箱。おり。

名
薄板やボール紙などを折り曲げて作った浅い箱。おり。
おり‐ふし【折節】ヲリ━🔗⭐🔉
おり‐ほん【折り本】ヲリ━🔗⭐🔉
おり‐ほん【折り本】ヲリ━

名
横に長くつぎ合わせた紙を端から折り畳んで作る、とじ目のない本。
◇書画の手本や経本に多く見られる。

名
横に長くつぎ合わせた紙を端から折り畳んで作る、とじ目のない本。
◇書画の手本や経本に多く見られる。
おり‐ま・げる【折り曲げる】ヲリ━🔗⭐🔉
おり‐ま・げる【折り曲げる】ヲリ━

他下一
折って、まげる。
「体[針金]を━」
をりま・ぐ(下二)

他下一
折って、まげる。
「体[針金]を━」
をりま・ぐ(下二)
おり‐め【折り目】ヲリ━🔗⭐🔉
おり‐め【折り目】ヲリ━

名
ものを折りたたんだときにできる境目のすじ。
「ズボンに━をつける」
物事のくぎり。けじめ。

名
ものを折りたたんだときにできる境目のすじ。
「ズボンに━をつける」
物事のくぎり。けじめ。
おりめ‐ただし・い【折り目正しい】ヲリメ━🔗⭐🔉
おりめ‐ただし・い【折り目正しい】ヲリメ━

形
礼儀正しく、きちんとしている。
「━若者」
「━・く挨拶あいさつする」

形
礼儀正しく、きちんとしている。
「━若者」
「━・く挨拶あいさつする」
おり‐やま【折り山】ヲリ━🔗⭐🔉
おり‐やま【折り山】ヲリ━

名
紙や布を折ったとき、外がわにできる折り目の部分。

名
紙や布を折ったとき、外がわにできる折り目の部分。
お・る【折る】ヲル🔗⭐🔉
お・る【折る】ヲル

他五
棒状・板状のものを鋭く曲げる。また、そのようにして切り離す。〔意図的な行為にもそうでない行為にもいう〕
「枝を━・って杖つえにする」
「カッターの刃を━」
「今日は二本もバットを━・った」
体の(関節の)部分を曲げる。
「指を━・って数える」
「腰を━・って挨拶あいさつする」
骨を損傷する。骨折する。また、歯(特に、前歯)を損傷する。
「肋骨ろっこつ[前歯]を━」
紙や布を曲げて重ねる。折り曲げる。
「紙を二つに━」
「ズボンのすそを━」
紙を畳み重ねて物の形を作る。折り紙を作る。
「千羽鶴を━」
〔慣用句的に〕物事を中断する。
「筆を━」
「話の腰を━」
「節せつを━」
《「骨を━」の形で》苦労する。
「資金集めに骨を━」
「気骨きぼねを折る(=気苦労をする)」「大骨を折る(=大いに苦労する)」「小骨を折る(=ちょっとばかり苦労する)」などのバリエーションがある。
《「鼻を━」「角つのを━」などの形で》相手をくじく。また、相手に譲歩する。
「鼻っ柱を折る」「天狗てんぐの鼻を折る」「我がを折る」などのバリエーションがある。
折れる
折り

他五
棒状・板状のものを鋭く曲げる。また、そのようにして切り離す。〔意図的な行為にもそうでない行為にもいう〕
「枝を━・って杖つえにする」
「カッターの刃を━」
「今日は二本もバットを━・った」
体の(関節の)部分を曲げる。
「指を━・って数える」
「腰を━・って挨拶あいさつする」
骨を損傷する。骨折する。また、歯(特に、前歯)を損傷する。
「肋骨ろっこつ[前歯]を━」
紙や布を曲げて重ねる。折り曲げる。
「紙を二つに━」
「ズボンのすそを━」
紙を畳み重ねて物の形を作る。折り紙を作る。
「千羽鶴を━」
〔慣用句的に〕物事を中断する。
「筆を━」
「話の腰を━」
「節せつを━」
《「骨を━」の形で》苦労する。
「資金集めに骨を━」
「気骨きぼねを折る(=気苦労をする)」「大骨を折る(=大いに苦労する)」「小骨を折る(=ちょっとばかり苦労する)」などのバリエーションがある。
《「鼻を━」「角つのを━」などの形で》相手をくじく。また、相手に譲歩する。
「鼻っ柱を折る」「天狗てんぐの鼻を折る」「我がを折る」などのバリエーションがある。
折れる
折り
おれ‐あ・う【折れ合う】ヲレアフ🔗⭐🔉
おれ‐あ・う【折れ合う】ヲレアフ

自五
互いにゆずり合う。折り合う。
「メーカーと販売店が━」

自五
互いにゆずり合う。折り合う。
「メーカーと販売店が━」
おれ‐くぎ【折れ▼釘】ヲレ━🔗⭐🔉
おれ‐くぎ【折れ▼釘】ヲレ━

名
折れ曲がったくぎ。
「━流(=へたな筆跡をあざけっていう語)」
頭部を直角に曲げたくぎ。壁などに打ちつけて物を掛けるのに使う。おりくぎ。

名
折れ曲がったくぎ。
「━流(=へたな筆跡をあざけっていう語)」
頭部を直角に曲げたくぎ。壁などに打ちつけて物を掛けるのに使う。おりくぎ。
おれせん‐グラフ【折れ線グラフ】ヲレセン━🔗⭐🔉
おれせん‐グラフ【折れ線グラフ】ヲレセン━

名
座標上に記した数量を表す点を順に直線で結んだ統計グラフ。

名
座標上に記した数量を表す点を順に直線で結んだ統計グラフ。
お・れる【折れる】ヲレル🔗⭐🔉
お・れる【折れる】ヲレル

自下一
棒状・板状のものが鋭く曲がる。また、曲がって切り離された状態になる。
「風で稲穂が━」
「落雷でマストが二つに━・れた」
骨が損傷した状態になる。また、歯(特に、前歯)が損傷した状態になる。
「鎖骨[前歯]が━」
紙や布が曲がって重なる。
「紙の端が━」
道などが曲がっている。また、曲がって進む。
「次の角で道が左に━」
「突き当たったら道を右に━」
態度を軟化させる。妥協する。譲歩する。
「頑固な弟もついに━・れた」
《「骨ほねが━」の形で》苦労させられる。
「反対派の説得には全く骨が━」
「気骨きぼね[大骨・小骨]が折れる」などのバリエーションがある。→折る
を・る(下二)

自他下一
〔「折る」の可能形〕折ることができる。
「固すぎて二つに━・れない」

自下一
棒状・板状のものが鋭く曲がる。また、曲がって切り離された状態になる。
「風で稲穂が━」
「落雷でマストが二つに━・れた」
骨が損傷した状態になる。また、歯(特に、前歯)が損傷した状態になる。
「鎖骨[前歯]が━」
紙や布が曲がって重なる。
「紙の端が━」
道などが曲がっている。また、曲がって進む。
「次の角で道が左に━」
「突き当たったら道を右に━」
態度を軟化させる。妥協する。譲歩する。
「頑固な弟もついに━・れた」
《「骨ほねが━」の形で》苦労させられる。
「反対派の説得には全く骨が━」
「気骨きぼね[大骨・小骨]が折れる」などのバリエーションがある。→折る
を・る(下二)

自他下一
〔「折る」の可能形〕折ることができる。
「固すぎて二つに━・れない」
しゃく‐ぶく【▽折伏】🔗⭐🔉
しゃく‐ぶく【▽折伏】

名・他サ変
仏法を説いて、迷妄や煩悩にとらわれている悪人・悪法をくじきふせること。
「悪魔を━する」

名・他サ変
仏法を説いて、迷妄や煩悩にとらわれている悪人・悪法をくじきふせること。
「悪魔を━する」
せつ【折】🔗⭐🔉
せつ【折】
(造)
おる。おり曲げる。おれる。
「骨━・左━」
分ける。分けて選ぶ。
「━衷・━半」
くじく。くじける。
「挫━ざせつ」
責める。
「面━」
死ぬ。
「夭━ようせつ」
(造)
おる。おり曲げる。おれる。
「骨━・左━」
分ける。分けて選ぶ。
「━衷・━半」
くじく。くじける。
「挫━ざせつ」
責める。
「面━」
死ぬ。
「夭━ようせつ」
せっ‐かく【(折角・切角)】🔗⭐🔉
せっ‐かく【(折角・切角)】

名・副
ある物事や行為が、大きな価値をもっているという話し手の気持ちを、その価値が有効に生かされたかどうかの観点からいう語。
「a
━の御厚意ですからお受けしましょう/
b
これでは━の景観が台無しだ」
「c
━帰郷したのだから、しばらく滞在なさい/
d
━おいで頂いたのに何のもてなしもできません」
「e
━ですから、頂戴ちょうだい致します/
f
━だが先約がある」
「せっかくの…」の形で価値の内容を体言で示す場合(ab)、「せっかく…のだから」「せっかく…のに」などの形で価値の内容を用言で示す場合(cd)、「せっかくだから」「せっかくだが」などの形で価値の内容を文脈で示す場合(ef)がある。
その価値が有効に生かされる場合は、原因・理由を説明する順接表現となり(ace)、生かされなかった場合は、多く無念や遺憾などの気持ちを暗示する逆接表現となる(bdf)。

副
〔文〕努力して事にあたるさま。
「━御静養なさるが可いいでしょう
藤村
」
◆
朱雲が五鹿ごろくに住む充宗を論争で破ったことを「鹿の角を折る」と評したという中国の故事に基づく(「折角」が本来的表記で、「切角」は当て字)。古くは、骨を折る(=苦労する)意で使った。

名・副
ある物事や行為が、大きな価値をもっているという話し手の気持ちを、その価値が有効に生かされたかどうかの観点からいう語。
「a
━の御厚意ですからお受けしましょう/
b
これでは━の景観が台無しだ」
「c
━帰郷したのだから、しばらく滞在なさい/
d
━おいで頂いたのに何のもてなしもできません」
「e
━ですから、頂戴ちょうだい致します/
f
━だが先約がある」
「せっかくの…」の形で価値の内容を体言で示す場合(ab)、「せっかく…のだから」「せっかく…のに」などの形で価値の内容を用言で示す場合(cd)、「せっかくだから」「せっかくだが」などの形で価値の内容を文脈で示す場合(ef)がある。
その価値が有効に生かされる場合は、原因・理由を説明する順接表現となり(ace)、生かされなかった場合は、多く無念や遺憾などの気持ちを暗示する逆接表現となる(bdf)。

副
〔文〕努力して事にあたるさま。
「━御静養なさるが可いいでしょう
藤村
」
◆
朱雲が五鹿ごろくに住む充宗を論争で破ったことを「鹿の角を折る」と評したという中国の故事に基づく(「折角」が本来的表記で、「切角」は当て字)。古くは、骨を折る(=苦労する)意で使った。
せっ‐かん【折▼檻】🔗⭐🔉
せっ‐かん【折▼檻】

名・他サ変
厳しくしかること。特に、体罰を加えてこらしめること。

名・他サ変
厳しくしかること。特に、体罰を加えてこらしめること。
せっ‐しょう【折衝】🔗⭐🔉
せっ‐しょう【折衝】

名・他サ変
利害の一致しない相手とかけひきをして問題の解決をはかること。また、そのかけひき。
「財務省と予算問題を━する」
「外交━」
◇敵の衝ついてくる矛先を折る意から。

名・他サ変
利害の一致しない相手とかけひきをして問題の解決をはかること。また、そのかけひき。
「財務省と予算問題を━する」
「外交━」
◇敵の衝ついてくる矛先を折る意から。
せっ‐ちゅう【折衷(折中)】🔗⭐🔉
せっ‐ちゅう【折衷(折中)】

名・他サ変
二つ以上の物事の中から、それぞれのよいところをとって一つにまとめること。
「和洋━の住宅」
「━案」

名・他サ変
二つ以上の物事の中から、それぞれのよいところをとって一つにまとめること。
「和洋━の住宅」
「━案」
へ・ぐ【▽
ぐ・▽折ぐ】🔗⭐🔉
へ・ぐ【▽
ぐ・▽折ぐ】

他五
表面を薄く削りとる。また、はがす。はぐ。
「杉の皮を━」
ぐ・▽折ぐ】

他五
表面を薄く削りとる。また、はがす。はぐ。
「杉の皮を━」
明鏡国語辞典に「折」で始まるの検索結果 1-46。