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かすが【春日】🔗🔉

かすが【春日】 (「春日」の表記は、「かすが」の枕詞「はるひ(春日)」をあてたもの) 大和国春日郷のこと。現在の奈良市の中心部にあたる。 「かすがじんじゃ(春日神社)」の略。 京都の通りの名。 東京都文京区南部の町名。江戸初期、春日局の屋敷があったため呼ばれた。 福岡県中西部の地名。鹿児島本線、西鉄大牟田線が通じる住宅都市。婿押祭で知られる春日神社がある。昭和四七年市制。 ●春日の斎女(いつきめ) 奈良の春日大社の斎王(いつきのみこ)。藤原氏の子女を任じた。 ●春日の神(かみ) 奈良の春日大社の祭神。第一殿に武甕槌命(たけみかづちのみこと)、第二殿に経津主命(ふつぬしのみこと)、第三殿に天児屋根命(あめのこやねのみこと)、第四殿に比売神(ひめのかみ)をまつる。 ●春日の神木(しんぼく) 奈良の春日大社の榊(さかき)の木。平安時代から室町時代にかけて、興福寺の僧徒たちが、朝廷に不満があるとき、多人数で、春日の神輿とともに捧げて都に持ち込み、朝廷に強訴した。 ●春日の使(つか)い =かすがさいし(春日祭使) ●春日の祭(まつ)り =かすがまつり(春日祭)

●春日の斎女(いつきめ)🔗🔉

●春日の斎女(いつきめ) 奈良の春日大社の斎王(いつきのみこ)。藤原氏の子女を任じた。 ●春日の神(かみ) 奈良の春日大社の祭神。第一殿に武甕槌命(たけみかづちのみこと)、第二殿に経津主命(ふつぬしのみこと)、第三殿に天児屋根命(あめのこやねのみこと)、第四殿に比売神(ひめのかみ)をまつる。 ●春日の神木(しんぼく) 奈良の春日大社の榊(さかき)の木。平安時代から室町時代にかけて、興福寺の僧徒たちが、朝廷に不満があるとき、多人数で、春日の神輿とともに捧げて都に持ち込み、朝廷に強訴した。 ●春日の使(つか)い =かすがさいし(春日祭使) ●春日の祭(まつ)り =かすがまつり(春日祭) かすが【春日】 姓氏。古代の名族。孝昭天皇皇子天足彦国押人命の後裔を春日氏族と総称し、その宗族を春日臣といった。はじめ大和国添上郡和邇に住し和珥臣と称し、のち同都春日に移り春日臣と称す。天武天皇のとき朝臣姓を賜い、五世紀以来の大氏族であったが、平安期をさかいにして勢力は衰微し、滅亡。同族に、粟田・柿本・山上・小野・大宅・和珥氏など数十氏ある。

●春日の神(かみ)🔗🔉

●春日の神(かみ) 奈良の春日大社の祭神。第一殿に武甕槌命(たけみかづちのみこと)、第二殿に経津主命(ふつぬしのみこと)、第三殿に天児屋根命(あめのこやねのみこと)、第四殿に比売神(ひめのかみ)をまつる。 ●春日の神木(しんぼく) 奈良の春日大社の榊(さかき)の木。平安時代から室町時代にかけて、興福寺の僧徒たちが、朝廷に不満があるとき、多人数で、春日の神輿とともに捧げて都に持ち込み、朝廷に強訴した。 ●春日の使(つか)い =かすがさいし(春日祭使) ●春日の祭(まつ)り =かすがまつり(春日祭) かすが【春日】 姓氏。古代の名族。孝昭天皇皇子天足彦国押人命の後裔を春日氏族と総称し、その宗族を春日臣といった。はじめ大和国添上郡和邇に住し和珥臣と称し、のち同都春日に移り春日臣と称す。天武天皇のとき朝臣姓を賜い、五世紀以来の大氏族であったが、平安期をさかいにして勢力は衰微し、滅亡。同族に、粟田・柿本・山上・小野・大宅・和珥氏など数十氏ある。

●春日の神木(しんぼく)🔗🔉

●春日の神木(しんぼく) 奈良の春日大社の榊(さかき)の木。平安時代から室町時代にかけて、興福寺の僧徒たちが、朝廷に不満があるとき、多人数で、春日の神輿とともに捧げて都に持ち込み、朝廷に強訴した。 ●春日の使(つか)い =かすがさいし(春日祭使) ●春日の祭(まつ)り =かすがまつり(春日祭) かすが【春日】 姓氏。古代の名族。孝昭天皇皇子天足彦国押人命の後裔を春日氏族と総称し、その宗族を春日臣といった。はじめ大和国添上郡和邇に住し和珥臣と称し、のち同都春日に移り春日臣と称す。天武天皇のとき朝臣姓を賜い、五世紀以来の大氏族であったが、平安期をさかいにして勢力は衰微し、滅亡。同族に、粟田・柿本・山上・小野・大宅・和珥氏など数十氏ある。

●春日の使(つか)い🔗🔉

●春日の使(つか)い =かすがさいし(春日祭使) ●春日の祭(まつ)り =かすがまつり(春日祭) かすが【春日】 姓氏。古代の名族。孝昭天皇皇子天足彦国押人命の後裔を春日氏族と総称し、その宗族を春日臣といった。はじめ大和国添上郡和邇に住し和珥臣と称し、のち同都春日に移り春日臣と称す。天武天皇のとき朝臣姓を賜い、五世紀以来の大氏族であったが、平安期をさかいにして勢力は衰微し、滅亡。同族に、粟田・柿本・山上・小野・大宅・和珥氏など数十氏ある。

●春日の祭(まつ)り🔗🔉

●春日の祭(まつ)り =かすがまつり(春日祭) かすが【春日】 姓氏。古代の名族。孝昭天皇皇子天足彦国押人命の後裔を春日氏族と総称し、その宗族を春日臣といった。はじめ大和国添上郡和邇に住し和珥臣と称し、のち同都春日に移り春日臣と称す。天武天皇のとき朝臣姓を賜い、五世紀以来の大氏族であったが、平安期をさかいにして勢力は衰微し、滅亡。同族に、粟田・柿本・山上・小野・大宅・和珥氏など数十氏ある。

かすが【春日】🔗🔉

かすが【春日】 姓氏。古代の名族。孝昭天皇皇子天足彦国押人命の後裔を春日氏族と総称し、その宗族を春日臣といった。はじめ大和国添上郡和邇に住し和珥臣と称し、のち同都春日に移り春日臣と称す。天武天皇のとき朝臣姓を賜い、五世紀以来の大氏族であったが、平安期をさかいにして勢力は衰微し、滅亡。同族に、粟田・柿本・山上・小野・大宅・和珥氏など数十氏ある。

かすがい【春日井】(かすがゐ)🔗🔉

かすがい【春日井】(かすがゐ) 愛知県北西部の地名。陸軍工廠があった。高蔵寺ニュータウンが造成され、名古屋市の東北部に接する住宅衛星都市として発展。昭和一八年市制。

かすが‐がた【春日形】🔗🔉

かすが‐がた【春日形】 奈良の春日大社の石灯籠の形。また、その形をまねた灯籠。

かすが‐ごんげん【春日権現】🔗🔉

かすが‐ごんげん【春日権現】 奈良の春日大社の祭神の総称。また春日大社の別名。春日明神。

かすがごんげんけんき【春日権現験記】🔗🔉

かすがごんげんけんき【春日権現験記】 絵巻物。絹本着色。全二〇巻。目録一巻。絵は高階隆兼、詞書は鷹司基忠、冬平、冬基、良信僧正の父子四人の筆。西園寺公衡の発願で延慶二年春日大社に奉納された。内容は春日明神の由来と霊験に関する五八編の物語をつづったもので、当時の風俗資料ともなっている。

かすが‐さいし【春日祭使】🔗🔉

かすが‐さいし【春日祭使】 春日祭に近衛府から派遣される使者。神馬を奉献するためのもので、多く藤原氏の近衛少将・中将在職中の者があたる。春日の使。

かすが‐じんじゃ【春日神社】🔗🔉

かすが‐じんじゃ【春日神社】 =かすがたいしゃ(春日大社) 福岡県春日市にある神社。婿押祭(むこおしまつり)で有名。

かすが‐ずし【春日厨子】(‥ヅシ)🔗🔉

かすが‐ずし【春日厨子】(‥ヅシ) 檜皮葺(ひわだぶき)建築をかたどり、仏像、経巻を安置する具。正方形または長方形。鎌倉時代に流行。→厨子(ずし)

かすが‐せんあん【春日潜庵】🔗🔉

かすが‐せんあん【春日潜庵】 幕末・明治初期の陽明学者。公卿、久我(こが)家の諸大夫。梁川星巌、横井小楠らと交わり尊王攘夷論を唱えた。著「潜庵遺稿」「陽明学真髄」など。(一八一一〜七八)

かすが‐たいしゃ【春日大社】🔗🔉

かすが‐たいしゃ【春日大社】 奈良市、春日山の西側のふもとにある旧官幣大社。和銅二年平城京遷都の前年に藤原氏が創建したと伝えられる。春日造りの代表とされる本殿をはじめ、太刀、鎧などに国宝が多く、独自な造形の春日鳥居、春日形石灯籠などで知られる。春日神社。春日権現。→春日の神

かすが‐づくり【春日造】🔗🔉

かすが‐づくり【春日造】 神社本殿形式の一つ。奈良の春日大社本殿の桁行(けたゆき)一間、奥行一間、妻入りで、前に向拝を付けたものを基本形式とする。近畿地方に多い。皇子造(おうじづくり)。向妻造(むこうづまづくり)。

かすが‐とうろう【春日灯籠】🔗🔉

かすが‐とうろう【春日灯籠】 (「かすがどうろう」とも)竿が円形で、火舎が六角の灯籠。奈良の春日大社に多く用いられているところからいう。春日形。

かすが‐どりい【春日鳥居】(‥どりゐ)🔗🔉

かすが‐どりい【春日鳥居】(‥どりゐ) 奈良の春日大社の一の鳥居を標準の型とする鳥居の形式。笠木、島木ともそりがなく、ぬきの端が柱より外側に出ていて、中央に額束があり、柱は下方にやや開いている。

かすが‐ぬり【春日塗】🔗🔉

かすが‐ぬり【春日塗】 盆などの、表を朱塗り、裏側を黒塗りにして、所々に青貝などを塗りこめたもの。奈良特産。

かすが‐の【春日野】🔗🔉

かすが‐の【春日野】 奈良市、春日山の西側のふもと一帯の原野。奈良公園の付近。若菜、鹿、つつじの名所。歌枕。

かすが‐の‐いざかわのみや【春日率川宮】(‥いざかはのみや)🔗🔉

かすが‐の‐いざかわのみや【春日率川宮】(‥いざかはのみや) 開化天皇の皇居。奈良市奥子守町率川にあったとされている。率川宮。

かすが‐の‐おゆ【春日老】🔗🔉

かすが‐の‐おゆ【春日老】 万葉歌人。姓、蔵首(くらびと)。弁紀(弁基)という僧だったが、還俗し、常陸介となる。歌は万葉集に八首収録。生没年不詳。

かすが‐ばん【春日版】🔗🔉

かすが‐ばん【春日版】 平安時代から鎌倉時代にかけて、奈良の興福寺で作られた木版の経典類。また、奈良の諸寺で開板した版本の総称。

かすが‐の‐つぼね【春日局】🔗🔉

かすが‐の‐つぼね【春日局】 徳川三代将軍家光の乳母。斎藤利三の娘。名は福。稲葉正成の妻。家光が将軍継嗣になるため尽力し、のちに大奥を統率して勢力をふるった。(一五七九〜一六四三) 歌舞伎。時代物。五幕。福地桜痴作。明治二四年初演。徳川二代将軍秀忠の後継竹千代の乳母として、国千代擁立をはかる高円(たかまど)らの陰謀に抗し、竹千代の世継の位置を守る春日局の苦心を脚色。

かすがの‐まんじゅう【春日野饅頭】(‥マンヂュウ)🔗🔉

かすがの‐まんじゅう【春日野饅頭】(‥マンヂュウ) 小判形の饅頭の表皮に檜葉(ひば)をのせて、熱した鉄板の上に押しあて、葉の模様を焼き残したもの。しのぶまんじゅう。

かすが‐ふじおり【春日藤織】(‥ふぢおり)🔗🔉

かすが‐ふじおり【春日藤織】(‥ふぢおり) 大麻、苧麻(ちょま)を原料とする奈良特産の絽織物。

かすかべ【春日部】🔗🔉

かすかべ【春日部】 埼玉県東部の地名。新田義貞の家臣春日部氏の居住地、奥州街道の宿場町、市場町として発展。特産物は桐細工。昭和二九年市制。

かすが‐ぼん【春日盆】🔗🔉

かすが‐ぼん【春日盆】 春日塗りの高坏(たかつき)、または平盆。

かすが‐まい【春日舞】(‥まひ)🔗🔉

かすが‐まい【春日舞】(‥まひ) 奈良の春日大社で、巫女(みこ)が奏する神前の舞。

かすが‐まつり【春日祭】🔗🔉

かすが‐まつり【春日祭】 奈良の春日大社の祭礼。陰暦二月、一一月の上申の日に行なわれた(現在は三月一三日)。平安初期から行なわれ、藤原氏の栄華を反映して盛大をきわめた。特に貞観年間には伊勢の斎宮、賀茂の斎院にならって春日斎女が置かれて、祭礼も壮観を呈した。《季・春‐冬》

かすが‐まんだら【春日曼荼羅】🔗🔉

かすが‐まんだら【春日曼荼羅】 神道絵画の一つ。奈良の春日権現、またはその社地などを描いた曼荼羅。鹿曼荼羅、宮曼荼羅など、各種ある。興福寺系の寺々で法儀の際に使用されたほか、民衆の春日講に用いられ、鎌倉・室町時代に流行した。

かすが‐みょうじん【春日明神】(‥ミャウジン)🔗🔉

かすが‐みょうじん【春日明神】(‥ミャウジン) =かすがごんげん(春日権現)

かすが‐もうで【春日詣】(‥まうで)🔗🔉

かすが‐もうで【春日詣】(‥まうで) 春日大社に参詣すること。特に藤原氏の氏長者が詣でること。

かすが‐やま【春日山】🔗🔉

かすが‐やま【春日山】 (「かすがのやま」とも)奈良の春日大社の後方にある山。若草山の南側にあり、御蓋(みかさ)山、長尾峰、香山、高峰、花山の五峰から成る。古来神山として伐材を禁じたため、原生林におおわれる。標高四九七メートル。 新潟県上越市にある山。上杉謙信の城址がある。標高一七〇メートル。

かすがやま‐じょう【春日山城】(‥ジャウ)🔗🔉

かすがやま‐じょう【春日山城】(‥ジャウ) 新潟県上越市の春日山にあった、越後守護職上杉氏の居城。天文一七年上杉謙信が城主となる。慶長一二年廃城。

かすがりゅうじん【春日竜神】🔗🔉

かすがりゅうじん【春日竜神】 謡曲。五番目物。各流。作者未詳。古名「明恵上人」。唐、天竺に渡ろうとして思いとどまった栂尾(とがのお)の明恵上人の話を借り、春日明神の威厳を語ったもの。

かすが‐りんじさい【春日臨時祭】🔗🔉

かすが‐りんじさい【春日臨時祭】 奈良の春日大社の臨時の祭礼。後深草天皇の勅願として正応年間に始められた。祭日は二月中。

かすがわかみや‐じんじゃ【春日若宮神社】🔗🔉

かすがわかみや‐じんじゃ【春日若宮神社】 奈良市春日野町、春日大社の南方にある摂社の一つ。祭神は天押雲根命(あめのおしくもねのみこと)。

しゅん‐じつ【春日】🔗🔉

しゅん‐じつ【春日】 春の日。はるび。また、春の日ざし。 ●春日遅遅(ちち) 春の日がうららかで、のどかなさま。また春の日が長くて、暮れるのが遅いさま。

●春日遅遅(ちち)🔗🔉

●春日遅遅(ちち) 春の日がうららかで、のどかなさま。また春の日が長くて、暮れるのが遅いさま。 じゅん‐じつ【旬日】 一〇日。一〇日の間。

はる‐ひ【春日】🔗🔉

はる‐ひ【春日】 春の日。また、春の日の昼間。《季・春》 春の日がかすむ意で、「かすむ」と同音を含む地名「春日(かすが)」にかかる。

はる‐ひかげ【春日影】🔗🔉

はる‐ひかげ【春日影】 春の日の光。春陽。《季・春》

はるひ‐の【春日の】🔗🔉

はるひ‐の【春日の】 =はるひ(春日)

はる‐びより【春日和】🔗🔉

はる‐びより【春日和】 春の日の晴れておだやかな空模様。《季・春》

はるひ‐を【春日を】🔗🔉

はるひ‐を【春日を】 =はるひ(春日)

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