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けつ‐ぼう【欠望・闕望・望】(‥バウ)🔗🔉

けつ‐ぼう【欠望・闕望・望】(‥バウ) 不満に思うこと。意に満たないこと。

しお‐まねき【潮招・望潮】(しほ‥)🔗🔉

しお‐まねき【潮招・望潮】(しほ‥) (「しおまねぎ」とも)スナガニ科のカニ。九州の有明海や長崎沿岸に多産し、干潟の泥地に穴を掘ってすむ。背甲は長さ約一・五センチメートル、幅約三センチメートルの長方形。背面は暗青色で、はさみ足は赤褐色。眼柄は長い。雄の一方のはさみはきわめて大きいが雌は両方とも小さい。干潮時、穴の口で大きなはさみを上下に動かし潮を招くような動作をする。くだいて塩辛にして食用とする。《季・春》

のぞまし【望まし】🔗🔉

のぞまし【望まし】 〔形シク〕⇒のぞましい(望)

のぞまし・い【望ましい】🔗🔉

のぞまし・い【望ましい】 〔形口〕のぞまし〔形シク〕(動作「のぞむ(望)」の形容詞化)望むところである。願うところである。そうあってほしい。このましい。「男としての望ましい態度」 のぞまし‐げ(形動)/のぞまし‐さ(名)

のぞみ【望】🔗🔉

のぞみ【望】 1 遠くを見やること。ながめ。眺望。 2 そうしたい。そうありたいと願うことがら。希望。ねがい。「望みがかなう」 3 将来よくなりそうな見込み。将来の発展が期待されるようなみどころ。「前途に望みある少年」「のぞみうす」 ●望みを=属(ぞく・しょく)す[=託(たく)す] 希望することの成否をそのものにゆだねる。希望をかける。

●望みを=属(ぞく・しょく)す[=託(たく)す]🔗🔉

●望みを=属(ぞく・しょく)す[=託(たく)す] 希望することの成否をそのものにゆだねる。希望をかける。 のぞみ‐ごと【望事】 こうしてほしい、こうありたいと心に思う事柄。心に望むこと。願い事。

のぞみ‐ごと【望事】🔗🔉

のぞみ‐ごと【望事】 こうしてほしい、こうありたいと心に思う事柄。心に望むこと。願い事。

のぞみ‐しだい【望次第】🔗🔉

のぞみ‐しだい【望次第】 望みにまかせること。望むだけ。「褒美(ほうび)は望み次第」

のぞ・む【望む】🔗🔉

のぞ・む【望む】 (「のぞむ(臨)」と同源) 〔他マ五(四)〕 1 遠くを見やる。ながめる。「遠く富士を望む」*土左「日をのぞめばみやことほしなどいふなることのさまを」 2 そうありたいと願う。こうしてほしいと思う。こい願う。期待する。ほしがる。希望する。所望する。「適切な対策を望む」*源氏‐浮舟「この内記は、のぞむことありて」 〔他マ下二〕比較して見る。関係させて見る。*石山寺本成唯識論寛仁四年点‐八「現と種とを種に於(ノソムル)に」 ●望む=べくんば[=べくは] 望むことができるならば。希望としては。

●望む=べくんば[=べくは]🔗🔉

●望む=べくんば[=べくは] 望むことができるならば。希望としては。 のぞ・む【臨む】 〔自マ五(四)〕(「のぞむ(望)」と同源) 1 高い所から低い所に向かい対する。*車屋本謡曲・石橋「遥に、のぞみて谷を見れば」 2 君主、治者として、人民、被治者に対する。君臨する。*書紀‐神武即位前(北野本訓)「宝位(たかみくらゐ)に臨(ノソム)て」 3 身分の高い人が、身分の低い人の所に行く。身分の高い人が、ある席に出る。*書紀‐神代上(兼方本訓)「天国(あまつくに)に照(てら)し臨(ノソミ)たまふこと」 4 その場所に行く。出席する。*徒然草‐一六七「あらぬ道のむしろにのぞみて」 5 ある場合にぶつかる。際する。出会う。「死に臨む」*源氏‐須磨「恥(はぢ)にのそまぬさきに」 6 目の前にする。風景や物を前面にする。向かいあう。*和泉式部集‐上「海にのぞみたる松に」

のぞむらく‐は【望むらくは】🔗🔉

のぞむらく‐は【望むらくは】 〔連語〕(動詞「のぞむ(望)」に体言化する接尾語「らく」、さらに係助詞「は」の付いたもの。副詞的に用いられる。→らく〔接尾〕)以下に述べることが希望の内容であることを表す。望むことは。願うところは。どうか…であるように。なにとぞ。

ぼう【望】(バウ)🔗🔉

ぼう【望】(バウ) 1 太陽と月の視黄経の差が一八〇度のときをいう。満月。望月(もちづき)。もち。 2 陰暦の一五日の異称。 3 漢方診断法の一つ。肉眼で患者を観察すること。視診。

ぼう‐えん【望遠】(バウヱン)🔗🔉

ぼう‐えん【望遠】(バウヱン) 1 遠くを見ること。 2 「ぼうえんレンズ(望遠―)」の略。

ぼうえん‐きょう【望遠鏡】(バウヱンキャウ)🔗🔉

ぼうえん‐きょう【望遠鏡】(バウヱンキャウ) 遠くの物体を拡大して見るための光学器械。円筒の一端に装置した対物レンズで遠くの物体の実像を作り、それを接眼レンズで拡大してその虚像を見る。対物レンズに凸レンズを用いたものを屈折望遠鏡、反射鏡を用いたものを反射望遠鏡という。とおめがね。千里眼。

ぼうえん‐レンズ【望遠レンズ】(バウヱン‥)🔗🔉

ぼうえん‐レンズ【望遠レンズ】(バウヱン‥) 遠方の物体を大きく写すレンズ。一般には標準レンズよりも焦点距離が長く写角の狭いレンズをいうが、特に狭義には、前玉に凸レンズ、後玉に凹レンズを配して、レンズの全長が焦点距離よりも短くなっているレンズをいう。望遠。

ぼう‐がい【望外】(バウグヮイ)🔗🔉

ぼう‐がい【望外】(バウグヮイ) (形動)望んでいた以上であること。「望外の幸せ」

ぼうか‐じょうやく【望廈条約】(バウカデウヤク)🔗🔉

ぼうか‐じょうやく【望廈条約】(バウカデウヤク) 一八四四年に締結されたアメリカ合衆国と清国との間の最初の条約。不平等な性格が強かった。

ぼう‐かん【望観】(バウクヮン)🔗🔉

ぼう‐かん【望観】(バウクヮン) 遠くをのぞみ見ること。観望。

ぼう‐き【望気】(バウ‥)🔗🔉

ぼう‐き【望気】(バウ‥) 雲気を望み見て吉凶を判断すること。

ぼう‐きょう【望郷】(バウキャウ)🔗🔉

ぼう‐きょう【望郷】(バウキャウ) 故郷を慕い、遠く思いをはせること。懐郷。思郷。「望郷の念」

ぼう‐げつ【望月】(バウ‥)🔗🔉

ぼう‐げつ【望月】(バウ‥) 陰暦十五夜の月。もちづき。

ぼう‐けん【望見】(バウ‥)🔗🔉

ぼう‐けん【望見】(バウ‥) 遠くからのぞみ見ること。

ぼう‐さい【望祭】(バウ‥)🔗🔉

ぼう‐さい【望祭】(バウ‥) 1 中国で、柴(しば)をたいて山川の神をまつる行事。望祀(ぼうし)。 2 昔、毎月の一五日に行った神事。

ぼう‐じつ【望日】(バウ‥)🔗🔉

ぼう‐じつ【望日】(バウ‥) 陰暦一五日の称。もちのひ。望(ぼう)。

ぼう‐しょく【望蜀】(バウ‥)🔗🔉

ぼう‐しょく【望蜀】(バウ‥) (「後漢書‐岑彭伝」の「人苦足、既平隴復望蜀」による語。すでに隴(ろう)の国を得てまた蜀の国を望む意から)一つの望みをとげ、さらにその上を望むこと。足ることを知らないこと。

ぼう‐しん【望診】(バウ‥)🔗🔉

ぼう‐しん【望診】(バウ‥) 漢方の診断法の一種。現代医学の視診にあたる。患者の体格、顔貌、皮膚、運動障害の有無などを肉眼で観察するもの。

ぼうふ‐せき【望夫石】(バウフ‥)🔗🔉

ぼうふ‐せき【望夫石】(バウフ‥) 妻が出征する夫を見送り、そのまま石に化したと伝える石。中国では、「神異経」などに見える伝説にもとづく、湖北省武昌の北の山にあるもの、また、日本でも松浦左用姫(まつらのさよひめ)のなったという石など、各地にある。

ぼうふ‐の‐やま【望夫山】(バウフ‥)🔗🔉

ぼうふ‐の‐やま【望夫山】(バウフ‥) 望夫石があったと伝える中国湖北省武昌の北の山。

ぼう‐よう【望洋】(バウヤウ)🔗🔉

ぼう‐よう【望洋】(バウヤウ) (形動)遠くをながめること。転じて、広々として目当てのつかないこと。とりとめのないこと。「望洋の嘆」

ぼう‐ろう【望楼】(バウ‥)🔗🔉

ぼう‐ろう【望楼】(バウ‥) 遠くを見渡すためのやぐら。物見やぐら。

もち【望】🔗🔉

もち【望】 1 「もちづき(望月)」の略。 2 陰暦で月の一五日。 ●望の粥(かゆ) =もちがゆ(望粥)《季・新年》 ●望の月(つき) =もちづき(望月) ●望の日(ひ) 陰暦で月の一五日。

●望の粥(かゆ)🔗🔉

●望の粥(かゆ) =もちがゆ(望粥)《季・新年》 ●望の月(つき) =もちづき(望月) ●望の日(ひ) 陰暦で月の一五日。 もち【餅】 (「もちい(餅)」の略で、糯(もち)で作ったものの意)ふつう、糯米(もちごめ)を蒸して十分粘りけの出るまで臼で搗(つ)き、丸めたり、平たくのしたりしたもの。そのまま食したり、餡(あん)や黄粉(きなこ)をつけて食べたり、乾燥させたあと焼いたり、煮たりして食する。糯米以外に、粟、黍(きび)等でもつくる。正月、節供、祭り、新築祝いなど、慶事のときにつく。餅飯(もちいい)。もちい。《季・冬》 ●餅に搗(つ)く (「黐(もち)に着く」にいいかけたもの)扱いに難渋する。処置に困る。もてあます。 ●餅の形(かた) 1 餅屋がその看板にした餅の形をしたもの。 2 転じて、見せかけだけで実質のないもの。その地位にありながら実権の伴わないもの。 3 似たりよったりであること。特色のないこと。 ●餅の札(ふだ) 江戸時代、年末に、乞食が門づけをして、餅搗(もちつき)の祝いとして餅を乞い、もらった家の目印に、門柱に張っておく札。《季・冬》 ●餅は餅屋(もちや) (餅は餅屋の搗(つ)いたものが一番うまいの意で)その道のことは、やはり専門の者が一番であるということ。餅屋は餅屋。 ●餅を搗(つ)く 1 もちつきをする。 2 蚊が多数群れて上下し合う。 3 男女が情を交わす。性交する。

●望の月(つき)🔗🔉

●望の月(つき) =もちづき(望月) ●望の日(ひ) 陰暦で月の一五日。 もち【餅】 (「もちい(餅)」の略で、糯(もち)で作ったものの意)ふつう、糯米(もちごめ)を蒸して十分粘りけの出るまで臼で搗(つ)き、丸めたり、平たくのしたりしたもの。そのまま食したり、餡(あん)や黄粉(きなこ)をつけて食べたり、乾燥させたあと焼いたり、煮たりして食する。糯米以外に、粟、黍(きび)等でもつくる。正月、節供、祭り、新築祝いなど、慶事のときにつく。餅飯(もちいい)。もちい。《季・冬》 ●餅に搗(つ)く (「黐(もち)に着く」にいいかけたもの)扱いに難渋する。処置に困る。もてあます。 ●餅の形(かた) 1 餅屋がその看板にした餅の形をしたもの。 2 転じて、見せかけだけで実質のないもの。その地位にありながら実権の伴わないもの。 3 似たりよったりであること。特色のないこと。 ●餅の札(ふだ) 江戸時代、年末に、乞食が門づけをして、餅搗(もちつき)の祝いとして餅を乞い、もらった家の目印に、門柱に張っておく札。《季・冬》 ●餅は餅屋(もちや) (餅は餅屋の搗(つ)いたものが一番うまいの意で)その道のことは、やはり専門の者が一番であるということ。餅屋は餅屋。 ●餅を搗(つ)く 1 もちつきをする。 2 蚊が多数群れて上下し合う。 3 男女が情を交わす。性交する。

●望の日(ひ)🔗🔉

●望の日(ひ) 陰暦で月の一五日。 もち【餅】 (「もちい(餅)」の略で、糯(もち)で作ったものの意)ふつう、糯米(もちごめ)を蒸して十分粘りけの出るまで臼で搗(つ)き、丸めたり、平たくのしたりしたもの。そのまま食したり、餡(あん)や黄粉(きなこ)をつけて食べたり、乾燥させたあと焼いたり、煮たりして食する。糯米以外に、粟、黍(きび)等でもつくる。正月、節供、祭り、新築祝いなど、慶事のときにつく。餅飯(もちいい)。もちい。《季・冬》 ●餅に搗(つ)く (「黐(もち)に着く」にいいかけたもの)扱いに難渋する。処置に困る。もてあます。 ●餅の形(かた) 1 餅屋がその看板にした餅の形をしたもの。 2 転じて、見せかけだけで実質のないもの。その地位にありながら実権の伴わないもの。 3 似たりよったりであること。特色のないこと。 ●餅の札(ふだ) 江戸時代、年末に、乞食が門づけをして、餅搗(もちつき)の祝いとして餅を乞い、もらった家の目印に、門柱に張っておく札。《季・冬》 ●餅は餅屋(もちや) (餅は餅屋の搗(つ)いたものが一番うまいの意で)その道のことは、やはり専門の者が一番であるということ。餅屋は餅屋。 ●餅を搗(つ)く 1 もちつきをする。 2 蚊が多数群れて上下し合う。 3 男女が情を交わす。性交する。

もち‐うち【望打・糯打】🔗🔉

もち‐うち【望打・糯打】 小正月の予祝行事の一つ。その年に結婚した家を回って祝棒で嫁の尻を打ち、また、果樹をたたきなどして生産を促す。《季・新年》

もち‐がゆ【望粥・餅粥】🔗🔉

もち‐がゆ【望粥・餅粥】 望の日、特に正月一五日に食べる小豆(あずき)粥。米・粟・黍・小豆・胡麻など七種の穀類を入れて煮た粥。後世、餅粥の意に解し、餅を入れた小豆粥。十五日粥。紅調粥(うんじょうしゅく)。もちのかゆ。《季・新年》

もち‐くた・つ【望ち降つ】🔗🔉

もち‐くた・つ【望ち降つ】 〔自タ四〕十五夜が更ける。一説に、十五夜が過ぎる。*万葉‐一五〇八「望降(もちぐたち)清き月夜に吾妹子に見せむと思ひし宿の橘」

もち‐しお【望潮】(‥しほ)🔗🔉

もち‐しお【望潮】(‥しほ) 陰暦一五日、すなわち十五夜(満月)のときの満ち潮をいう。前後の日にくらべ、最も大きくなる。

もち‐づき【望月】🔗🔉

もち‐づき【望月】 1 陰暦十五夜の月。満月。 2 特に、陰暦八月一五日の夜の月。《季・秋》 能楽の曲名。四番目物。各流。作者不詳。信濃国の安田庄司友治が望月秋長に討たれて後、家臣の小沢刑部友房が近江国守山で宿屋の亭主となっているところへ友治の妻と子が来て、友房と再会する。たまたま望月も同じ宿に泊まり合わせたので、友房は獅子を舞い、友治の妻子とともに仇を討つ。 (陰暦八月の望月の夜、産馬を天皇に献上したことに由来する)長野県東部、北佐久郡の地名。千曲川支流の鹿曲(かくま)川に沿い、江戸時代は中山道八幡と芦田の間の宿駅として発達。平安以降、牧が置かれていた。 ●望月の駒(こま) 中古以降、毎年陰暦八月の望月の頃に、諸国から献上した馬。→駒牽(こまひき)。《季・秋》 ●望月の牧(まき) 平安以降に、長野県北佐久郡望月町に置かれていた勅旨牧。

●望月の駒(こま)🔗🔉

●望月の駒(こま) 中古以降、毎年陰暦八月の望月の頃に、諸国から献上した馬。→駒牽(こまひき)。《季・秋》 ●望月の牧(まき) 平安以降に、長野県北佐久郡望月町に置かれていた勅旨牧。 もちづき【望月】 姓氏。

●望月の牧(まき)🔗🔉

●望月の牧(まき) 平安以降に、長野県北佐久郡望月町に置かれていた勅旨牧。 もちづき【望月】 姓氏。

もちづき【望月】🔗🔉

もちづき【望月】 姓氏。

もちづき‐ぎょくせん【望月玉蟾】🔗🔉

もちづき‐ぎょくせん【望月玉蟾】 江戸中期の画家。望月派の祖。名は玄、字は守静。土佐派の土佐光成に、続いて山口雪渓に師事。後、中国画(漢画)を手本にしつつ、勝れた山水画を遺した。(一六七三〜一七五五)

もちづき‐さんえい【望月三英】🔗🔉

もちづき‐さんえい【望月三英】 江戸中期の漢方医。讚岐国(香川県)の人。本名は乗、字は君彦、号は鹿門。三英は通称。将軍徳川吉宗の奥医師となる。諸説の騙取をいましめ、折衷説をとなえた。著「明医小史」など。(一六九七〜一七六九)

もちづき‐の【望月の】🔗🔉

もちづき‐の【望月の】 1 満月の欠けた所のない意で「たたわし」や「足(た)る」などにかかる。 2 満月の美しく、観賞にあたいするものであるところから、「愛(め)ずらし」にかかる。一説に、満月はひと月に一晩だけであるところから「珍し」にかかる。

もち‐どし【望年】🔗🔉

もち‐どし【望年】 陰暦正月一五日。小正月。もちい。

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