複数辞典一括検索+
あだ【▼仇】🔗⭐🔉
あだ【▼仇】

名
恨みを抱いている相手。仇敵きゅうてき。かたき。敵。
「親の━を討つ」
恨み。怨恨えんこん。遺恨。
「━を報ずる」
「━に思う」
ひどい仕打ち。また、仕返し。報復。
「恩を━で返す」
「━を取る(=仕返しをする)」
害をなすもの。また、害。
「放言が━をなす」
「親切のつもりが━となる」
◆室町期まで「あた」と清音。
「▼寇」「▽賊」「▼讐」とも。「仇」は恨みをもつ相手・恨み・仕返し・害、「寇」は外敵、「賊」は強盗・反逆者・外敵、「讐」は自分に対抗するかたきの意で、それぞれ使い分けることもあるが、今は一般に意味の広い「仇」を使う。
関連語
大分類‖自己と他者‖じことたしゃ
中分類‖敵‖てき









あだ【▽徒(▽空)】🔗⭐🔉
あだ【▽徒(▽空)】

名・形動
むなしく無益なこと。無駄。
「せっかくの好意が━となる」
一時的ではかないこと。また、浮ついていいかげんなこと。
「━な契りを結ぶ」
「御厚意は━(や)疎おろそかには致しません」
◆花が実を結ばない意から。






あだ【▼婀▼
】🔗⭐🔉
あだ【▼婀▼
】

形動
なまめかしく色っぽいさま。
「━な姿の洗い髪」
「▼仇」とも当てる。






アダージョ[adagio イタリア]🔗⭐🔉
アダージョ[adagio イタリア]

名
音楽の速度標語の一つ。「ゆるやかに」の意。アンダンテより遅く、ラルゴより早い。アダジオ。




あだ‐うち【▼仇討ち】🔗⭐🔉
あだ‐おろそか【▽徒▽疎か】🔗⭐🔉
あだ‐おろそか【▽徒▽疎か】

形動
《普通「━に」の形で、下に打ち消しを伴って》軽々しく粗末にするさま。いい加減。なおざり。
「この御恩は━には致しません」




あだ‐ごと【▽徒言】🔗⭐🔉
あだ‐ごと【▽徒言】

名
実じつのないことば。
「━を並べる」




あだ‐ごと【▽徒事】🔗⭐🔉
あだ‐ごと【▽徒事】

名
無意味で無駄なこと。また、はかないこと。
「世の━に心を悩ます」




あだ‐ざくら【▽徒桜】🔗⭐🔉
あだ‐ざくら【▽徒桜】

名
すぐに散ってしまう桜の花。
◇はかないもののたとえに使う。




あだし【▽徒し・▽空し】🔗⭐🔉
あだし【▽徒し・▽空し】
(造)
実じつがない。むなしい。
「━心(=浮気な心)」
「━世(=はかない世)」


あだっ‐ぽ・い【▼婀▼
っぽい】🔗⭐🔉
あだっ‐ぽ・い【▼婀▼
っぽい】

形
容姿やしぐさがなまめいて色っぽい。つやっぽい。
「━流し目」
「▼仇っぽい」とも当てる。
‐さ







あだ‐な【▽徒名・▼仇名】🔗⭐🔉
あだ‐な【▽徒名・▼仇名】

名
〔古風な言い方で〕男女関係についてのうわさ。艶聞えんぶん。浮き名。
「━が立つ」




あだ‐な【▼綽名・▼渾名・▼諢名】🔗⭐🔉
あだ‐な【▼綽名・▼渾名・▼諢名】

名・他サ変
他人を親しんで(または、あざけって)本名以外につける名。ニックネーム。
◇なまって「あざ名」とも。
「▼仇名」と当てることもある。





あだ‐なさけ【▽徒情け・▼仇情け】🔗⭐🔉
あだ‐なさけ【▽徒情け・▼仇情け】

名
〔古風な言い方で〕その場限りのはかない恋。また、かりそめの親切。
「ぬしと一夜の━」




あだ‐なみ【▽徒波】🔗⭐🔉
あだ‐なみ【▽徒波】

名
いたずらに立ち騒ぐ波。
◇浮ついた心や行いのたとえに使う。「━が立つ」




あだ‐ばな【▽徒花】🔗⭐🔉
あだ‐ばな【▽徒花】

名
咲いても実を結ばない花。むだ花。
◇実じつを伴わないもののたとえに使う。「恋の━を咲かせる」「せっかくの公約が━に終わる」
〔古〕季節はずれに咲く花。
関連語
大分類‖植物‖しょくぶつ
中分類‖花‖はな






アダプター[adapter]🔗⭐🔉
アダプター[adapter]

名
機械・器具に取りつける付属品。機能を追加したり異なる機種とつないだりするときに使う。
◇adapt
は適応させる意。





アダム[Adam]🔗⭐🔉
アダム[Adam]

名
旧約聖書で、神が作った最初の人間(男性)。みずからにかたどって土から作られ、そのあばら骨から妻のイブが作られた。
◇人の意。




アダルト[adult]🔗⭐🔉
アダルト[adult]

名・形動
おとな。成人。
「━な雰囲気」
「━ビデオ(=成人向けのビデオソフト)」
「ヤング━」




アダルト‐チルドレン[adult children]🔗⭐🔉
アダルト‐チルドレン[adult children]

名
幼少期にアルコール依存症などの親から精神的・肉体的な虐待を受けたことが原因で、情緒不安定・うつ状態・拒食・過食などに陥りやすい性格が形成されている大人のこと。AC。




明鏡国語辞典に「あだ」で始まるの検索結果 1-21。