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仇 あだ🔗⭐🔉
【仇】
4画 人部
区点=2156 16進=3558 シフトJIS=8B77
《音読み》 キュウ(キウ)
/グ
〈qi
〉〈ch
u〉
《訓読み》 あだ/かたき/あだする(あだす)/うばう(うばふ)
《意味》
{名}相手。また、仲間。〈同義語〉→逑。「好仇コウキュウ(よい相手)」
{名}あだ。かたき。相手のうち、特に憎い相手の意に限定された派生義。〈類義語〉→讎シュウ。「仇讎之人キュウシュウノヒト」〔→穀梁〕
{名}あだ。相手のしうちに対する憎しみ・うらみ。「報仇=仇ヲ報ズ」
{動}あだする(アダス)。憎む。うらむ。
{動}うばう(ウバフ)。うばいとる。「葛伯仇餉=葛伯餉ヲ仇フ」〔→書経〕
《解字》
形声。仇は「人+音符九」で、いっしょに集まっている仲間、同類の相手の意。かたきの意を生じたのは、好敵手の敵(相手)が、敵味方の敵の意を派生したのと同様である。
《単語家族》
糾合の糾
鳩合キュウゴウ(ひと所に引きしめ集める)の鳩と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→主要人名











報仇 アダヲムクユ🔗⭐🔉
【報仇】
ホウキュウ・アダヲムクユ あだをうつ。かたきをとる。また、かたきうち。『報讎ホウシュウ』
寇 あだ🔗⭐🔉
【寇】
11画 宀部
区点=5368 16進=5564 シフトJIS=9B84
【冦】異体字異体字
10画 冖部
区点=4946 16進=514E シフトJIS=996D
《音読み》 コウ
/ク
〈k
u〉
《訓読み》 あだ/あだする(あだす)/しいたげる(しひたぐ)
《意味》
{名}あだ。外から攻めこんで荒らす賊。〈類義語〉→仇。「寇賊コウゾク」「有越寇=越ノ寇有リ」〔→孟子〕
コウス{動}あだする(アダス)。侵入して荒らす。「寇略コウリャク」「寇辺コウヘン(国境に侵入する)」
{動}しいたげる(シヒタグ)。乱暴する。また、荒らし回る。「寇虐コウギャク」
《解字》
会意。「完(周囲を完全にとり巻いた家)+攴(こわす)」で、防ぎを破って家をこわすことを示す。
《単語家族》
咎キュウ・コウ(災い)
仇キュウ(かたき)などと同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→故事成語









讎 あだ🔗⭐🔉
【讎】
23画 言部
区点=7608 16進=6C28 シフトJIS=E6A6
【讐】異体字異体字
23画 言部
区点=2918 16進=3D32 シフトJIS=8F51
《音読み》 シュウ(シウ)
/ズ/ジュ
〈ch
u〉
《訓読み》 こたえる(こたふ)/むくいる(むくゆ)/ともがら/あだ
《意味》
{動}こたえる(コタフ)。相手にうけこたえする。「讎答シュウトウ」「無言不讎=言トシテ讎ヘザルコト無シ」〔→詩経〕
{動}むくいる(ムクユ)。相手にむくいる。〈同義語〉→酬。
{名}ともがら。相手。また、同類の仲間。「讎友シュウユウ」
{名}あだ。かたき。「仇讎キュウシュウ」
シュウス{動}相手と二人でする。二人で本を読みくらべて、字句のちがいを正す。「讎校シュウコウ」
《解字》
会意兼形声。隹(とり)を二つ並べた字(音ショウ)は、平等な仲間をあらわす。讎はそれを音符とし、言を加えた字で、平等に受けこたえすること。また、対等な話し相手という点から、自分に対抗する相手→かたきの意を派生した。
《単語家族》
応酬オウシュウの酬と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語










阿那 アダ🔗⭐🔉
【阿那】
アダ・アナ
=阿娜。しなやかで美しいさま。〈類義語〉委蛇。
=阿娜。ゆらゆらとなびくさま。盛んにおい茂るさま。
〔俗〕どちら。どこ。〈類義語〉那辺ナヘン。「君家阿那辺=君ガ家ハ阿那ノ辺」〔→李白〕



養寇 アダヲヤシナウ🔗⭐🔉
【養寇】
ヨウコウ・アダヲヤシナウ 盗賊を増長させる。時機を失したり、処置を誤ったりして、敵が活動しやすくする。「相看養寇為身謀=アヒ看テ寇ヲ養ツテ身ノ謀ヲ為ス」〔→白居易〕
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