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あ・り【在り・有り】🔗⭐🔉
あり‐か【在り▽処】🔗⭐🔉
あり‐か【在り▽処】

名
物のある場所。所在。また、人のいる場所。居所。
「宝物の━を記した地図」
「賊の━をつきとめる」

名
物のある場所。所在。また、人のいる場所。居所。
「宝物の━を記した地図」
「賊の━をつきとめる」
あり‐かた【在り方】🔗⭐🔉
あり‐きたり【(在り来たり)】🔗⭐🔉
あり‐きたり【(在り来たり)】

名・形動
ありふれていること。月並み。陳腐ちんぷ。
「━の企画では通らない」
「━な小説」

名・形動
ありふれていること。月並み。陳腐ちんぷ。
「━の企画では通らない」
「━な小説」
あり‐し【在りし】🔗⭐🔉
あり‐し【在りし】

連語
もとあった。以前の。昔の。
「━昔をしのぶ」
生前の。
「━妻の面影をしのぶ」
◆動詞「あり」+過去の助動詞「き」の連体形。

連語
もとあった。以前の。昔の。
「━昔をしのぶ」
生前の。
「━妻の面影をしのぶ」
◆動詞「あり」+過去の助動詞「き」の連体形。
ありし‐ひ【在りし日】🔗⭐🔉
ありし‐ひ【在りし日】

連語
過ぎ去った時。過去。以前。昔日せきじつ。
「━を思い起こす」
故人がかつて生きていた時。生前。
「亡き兄の━の面影が脳裏をよぎる」

連語
過ぎ去った時。過去。以前。昔日せきじつ。
「━を思い起こす」
故人がかつて生きていた時。生前。
「亡き兄の━の面影が脳裏をよぎる」
あり‐だか【有り高・在り高】🔗⭐🔉
あり‐だか【有り高・在り高】

名
現在ある総量・総数。現在高。

名
現在ある総量・総数。現在高。
あ・る【在る・有る】🔗⭐🔉
あ・る【在る・有る】
用例引き
A ものがある
本がある
・(人に)金がある
B 人や動物がある
昔、おじいさんがありました
・賛成の人もある
・恵まれた環境にある
・(誰かに)妹がある
C 状態や出来事がある
〜の状態[傾向]にある
・悩みがある
・高さが50メートルある
・〜と関係がある
・変更がある
D 〜て[で]ある
壁に絵がかけてある
・責任者は私である
・人柄は穏やかである

動五

自
空間的・時間的に事物が存在する、感覚や感覚を超える形で事物の存在が認められる意。
〔存在自体を問題にして〕生物・無生物、具体物・抽象物を問わず、ものが存在する。
「私が今ここに━ことは疑えない」
「神は本当に━か」
人・動物以外の具体物・抽象物が存在する。
「机の上に本が━」
「交差点に交番が━」
「山の向こうに海が━」
「名古屋には名古屋城が━」
「車庫には車が一台━」
「本社は東京に━」
「こんな話は世間にざらに━」
「人生には喜びも━・れば悲しみも━」
「あの歌手は若者に人気が━」
「この薬は疲労回復に効果が━」
「二人の実力には大きな差が━」
「あそこに太郎[スズメ]がいる」など、人・動物の場合は「いる」を使う。
人が存在することを初めて紹介するようにいう。いる。
「昔、ある所におじいさんとおばあさんが━・りました」
《人・動物の意を表す語の上に連体修飾語を冠して》何らかの形で類型化された人・動物が存在する。いる。
「賛成の人も━」
「無関心な子も━・れば目を輝かせる子も━」
「私には強い味方が━」
人が特定の状況や地位・立場などに身を置く。
「病床に━・って無聊ぶりょうをかこつ」
「党内に━・って唯一の理論家」
「恵まれた環境に━」
「逆境に━・ってもくじけない」
「彼は理事長の職に━」
「彼女は指導する立場に━」
存在する人よりはその状況に関心をもった言い方で、「〜にあって」の形で使うときは、しばしば意味が形式化して格助詞「で」に近づく。「いる」で置き換えると、口頭語的な言い方となる。
あるものがある特定の状態や段階に置かれている。
「会社は倒産寸前の状態に━」
「新製品は試作段階に━」
「人口は増加の傾向に━」
「その国は隣国の支配下に━」
「国の経済は発展途上に━」
人がこの世に生きて暮らしている。生存している。
「世に━限り最善を尽くそう」
「いつまでも━と思うな親と金」
あるものが所有されたり含まれたりした状態で存在する。持っている。
「私には妹が━」
「金も時間もたっぷり━」
「才能[体力・教養・貫禄かんろく・悩み・責任・余裕・恨み]が━」
「我が家には書斎が━」
「このドアには頑丈な取っ手が━」
「その意見には問題が━」
「彼の文章にはユーモアが━」
《数値を伴って》あるものがそのような物理的な属性をもっている。そのような数量が認められる。
「彼は体重が一〇〇キロも━」
「塔の高さは五〇メートル━」
複数のものの間にある関係が成り立つ。
「私はこの事件と深い関係が━」
「両者間には密接なつながりが━」
「互いに面識が━」
「両国間には国交[取引]が━」
ある物事がなされる。行われる。催される。また、ある特別なことが起こる。
「田中氏から電話[連絡・発表・質問・謝罪]が━・った」
「方針の変更が━・った」
「今日は学校が━」
「遠足[バーゲンセール]が━」
「二日前に衝突事故[地震]が━・った」
時が経過する。
「やや━・って(=しばらくして)語り始めた」
《「〜に━」の形で》〜によって決まる。〜によって左右される。
「成否は努力のいかんに━」
「復讐ふくしゅうするは我にあり」
《「〜と━」の形で、ことばが存在する意から》〜と書かれている。また、〜ということだ。
「遺書には『全財産を寄付する』と━・った」
「頼みと━・ればしかたあるまい」
「休日と━・って人出が多い」
《「〜だけ(のことは)━」の形で》→だけ
「自慢するだけのことは━」
《「〜ことが━」の形で》→ことがある
「どこかで会ったことが━」
《「〜つつ━」の形で》→つつ(接助)
「復興の道を歩みつつ━」
《「…とも━・ろうものが」などの形で》仮にもそのような立場・身分のものが。
「大統領とも━・ろう者がそんな発言をするとは」
「○○社とも━・ろう会社が…」
◆
文語の否定形は「あらず」だが、口語には「あらない」の形はないので、形容詞「無い」でこれに代える。
存在を表す「在」、所有的存在を表す「有」ともに、一般にはかな書き。文語的格調を重んじて存在を強調する場合や、「無し」と対比的に使う場合などでは、漢字書きも多い。「我ここに在り」「反対する者無し。但し、沈黙する者多数有り」
尊敬の「れる」を付けた「…(で)あられる」は、「ここにあられるお方は、かつて国王であられました」「殿は思慮深くあられる」など、「…(て)いらっしゃる」の古風な言い方として今も使う。ただし、「ご質問はあられ(→ござい・あり)ませんか?」「興味があられましたら(→おありでしたら)」などは不自然な感じを与える。

補動
《「〜て(で)━」の形で、他動詞の連用形を受けて》変化した動作の結果が現在まで維持されている意を表す。
「壁に絵がかけて━」
「机に本が置いて━」
「荷物が乱雑に積んで━」
もとの文(「絵をかける・本を置く・荷物を積む」)の「を」が「が」に変わり、全体で自動詞化する。「て」は助詞。
《「〜て(で)━」の形で、動詞連用形を受けて》何かに備えて手回しよく準備されている意を表す。
「手回しよくご飯が炊いて━・った」
「きちんと予習が済ませて━」
「前もって周辺機器が本体の中に組み込んで━」
一般にもとの文(「ご飯を炊く・予習を済ませる・機器を組み込む」)の「を」が「が」に変わるが、「を」のままでも使う(「手回しよくご飯を炊いて━」)。「機器が組み込まれて━」など受身形を受けることも多い。
「〜ておく」に似るが、これは動作主の意図を重視した言い方(「ご飯を炊いておく・予習を済ませておく」)。
《「AはBで━」「AがBで━」の形で》AとBが等しい、また、AがBに属するという断定的な判断を表す。
「責任者は私で━」
「私が卒業したのは去年のことで━」
「トラはネコ科の動物で━」
口頭語の「です」、口頭語・文章語両用の「だ」に対して、専ら文章語として使う。
《形容動詞の連用形について、「〜で━」の形で》そういう性質・状態をもっているという判断を表す。
「人柄は穏やかで━」
「辺りは静かで━・った」
「健康で━のが何よりです」
形容動詞・形容詞の連用形に、係助詞「は・も」などを添えた形に付く。「実直だが→実直ではあるが
明敏ではない」「嬉うれしくもまた寂しい→嬉しくもあるが、また寂しくもある」
形容動詞・形容詞の連用形に付いて、「たい」「べきだ」などに接続させる。「×
美しくたい→○
美しくありたい」「×
厳格だべきだ→○
厳格であるべきだ」
形容動詞「〜だ」に比べて、「〜である」のほうがより文章語的。
「勤勉で━ことが求められる」「正直で━が故に損をする」「潔く━ためには引き際が肝心だ」など、連体形が形式名詞の類に続く形では、おおむね形容動詞・形容詞の連体形で置き換えられるが、口頭語的でやや言葉が足りない言い方となることも多い(「勤勉なことが求められる・常に正しいことは容易ではない」)。
→
の表現
《「お[ご]…あれ」「お[ご]…あられよ」の形で、間に動詞連用形や漢語サ変動詞語幹が入って》尊敬
Aに…てくれと要望・懇願することについて、Aを高める。古語的な言い方で、今の「…て下さい」に当たる。
「おいで━・れ」
「久々の大作、ご期待━・れ」
「神もご照覧━・れ」
→お(御)
表現
あ・り(ラ変)
関連語
大分類‖有る‖ある
中分類‖存在‖そんざい

・(人に)金がある
B 人や動物がある
昔、おじいさんがありました
・賛成の人もある
・恵まれた環境にある
・(誰かに)妹がある
C 状態や出来事がある
〜の状態[傾向]にある
・悩みがある
・高さが50メートルある
・〜と関係がある
・変更がある
D 〜て[で]ある
壁に絵がかけてある
・責任者は私である
・人柄は穏やかである

動五

自
空間的・時間的に事物が存在する、感覚や感覚を超える形で事物の存在が認められる意。
〔存在自体を問題にして〕生物・無生物、具体物・抽象物を問わず、ものが存在する。
「私が今ここに━ことは疑えない」
「神は本当に━か」
人・動物以外の具体物・抽象物が存在する。
「机の上に本が━」
「交差点に交番が━」
「山の向こうに海が━」
「名古屋には名古屋城が━」
「車庫には車が一台━」
「本社は東京に━」
「こんな話は世間にざらに━」
「人生には喜びも━・れば悲しみも━」
「あの歌手は若者に人気が━」
「この薬は疲労回復に効果が━」
「二人の実力には大きな差が━」
「あそこに太郎[スズメ]がいる」など、人・動物の場合は「いる」を使う。
人が存在することを初めて紹介するようにいう。いる。
「昔、ある所におじいさんとおばあさんが━・りました」
《人・動物の意を表す語の上に連体修飾語を冠して》何らかの形で類型化された人・動物が存在する。いる。
「賛成の人も━」
「無関心な子も━・れば目を輝かせる子も━」
「私には強い味方が━」
人が特定の状況や地位・立場などに身を置く。
「病床に━・って無聊ぶりょうをかこつ」
「党内に━・って唯一の理論家」
「恵まれた環境に━」
「逆境に━・ってもくじけない」
「彼は理事長の職に━」
「彼女は指導する立場に━」
存在する人よりはその状況に関心をもった言い方で、「〜にあって」の形で使うときは、しばしば意味が形式化して格助詞「で」に近づく。「いる」で置き換えると、口頭語的な言い方となる。
あるものがある特定の状態や段階に置かれている。
「会社は倒産寸前の状態に━」
「新製品は試作段階に━」
「人口は増加の傾向に━」
「その国は隣国の支配下に━」
「国の経済は発展途上に━」
人がこの世に生きて暮らしている。生存している。
「世に━限り最善を尽くそう」
「いつまでも━と思うな親と金」
あるものが所有されたり含まれたりした状態で存在する。持っている。
「私には妹が━」
「金も時間もたっぷり━」
「才能[体力・教養・貫禄かんろく・悩み・責任・余裕・恨み]が━」
「我が家には書斎が━」
「このドアには頑丈な取っ手が━」
「その意見には問題が━」
「彼の文章にはユーモアが━」
《数値を伴って》あるものがそのような物理的な属性をもっている。そのような数量が認められる。
「彼は体重が一〇〇キロも━」
「塔の高さは五〇メートル━」
複数のものの間にある関係が成り立つ。
「私はこの事件と深い関係が━」
「両者間には密接なつながりが━」
「互いに面識が━」
「両国間には国交[取引]が━」
ある物事がなされる。行われる。催される。また、ある特別なことが起こる。
「田中氏から電話[連絡・発表・質問・謝罪]が━・った」
「方針の変更が━・った」
「今日は学校が━」
「遠足[バーゲンセール]が━」
「二日前に衝突事故[地震]が━・った」
時が経過する。
「やや━・って(=しばらくして)語り始めた」
《「〜に━」の形で》〜によって決まる。〜によって左右される。
「成否は努力のいかんに━」
「復讐ふくしゅうするは我にあり」
《「〜と━」の形で、ことばが存在する意から》〜と書かれている。また、〜ということだ。
「遺書には『全財産を寄付する』と━・った」
「頼みと━・ればしかたあるまい」
「休日と━・って人出が多い」
《「〜だけ(のことは)━」の形で》→だけ
「自慢するだけのことは━」
《「〜ことが━」の形で》→ことがある
「どこかで会ったことが━」
《「〜つつ━」の形で》→つつ(接助)
「復興の道を歩みつつ━」
《「…とも━・ろうものが」などの形で》仮にもそのような立場・身分のものが。
「大統領とも━・ろう者がそんな発言をするとは」
「○○社とも━・ろう会社が…」
◆
文語の否定形は「あらず」だが、口語には「あらない」の形はないので、形容詞「無い」でこれに代える。
存在を表す「在」、所有的存在を表す「有」ともに、一般にはかな書き。文語的格調を重んじて存在を強調する場合や、「無し」と対比的に使う場合などでは、漢字書きも多い。「我ここに在り」「反対する者無し。但し、沈黙する者多数有り」
尊敬の「れる」を付けた「…(で)あられる」は、「ここにあられるお方は、かつて国王であられました」「殿は思慮深くあられる」など、「…(て)いらっしゃる」の古風な言い方として今も使う。ただし、「ご質問はあられ(→ござい・あり)ませんか?」「興味があられましたら(→おありでしたら)」などは不自然な感じを与える。

補動
《「〜て(で)━」の形で、他動詞の連用形を受けて》変化した動作の結果が現在まで維持されている意を表す。
「壁に絵がかけて━」
「机に本が置いて━」
「荷物が乱雑に積んで━」
もとの文(「絵をかける・本を置く・荷物を積む」)の「を」が「が」に変わり、全体で自動詞化する。「て」は助詞。
《「〜て(で)━」の形で、動詞連用形を受けて》何かに備えて手回しよく準備されている意を表す。
「手回しよくご飯が炊いて━・った」
「きちんと予習が済ませて━」
「前もって周辺機器が本体の中に組み込んで━」
一般にもとの文(「ご飯を炊く・予習を済ませる・機器を組み込む」)の「を」が「が」に変わるが、「を」のままでも使う(「手回しよくご飯を炊いて━」)。「機器が組み込まれて━」など受身形を受けることも多い。
「〜ておく」に似るが、これは動作主の意図を重視した言い方(「ご飯を炊いておく・予習を済ませておく」)。
《「AはBで━」「AがBで━」の形で》AとBが等しい、また、AがBに属するという断定的な判断を表す。
「責任者は私で━」
「私が卒業したのは去年のことで━」
「トラはネコ科の動物で━」
口頭語の「です」、口頭語・文章語両用の「だ」に対して、専ら文章語として使う。
《形容動詞の連用形について、「〜で━」の形で》そういう性質・状態をもっているという判断を表す。
「人柄は穏やかで━」
「辺りは静かで━・った」
「健康で━のが何よりです」
形容動詞・形容詞の連用形に、係助詞「は・も」などを添えた形に付く。「実直だが→実直ではあるが
明敏ではない」「嬉うれしくもまた寂しい→嬉しくもあるが、また寂しくもある」
形容動詞・形容詞の連用形に付いて、「たい」「べきだ」などに接続させる。「×
美しくたい→○
美しくありたい」「×
厳格だべきだ→○
厳格であるべきだ」
形容動詞「〜だ」に比べて、「〜である」のほうがより文章語的。
「勤勉で━ことが求められる」「正直で━が故に損をする」「潔く━ためには引き際が肝心だ」など、連体形が形式名詞の類に続く形では、おおむね形容動詞・形容詞の連体形で置き換えられるが、口頭語的でやや言葉が足りない言い方となることも多い(「勤勉なことが求められる・常に正しいことは容易ではない」)。
→
の表現
《「お[ご]…あれ」「お[ご]…あられよ」の形で、間に動詞連用形や漢語サ変動詞語幹が入って》尊敬
Aに…てくれと要望・懇願することについて、Aを高める。古語的な言い方で、今の「…て下さい」に当たる。
「おいで━・れ」
「久々の大作、ご期待━・れ」
「神もご照覧━・れ」
→お(御)
表現
あ・り(ラ変)
関連語
大分類‖有る‖ある
中分類‖存在‖そんざい
おわし‐ま・す【▽御▽座します・▽在します】オハシ━🔗⭐🔉
おわし‐ま・す【▽御▽座します・▽在します】オハシ━

動四
〔古〕

自
「おわす」の敬意をさらに高めていう語。いらっしゃる。おいでになる。
「代々武道の御心掛深く━・し
外
」

補動
《「…ておわします」「…におわします」の形で》「…て[に]おわす」の敬意をさらに高めていう語。…て(で)いらっしゃる。…て(で)おいでになる。
「殿は美濃の守護職、国主の君に━
司馬遼太郎
」
◆「おほまします」の転。「ます」は尊敬を表す古語の補助動詞で、丁寧を表す現代語の助動詞「ます」とは別。

動四
〔古〕

自
「おわす」の敬意をさらに高めていう語。いらっしゃる。おいでになる。
「代々武道の御心掛深く━・し
外
」

補動
《「…ておわします」「…におわします」の形で》「…て[に]おわす」の敬意をさらに高めていう語。…て(で)いらっしゃる。…て(で)おいでになる。
「殿は美濃の守護職、国主の君に━
司馬遼太郎
」
◆「おほまします」の転。「ます」は尊敬を表す古語の補助動詞で、丁寧を表す現代語の助動詞「ます」とは別。
おわ・す【▽御▽座す・▽在す】オハス🔗⭐🔉
おわ・す【▽御▽座す・▽在す】オハス

動サ変
〔古〕

自
「ある」「いる」「来る」「行く」の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。
「旅の疲れや━・さんとて敢えて訪とぶらわず
外
」
「帝みかどの━御所」

補動
《「て━」「に━」の形で》尊敬
…て(で)いらっしゃる。…て(で)おいでになる。
「みたまよ何処いずこに迷いて━か
七里が浜の哀歌
」
◆
「おわします」よりは敬意が低い。

動サ変
〔古〕

自
「ある」「いる」「来る」「行く」の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。
「旅の疲れや━・さんとて敢えて訪とぶらわず
外
」
「帝みかどの━御所」

補動
《「て━」「に━」の形で》尊敬
…て(で)いらっしゃる。…て(で)おいでになる。
「みたまよ何処いずこに迷いて━か
七里が浜の哀歌
」
◆
「おわします」よりは敬意が低い。
ざい【在】🔗⭐🔉
ざい【在】

名
都会から離れた場所。いなか。
「関東の━に住む」
「━郷ざいごう・━所」
「近━」
(造)
ある。いる。
「━位・━庫・━職」
「健━・滞━・点━・内━」

名
都会から離れた場所。いなか。
「関東の━に住む」
「━郷ざいごう・━所」
「近━」
(造)
ある。いる。
「━位・━庫・━職」
「健━・滞━・点━・内━」
ざい‐い【在位】━ヰ🔗⭐🔉
ざい‐い【在位】━ヰ

名・自サ変
国王・天皇などが位についていること。また、その期間。

名・自サ変
国王・天皇などが位についていること。また、その期間。
ざい‐えき【在役】🔗⭐🔉
ざい‐えき【在役】

名・自サ変
判決を受けて懲役に服していること。
軍籍にあって軍務についていること。
「招集されて三年間━した」

名・自サ変
判決を受けて懲役に服していること。
軍籍にあって軍務についていること。
「招集されて三年間━した」
ざい‐おう【在欧】🔗⭐🔉
ざい‐おう【在欧】

名・自サ変
ヨーロッパに滞在、または在住していること。
「━の研究者」

名・自サ変
ヨーロッパに滞在、または在住していること。
「━の研究者」
ざい‐か【在荷】🔗⭐🔉
ざい‐か【在荷】

名・自サ変
商店・倉庫・工場などに、現在、商品や製品があること。また、その商品や製品。在庫品。

名・自サ変
商店・倉庫・工場などに、現在、商品や製品があること。また、その商品や製品。在庫品。
ざい‐がい【在外】━グヮイ🔗⭐🔉
ざい‐がい【在外】━グヮイ

名
外国にいること。また、外国にあること。
「━邦人[公館]」

名
外国にいること。また、外国にあること。
「━邦人[公館]」
ざい‐がく【在学】🔗⭐🔉
ざい‐がく【在学】

名・自サ変
児童・生徒・学生として学校に籍を置いていること。
「━証明書」

名・自サ変
児童・生徒・学生として学校に籍を置いていること。
「━証明書」
ざい‐かた【在方】🔗⭐🔉
ざい‐かた【在方】

名
〔古い言い方で〕都市部から離れた土地。いなか。在。在所。

名
〔古い言い方で〕都市部から離れた土地。いなか。在。在所。
ざい‐かん【在官】━クヮン🔗⭐🔉
ざい‐かん【在官】━クヮン

名・自サ変
官職についていること。

名・自サ変
官職についていること。
ざい‐かん【在監】🔗⭐🔉
ざい‐かん【在監】

名・自サ変
刑務所に収監されていること。

名・自サ変
刑務所に収監されていること。
ざい‐きょう【在京】━キャウ🔗⭐🔉
ざい‐きょう【在京】━キャウ

名・自サ変
都に滞在または居住していること。古くは京都、現在では東京に滞在または居住していること。
「半年ほど━する」

名・自サ変
都に滞在または居住していること。古くは京都、現在では東京に滞在または居住していること。
「半年ほど━する」
ざい‐きょう【在郷】━キャウ🔗⭐🔉
ざい‐きょう【在郷】━キャウ

名・自サ変
郷里にいること。ざいごう。

名・自サ変
郷里にいること。ざいごう。
ざい‐きん【在勤】🔗⭐🔉
ざい‐きん【在勤】

名・自サ変
ある勤務についていること。
「英国━中の出来事」
「二年間━した」

名・自サ変
ある勤務についていること。
「英国━中の出来事」
「二年間━した」
ざい‐こ【在庫】🔗⭐🔉
ざい‐こ【在庫】

名
商品・製品などが倉庫にあること。また、その商品・製品。ストック。
「━品」

名
商品・製品などが倉庫にあること。また、その商品・製品。ストック。
「━品」
ざい‐こう【在校】━カウ🔗⭐🔉
ざい‐こう【在校】━カウ

名・自サ変
児童・生徒・学生として学校に籍を置いていること。
「━生」
児童・生徒・学生・教師などが学校の中にいること。

名・自サ変
児童・生徒・学生として学校に籍を置いていること。
「━生」
児童・生徒・学生・教師などが学校の中にいること。
ざい‐ごう【在郷】━ガウ🔗⭐🔉
ざい‐ごう【在郷】━ガウ

名
都会から離れた地方。いなか。在。

自サ変
郷里にいること。ざいきょう。
「━軍人」

名
都会から離れた地方。いなか。在。

自サ変
郷里にいること。ざいきょう。
「━軍人」
ざい‐しつ【在室】🔗⭐🔉
ざい‐しつ【在室】

名・自サ変
部屋の中にいること。
「職員が━の場合は声を掛けて下さい」

名・自サ変
部屋の中にいること。
「職員が━の場合は声を掛けて下さい」
ざい‐しゃ【在社】🔗⭐🔉
ざい‐しゃ【在社】

名・自サ変
会社の中にいること。
社員としてその会社に勤務していること。

名・自サ変
会社の中にいること。
社員としてその会社に勤務していること。
ざい‐じゅう【在住】━ヂュウ🔗⭐🔉
ざい‐じゅう【在住】━ヂュウ

名・自サ変
その土地に住んでいること。
「ロンドンに━する日本人」

名・自サ変
その土地に住んでいること。
「ロンドンに━する日本人」
ざい‐しょ【在所】🔗⭐🔉
ざい‐しょ【在所】

名
住んでいる所。また、物が存在する所。ありか。
故郷。国もと。
都会から離れた地方。いなか。在。

名
住んでいる所。また、物が存在する所。ありか。
故郷。国もと。
都会から離れた地方。いなか。在。
ざい‐しょく【在職】🔗⭐🔉
ざい‐しょく【在職】

名・自サ変
その職についていること。
「三〇年間━した」
「━期間」

名・自サ変
その職についていること。
「三〇年間━した」
「━期間」
ざい‐せい【在世】🔗⭐🔉
ざい‐せい【在世】

名・自サ変
この世に生きていること。また、この世に生きている間。ざいせ。
「父の━中に…」
「先帝が御━の頃…」
◇故人についていう。
関連語
大分類‖生‖せい
中分類‖生きる‖いきる

名・自サ変
この世に生きていること。また、この世に生きている間。ざいせ。
「父の━中に…」
「先帝が御━の頃…」
◇故人についていう。
関連語
大分類‖生‖せい
中分類‖生きる‖いきる
ざい‐せき【在席】🔗⭐🔉
ざい‐せき【在席】

名・自サ変
職場などで、自分の席にいること。

名・自サ変
職場などで、自分の席にいること。
ざい‐せき【在籍】🔗⭐🔉
ざい‐せき【在籍】

名・自サ変
学校・団体などの成員として、その籍に登録されていること。
「━証明」

名・自サ変
学校・団体などの成員として、その籍に登録されていること。
「━証明」
ざい‐ぞく【在俗】🔗⭐🔉
ざい‐ぞく【在俗】

名
出家しないで、俗人のままでいること。また、その人。在家ざいけ。
「━僧」

名
出家しないで、俗人のままでいること。また、その人。在家ざいけ。
「━僧」
ざい‐たく【在宅】🔗⭐🔉
ざい‐たく【在宅】

名・自サ変
自分の家にいること。
「午前中は━しています」
「━勤務」

名・自サ変
自分の家にいること。
「午前中は━しています」
「━勤務」
ざいたく‐かいご【在宅介護】🔗⭐🔉
ざいたく‐かいご【在宅介護】

名
寝たきり・認知症などの高齢者を自宅で介護すること。
「━支援センター(=在宅介護に関して常時相談・指導を行う施設)」

名
寝たきり・認知症などの高齢者を自宅で介護すること。
「━支援センター(=在宅介護に関して常時相談・指導を行う施設)」
ざいたく‐ケア【在宅ケア】🔗⭐🔉
ざいたく‐ケア【在宅ケア】

名
介護や看護を必要とする障害者や高齢者に対して、在宅のまま保健・福祉サービスを提供すること。また、その保健・福祉サービス。

名
介護や看護を必要とする障害者や高齢者に対して、在宅のまま保健・福祉サービスを提供すること。また、その保健・福祉サービス。
ざい‐ちゅう【在中】🔗⭐🔉
ざい‐ちゅう【在中】

名・自サ変
中にその物が入っていること。
「写真━」
◇多く封筒・包みなどの上書きに使う。
「在住」と混同して使うのは誤り。「×
日本在中の外国人(→○
日本在住)」

名・自サ変
中にその物が入っていること。
「写真━」
◇多く封筒・包みなどの上書きに使う。
「在住」と混同して使うのは誤り。「×
日本在中の外国人(→○
日本在住)」
ざい‐てん【在天】🔗⭐🔉
ざい‐てん【在天】

名・自サ変
天上にあること。
「━の霊(=死者の霊を高めていう語)」

名・自サ変
天上にあること。
「━の霊(=死者の霊を高めていう語)」
ざい‐にち【在日】🔗⭐🔉
ざい‐にち【在日】

名・自サ変
外国人が日本に滞在または居住していること。
「━アメリカ人」

名・自サ変
外国人が日本に滞在または居住していること。
「━アメリカ人」
ざい‐にん【在任】🔗⭐🔉
ざい‐にん【在任】

名・自サ変
任務についていること。また、任地にあること。
「━期間」

名・自サ変
任務についていること。また、任地にあること。
「━期間」
ざい‐らい【在来】🔗⭐🔉
ざい‐らい【在来】

名
これまでふつうに存在していたこと。また、ふつうに行われてきたこと。
「━種・━工法」
「━線(=同一区間を走る新設路線に対し、従来の路線)」

名
これまでふつうに存在していたこと。また、ふつうに行われてきたこと。
「━種・━工法」
「━線(=同一区間を走る新設路線に対し、従来の路線)」
ざい‐りゅう【在留】━リウ🔗⭐🔉
ざい‐りゅう【在留】━リウ

名・自サ変
一時、外国のある土地にとどまって住むこと。
「━邦人」

名・自サ変
一時、外国のある土地にとどまって住むこと。
「━邦人」
まし‐ま・す【▽在す・▼坐す】🔗⭐🔉
まし‐ま・す【▽在す・▼坐す】

自四
〔古〕「在る」「居る」の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。
「天に━我らの神よ」

自四
〔古〕「在る」「居る」の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。
「天に━我らの神よ」
ま・す【▽在す・▼坐す】🔗⭐🔉
ま・す【▽在す・▼坐す】

動四
〔古〕

自
「ある」「いる」「行く」「来る」の意の尊敬語。おいでになる。いらっしゃる。

補動
《活用語の連用形などに付いて》「ある」「いる」の意の尊敬語。お…になる。…ていらっしゃる。

動四
〔古〕

自
「ある」「いる」「行く」「来る」の意の尊敬語。おいでになる。いらっしゃる。

補動
《活用語の連用形などに付いて》「ある」「いる」の意の尊敬語。お…になる。…ていらっしゃる。
明鏡国語辞典に「在」で始まるの検索結果 1-53。