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ことごと‐く【▼悉く・▽尽く】🔗⭐🔉
ことごと‐く【▼悉く・▽尽く】

名・副
個々に注目しながら、その全体をいう語。あるものすべて。残らず。みんな。
「住民の━が反対した」
「意見という意見は━対立した」
「あらゆる試みが━裏目に出る」
◇「事々ことごと」+接尾語「く」から。
関連語
大分類‖すべて‖すべて
中分類‖悉く‖ことごとく




じん【尽】🔗⭐🔉
じん【尽】
(造)
すべてなくなる。つきる。すべて出しつくす。
「━力」
「蕩━とうじん」
「無━蔵」
ことごとく。すべて。
「一網打━」
みそか。月末。
「━日」
盡






じん‐じつ【尽日】🔗⭐🔉
じん‐じつ【尽日】

名
〔文〕

副
一日じゅう。朝から晩まで。終日。
「━雨に降りこめられる」
月または年の末日。みそか。おおみそか。
「三月━」
「明治三〇年━」










じん‐すい【尽▼瘁】🔗⭐🔉
じん‐すい【尽▼瘁】

名・自サ変
〔文〕労苦をいとわず、疲れ果てるまで全力を尽くすこと。
「国の経営[良書の出版]に━する」
◇「瘁」は病み疲れる意。
関連語
大分類‖努力‖どりょく
中分類‖努力‖どりょく




じん‐ちゅう【尽忠】🔗⭐🔉
じん‐ちゅう【尽忠】

名・自サ変
〔文〕忠義を尽くすこと。
「━報国」




じん‐りょく【尽力】🔗⭐🔉
ずくヅク🔗⭐🔉
ずくヅク

接尾
《名詞・形容詞語幹・形容動詞語幹に付いて》
それだけにまかせて事を運ぶ意、また、それだけを頼りにして強引に事を運ぶ意を表す。
「腕[力]━で連れてくる」
「権柄けんぺい━」
ただそれだけの目的で物事をする意を表す。
「欲得━でつきあう」
「算盤そろばん━」
それをした上で事を運ぶ意を表す。
「相談━で決める」
「納得━」
◆
「▽尽く」とも書くが、かな書きが一般的。現代仮名遣いでは「づく」も許容。








ずくめヅクメ🔗⭐🔉
ずくめヅクメ

接尾
《名詞などに付いて》全体がそればかりであることを表す。
「黒━の服装」
「いいこと━の年」
「結構━な話」
もとの用字は「〜▽尽くめ」。現代仮名遣いでは「〜づくめ」も許容。





つか・す【尽かす】🔗⭐🔉
つか・す【尽かす】

他五
みんな出してしまう。出し尽くす。
「人々のモラルの低さに愛想を━」
普通「愛想を━」の形で使う。





つき【尽き】🔗⭐🔉
つき【尽き】

名
尽きること。おわり。
「運の━」




つきせ‐ぬ【尽きせぬ】🔗⭐🔉
つきせ‐ぬ【尽きせぬ】

連体
いつまでも尽きることがない。
「━思いを手紙につづる」
「━名残を惜しむ」
「━魅力がある」




つき‐は・てる【尽き果てる】🔗⭐🔉
つき‐は・てる【尽き果てる】

自下一
すっかりなくなる。
「精も根も━」
つきは・つ(下二)





つ・きる【尽きる】🔗⭐🔉
つ・きる【尽きる】

自上一
消耗してすっかりなくなる。
「糧食[スタミナ]が━」
「万策が━」
「紙幅が━」
「燃え━」
続いていた物事がそこで終わりになる。
「話[命・愛想]が━」
「名残[興味]が━・きない」
「悩み[議論]が━・きない」
《「…に━」の形で》ただそれだけである。…に限る。
「わが思いは感謝の一語に━」
「敗北の原因は打線の不調に━」
「役者冥利みょうりに━」
つ・く(上二)
尽き









づくし【尽くし】🔗⭐🔉
づくし【尽くし】
(造)
《名詞に付いて》その類のものをすべて並べ上げる意を表す。
「花━・国━」
「ずくし」と書くのは誤り。



つく・す【尽くす】🔗⭐🔉
つく・す【尽くす】

動五

他
ありったけのものを出し切ってしまう。
「犯人逮捕に全力を━」
「最善[万全]を━」
「誠意[論議]を━」
「贅ぜいを━・した建造物」
〔自動詞的に〕みずからをなげうってそのもののために精一杯の働きをする。尽力する。
「組織のために━」
「社会の発展に━」
◇「力[身]を尽くす」などにおける「力[身]を」などを省略して言う言い方。
《「筆舌に━・しがたい」の形で》言葉では十分に表現できない。言葉では尽くせない。
「感謝の気持ちは筆舌に━・しがたい」
《動詞の連用形に付いて複合動詞を作る》すっかり…する。
「燃え━・焼き━・言い━」
尽くせる














ふつ‐に【▽都に・▽尽に】🔗⭐🔉
ふつ‐に【▽都に・▽尽に】

副
〔古風な言い方で〕《打ち消しの語を伴って》まったく。全然。




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