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べん【弁(瓣)】🔗🔉

べん【弁(瓣)】 花びら。 「五━の椿つばき 管・容器などの途中や両端にあって液体や気体の流通を調節する装置。また、それに似た機能をもつもの。バルブ。 「心臓の━」 「安全━」 瓣(「弁」「瓣」は本来別字。「弁」はかんむり、「瓣」は花びら。)

べん【弁(辯)】🔗🔉

べん【弁(辯)】 話すこと。しゃべり方。 「━が立つ」 「大臣就任の━」 「━解・━護」 「詭━きべん・答━・関西━」 辯(「弁」「辯」は本来別字。「弁」はかんむり、「辯」は言い開きする。)

弁が立・つ🔗🔉

弁が立・つ

べん【弁()】🔗🔉

べん【弁()】 (造)とりしきる。 「合━ごうべん・買━ばいべん」 ◇「弁」「」は本来別字。「弁」を「」の代用字とする。

べん【弁(辨)】🔗🔉

べん【弁(辨)】 (造) わきまえる。わきまえて処理する。 「━証・━償」 「勘━」 用に当てる。 「━当」 「弁当」の略。→弁当 「駅━」 辨(「弁」「辨」は本来別字。「弁」はかんむり、「辨」は見わける。)

べん【弁(辮)】🔗🔉

べん【弁(辮)】 (造)髪をあむ。 「━髪べんぱつ」 ◇「弁」「辮」は本来別字。「弁」を「辮」の代用字とする。

べん‐かい【弁解(辯解)】🔗🔉

べん‐かい【弁解(辯解)】 名・他サ変言い訳をすること。また、そのことば。 「遅刻したことをくどくどと━する」 「━無用」 関連語 大分類‖詫びる‖わびる 中分類‖詫びる‖わびる

ベンガラ[Bengala オランダ]🔗🔉

ベンガラ[Bengala オランダ] 酸化第二鉄を主成分とする赤色顔料。塗料・染料・絵の具などに用いられる。 ◇インドのベンガル地方で産したことから。 縦糸に絹、横糸に木綿を用いた縞しま織物。 ◇「ベンガラ縞じま」の略。 紅殻」「弁柄」などとも当てる。

べんけい【弁慶(辨慶)】🔗🔉

べんけい【弁慶(辨慶)】 強い者。強がる者。 「━の泣き所(=弁慶ほどの豪傑でも痛がって泣く急所の意から、向こうずね。転じて、強い者の弱点)」 「内━・陰━」 ◇鎌倉時代初期、源義経に仕えた武蔵坊むさしぼう弁慶が豪傑をうたわれた僧であったことから。 竹筒に多くの穴をあけたもの。うちわや台所用具を差しておくのに使う。 ◇弁慶が七つ道具を背負った姿、または全身に矢を受けて立ち往生した姿になぞらえていう。 「弁慶縞じま」の略。→弁慶縞

べんけい‐じま【弁慶縞】🔗🔉

べんけい‐じま【弁慶縞】 紺と浅葱あさぎ、紺と茶など、二色の糸で織った太い格子縞。弁慶格子。弁慶。

べん‐ご【弁護(辯護)】🔗🔉

べん‐ご【弁護(辯護)】 名・他サ変 その人の利益になることを主張して、その人が害を受けないように守ること。 「自己━」 刑事訴訟で、被告人・被疑者の正当な利益を擁護すること。

べんご‐し【弁護士】🔗🔉

べんご‐し【弁護士】 原告・被告の依頼や官公署の委嘱によって訴訟行為その他一般の法律事務を行うことを職業とする人。

べんご‐にん【弁護人】🔗🔉

べんご‐にん【弁護人】 刑事訴訟で、被告人・被疑者の正当な利益を擁護することを任務とする人。原則として弁護士の中から選任される。

べん‐さい【弁才(辯才)】🔗🔉

べん‐さい【弁才(辯才)】 弁舌の才。巧みに話す才能。べんざい。 関連語 大分類‖人の性質‖ひとのせいしつ 中分類‖才能‖さいのう

べん‐さい【弁済(辨済)】🔗🔉

べん‐さい【弁済(辨済)】 名・他サ変借りていたものを返すこと。 「債務を━する」

べんざい‐てん【弁財天・弁才天(辨財天・辯才天)】🔗🔉

べんざい‐てん【弁財天・弁才天(辨財天・辯才天)】 七福神の一人。財福をつかさどる女神で、宝冠をつけ琵琶びわを弾く姿であらわされる。弁天。べざいてん。 ◇もと、音楽・弁舌・財福・知恵をつかさどるインドの河神。

べん‐し【弁士(辯士)】🔗🔉

べん‐し【弁士(辯士)】 演説・講演などをする人。 無声映画の画面に合わせて、その内容を語ることを職業とする人。活弁。

べん‐しょう【弁証(辨証・辯証)】🔗🔉

べん‐しょう【弁証(辨証・辯証)】 名・他サ変弁論によってある事柄を証明すること。また、弁別して証明すること。

べん‐しょう【弁償(辨償)】━シャウ🔗🔉

べん‐しょう【弁償(辨償)】━シャウ 名・他サ変他人に与えた損害を金銭や品物で埋め合わせすること。 「修理代を━する」 「━金」 関連語 大分類‖返す‖かえす 中分類‖償い‖つぐない

べんしょう‐ほう【弁証法】━ハフ🔗🔉

べんしょう‐ほう【弁証法】━ハフ 哲学で、自己自身の中で自己と矛盾する有限なものによって自己を止揚し、より高次なものへと発展する運動・発展の論理。一般には、正・反・合、定立・反定立・綜合の三段階によって説明される。

べん・じる【弁じる(辨じる)】🔗🔉

べん・じる【弁じる(辨じる)】 自他上一弁ずる(辨)

べん・じる【弁じる(辯じる)】🔗🔉

べん・じる【弁じる(辯じる)】 他上一弁ずる(辯)

べん・ずる【弁ずる(辨ずる)】🔗🔉

べん・ずる【弁ずる(辨ずる)】 他サ変 わきまえる。区別する。 「公私を━」 処理する。済ませる。 「商用を━」 自サ変済む。解決する。 「用が━」 べん・ず(サ変) =弁じる

べん・ずる【弁ずる(辯ずる)】🔗🔉

べん・ずる【弁ずる(辯ずる)】 他サ変 言う。述べる。 「一席━」 言い訳をする。弁明する。 「友の名誉のために━」 べん・ず(サ変) =弁じる 関連語 大分類‖話す‖はなす 中分類‖話す‖はなす

べん‐ぜつ【弁舌(辯舌)】🔗🔉

べん‐ぜつ【弁舌(辯舌)】 ものを言うこと。また、ものの言い方。 「━を振るう」 「━さわやかに語る」 関連語 大分類‖言う‖いう 中分類‖おしゃべり‖おしゃべり

べん‐そ【弁疏(疏)】🔗🔉

べん‐そ【弁疏(疏)】 名・他サ変〔文〕言い訳をすること。弁解。

べん‐てん【弁天(辨天・辯天)】🔗🔉

べん‐てん【弁天(辨天・辯天)】 「弁財(才)天」の略。→弁財天 美しい女性。 「━娘」

べん‐とう【弁当(辨当)】━タウ🔗🔉

べん‐とう【弁当(辨当)】━タウ 外出先で食べるように箱などに詰めて持っていく食べ物。 料理店・仕出し屋などが出す、箱などに主食と副食を詰め合わせた食事。 「幕の内━」

べん‐ぱく【弁駁(駁)】🔗🔉

べん‐ぱく【弁駁(駁)】 名・自他サ変他人の説の道理に合わない点を論じて攻撃すること。べんばく。 「証拠を挙げて相手の論を━する」

べん‐ぱつ【弁髪(辮髪)】🔗🔉

べん‐ぱつ【弁髪(辮髪)】 中国北方民族の間に行われた男性の髪型で、頭髪の中央を長く編んで垂らし、他の部分を剃ったもの。清しん代には漢民族に強制した。 「弁髪」は代用表記。

べん‐べつ【弁別(辨別)】🔗🔉

べん‐べつ【弁別(辨別)】 名・他サ変物事の違いを見分けること。識別。 「是非善悪を━する」 関連語 大分類‖考える‖かんがえる 中分類‖分類‖ぶんるい

べん‐まく【弁膜(瓣膜)】🔗🔉

べん‐まく【弁膜(瓣膜)】 心臓・血管・リンパ管などの内部にあって、血液やリンパ液の逆流を防ぐ弁の働きをする膜。

べんむ‐かん【弁務官(辨務官)】━クヮン🔗🔉

べんむ‐かん【弁務官(辨務官)】━クヮン 自治領・保護国・植民地などに派遣され、その地の政治・外交などを指導する公務員。

べん‐めい【弁明(辯明)】🔗🔉

べん‐めい【弁明(辯明)】 名・他サ変説明して事情を明らかにすること。申し開きをすること。弁解。釈明。 「発言の意図について━する」 関連語 大分類‖詫びる‖わびる 中分類‖詫びる‖わびる

べん‐り【弁理(辨理)】🔗🔉

べん‐り【弁理(辨理)】 名・他サ変物事を判別して処理すること。 「登記事務を━する」

べんり‐し【弁理士】🔗🔉

べんり‐し【弁理士】 特許・実用新案・意匠・商標に関して特許庁などへの登録出願の代理や鑑定を行うことを職業にする人。

べん‐ろん【弁論(辯論)】🔗🔉

べん‐ろん【弁論(辯論)】 名・他サ変ある問題について、大勢の前で筋道を立てて意見を述べること。 「━大会」 「口頭━」 「最終━(=刑事訴訟法で、公判手続きのこと。特に、公判期日に行われる弁護人などの陳述)」

わきま・える【弁える(辨える)】ワキマヘル🔗🔉

わきま・える【弁える(辨える)】ワキマヘル 他下一正しく判断して違いを見分ける。また、そのようにして物事にきちんと対処する。心得る。 「事の善悪[公私の別]を━」 「場所柄[自分の立場]を━」 「彼はまるで礼儀を━・えない」 わきま・ふ(下二) 関連語 大分類‖学習‖がくしゅう 中分類‖知識‖ちしき

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