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こ・く【放く】🔗🔉

こ・く【放く】 他五〔俗〕 排泄はいせつ物などを体外に出す。ひる。 「屁を━」 (うそや愚かなことを)言う。 「うそ━でない」

たら・す【垂らす】🔗🔉

たら・す【垂らす】 他五 下の方へだらりとたれるようにする。特に、体の部分をたれた状態にする。たれる。 「屋上からロープを━」 「入り口に暖のれんを━」 「髪を三つ編みにして背に━」 「渓流に釣り糸を━」 「だらりと手を━」 「鉢植えの椰子やしも葉を━・している芥川ほとんどの文脈で、他動詞「垂れる」と言い換えが可能(ただし、多くはやや古風な表現となる)。「ロープ[釣り糸]を垂れる」 液体を下に落とす。したたらせる。特に、体から血・涙・鼻水などを出す。 「目薬を━」 「酢を一滴━」 「額から血を━」 「汗水━・して働く」 「洟はなを━」 したたらせる意で「滴らす」、排泄はいせつ物の場合は「放らす」と書くこともある。

た・れる【垂れる】🔗🔉

た・れる【垂れる】 自下一 みずからの重みで、また張りを失って、だらりと下がる。また、一部分が下がった状態で位置する。 「切れたひもがだらりと━・れている」 「髪の毛がゆったりと肩に━・れている」 「この犬は耳が━・れている」 「雪の重みで枝先が━」 「暗雲が低く━」 「目じり[お尻しり]が━・れている」 液体がものを伝って流れ落ちる。また、しずくとなってしたたり落ちる。 「ほおを伝って汗が━」 「よだれが━」 「ペン先からインクが━」 「洗濯物からしずくが━」 滴れる」とも。 他下一 下の方へだらりと下げる。特に、体の部分を下がった状態にする。たらす。 「釣り糸を━」 「柳が枝を━」 「頭を━」 「まぶたを━・れて(=閉じて)眠る」 垂らす 体から分泌物を出したり排泄はいせつしたりする。たらす。 「鼻水[よだれ・小便]を━」 大小便・屁の場合は「放れる」とも。 上の者が下の者に示したり与えたりする。 「範を━」 「教訓[説教・薫陶]を━」 「憐あわれみ[慈悲]を━」 後世に残す。 「名を竹帛ちくはくに━」 「言う」を卑しめていう語。 「くだくだ文句を━」 「たらたら愚痴を━」 た・る(下二) 垂れ 関連語 大分類‖落ちる‖おちる 中分類‖落下‖らっか

はなし【放し】🔗🔉

はなし【放し】 (造)《動詞の連用形に付いて》…して顧みない、勢いよく…する、などの意を表す。 「ドアを開け━にしておく」 ◇多く「…っぱなし」の形で使う。「置きっぱなし」「言いっぱなし」

はなし‐がい【放し飼い】━ガヒ🔗🔉

はなし‐がい【放し飼い】━ガヒ 家畜をつながないで、また狭い柵さくなどで囲わないで、広い場所に放って飼うこと。 関連語 大分類‖飼う‖かう 中分類‖飼育‖しいく

はな・す【放す】🔗🔉

はな・す【放す】 動五 捕らえてあった動物などを自由にする。解放する。また、束縛を解くなどして物体を動くがままに任せる。放つ。 「縄を解いて犬を━」 「釣った魚を池に━」 「籠かごの鳥を森に━」 「空に風船を━」 「細流にささ舟を━」 離す 「手を━」 《「目を━」の形で》→離す 料理で、材料を水や汁に入れて散らす。 「うどを水に━・してあくを抜く」 《動詞の連用形に付いて複合動詞を作る》勢いよく…する、すっかり…する、…して顧みないなどの意を表す。放つ。 「言い━・開け━・打ち━」 「…っぱなす」の形で意味を強める。「開けっ放ぱなす」 ◆「離す」と同語源。 放せる 関連語 大分類‖離れる‖はなれる 中分類‖離れる‖はなれる

はな・つ【放つ】🔗🔉

はな・つ【放つ】 動五 捕らえてあった動物などを自由にする。放す。 「小鳥を籠かごから━」 「虎とらを野に━」 「放す」に比べて古風な言い方。 矢・弾丸などをうち出す。発射する。 「鏑矢かぶらやを━」 「弾丸を━」 「祝砲を━」は〜ヲに結果を、「ピストルを━」は道具をとる言い方。 主にスポーツで、前方に突き出すようにして、ある状態(特に、有効な攻撃状態)を作り出す。 「スパイク[シュート・パンチ]を━」 〜ヲに結果をとる言い方。 作品などを世間に送り出す意にも転用する。「ミリオンセラーの大ヒットを━」 外に向かって光・におい・声などを出す。また、ことばを出す。発する。 「蛍光を━物体」 「光こうぼう[光沢・光彩]を━」 「不思議な輝きを━」 「画壇に異彩を━」 「第一声[感嘆の声]を━」 「悪臭を━」 ある任務をおびた人を送り出す。 「密偵[刺客]を━」 《「火を━」の形で》火をつける。放火する。 「民家に火を━」 「放火」を訓読していう語で、やや古風な語感を伴う。 《動詞の連用形に付いて複合動詞を作る》勢いよく…する、すっかり…する、…して顧みないなどの意を表す。放す。 「言い━・開け━」 「刀を抜き━」 放てる 関連語 大分類‖移動‖いどう 中分類‖出る‖でる 大分類‖打つ‖うつ 中分類‖銃撃‖じゅうげき

はな・れる【放れる】🔗🔉

はな・れる【放れる】 自下一 つながれていたものなどが、自由になって動き出す。 「犬が鎖から━」 「親の束縛を/から━」 矢・弾丸などがうち出されて飛ぶ。発射される。 「矢が弦を━」 ◆「離れる」と同語源。 はな・る(下二)

ひ・る【放る】🔗🔉

ひ・る【放る】 他五体外へ排泄はいせつする。 「屁を━」

ほう【放】ハウ🔗🔉

ほう【放】ハウ (造) 外に向けて出す。はなつ。 「━射・━送」 追いやる。遠ざける。 「━校」 「追━」 ときはなす。自由にする。 「━牧・━免」 「解━・釈━」 思うままにする。そのままにしておく。 「━言・━任」 「豪━・奔━ほんぽう ほうりなげる。 「━棄・━物線」

ほう‐いつ【放逸(放佚)】ハウ━🔗🔉

ほう‐いつ【放逸(放佚)】ハウ━ 名・形動勝手気ままにふるまうこと。節度がないこと。 「━な生活態度」

ほう‐えい【放映】ハウ━🔗🔉

ほう‐えい【放映】ハウ━ 名・他サ変テレビで放送すること。特に、劇場用映画をテレビで放送すること。

ほう‐か【放火】ハウクヮ🔗🔉

ほう‐か【放火】ハウクヮ 名・自サ変火事を起こすために、わざと火をつけること。付け火。 「━魔」 関連語 大分類‖火‖ひ 中分類‖燃える‖もえる

ほう‐か【放歌】ハウ━🔗🔉

ほう‐か【放歌】ハウ━ 名・自他サ変あたりかまわず大声で歌うこと。 「━高吟」 関連語 大分類‖声に出す行為‖こえにだすこうい 中分類‖歌う‖うたう

ほう‐か【放課】ハウクヮ🔗🔉

ほう‐か【放課】ハウクヮ その日の課業が終わること。

ほうか‐ご【放課後】ハウクヮ━🔗🔉

ほうか‐ご【放課後】ハウクヮ━ 学校で、その日の課業が終わったあと。 「━は部活動がある」

ほう‐き【放棄(棄)】ハウ━🔗🔉

ほう‐き【放棄(棄)】ハウ━ 名・他サ変物事を見限って捨てること。特に、自分の役割・権利・資格などを捨てて、行使しないこと。 「権利を━する」 関連語 大分類‖扱い‖あつかい 中分類‖放棄‖ほうき

ほう‐ぎん【放吟】ハウ━🔗🔉

ほう‐ぎん【放吟】ハウ━ 名・自他サ変あたりかまわず、声を張り上げて詩歌をうたうこと。 「高歌━」 関連語 大分類‖声に出す行為‖こえにだすこうい 中分類‖歌う‖うたう

ほう‐げん【放言】ハウ━🔗🔉

ほう‐げん【放言】ハウ━ 名・自他サ変思ったままを無責任に言い放つこと。また、そのことば。 「根も葉もないことを━する」

ほう‐こう【放校】ハウカウ🔗🔉

ほう‐こう【放校】ハウカウ 名・他サ変〔古風な言い方で〕校則に違反した学生・生徒を退学処分にして追放すること。 「━処分」

ほう‐さん【放散】ハウ━🔗🔉

ほう‐さん【放散】ハウ━ 名・自他サ変広く散らばること。また、広く散らすこと。 「熱が/を━する」 関連語 大分類‖分かれる‖わかれる 中分類‖分散‖ぶんさん

ほう‐し【放恣(放肆)】ハウ━🔗🔉

ほう‐し【放恣(放肆)】ハウ━ 名・形動勝手気ままで、だらしがないこと。 「━な生活」

ほう‐しゃ【放射】ハウ━🔗🔉

ほう‐しゃ【放射】ハウ━ 自他サ変一点から四方八方に放出すること。また、一点から四方八方へ広がり出ること。 「首都圏から━状にのびる高速道路」 他サ変物体が電磁波または粒子線を放出すること。また、その電磁波または粒子線。輻射ふくしゃ

ほうしゃ‐せい【放射性】ハウシャ━🔗🔉

ほうしゃ‐せい【放射性】ハウシャ━ 物質が放射能をもっていること。また、その性質。 「━物質」

ほうしゃせい‐げんそ【放射性元素】ハウシャセイ━🔗🔉

ほうしゃせい‐げんそ【放射性元素】ハウシャセイ━ 放射能をもつ元素。ウラン・ラジウム・カリウムなどの天然放射性元素とテクネチウム・ネプツニウムなどの人工放射性元素がある。

ほうしゃ‐せん【放射線】ハウシャ━🔗🔉

ほうしゃ‐せん【放射線】ハウシャ━ ある一点から四方八方に広がっている線。 放射性元素から放出されるアルファ線・ベータ線・ガンマ線の総称。 「━を浴びる」 ◇広義にはすべての電磁波および粒子線をいう。

ほうしゃ‐ねつ【放射熱】ハウシャ━🔗🔉

ほうしゃ‐ねつ【放射熱】ハウシャ━ 物体に吸収され、その物体の温度上昇に使われる放射エネルギー。輻射ふくしゃ熱。 関連語 大分類‖熱‖ねつ 中分類‖熱い‖あつい

ほうしゃ‐のう【放射能】ハウシャ━🔗🔉

ほうしゃ‐のう【放射能】ハウシャ━ 放射性元素の原子核が自然崩壊して放射線を放出する性質。また、その現象。 「━を測定する」 「━汚染」 〔俗〕放射線。 「━を浴びる」

ほうしゃ‐れいきゃく【放射冷却】ハウシャ━🔗🔉

ほうしゃ‐れいきゃく【放射冷却】ハウシャ━ 地表面の熱が大気圏外に放射され、地表に接する大気の温度が降下する現象。晴天・無風の夜に起こりやすく、放射霧や遅霜の一因となる。

ほう‐じゅう【放縦】ハウ━🔗🔉

ほう‐じゅう【放縦】ハウ━ 名・形動何の節度もなく気ままにふるまうこと。ほうしょう。 「━な生涯を送る」 ‐さ

ほう‐しゅつ【放出】ハウ━🔗🔉

ほう‐しゅつ【放出】ハウ━ 自他サ変勢いよく吹き出すこと。また、あふれ出ること。 「熱が━する」 他サ変たくわえてあったものを一度に外へ出すこと。 「冬物衣料━セール」 関連語 大分類‖金銭‖きんせん 中分類‖売る‖うる

ほう‐しょう【放縦】ハウ━🔗🔉

ほう‐しょう【放縦】ハウ━ 名・形動ほうじゅう ‐さ

ほう‐じょう【放生】ハウジャウ🔗🔉

ほう‐じょう【放生】ハウジャウ 捕らえた動物を放してやること。

ほうじょう‐え【放生会】ハウジャウヱ🔗🔉

ほうじょう‐え【放生会】ハウジャウヱ 供養のために捕らえた動物を放してやる儀式。 ◇陰暦八月一五日(現在では九月一五日)に行われる京都・石清水八幡宮のものが知られる。

ほう‐しん【放心】ハウ━🔗🔉

ほう‐しん【放心】ハウ━ 名・自サ変 心をうばわれて、魂が抜けたようにぼんやりすること。 「━状態」 気にかけないこと。放念。 「ご━ください」

ほう‐すい【放水】ハウ━🔗🔉

ほう‐すい【放水】ハウ━ 名・自他サ変 川・ダムなどの水を導き流すこと。 「━路」 ホースなどから水を勢いよく出すこと。 「━車」

ほう‐そう【放送】ハウ━🔗🔉

ほう‐そう【放送】ハウ━ 名・他サ変ラジオ・テレビなどの電波によって音声や映像を受信者に送ること。また、有線によって一定区域内の人々に音声などを伝えること。また、その内容。 「ドラマ[音楽番組]を━する」 「FM[館内]━」 「━局」 さまざまな「放送」 衛星放送・AM放送・FM放送・音声多重放送・海外放送・学校放送・玉音ぎょくおん放送・公開放送・公共放送・国際放送・再放送・CS放送・実況放送・商業放送・場内放送・深夜放送・ステレオ放送・政見放送・全国放送・多元放送・多重放送・短波放送・地上デジタル放送・中継放送・生放送・二元放送・ハイビジョン放送・BS放送・民間放送・無線放送・文字放送・有線放送・ローカル放送

ほうそう‐えいせい【放送衛星】ハウソウヱイセイ🔗🔉

ほうそう‐えいせい【放送衛星】ハウソウヱイセイ 放送に使用される人工衛星。地上放送局から送られるテレビ放送などの電波を中継・増幅し、直接地上に送信する静止衛星。BS。

ほうそう‐だいがく【放送大学】ハウソウ━🔗🔉

ほうそう‐だいがく【放送大学】ハウソウ━ ラジオ・テレビの視聴やスクーリングによって高等教育を行う生涯学習の機関。特に、日本の「放送大学学園」の通称。

ほうそう‐もう【放送網】ハウソウマウ🔗🔉

ほうそう‐もう【放送網】ハウソウマウ ネットワーク

ほう‐だい【放題】ハウ━🔗🔉

ほう‐だい【放題】ハウ━ (造)《動詞の連用形、助動詞「たい」、名詞・形容動詞の語幹などに付いて》ある動作を思うままに行う意、また、ある作用・状態が進むままにしておく意を表す。 「飲み━」 「家が荒れ━になる」 「言いたい━のことを言う」

ほう‐たん【放胆】ハウ━🔗🔉

ほう‐たん【放胆】ハウ━ 名・形動きわめて大胆であること。 「━な人[筆致]」 ‐さ

ほう‐だん【放談】ハウ━🔗🔉

ほう‐だん【放談】ハウ━ 名・他サ変思ったことを遠慮なく語ること。また、その談話。 「大臣の車中━」 「時事━」 関連語 大分類‖話す‖はなす 中分類‖語り‖かたり

ほう‐ち【放置】ハウ━🔗🔉

ほう‐ち【放置】ハウ━ 名・他サ変そのままにして、ほうっておくこと。 「案件を未審議のまま━する」 「━自転車」 関連語 大分類‖扱い‖あつかい 中分類‖放置‖ほうち

ほう‐ちく【放逐】ハウ━🔗🔉

ほう‐ちく【放逐】ハウ━ 名・他サ変その場所・組織などから人を追い払うこと。追放。 「業界から━される」 ◇まれに人以外にもいう。「教室から私語を━する」

ほう‐ちょう【放鳥】ハウテウ🔗🔉

ほう‐ちょう【放鳥】ハウテウ 名・自他サ変 繁殖のため、野鳥のひなを人工的に育ててから放すこと。また、生態調査などのため、捕らえた野鳥に目印などをつけて放すこと。 放生会ほうじょうえや葬式の際、供養などのために捕らえておいた鳥を放してやること。また、その鳥。放ち鳥。

ほう‐てき【放擲(擲)】ハウ━🔗🔉

ほう‐てき【放擲(擲)】ハウ━ 名・他サ変うち捨てること。何もしないで、ほうっておくこと。 「職務を━する」 関連語 大分類‖扱い‖あつかい 中分類‖放棄‖ほうき

ほう‐でん【放電】ハウ━🔗🔉

ほう‐でん【放電】ハウ━ 名・自サ変 帯電体が電気を失うこと。 蓄電池から電流が流れ出ること。 ⇔充電 空気・油・ゴムなどの絶縁体に高電圧をかけたとき、その絶縁体を通して両極間に電流が流れること。また、その現象。

ほう‐とう【放蕩】ハウタウ🔗🔉

ほう‐とう【放蕩】ハウタウ 名・自サ変酒や女遊びにおぼれること。 「━して身上をつぶす」 関連語 大分類‖良くない行い‖よくないおこない 中分類‖不品行‖ふひんこう

ほう‐にょう【放尿】ハウネウ🔗🔉

ほう‐にょう【放尿】ハウネウ 名・自サ変小便をすること。

ほう‐にん【放任】ハウ━🔗🔉

ほう‐にん【放任】ハウ━ 名・他サ変干渉しないで、ほうっておくこと。成りゆきにまかせること。 「子供を━する」 「自由━」 関連語 大分類‖要求‖ようきゅう 中分類‖委任‖いにん

ほう‐ねつ【放熱】ハウ━🔗🔉

ほう‐ねつ【放熱】ハウ━ 名・自サ変熱を放散すること。 「━器」

ほう‐ねん【放念】ハウ━🔗🔉

ほう‐ねん【放念】ハウ━ 名・他サ変気にかけないこと。心配しないこと。 「どうかその件は御━ください」 ◇多く手紙文で使う。

ほう‐ひ【放屁】ハウ━🔗🔉

ほう‐ひ【放屁】ハウ━ 名・自サ変おならをすること。

ほうぶつ‐せん【放物線(物線)】ハウブツ━🔗🔉

ほうぶつ‐せん【放物線(物線)】ハウブツ━ 平面上で、一定点と一定直線までの距離がおのおの等しい点の軌跡。真空中で斜めに投げ上げた物体が落ちるまでに描く曲線。 「放物線」は代用表記。

ほう‐ぼく【放牧】ハウ━🔗🔉

ほう‐ぼく【放牧】ハウ━ 名・他サ変馬・牛・羊などの家畜を放し飼いにすること。 「━地」 関連語 大分類‖飼う‖かう 中分類‖飼育‖しいく

ほう‐まん【放漫】ハウ━🔗🔉

ほう‐まん【放漫】ハウ━ 名・形動だらしがなく、いい加減なさま。 「━な運営」 「━経営」

ほう‐めん【放免】ハウ━🔗🔉

ほう‐めん【放免】ハウ━ 名・他サ変 刑期の満了によって受刑者を釈放すること。また、無罪とわかった被疑者や被告人を釈放すること。 「無罪━」 拘束を解いて自由にすること。 「会長の重職から━される」

ほう‐らつ【放埒】ハウ━🔗🔉

ほう‐らつ【放埒】ハウ━ 名・形動気ままにふるまって、しまりのないこと。酒色にふけり、品行がおさまらないこと。 ◇馬が埒らちからはなれ出る意から。

ほうり‐こ・む【放り込む】ハフリ━🔗🔉

ほうり‐こ・む【放り込む】ハフリ━ 他五投げて中に入れる。また、無造作に入れる。 「納屋にわら束を━」 「ストーブに石炭を━」 「あめ玉を口に━」 「留置場に━・まれる」

ほうり‐だ・す【放り出す】ハフリ━🔗🔉

ほうり‐だ・す【放り出す】ハフリ━ 他五 投げて外に出す。また、勢いよく外に出す。 「窓から荷物を━」 「衝突のショックで車から━・される」 投げるようにして置く。乱暴に置く。 「本を机の上に━」 あきらめて途中でやめる。また、手をつけないでそのままにしておく。 「中途で仕事を━」 「宿題を━・してゲームをする」 人をある場所や集団から追い払う。 「勤め先から━・される」

ほうり‐な・げる【放り投げる】ハフリ━🔗🔉

ほうり‐な・げる【放り投げる】ハフリ━ 他下一 無造作に、また乱暴に投げる。 「窓から空き缶を━」 途中でやめてほうっておく。 「仕事を━・げて飲みに行く」

ほう‐りゅう【放流】ハウリウ🔗🔉

ほう‐りゅう【放流】ハウリウ 名・他サ変 せき止めていた水を放出すること。 繁殖・調査などのために、稚魚などを川・湖・海などに放すこと。

ほう・る【放る(る)】ハフル🔗🔉

ほう・る【放る(る)】ハフル 他五 物を(遠くへ)投げる。また、無造作に投げる。 「捕手に向かってボールを━」 「雑誌を━・ってよこす」 「変化球を━」のように、〜ヲに結果をとる言い方もある。 途中でやめる。また、あきらめて放棄する。ほうり投げる。 「英会話の勉強を中途で━」 「宿題を━・って遊びに行く」 《「━・っておく」の形で》手をつけないで成り行きにまかせる。放置する。うっちゃらかす。 「手入れもしないで━・っておく」 「医者にも診せないで━・っておく」 ◆「ほうる」は「はふる」の転。「放ほう」は音で、「放る・る」は当て字だが、平成二二年「放ほうる」は常用漢字表内訓となった。 仮名遣いを「ほおる」とするのは誤り。「×ほおっておく」 ほうれる

ほう‐れつ【放列】ハウ━🔗🔉

ほう‐れつ【放列】ハウ━ 大砲を横に並べて一斉に射撃できるようにした隊形。 「━布置」 「砲列」とも。 ずらりと横に並んで何かを待ち構える形。 「カメラの━を敷く」

ほう‐ろう【放浪】ハウラウ🔗🔉

ほう‐ろう【放浪】ハウラウ 名・自サ変あてもなくさまよい歩くこと。定住しないで、転々とさすらうこと。 「日本各地を━する」 「━の旅」 「━癖」 関連語 大分類‖生活‖せいかつ 中分類‖放浪‖ほうろう

ほか・す【放す】🔗🔉

ほか・す【放す】 他五〔主に関西地方で〕ほうり捨てる。うち捨てる。 「ごみを━」

ほっと・く【放っとく】🔗🔉

ほっと・く【放っとく】 他五そのままにしておく。 「そんな傷は━・けば治る」 ◇「ほっておく」の転。 ほっとける

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