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しゅん【春】🔗🔉

しゅん【春】 (造) はる。 「━雨しゅんうはるさめ・━分・━眠」 「早━・陽━・立━」 年のはじめ。正月。 「賀━・迎━・新━」 若くて元気なころ。 「青━」 愛欲。 「━画・━本」 としつき。

しゅん‐うん【春雲】🔗🔉

しゅん‐うん【春雲】 春の雲。

しゅん‐が【春画】━グヮ🔗🔉

しゅん‐が【春画】━グヮ 男女の情交のさまを描いた絵。枕絵まくらえ。笑い絵。

しゅん‐か‐しゅう‐とう【春夏秋冬】━シウ━🔗🔉

しゅん‐か‐しゅう‐とう【春夏秋冬】━シウ━ 春と夏と秋と冬。四季。一年じゅう。

しゅん‐かん【春寒】🔗🔉

しゅん‐かん【春寒】 立春が過ぎてからの寒さ。春先の寒さ。はるさむ。 「━の候」 ◇多く手紙文・俳句などで使う。

しゅん‐き【春季】🔗🔉

しゅん‐き【春季】 春の季節。 「━キャンプ(=プロ野球で、公式戦開始前の合宿訓練)」 関連語 大分類‖季節‖きせつ 中分類‖‖はる

しゅん‐き【春期】🔗🔉

しゅん‐き【春期】 春の期間。 「━講習」

しゅん‐ぎく【春菊】🔗🔉

しゅん‐ぎく【春菊】 野菜として栽培するキク科の一年草または二年草。独特の香りをもつ葉には深い切れ込みがある。菊菜きくな

しゅんき‐はつどうき【春機発動期】🔗🔉

しゅんき‐はつどうき【春機発動期】 思春期。 ◇「春機」は情欲の意。

しゅんけい‐ぬり【春慶塗】🔗🔉

しゅんけい‐ぬり【春慶塗】 漆器の一つ。黄色または赤色に着色した木地に透明なうるしをかけ、美しい木目が見えるように仕上げたもの。岐阜県高山市の飛春慶、秋田県能代のしろ市の能代春慶などが知られる。 ◇室町初期に堺の漆工春慶が創始したという。

しゅん‐こう【春光】━クヮウ🔗🔉

しゅん‐こう【春光】━クヮウ 春の日ざし。また、春の景色。

しゅん‐こう【春郊】━カウ🔗🔉

しゅん‐こう【春郊】━カウ 〔文〕春の郊外。春の野辺。

しゅん‐こう【春耕】━カウ🔗🔉

しゅん‐こう【春耕】━カウ 春、田畑をたがやすこと。

しゅん‐じつ【春日】🔗🔉

しゅん‐じつ【春日】 春の日。はるび。また、春の日ざし。 「━遅遅ちち(=春の日が長くてうららかなさま。また、春の日が長くて暮れるのが遅いさま)」

しゅん‐しゅう【春愁】━シウ🔗🔉

しゅん‐しゅう【春愁】━シウ 春の季節にふとものうくなって気持ちがふさぐこと。また、その物悲しい思い。

しゅん‐じゅう【春秋】━ジウ🔗🔉

しゅん‐じゅう【春秋】━ジウ 春と秋。 年月。歳月。また、一年間。 「幾━を経る」 年齢。よわい。 「━高し(=高齢である)」 関連語 大分類‖時‖とき 中分類‖年月ねんげつ‖ねんげつ

春秋に富🔗🔉

春秋に富 年が若く、将来が長い。 「━若者」

しゅんじゅう‐じだい【春秋時代】シュンジウ━🔗🔉

しゅんじゅう‐じだい【春秋時代】シュンジウ━ 中国で、周が洛陽らくように遷都した前七七〇年から韓かん・魏・趙ちょうが独立する前四〇三年までの約三六〇年間。 ◇魯の年代記『春秋』に記載された時代の意。

しゅんじゅうせんごく‐じだい【春秋戦国時代】シュンジウセンゴク━🔗🔉

しゅんじゅうせんごく‐じだい【春秋戦国時代】シュンジウセンゴク━ 春秋時代とそれに続く戦国時代。前七七〇年の周の東遷から、前二二一年の秦の始皇帝による天下統一までの約五五〇年間をいう。

しゅんじゅう‐の‐ひっぽう【春秋の筆法】シュンジウノヒッパフ🔗🔉

しゅんじゅう‐の‐ひっぽう【春秋の筆法】シュンジウノヒッパフ 連語 経書『春秋』の表現法のように、批判の態度が公正できびしいこと。 間接的な関係にある原因と結果とを直接的に結びつけて批判する手法。

しゅん‐しょう【春宵】━セウ🔗🔉

しゅん‐しょう【春宵】━セウ 春の夜。春のよい。 関連語 大分類‖一日‖いちにち 中分類‖‖よる

春宵一刻いっこくあたい千金せんきん🔗🔉

春宵一刻いっこくあたい千金せんきん 春の夜は趣が深く、そのひとときは千金の価値があるということ。

しゅん‐しょく【春色】🔗🔉

しゅん‐しょく【春色】 春の景色。春景。また、春らしい感じ。 「━を濃くする山々」 なまめかしい様子。

しゅん‐せつ【春雪】🔗🔉

しゅん‐せつ【春雪】 春に降る雪。春の雪。 関連語 大分類‖雨‖あめ 中分類‖‖ゆき

しゅん‐せつ【春節】🔗🔉

しゅん‐せつ【春節】 中国などで、旧暦の正月。一年で最も大切な祝日。 関連語 大分類‖季節‖きせつ 中分類‖新年‖しんねん

しゅん‐そう【春草】━サウ🔗🔉

しゅん‐そう【春草】━サウ 春にはえる草。春の草。はるくさ。

しゅん‐だん【春暖】🔗🔉

しゅん‐だん【春暖】 春のあたたかさ。 「━の候」 ⇔秋冷 ◇手紙の挨拶などで使う。

しゅん‐でい【春泥】🔗🔉

しゅん‐でい【春泥】 春先の雪解け・霜解けなどによってできるぬかるみ。

しゅん‐とう【春闘】🔗🔉

しゅん‐とう【春闘】 労働組合が賃上げ要求を中心として毎年春に行う全国的な共同闘争。 ◇「春季闘争」の略。

しゅん‐ぷう【春風】🔗🔉

しゅん‐ぷう【春風】 春の風。はるかぜ。 関連語 大分類‖風‖かぜ 中分類‖‖かぜ

しゅんぷう‐たいとう【春風蕩】━タイタウ🔗🔉

しゅんぷう‐たいとう【春風蕩】━タイタウ 形動トタル 春の風がのどかに吹くさま。 性格や態度がのんびりして、余裕のあるさま。 「━とした人柄」 「━たる面持ち」 関連語 大分類‖風‖かぜ 中分類‖‖かぜ

しゅん‐ぶん【春分】🔗🔉

しゅん‐ぶん【春分】 二十四節気の一つ。三月二一日ごろ。春の彼岸の中日にあたる。この日、太陽は真東から出て真西に沈み、昼夜の長さがほぼ等しくなる。

しゅんぶん‐の‐ひ【春分の日】🔗🔉

しゅんぶん‐の‐ひ【春分の日】 国民の祝日の一つで、春分にあたる三月二〇日または二一日。自然をたたえ、生物をいつくしむ日。

しゅん‐ぽん【春本】🔗🔉

しゅん‐ぽん【春本】 男女の情交のさまをひたすら扇情的に描写した本。猥本わいほん

しゅん‐みん【春眠】🔗🔉

しゅん‐みん【春眠】 春の夜のねむり。 「━暁を覚えず(=春の夜は寝心地がよいので明け方になってもなかなか目がさめない)孟浩然・春暁」 関連語 大分類‖体の状態‖からだのじょうたい 中分類‖眠り‖ねむり

しゅん‐よう【春陽】━ヤウ🔗🔉

しゅん‐よう【春陽】━ヤウ 春の陽光。春の日ざし。また、春の陽気。 「━の候」

しゅん‐らい【春雷】🔗🔉

しゅん‐らい【春雷】 春に鳴るかみなり。

しゅん‐らん【春蘭】🔗🔉

しゅん‐らん【春蘭】 春、花茎の先に淡黄緑色の花を一個つけるラン科の常緑多年草。山野に自生し、観賞用に栽培もされる。

しゅん‐れい【春麗】🔗🔉

しゅん‐れい【春麗】 春の空が晴れわたってのどかなこと。はるうらら。

とう‐ぐう【東宮・春宮】🔗🔉

とう‐ぐう【東宮・春宮】 皇太子の住む御殿。 皇太子。はるのみや。ひつぎのみや。 ◆皇居からみて御殿が五行説では春にあたる東方にあったことから。また、易で東方は長男を意味する震卦しんかにあたることから。

はる【春】🔗🔉

はる【春】 四季の一つ。冬と夏の間の季節で、陽暦では三月から五月まで、陰暦では一月から三月まで。次第に夜が短く、昼が長くなるとともに、暖かくなって草木が繁り始める。暦の上では立春から立夏の前日まで、天文学では春分から夏至までをいう。 正月。新年。 「初━」 ◇旧暦ではほぼ立春と重なるところから。 活気があって、勢いの盛んな時期。 「人生[わが世]の━」 思春期。青春期。また、思春期の性的な欲情。 「━のめざめ」 関連語 大分類‖季節‖きせつ 中分類‖‖はる 「春」のイメージと表現 暖かく穏やかな季節。(春眠暁を覚えず・のどかな春の日差し・春の小川はさらさら流れる) 大地は目ざめ、草木は芽ぐみ、花咲き鳥鳴いて、心は浮き立つ。(大地[生きとし生けるもの]が冬の眠りから目を覚ます・春爛漫らんまん・桜前線・花見の宴) 新しい年度・シーズンの始まり。(卒業式・入学[入社]式・新入生・フレッシュマン・引っ越し・転勤) 思春期・青春の象徴。また、盛時の象徴。(春のめざめ・希望に満ちた青春・わが世の春を謳歌おうかする) 売買の対象となる性行為(春をひさぐ[売る]・売春・買春ばいしゅんかいしゅん)  *陰陽五行説は、方角では「東」に、色では「青」に見立てる(青春・春宮とうぐう)。

はる‐いちばん【春一番】🔗🔉

はる‐いちばん【春一番】 立春を過ぎて初めて吹く強い南風。はるいち。 関連語 大分類‖風‖かぜ 中分類‖‖かぜ

はる‐がすみ【春霞】🔗🔉

はる‐がすみ【春霞】 春のかすみ。春に立つかすみ。 「四方の山々に━がたなびく」

はる‐かぜ【春風】🔗🔉

はる‐かぜ【春風】 春の風。春の日に東または南から吹く穏やかな風。しゅんぷう。 関連語 大分類‖風‖かぜ 中分類‖‖かぜ

はる‐ぎ【春着】🔗🔉

はる‐ぎ【春着】 正月に着る晴れ着。 春に着る衣服。春服。

はる‐ご【春蚕】🔗🔉

はる‐ご【春蚕】 春から初夏にかけて飼い育てる蚕かいこ。しゅんさん。 ◇夏蚕なつご・秋蚕あきごに対していう。

はる‐さき【春先】🔗🔉

はる‐さき【春先】 春の初め。早春。 「━に咲く花」 関連語 大分類‖季節‖きせつ 中分類‖‖はる

はる‐さく【春作】🔗🔉

はる‐さく【春作】 春に栽培する農作物。また、春に収穫する農作物。

はる‐さめ【春雨】🔗🔉

はる‐さめ【春雨】 春、静かに降る細かい雨。しゅんう。 ⇔秋雨 緑豆りょくとう・ジャガイモなどのでんぷんを原料にする、透き通った麺めん状の食品。湯などで戻して用いる。 関連語 大分類‖雨‖あめ 中分類‖‖あめ

はるつげ‐どり【春告げ鳥】🔗🔉

はるつげ‐どり【春告げ鳥】 ウグイス。

はる‐の‐ななくさ【春の七草】🔗🔉

はる‐の‐ななくさ【春の七草】 春を代表する七種の若菜。芹せり・薺なずな・御形ごぎょう(=ハハコグサ)・繁縷はこべら(=ハコベ)・仏の座(=タビラコ)・菘すずな(=カブ)・蘿蔔すずしろ(=ダイコン)。 ⇔秋の七草

はる‐ばしょ【春場所】🔗🔉

はる‐ばしょ【春場所】 毎年三月に大阪で行われる大相撲の本場所。三月場所。 ◇もとは正月に興行されるものをいった。

はる‐まき【春巻き】🔗🔉

はる‐まき【春巻き】 中国料理の点心の一つ。ひき肉・刻んだ野菜・春雨などを炒めてから薄い小麦粉の皮で筒形に巻き、低温の油で揚げたもの。

はる‐まき【春蒔き】🔗🔉

はる‐まき【春蒔き】 春に植物の種子をまくこと。また、その植物。 「━の一年草」 ⇔秋まき

はるまち‐づき【春待月】🔗🔉

はるまち‐づき【春待月】 陰暦十二月の別称。 ◇太陽暦の十二月にもいう。

はる‐め・く【春めく】🔗🔉

はる‐め・く【春めく】 自五春らしい気候になる。 「一雨ごとに━」

はる‐やすみ【春休み】🔗🔉

はる‐やすみ【春休み】 学校で、学年末から四月の始業日までの間の休暇。 関連語 大分類‖休み‖やすみ 中分類‖休み‖やすみ

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