複数辞典一括検索+

倒景 トウエイ🔗🔉

【倒景】 トウエイ・トウケイ 太陽や月が下から照らし、かげがさかさまにうつるほどの天上の最も高い所。〔→漢書「倒影」と同じ。

倒影 トウエイ🔗🔉

【倒影】 トウエイ =倒景。夕日。さかさまに映る影。「楼台倒影入池塘=楼台ノ倒影池塘ニ入ル」〔→高駢

偸安 トウアン🔗🔉

【偸安】 トウアン・ヤスキヲヌスム 将来のことを考えずに目前の安楽を求めて一時のがれをすること。〔→史記

兔烏 トウ🔗🔉

【兔烏】 トウ〈故事〉月日。歳月。▽月にはうさぎがすみ、日(=太陽)には三本足のからすがすむという伝説から。〈類義語〉烏兔ウト。

党引 トウイン🔗🔉

【党引】 トウイン 仲間になって助けあう。「当其同利之時、暫相党引、以為朋者偽也=其ノ利ヲ同ジクスル時ニ当タリテ、暫ク相ヒ党引シ、モッテ朋ト為スハ偽リナリ」〔→欧陽脩

冬栄 トウエイ🔗🔉

【冬栄】 トウエイ 冬に咲く花。

凍雨 トウウ🔗🔉

【凍雨】 トウウ 冬の冷たい雨。ひさめ。ひどく降る雨。

凍雲 トウウン🔗🔉

【凍雲】 トウウン 冬の冷え冷えとした雲。「寒雪初晴凍雲薄=寒雪初メテ晴レ凍雲薄シ」〔→高啓

唐 トウ🔗🔉

【唐】 トウ〈人名〉→「尭ギョウ」

問 とう🔗🔉

【問】 11画 口部 [三年] 区点=4468 16進=4C64 シフトJIS=96E2 《常用音訓》モン/と…い/と…う/とん 《音読み》 モン/ブン〈wn〉 《訓読み》 とん/とう(とふ)/とい(とひ) 《名付け》 ただ・よ 《意味》 {動}とう(トフ)。たずねる。といただす。「尋問」「問於子貢曰=子貢ニ問ヒテ曰ハク」〔→論語{名}とい(トヒ)。といただすこと。また、その内容。「質問」「問題」「大哉問=大ナルカナ問ヒヤ」〔→論語{動}とう(トフ)。人をたずねる。「訪問」「遺問(贈り物を送って相手の安否をたずねる)」「問人於他邦再拝而送之=人ヲ他邦ニ問ハシムレバ再拝シテコレヲ送ル」〔→論語{動}とう(トフ)。責任や罪をといただす。「責問(=問責)」「問罪=罪ヲ問フ」 {名}相手のようすをたずねる手紙。また、指示を書きよこすこと。「問信」 《解字》 会意兼形声。門は、二枚のとびらを閉じて中を隠す姿を描いた象形文字。隠してわからないの意や、わからない所を知るために出入りする入り口などの意を含む。問は「口+音符門」で、わからないことを口で探り出す意。→門 《単語家族》 聞(耳でわからないことを探る)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

套印本 トウインボン🔗🔉

【套印本】 トウインボン 色刷りの書物。明ミン末から清シン初にかけて流行した俗本。▽「套印」は、色を重ねて印刷すること。

娉 とう🔗🔉

【娉】 10画 女部  区点=5318 16進=5532 シフトJIS=9B51 《音読み》 ヘイ/ヒョウ(ヒャウ)〈png〉 《訓読み》 とう(とふ) 《意味》 {動}とう(トフ)。女性の名をたずねる。転じて、嫁をもらいたいと申しこむ。〈同義語〉→聘ヘイ。「娉問ヘイモン(嫁をめとるさい、相手の姓名、生年月日、おいたちなどを尋ねること)」 {動}男女の仲だちをしてめあわす。「娉嫁ヒョウカ」 《解字》 会意兼形声。右側の字(音ヘイ)は、ぬき出してあたってみる、平らに並べるの意を含む。娉はそれを音符とし、女をそえたもの。 《単語家族》 招聘ショウヘイの聘と同系。併ヘイ(あわせる)とも同系。 《熟語》 →下付・中付語

当為 トウイ🔗🔉

【当為】 トウイ 当然なすべき事がら。当然のつとめ。当然なすべきこと、当然存在すべきこととして、その実現・充足が絶対に要求されること。▽ドイツ語Sollenの訳語。

当意即妙 トウイソクミョウ🔗🔉

【当意即妙】 トウイソクミョウ その場にあてはまった即座の機転をきかすこと。また、その場に応じた気のきいた言動。

島夷 トウイ🔗🔉

【島夷】 トウイ 島に住む未開人。「海中諸島古不毛、島夷為生今独労=海中ノ諸島古ハ不毛、島夷生ヲ為シ今独リ労ス」〔→王安石中国の南北朝時代、北朝の人が南朝の人を卑しんでいったことば。

島影 トウエイ🔗🔉

【島影】 トウエイ 島のすがた。

擣衣 トウイ🔗🔉

【擣衣】 トウイ・コロモヲウツ 洗った着物をきぬたに載せて棒でたたくこと。布切れをしなやかにするため、またつやを出すために行う。「長安一片月、万戸擣衣声=長安一片ノ月、万戸衣ヲ擣ツノ声」〔→李白

東天紅 トウウテンコウ🔗🔉

【東天紅】 トウウテンコウ 明け方の東の空。〔国〕早朝なく鶏の声。〔国〕鶏の種類の名。

東夷 トウイ🔗🔉

【東夷】 トウイ 東方の異民族。殷イン代、山東・江蘇コウソなどにいた原住民。アズマエビス〔国〕昔、京都の人が、関東の人をばかにしていったことば。

東庵 トウアン🔗🔉

【東堂】 トウドウ 東側にある表座敷。「東堂坐見山=東堂ハ坐シテ山ヲ見ル」〔→韓愈試験場。〔仏〕禅宗で、その寺の前任の住職。『東庵トウアン』

東雲 トウウン🔗🔉

【東雲】 トウウン 東の空の雲。シノノメ〔国〕明け方。

東瀛 トウエイ🔗🔉

【東瀛】 トウエイ 東の方の海。東海。▽「瀛」は、大海。日本のこと。

棟宇 トウウ🔗🔉

【棟宇】 トウウ 家のむねと、のき。「棟宇相連延=棟宇アヒ連延ス」〔→白居易家。建物。

湯熨 トウイ🔗🔉

【湯熨】 トウイ 湯と火のしを使って、患部を暖めて治療する方法。温罨法オンアンポウ。〔→史記〕「湯熨取快術誠短=湯熨快ヲ取ル術ハ誠ニ短ナリ」〔→黄庭堅

灯影 トウエイ🔗🔉

【灯影】 トウエイ ともしびの光。〔俗〕幻灯。

疼愛 トウアイ🔗🔉

【疼愛】 トウアイ〔俗〕ひどくかわいがる。〈類義語〉痛愛。

登瀛州 トウエイシュウ🔗🔉

【登瀛州】 トウエイシュウ 名誉ある地位に栄進することのたとえ。▽「瀛州」は、海にあって仙人センニンの住むと伝えられる三神山の一つ。この山に登るのは名誉と考えられたことから。〔→新唐書

盪夷 トウイ🔗🔉

【盪夷】 トウイ 賊を、水をあらい流すように平らげる。

稲雲 トウウン🔗🔉

【稲雲】 トウウン 広々とした田の稲のようすを雲にたとえたことば。

答案 トウアン🔗🔉

【答案】 トウアン 試験などで、出された問題に対する答え。また、それを書いた紙。

等夷 トウイ🔗🔉

【等夷】 トウイ 仲間。「今、諸将皆陛下故等夷=今、諸将ハ皆陛下ノ故ノ等夷ナリ」〔→史記

統一 トウイツ🔗🔉

【統一】 トウイツ わかれている多くのものを一つにまとめる。また、そのまとまり。『統壱トウイツ』〔→漢書

聘 とう🔗🔉

【聘】 13画 耳部  区点=7059 16進=665B シフトJIS=E3D9 《音読み》 ヘイ/ヒョウ(ヒャウ)〈pn〉 《訓読み》 とう(とふ) 《意味》 {動}とう(トフ)。贈り物を持って、人をたずねて、ようすをあたってみる。「聘問ヘイモン」 ヘイス{動}贈り物をして、賢者を招く。「招聘ショウヘイ」「湯使人以幣聘之=湯ハ人ヲシテ幣ヲモッテコレヲ聘セシム」〔→孟子ヘイス{動・名}結納を差し出して、正式に妻をめとる。また、その作法。〈同義語〉→娉。「聘則為妻=聘スレバスナハチ妻トナル」〔→礼記〕 《解字》 会意兼形声。右側の字(音ヘイ)は投げ出す、あたってみるの意を含む。聘はそれを音符とし、耳をそえた字で、物を差し出して、相手の意向をあたること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

董永 トウエイ🔗🔉

【董永】 トウエイ〈人名〉後漢の人。父の葬式のために借金、その孝に応えて天女が妻となり、絹を織って借金を返して去ったという。

蕩逸 トウイツ🔗🔉

【蕩佚】 トウイツ 物事に対して寛大でゆるやかなこと。しまりがなく、かってきままなこと。放佚ホウイツ。『蕩逸トウイツ』

薹 とう🔗🔉

【薹】 17画 艸部  区点=7323 16進=6937 シフトJIS=E556 《音読み》 ダイ/タイ〈ti〉 《訓読み》 とう(たう) 《意味》 {名}草の名。あぶらな。 {名}草の名。かさすげ。水田に生え、みのをつくるのに用いる。 {名}とう(タウ)。ふき・ちさなどの野菜類の、花のつく茎がのび出たもの。花のつく台座。 〔国〕「薹トウがたつ」とは、物事の盛りの時期が過ぎること。 《解字》 会意兼形声。「艸+音符臺タイ(たかい台座)」。

訊 とう🔗🔉

【訊】 10画 言部  区点=3154 16進=3F56 シフトJIS=9075 《音読み》 ジン/シン〈xn〉 《訓読み》 とう(とふ)/たより 《意味》 {動}とう(トフ)。逃げ口上を考えるひまを与えないように、口早にといただす。広く、罪をせめとう。罪をとがめたずねる。また、たずねる。質問をする。「訊問ジンモン」 {名}たより。てがみ。〈類義語〉→信。「音訊オンシン(=音信)」 《解字》 会意兼形声。右側の字(音シン)は、飛(とぶ)の字の一部であり、すいすいと飛ぶ鳥を示した指事文字。はやく進むの意。訊はそれを音符とし、言を加えた字で、すばやく次から次へととうこと。転じて、といただすこと。また、すみやかに伝達されることから、たよりの意となる。 《単語家族》 迅シン(はやく進む)信(すいすいのびる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

訪 とう🔗🔉

【訪】 11画 言部 [六年] 区点=4312 16進=4B2C シフトJIS=964B 《常用音訓》ホウ/おとず…れる/たず…ねる 《音読み》 ホウ(ハウ)〈fng〉 《訓読み》 おとずれる(おとづる)/たずねる(たづぬ)/とう(とふ) 《名付け》 こと・み・みる 《意味》 {動}おとずれる(オトヅル)。たずねる(タヅヌ)。とう(トフ)。右に左にと、ありかをさがして面会する。さがしあててきく。人をたずねとう。「訪問」「王、訪于箕子=王、箕子ニ訪ヌ」〔→書経{動}たずねる(タヅヌ)。右に左にとさがし求める。出かけていってさがし求める。「探訪」「訪古=古ヲ訪ヌ」「採訪民俗=民俗ヲ採訪ス」 〔国〕おとずれる(オトヅル)。やってくる。「春が訪れる」 《解字》 会意兼形声。方は、両側に柄のはり出たすきを描いた象形文字。左と右にはり出すの意を含む。訪は「言+音符方」で、右に左にと歩いて、ことばでたずね回ること。→方 《単語家族》 彷ホウ(右に左にそれてさまよう)放(左右に広がる)膀ボウ(左右にあるわき)などと同系。 《類義》 →探 《異字同訓》 たずねる。 →尋 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

詰 とう🔗🔉

【詰】 13画 言部 [常用漢字] 区点=2145 16進=354D シフトJIS=8B6C 《常用音訓》キツ/つ…まる/つ…む/つ…める 《音読み》 キツ/キチ〈ji・j〉 《訓読み》 つむ/なじる/とう(とふ)/つめる(つむ)/つまる/つめ/つまり 《意味》 {動・名}なじる。きびしいことばで相手を責めつける。責めなじること。「詰責」「面詰」 {動}とう(トフ)。といつめる。また、逃げる余地を与えず、といただす。きつくとりしまる。「詰問」「此三者不可致詰=此ノ三者ハ致詰スベカラズ」〔→老子{動}かがむ。かがまる。先がつかえてまがる。「詰屈」 {動}つめる(ツム)。つまる。ものをつめこむ。いっぱいに満たす。ぎりぎりにおしせまる。 〔国〕つめる(ツム)。間をせばめる。また、長さなどを縮める。追いこんで身動きがとれないようにする。つめる(ツム)。出勤して控えている。当直する。「江戸詰め」つめ。はて。どんづまり。「大詰め」つまり。とどのつまり。結局。 《解字》 会意兼形声。吉キツは、口印(容器のくち)の上にかたくふたをしたさまを描いた象形文字で、かたく締めるの意味を含む。結(ひもで口をかたくくびる)が吉の原義をあらわしている。詰は「言+音符吉」で、いいのがれする余地を与えないように締めつけながら、問いただすこと。また、中にものをいっぱいつめこんで入り口をとじること。→吉 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

詢 とう🔗🔉

【詢】 13画 言部 [人名漢字] 区点=7546 16進=6B4E シフトJIS=E66D 《音読み》 ジュン/シュン〈xn〉 《訓読み》 とう(とふ)/はかる 《名付け》 まこと 《意味》 {動}とう(トフ)。ひとわたりたずねる。一部始終を質問する。「詢問ジュンモン」 {動}はかる。みんなに相談する。 《解字》 会意兼形声。「言+音符旬シュン(ひとめぐり)」。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

諏 とう🔗🔉

【諏】 15画 言部  区点=3159 16進=3F5B シフトJIS=907A 《音読み》 シュ/ス〈j・zu〉 《訓読み》 はかる/とう(とふ)/えらぶ 《意味》 {動}はかる。とう(トフ)。集まって相談する。意見を求める。「諏謀シュボウ」 {動}えらぶ。吉日をえらぶ。▽掫シュに当てた用法。 《解字》 会意兼形声。取は、つかんで一か所に引き寄せること。その基本義は聚シュウ(あつめる)によくあらわれている。諏は「言+音符取」で、意見を集めてその中からえらびとること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

貞 とう🔗🔉

【貞】 9画 貝部 [常用漢字] 区点=3671 16進=4467 シフトJIS=92E5 《常用音訓》テイ 《音読み》 テイ/チョウ(チャウ)〈zhng・zhn〉 《訓読み》 ただしい(ただし)/とう(とふ)/きく 《名付け》 さだ・ただ・ただし・ただす・つら・みさお 《意味》 テイナリ{形}ただしい(タダシ)。まっすぐである。動揺しない。〈類義語〉→正。「中貞」「貞女(節をまげないただしい女)」「君子貞而不諒=君子ハ貞ニシテ諒セズ」〔→論語テイス{動}とう(トフ)。きく。占って神意をきく。▽殷イン代の卜辞ボクジでは聴テイ・チョウに当てた。「甲子王貞=甲子ニ王貞ク」〔→卜辞テイス{動}ただしく神意をききあてる。▽「周易」の語。卜辞の習慣をひいたことば。「貞吉=貞シテ吉ナリ」 《解字》 形声。もと鼎テイ(かなえ)の形を描いた象形文字で、貝ではない。のち、卜(うらなう)を加えて、「卜+音符鼎テイ」。 《単語家族》 聴テイ(まっすぐにききあてる)正(まっすぐ)定(まっすぐたって動かない)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要書物

逃隠 トウイン🔗🔉

【逃隠】 トウイン のがれかくれる。世間から離れて行方を知られないようにすること。「許由不受、恥之逃隠=許由受ケズ、コレヲ恥ジテ逃隠ス」〔→史記

陶育 トウイク🔗🔉

【陶育】 トウイク 教化し育てる。

陶猗 トウイ🔗🔉

【陶猗】 トウイ 陶朱と猗頓イトンのこと。ともに昔の大金持ち。転じて、富豪。金持ち。

陶鬱 トウウツ🔗🔉

【陶鬱】 トウウツ 天気や心がはればれとせず、うっとうしいこと。〈類義語〉鬱陶ウットウ。

韜隠 トウイン🔗🔉

【韜晦】 トウカイ 自分の才知や学問などをつつみかくして、人に知らせない。『韜隠トウイン・韜蔵トウゾウ』うす暗いこと。

漢字源とうで始まるの検索結果 1-47もっと読み込む