複数辞典一括検索+

とうタウ(鳥)🔗🔉

とうタウ (「どう」とも)〔動〕トキの異称。

とう【薹】タウ🔗🔉

とうタウ (塔の意か)菜・蕗ふきなどの花茎。くくたち。また、花軸。日葡辞書「キリ(桐)ノタウ」 ⇒薹が立つ

とう【刀】タウ🔗🔉

とうタウ ①かたな。 ②刀の形をした古銭。「―幣」

とう【灯・燈】🔗🔉

とう灯・燈】 (「灯」は本来音テイで、燃えさかる火の意の別字) ①ともしび。あかり。 ②電灯を数える語。 ⇒灯滅せんとして光を増す

とう【当】タウ🔗🔉

とうタウ ①めざすところ。めあて。「―の相手」 ②まさにあるべきさま。あたりまえ。 ③〔仏〕当来の略。未来。来世。源平盛衰記39「―には補陀洛山に生れんと」 ④名詞に冠して、「その」「この」「今の」「さしあたって」などの意を示す語。「―地」「―年」 ⑤(→)とう4に同じ。狂言、鬮罪人「当年は祇園の会の―は某ぢやに」 ⇒当を得る

とう【投】🔗🔉

とう】 ①なげること。投擲競技で試技を数える語。「6―目」 ②野球で、投手・投球の略。

とう【豆】🔗🔉

とう】 (呉音はズ) ①伊豆国いずのくにの略。 豆 ②中国古来の台付の皿または鉢。食物を盛る。陶製・青銅製・木製などで、祭器にも用いる。日本の高坏たかつきにあたる。太平記20「一―の食を得ても衆と共に分ちて食し」

とう【東】🔗🔉

とう】 ①方角の一つ。ひがし。 ②東京の略。

とう【洞】🔗🔉

とう】 朝鮮の地方区画の最小のもの。「面」の下に位する。→どう(洞)

とう【党】タウ🔗🔉

とうタウ ①なかま。ともがら。「―を与む」 ②中世、武士の集団。鎌倉後期から南北朝時代にかけて、中小武士が血縁的、特に地域的に結合したもの。「武蔵七―」 ③主義・思想などを同じくする者によって組織される政治結社。政党。

とう【唐】タウ🔗🔉

とうタウ ①中国の王朝。李唐。唐国公の李淵(高祖)が隋の3世恭帝の禅譲を受けて建てた統一王朝。都は長安。均田制・租庸調・府兵制に基礎を置く律令制度が整備され、政治・文化が一大発展を遂げ、世界的な文明国となった。20世哀帝の時、朱全忠に滅ぼされた。(618〜907)→遣唐使。 ②後唐。中国五代の一国。都は洛陽。(923〜936) ③南唐。中国五代十国の一つ。都は金陵(南京)。(937〜975) ④広く中国に関係する事物に冠していう語。から。 ⑤外国の意。西欧諸国及び南洋から渡来した物にも添えて用いた。「―なす」 ⑥転じて、ある語に添えて、形の普通と異なる意を表す語。 唐(歴代世系) ⇒唐へ投銀

とう【套】🔗🔉

とう】 かさねること。おおうこと。かさね。また、帙ちつを数える語。「衣服1―」

とう【盗】タウ🔗🔉

とうタウ ①ぬすむこと。ぬすみ。また、ぬすびと。 ②野球で、盗塁を数える語。 ⇒盗に食を齎す

とう【陶】タウ🔗🔉

とうタウ やきもの。せともの。すえ。

とう【塔】タフ🔗🔉

とうタフ ①〔仏〕(梵語stūpa 卒塔婆・塔婆とも)仏陀の骨や髪または一般に聖遺物をまつるために土石を椀形に盛り、あるいは煉瓦を積んで作った建造物。聖跡を標示するために作った支提しだい(梵語caitya)を塔と呼ぶこともある。中国に伝えられて楼閣建築と結びつき、独特の木造・塼せん造などの層塔が成立した。日本では木造塔が多く、三重・五重の層塔や多宝塔・根本大塔などがある。地中や地表面上の仏舎利収容部、心柱、頂上の相輪に本来の塔の名残が見られる。石造には五輪塔や宝篋印塔などがある。→卒塔婆そとば。 ②高くそびえ立つ建造物。「テレビ―」

とう【棟】🔗🔉

とう】 ①むね。むなぎ。 ②長いむねの建物。「研究―」

とう【湯】タウ🔗🔉

とうタウ ①温泉。また温泉、温泉地を数える語。「箱根七―」 ②商(殷)の湯王のこと。 ⇒湯の盤銘

とう【登】🔗🔉

とう】 (慣用音はト)能登国のとのくにの略。

とう【等】🔗🔉

とう】 ①順位。階級。「―に入る」 ②複数を表し、また、同類の他を省略するのに用いる語。など。ども。たち。ら。「英仏―の先進国」

とう【答】タフ🔗🔉

とうタフ ①こたえ。返事。 ②返礼。源氏物語宿木「下りて―の拝、し給ふ御ありさまども」 ③意趣返し。返報。復讐。枕草子276「これが―はかならずせんと思ふらんと」

とう【筒】🔗🔉

とう】 竹のつつ。中空で細長いもの。→どう(筒)

とう【統】🔗🔉

とう】 ①ひとつながりのもの。つづきあい。血すじ。 ②地層区分の一単位で、地質時代の「世」に対応するもの。 ③建網たてあみを数える語。

とう【塘】タウ🔗🔉

とうタウ つつみ。どて。

とう【骰】🔗🔉

とう】 さいころ。骰子。狂言、双六「―は須弥山を表したり」

とう【糖】タウ🔗🔉

とうタウ ①あめ。また、サトウキビなどから製する甘味料。 ②水にとけて甘味を呈する炭水化物。単糖(果糖・ブドウ糖)・二糖(蔗糖・麦芽糖)など。一般に蔗糖を指すことが多い。 ③広く、糖質、すなわち炭水化物の総称。

とう【頭】🔗🔉

とう】 (呉音はズ、唐音はチョウ・チュウ、慣用音はト) ①組織の長。おさ。首領。 ②蔵人頭くろうどのとうの略。 ③旧制の宮内省で、宗秩寮以外の寮に設置された長官。寮務を掌理し、部下職員を監督した勅任官。 ④宮座ほか諸種の寄合で、世話役の称。頭人。頭屋とうや。当とう。 ⑤牛・馬・犬などの動物を数える語。 →ず(頭)

とう【壔】タウ🔗🔉

とうタウ 〔数〕柱体または柱面のこと。柱ちゅう

とう【藤】🔗🔉

とう】 藤原氏の略。

とう【籐】🔗🔉

とう】 ヤシ科トウ属(広義にはキリンケツ属なども含めて約600種)植物の総称。中国南部・熱帯アジアに自生する蔓性木本。多くは先端の曲がったとげで他の植物にからみつく。茎は極めて長く、時に200メートルに達し、節ごとに羽状複葉を互生。花は微細で、多数穂状に集まる。茎は強靱で、籐椅子・ステッキ・細工物に用いる。ラタン。

とう【纛】タウ🔗🔉

とうタウ 竿の先端にすえた、ヤクの黒毛の尾、また、黒毛の馬の尾。のちには苧を黒く染めたものを用いる。竜像などの幡はたを懸け、即位式・大嘗祭・御禊などに用いる。みはた。おにがしら。→大纛

と‐う【杜宇】🔗🔉

と‐う杜宇】 ホトトギスの異称。

と・う【問う・訪う】トフ🔗🔉

と・う問う・訪うトフ 〔他五〕 ➊《問》物事を尋ねただして返答をはっきりさせる。 ①聞きただす。たずねる。質問する。古事記「燃ゆる火の火中に立ちて―・ひし君はも」。天草本平家物語「これは都から流されられた俊寛といふ人の行くへを知つたかと―・ふに」。「道を―・う」「安否を―・う」「民意を―・う」 ②罪を問いただす。詰問する。平家物語4「すべからく賊衆に行き向うて其の罪を―・ふべし」 ③罪を負わせてせめる。「殺人罪に―・われる」 ④問題にする。「男女の別は―・わない」「指導力が―・われる」 ➋人をおとずれ見舞う。 ①訪問する。見舞う。万葉集20「なでしこが花のみ―・はむ君ならなくに」。天草本平家物語「昔はあの人々に―・はれうとはつゆも思ひよりまらせなんだことを」。「故郷に父母を―・う」 ②亡き人を追善する。とむらう。詞花和歌集「人を―・ふ鐘の声こそあはれなれいつか我が身にならむとすらむ」。徒然草「さるはあと―・ふわざも絶えぬれば、いづれの人と名をだに知らず」 ⇒問うに落ちず語るに落ちる ⇒問うは一度の恥、問わぬは末代の恥

とう【疾う】🔗🔉

とう疾う】 形容詞「疾し」の連用形トクの音便。竹取物語「歩み―する馬をもちて」

と‐うトフ(という)🔗🔉

と‐うトフ 「といふ」の約。「ちふ」「てふ」と同じ。万葉集5「さよひめが領巾ひれ振りき―君まつら山」

とう‐あ【東亜】🔗🔉

とう‐あ東亜】 アジア州の東部、すなわち中国・朝鮮・日本などの諸国の汎称。 ⇒とうあ‐どうぶん‐しょいん【東亜同文書院】 ⇒とうあ‐にっぽう【東亜日報】 ⇒とうあ‐れんめい【東亜連盟】

とう‐あずき【唐小豆】タウアヅキ🔗🔉

とう‐あずき唐小豆タウアヅキ マメ科の常緑蔓草。アフリカ原産の薬用植物。葉は8〜12対の小葉から成る羽状複葉。秋、葉腋に淡黄色の小さな蝶形花を総状につけ、花後、数個の莢さやを密集する。種子はアズキ大で赤色、一端に黒斑があり、首飾りなどとする。莢果きょうかは猛毒で毒矢の原料とし、根茎・葉は甘味があり煎じて飲用する。南蛮小豆あずき。相思子。

とうあつ‐せん【等圧線】🔗🔉

とうあつ‐せん等圧線】 気圧の分布を示すために、気圧の等しい地点を連ねた線。天気図に使用。

とうあ‐どうぶん‐しょいん【東亜同文書院】‥ヰン🔗🔉

とうあ‐どうぶん‐しょいん東亜同文書院‥ヰン 日本の大陸政策の一環として東亜同文会が設立した専門学校。1900年(明治33)南京に南京同文書院として発足。同年8月上海に移転し、翌年東亜同文書院と改称。21年外務省管轄の専門学校として認可。46年廃校。→愛知大学⇒とう‐あ【東亜】

とうあ‐にっぽう【東亜日報】🔗🔉

とうあ‐にっぽう東亜日報】 韓国の代表的新聞の一つ。1920年創刊、40年強制廃刊されたが、第二次大戦後の45年末に再刊。論調は日本統治時代は右派民族主義、戦後は保守野党の立場。 ⇒とう‐あ【東亜】

とう‐あぶみ【唐鐙】タウ‥🔗🔉

とう‐あぶみ唐鐙タウ‥ 鐙の一種。唐鞍からくらに付属する輪鐙わあぶみ

とう‐あみ【唐網】タウ‥🔗🔉

とう‐あみ唐網タウ‥ (→)投網とあみに同じ。〈日葡辞書〉

とう‐アルコール【糖アルコール】タウ‥🔗🔉

とう‐アルコール糖アルコールタウ‥ 糖分子のカルボニル基を還元して得られる多価アルコールの総称。水に可溶、甘味をもつ。

とうあ‐れんめい【東亜連盟】🔗🔉

とうあ‐れんめい東亜連盟】 石原莞爾の指導により1939年に結成された国家主義団体である東亜連盟協会の略称。日中戦争の早期終結のため日本・中国・「満州国」の連盟を主張。46年GHQの指令により解散。 ⇒とう‐あ【東亜】

とう‐あん【偸安】🔗🔉

とう‐あん偸安】 (安きをぬすむ意)目先の安楽をむさぼること。一時しのぎ。一寸のがれ。

とう‐あん【答案】タフ‥🔗🔉

とう‐あん答案タフ‥ 出された問題に対して書いた答え。答えをしるした文章。「―用紙」

とう‐あん【檔案】タウ‥🔗🔉

とう‐あん檔案タウ‥ 中国で、永久保存用の文書・記録。もと辺境との往復公文書をいい、多く木片に書き、壁にかけて保存した形が「かまち(檔・框)」に似るからいう。檔子。

とう‐あんご【冬安居】🔗🔉

とう‐あんご冬安居】 〔仏〕陰暦10月16日から翌年の正月15日まで(臨済宗では2月15日まで)行う冬季の安居あんご。ふゆあんご。ゆきあんご。↔夏安居げあんご

とう‐い【当為】タウヰ🔗🔉

とう‐い当為タウヰ 〔哲〕(Sollen ドイツ)「あること」(存在)および「あらざるをえないこと」(自然必然性)に対して、人間の理想として「まさになすべきこと」「まさにあるべきこと」を意味する。当為にはある目的の手段として要求されるものと、無条件的なものとがあり、カントは道徳法則は後者であると考えた。新カント学派は真・善・美等の規範的価値を超越的当為とした。不許不。ゾルレン。↔存在↔不可不

とう‐い【当意】タウ‥🔗🔉

とう‐い当意タウ‥ その場で即座に考えたり工夫したりすること。好色二代男「―のうそをつきまぜ」 ⇒とうい‐そくみょう【当意即妙】

とう‐い【東夷】🔗🔉

とう‐い東夷】 (東方のえびすの意) ①中華(黄河の中・下流地方)の東方に住む異民族。西戎・南蛮・北狄に対する。太平記26「―南蛮は虎の如く窺ひ、西戎北狄は竜の如く見る」 ②(日本の東方に住むところから)蝦夷えぞの称。 ③東国地方の武士を京都の人が呼んだ語。あずまえびす。平家物語11「国母官女は―西戎の手に従ひ」

とう‐い【東闈】‥ヰ🔗🔉

とう‐い東闈‥ヰ 東宮の門。転じて、東宮すなわち皇太子の異称。古今著聞集2「―の位にそなはり」

広辞苑とうで始まるの検索結果 1-52もっと読み込む