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拐 つえ🔗🔉

【拐】 8画 部 [常用漢字] 区点=1893 16進=327D シフトJIS=89FB 《常用音訓》カイ 《音読み》 カイ/ゲ〈gui〉 《訓読み》 かたる/かどわかす(かどはかす)/つえ(つゑ) 《意味》 {動}かたる。かどわかす(カドハカス)。曲がりくねった方法で、相手をだます。「公金拐帯コウキンカイタイ(公金をごっそりごまかして着服する)」「拐騙カイヘン」 {動・形}くねくねと曲がる。また、くねくねと曲がっているさま。 {名}つえ(ツ)。曲がったつえ。また、転じて、曲がった取っ手や、かぎ。〈同義語〉→枴。「拐子カイシ(つえ)」 《解字》 会意。右側は、咼カ(関節の骨をあらわす字)の変形したもので、曲がりくねってはいりこむ意をあらわす。拐はそれと手を合わせた字で、曲がりくねった方法を用いること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

曳杖 ツエヲヒク🔗🔉

【曳杖】 エイジョウ・ツエヲヒク つえをひいて散歩する。遊びに行く。

杖 つえ🔗🔉

【杖】 7画 木部  区点=3083 16進=3E73 シフトJIS=8FF1 《音読み》 ジョウ(ヂャウ)/チョウ(チャウ)〈zhng〉 《訓読み》 つえ(つゑ)/つえつく(つゑつく)/よる/たよる/むち/むちうつ 《意味》 {名}つえ(ツ)。歩行をたすけるため手にもつ長い棒。「負手曳杖=手ヲ負ヒ杖ヲ曳ク」〔→礼記{動}つえつく(ツツク)。つえをつく。「八十杖於朝=八十ニシテ朝ニ杖ク」〔→礼記{動}よる。たよる。たよりにする。〈同義語〉→仗。「近臣已不足杖矣=近臣スデニ杖ルニ足ラズ」〔→漢書{名}むち。人をたたく長い棒。「刑杖ケイジョウ」 {動}むちうつ。こらしめるために棒でたたく。「杖笞ジョウチ」 {名}五刑の一つ。棒でたたいてこらしめる刑。 《解字》 会意兼形声。丈は「十+攴(て)」の会意文字で、手尺の幅(=尺)の十倍の長さをあらわす。杖は「木+音符丈」で、長い棒のこと。 《類義》 →棒 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

泣杖 ツエニナク🔗🔉

【泣杖】 ツエニナク〈故事〉自分の母親が年老いたことを悲しむ。▽漢の韓伯兪カンハクユが、自分をむち打つ母の力のおとろえたのを泣き悲しんだ故事から。〔→説苑

策 つえ🔗🔉

【策】 12画 竹部 [六年] 区点=2686 16進=3A76 シフトJIS=8DF4 《常用音訓》サク 《音読み》 サク/シャク〈c〉 《訓読み》 ふだ/ふみ/はかりごと/むち/むちうつ/つえ(つゑ)/つえつく(つゑつく) 《名付け》 かず・つか・もり 《意味》 サクス{名・動}ふだ。むかし紙のなかったころ、文字を書きつけた竹のふだ。また、竹の札に書きしるす。〈同義語〉→冊サク。〈類義語〉→簡。「簡策(文書)」 {名}ふみ。竹札に書いたたいせつな文書。転じて、天子の命令や辞令書。「策命(天子の命令)」「対策(天子の下問に答える書)」 {名}はかりごと。書きしるした計画書。計画の案。また、計画や意見をのべる文体。「上策(最上の案)」「下策(まずいがやむをえない案)」「対策(事件を処置するための案。また、その文体)」 サクス{動}計画する。 {名}占いに用いるめどぎ。〈同義語〉→筴。〈類義語〉→籤セン。「占策」「神策(おみくじ)」 {名}むち。先端がぎざぎざととがって、馬の腹を刺激するむち。〈類義語〉→鞭ベン。「策鞭サクベン」 {動}むちうつ。馬をむちでうつ。また、むちでうつように刺激を与える。「策励(刺激してはげます)」「策其馬=ソノ馬ニ策ツ」〔→論語{名・動}つえ(ツ)。つえつく(ツツク)。むちのような形をしたつえ。また、それをつく。「扶策フサク(つえをわきの下に入れてからだをささえる)」 {名}永字八法の一つ。 《解字》 会意兼形声。朿シ・セキはとげの出た枝を描いた象形文字。刺(さす)の原字。策は「竹+音符朿シ(とげ)」で、ぎざぎざととがっていて刺激するむち。また竹札を重ねて端がぎざぎざとつかえる冊(短冊)のこと。 《単語家族》 積(端がぎざぎざとするように重ねる)柵サク(木をぎざぎざに並べたさく)などと同系。 《類義》 →計 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

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