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【定】 8画 宀部 [三年] 区点=3674 16進=446A シフトJIS=92E8 《常用音訓》ジョウ/テイ/さだ…か/さだ…まる/さだ…める 《音読み》 テイ/ジョウ(ヂヤウ)〈dng〉 《訓読み》 さだか/さだめる(さだむ)/さだまる/さだめ/さだめて/かならず 《名付け》 さだ・さだむ・さだめ・つら・また・やす 《意味》 {動}さだめる(サダム)。さだまる。物事を一つにきめる。物事が一つにきまる。ひと所に落ち着く。「決定」「必得定従而還=必ズ従ヲ定メテ還ルヲ得ン」〔→史記{動}さだめる(サダム)。さだまる。乱や騒動をしずめて落ち着ける。騒動がしずまって落ち着く。「平定」「天下悪乎定=天下イヅクニカ定マラン」〔→孟子{動}さだまる。動揺せず落ち着く。〈対語〉→動。「安定」「風定=風定マル」「血気未定=血気イマダ定マラズ」〔→論語{名}さだめ。きまって動かないきまり。「規定」「定例」 {副}さだめて。かならず。きっと。〈類義語〉→必。「項梁聞陳王定死=項梁陳王ノ定メテ死セリト聞ク」〔→史記{名}星座の名。二十八宿の一つ。室・営室ともいう。はつい。「定之方中=定ノ方ニ中スルトキ」〔→詩経{名}〔仏〕雑念を断って心を静めた境地。禅定ゼンジョウ。「入定=定ニ入ル」 《解字》 会意兼形声。「宀(やね)+音符正」で、足をまっすぐ家の中にたててとまるさまを示す。ひと所に落ち着いて動かないこと。 《単語家族》 停(ひと所にとどまる)鼎テイ(じっとたって動かないかなえ)釘テイ(まっすぐとまるくぎ)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

定止 テイシ🔗🔉

【定止】 テイシ さだまった居場所。「徘徊無定止、夜夜声転悲=徘徊シテ定止無ク、夜夜声ハウタタ悲シム」〔→陶潜

定心 ジョウシン🔗🔉

【定心】 テイシン 落ち着いた心。〔→管子ココロヲサダム気持ちを落ち着ける。「定心広志、余何畏懼兮=心ヲ定メ志ヲ広クシテ、余ナンゾ畏懼セン」〔→楚辞ジョウシン〔仏〕禅の修行をして、乱れる心を落ち着ける。「願因無見処、得証定心禅=願ハクハ見無キノ処ニ因リテ、定心ノ禅ヲ証スルヲ得ン」〔→高啓

定分 テイブン🔗🔉

【定分】 テイブン 君臣・父子・夫婦などの関係で常にかわることのない身分。〔→呂覧定まっている運命。「命有定分=命ニハ定分有リ」〔→南史定められた限度。「忠無定分、義無常経=忠ニ定分無ク、義ニ常経無シ」〔→蜀志ブンヲサダム地位・身分をきめる。

定石 ジョウセキ🔗🔉

【定石】 テイセキ 動かない石。ジョウセキ〔国〕囲碁で、一隅において、白石と黒石が接触したとき、双方が最善となるような一定の石のうち方。物事を処置するときのきまったやり方・手順。

定本 テイホン🔗🔉

【定本】 テイホン 異本を比較・校訂して本文を決定した、標準となる本。

定在 テイザイ🔗🔉

【定在】 テイザイ 定まったあり場所。「衰栄無定在=衰ト栄トハ定在無シ」〔→陶潜

定年 テイネン🔗🔉

【定年】 テイネン〔国〕官庁・会社などで、職員・従業員がある年齢に達したとき、退官・退職するようにきめられている、その年齢。〈同義語〉停年。

定見 テイケン🔗🔉

【定見】 テイケン はっきりと定まった意見。

定住 テイジュウ🔗🔉

【定住】 テイジュウ 一定の居場所。「人似秋鴻無定住=人ハ秋ノ鴻ニ似テ定住無シ」〔→辛棄疾その土地・場所に住みつくこと。

定刻 テイコク🔗🔉

【定刻】 テイコク きめられた時刻。約束の時刻。

定寿 テイジュ🔗🔉

【定命】 テイメイ きまっている運命。かえることのできない命令。ジョウミョウ〔仏〕前世から定められている寿命。『定寿テイジュ』

定神 テイシン🔗🔉

【定神】 テイシン 精神を落ち着ける。

定省 テイセイ🔗🔉

【定省】 テイセイ 親に仕えて、夜はその寝具を整え、朝にはその安否を尋ねる。子が親に仕えるときの礼を述べたもの。「昏定晨省コンテイシンセイ」の略。「白髪違定省=白髪定省ニ違フ」〔→黄庭堅→「昏定晨省」

定規 ジョウギ🔗🔉

【定規】 テイキ きめられた規則。規約。ジョウギ〔国〕円形や直線などを引くのに用いる道具。『定木ジョウギ』

定情 テイジョウ🔗🔉

【定情】 テイジョウ 夫婦の契りを結ぶ。またその証拠の品物をとりかわす。「定情之夕、授金釵鈿合、以固之=定情ノ夕ベ、金釵鈿合ヲ授ケ、モッテコレヲ固ム」〔陳鴻〕

定理 テイリ🔗🔉

【定理】 テイリ 永久にかわることのない真理。公理や定義によって真実であることを証明された一般的な命題。

定款 テイカン🔗🔉

【定款】 テイカン きめられた規則。〔国〕会社など、社会的な団体・組織において、その組織・機構や業務などについてきめた根本規定。

定期 テイキ🔗🔉

【定期】 テイキ きめられた一定の期限・時期。キヲサダム期限・期日をきめる。確かにあてになること。「万事固如此、人生無定期=万事固ヨリカクノゴトク、人生定期無シ」〔→李白〔国〕「定期乗車券」「定期貯金」などの略。

定策 テイサク🔗🔉

【定策】 テイサク 臣下が天子を位につけること。▽昔、天子が位につくと、そのことを策(竹の札)に書いて、宗廟ソウビョウにささげたことから。〔→漢書サクヲサダムはかりごとを決定する。

定策功 テイサクノコウ🔗🔉

【定策功】 テイサクノコウ 天子が位につくのを助けた功績。〔→漢書

定着 テイチャク🔗🔉

【定着】 テイチャク くっついて離れないこと。また、そのようにすること。『定著テイチャク』写真で、画像が変化しないようにするために、現像した乾板・フィルムや焼きつけた印画紙などの感光性を薬品によってなくすこと。「定着液」

定評 テイヒョウ🔗🔉

【定評】 テイヒョウ 世間一般の人が認めているよい評価。評価をきめる。

定義 テイギ🔗🔉

【定義】 テイギ ある事物について、その概念内容を明確に規定すること。また、その定められた意味。

定業 ジョウゴウ🔗🔉

【定業】 テイギョウ 一定の職業。ギョウヲサダム大きな事業の基礎を確定する。ジョウゴウ〔仏〕前世からきめられている約束ごと。必ずある結果を生ずる業のこと。

定数 テイスウ🔗🔉

【定数】 テイスウ あらかじめきめられた一定の数量・人数。その問題に関して常に一定の値をとる数。スウヲサダム数量をきめる。定まっている運命。

定鼎 テイテイ🔗🔉

【定鼎】 テイテイ・テイヲサダム 都を定める。▽「鼎」は、王位継承の宝器で、都に置くことに定めてあった。〔→左伝

定説 テイセツ🔗🔉

【定説】 テイセツ 正しいと広く認められている学説。

定論 テイロン🔗🔉

【定論】 テイロン 正しいと認められている論議・論説。

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