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投刺 シヲトウズ🔗🔉

【投刺】 シヲトウズ 名刺をさし出して面会を求めること。名刺を投げ捨てて面会をやめる。世間的な交際をやめること。

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【投】 7画 部 [三年] 区点=3774 16進=456A シフトJIS=938A 《常用音訓》トウ/な…げる 《音読み》 トウ/ズ(ヅ)〈tu〉 《訓読み》 なげる(なぐ) 《名付け》 ゆき 《意味》 トウズ{動}なげる(ナグ)。持った物が、たちどまるようにする。「投壺トウコ」 トウズ{動}なげる(ナグ)。相手の手中に、または先方に収まるようにさし出す。〈類義語〉→逗トウ。「投票」「投刺=刺ヲ投ズ」 トウズ{動}なげる(ナグ)。なげてあてる。「投機=機ニ投ズ」「意気投合」 トウズ{動}なげる(ナグ)。手から離す。なげ捨てる。なげ出す。また、あきらめる。「投降」「投筆事戍軒=筆ヲ投ゲテ戍軒ヲ事トス」〔→魏徴{動}とまる。〈同義語〉→逗。「投宿」「暮投石壕邨=暮レニ石壕邨ニ投ズ」〔→杜甫〕 《解字》 会意兼形声。殳シュは、立てぼこを手(又)で立てるさま。投は「手+音符殳」で、もと立てる動作のこと。先方のある所に立つように、また、じっとおさまるようになげること。→殳 《単語家族》 頭トウ(じっとたつあたま)豆(たつたかつき)と同系。 《類義》 擲テキは、目標めがけて、まっすぐになげること。抛ホウは、曲線をなすように物をなげること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

投了 トウリョウ🔗🔉

【投了】 トウリョウ〔国〕投げてしまうこと。碁・将棋で、一方が途中で負けを認めること。

投子 トウシ🔗🔉

【投子】 トウシ =骰子。さいころ。

投戈 カヲトウズ🔗🔉

【投戈】 トウカ・カヲトウズ 戈(武器)を捨てる。戦争をやめること。

投合 トウゴウ🔗🔉

【投合】 トウゴウ 音声とか、人の気持ちなどが互いにぴったりあうこと。「意気投合」

投死 トウシ🔗🔉

【投死】 トウシ 自分の命を投げ出す。身を投げ出す。

投老 トウロウ🔗🔉

【投老】 トウロウ 老年になる。年をとる。「投老方知行路難=投老マサニ知ル行路ノ難」〔→陸游

投身 トウシン🔗🔉

【投身】 トウシン『投水トウスイ』身を水中に投げて自殺すること。「投身自殺」

投函 トウカン🔗🔉

【投函】 トウカン〔国〕郵便物をポストに入れること。

投刺 シヲトウズ🔗🔉

【投刺】 トウシ・シヲトウズ 名刺をさし出して面会を求めること。名刺を投げ捨てて面会をやめる。世間的な交際をやめること。

投杼 トウチョ🔗🔉

【投杼】 トウチョ〈故事〉他人の告げ口も、何回も聞かされると信用するようになること。▽曾参ソウシン(孔子のでし)の母親は曾参を深く信じていたが、曾参が人を殺したと告げる人が三人も出てきたときに、とうとう手に持っていた機織りの道具の杼ヒを投げ捨てて家を飛び出した故事。〔→国策

投竿 カンヲトウズ🔗🔉

【投竿】 トウカン・カンヲトウズ つりざおをたれて、のんびりと暮らす。仕官する気持ちのないこと。〔→荘子つりざおを投げ捨てる。仕官する気持ちになること。「投竿也未遅=竿ヲ投ズルコトマタ、イマダ遅カラズ」〔→李白

投冠 カンムリヲトウズ🔗🔉

【投冠】 トウカン・カンムリヲトウズ 冠を投げすてる。役所勤めをやめること。「投冠旋旧墟=冠ヲ投ジテ旧ノ墟ニ旋ル」〔→陶潜

投袂 タモトヲトウズ🔗🔉

【投袂】 トウベイ・タモトヲトウズ たもとをふるって、たちあがる。発奮するさま。〔→左伝

投降 トウコウ🔗🔉

【投降】 トウコウ 自ら、敵に降参する。

投射 トウシャ🔗🔉

【投射】 トウシャ 機会をうまく利用して、利益を得ること。音や光の波動が、ある物質を通って他の物質の表面に到着すること。

投書 トウショ🔗🔉

【投書】 トウショ ショヲトウズ文章を書いたものを投げこむ。〔国〕新聞社・役所などに、意見・苦情などを書いた文書を送ること。また、その送られた文書のこと。

投梭 トウサ🔗🔉

【投梭】 トウサ〈故事〉女が男にひじでっぽうをくわせること。▽晋シンの謝鯤シャコンが隣家の美女に情事をいどんだところ、女が機織りの梭ヒを投げつけて、謝鯤の前歯を二本折ったという故事から。〔→晋書機織りで、たて糸の間に梭を投げ通すこと。目にもとまらぬ速さのたとえ。

投宿 トウシュク🔗🔉

【投宿】 トウシュク 宿に泊まる。泊まる。〈同義語〉逗宿。

投閑 カンニトウズ🔗🔉

【投閑】 トウカン・カンニトウズ ひまな官職につく。「投閑置散、乃分之宜=閑ニ投ジ散ニ置カルルハ、スナハチ分ノ宜シキナリ」〔→韓愈

投壺 トウコ🔗🔉

【投壺】 トウコ 昔、宴会の席で行われた、壺ツボの中に矢を投げ入れて勝負する遊び。また、それに使う道具。〔→礼記

投筆 トウヒツ🔗🔉

【投筆】 トウヒツ・フデヲトウズ 筆を投げ捨てて、学問や文章の仕事をやめる。特に戦争に出ることをいう。筆を投げ出す。詩や文章に表現しきれないことをあらわす。

投報 トウホウ🔗🔉

【投報】 トウホウ 男女が互いに愛情を通じあう。▽「詩経」衛風・木瓜から。他人の贈り物に返礼する。人の恩義にむくいる。

投獄 ゴクニトウズ🔗🔉

【投獄】 トウゴク・ゴクニトウズ ろうやに入れる。

投稿 トウコウ🔗🔉

【投稿】 トウコウ〔国〕原稿を新聞社・雑誌社などに送ること。また、その原稿。

投機 トウキ🔗🔉

【投機】 トウキ キニトウズ機会に乗じてうまくもうけようとすること。市価の変動を予想して、利益を得ようとする取り引き。相場。〔仏〕悟りの境地に達して、仏の心とぴったりあうこと。虫の名。こおろぎのこと。〔俗〕意気投合する。気があう。

投錨 トウビョウ🔗🔉

【投錨】 トウビョウ いかりを水の中に投げ入れる。船をとめること。〈対語〉抜錨バツビョウ。

投擲 トウテキ🔗🔉

【投擲】 トウテキ なげうつ。ほうり出す。〈類義語〉抛擲ホウテキ。遠くまで投げる。「投擲競技」

投伝 トウデン🔗🔉

【投簪】 トウシン・シンヲトウズ 役人をやめる。『投伝トウデン・投笏トウコツ』▽「簪」は、冠をとめるかんざし。「伝」は、役人の身分を示す証明書。「笏」は、役人が持つしゃく。

投筆 フデヲトウズ🔗🔉

【投筆】 フデヲトウズ →「投筆トウヒツ」

投翰 カンヲトウズ🔗🔉

【投翰】 カンヲトウズ 筆を投げる。文章を書くことを中途でやめること。

投鞭断流 ベンヲトウジテナガレヲタツ🔗🔉

【投鞭断流】 ベンヲトウジテナガレヲタツ〈故事〉むちを投げこんで流れをせきとめる。人馬が多く、兵力が強大であることのたとえ。

投鼠忌器 ネズミニトウゼントスルモキヲイム🔗🔉

【投鼠忌器】 ネズミニトウゼントスルモキヲイム〈故事〉ねずみに物を投げつけて殺そうとしても、そばにある器物をこわすのが心配で投げられない。君主のそばにいる悪い家来を除こうして、君主を傷つけることを恐れることのたとえ。〔→漢書

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