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【蒲】 13画 艸部  区点=1987 16進=3377 シフトJIS=8A97 《音読み》 ホ/ブ〈p〉 《訓読み》 がま 《意味》 {名}がま。草の名。淡水の水ぎわに生じる。夏、緑褐色の花が咲く。葉は細長くとがり、編んでむしろや敷物にする。香蒲。〈同義語〉→蒲{動}はらばう。▽匍ホに当てた用法。「蒲伏ホフク(=匍伏)」 {動}うつ。▽搏ハク・拍に当てた用法。「蒲戯ホギ(=搏戯。ばくち)」 《解字》 会意兼形声。「艸+音符浦(水ぎわ、水ぎわに迫る)」。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

蒲月 ホゲツ🔗🔉

【蒲月】 ホゲツ 陰暦五月の別名。▽端午タンゴの節句(五月五日)に、がまやしょうぶで剣をつくり、門にかけて悪気をはらうことから。

蒲公英 ホコウエイ🔗🔉

【蒲公英】 ホコウエイ 草の名。春、黄色の花が咲き、夜はとじる。葉は地面をはうように群がって生える。葉は食用、根は胃の薬にする。種類が多い。たんぽぽ。つづみ草。ふじな。

蒲団 フトン🔗🔉

【蒲団】 ホタン がまの葉でまるく編んだ敷物。僧が座禅のときなどに使う。▽フトンとも読む。フトン〔国〕座ぶとん。寝具の一つ。しとね。

蒲帆 ホハン🔗🔉

【蒲帆】 ホハン がまの葉で織った、舟の帆。「十幅蒲帆幾尺風=十幅ノ蒲帆幾尺ノ風」〔→呉偉業

蒲伏 ホフク🔗🔉

【蒲伏】 ホフク =匍伏。はらばいになる。はらばう。『蒲服ホフク』「信孰視之、俛出袴下蒲伏=信コレヲ孰視シ、俛シテ袴下ヨリ出デテ蒲伏ス」〔→史記

蒲車 ホシャ🔗🔉

【蒲車】 ホシャ 昔、車が揺れないように、がまの葉で車輪を包んだ車。『蒲輪ホリン』

蒲柳 ホリュウ🔗🔉

【蒲柳】 ホリュウ 木の名。かわやなぎ。水ぎわに自生する。体質が弱いたとえ。

蒲柳之質 ホリュウノシツ🔗🔉

【蒲柳之質】 ホリュウノシツ うまれつき体質のよわいこと。「蒲柳之質、望秋先零=蒲柳之質、秋ニ望ンデ先ヅ零ツ」〔→世説

蒲剣 ホケン🔗🔉

【蒲剣】 ホケン がまやしょうぶでつくった剣。陰暦五月五日、端午の節句に、悪気をはらうため門にかける。

蒲席 ホセキ🔗🔉

【蒲席】 ホセキ がまの葉で織ったむしろ。『蒲薦ホセン』

蒲桃 ホトウ🔗🔉

【蒲桃】 ホトウ つる性の植物の名。えびづる。▽一説に、葡萄ブドウのこと。「蒲桃出漢宮=蒲桃ハ漢宮ヨリ出ヅ」〔→李白

蒲陶 ブドウ🔗🔉

【蒲萄】 ブドウ =蒲陶。葡萄ブドウのこと。

蒲葵 ホキ🔗🔉

【蒲葵】 ホキ 木の名。びろう。

蒲節 ホセツ🔗🔉

【蒲節】 ホセツ 陰暦五月五日の端午の節句。

蒲鉾 カマボコ🔗🔉

【蒲鉾】 カマボコ〔国〕白身の魚の肉をすりつぶし、加工した食品。

蒲盧 ホロ🔗🔉

【蒲盧】 ホロ がまと、あし。ともに水辺に生える草。生長がはやいことから政治の行われやすいことのたとえ。〔→中庸虫の名。蜂ハチの一種。腰の部分が細くくびれている。細腰蜂サイヨウホウ。土蜂。じがばち。腰の部分が細くくびれたひょうたん。

蒲鞭之罰 ホベンノバツ🔗🔉

【蒲鞭之罰】 ホベンノバツ がまの葉でつくったむちでうつ軽い刑罰。うっても痛くなく、罪のはずかしめを示すだけである。〔→後漢書

蒲松齢 ホショウレイ🔗🔉

【蒲松齢】 ホショウレイ〈人名〉1640〜1715 清シン朝初期の作家。字アザナは留仙リュウセン、号は柳泉、筆名は聊斎リョウサイ。幻想的な怪奇小説『聊斎志異』を著した。

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