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【表】 8画 衣部 [三年] 区点=4129 16進=493D シフトJIS=955C 《常用音訓》ヒョウ/あらわ…す/あらわ…れる/おもて 《音読み》 ヒョウ(ヘウ)〈bio〉 《訓読み》 おもて/あらわす(あらはす)/あらわれる(あらはる) 《名付け》 あき・あきら・うわ・お・おも・きぬ・こずえ・すず・と・よし 《意味》 {名}おもて。衣服の外側。外側に出して着る衣服。上着。また、転じて、広く物事の表面・うわべ。また、そと。外側。外側にあらわれ出たもの。〈対語〉→裏(衣服のうら、うらがわ)。「表裏一体」「海表(海外)」「必表而出之=必ズ表ニシテコレヲ出ダス」〔→論語{名}おもてにあらわれ出た姿・ようす。「表情」「表相」 {名}人々にあらわし示すてほん。のり。また、外にあらわし示すしるし。めじるし。「儀表ギヒョウ(てほん)」「墓表(墓のしるし)」 {名}事がらの全体を、ひと目でわかるように並記したもの。「年表」「一覧表」 ヒョウス{動}あらわす(アラハス)。あらわれる(アラハル)。ようすをおもてに出す。示す。また、外に出して知らせる。〈類義語〉→現。「表現」「表明」 {名}君主や役所に対し、心意を表明するために書いた文章様式の名。また、その書。「出師表スイシノヒョウ」「辞表」 {名}日時計の、日の影をはかるためにたてた柱。〈類義語〉→標。「時表(日時計の柱)」 {名}人の徳や善行をあらわしてたてる石柱。「碑表」 {形・名}母方や妻方の縁による親戚シンセキ。父の姉妹や母の兄弟姉妹などの縁による親戚。異姓の親戚。「中表(母方のいとこ)」「表兄弟(母方のいとこ)」 〔俗〕時計のこと。 〔国〕おもて。人々の前。おおやけ。〈対語〉→裏ウラ。「表ざた」「表街道」おもて。所在する場所や、向かっている方角を示すことば。「国表クニオモテ」「江戸表」おもて。家の外。 《解字》 会意。「衣+毛」で、毛皮の衣をおもてに出して着ることを示す。外側に浮き出るの意を含む。 《単語家族》 漂ヒョウ(水面に浮き出る)標ヒョウ(高く外に出た目じるしの棒)などと同系。また袍ホウ(外側からつつむ外衣)とも縁が近い。 《類義》 →著 《異字同訓》 あらわす/あらわれる。 表す/表れる「言葉に表す。喜びを顔に表す。喜びの表れ」現す/現れる「姿を現す。太陽が現れる。怪獣が現れる」著す「書物を著す」 おもて。 表「裏と表。表で遊ぶ。表向き」面「面も振らずまっしぐらに。矢面に立つ」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

表兄弟 ヒョウケイテイ🔗🔉

【表兄弟】 ヒョウケイテイ いとこのうち、父の兄弟の子以外のいとこ。父の姉妹の子と、母の兄弟姉妹の子。

表札 ヒョウサツ🔗🔉

【表札】 ヒョウサツ〔国〕家の門や玄関にかける名ふだ。

表示 ヒョウジ🔗🔉

【表示】 ヒョウジ わかるように示す。〔国〕表で作って示す。

表出 ヒョウシュツ🔗🔉

【表出】 ヒョウシュツ あらわし出す。思想・感情の主観的、精神的なものを、動作・文字・絵画など具体的な形にあらわし出す。

表白 ヒョウハク🔗🔉

【表白】 ヒョウハク 発表して明白にする。申しあげる。ヒョウビャク〔国〕法会ホウエのとき、法会の由来・わけをはっきり仏や人々につげ知らせる。また、その文章。

表決 ヒョウケツ🔗🔉

【表決】 ヒョウケツ 会議の案に対して賛成・反対の意志をあらわすこと。

表具 ヒョウグ🔗🔉

【表具】 ヒョウグ〔国〕紙・布などをのりではり、ふすま・かけ軸などをつくること。『表装ヒョウソウ』

表叔 ヒョウシュク🔗🔉

【表叔】 ヒョウシュク 母方のおじ。

表的 ヒョウテキ🔗🔉

【表的】 ヒョウテキ まと。〈同義語〉標的。「為天下表的=天下ノ表的ト為ル」〔→後漢書

表表 ヒョウヒョウ🔗🔉

【表表】 ヒョウヒョウ はでに目だつさま。「子之自著、表表愈偉=子ノオノヅカラ著ルルハ、表表トシテイヨイヨ偉ナリ」〔→韓愈

表明 ヒョウメイ🔗🔉

【表明】 ヒョウメイ 外にあらわして明確にさせる。

表奏 ヒョウソウ🔗🔉

【表奏】 ヒョウソウ 天子に、文書に書いてさし出す文章。上奏。

表記 ヒョウキ🔗🔉

【表記】 ヒョウキ 目じるし。また、目じるしとして表書きすること。標識。文字や記号で書きあらわす。また、その書き方。文章様式の名。表と記。

表異 ヒョウイ🔗🔉

【表異】 ヒョウイ 普通より特に異なっているところ。また、そのところをおもてに出してはっきりさせる。

表儀 ヒョウギ🔗🔉

【表経】 ヒョウケイ りっぱなてほん。『表儀ヒョウギ』「刻于金石、以為表経=金石ニ刻シ、モッテ表経ト為ス」〔→史記

表現 ヒョウゲン🔗🔉

【表現】 ヒョウゲン あらわす。あらわれる。見たり聞いたりして得た感動を絵・言語など具体的な形にあらわすこと。

表彰 ヒョウショウ🔗🔉

【表章】 ヒョウショウ =表彰。広く世間一般に明らかに知らせる。「卓然罷黜百家、表章六経=卓然トシテ百家ヲ罷黜シ、六経ヲ表章ス」〔→漢書

表情 ヒョウジョウ🔗🔉

【表情】 ヒョウジョウ 感情をあらわす顔つき・身ぶり。感情を顔つきや身ぶりであらわすこと。

表率 ヒョウスイ🔗🔉

【表率】 ヒョウソツ てほんとなって人々をひきいる。ヒョウスイ てほん。「為郡表率=郡ノ表率ト為ル」〔→漢書

表象 ヒョウショウ🔗🔉

【表象】 ヒョウショウ 表面にあらわれたしるし・すがた。象徴。〔→史記意識に思いうかべられ、再生された心像。哲学で、客観的である感覚に対して、これらの結合。またはそれと関係なく内的原因から生ずる心的複合体。哲学で、具体的、直観的な対象をあらわす観念。

表微 ヒョウビ🔗🔉

【表微】 ヒョウビ・ビヲアラワス かすかであらわしにくいものをあらわす。〔→礼記

表裏 ヒョウリ🔗🔉

【表裏】 ヒョウリ おもてとうら。外側と内側。うわべと心の中。前と、うしろ。

表徴 ヒョウチョウ🔗🔉

【表徴】 ヒョウチョウ 表面にあらわれているしるし。あらわし示す。

表綴 ヒョウテイ🔗🔉

【表綴】 ヒョウテツ・ヒョウテイ てほん。▽「綴」は、とじあわせたもの。「行為表綴於天下=行ハ天下ニ表綴ト為ル」〔→大戴礼

表慶 ヒョウケイ🔗🔉

【表慶】 ヒョウケイ よろこびの気持ちを申しあげること。

表閭 ヒョウリョ🔗🔉

【表閭】 ヒョウリョ 村の門に石をたてて、りっぱな行いをした者を世間に明らかにすること。

表顕 ヒョウケン🔗🔉

【表顕】 ヒョウケン はっきりと公にあらわす。〈同義語〉標顕。

表題 ヒョウダイ🔗🔉

【表題】 ヒョウダイ 書物の題名。〔国〕演劇・演説などの題目。げだい。

表識 ヒョウシキ🔗🔉

【表識】 ヒョウシ・ヒョウシキ =表幟。明らかにするための目じるし。〈同義語〉標識。はっきりと示す。

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