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【趨】 17画 走部  区点=3186 16進=3F76 シフトJIS=9096 《音読み》 スウ/シュ/ス〈q〉 《訓読み》 はしる/おもむく/すみやか(すみやかなり) 《意味》 {動}はしる。おもむく。足ばやにいく。また、さっさとある方向に進む。〈同義語〉→趣シュ。「趨進スウシン」「趨勢スウセイ」「趨而迎之=趨リテコレヲ迎フ」〔→孟子{動}はしる。急いでさけるとき、貴人の前を通ったりするときなどに、小またで足ばやに歩く。「趨而辟之=趨リテコレヲ辟ク」〔→論語{動・形}すみやか(スミヤカナリ)。はやく進めとせきたてる。やつぎばやに。はやい。▽促ソク・趣ソクに当てた用法。「王命相者趨射之=王ハ相者ニ命ジテ趨カニコレヲ射シム」〔→荘子〕 《解字》 会意兼形声。芻スウは、牧草をぐっとちぢめて束ねたもの。趨は「走(はしる)+音符芻」で、間をちぢめてさっさといくこと。 《単語家族》 趣シュ走ソウと同系。また、促ソクや速ソクとも縁が近い。 《類義》 →奔 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

趨向 スウコウ🔗🔉

【趨向】 スウコウ 目標のほうに向かっていく。〈類義語〉趣向。さっさと向かっていくところ。物事のしぜんの成り行き。

趨走 スウソウ🔗🔉

【趨走】 スウソウ はやくはしる。あちこちはしりまわって仕官のための運動をすること。

趨利 スウリ🔗🔉

【趨利】 スウリ・リニハシル 利益のあるほうについて利益を得ようとする。〈類義語〉趣利。

趨舎 スウシャ🔗🔉

【趨舎】 スウシャ =趨捨。進むことと、とまること。〈類義語〉趣舎。「巌穴之士、趨舎有時=巌穴ノ士、趨舎時有リ」〔→史記とることと、すてること。「不択利害為趨舎=利害ヲ択ンデ趨舎ヲ為サズ」〔→小学

趨拝 スウハイ🔗🔉

【趨拝】 スウハイ でかけていって身分の高い人にあう。

趨歩 スウホ🔗🔉

【趨歩】 スウホ 小走りにはしる。

趨風 カゼニハシル🔗🔉

【趨風】 スウフウ・カゼニハシル 風にのったようにはやく通り過ぎること。〔→左伝〕「両女輟洗来趨風=両女洗フコトヲ輟メテ来ツテ風ニ趨ル」〔→李白

趨時 スウジ🔗🔉

【趨時】 スウジ・トキニオモムク さっさと時機・時勢にあわせる。時勢に便乗する。

趨庭 スウテイ🔗🔉

【趨庭】 スウテイ〈故事〉家庭で子が父の教えをうけること。▽「論語」季氏篇に、孔子の子の鯉リが小走りに庭を通り過ぎたとき、父の孔子に呼びとめられて「詩経」を学びなさいと教えられたとあることから。「過庭之訓カテイノオシエ」とも。

趨翔 スウショウ🔗🔉

【趨翔】 スウショウ 日常の動作。たちいふるまい。「趨翔閑雅」〔→呂覧

趨勢 スウセイ🔗🔉

【趨勢】 スウセイ 世の中や物事のこれからの変化の傾向。成り行き。権勢のある人につき従い、おべっかをつかう。

趨数 ソクソク🔗🔉

【趨数】 ソクソク せわしげでわずらわしいさま。▽この趨は促ソクに当てた用法。「衛音趨数煩志=衛音ハ趨数トシテ志ヲ煩ハス」〔→礼記

趨蹌 スウソウ🔗🔉

【趨蹌】 スウソウ すばやくはしるさま。〔→詩経はしりまわってたのみこむ。

趨趨 ソクソク🔗🔉

【趨趨】 ソクソク せわしげに歩くさま。〔→礼記こおろぎのこと。〈同義語〉促促。

趨闕 ケツニオモムク🔗🔉

【趨闕】 スウケツ・ケツニオモムク 朝廷にいく。

趨織 ソクショク🔗🔉

【趨織】 ソクショク こおろぎのこと。〈同義語〉促織。

趨競 スウキョウ🔗🔉

【趨競】 スウキョウ はしり競う。競い争うこと。

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