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広辞苑の検索結果 (8)
ん(仮名)🔗⭐🔉
ん
①五十音図および「いろは歌」に出ない仮名。昔は「はね仮名」「はね字」などといった。前舌面を軟口蓋前部に押しあて、または、後舌面を軟口蓋後部に押しあてて、有声の気息を鼻から洩らして発する鼻音。ただし、後続音の有無・種類により〔n〕〔ŋ〕〔m〕などとなる。
②平仮名「ん」は「无」の草体。片仮名「ン」は撥音記号「
」の転形。また、「爾」の略体「尓」の上部あるいは「二」の転形とも。
」の転形。また、「爾」の略体「尓」の上部あるいは「二」の転形とも。
ん(助詞)🔗⭐🔉
ん
〔助詞〕
ノの転。くだけた場での会話に用いる。「ある―だ」「君―ち」
ンジャメナ【N'djamena】🔗⭐🔉
ンジャメナ【N'djamena】
⇒ウンジャメナ
んす🔗⭐🔉
んす
〔助動〕
(近世の遊女語)
①尊敬の助動詞シャンスの転。浄瑠璃、生玉心中「もし心中などして死なんしたら」
②丁寧の助動詞マスの転。浄瑠璃、女殺油地獄「遣手にお問ひなさりんせ」
大辞林の検索結果 (23)
ん🔗⭐🔉
ん
(1)五十音図格外の仮名。鼻音の有声子音で,撥音またははねる音といわれる。これは実際の発音では,後続音の有無や種類により,両唇鼻音,歯茎鼻音,軟口蓋鼻音,後舌と軟口蓋との閉鎖をゆるくした鼻音など各種の別がある。
(2)平仮名「ん」は「无」の草体。片仮名「ン」ははねる音を象徴的に示す記号「∨」からの転かという。
〔「ん」は,本来,五十音図・いろは歌には含まれないが,それぞれの末尾に付記されることがある。五十音順・いろは順では,それぞれその最後に置かれる〕
ん🔗⭐🔉
ん [1] (感)
「うん」を口ごもっていう場合の語。「―,まあ,そうだね」
ん🔗⭐🔉
ん (格助)
〔格助詞「に」の転〕
話し言葉でのくだけた言い方に用いる。格助詞「に」が動詞「なる」に続くときに用いられる。「これからは,死んだ気―なって,一生懸命働くつもりだ」「この空模様では,午後には雨―なるかも知れない」
ん🔗⭐🔉
ん (格助)
■一■〔格助詞「の」の転〕
話し言葉でのくだけた言い方に用いる。体言を受け,その体言が下の体言を限定することを示す。「先生―とこ(=トコロ)へ行くところだ」「傘をあんた―家(チ)へ忘れてきちゃった」
■二■ (準体助)
〔準体助詞「の」の転〕
話し言葉でのくだけた言い方に用いる。体言に準ずる意味で用いる。また,「んだ」「んです」の形でも用いる。「その本は僕―だ」「一時間も待っていた―だ」
ンジャメナ
N'Djamena
🔗⭐🔉
ンジャメナ
N'Djamena
チャド共和国の首都。同国の南西端部に位置する。岩塩・ナツメヤシの集散が盛ん。旧称,フォールラミー。
N'Djamena
チャド共和国の首都。同国の南西端部に位置する。岩塩・ナツメヤシの集散が盛ん。旧称,フォールラミー。
んす🔗⭐🔉
んす🔗⭐🔉
んす (助動)(んせ・(んしよ)・んし・んす・んす・んすれ・んせ)
〔助動詞「ます」の転。近世遊里の女性語〕
動詞・助動詞の連用形に付く。丁寧の意を表す。ます。いす。「辰五郎様やあづま様のおしやり〈んす〉/浄瑠璃・難波丸金鶏」「それについてお話しがござり〈んす〉/洒落本・遊子方言」
〔(1)元来は上方の遊里で用いられた語であるが,のち江戸の遊里,主として吉原で盛んに用いられるようになった。(2)江戸では,上に来る動詞の連用形がイ段の一音節の音である場合,その動詞との間に「い」を加え,「いんす」となることがある。「昼まつてゐ〈いんす〉にえ/洒落本・遊子方言」〕
ん-で🔗⭐🔉
ん-で (連語)
〔打ち消しの助動詞「ぬ」に接続助詞「で」の付いた「ぬで」の転〕
話し言葉で丁寧の助動詞「ます」の未然形に付いて用いられる。
(1)打ち消しの意味で下に続ける。「お出迎えも致しませ―,失礼を致しました」「十分なお手伝いもできませ―,申し訳ございません」
(2)上のことを打ち消して,そのままで言いやめる。これは下の文が略された形である。「なにもおかまいしませ―」
ん-でしょ-う🔗⭐🔉
ん-でしょ-う (連語)
〔「のでしょう」の転〕
⇒のでしょう(連語)
ん-と
する🔗⭐🔉
ん-と
する (連語)
〔「むとす」の口語形〕
(1)まさに,そうなろうとしている。「まさに天を衝か―
する意気込み」
(2)そうするつもりだ。そうしようとする。「国政を改革せ―
する決意」
する (連語)
〔「むとす」の口語形〕
(1)まさに,そうなろうとしている。「まさに天を衝か―
する意気込み」
(2)そうするつもりだ。そうしようとする。「国政を改革せ―
する決意」
んば🔗⭐🔉
んば (連語)
〔打ち消しの助動詞「ず」や形容詞型活用の語の連用形に係助詞「は」が付いた形の撥音便。漢文訓読や武士詞に多く用いられた〕
条件を表す。「虎穴に入(イ)らず―,虎児を得ず」「望むべく―」「明日天気がよく―魚をとりて/中華若木詩抄(中)」
→は(係助)
ん-ばかり🔗⭐🔉
ん-ばかり (連語)
〔打ち消しの助動詞「ぬ」の撥音便「ん」に副助詞「ばかり」の付いたもの〕
かろうじてそうなっていないさまを表す。…しそうな。「今にも泣か―の顔付き」
→ぬばかり□一□
ん-ぼう【ん坊】🔗⭐🔉
ん-ぼう ―バウ 【ん坊】 (接尾)
⇒ぼう(坊){■三■}
広辞苑+大辞林に「ん」で始まるの検索結果。