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広辞苑の検索結果 (25)
い‐あい【畏愛】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐あい【畏愛】ヰ‥
うやまい親しむこと。
い‐く【畏懼】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐く【畏懼】ヰ‥
おそれること。恐懼きょうく。
い‐けい【畏敬】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐けい【畏敬】ヰ‥
(崇高・偉大なものを)かしこまり敬うこと。「―の念」
い‐じつ【畏日】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐じつ【畏日】ヰ‥
[左伝文公7年、注「夏日畏おそる可し」]夏の熱くていやな太陽。↔愛日
い‐しゅく【畏縮】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐しゅく【畏縮】ヰ‥
おそれちぢこまること。「師の前で―する」
い‐たん【畏憚】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐たん【畏憚】ヰ‥
おそれはばかること。
い‐ふ【畏怖】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐ふ【畏怖】ヰ‥
おそれおののくこと。おじること。
い‐ふく【畏伏・畏服】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐ふく【畏伏・畏服】ヰ‥
おそれてひれふすこと。おそれ従うこと。
い‐ゆう【畏友】ヰイウ🔗⭐🔉
い‐ゆう【畏友】ヰイウ
尊敬する友人。
おそれ【恐れ・畏れ・虞】🔗⭐🔉
おそれ【恐れ・畏れ・虞】
①おそれること。恐怖。「―を抱く」
②よくないことが起こるのではないかという心配。気づかい。不安。「失敗する―がある」「大雨の―」
③かしこまること。敬意。平治物語(金刀比羅本)「君を後になしまゐらせむが―なれば」
◇一般には「恐」。2には「虞」も、3には「畏」も使う。
⇒おそれ‐げ【恐れ気】
⇒恐れをなす
○恐れ入谷の鬼子母神おそれいりやのきしもじん
「恐れ入る」の洒落しゃれ。「入り」を地名の「入谷」にかけ、江戸人の信仰を集めて有名な鬼子母神と続けたもの。花暦八笑人「むかしから古いしやれの氏神は、今の―様だから」
⇒おそれ‐い・る【恐れ入る・畏れ入る】
おそれ‐い・る【恐れ入る・畏れ入る】🔗⭐🔉
おそれ‐い・る【恐れ入る・畏れ入る】
〔自五〕
①大変恐れる。
②あやまちをさとってわびる。また、恐縮する。「重ねてのお願いで―・りますが」
③かたじけなく思う。もったいないと思う。「御教示―・ります」
④相手の力量・実力に圧倒され、屈する。「―・りました」
⑤全くあきれる。「―・った話だ」
⇒恐れ入谷の鬼子母神
おそれ‐おお・い【恐れ多い・畏れ多い】‥オホイ🔗⭐🔉
おそれ‐おお・い【恐れ多い・畏れ多い】‥オホイ
〔形〕[文]おそれおほ・し(ク)
①(高貴な人に対し)礼を失し大変申しわけない。「御迷惑をおかけして―・いことです」
②(高貴な人に対し)大変ありがたく、もったいない。「―・いお言葉」
おそ・れる【恐れる・畏れる・怖れる・懼れる】🔗⭐🔉
おそ・れる【恐れる・畏れる・怖れる・懼れる】
〔自下一〕[文]おそ・る(下二)
①相手の力におされて、心がよわくなる。かなわないと思いこわがる。今昔物語集15「殺生を業として人に―・れられて」。「死も―・れない」
②悪いことがおこるのではないかと気づかう。憂慮する。あやぶみつつしむ。今昔物語集15「ただ後世の事をのみ―・れけり」。「健康をそこなうことを―・れる」
③うやまって近づかない。おそれ多く思う。恐懼きょうくする。今昔物語集11「昼は公に―・れ奉りて流所に居たり」。「神を―・れる」
④(主に近世の用法)閉口する。まいってしまう。浮世風呂2「飲六さんの悪ふざけには―・れるねへ」
◇一般には「恐」。畏敬・畏怖の意では「畏」も使う。恐怖・危懼などの意では「怖」「懼」も使う。
○恐れをなすおそれをなす
恐怖をいだく。こわくなる。「値段の高さに恐れをなして寄り付かない」
⇒おそれ【恐れ・畏れ・虞】
かしく【恐・畏・可祝】🔗⭐🔉
かしく【恐・畏・可祝】
(カシコの転)(→)「かしこ」4に同じ。
かしこ【恐・畏・賢】🔗⭐🔉
かしこ【恐・畏・賢】
(カシコシの語幹)
①おそれおおいこと。慎むべきこと。源氏物語若紫「あな―や、ひと日召し侍りしにやおはしますらむ」
②巧妙であるさま。うまいさま。源氏物語葵「草にも真名にも、さまざま、めづらしきさまに書きまぜ給へり。―の御手やと、空を仰ぎて、眺め給ふ」
③賢明なこと。利口。紫式部日記「われ―に思ひたる人」。東海道中膝栗毛6「こちやあほうじやない。―じやわい」
④手紙の末尾に書く語。恐惶謹言などと同意。「かしく」とも。多く、女性が用いる。
かしこ
⇒かしこ‐あらそい【賢争い】
⇒かしこ‐がお【賢顔】
⇒かしこ‐だて【賢立て】
⇒かしこ‐あらそい【賢争い】
⇒かしこ‐がお【賢顔】
⇒かしこ‐だて【賢立て】
かしこき‐あたり【畏き辺り】🔗⭐🔉
かしこき‐あたり【畏き辺り】
おそれ多い場所。宮中・皇室をさしていう。「―におかせられては」
かしこく‐も【畏くも】🔗⭐🔉
かしこく‐も【畏くも】
〔副〕
もったいなくも。おそれ多くも。「―御手ずから賜った」
かしこ・し【畏し・恐し】🔗⭐🔉
かしこ・し【畏し・恐し】
〔形ク〕
(海・山・風などあらゆる自然の事物に宿っていると信じられた精霊の霊威に対して、畏怖・畏敬の念を持つのが原義)
①おそろしい。つつしむべきである。万葉集15「わたつみの―・き路を」
②おそれ多い。もったいない。ありがたい。かたじけない。万葉集6「天地の神をそ祈る―・かれども」。源氏物語桐壺「目も見え侍らぬにかく―・き仰言を光にてなむ」
③(挨拶語として、「―・けれど」の形で)「恐縮ですが」「失礼な申し分ですが」の意。宇津保物語国譲上「―・けれど、この御手こそ右の大将の御手に覚え給へれ」
④(連用形を副詞的に用いて)ありがたいことに。大鏡道長「―・く京の程は雨も降らざりしぞかし」
かしこ‐どり【畏鳥】🔗⭐🔉
かしこ‐どり【畏鳥】
鷹たかの異称。
かしこまり【畏り】🔗⭐🔉
かしこまり【畏り】
①恐れ慎むこと。畏敬。遠慮。枕草子3「今日はみな乱れて―なし」
②もったいなく思うこと。ありがたいこと。また、お礼。謝辞。竹取物語「かたじけなく、きたなげなる所に、年月を経て物し給ふこと、きはまりたる―」。源氏物語若紫「かう問はせ給へる―はこの世ならでも聞えさせむ」
③わびごと。いいわけ。落窪物語3「この家の―も聞ゆべく侍るを」
④とがめをうけて謹慎すること。勘気。勘当。枕草子9「―ゆるされて、もとのやうになりにき」
⑤仰せ言などを、つつしんでお受けすること。枕草子86「…など仰せられたる御返りに、―のよし申して」
⇒かしこまり‐だこ【畏り胼胝】
かしこまり‐お・く【畏り置く】🔗⭐🔉
かしこまり‐お・く【畏り置く】
〔自四〕
遠慮する。源氏物語胡蝶「―・きて、け近くもさぶらはず」
かしこまり‐だこ【畏り胼胝】🔗⭐🔉
かしこまり‐だこ【畏り胼胝】
正座のため足のくるぶしの辺りにできた、たこ。すわりだこ。
⇒かしこまり【畏り】
かしこま・る【畏まる】🔗⭐🔉
かしこま・る【畏まる】
〔自五〕
①敬しうやまう。畏敬する。枕草子158「やむごとなき人の、よろづの人に―・られ、かしづかれ給ふ」
②おそれつつしむ。恐れ入る。宇津保物語藤原君「年月聞えさせむと思ふを、―・りてなむ、えかくとも聞えぬ」。「叱言を―・ってきく」
③(緊張して)正座する。威儀を正してすわる。宇津保物語忠乞「忠君のおりたまふところに五位六位ひざまづき―・る」。「―・っていないで楽らくになさい」
④もったいなく思う。また、御礼を述べる。源氏物語若紫「わざとかう御文あるを僧都も―・り聞え給ふ」
⑤わび入る。いいわけをする。源氏物語初音「常にをりをりかさねて心まどはし給ひし世のむくいなどを仏に―・り聞ゆるこそくるしけれ」
⑥(勘気を蒙り)謹慎する。源氏物語須磨「おほやけに―・り聞ゆる人は明らかなる月日の影をだに見ず」
⑦気兼ねする。遠慮する。源氏物語明石「ここには―・りて、みづからもをさをさまゐらず」
⑧つつしんで目上の人の言葉を承る。拝承する。承知する。謡曲、熊野ゆや「急いでこなたへと申し候へ。―・つて候」。「はい、―・りました」
かしこ・む【畏む】🔗⭐🔉
かしこ・む【畏む】
〔自四〕
①おそろしいと思う。古事記下「其の大后の嫉みを―・みて本つ国に逃げ下りき」
②恐れ多いと思う。推古紀「―・みて仕へまつらむ」
③つつしんで承る。万葉集6「大君の命みこと―・み」
[漢]畏🔗⭐🔉
畏 字形
〔田部4画/9画/1658・305A〕
〔音〕イ〈ヰ〉(呉)(漢)
〔訓〕おそれる・かしこまる
[意味]
①おそれて心がすくむ。おそれかしこまる。「畏怖いふ・畏縮・畏敬・無所畏」
②おそれおおい。敬服している。「畏友」
〔田部4画/9画/1658・305A〕
〔音〕イ〈ヰ〉(呉)(漢)
〔訓〕おそれる・かしこまる
[意味]
①おそれて心がすくむ。おそれかしこまる。「畏怖いふ・畏縮・畏敬・無所畏」
②おそれおおい。敬服している。「畏友」
大辞林の検索結果 (27)
い-あい【畏愛】🔗⭐🔉
い-あい
― [0] 【畏愛】
おそれうやまいながら親しむこと。「―の念」
― [0] 【畏愛】
おそれうやまいながら親しむこと。「―の念」
い-く【畏懼】🔗⭐🔉
い-く
― [1] 【畏懼】 (名)スル
はばかりおそれること。恐懼(キヨウク)。「其(ソノ)大小を―すること勿れ/月世界旅行(勤)」
― [1] 【畏懼】 (名)スル
はばかりおそれること。恐懼(キヨウク)。「其(ソノ)大小を―すること勿れ/月世界旅行(勤)」
い-けい【畏敬】🔗⭐🔉
い-けい
― [0] 【畏敬】 (名)スル
心からおそれ敬うこと。「―の念を抱く」「―する人物」
― [0] 【畏敬】 (名)スル
心からおそれ敬うこと。「―の念を抱く」「―する人物」
い-しゅく【畏縮】🔗⭐🔉
い-しゅく
― [0] 【畏縮】 (名)スル
恐れかしこまって小さくなること。「一人も―戦慄するものなく/西国立志編(正直)」
― [0] 【畏縮】 (名)スル
恐れかしこまって小さくなること。「一人も―戦慄するものなく/西国立志編(正直)」
い-たん【畏憚】🔗⭐🔉
い-たん
― [0] 【畏憚】 (名)スル
おそれはばかること。「魯矢亜(ロシア)の―する所は英に非ずして/日本開化小史(卯吉)」
― [0] 【畏憚】 (名)スル
おそれはばかること。「魯矢亜(ロシア)の―する所は英に非ずして/日本開化小史(卯吉)」
い-ふ【畏怖】🔗⭐🔉
い-ふ
― [1] 【畏怖】 (名)スル
大いにおそれること。おそれかしこまること。「―して近寄らず」「―の念を与える」
― [1] 【畏怖】 (名)スル
大いにおそれること。おそれかしこまること。「―して近寄らず」「―の念を与える」
い-ふく【畏服・畏伏】🔗⭐🔉
い-ふく
― [0] 【畏服・畏伏】 (名)スル
おそれて従うこと。「主人の権力を畏れて之に―するのみ/福翁百話(諭吉)」
― [0] 【畏服・畏伏】 (名)スル
おそれて従うこと。「主人の権力を畏れて之に―するのみ/福翁百話(諭吉)」
いふ-けんえん【畏怖嫌厭】🔗⭐🔉
いふ-けんえん
フ― [1][1]-[0] 【畏怖嫌厭】
おそれ,いやがること。「―の情を起こさせる/山月記(敦)」
フ― [1][1]-[0] 【畏怖嫌厭】
おそれ,いやがること。「―の情を起こさせる/山月記(敦)」
い-ゆう【畏友】🔗⭐🔉
い-ゆう
イウ [0] 【畏友】
尊敬している友人。
イウ [0] 【畏友】
尊敬している友人。
おそ・る【恐る・畏る】🔗⭐🔉
おそ・る [2] 【恐る・畏る】
■一■ (動ラ上二)
「おそれる」に同じ。「諸の人是を見て―・りぬ物なし/三宝絵詞(中)」
■二■ (動ラ四)
「おそれる」に同じ。「聞く人は―・らむとせる心を生ず/地蔵十輪経(元慶点)」
■三■ (動ラ下二)
⇒おそれる
おそる-べき【恐るべき・畏るべき】🔗⭐🔉
おそる-べき [4] 【恐るべき・畏るべき】 (連語)
(1)恐怖感をもつのが当然な。おそろしい。《恐》「原爆の―破壊力」
(2)程度が並外れている。大変な。「―才能の持ち主」
おそれ-おお・い【恐れ多い・畏れ多い】🔗⭐🔉
おそれ-おお・い ―オホイ [4][5] 【恐れ多い・畏れ多い】 (形)[文]ク おそれおほ・し
(1)身分の高い人に対して失礼だ。「口にするのも―・い」
(2)身分の高い人から受けた厚意が,身に過ぎてもったいない。「―・くも陛下の御臨席を賜る」
[派生] ――さ(名)
おそ・れる【恐れる・畏れる・怖れる・懼れる】🔗⭐🔉
おそ・れる [3] 【恐れる・畏れる・怖れる・懼れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 おそ・る
(1)危害が及ぶことを心配してびくびくする。危害を及ぼすような人や物と接することを避けたがる。こわがる。《恐・怖・懼》「野獣は火を―・れる」「相手が去年の優勝チームだからといって―・れるな」「報復を―・れる」「残りの船は風に―・るるか/平家 11」
(2)良くないことが起きることを予想し,そうならなければよいが,と思う。危惧(キグ)する。《恐・懼》「失敗を―・れていては進歩は望めない」「資料の散逸を―・れる」
(3)神仏などを,人為の及ばないものとして敬い,身をつつしむ。《恐・畏》「神をも―・れぬ不逞(フテイ)の輩(ヤカラ)」
(4)閉口する。恐れ入る。《恐》「飲六さんの悪ふざけには―・れるねへ/滑稽本・浮世風呂 2」
〔上代は上二段か四段か不明だが,平安初期は上二段活用が多い。平安中期に下二段にも活用するようになり,中世以降は下二段活用のみとなった〕
かしく【畏】🔗⭐🔉
かしく [1] 【畏】
〔「かしこ」の転〕
「かしこ{□一□}」に同じ。「おそろしやおそろしや。―/仮名草子・薄雪物語」
かしこ【賢・畏】🔗⭐🔉
かしこ [1] 【賢・畏】
(形容詞「かしこし」の語幹)
□一□〔おそれ慎む意〕
女性が手紙の末尾に書いて敬意を表す語。あらかしこ。あらあらかしこ。かしく。
〔中古には仮名文の消息で男女共に用いた。近世頃から女性のみが用いる〕
□二□
(1)おそれ多いこと。はばかられること。
→あなかしこ
(2)頭がよく知能がすぐれていること。「われ―に思ひたる人/紫式部日記」
(3)技能がすぐれていること。「―の御手やと空を仰ぎてながめ給ふ/源氏(葵)」
かしこ・い【賢い・畏い】🔗⭐🔉
かしこ・い [3] 【賢い・畏い】 (形)[文]ク かしこ・し
□一□
(1)頭の働きがよく知恵がすぐれている。賢明だ。《賢》「―・い子」「犬は―・い動物だ」
(2)要領がよい。抜け目がない。《賢》「―・い男だから,その辺はうまく処理するだろう」「―・く立ち回る」
□二□
(1)自然や神など威力・霊力を備えているものに対して脅威を感ずるさま。恐ろしい。畏怖の念に堪えない。「海人娘子(アマオトメ)玉求むらし沖つ波―・き海に船出せり見ゆ/万葉 1003」
(2)高貴な者に対する畏敬の気持ちを表す。おそれ多い。もったいない。「勅なればいとも―・し鶯の宿はと問はば/拾遺(雑下)」
(3)身分・血筋などがきわめてすぐれている。高貴だ。「―・き筋と聞ゆれど/源氏(若菜上)」
(4)立派だ。素晴らしい。「―・き玉の枝をつくらせ給ひて/竹取」
(5)都合がよい。具合がよい。「―・くも(良イ婿ヲ)取りつるかな/落窪 2」
(6)(連用形を副詞的に用いて)はなはだしく。ひどく。「これかれ―・く嘆く/土左」
〔「かしこまる」と同源で,恐るべき威力に対して身のすくむような思いがするさまを表す□二□(1)が原義。そこから恐れ敬う意が生じ,さらに畏敬すべき性質や能力が備わっているさまを表す意ともなった〕
[派生] ――げ(形動)――さ(名)
かしこく-も【畏くも】🔗⭐🔉
かしこく-も [3] 【畏くも】 (副)
ありがたくもったいないさま。おそれ多くも。「―陛下よりの賜り物である」
かしこ・し【賢し・畏し】🔗⭐🔉
かしこ・し 【賢し・畏し】 (形ク)
⇒かしこい
かしこまり【畏まり】🔗⭐🔉
かしこまり 【畏まり】
(1)おそれ慎むこと。恐縮。遠慮。「―を甚だしうおきたれば/蜻蛉(下)」
(2)お礼。お礼の言葉。「参り侍りて,又々―も啓すべき/落窪 3」
(3)おわび。釈明。「障る事ありて怠りけるを―とりかさねて/源氏(澪標)」
(4)怒りに触れて謹慎すること。「―許されてもとのやうになりにき/枕草子 9」
(5)(目上の人の言葉を)謹んで承ること。「御返りに―のよし申して/枕草子 86」
かしこま・る【畏まる】🔗⭐🔉
かしこま・る [4] 【畏まる】 (動ラ五[四])
〔形容詞「かしこし」と同源〕
(1)(ア)相手の威厳などを恐れて,つつしんだ態度をとる。「御下問に―・ってお答えする」「ただ―・っているだけで答えない」「―・った顔で控えている」(イ)正座する。「―・ってないで楽にして下さい」
(2)(目上の人の言葉を)つつしんで承る。(依頼・指示などを)承諾する。「はい,―・りました」「太刀を持って来い。―・った/狂言・入間川」
(3)お礼やおわびを言う。「―・り給て御使に物かづけさせ給ふ/寝覚 2」
(4)謹慎する。「おほやけに―・り聞ゆる人は明らかなる月日の影をだに見ず/源氏(須磨)」
かしこ・む【畏む】🔗⭐🔉
かしこ・む 【畏む】 (動マ四)
相手の威光をおそれ多いと思う。敬って慎む。「―・みて仕へ奉らむ/日本書紀(推古)」
いけい【畏敬】(和英)🔗⭐🔉
いふ【畏怖】(和英)🔗⭐🔉
いゆう【畏友】(和英)🔗⭐🔉
いゆう【畏友】
one's respected friend.
かしこまる【畏まる】(和英)🔗⭐🔉
かしこまる【畏まる】
sit straight[respectfully];be serious (まじめくさる).
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愛,夏日可