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広辞苑の検索結果 (56)
い‐かん【違勘】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐かん【違勘】ヰ‥
勅命にたがうこと。違勅。また、その罪科。
い‐きゃく【違格・違却】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐きゃく【違格・違却】ヰ‥
①格式にたがうこと。いかく。
②道理にたがうこと。不都合。ふらち。違逆。
③困惑。狂言、泣尼「談議を説かずばなるまいが、是に違隔した」
い‐ぎゃく【違逆】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐ぎゃく【違逆】ヰ‥
(→)違格いきゃく2に同じ。源平盛衰記45「守屋の―を過ぎ」
いけい‐ざい【違警罪】ヰ‥🔗⭐🔉
いけい‐ざい【違警罪】ヰ‥
重罪・軽罪とならぶ犯罪の3分類の一つとして1880年(明治13)旧刑法に規定された罪。1908年(明治41)現行刑法施行の際、内容を改めて警察犯処罰令のうちに移された。拘留・科料にあたる罪。
い‐けん【違憲】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐けん【違憲】ヰ‥
(→)憲法違反に同じ。↔合憲ごうけん。
⇒いけん‐りっぽう‐しんさけん【違憲立法審査権】
い‐げん【違言】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐げん【違言】ヰ‥
筋道にそむいた言。また、人にさからう言。
いけん‐りっぽう‐しんさけん【違憲立法審査権】ヰ‥パフ‥🔗⭐🔉
いけん‐りっぽう‐しんさけん【違憲立法審査権】ヰ‥パフ‥
一切の法律・命令・規則または処分が憲法に適合するかしないかを決定する裁判所の権限。最高裁判所はその終審裁判所である。法令審査権。司法審査。
⇒い‐けん【違憲】
い‐さく【違作】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐さく【違作】ヰ‥
①農作物のみのりの悪いこと。凶作。
②蚕のくさること。違蚕。
い‐さん【違算・遺算】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐さん【違算・遺算】ヰ‥
①勘定かんじょうちがい。
②計画の立てそこない。見込みちがい。誤算。徳冨蘆花、不如帰「母は初めて吾―を悟り」
い‐し【違旨】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐し【違旨】ヰ‥
趣旨にたがうこと。仰せにそむくこと。
い‐しき【違式】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐しき【違式】ヰ‥
①掟おきてにそむくこと。特に、中古の法制で、式の規定にそむくこと。
②法定の形式に従わないこと。
い‐しつ【違失】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐しつ【違失】ヰ‥
しくじり。あやまち。
い‐じゅん【違順】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐じゅん【違順】ヰ‥
〔仏〕違境(苦を感ずる境界)と順境(楽を感ずる境界)。順違。徒然草「―に使はるることはひとへに苦楽のためなり」
い‐しん【違心】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐しん【違心】ヰ‥
①[左伝桓公6年]道理にはずれたよこしまな心。
②主君に反逆する心。ふたごころ。二心。
い‐ちょく【違勅】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐ちょく【違勅】ヰ‥
勅命に違たがうこと。「―罪」
い‐はい【違背】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐はい【違背】ヰ‥
命令・規則・約束などを守らず、それにそむくこと。
い‐はん【違反】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐はん【違反】ヰ‥
(古くはイヘンとも)法令・協定・契約などにそむくこと。「交通―」「校則に―する」
い‐はん【違犯】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐はん【違犯】ヰ‥
(古くはイボンとも)法令に反して罪を犯すこと。
い‐へん【違反・違変】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐へん【違反・違変】ヰ‥
契約にそむくこと。違背。太平記17「忽たちまちに―の志を挿さしはさみ候」
い‐ほう【違法】ヰハフ🔗⭐🔉
い‐ほう【違法】ヰハフ
法律または命令にそむくこと。「―駐車」
⇒いほう‐こうい【違法行為】
⇒いほうせい‐そきゃく【違法性阻却】
いほう‐こうい【違法行為】ヰハフカウヰ🔗⭐🔉
いほう‐こうい【違法行為】ヰハフカウヰ
法秩序または法令に反する行為。犯罪行為、法令に反する行政処分、民法上の不法行為・債務不履行など広く含まれる。↔適法行為。
⇒い‐ほう【違法】
いほうせい‐そきゃく【違法性阻却】ヰハフ‥🔗⭐🔉
いほうせい‐そきゃく【違法性阻却】ヰハフ‥
形式的には法令に反し、違法を推定される行為であっても、特別な事由が存在するために違法ではないとすること。正当行為・正当防衛・緊急避難などが違法性が阻却される事由の例。
⇒い‐ほう【違法】
い‐ぼん【違犯】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐ぼん【違犯】ヰ‥
⇒いはん
い‐めい【違命】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐めい【違命】ヰ‥
いいつけにそむくこと。
い‐やく【違約】ヰ‥🔗⭐🔉
いやく‐きん【違約金】ヰ‥🔗⭐🔉
いやく‐きん【違約金】ヰ‥
約束に違反した者が罰として相手方に支払うべき金銭。民法上、債務不履行による賠償額の予定と推定される。
⇒い‐やく【違約】
いやく‐しょぶん【違約処分】ヰ‥🔗⭐🔉
いやく‐しょぶん【違約処分】ヰ‥
違約者に対する制裁としての処分。取引所の売買取引で期日に受渡しをしない者に対する制裁。
⇒い‐やく【違約】
いやく‐てつけ【違約手付】ヰ‥🔗⭐🔉
いやく‐てつけ【違約手付】ヰ‥
交付した者が契約に違反すると相手方に没収される手付。
⇒い‐やく【違約】
いやく‐ばいしょう【違約賠償】ヰ‥シヤウ🔗⭐🔉
いやく‐ばいしょう【違約賠償】ヰ‥シヤウ
違約に対して賠償すること。取引員の売買取引で期日に受渡しをしないために生じた損害を取引所が賠償すること。
⇒い‐やく【違約】
い‐らん【違乱】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐らん【違乱】ヰ‥
①法に違たがい秩序を乱すこと。
②混乱すること。
③苦情をのべること。日葡辞書「コノギイランアルナ」
い‐りょう【違令】ヰリヤウ🔗⭐🔉
い‐りょう【違令】ヰリヤウ
令の規定にそむくこと。
い‐れい【違令】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐れい【違令】ヰ‥
法令に違反すること。
い‐れい【違戻】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐れい【違戻】ヰ‥
道理や規則にたがいもとること。
い‐れい【違例】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐れい【違例】ヰ‥
①いつもの例とちがうこと。
②常態とちがうこと。病気。不例。太平記21「その頃師直ちと―のことあつて」
い‐わ【違和】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐わ【違和】ヰ‥
からだの調和が破れること。転じて、他のものとしっくりしないこと。ちぐはぐ。「―感」
いわ‐かん【違和感】ヰ‥🔗⭐🔉
いわ‐かん【違和感】ヰ‥
ちぐはぐな感じ。「都会の生活に―を覚える」
たがい【違い】タガヒ🔗⭐🔉
たがい【違い】タガヒ
ちがうこと。相違。
⇒たがい‐め【違い目】
たがい‐め【違い目】タガヒ‥🔗⭐🔉
たがい‐め【違い目】タガヒ‥
①ちがっているところ。くいちがい。源氏物語若紫「その中に―ありて、慎しませ給ふべきことなむ侍る」
②失態。過失。源氏物語蜻蛉「心ぎたなき末の―に思ひ知らするなめり」
⇒たがい【違い】
たが・う【違う】タガフ🔗⭐🔉
たが・う【違う】タガフ
[一]〔自五〕
①一致しなくなる。相違する。竹取物語「かぐや姫のたまふやうに―・はず造り出でつ」。天草本平家物語「そのお文は…有王が申すに―・はず書かれて」。「予想に―・う結末」
②そむきはずれる。万葉集14「汝いましを頼み母に―・ひぬ」。天草本平家物語「家長日ごろの契約―・ひ奉るまじいと言うて」。「法に―・う」
③変化する。尋常でなくなる。源氏物語少女「けさうじ給へる御顔の色―・ひて」
[二]〔他下二〕
⇒たがえる(下一)
たがえ【違え】タガヘ🔗⭐🔉
たがえ【違え】タガヘ
①たがえること。ちがえること。
②「方かた違え」の略。蜻蛉日記下「―こそはせましか」
⇒たがえ‐もの【違え物】
たがえ‐もの【違え物】タガヘ‥🔗⭐🔉
たがえ‐もの【違え物】タガヘ‥
とりちがえた物。
⇒たがえ【違え】
たが・える【違える】タガヘル🔗⭐🔉
たが・える【違える】タガヘル
〔他下一〕[文]たが・ふ(下二)
①ちがわせる。合わないようにする。一致させない。源氏物語橋姫「ひとこともかく打ち出で聞えさせてむさまを―・へ侍るまじくなむ」。天草本平家物語「本書のことばを―・へず書写し」。「色を―・える」
②そむいて裏切る。約束や言いつけを破る。天草本平家物語「日ごろの契約を―・へず、参つたる事はまことに神妙な儀ぢや」。「約束を―・える」
③方違えをする。源氏物語帚木「二条院にも同じ筋にて。いづくにか―・へん」
ちがい【違い】チガヒ🔗⭐🔉
ちがい【違い】チガヒ
ちがうこと。同じでないこと。また、その程度。〈日葡辞書〉。「―を見つける」
⇒ちがい‐さいふ【違割符】
⇒ちがい‐だか【違鷹】
⇒ちがい‐たかのは【違鷹羽】
⇒ちがい‐だな【違い棚】
⇒ちがい‐づけ【違付】
⇒ちがい‐め【違い目】
ちがい‐さいふ【違割符】チガヒ‥🔗⭐🔉
ちがい‐さいふ【違割符】チガヒ‥
中世の為替手形で、割符屋で支払いを拒否されたもの。信用制度の不備による。
⇒ちがい【違い】
ちがい‐だか【違鷹】チガヒ‥🔗⭐🔉
ちがい‐だか【違鷹】チガヒ‥
違鷹羽ちがいたかのはの略。
⇒ちがい【違い】
ちがい‐だな【違い棚】チガヒ‥🔗⭐🔉
ちがい‐だな【違い棚】チガヒ‥
2枚の棚板を左右から上下2段に食い違いに釣り、間に蝦束えびづかを入れた棚。天袋・池袋・地板を含めていう。床の間・書院などの脇に設ける。ちがえだな。
違い棚
⇒ちがい【違い】
⇒ちがい【違い】
ちがい‐づけ【違付】チガヒ‥🔗⭐🔉
ちがい‐づけ【違付】チガヒ‥
連歌の付け方の一つ。「春」に「秋」、「憂し」に「嬉し」など、前句と反対の意の語をつける類。
⇒ちがい【違い】
ちがい‐ない【違いない】チガヒ‥🔗⭐🔉
ちがい‐ない【違いない】チガヒ‥
①(「に―」の形で)確実にそうだ。きまっている。「来るに―」「それに―」
②相手の言うことを受けて肯定する語。そのとおりだ。
ちがい‐め【違い目】チガヒ‥🔗⭐🔉
ちがい‐め【違い目】チガヒ‥
①ちがったところ。
②筋かいに組んだところ。
⇒ちがい【違い】
ちが・う【違う・交う】チガフ🔗⭐🔉
ちが・う【違う・交う】チガフ
[一]〔自五〕
二つ以上のものの動きが一つの点に合わない意。
①互いに行きはずれる。すれちがう。ゆきちがう。大鏡伊尹「書きていそぎ奉り給へど―・ひていととく参り給ひにけり」。平家物語11「判官もさきに心得て面に立つやうにはしけれどもとかく―・ひて能登殿には組まれず」
②合わない。相違する。誤る。たがう。天草本伊曾保物語「イソポが申したに―・はず」。「意見が―・う」「いつもと―・う」「答えが―・う」「約束が―・う」
③人の気持に合わない。機嫌をそこねる。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「父つさまは殿さまのお気に―・うて」
④普通と異なる。狂う。「気が―・う」
[二]〔他下二〕
⇒ちがえる(下一)
ちがえ【違え】チガヘ🔗⭐🔉
ちがえ【違え】チガヘ
①ちがえること。ちがえたさま。
②鹿が狩人にあった時、狩人の方を向いて立ち上がり、前足を交叉させて突き出すしぐさ。
⇒ちがえ‐だな【違え棚】
⇒ちがえ‐やりど【違え遣戸】
ちがえ‐やりど【違え遣戸】チガヘ‥🔗⭐🔉
ちがえ‐やりど【違え遣戸】チガヘ‥
二つの溝にはめて、入りちがわせて開閉する遣戸。
⇒ちがえ【違え】
ちが・える【違える・交える】チガヘル🔗⭐🔉
ちが・える【違える・交える】チガヘル
〔他下一〕[文]ちが・ふ(下二)
①互いに行き合わないようにする。交錯させる。源氏物語蜻蛉「几帳どもの、立て―・へたるあはひより、見通されてあらはなり」
②交叉させる。続古今和歌集恋「鵲の―・ふるはしの間遠にて隔つる中に霜や置くらむ」
③相違させる。他と異なるものにする。「色を―・えて目立たせる」
④悪い夢を良い夢にかえる。大鏡道長「―・へさせ祈りなどをもすべかりけることを」
⑤正常の位置からはずす。「足の筋を―・える」
⑥まちがえる。「人を―・えた」
⑦違背する。日葡辞書「ヤクソク(約束)ヲチガユル」
[漢]違🔗⭐🔉
違 字形
筆順
〔辶(辶)部10画/13画/常用/1667・3063〕
[
] 字形
〔辶(辶)部9画/13画〕
〔音〕イ〈ヰ〉(呉)(漢)
〔訓〕ちがう・ちがえる・たがう・たがえる
[意味]
①一致しない。くいちがう。「相違・違和感」
②そむく。反する。たがえる。「違約・違反・違法」
③道理に合わない(振る舞い)。よこしま。「非違」
[解字]
形声。「辶」+音符「韋」(=離れる)。離れて行って、くいちがいがでる意。
筆順
〔辶(辶)部10画/13画/常用/1667・3063〕
[
] 字形
〔辶(辶)部9画/13画〕
〔音〕イ〈ヰ〉(呉)(漢)
〔訓〕ちがう・ちがえる・たがう・たがえる
[意味]
①一致しない。くいちがう。「相違・違和感」
②そむく。反する。たがえる。「違約・違反・違法」
③道理に合わない(振る舞い)。よこしま。「非違」
[解字]
形声。「辶」+音符「韋」(=離れる)。離れて行って、くいちがいがでる意。
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い-きゃく【違格】🔗⭐🔉
い-きゃく
― [1][0] 【違格】
(1)平安時代の罪名の一。「格」に違犯すること。
(2)格式・規格にはずれること。いかく。「―する事かなはず/こんてむつすむん地」
(3)(「違却」とも書く)思惑がはずれて,当惑すること。「何とも―千万/浄瑠璃・薩摩歌」
― [1][0] 【違格】
(1)平安時代の罪名の一。「格」に違犯すること。
(2)格式・規格にはずれること。いかく。「―する事かなはず/こんてむつすむん地」
(3)(「違却」とも書く)思惑がはずれて,当惑すること。「何とも―千万/浄瑠璃・薩摩歌」
いけい-ざい【違警罪】🔗⭐🔉
いけい-ざい
ケイ― [2] 【違警罪】
重罪・軽罪とともに,旧刑法で犯罪を三分類したうちの一。拘留・科料にあたる軽い罪。
ケイ― [2] 【違警罪】
重罪・軽罪とともに,旧刑法で犯罪を三分類したうちの一。拘留・科料にあたる軽い罪。
いけん-はんけつ【違憲判決】🔗⭐🔉
いけん-はんけつ
― [4] 【違憲判決】
裁判所が違憲立法審査権に基づいて,ある法律・命令・規則・処分が憲法に違反すると判断する判決。
― [4] 【違憲判決】
裁判所が違憲立法審査権に基づいて,ある法律・命令・規則・処分が憲法に違反すると判断する判決。
いけん-りっぽう-しんさけん【違憲立法審査権】🔗⭐🔉
いけん-りっぽう-しんさけん
―リツパフ― [10] 【違憲立法審査権】
一切の法律,命令,規則または処分が憲法に違反するか否かを審査する裁判所の権限。具体的訴訟事件の取り扱いにおいて行使され,裁判所は法令等が違憲であると判断するとき,その無効を宣言することができる。法令審査権。
―リツパフ― [10] 【違憲立法審査権】
一切の法律,命令,規則または処分が憲法に違反するか否かを審査する裁判所の権限。具体的訴訟事件の取り扱いにおいて行使され,裁判所は法令等が違憲であると判断するとき,その無効を宣言することができる。法令審査権。
い-さん【違算】🔗⭐🔉
い-さん
― [0] 【違算】
(1)計算の誤り。計算違い。
(2)見当違い。誤算。「母は初めて吾―を悟り/不如帰(蘆花)」
― [0] 【違算】
(1)計算の誤り。計算違い。
(2)見当違い。誤算。「母は初めて吾―を悟り/不如帰(蘆花)」
い-し【違旨】🔗⭐🔉
い-し
― [1] 【違旨】
趣旨にたがうこと。仰せに背くこと。
― [1] 【違旨】
趣旨にたがうこと。仰せに背くこと。
い-しき【違式】🔗⭐🔉
い-しき
― [0][1] 【違式】
(1)きめられた形式や手続きに従わないこと。
(2)律令制下において,式に違反すること。
― [0][1] 【違式】
(1)きめられた形式や手続きに従わないこと。
(2)律令制下において,式に違反すること。
い-しつ【違失】🔗⭐🔉
い-しつ
― [0] 【違失】
しくじり。過失。「誠に―なし/著聞 10」
― [0] 【違失】
しくじり。過失。「誠に―なし/著聞 10」
い-じゅん【違順】🔗⭐🔉
い-じゅん
― [1][0] 【違順】
〔仏〕 違境と順境。心に苦や不快を与える対象と,楽や快を与える対象。順違。
― [1][0] 【違順】
〔仏〕 違境と順境。心に苦や不快を与える対象と,楽や快を与える対象。順違。
い-ちょく【違勅】🔗⭐🔉
い-ちょく
― [0] 【違勅】 (名)スル
天子の命令に背くこと。
― [0] 【違勅】 (名)スル
天子の命令に背くこと。
い-はい【違背】🔗⭐🔉
い-はい
― [0] 【違背】 (名)スル
命令・規則・約束などに背くこと。違反。「規約に―する」
― [0] 【違背】 (名)スル
命令・規則・約束などに背くこと。違反。「規約に―する」
い-はん【違反】🔗⭐🔉
い-はん
― [0] 【違反】 (名)スル
法規・協定・約束などに従わないこと。違背。「法規に―する」「交通―」
― [0] 【違反】 (名)スル
法規・協定・約束などに従わないこと。違背。「法規に―する」「交通―」
いはん-きっぷ【違反切符】🔗⭐🔉
いはん-きっぷ
― [4] 【違反切符】
交通違反を犯したとき交付される通告書。処分を受けるまで運転免許証に代えて運転できる。軽い違反に対する青切符と重い違反に対する赤切符がある。
― [4] 【違反切符】
交通違反を犯したとき交付される通告書。処分を受けるまで運転免許証に代えて運転できる。軽い違反に対する青切符と重い違反に対する赤切符がある。
い-はん【違犯】🔗⭐🔉
い-はん
― [0] 【違犯】 (名)スル
法にそむいて罪を犯すこと。
― [0] 【違犯】 (名)スル
法にそむいて罪を犯すこと。
い-へん【違変・違反】🔗⭐🔉
い-へん
― [0] 【違変・違反】 (名)スル
契約や約束に背くこと。心変わりすること。「約束ヲ―スル/日葡」
― [0] 【違変・違反】 (名)スル
契約や約束に背くこと。心変わりすること。「約束ヲ―スル/日葡」
いほう-しょぶん【違法処分】🔗⭐🔉
いほう-しょぶん
ハフ― [4] 【違法処分】
法規に違反する行政処分。
ハフ― [4] 【違法処分】
法規に違反する行政処分。
いほう-せい-そきゃく【違法性阻却】🔗⭐🔉
いほう-せい-そきゃく
ハフ― [0] 【違法性阻却】
違法と推定される行為であっても,正当防衛・緊急避難など特別の事情がある場合には違法とはされないこと。
ハフ― [0] 【違法性阻却】
違法と推定される行為であっても,正当防衛・緊急避難など特別の事情がある場合には違法とはされないこと。
い-ぼん【違犯】🔗⭐🔉
い-ぼん
― 【違犯】
〔「ぼん」は呉音〕
「いはん(違犯)」に同じ。「律は,…―を制する故に/沙石 2」
― 【違犯】
〔「ぼん」は呉音〕
「いはん(違犯)」に同じ。「律は,…―を制する故に/沙石 2」
い-めい【違命】🔗⭐🔉
い-めい
― [0] 【違命】
命令に背くこと。
― [0] 【違命】
命令に背くこと。
い-やく【違約】🔗⭐🔉
い-やく
― [0] 【違約】 (名)スル
約束・契約を破ること。約束にそむくこと。「買入るるの力なく手附を棄て―せり/浮城物語(竜渓)」
― [0] 【違約】 (名)スル
約束・契約を破ること。約束にそむくこと。「買入るるの力なく手附を棄て―せり/浮城物語(竜渓)」
いやく-きん【違約金】🔗⭐🔉
いやく-きん
― [0] 【違約金】
債務の不履行があった場合に支払う旨を,債務者が債権者にあらかじめ約束した金銭。
― [0] 【違約金】
債務の不履行があった場合に支払う旨を,債務者が債権者にあらかじめ約束した金銭。
いやく-しょぶん【違約処分】🔗⭐🔉
いやく-しょぶん
― [4] 【違約処分】
(1)違約者に対する罰として行う処分。
(2)取引所の売買取引で,期日までに受け渡しをしなかった者に対する制裁処分。過怠金,売買取引の停止・制限,または除名など。
― [4] 【違約処分】
(1)違約者に対する罰として行う処分。
(2)取引所の売買取引で,期日までに受け渡しをしなかった者に対する制裁処分。過怠金,売買取引の停止・制限,または除名など。
いやく-てつけ【違約手付(け)】🔗⭐🔉
いやく-てつけ
― [4] 【違約手付(け)】
手付けのうち,それを交付した者が契約を履行しない場合に,手付けを受けた者が取得してもよいもの。
― [4] 【違約手付(け)】
手付けのうち,それを交付した者が契約を履行しない場合に,手付けを受けた者が取得してもよいもの。
いやく-ばいしょう【違約賠償】🔗⭐🔉
いやく-ばいしょう
―シヤウ [4] 【違約賠償】
取引所での売買取引に関する契約が履行されなかったことで取引所の会員が損失を受けた場合,取引所がその損失を賠償すること。
―シヤウ [4] 【違約賠償】
取引所での売買取引に関する契約が履行されなかったことで取引所の会員が損失を受けた場合,取引所がその損失を賠償すること。
いやく-ばつ【違約罰】🔗⭐🔉
いやく-ばつ
― [3] 【違約罰】
債務者が債権者に債務が履行できない場合に給付することを予め約束した金銭その他のもの。または,その約束そのもの。
― [3] 【違約罰】
債務者が債権者に債務が履行できない場合に給付することを予め約束した金銭その他のもの。または,その約束そのもの。
い-らん【違乱】🔗⭐🔉
い-らん
― [0] 【違乱】
(1)法に違反し秩序を乱すこと。「今度の御即位に―なくめでたき様/平家 4」
(2)苦情を言うこと。反対すること。「外より―少しもなし/浄瑠璃・卯月の紅葉(上)」
(3)物事が乱れること。
― [0] 【違乱】
(1)法に違反し秩序を乱すこと。「今度の御即位に―なくめでたき様/平家 4」
(2)苦情を言うこと。反対すること。「外より―少しもなし/浄瑠璃・卯月の紅葉(上)」
(3)物事が乱れること。
い-れい【違令】🔗⭐🔉
い-れい
― [0] 【違令】
命令・法令に違反すること。
― [0] 【違令】
命令・法令に違反すること。
い-れい【違戻】🔗⭐🔉
い-れい
― [0] 【違戻】 (名)スル
道理・命令にたがうこと。「敢て君命に―するを許すにあらず/明六雑誌 7」
― [0] 【違戻】 (名)スル
道理・命令にたがうこと。「敢て君命に―するを許すにあらず/明六雑誌 7」
い-れい【違例】🔗⭐🔉
い-れい
― [0] 【違例】
(1)常と違うこと。
(2)病気その他でからだの具合がいつもと違うこと。病気。不例。「入道相国―の御心地とてとどまり給ひぬ/平家 6」
― [0] 【違例】
(1)常と違うこと。
(2)病気その他でからだの具合がいつもと違うこと。病気。不例。「入道相国―の御心地とてとどまり給ひぬ/平家 6」
いわ-かん【違和感】🔗⭐🔉
いわ-かん
ワ― [2] 【違和感】
周りのものとの関係がちぐはぐで,しっくりしないこと。「―を感じる」
ワ― [2] 【違和感】
周りのものとの関係がちぐはぐで,しっくりしないこと。「―を感じる」
たがい【違い】🔗⭐🔉
たがい タガヒ [0] 【違い】
ちがい。相違。「本物に―ない」
たがい-め【違い目】🔗⭐🔉
たがい-め タガヒ― 【違い目】
ちがっているところ。くいちがう点。「かかる―のあるをいかにおぼすらむ/源氏(絵合)」
たが・う【違う】🔗⭐🔉
たが・う タガフ [2] 【違う】
■一■ (動ワ五[ハ四])
(1)相違する。一致しない。くいちがう。「事志と―・う」「案に―・わず」「なき人の御ほい―・はむがあはれなること/源氏(蓬生)」
(2)背反する。そむく。「人の道に―・う行為」「汝(イマシ)を頼み母に―・ひぬ/万葉 3359」
(3)変わる。通常の状態でなくなる。「いかでかは御色も―・ひてきららかにおはする人とも覚えず/大鏡(道兼)」
〔「たがえる」に対する自動詞〕
■二■ (動ハ下二)
⇒たがえる
たがえ【違え】🔗⭐🔉
たがえ タガヘ 【違え】
(1)たがえること。「邪神善神の御―,色にあらはれ内にこもりてみゆるなり/愚管 7」
(2)「方違(カタタガ)え」の略。「―こそはせましか/蜻蛉(下)」
たが・える【違える】🔗⭐🔉
たが・える タガヘル [3] 【違える】 (動ア下一)[文]ハ下二 たが・ふ
(1)一致しないようにする。くいちがわせる。「彼とは道を―・えることになった」
(2)背くようにする。「約束を―・える」「かの遺言を―・へじ/源氏(桐壺)」
(3)方違(カタタガ)えをする。「二条院にも同じすぢにていづくにか―・へむ/源氏(帚木)」
(4)まちがえる。「所―・へてけり/蜻蛉(中)」
〔「たがう」に対する他動詞〕
ちがい【違い】🔗⭐🔉
ちがい チガヒ [0] 【違い】
(1)相違。また,その差。「性格の―」「両者にはそれほどの―はない」
(2)誤り。まちがい。「計算に―がある」
(3)交差すること。「―沢瀉(オモダカ)」
ちがい-だか【違い鷹】🔗⭐🔉
ちがい-だか チガヒ― [2] 【違い鷹】
「違い鷹の羽(ハ)」に同じ。
ちがい-たかのは【違い鷹の羽】🔗⭐🔉
ちがい-たかのは チガヒ― [6] 【違い鷹の羽】
鷹の羽紋の一。鷹の羽を交差させたもの。ちがいだか。
→鷹の羽
ちがい-だな【違い棚】🔗⭐🔉
ちがい-だな チガヒ― [2][0] 【違い棚】
隣り合う棚板を段違いに取り付けた棚。普通,床の間の脇に設けられる。ちがえだな。
→床脇(トコワキ)棚
ちがい-づけ【違い付け】🔗⭐🔉
ちがい-づけ チガヒ― [0] 【違い付け】
俳諧の付合(ツケアイ)方法の一。「月」に「雨」,「花」に「風」など,前句に対し逆の構想に立った付け句をすること。連歌では「引き違え」という。
ちがい-はぎ【違い矧ぎ・違い接ぎ】🔗⭐🔉
ちがい-はぎ チガヒ― [0] 【違い矧ぎ・違い接ぎ】
「合い決(ジヤク)り」に同じ。
ちがい-め【違い目】🔗⭐🔉
ちがい-め チガヒ― [0] 【違い目】
(1)違っているところ。
(2)筋交いに組んだところ。
ちがい-な・い【違いない】🔗⭐🔉
ちがい-な・い チガヒ― 【違いない】 (連語)
(1)(「に違いない」の形で)確実にそうであると推量される意を表す。…に決まっている。…でないはずはない。たしかに…だ。「この試合は勝つに―・い」
(2)(相手の言葉を受けて)その内容が正しい意を表す。そのとおりである。「『嵐になりそうだ』『―・い,雲行きが怪しい』」
ちが・う【違う】🔗⭐🔉
ちが・う チガフ [0] 【違う】
■一■ (動ワ五[ハ四])
(1)二つの事物が一致しない。異なる。差がある。「色の―・う二枚の折り紙」「英語と日本語では語順が―・う」「年が―・いすぎます」
(2)それとは別のものである。異なったものである。「いつもと―・う背広」「注文と―・う品が届く」「昨日と―・って今日はいい天気だ」
(3)正常な状態からずれる。「首の筋が―・った」「気が―・う」
(4)正しいとされるものと合っていない。「答えが―・っている」「字が―・う」
(5)約束などが守られない。「それでは話が―・うじゃないか」「筈ガ―・ウ/日葡」
(6)反対方向から来たものが,ぶつからないで交差する。「行き―・う」「すれ―・う」「足の下に鵜飼ひ―・ふ/蜻蛉(中)」
(7)入れ違いになるようにする。「とかく―・ひて能登殿にはくまれず/平家 11」
〔「たがう」の転か。「違える」に対する自動詞〕
■二■ (動ハ下二)
⇒ちがえる
ちがえ【違え】🔗⭐🔉
ちがえ チガヘ 【違え】
〔動詞「ちがえる」の連用形から〕
交差させること。「二番めに持つた者,其の上に―に置く/狂言・三本柱」
ちがえ-だな【違え棚】🔗⭐🔉
ちがえ-だな チガヘ― [3] 【違え棚】
「違い棚」に同じ。
ちがえ-やりど【違え遣り戸】🔗⭐🔉
ちがえ-やりど チガヘ― [4] 【違え遣り戸】
二筋の溝で入れ違えにして開閉する遣り戸。
ちが・える【違える】🔗⭐🔉
ちが・える チガヘル [0] 【違える】 (動ア下一)[文]ハ下二 ちが・ふ
(1)一致しないようにする。変える。「クラスごとに帽子の色を―・える」
(2)判断や行動を誤る。まちがえる。「どうも日を―・えたようだ」「道を―・えたらしい」「見通しを―・えてしまった」
(3)筋肉をねじるなどして痛める。「足の筋を―・える」
(4)交わらせる。交差させる。「上下よりたすきに―・へて/徒然 208」
(5)夢違えをする。「(夢ヲ)―・ふるわざもがなとて/蜻蛉(上)」
〔「たがえる」の転か。「違う」に対する他動詞〕
いけん【違憲】(和英)🔗⭐🔉
いけん【違憲】
unconstitutionality.〜の unconstitutional.→英和
いほう【違法の】(和英)🔗⭐🔉
いやく【違約】(和英)🔗⭐🔉
いやく【違約】
(a) breach of contract[promise].→英和
〜する break a contract[a promise,one's word].‖違約者(金) a defaulter (a forfeit).
いわかん【違和感】(和英)🔗⭐🔉
いわかん【違和感】
incompatibility;incongruity.
たがう【違う】(和英)🔗⭐🔉
たがう【違う】
⇒違える.
ちがい【違い】(和英)🔗⭐🔉
ちがいだな【違い棚】(和英)🔗⭐🔉
ちがいだな【違い棚】
(fancy) alcove shelves.
ちがう【違う】(和英)🔗⭐🔉
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