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かんぽうのまじわり【管鮑の交わり】▽中国🔗🔉

かんぽうのまじわり【管鮑の交わり】▽中国 心から信頼し合って相手のために尽くす、友人同士の深い交際のたとえ。 《参考》 春秋時代、斉(セイ)の管仲(カンチュウ)と鮑叔(ホウシュク)は、非常に仲がよく、共同で商売をしたとき、もうけの分け前を貧乏な管仲が多く取ったが、鮑叔は少しも苦情を言わなかった。管仲は「我を知る者は鮑叔なり。」と言い、二人はますます親密になったという。 《出典》 〔列子(レッシ)・力命篇〕《史記(シキ)・管晏伝》

くだのあなからてんをのぞく【管の穴から天を覗く】🔗🔉

くだのあなからてんをのぞく【管の穴から天を覗く】 管を以て天を窺う

くだをまく【管を巻く】🔗🔉

くだをまく【管を巻く】 酒に酔ってたわいもないことをくどくどと言うことのたとえ。 《例文》 「酔っ払いがろれつの回らなくなった口で管を巻いていた。」 《参考》 「管」は、糸車の錘(ツム)に差して糸を巻きつける道具。ぶんぶんと音をたてる。

くだをもっててんをうかがう【管を以て天を窺う】▽中国🔗🔉

くだをもっててんをうかがう【管を以て天を窺う】▽中国 見識の狭い自己流の考え方で大きな問題を判断しようとすることのたとえ。「管の穴から天を覗(ノソ゛)く」とも。 《出典》 是(コ)レ直(タタ゛)ニ管ヲ用イテ天ヲウカガイ、錐(キリ)ヲ用イテ地ヲ指スナリ。亦(マタ)小ナラズヤ。〔荘子(ソウシ゛)・秋水篇〕 《類句》葦(ヨシ)の髄から天井覗く。針の穴から天覗く。

かんぽうのまじわり【管鮑の交わり】🔗🔉

かんぽうのまじわり【管鮑の交わり】 お互いを十分理解して信頼しあい、利害によって変わることなどない、きわめて親密な交わり。 ◎「管鮑」は、中国春秋時代の斉(せい)の管仲(かんちゅう)と鮑叔(ほうしゅく)のこと。二人は若いときから仲がよく、鮑叔は管仲が貧しかったときには援助を惜しまず、ついには管仲を斉の宰相に推薦した。管仲は「我を生みし者は父母、我を知る者は鮑叔なり」と鮑叔を称賛し、二人の親交は、終生変わることなく続けられたという故事から。 〔出〕列子 〔類〕金蘭の契り/断金の交わり/刎頸の交わり/金石の交わり

かんをもっててんをうかがう【管を以て天を窺う】🔗🔉

かんをもっててんをうかがう【管を以て天を窺う】 →管を以て天を窺う

くだのあなからてんをのぞく【管の穴から天を覗く】🔗🔉

くだのあなからてんをのぞく【管の穴から天を覗く】 →管を以て天を窺う

くだをまく【管を巻く】🔗🔉

くだをまく【管を巻く】 酒に酔って同じことやくだらないことをくどくどと言い続けること。 ◎「管」は紡績に使う糸を巻きつける軸のこと。糸繰り車を回すとぶんぶんと音をたて、その音を酔っぱらいの繰り言にたとえたことから。

くだをもっててんをうかがう【管を以て天を窺う】🔗🔉

くだをもっててんをうかがう【管を以て天を窺う】 狭い見識やあさはかな知識で大きな問題を論じたり、判断したりするたとえ。 ◎細い管の穴から空をのぞいてみても、大きな空のほんの一部しか見えないことから。「管」は「かん」とも言う。「管の穴から天を覗(のぞ)く」「針の穴から天を覗く」とも言う。 〔出〕荘子(そうじ) 〔類〕葦の髄から天井を覗く/貝殻で海を量る 〔較〕see the sky through a funnel(漏斗(ろうと)を通して空を見る)

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