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【管】 14画 竹部 [四年] 区点=2041 16進=3449 シフトJIS=8AC7 《常用音訓》カン/くだ 《音読み》 カン(クワン)〈gun〉 《訓読み》 くだ/つかさどる 《名付け》 うち・すげ 《意味》 {名}管楽器の一つ。穴が六つあいている笛。また、笛の総称。「管絃カンゲン」 {名}くだ。中空でまるい棒状のもの。または、くだ状のもの。せまいわくのたとえ。「血管」 {名}筆のじく。 カンス{動}つかさどる。わくをはめた中のものをとりまとめる。一定の範囲を受け持って世話をやく。 カンス{動・名}わくをはめてまとめる。管理される。また、中心となるもの。とり締まりの役。「主管」「聖人也者道之管也、天下之道管是矣=聖人ナルモノハ道ノ管ナリ、天下ノ道ココニ管ス」〔→荀子{名}まるいかぎ穴。「管鍵カンケン」 《解字》 会意兼形声。「竹+音符官(やねの下に囲ってある人)」。まるく全体にゆきわたるの意を含む。 《単語家族》 円官(垣カキをめぐらした中に養われている人)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要書物 →主要人名

管下 カンカ🔗🔉

【管下】 カンカ〔国〕支配のおよぶ範囲内。

管子 カンシ🔗🔉

【管子】 カンシ くだ。くだ状のもの。春秋時代の斉セイの管仲カンチュウのこと。

管区 カンク🔗🔉

【管区】 カンク 管理する区域。

管中窺豹 カンチュウヒョウヲウカガウ🔗🔉

【管中窺豹】 カンチュウヒョウヲウカガウ〈故事〉くだの穴から豹を見れば、一つの斑点だけしか見えない。見識の狭いことのたとえ。〔→晋書

管窺 カンキ🔗🔉

【管見】 カンケン くだの穴からみる。狭い見識のたとえ。『管窺カンキ・管穴カンケツ』自分の見識を謙そんしていうことば。

管弦 カンゲン🔗🔉

【管弦】 カンゲン =管絃。管楽器と弦楽器。楽器の総称。転じて、音楽のこと。

管制 カンセイ🔗🔉

【管制】 カンセイ 国家が強制的に物事を制限し管理する。「灯火管制」

管長 カンチョウ🔗🔉

【管長】 カンチョウ とりしまりの長。〔国〕神道・仏教の宗教団体で、一宗一派の長。

管城子 カンジョウシ🔗🔉

【管城子】 カンジョウシ〈故事〉筆のこと。▽韓愈カンユが筆を擬人化して毛穎モウエイと名づけ「毛穎伝」をつくり、作中の毛穎が秦シンの始皇帝によって管城(隋ズイ代に置かれた県。今の河南省鄭テイ県)に封ぜられ、自分のことを管城子といったことから。

管財 カンザイ🔗🔉

【管財】 カンザイ 財産や財務を管理する。

管理 カンリ🔗🔉

【管理】 カンリ 事務を処理して、設備などの保全・維持をはかること。財産などを保管してその利用をはかること。

管掌 カンショウ🔗🔉

【管掌】 カンショウ

管説 カンセツ🔗🔉

【管説】 カンセツ 見識の狭い意見。

管領 カンリョウ🔗🔉

【管領】 カンレイ・カンリョウ ある範囲内をおさめとり締まる。受領する。〔国〕室町時代、幕府の職名。将軍をたすけて政務を管理する。〔国〕力ずくで、自分のものにすること。

管鮑交 カンポウノマジワリ🔗🔉

【管鮑交】 カンポウノマジワリ〈故事〉友人どうしの親密な交際のこと。▽春秋時代の管仲カンチュウと鮑叔ホウシュクとが少年時代から深い友情をもって生涯かわらない交際を続けたことから。

管轄 カンカツ🔗🔉

【管轄】 カンカツ かぎ穴と、車の軸受けのくさび。転じて、重要な地位。特定の権限をもってある範囲を支配しとり締まること。また、その範囲。

管蠡 カンレイ🔗🔉

【管蠡】 カンレイ〈故事〉くだと、ほら貝(=蠡)。くだで天をのぞき、ほら貝で、大海の水の量をはかる。見識の狭いことのたとえ。▽「漢書」東方朔伝から。

管籥 カンヤク🔗🔉

【管籥】 カンヤク ふえ。▽「籥」は、あなが三つまたは六つあるふえ。〔→孟子かぎ。

管子 カンシ🔗🔉

【管子】 カンシ〈書物〉二四巻。春秋時代、斉セイの管仲カンチュウ(?〜前645)の著と伝えられる。成立年代不明。春秋時代の名政治家、管仲を著者になぞらえた、政治論文集ともいうべき書。政治・経済・軍事・教育などの諸問題について、具体的な政策を示しつつ論じてある。対象が多岐にわたるとともに、そこにうかがわれる思想も雑多で、法家を主調とするとはいえるものの、儒家・道家の説もしばしばみえ、さらに墨家・兵家・農家の説に近いと考えられる部分も少なくない。内容からみて、著者もひとりではなく、戦国時代から漢代にかけて、何人かの手によってつぎたされながら完成したものと考えられている。藤原佐世フジワラノスケヨの『日本国見在書目録』にその名が見えることから、日本には平安時代初期にすでに渡来していたことがわかる。

管仲 カンチュウ🔗🔉

【管仲】 カンチュウ〈人名〉?〜前645 春秋時代、斉セイの宰相。潁水エイスイのほとりの人。名は夷吾イゴ、仲は字アザナ、諡オクリナは敬。管敬仲・管子といわれる。鮑叔ホウシュクと親しく、その推薦で桓公カンコウに仕え、宰相となり、商業による富国強兵策をとった。桓公が五覇ゴハのひとりとなったのも彼の功による。『管子』の著者といわれる。仲父チュウホ。→「管鮑交カンポウノマジワリ」

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