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ささ【酒】🔗🔉

ささ [0] 【酒】 〔もと女房詞。「さけ」の「さ」を重ねた語とも,酒を中国で「竹葉」ということからともいう〕 酒のこと。

ささ【笹・篠・小竹】🔗🔉

ささ [0] 【笹・篠・小竹】 (1)イネ科タケ亜科の植物のうち小形のものの総称。タケに比べ丈が低く,稈(カン)は細くて生長後も竹の子の皮が残る。全国の山地に群生し,また観賞用に庭や公園に栽植。葉は粽(チマキ)や和菓子を包むのに用い,茎はパルプや細工物にする。果実は食用。メダケ・ヤダケ・アズマザサ・クマザサ・ミヤコザサ・チマキザサなど種類が多い。 (2)家紋の一。笹の葉や枝をかたどったもの。雀・雪などを添える紋もある。

さ-さ【些些】🔗🔉

さ-さ [1] 【些些】 (ト|タル)[文]形動タリ わずかばかりであるさま。とるにたりないさま。「―たる人間などの瞞着を許さざるものなり/福翁百話(諭吉)」

さ-さ【嵯嵯】🔗🔉

さ-さ [1] 【嵯嵯】 (ト|タル)[文]形動タリ 高くけわしいさま。「岩が真直に池の底から突き出して…―と構へる/草枕(漱石)」

さ-さ【瑣瑣】🔗🔉

さ-さ [1] 【瑣瑣】 (ト|タル)[文]形動タリ こまかいさま。くだくだしいさま。「―たる問題にも,きわめて丁寧にいらへしつる余が/舞姫(鴎外)」

ささ🔗🔉

ささ (副) (「と」を伴って) (1)水の勢いよく流れ注ぐさま。「あがきの水,前板まで―とかかりけるを/徒然 114」 (2)ざわざわと音や声を立てるさま。「―とののしりさわぐ程に/栄花(浦々の別)」

さ-さ【然然】🔗🔉

さ-さ 【然然】 (副) これこれ。しかじか。「―の所よりなりけりと聞き給ひて/蜻蛉(中)」

ささ🔗🔉

ささ (感) (1)はやすときに用いる語。「この御酒の御酒のあやにうた楽し―/古事記(中)」 (2)人にものをすすめるときなどにいう語。「―いはんすなそこぢやて/滑稽本・浮世床(初)」

さ-さ【細・小】🔗🔉

さ-さ 【細・小】 (接頭) 〔「さざ」とも〕 名詞に付いて,「小さい」「細かい」「わずか」の意を表す。「―濁り」「―波(サザナミ)」

ささ-あめ【笹飴】🔗🔉

ささ-あめ [0] 【笹飴】 透明な飴を笹に包んだもの。新潟県上越市の名産。

さ-さい【些細・瑣細】🔗🔉

さ-さい [1] 【些細・瑣細】 (形動)[文]ナリ とるにたりないさま。わずかなさま。「―な違い」「―なこと」

ささい-こさい【支いこさい】🔗🔉

ささい-こさい 【支いこさい】 「ささえこさえ」の転。「傍に付添ふ侫人原(ネイジンバラ)めが,―言廻し/浄瑠璃・先代萩」

ささい-な・し🔗🔉

ささい-な・し (形ク) 差し支えない。異状ない。「九条の右大臣兼実は…―・くて,天下の事顧問に預りて/愚管 5」

ささ-いろ【笹色】🔗🔉

ささ-いろ [0] 【笹色】 青黒く光るようになった濃い紅色。または,青みのある薄緑。ささべに。

ささ-う【笹生】🔗🔉

ささ-う ―フ [0] 【笹生】 ⇒ささふ(笹生)

ささ・う【支ふ】🔗🔉

ささ・う ササフ 【支ふ】 (動ハ下二) ⇒ささえる

ささ-うしのした【笹牛の舌】🔗🔉

ささ-うしのした [7] 【笹牛の舌】 カレイ目の海魚。体長14センチメートル程度。両眼は体の右側にある。吻は著しく鉤状に曲がる。眼のある側には黒褐色や白色の小斑点が散在する。本州中部以南,東シナ海,黄海の浅海の砂底に分布。

ささえ【支え】🔗🔉

ささえ ササヘ [3][0] 【支え】 (1)ささえること。また,そのもの。「塀に―をする」「一家の―となって働く」「心の―」 (2)「ささえぐち」の略。「物ごとに―を言はず暮らされける故(ユエ)/浮世草子・姑気質」

ささえ-ぐち【支へ口】🔗🔉

ささえ-ぐち ササヘ― 【支へ口】 人を中傷する言葉。かげぐち。ささえごと。「かげごと・中言・―/浄瑠璃・卯月の紅葉(上)」

ささえ-こさえ【支え小支え】🔗🔉

ささえ-こさえ ササヘコサヘ 【支え小支え】 〔同音・類音の語を重ねた語〕 じゃまだてすること。中傷すること。ささいこさい。「『牛島殿,待たしやんせ』『こりゃ何故あって私らを,―をしなさんすのぢや』/歌舞伎・加賀見山再岩藤」

ささえ-じょう【支え状】🔗🔉

ささえ-じょう ササヘジヤウ 【支え状】 鎌倉・室町時代の訴訟沙汰で,訴人の提出した訴状に対して,被告である論人が弁明のため提出する陳情。しじょう。

ささえ-ばしら【支え柱】🔗🔉

ささえ-ばしら ササヘ― [4] 【支え柱】 支柱(シチユウ)。

ささ-え【小筒・竹筒】🔗🔉

ささ-え 【小筒・竹筒】 (1)竹筒。酒を入れて携帯した。「破籠(ワリゴ)―などこまやかにしたためさせ/奥の細道」 (2)「提(サ)げ重箱(ジユウバコ)」に同じ。

ささ・える【支える】🔗🔉

ささ・える ササヘル [0][3] 【支える】 (動ア下一)[文]ハ下二 ささ・ふ (1)力を加えて,物が倒れたり落ちたりしないように押さえたりつっぱったりする。「はしごが倒れないように―・えていてください」「全重量を一点で―・える」「人に―・えられてやっと立っている」 (2)社会・集団を維持する。ある状態をもちこたえる。「会社を―・えているのは一人一人の社員の力だ」「家計を―・える」 (3)援助する。支援する。「仲間に―・えられてここまで来ました」 (4)攻撃などを防ぎ止める。「しばし―・へて防ぎけれども敵は大勢なり/平家 7」 (5)人や物が通ろうとするのを妨げる。さえぎる。「木の芽峠の大雪に―・へられ,只今もつて罷り上る/狂言・餅酒」「日の光は―・えられて,眸に至らぬなるべし/浴泉記(喜美子)」 (6)中傷する。「ヒトヲ―・ユル/日葡」

ささ-おぶね【笹小舟】🔗🔉

ささ-おぶね ―ヲブネ [3] 【笹小舟】 軽い小さな舟。笹舟。

ささ-おり【笹折(り)】🔗🔉

ささ-おり ―ヲリ [0] 【笹折(り)】 (1)経木で作った折り箱。また,それに詰めた食べ物。 (2)笹の葉で食べ物を包んだもの。

ささ-がき【笹掻き】🔗🔉

ささ-がき [0] 【笹掻き】 野菜の切り方の一。ごぼうや大根を細く薄く削ること。また,そのように削ったもの。ささがし。ささぶき。

ささがき-なます【笹掻き膾】🔗🔉

ささがき-なます [5] 【笹掻き膾】 大根を笹掻きにしたなます。

ささ-が・す🔗🔉

ささ-が・す (動サ四) 野菜などを細く薄く削る。ささがきにする。[ヘボン(三版)]

ささ-がに【細蟹】🔗🔉

ささ-がに [0] 【細蟹】 〔クモが小さいカニに似ていることから〕 クモのこと。また,クモの網(イ)。

ささがに-の【細蟹の】🔗🔉

ささがに-の 【細蟹の】 (枕詞) 「蜘蛛(クモ)」「いと」「い」「いづこ」「いかに」などにかかる。ささがねの。「わがせこがくべき宵なり―くものふるまひかねてしるしも/古今(恋四)」

ささがに-ひめ【細蟹姫】🔗🔉

ささがに-ひめ 【細蟹姫】 〔クモが糸をかけることから〕 織女姫。たなばた姫。

ささがね-の🔗🔉

ささがね-の (枕詞) 「ささがにの」に同じ。「我が夫子(セコ)が来べきよひなり―蜘蛛の行ひこよひ著しも/日本書紀(允恭)」 〔「ささがね」も「ささがに」と同じく,クモの異名とし,クモにかかる枕詞と考えられてきたが,日本書紀の例は笹の根にいるクモと解する説もある〕

ささ-かまぼこ【笹蒲鉾】🔗🔉

ささ-かまぼこ [3] 【笹蒲鉾】 笹の葉の形に似せてつくった蒲鉾。仙台の名産。

ささ-がや【笹萱】🔗🔉

ささ-がや [2] 【笹萱】 イネ科の一年草。各地の林や藪(ヤブ)に群生する。茎は細く,高さ20〜70センチメートルで,よく分枝する。夏から秋,枝頂の花序に小穂をまばらにつける。

ささ-がれい【笹鰈】🔗🔉

ささ-がれい ―ガレヒ [3] 【笹鰈】 ヤナギムシガレイの異名。

ささかわ【笹川】🔗🔉

ささかわ ササカハ 【笹川】 姓氏の一。

ささかわ-りんぷう【笹川臨風】🔗🔉

ささかわ-りんぷう ササカハ― 【笹川臨風】 (1870-1949) 歴史家・俳人。本名,種郎。東京神田生まれ。東大卒。「帝国文学」の編集に携わる。また,江戸文学・江戸美術を研究。著「近世文芸史」「日本絵画史」など。

ささがわ-の-しげぞう【笹川繁蔵】🔗🔉

ささがわ-の-しげぞう ササガハ―シゲザウ 【笹川繁蔵】 (1810?-1847) 江戸後期の博徒。下総(シモウサ)国香取郡笹川の住人。飯岡助五郎と利根川沿岸の縄張りを争い殺された。 →天保水滸伝(テンポウスイコデン)

ささき【佐佐木・佐々木】🔗🔉

ささき 【佐佐木・佐々木】 姓氏の一。

ささき-きぜん【佐々木喜善】🔗🔉

ささき-きぜん 【佐々木喜善】 (1886-1932) 民俗学者。岩手県生まれ。早大中退。柳田国男に師事し,「遠野物語」の話者となった。以後,東北地方の民間伝承を収集。主著「東奥異聞」「聴耳草紙」

ささき-こじろう【佐々木小次郎】🔗🔉

ささき-こじろう ―コジラウ 【佐々木小次郎】 (?-1612) 江戸初期の剣客。岸柳(巌流)と称した。燕返しの剣法を案出。船島(巌流島)で宮本武蔵と試合し,敗死。

ささき-さだつな【佐々木定綱】🔗🔉

ささき-さだつな 【佐々木定綱】 (1142-1205) 鎌倉初期の武将。近江佐々木氏の祖。源頼朝の挙兵に応じ,功により近江守護となる。

ささき-そういち【佐々木惣一】🔗🔉

ささき-そういち 【佐々木惣一】 (1878-1965) 法学者。鳥取県出身。京大教授。滝川事件で辞職,のち立命館大学学長。戦後,帝国憲法改正に参画。美濃部達吉とともに大正・昭和期の公法学界の双璧とされる。主著「日本憲法要論」

ささき-たかうじ【佐々木高氏】🔗🔉

ささき-たかうじ ―タカウヂ 【佐々木高氏】 (1306-1373) 南北朝時代の武将。入道して導誉(ドウヨ)。京極氏の出。足利尊氏に従い,室町幕府創設に功をたてる。評定衆として幕政に参与。近江・上総(カズサ)・出雲・隠岐(オキ)守護。性豪放磊落(ライラク),和歌・連歌をよくし,近江猿楽の保護にも努めた。

ささき-たかおき【佐々木隆興】🔗🔉

ささき-たかおき 【佐々木隆興】 (1878-1966) 医学者。東京生まれ。人工癌研究の先駆者。杏雲堂医院院長。佐々木研究所・癌研究所・結核研究所各所長を歴任。

ささき-たかつな【佐々木高綱】🔗🔉

ささき-たかつな 【佐々木高綱】 (?-1214) 鎌倉初期の武将。定綱の弟。四郎と称す。源頼朝の臣。宇治川の合戦では,駿馬生(イケズキ)に乗って梶原景季(カゲスエ)と先陣を争って勝った。のち出家して,信竜坊・西入などと号した。

ささき-たかゆき【佐々木高行】🔗🔉

ささき-たかゆき 【佐々木高行】 (1830-1910) 幕末・明治前期の政治家。土佐藩出身。倒幕運動に参加,維新後は新政府に名をつらね,岩倉使節団に随行して外遊。征韓論・西南戦争に際しても政府内にとどまり,参議兼工部卿,枢密顧問官などを歴任。資料性の高い日記「保古飛呂比(ホコビロイ)」を残す。

ささき-どうよ【佐々木導誉】🔗🔉

ささき-どうよ ―ダウヨ 【佐々木導誉】 ⇒佐々木高氏(タカウジ)

ささき-のぶつな【佐佐木信綱】🔗🔉

ささき-のぶつな 【佐佐木信綱】 (1872-1963) 歌人・国文学者。三重県生まれ。東大卒。父弘綱のあとを受け竹柏会を主宰,「心の華」(のち「心の花」)を創刊。温雅清新な歌風で,代表歌集に「思草」「豊旗雲」がある。また,万葉集の研究に功績を残す。

ささき-ひろつな【佐佐木弘綱】🔗🔉

ささき-ひろつな 【佐佐木弘綱】 (1828-1891) 幕末・明治期の国文学者・歌人。伊勢の人。東大古典科創設とともに講師。著「古事記歌俚言解」「日本書紀歌俚言解」

ささき-みつぞう【佐々木味津三】🔗🔉

ささき-みつぞう ―ミツザウ 【佐々木味津三】 (1896-1934) 小説家。愛知県生まれ。本名,光三。明大卒。純文学から大衆小説へ転じる。「右門捕物帖」「旗本退屈男」など。

ささき-もさく【佐佐木茂索】🔗🔉

ささき-もさく 【佐佐木茂索】 (1894-1966) 小説家・出版人。京都の生まれ。1929年(昭和4)「文芸春秋」編集長。46年文芸春秋新社社長。著「困った人達」など。

ささぎ【豆】🔗🔉

ささぎ [0] 【豆】 ⇒ささげ(豆)

ささ-きげん【酒機嫌】🔗🔉

ささ-きげん [3] 【酒機嫌】 「さかきげん(酒機嫌)」に同じ。

ささ・ぐ【捧ぐ】🔗🔉

ささ・ぐ 【捧ぐ】 (動ガ下二) ⇒ささげる

ささ-くさ【笹草】🔗🔉

ささ-くさ [0][2] 【笹草】 イネ科の多年草。本州中部以西の林に自生。茎は高さ約40センチメートル,下半部にササに似た葉を数枚つける。夏から秋にかけ,茎頂に大形の円錐花序をつくり緑色の小穂をつける。ササノハグサ。

ささ-ぐま【笹熊・🔗🔉

ささ-ぐま [0] 【笹熊・】 アナグマの異名。

ささ-ぐも【笹蜘蛛】🔗🔉

ささ-ぐも [0][3] 【笹蜘蛛】 真正クモ目のクモ。体長1センチメートル内外。胸背は黄褐色,腹部は灰白色で斜めの縞模様がある。巣を張らず,昆虫に飛びついて捕まえる。スギの害虫スギタマバエの天敵。本州以南に分布。

ささ-ぐり【小栗】🔗🔉

ささ-ぐり 【小栗】 「柴栗(シバグリ)」に同じ。[季]秋。「山風に峯の―はらはらと庭に落ち敷く大原の里/山家(雑)」

ささぐり【篠栗】🔗🔉

ささぐり 【篠栗】 福岡県北西部,糟屋(カスヤ)郡の町。かつて宿場町,炭鉱町として栄えた。

ささぐり-せん【篠栗線】🔗🔉

ささぐり-せん 【篠栗線】 JR 九州の鉄道線。福岡県桂川・篠栗・吉塚間,25.1キロメートル。筑豊地方と福岡市を連絡する。

ささ-くれ🔗🔉

ささ-くれ [0] (1)物の先端などが細かく割れること。 (2)「逆剥(サカム)け」に同じ。「―ができる」

ささくれ-だ・つ【ささくれ立つ】🔗🔉

ささくれ-だ・つ [5] 【ささくれ立つ】 (動タ五[四]) (1)ささくれた状態になる。「―・った板塀」 (2)気持ちがすさんでとげとげしくなる。「―・った気分」

ささ-く・れる🔗🔉

ささ-く・れる [4] (動ラ下一) (1)物の先端やへりなどが,細く裂けてめくれる。「筆の先が―・れる/ヘボン」 (2)爪の根元の皮が細かくむける。さかむけになる。「―・れた指先」 (3)気持ちが乱れ,荒れている。ささける。「―・れた気分」

ささげ【豆・大角豆】🔗🔉

ささげ [0] 【豆・大角豆】 マメ科の一年草。南アジア原産。種子や若い莢(サヤ)を食用にするため栽培する。茎はつる性で,卵形の三小葉からなる複葉を互生。夏,葉腋に淡紅褐色の蝶形花をつける。豆果は線状円柱形で,特に莢の長い品種を十六豆という。ささぎ。[季]秋。

ささげ【捧げ】🔗🔉

ささげ 【捧げ】 ■一■ [0] (名) 〔動詞「捧げる」の連用形から〕 (太平洋岸の漁村で)女性が頭に物を載せて運搬すること。 ■二■ (接尾) 助数詞。中古,捧げ物を数えるのに用いる。木の枝や造花の枝に付けた一組の捧げ物を「ひとささげ」という。「鳩十―,ふたつを一―にしたり/宇津保(蔵開下)」

ささげ-つつ【捧げ銃】🔗🔉

ささげ-つつ [3] 【捧げ銃】 軍隊の敬礼の一種。両手で銃を体の中央前に垂直に捧げ持ち,相手に注目する。

ささげ-もの【捧げ物】🔗🔉

ささげ-もの [0] 【捧げ物】 神仏や目上の人にささげるもの。献上品。

ささげ-も・つ【捧げ持つ】🔗🔉

ささげ-も・つ [4] 【捧げ持つ】 (動タ五[四]) 両手でうやうやしく持つ。「賞状を―・つ」

ささ・ける🔗🔉

ささ・ける [0] (動カ下一) 「ささくれる」に同じ。「灰吹の口も―・けるばかりなり/浄瑠璃・壇浦兜軍記」

ささ・げる【捧げる】🔗🔉

ささ・げる [0] 【捧げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 ささ・ぐ 〔「さしあぐ」の転〕 (1)両手で,物を目より高くして持つ。「賞状を―・げるように持つ」 (2)神仏や高貴な人などに献上する。さしあげる。供える。「神前に玉串(タマグシ)を―・げる」「いけにえを―・げる」 (3)敬愛する人に,自分の著作などをさしだす。献呈する。「この本を亡き母に―・げる」 (4)(「身」「一生」「心」などを目的語として)自分のことをかえりみないで,ひたすら相手に尽くす。「愛する人に身も心も―・げる」「研究に一生を―・げた」 (5)上の方に高くあげる。かかげる。「尾を―・げて七度めぐりてなむ産み落とすめる/竹取」 (6)声をはりあげる。「おとど御声を―・げて泣きののしり給へど/栄花(本の雫)」

ささ-こ【笹子】🔗🔉

ささ-こ [0] 【笹子】 笹鳴きをしているウグイス。[季]冬。

ささ-ごい【笹五位】🔗🔉

ささ-ごい ―ゴ [0] 【笹五位】 コウノトリ目サギ科の鳥。全長45センチメートルほどのサギ。頭上・背・翼は暗緑色,他は灰色。後頭に長い冠羽がある。水辺で魚やカエルを捕食する。日本では夏鳥として渡来,本州以南の松林などで集団繁殖し,冬は東南アジアなどに渡る。

ささ-ごと【酒事】🔗🔉

ささ-ごと 【酒事】 酒盛り。酒宴。さかごと。

ささご-とうげ【笹子峠】🔗🔉

ささご-とうげ ―タウゲ 【笹子峠】 山梨県東部,関東山地と御坂(ミサカ)山地の接点にある峠。海抜1096メートル。旧甲州街道の難険。現在その東方に笹子トンネルがある。

ささじま-やき【篠島焼・笹島焼】🔗🔉

ささじま-やき [0] 【篠島焼・笹島焼】 現在の名古屋市中村区笹島町の地に,牧朴斎が開いた窯。文化年間(1804-1818)から1923年(大正12)頃まで軟陶質の製品を焼いた。

ささ-じん【酒塵・酒糂】🔗🔉

ささ-じん ―ヂン 【酒塵】 ・ ―ジン 【酒糂】 〔中世女性語〕 ぬかみそ。[日葡]

ささ-たけ【笹竹・篠竹】🔗🔉

ささ-たけ [0] 【笹竹・篠竹】 小さい竹類の総称。

ささたけ-の【篠竹の】🔗🔉

ささたけ-の 【篠竹の】 (枕詞) (1)竹の節を「よ」ということから,「代」「世」にかかる。「―わがよの程の思ひ出にしのばれぬべき一節もがな/続古今(雑下)」 (2)宮中を「竹園」ということから,「大内山」「大宮人」にかかる。「百千鳥けさこそ来鳴け―大宮人にはつ音またれて/続古今(春上)」

ささ-たけ【笹茸】🔗🔉

ささ-たけ [2] 【笹茸】 松林に生えるキノコの俗称。食用。

ささ-だんご【笹団子】🔗🔉

ささ-だんご [3] 【笹団子】 もち米の粉とうるち米の粉をこねて餡(アン)を包み,それを笹の葉で包んで蒸したもの。新潟県の郷土菓子。

ささ-ちまき【笹粽】🔗🔉

ささ-ちまき [3] 【笹粽】 笹の葉で巻いたちまき。[季]夏。

さ-さつ【査察】🔗🔉

さ-さつ [0] 【査察】 (名)スル 物事の状態を実際に調査し,視察すること。「米の作柄状況を―する」「監督官庁の―」

ささ-づくり【笹作り】🔗🔉

ささ-づくり [3] 【笹作り】 (1)刀剣の装飾の一。縁頭(フチガシラ)・鐺(コジリ)などに笹の葉の模様をつけたもの。 (2)アジ・キスなどの小魚を三枚におろし,斜めに切って笹の葉形にしたもの。

ささ-づけ【笹漬(け)】🔗🔉

ささ-づけ [0] 【笹漬(け)】 三枚におろした白身の魚を酢・塩でしめ,笹の葉とともに漬け込んだもの。笹の葉は香りづけと防腐のために用いられる。

ささ-づつ【酒筒】🔗🔉

ささ-づつ 【酒筒】 酒を入れる筒。さけづつ。

ささてん-ぼだい【点菩提】🔗🔉

ささてん-ぼだい [5] 【点菩提】 「菩薩」の略字である「(ささぼさつ)」に,さらに点を打った字。「菩提」の略字。 →ささぼさつ

ささ-なき【笹鳴き】🔗🔉

ささ-なき [0] 【笹鳴き】 冬にウグイスが舌鼓を打つようにチチと鳴くこと。[季]冬。「まだ―の鶯が/歌舞伎・名歌徳」

ささなみのやしゅう【泊舎集】🔗🔉

ささなみのやしゅう ―シフ 【泊舎集】 歌集。八巻。清水浜臣作。1829年刊。浜臣の詠歌を養子光房が編纂。村田春海門における逸材としての面目を現す。

ささ【笹】(和英)🔗🔉

ささ【笹】 bamboo grass (竹類).〜の葉 a bamboo leaf.‖笹身(肉) white meat.

ささい【些細な】(和英)🔗🔉

ささい【些細な】 trifling;→英和 trivial;→英和 small;→英和 petty.→英和 〜な事を気にする worry about trifles.

ささえ【支え】(和英)🔗🔉

ささえ【支え】 a support;→英和 a prop;→英和 a stay.→英和

ささえる【支える】(和英)🔗🔉

ささえる【支える】 (1) support;→英和 maintain;→英和 hold;→英和 stay;→英和 prop.→英和 (2)[食いとめる]check;→英和 resist.→英和 一家を〜 support one's family.城を〜 hold a castle.→英和

ささくれ(和英)🔗🔉

ささくれ a hangnail.→英和

ささくれる(和英)🔗🔉

ささくれる split finely;get frayed (気持が).

ささげ【大角豆】(和英)🔗🔉

ささげ【大角豆】 a cowpea.

ささげもの【捧げ物】(和英)🔗🔉

ささげもの【捧げ物】 an offering.→英和

ささげる【捧げる】(和英)🔗🔉

ささげる【捧げる】 (1)[持ち上げる]lift[hold]up.(2)[献上]give;→英和 offer;→英和 [奉仕]sacrifice;→英和 devote.→英和 岡氏に捧ぐ<献辞>Dedicated to Mr.Oka.

ささつ【査察】(和英)🔗🔉

ささつ【査察】 (an) inspection.〜する inspect;→英和 investigate.→英和

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