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ほか【外・他】🔗⭐🔉
ほか [0] 【外・他】
(1)ここではない別の所。よそ。「―で探してください」
(2)それ以外のこと・もの。…を除いて。「その―の人」「―に方法がない」「それより―にはない」「私―五名で参ります」
(3)ある範囲を超えたところ。「思いの―高く売れた」「恋は思案の―」
⇔うち
ほ-か【
下】🔗⭐🔉
ほ-か [1] 【
下】
〔「
」は申(サル)の刻〕
午後四時すぎ。「―雨俄に降り来る/日乗(荷風)」


ほか🔗⭐🔉
ほか (係助)
〔名詞「ほか(外・他)」から。近世以降の語〕
体言・活用語の連体形,格助詞などに付く。下に打ち消しの語を伴って,特定の事柄だけを取りあげて,それ以外のものをすべて否定する意を表す。「正解者は数えるほど―ありません」「百円より―貸すことはできない」「ひとりで暮らす―しようがない」
ほかい【寿ひ・祝ひ・賀ひ】🔗⭐🔉
ほかい ホカヒ 【寿ひ・祝ひ・賀ひ】
〔後世「ほがひ」とも〕
(1)ことほぎ。ほぐこと。「大殿―/延喜式(宮内省)」
(2)「乞児(ホカイヒト)」の略。
ほかい-ひと【乞児】🔗⭐🔉
ほかい-ひと ホカヒ― 【乞児】
祝福する言葉を唱えて人の戸口に立ち,食べ物をもらって歩いた者。ものもらい。「彼の―他処(コトドコロ)にして死ぬ/霊異記(上訓注)」
ほか-い【外居・行器】🔗⭐🔉
ほか-い ―
[0] 【外居・行器】
食物を入れて持ち運ぶのに用いる器。形は丸く高く,蓋(フタ)と外側へ反った三本の脚があり,杉の白木製のものや黒漆塗りのものなどがある。「―に飯(イイ)一盛さし入れて/今昔 12」
外居
[図]


ほか・う【寿ふ・祝ふ】🔗⭐🔉
ほか・う ホカフ 【寿ふ・祝ふ】 (動ハ四)
〔動詞「ほく」に継続の助動詞「ふ」の付いたもの。後世「ほがう」とも〕
ことほぐ。いわう。ほく。[新撰字鏡(享和本)]
ほ-かく【保革】🔗⭐🔉
ほ-かく 【保革】
(1) [1]
保守と革新。「―伯仲」
(2) [0]
革の柔軟性を保つこと。「―油」
ほ-かく【捕獲】🔗⭐🔉
ほ-かく ―クワク [0] 【捕獲】 (名)スル
(1)とらえること。いけどること。「動物を―する」
(2)国際法上,戦時に交戦国の軍艦が,相手国または中立国の船舶を一定の手続きに従いつかまえること。海上捕獲。
ほ-かく【補格】🔗⭐🔉
ほ-かく [0] 【補格】
体言の格の一。単独では実質的意味が十分でない用言に対してその内容を補うもの。「市長になる」「花を見る」における「市長(または,市長に)」「花(または,花を)」の類。
ほ-かけ【帆掛(け)】🔗⭐🔉
ほ-かけ [3][0] 【帆掛(け)】
(1)帆をかけること。
(2)「帆掛け船」の略。
ほかけ-そう【帆掛草】🔗⭐🔉
ほかけ-そう ―サウ [0] 【帆掛草】
カリガネソウの別名。
ほかけ-ぶね【帆掛(け)船】🔗⭐🔉
ほかけ-ぶね [4] 【帆掛(け)船】
帆を張って走る船。帆船。ほかけ。
ほ-かけ【穂掛(け)】🔗⭐🔉
ほ-かけ [3] 【穂掛(け)】
(1)稲の初穂を門戸などにかけて田の神に供える行事。かけじから。穂掛け祭り。
(2)稲の穂を乾かすために,稲架(ハサ)にかけること。
ほ-かげ【火影】🔗⭐🔉
ほ-かげ [0][2] 【火影】
(1)灯火の光。
(2)灯火によってできる影。「人の気色も,夜の―ぞ/徒然 191」
ほ-かげ【帆影】🔗⭐🔉
ほ-かげ [0] 【帆影】
遠くに見える帆の形。特に船体が見えずに帆だけ見える場合に使う。
ほか・す🔗⭐🔉
ほか・す [2] (動サ五[四])
綿をうち直してふっくらさせる。「綿打弓でびん
と―・した綿/土(節)」


ほか・す【放下す・放す】🔗⭐🔉
ほか・す [2] 【放下す・放す】 (動サ五[四])
〔「放下(ホウカ)す」の転〕
うち捨てておく。捨てる。捨て置く。うっちゃる。「書物を机の上へ―・して/片恋(四迷)」
〔主に関西での言い方〕
ほ-かぜ【帆風】🔗⭐🔉
ほ-かぜ [1][0] 【帆風】
(1)追手の風。順風。おいかぜ。おいて。
(2)時を得た勢い。はぶり。「近代大神氏に―をとられて/著聞 6」
ほか-と🔗⭐🔉
ほか-と (副)
(1)大きな口をあけて,物を食うさま。ぱくりと。「人くらひ犬…―食うたり/咄本・醒睡笑」
(2)激しく急に何かをするさま。また,突然ある状態が出現するさま。「酌をする者,酒を―こぼしたれば/咄本・醒睡笑」
ほか-なら
ない【他ならない】🔗⭐🔉
ほか-なら
ない 【他ならない】 (連語)
(1)(多く「…にほかならない」の形で)それ以外の何物でもない。たしかにそうである。ほかならぬ。「彼の今日あるのも研鑽の賜物に―
ない」
(2)余人ではない。ほかの人ではない。まさにその人である。特別な関係にある。ほかならぬ。「―
ない君の頼みだから,いやとは言えないな」



ほかなら
ぬ【他ならぬ】🔗⭐🔉
ほかなら
ぬ 【他ならぬ】 (連語)
「ほかならない」に同じ。「かかる怪異は狐狸の仕業に―
ぬと騒ぎ立てた」「―
ぬ彼の依頼だから,二つ返事で引き受けた」



ほか-ばら【外腹】🔗⭐🔉
ほか-ばら 【外腹】
本妻でない女性の腹に生まれること。また,その子。「―の男君たち/栄花(様々の悦)」
ほか-ほか【外外】🔗⭐🔉
ほか-ほか 【外外】
〔「ほか」を重ねた語〕
(1)そこ以外の別々の場所。よそ。ほか。「はやうありし者どもの―なりつる,田舎だちたる所に住む者どもなど/枕草子 25」
(2)別々にわかれているさま。「月ごろ,かく―にて/源氏(若菜下)」
ほか-ほか🔗⭐🔉
ほか-ほか
■一■ [0] (形動)
暖かいさま。暖かそうな感じを与えるさま。「―のまんじゅう」「体中―になる」「体が―する」
■二■ [1] (副)スル
(1){■一■}に同じ。ほこほこ。「―(と)した布団」
(2)うっかり。うかうか。「その場に臨みそのことにあづからざれば―とはうけとられず/鶉衣」
(3)力強く,または一途に物事をするさま。「―ト突キ通ス/日葡」
ほか-め【外目】🔗⭐🔉
ほか-め 【外目】 (名)スル
ほかに目を移すこと。よそ見。「―せず見聞くけしきどもを見て/大鏡(時平)」
ほから-か・す【放らかす】🔗⭐🔉
ほから-か・す 【放らかす】 (動サ四)
放っておく。ほったらかす。「よその事は―・してさあさあ参らう/浄瑠璃・油地獄(上)」
ほ-かん【保管】🔗⭐🔉
ほ-かん ―クワン [0] 【保管】 (名)スル
金銭や品物などをあずかって,こわれたりなくなったりしないように管理すること。「金庫に―しておく」
ほかん-ばしょ【保管場所】🔗⭐🔉
ほかん-ばしょ ―クワン― [0] 【保管場所】
自動車で,車庫法により最寄りの警察署に届け出が義務づけられた自動車の置き場所。
ほかん-りょう【保管料】🔗⭐🔉
ほかん-りょう ―クワンレウ [2] 【保管料】
倉庫営業者が物品保管の報酬として受け取る料金。倉敷料。
ほ-かん【補完】🔗⭐🔉
ほ-かん ―クワン [0] 【補完】 (名)スル
欠けているところや不十分なところを補って完全なものにすること。「欠点を―する」「―的機能」
ほかん-ざい【補完財】🔗⭐🔉
ほかん-ざい ―クワン― [2] 【補完財】
互いに補い合うことによって単独で用いる場合よりも価値を増す財。他の財の価格が下落すると,それに対する需要が増大する財。例えば,パンとバターなど。
⇔代替財
ほ-かん【補巻】🔗⭐🔉
ほ-かん ―クワン [0] 【補巻】
全集などが完結したあとに出す追加の本。補遺の巻。
ほかん-けい【歩管系】🔗⭐🔉
ほかん-けい ホクワン― [0] 【歩管系】
⇒水管系(スイカンケイ)
ほかん-ほう【補間法】🔗⭐🔉
ほかん-ほう ―ハフ [0] 【補間法】
〔数〕 ある変域内で,いくつかの変数値に対する関数値が知られているとき,同じ変域内の他の変数値に対する関数値を推定し,近似値を求める方法。内挿法。挿入法。
→補外法
ほか【外[他]】(和英)🔗⭐🔉
ほかく【捕獲】(和英)🔗⭐🔉
ほかく【補角】(和英)🔗⭐🔉
ほかく【補角】
《数》a supplementary angle.
ほかげ【火影】(和英)🔗⭐🔉
ほかげ【火影】
a light.→英和
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