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や‐わ【夜話】🔗🔉

や‐わ【夜話】 夜間にする談話。よばなし。また、それを書き記した本。気軽に聞ける話。また、そのような内容の本。「歴史―」禅宗で、夜に修行上の訓話をすること。

やわ【柔】やは🔗🔉

やわ【柔】やは [形動][ナリ]やわらかいさま。こわれやすいさま。また、ひよわなさま。「―なからだつき」「―な造りの門扉」「―な精神」

や‐わ‐は🔗🔉

や‐わ‐は [副]《係助詞「や」「は」を重ねた「やは」から》「やわか」に同じ。「然れば、―鬢(びん)たたらとは歌ふべき」〈今昔・二八・四〉

やわ・い【柔い】やはい🔗🔉

やわ・い【柔い】やはい [形]やは・し[ク]柔らかい」に同じ。「―・い紙」堅固にできていない。こわれやすい。「―・い造りの本」 [派生]やわさ[名]

やわ‐かやは‐🔗🔉

やわ‐かやは‐ [副]《副詞「やわ」+係助詞「か」から》反語の意を表す。どうして…しようか。「いかなる新田殿とも宣へ、―堪(こら)へ候ふや」〈太平記・一七〉《下に打消しの推量の表現を伴って》よもや。まさか。「―さやうには仰せられ候ふまじ」〈謡・檀風〉

やわ・す【△和す】やはす🔗🔉

やわ・す【和す】やはす [動サ四]やわらげる。また、平和にさせる。帰服させる。「ちはやぶる人を―・せとまつろはぬ国を治めと」〈万・一九九〉

やわた【八幡】やはた🔗🔉

やわた【八幡】やはた 京都府南西部の市。石清水(いわしみず)八幡宮の門前町、淀川水運の河港として発達。住宅地化が著しい。八幡ゴボウの産地として知られた。人口七・五万。千葉県市川市の地名。葛飾八幡宮(かつしかはちまんぐう)がある。商業地。

やわた‐ぐろ【八×幡黒】やはた‐🔗🔉

やわた‐ぐろ【八×幡黒】やはた‐ 黒く染めた柔らかい革。山城国(京都府)八幡に住む神人らが製したところからいう。下駄の鼻緒などに用いた。

やわた‐せいてつじょ【八幡製鉄所】やはた‐🔗🔉

やわた‐せいてつじょ【八幡製鉄所】やはた‐ やはたせいてつじょ

やわた‐そう【八×幡草・八×咫草】やはたサウ🔗🔉

やわた‐そう【八×幡草・八×咫草】やはたサウ ユキノシタ科の多年草。深山の谷沿いなどに生え、高さ約五〇センチ。葉は根際から出て長い柄をもち、円形で浅い切れ込みがある。五〜七月ごろ、花茎を伸ばし、黄白色の五弁花を集散状につける。

やわたはま【八幡浜】やはたはま🔗🔉

やわたはま【八幡浜】やはたはま 愛媛県西部の市。宇和海に臨み、トロール漁業の根拠地。かまぼこを産し、ミカン栽培も盛ん。商業も活発。人口三・七万。

やわた‐まき【八×幡巻(き)】やはた‐🔗🔉

やわた‐まき【八×幡巻(き)】やはた‐ 煮て調味したゴボウを芯(しん)にし、穴子・鰻(うなぎ)などで巻いて付け焼きにした料理。ゴボウの産地、八幡にちなむ。

や‐わたり【家渡り】🔗🔉

や‐わたり【家渡り】 引っ越し。家移り。「例の―のやうにはなくて」〈今昔・二七・三一〉

やわ‐はだ【柔肌】やは‐🔗🔉

やわ‐はだ【柔肌】やは‐ やわらかな感触のはだ。特に女性のはだにいう。

やわ‐やわ【柔柔】やはやは🔗🔉

やわ‐やわ【柔柔】やはやは [副]やわらかい感じのするさま。「子供の―とした手」物腰のものやわらかなさま。「母君はただいと若やかにおほどかにて、―とぞたをやぎ給へりし」〈源・玉鬘〉[名]ぼたもちをいう女房詞。吉野紙をいう女房詞。

やわ‐ら【柔ら】やは‐🔗🔉

やわ‐ら【柔ら】やは‐ [名・形動]柔術。船の接触の際の衝撃をやわらげるために舷側(げんそく)に下げておく、わらで作った球。かませ。じんた。おだやかなこと。また、そのさま。「わたしが―で申すうち、お返しなさるが、あなたのお為でござりませうぞえ」〈伎・四谷怪談〉

やわらやはら🔗🔉

やわらやはら [副]静かに。そっと。徐々に。やおら。「―たち退かせ給ひにけり」〈大鏡・道長上〉

やわら‐か【柔らか・軟らか】やはら‐🔗🔉

やわら‐か【柔らか・軟らか】やはら‐ [形動][ナリ]ふっくらとして堅くないさま。また、しなやかなさま。「―な餅」「―な布団」「―なからだ」おだやかなさま。柔和なさま。「―な日ざし」「―な言い方」堅苦しくないさま。融通がきくさま。「―な話」「若い人の―な考え方」

やわらか・い【柔らかい・軟らかい】やはらかい🔗🔉

やわらか・い【柔らかい・軟らかい】やはらかい [形]やはらか・し[ク]《形容動詞「やわらか」の形容詞化》ふっくらとして堅くない。また、しなやかである。「―・い食べ物」「―・い毛布」「足腰が―・い」かたい。おだやかである。柔和である。「人当たりが―・い」「―・い物腰」「―・い光」堅苦しくない。融通がきく。「―・い話」「頭が―・い」かたい。 [派生]やわらかげ[形動]やわらかさ[名]やわらかみ[名]

やわら‐がに【柔×蟹】やはら‐🔗🔉

やわら‐がに【柔×蟹】やはら‐ 十脚目ヤワラガニ科のカニ。岩礁の海草の間にすみ、甲幅約五ミリ。甲は丸みのある三角形で、体は柔軟。

やわら‐がみ【△和ら紙】やはら‐🔗🔉

やわら‐がみ【和ら紙】やはら‐ 大和国吉野から産した薄手の和紙。鼻紙などに用いた。吉野紙。

やわらか‐もの【柔らか物】やはらか‐🔗🔉

やわらか‐もの【柔らか物】やはらか‐ 手ざわりのやわらかい織物。絹物。また、それで作った衣服。好色な読み物。艶本(えんぽん)

やわらぎ【和らぎ】やはらぎ🔗🔉

やわらぎ【和らぎ】やはらぎ やわらぐこと。また、その状態。「心の―をおぼえる」

やわら・ぐ【和らぐ】やはらぐ🔗🔉

やわら・ぐ【和らぐ】やはらぐ [動ガ五(四)]程度のはなはだしかったものがおだやかな状態になる。しずまる。「暑さが―・ぐ」「痛みが―・ぐ」堅苦しさやとげとげしさがなくなる。なごやかになる。「態度が―・ぐ」「表情が―・ぐ」やわらかくなる。しなやかになる。「あかぎれなどには、水がかかればことの外―・いでよいといふ」〈狂言記・皹〉うちとけてむつまじくなる。「今、この治まれる御代に随ひ、ともに―・ぎつつ」〈一茶・おらが春〉[動ガ下二]「やわらげる」の文語形。

やわらげ【和らげ】やはらげ🔗🔉

やわらげ【和らげ】やはらげ むずかしい事柄をわかりやすく説明すること。〈日葡〉

やわら・げる【和らげる】やはらげる🔗🔉

やわら・げる【和らげる】やはらげる [動ガ下一]やはら・ぐ[ガ下二]おだやかになるようにする。「怒りを―・げる」「苦痛を―・げる」わかりやすくする。くだいた言い回しにする。「表現を―・げる」

やわらこ・い【柔らこい・軟らこい】やはらこい🔗🔉

やわらこ・い【柔らこい・軟らこい】やはらこい [形]やはらこ・し[ク]《近世上方語》「柔らかい」に同じ。「松葉たばこの―・き」〈浄・嫗山姥〉

やわら‐とり【柔ら取り】やはら‐🔗🔉

やわら‐とり【柔ら取り】やはら‐ 柔術。また、柔術に巧みな人。「与作は取り手―、すり違ひに小腕を取り」〈浄・丹波与作〉

やわら‐やわらやはらやはら🔗🔉

やわら‐やわらやはらやはら [副]《「やわら」を重ねた語》そろそろと。「鼓は…―打たうよや」〈謡・籠太鼓〉

や‐わり【矢割り】🔗🔉

や‐わり【矢割り】 石を割る方法の一。石に穴をあけ鉄のくさびを差し込み、玄翁(げんのう)で打って割るもの。

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[音]シュウ [訓]あつ‐める    やわら‐ぐ [部首]車 [総画数]16 [コード]区点    2920      JIS   3D34      S‐JIS 8F53 [難読語] →しゅうごう‐ご【輯合語】しゅう‐しゅう【集輯】

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[音]ジュウ    ニュウ [訓]やわ‐らかい    やわ‐らか    やすん‐じる    やわ‐ら [部首]木 [総画数]9 [コード]区点    2932      JIS   3D40      S‐JIS 8F5F [分類]常用漢字 [難読語] →じゅう‐だ【柔懦】にき‐はだ【和肌・柔膚】

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[音]ゼン    ナン [訓]やわ‐らかい    やわ‐らか [部首]車 [総画数]11 [コード]区点    3880      JIS   4670      S‐JIS 93EE [分類]常用漢字 [難読語] →ぜ‐じょう【軟障】ぜん‐じょう【軟障】

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[音]ボク [訓]やわら‐ぐ [部首]禾 [総画数]16 [コード]区点    4352      JIS   4B54      S‐JIS 9673 [難読語] →しょう‐ぼく【昭穆】せい‐ぼく【清穆】

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[音]ユウ [訓]と‐ける    とお‐る    やわら‐ぐ    あきら‐か    ほが‐らか [部首]虫 [総画数]16 [コード]区点    4527      JIS   4D3B      S‐JIS 975A [分類]常用漢字 [難読語] →えん‐にゅう【円融】ゆ‐ずう【融通】

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[音]カ    ワ    オ [訓]やわ‐らぐ    やわ‐らげる    なご‐む    なご‐やか [部首]口 [総画数]8 [コード]区点    4734      JIS   4F42      S‐JIS 9861 [分類]常用漢字 [難読語] →あんな【安和】いさわ‐おんせん【石和温泉】いずみ【和泉】いわ‐えん【頤和園】おしょう【和尚】オランダ【ポルトガルHolanda】かい‐か【諧和】か‐おん【和音】か‐き【和気】か‐げん【和弦】か‐しょう【和尚】かず‐の‐みや【和宮】か‐せい【和声】かぞう‐なます【和雑膾】かみのめぐみわごうのとりくみ【神明恵和合取組】カラ‐ホージョ【Kara-Khjかんな【寛和】かん‐な【漢和】げんな【元和】こうわ‐きん【汞和金】こん‐か【混和】さんしゅう‐たたき【三州三和土】しんな‐ぞめ【親和染】せがい‐いん【清和井院】そが‐ぎく【承和菊・曾我菊】チーホー【地和】ちゅうか‐いん【中和院】テンホー【天和】トイトイホー【対対和】にき‐しね【和稲】にき‐たえ【和妙・和栲】にき‐たま【和魂】にき‐て【和幣・幣帛・幣】にき‐はだ【和肌・柔膚】にき‐め【和布】にこ‐よ【和節】はくわ‐こう【百和香】ひ‐より【日和】ピンホー【平和】フフホト【呼和浩特】フホホト【呼和浩特】ホータン【Khotan】ホーラ【和了】め‐かぶ【和布蕪】め‐かぶら【和布蕪】やまと【大和・倭】やまと‐ごえ【倭音・和音】ロンホー【栄和】わ‐おとこ【我男・吾男・和男】わ‐おもと【我御許・吾御許・和御許】わか‐め【若布・和布・稚海藻】わ‐ぎみ【我君・和君・吾君】わ‐く【和煦】わくげ【和句解】わ‐げ【和解】わけ‐の‐ひろむし【和気広虫】わ‐ごりょ【我御料・和御寮】わ‐みこと【我尊・和尊】わ‐り【和犂】わろ【我郎・和郎】わん‐ざん【和讒】

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[音]ヨウ [訓]やわら‐ぐ    ふさが‐る [部首]广 [総画数]21 [コード]区点    5511      JIS   572B      S‐JIS 9C4A

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[音]キ [訓]ひろ‐い    やわら‐ぐ [部首]火 [総画数]14 [コード]区点    6370      JIS   5F66      S‐JIS E086

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[音]キ [訓]ひろ‐い    やわら‐ぐ [部首]火 [総画数]15 [コード]区点    6371      JIS   5F67      S‐JIS E087

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[音]カイ [訓]かな‐う    やわら‐ぐ    ととの‐う [部首]言 [総画数]16 [コード]区点    7563      JIS   6B5F      S‐JIS E67E [難読語] →かい‐か【諧和】

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[音]ヨウ [訓]やわら‐ぐ [部首]隹 [総画数]13 [コード]区点    8022      JIS   7036      S‐JIS E8B4

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[音]キ [訓]ひろ‐い    やわら‐ぐ [部首]火 [総画数]14 [コード]区点    8406      JIS   7426      S‐JIS EAA4 [分類]人名用漢字

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[音]カイ    ガイ [訓]やわら‐ぐ    たの‐しむ [部首]心 [総画数]13

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