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○大蛇を見るとも女を見るなだいじゃをみるともおんなをみるな🔗🔉

○大蛇を見るとも女を見るなだいじゃをみるともおんなをみるな 女は人を惑わして修道の妨げとなるから、大蛇より恐ろしいものであるとの戒め。 ⇒だい‐じゃ【大蛇】 たい‐しゅ大酒】 たくさん酒を飲むこと。おおざけのみ。おおざけ。日葡辞書「タイシュデゴザル」 たい‐しゅ太守・大守】 ①親王の任国と定められていた上総かずさ・常陸ひたち・上野こうずけ3カ国の守かみの称。 ②一国の領主の称。太平記16「元弘の初めには平―の威猛を一時にくだかれ」 ③秦・漢で郡の長官の称。 たい‐しゅ対手】 たたかうあいて。あいかた。敵手。 たい‐しゅ退守】 しりぞいて守ること。 たい‐じゅ大綬】 最も大きな綬。大勲位菊花大綬章・桐花大綬章・旭日大綬章・瑞宝大綬章等を佩びるのに用いる。→中綬→小綬 たい‐じゅ大儒】 すぐれた儒者。また、大学者。碩学せきがくたい‐じゅ大樹】 ①大きな木。「寄らば―のかげ」 ②大樹将軍の略。太平記12「―の位に居して武備の守りを全うせんこと」 ⇒たいじゅ‐しょうぐん【大樹将軍】 だい‐しゅ大衆】 (ダイス・タイシュウとも) ①〔仏〕比丘びくの集団。多数の僧侶。衆徒。平家物語1「延暦・興福両寺の―、額打論といふ事し出して」 ②多数の人々の集まり。 ⇒だいしゅ‐ぶ【大衆部】 たい‐しゅう大州‥シウ 大きな陸地。大陸。 たい‐しゅう大衆】 ①〔仏〕 ⇒だいしゅ。 ②多数の人。多衆。民衆。特に、労働者・農民などの一般勤労階級。 ③社会学で、属性や背景を異にする多数の人々から成る未組織の集合的存在。 ⇒たいしゅう‐うんどう【大衆運動】 ⇒たいしゅう‐か【大衆化】 ⇒たいしゅう‐かぜい【大衆課税】 ⇒たいしゅう‐ぎょ【大衆魚】 ⇒たいしゅう‐こっか【大衆国家】 ⇒たいしゅう‐さかば【大衆酒場】 ⇒たいしゅう‐さっか【大衆作家】 ⇒たいしゅう‐し【大衆紙】 ⇒たいしゅう‐し【大衆誌】 ⇒たいしゅう‐しゃ【大衆車】 ⇒たいしゅう‐しゃかい【大衆社会】 ⇒たいしゅう‐しょうせつ【大衆小説】 ⇒たいしゅう‐しょくどう【大衆食堂】 ⇒たいしゅう‐せい【大衆性】 ⇒たいしゅう‐てき【大衆的】 ⇒たいしゅう‐デモクラシー【大衆デモクラシー】 ⇒たいしゅう‐でんたつ【大衆伝達】 ⇒たいしゅう‐ぶんがく【大衆文学】 ⇒たいしゅう‐ぶんげい【大衆文芸】 ⇒たいしゅう‐もの【大衆物】 ⇒たいしゅう‐ろせん【大衆路線】 たい‐しゅう体臭‥シウ ①皮膚の汗腺・皮脂腺の分泌物から生じる一種の臭気。 ②その人に特有の癖の強い性質や雰囲気。 たい‐しゅう対州‥シウ 対馬つしま国の別称。 ⇒たいしゅう‐やき【対州焼】 たい‐しゅう対酬‥シウ 相手の意見に応対すること。 たいじゅう太十‥ジフ 浄瑠璃「絵本太功記」10段目の略称。また、歌舞伎での同場面の通称。 →文献資料[絵本太功記(尼ヶ崎の段)] たい‐じゅう体重‥ヂユウ からだの重さ。 ⇒たいじゅう‐けい【体重計】 だい‐じゅう台十‥ジフ 台十能だいじゅうのうの略。 たいしゅう‐うんどう大衆運動】 一般大衆が社会的不満に触発されて起こす現状変更をめざす運動。大衆闘争。 ⇒たい‐しゅう【大衆】 たいしゅう‐か大衆化‥クワ 一般民衆に広まり、親しまれるものとなること。また、そのようなものにすること。 ⇒たい‐しゅう【大衆】 たいしゅう‐かぜい大衆課税‥クワ‥ 担税力の低い人々にも広く課される租税。歴史的には労働階級など一般民衆の負担となる租税。 ⇒たい‐しゅう【大衆】 たいしゅう‐ぎょ大衆魚】 値段が安く大衆的な魚。イワシ・サンマ・サバなど。 ⇒たい‐しゅう【大衆】 たいじゅう‐けい体重計‥ヂユウ‥ 体重を計る秤はかり⇒たい‐じゅう【体重】 たいしゅう‐こっか大衆国家‥コク‥ 国家の一類型。大衆を基盤にし、民族の優秀性などを強調し、異民族などを監視・弾圧するような政治体制。ナチズムがその例。 ⇒たい‐しゅう【大衆】 たいしゅう‐さかば大衆酒場】 廉価で誰でも気軽に楽しめる雰囲気の酒場。 ⇒たい‐しゅう【大衆】 たいしゅう‐さっか大衆作家‥サク‥ 大衆小説の作家。 ⇒たい‐しゅう【大衆】 たいしゅう‐し大衆紙】 一般大衆を読者対象とする新聞。 ⇒たい‐しゅう【大衆】 たいしゅう‐し大衆誌】 大衆向けに編集した雑誌。 ⇒たい‐しゅう【大衆】 たいしゅう‐しゃ大衆車】 豪華さを省き多くの人が買いやすいように価格を抑えた乗用車。 ⇒たい‐しゅう【大衆】 たいしゅう‐しゃかい大衆社会‥クワイ (mass society)大衆の力によりその動向が決定される社会。マス‐コミュニケーションの発達、大量生産、大量消費、組織の官僚制化などによって生じた現代産業社会の様態についていう。大衆の政治参加の機会が増大すると同時に、人間の個性の喪失、生活様式の画一化が進行し、政治的無関心や現実からの逃避が顕著となる。 ⇒たい‐しゅう【大衆】 たいしゅう‐しょうせつ大衆小説‥セウ‥ 一般大衆を読者対象とする小説。大衆文学。 ⇒たい‐しゅう【大衆】 たいしゅう‐しょくどう大衆食堂‥ダウ 安い値段で料理を提供する大衆向きの食堂。 ⇒たい‐しゅう【大衆】 たいしゅう‐せい大衆性】 一般民衆に親しまれ同感されるような性質。 ⇒たい‐しゅう【大衆】 だいしゅう‐そうぞく代襲相続‥シフサウ‥ 〔法〕被相続人の子または兄弟姉妹が相続開始以前に死亡その他の事由により相続権を失った場合、その者の子が代わって相続人となること。 たいしゅう‐てき大衆的】 一般の人々になじみやすいさま。「―な料理」「―な読み物」 ⇒たい‐しゅう【大衆】 たいしゅう‐デモクラシー大衆デモクラシー】 (mass democracy)大衆社会において成立する民主主義。大衆の政治参加が拡大し、大衆の自発性が政治に反映する側面と、権威的な政治指導によって大衆操作が行われやすい側面とがある。大衆民主主義。 ⇒たい‐しゅう【大衆】 たいしゅう‐でんたつ大衆伝達】 マス‐コミュニケーションの訳語。 ⇒たい‐しゅう【大衆】 だい‐じゅうのう台十能‥ジフ‥ 台のついた十能。台十。 だいじゅうはち‐がん第十八願‥ジフ‥グワン 無量寿経に説く阿弥陀仏の四十八願中の第十八。念仏を修する衆生は必ず極楽に往生できるという誓願。念仏往生願。選択本願せんちゃくほんがん。王本願。至心信楽しんぎょう願。十八願。 たいしゅう‐ぶんがく大衆文学】 純文学に対して、大衆性をもつ通俗的な文学。推理小説・剣豪小説・家庭小説・ユーモア小説などをいう。大衆文芸。→中間小説⇒たい‐しゅう【大衆】 たいしゅう‐ぶんげい大衆文芸(→)大衆文学に同じ。 ⇒たい‐しゅう【大衆】 たいしゅう‐もの大衆物】 文芸・演劇・映画などで、一般多数者の興味を主としたもの。 ⇒たい‐しゅう【大衆】 たいしゅう‐やき対州焼‥シウ‥ (→)対馬つしまの別称。 ⇒たい‐しゅう【対州】 たいしゅう‐ろせん大衆路線】 大衆の中に入り、大衆の要求を基礎として政策を立て、その実現を目指す運動を通じて大衆の政治意識を高めようとする組織・運動方針。 ⇒たい‐しゅう【大衆】 だい‐しゅきょう大主教‥ケウ (archbishop)聖公会または英国国教会および東方正教会で最高の聖職。カトリック教会の大司教に当たる。 だいじゅ‐きんなら大樹緊那羅】 閻浮提えんぶだいの最北にある香酔山こうすいせんに住むという緊那羅王の名。音声美妙、歌舞をよくする天の楽神。 たい‐しゅく退縮】 ①退き縮むこと。 ②動物の体でいったん形成された組織や器官が、生理的に萎縮または消失する現象。 だい‐しゅくしゃく大縮尺】 縮尺の程度を表す語。縮尺率を分子を1とした分数で表す場合、分母が小さいものを大縮尺、大きいものを小縮尺という。大縮尺の地図とは一般に1万分の1より詳細なもの、小縮尺の地図とは10万分の1の地図より広域を示すもの、中縮尺の地図とは両者の中間の1万分の1から10万分の1程度のものをいう。 だい‐しゅくせい大粛清】 ソ連のスターリン体制のもとでなされた粛清。1930年代前半の農村に始まり、36〜38年の第1次〜第3次モスクワ裁判がピーク。「人民の敵」を探すためと称した。逮捕者は数百万人、被処刑者は数十万人とされる。 たいじゅ‐しょうぐん大樹将軍‥シヤウ‥ [後漢書馮異伝](諸将が功を誇る中で馮異ふうい一人が大樹の下に退いて誇らなかった故事から)後漢の将軍馮異の敬称。転じて、将軍または征夷大将軍の異称。 ⇒たい‐じゅ【大樹】 たい‐しゅつ退出】 その場から退き外に出ること。まかること。「役所から―する」 ⇒たいしゅつ‐おんじょう【退出音声】 たい‐しゅつ帯出】 備品・書籍などを、身につけて外に持ち出すこと。「禁―」 たい‐じゅつ体術】 素手あるいは十手のような短い道具を用いて行う武術。柔術・拳法など。 たいしゅつ‐おんじょう退出音声‥ジヤウ ⇒まかでおんじょう。長秋詠藻「同日―、音高山」 ⇒たい‐しゅつ【退出】 だい‐しゅひつ大手筆】 すぐれた文章を書く手腕。また、その手腕ある人。 だいしゅ‐ぶ大衆部】 部派仏教の一派。仏滅後100年頃、仏教教団が根本分裂した際、保守的な上座部に対した進歩的な部派。多くの僧が参加したので大衆部と呼ばれた。仏の永遠性を強調するなど、大乗仏教思想との関係が深い。 ⇒だい‐しゅ【大衆】 たい‐じゅんかん体循環‥クワン (→)大循環1に同じ。 だい‐じゅんかん大循環‥クワン ①両生類以上の脊椎動物において、心臓の左心室から大動脈を通って送り出された血液が、体の諸部の毛細血管に至りガス交換などを終え、静脈・大静脈を経て右心房に戻る循環系路。体循環。↔小循環。 ②(→)大気大循環のこと。 たい‐しょ大所】 ①大きな神社。また、大きな寺院。義経記7「さすがにわが朝には熊野羽黒とて―にて候ぞかし」 ②晴れの場所。風姿花伝「押し出だしたる―、貴所の御前などにて」 ③大きな立場。 ⇒大所高所から たい‐しょ大書】 文字を大きく書くこと。また、文意を強調して書くこと。「特筆―する」 たい‐しょ大暑】 ①きびしい暑さ。酷暑。極暑。 ②二十四節気の一つ。太陽の黄経が120度の時で、6月の中ちゅう。太陽暦では7月22日頃に当たり、暑さが最もきびしい。〈[季]夏〉。→小暑 たい‐しょ太初】 [列子天瑞「太初者、気之始也」]天地のひらけたはじめ。太始。 たい‐しょ台書】 他人の手紙の尊敬語。台翰。台墨。芳墨。芳書。貴簡。玉書。 たい‐しょ対処】 あるものや情勢に対して、適当な処置をすること。「物価高に―する」 たい‐しょ対蹠】 (タイセキの慣用読み)ある事に対して反対であること。正反対。「―的」 だい‐しょ代書】 ①本人に代わって文書を書くこと。代筆。 ②代書人の略。 ⇒だいしょ‐にん【代書人】 だい‐しょ代署】 本人に代わってその氏名を書くこと。また、その署名。 だい‐しょ題署】 書きしるすこと。書きつけること。また、その書きしるしたもの。 だい‐じょ大序】 人形浄瑠璃の時代物で、第一段の最初の部分。歌舞伎でも、最初に演ずる狂言、序幕の意に用いる。「仮名手本忠臣蔵」の第一段を指すことも多い。 だい‐じょ代序】 ①順序を追って代わること。交替すること。 ②本人に代わって序文を書くこと。 だい‐しょい大初位‥ヰ (ダイソイとも)律令制の位階の一つ。初位の上位。→初位 たいしょう大正‥シヤウ [易経臨卦、彖伝「大いに亨とおりて正しきを以てするは、天の道也」]大正天皇在位期の年号。明治45年(1912)7月30日改元、大正15年(1926)12月25日昭和に改元。 ⇒たいしょう‐いけ【大正池】 ⇒たいしょう‐えび【大正蝦】 ⇒たいしょう‐ごと【大正琴】 ⇒たいしょう‐しんしゅう‐だいぞうきょう【大正新脩大蔵経】 ⇒たいしょう‐せいへん【大正政変】 ⇒たいしょう‐だいがく【大正大学】 ⇒たいしょう‐デモクラシー【大正デモクラシー】 ⇒たいしょう‐てんのう【大正天皇】 たい‐しょう大将‥シヤウ (古くはダイショウとも) ①全軍または一軍を指揮統率する者。 ②近衛府の長官。左右おのおの一名。 ③最高級の陸海軍武官。 ④柔道などの団体戦で、最後に出る選手。 ⑤一群の首長。かしら。おさ。頭領。「餓鬼―」 ⑥他人を親しみ、または、からかって呼ぶ称。「―、元気かい」 たい‐しょう大祥‥シヤウ 人の死後、3年目に行う供養の法会。三回忌。大祥忌。→小祥 たい‐しょう大笑‥セウ 大いに笑うこと。おおわらい。哄笑。「呵々―」 たい‐しょう大捷‥セフ 大勝利。圧倒的な勝ち。 たい‐しょう大勝】 大いに勝つこと。非常な勝利を得ること。大勝利。おおがち。↔大敗 たい‐しょう大詔‥セウみことのりの尊敬語。「―渙発」 ⇒たいしょうほうたい‐び【大詔奉戴日】 たい‐しょう大賞‥シヤウ その分野で最もすぐれたものに与える賞。グランプリ。「レコード―」 たい‐しょう大檣‥シヤウ (→)メインマストに同じ。 たい‐しょう太衝】 陰暦9月の異称。徒然草「―の太の字、点うつ、うたずといふ事」 たい‐しょう体性‥シヤウ うまれつき。本性。たいせい。一遍上人語録「万法は一心なりといへども、みづからその―をあらはさず」 たい‐しょう対症‥シヤウ (症状に対する意) ⇒たいしょう‐てき【対症的】 ⇒たいしょう‐りょうほう【対症療法】 たい‐しょう対称】 (symmetry) ①互いに対応してつりあっていること。相称。 ㋐〔数〕一定点Oを通る直線上で、Oに関しそれぞれ反対の側にあってOから等距離の2点を、Oに関し互いに対称な点といい、Oを対称中心という。また、ある直線または平面αに対する垂線上で、またはαのそれぞれ反対側にあって、それらから等距離の2点を、またはαに関し互いに対称な点といい、またはαをそれぞれ対称軸または対称面という。図形上のすべての点の対称点がその図形自身に含まれるとき、この図形を対称な図形という。→線対称→面対称→点対称 ㋑〔理〕結晶質物質において、結晶面あるいは原子・分子の間にある規則正しい関係の一種。一つの結晶面あるいは原子・分子を、ある他の面によって反射、またはある軸によって回転などした時に、他の結晶面あるいは原子・分子に一致する性質。 ②代名詞の第二人称。 ⇒たいしょう‐いどう【対称移動】 ⇒たいしょう‐しき【対称式】 ⇒たいしょう‐せい【対称性】 ⇒たいしょう‐だいめいし【対称代名詞】 ⇒たいしょう‐ちゅうしん【対称中心】 ⇒たいしょう‐てき【対称的】 ⇒たいしょう‐めん【対称面】 ⇒たいしょう‐りつ【対称律】 たい‐しょう対象‥シヤウ ①〔哲〕(object イギリス・Gegenstand ドイツ)認識や意志などの意識作用が向けられる当のもの。物的・心的・実在的・観念的などあらゆるものが対象となりうる。 ②目標となるもの。「攻撃の―となる」 ③客体・客観とほぼ同義。 たい‐しょう対照‥セウ ①他と照らし合わせること。見くらべること。くらべ合わすこと。対比。「原文と―する」 ②互いに対立する二つの要素がきわだつこと。コントラスト。「―の妙」 ⇒たいしょう‐げんごがく【対照言語学】 ⇒たいしょう‐じっけん【対照実験】 ⇒たいしょう‐てき【対照的】 ⇒たいしょう‐ほう【対照法】 たい‐しょう対償‥シヤウ 受けた利益に対して、その対価として与える金品。 たい‐しょう待詔‥セウ ①詔みことのりの下るのを待つこと。 ②中国の官名。漢では経学文章の士を任用して、天子の応対に備えた。唐以降は翰林院の官。 たい‐しょう胎生‥シヤウ 〔仏〕四生ししょうの一種。人や獣のように母胎で成熟して生まれること。また、生まれたもの。 たい‐しょう隊商‥シヤウ (caravan)砂漠のような鉄道の発達しない地方で、隊伍を組み、象・ラクダ・ラバなどの背に、商品などを積んで行く商人の一団。キャラバン。 たい‐じょう太上‥ジヤウ ①最もすぐれたもの。極めて善いもの。最良。最上。極上。 ②天子。至尊。 ⇒たいじょう‐てんのう【太上天皇】 ⇒たいじょう‐ろうくん【太上老君】 たい‐じょう太常‥ジヤウ 中国の官名。九寺・九卿の筆頭。漢・魏代、天子の宗廟の祭祀や礼楽をつかさどった。後世その役所を太常寺と呼んだ。 ⇒たいじょう‐けい【太常卿】 ⇒たいじょう‐じ【太常寺】 たい‐じょう体状‥ジヤウ その物のかたち。ありさま。姿。 たい‐じょう怠状‥ジヤウ ①平安後期から鎌倉時代に行われた詫状わびじょうのこと。謝罪状。おこたりぶみ。保元物語「御あやまりある時は、すなはち御―をかきて」 ②わびること。あやまること。屈服すること。十訓抄「さる事いはじと―せさせて赦してけり」 ⇒たいじょう‐だて【怠状立て】 たい‐じょう退城‥ジヤウ 城から退くこと。下城。 たい‐じょう退場‥ヂヤウ 会場・競技場・舞台などから退出すること。「―を命ずる」「花道はなみちを―する」↔入場 たい‐じょう退譲‥ジヤウ へりくだり譲ること。謙退。謙譲。辞譲。 たい‐じょう帯仗‥ヂヤウ 兵器を身につけること。 たい‐じょう帯状‥ジヤウ 帯のように一定の幅で細長く続くさま。おびじょう。 ⇒たいじょう‐ほうしん【帯状疱疹】 だい‐しょう大小‥セウ ①大きいことと小さいこと。大きいものと小さいもの。大きいか、小さいか。「―を問わぬ」 ②打刀うちがたなと脇差の小刀ちいさがたな。桃山時代から2尺以上の打刀と脇差とを併せ帯用するようになり、これを大小と呼んだ。江戸時代には武士の正式のものとなり、大小ともに拵こしらえの形式、塗・鐔つばなど外装をすべて揃えるようになった。 ③大鼓おおつづみと小鼓こつづみ。 ④大の月と小の月。 ⑤陰暦を用いた頃、大小の月を、いろいろの趣向をこらして示した印刷物。大小暦。黄表紙、長生見度記ながいきみたいき「ここへ―を百枚下され」 ⇒だいしょう‐いり【大小入り】 ⇒だいしょう‐じ【大小事】 ⇒だいしょう‐たいとう【大小対当】 ⇒だいしょう‐の‐がく【大小の額】 ⇒だいしょう‐の‐じんぎ【大小の神祇】 ⇒だいしょう‐べん【大小便】 ⇒だいしょう‐まえ【大小前】 ⇒大小は武士の魂 だい‐しょう大升】 律令制の枡ますの一種。一般用の枡(小升)の3倍の量で、米穀を計るのに用いることとしたが、実際には小升に代わって一般用の枡として広く用いられた。今の約4合。↔減大升 だいしょう大庄・大正‥シヤウ 寛政(1789〜1801)の頃、大坂道頓堀にあった有名な鰻屋。富貴地座位ふきじざい「―の鰻うなぎ、道頓堀、柔かに忘れ難き風情あり」 だい‐しょう大将‥シヤウ ⇒たいしょう だい‐しょう大証】 大阪証券取引所の略。 だい‐しょう大聖‥シヤウ ①仏の尊称。大聖主。 ②高位の菩薩。 だい‐しょう代将‥シヤウ (→)准将に同じ。 だい‐しょう代償‥シヤウ ①本人に代わって弁償すること。代弁。 ②他人にかけた損害のつぐないとして、その代価を出すこと。「―を払う」 ③(比喩的に)ある目標を達成するために払う犠牲や損害。 ④〔心〕直接実現できない目標を、他の類似したものにおきかえて欲求を充足させること。自我の防衛機制の一つ。→補償2 ⇒だいしょう‐しょくせい【代償植生】 だいし‐よう大師様‥ヤウ (→)大師流に同じ。 ⇒だい‐し【大師】 だい‐じょう大乗】 〔仏〕(梵語mahāyāna 摩訶衍。大きな乗物の意)大乗仏教のこと。↔小乗。 ⇒だいじょう‐え【大乗会】 ⇒だいじょう‐かい【大乗戒】 ⇒だいじょう‐かいだん【大乗戒壇】 ⇒だいじょうてき‐けんち【大乗的見地】 ⇒だいじょう‐ひぶっせつ‐ろん【大乗非仏説論】 ⇒だいじょう‐ぶっきょう【大乗仏教】 だい‐じょう大嘗‥ジヤウ 大嘗祭。「即位―」 ⇒だいじょう‐え【大嘗会】 ⇒だいじょう‐きゅう【大嘗宮】 ⇒だいじょう‐さい【大嘗祭】 だい‐じょう台状‥ジヤウ 台のように、盛り上がっていて上が平らであるさま。 だい‐じょう大判官】 律令制で、第三等官の判官のうち、上位のもの。各省の大丞、各寮の大允など。→じょう(判官) たいしょう‐いけ大正池‥シヤウ‥ 長野県の西部、梓川あずさがわ上流の上高地にある堰止せきとめ湖。1915年(大正4)の焼岳やけだけ大爆発により出現。 大正池と穂高連峰 撮影:新海良夫 ⇒たいしょう【大正】 たいしょう‐いどう対称移動】 点または図形を、対称中心、対称軸、対称面の反対側に移動すること。→対称1㋐⇒たい‐しょう【対称】 だいしょう‐いり大小入り‥セウ‥ 下座音楽の一つ。三味線に合わせて大鼓おおつづみ・小鼓こつづみの音を入れるもの。時代狂言の立回りに用いる。 ⇒だい‐しょう【大小】 だいじょう‐いん大乗院‥ヰン 奈良興福寺の門跡。1087年(寛治1)隆禅の創立。12世紀末から摂関家の子弟が入室し、一乗院に次ぐ門跡となった。明治維新の際、廃院。「大乗院寺社雑事記」など中世史料が多く伝わる。 ⇒だいじょういん‐じしゃぞうじき【大乗院寺社雑事記】 だいじょういん‐じしゃぞうじき大乗院寺社雑事記‥ヰン‥ザフ‥ 大乗院門跡尋尊・政覚・経尋の3代の日記。1450年(宝徳2)より1527年(大永7)に至る。応仁の乱前後の史料として重要。自筆本が現存。 ⇒だいじょう‐いん【大乗院】 だいじょう‐え大乗会‥ヱ 毎年10月6日から7日間京都法勝寺で、天台僧徒によって修せられた法華経・華厳経・涅槃経など5部の大乗経を講讃する法会。北京ほっきょう三会の一つ。 ⇒だい‐じょう【大乗】 だいじょう‐え大嘗会‥ジヤウヱ 大嘗祭。また、その節会。 ⇒だい‐じょう【大嘗】 たいしょう‐えび大正蝦‥シヤウ‥ クルマエビ科のエビ。体は淡灰色で、尾の先は暗褐色。体長27センチメートルに達する。渤海湾の浅所で産卵・成育し、秋に岸を離れ沖合に向かう。黄海・東シナ海の大陸棚上でトロールにより漁獲。食用。標準和名はコウライエビ。 ⇒たいしょう【大正】 だいじょう‐かい大乗戒】 大乗仏教独自の戒律。梵網経の十重戒・四十八軽戒、善戒経の三聚浄戒など。菩薩戒。 ⇒だい‐じょう【大乗】 だいじょう‐かいだん大乗戒壇】 大乗戒を授ける壇場。特に比叡山の円頓えんどん戒壇をいう。 ⇒だい‐じょう【大乗】 だいじょう‐かん太政官‥ジヤウクワン (律令制の1に対し、明治初年の2をダジョウカンと慣習的によみ分けるが、特に根拠はない) ①律令制で、八省諸司および諸国を総管し、国政を総括する最高機関。政務審議部門として左大臣・右大臣・大納言(のち中納言・参議・内大臣が加わり公卿くぎょうと呼ばれる)、その事務局として少納言・外記・史生、行政執行・命令部門として弁官(左右の大中少弁など)の3部門によって構成されていた。尚書省。都省。鸞台。おおいまつりごとのつかさ。 ②1868年(慶応4)政体書により設置された最高官庁。翌年官制改革により民部省以下六省を管轄。今日の内閣に当たる。85年、内閣制度の設置と同時に廃止。 ⇒だいじょうかん‐さつ【太政官札】 ⇒だいじょうかん‐ちょう【太政官牒】 ⇒だいじょうかん‐にっし【太政官日誌】 ⇒だいじょうかん‐ぷ【太政官符】 ⇒だいじょうかん‐ふこく【太政官布告】 だいじょうかん‐さつ太政官札‥ジヤウクワン‥ ⇒だじょうかんさつ⇒だいじょう‐かん【太政官】 だいじょうかん‐ちょう太政官牒‥ジヤウクワンテフ 太政官から被管でない社寺などに下した公文書。 ⇒だいじょう‐かん【太政官】 だいじょうかん‐にっし太政官日誌‥ジヤウクワン‥ ⇒だじょうかんにっし⇒だいじょう‐かん【太政官】 だいじょうかん‐ぷ太政官符‥ジヤウクワン‥ 律令制の太政官から八省諸司または諸国に下した公文書。官符。 ⇒だいじょう‐かん【太政官】 だいじょうかん‐ふこく太政官布告‥ジヤウクワン‥ ⇒だじょうかんふこく ⇒だいじょう‐かん【太政官】 だいじょうぎしょう大乗義章‥シヤウ 隋の慧遠えおんの著。26巻(うち20巻現存)。一種の仏教百科辞典。 だいじょうきしんろん大乗起信論】 大乗仏教の論書。馬鳴めみょうの著と伝えるが、5〜6世紀の成立か。真諦しんだい訳1巻、実叉難陀じっしゃなんだ訳2巻がある。一心を基にして現実相(生滅門)と永遠相(真如門)を関係づけたもの。「本覚ほんがく」という用語は有名。大乗仏教の入門書として広く読まれる。起信論。 だいじょう‐きゅう大嘗宮‥ジヤウ‥ 大嘗祭を行うために朝廷に仮設される古式の宮殿。悠紀殿ゆきでん・主基殿すきでん・廻立殿かいりゅうでんなどから成る。 ⇒だい‐じょう【大嘗】 たい‐しょうぐん大将軍‥シヤウ‥ (ダイショウグンとも) ①征討に派遣された官軍の総大将。 ②全軍を指揮し統率する人。大将。 ③かしら。おさ。頭領。今昔物語集25「いみじき盗人の―有りけり」 ④暦の八将神の一神。太白(金星)の精で、この神の在る方角は3年間変わらず、3年ふさがりとして万事に忌む。 たいじょう‐けい太常卿‥ジヤウ‥ ①中国の太常寺の長官。 ②治部卿じぶきょう・式部卿・神祇大副じんぎのたいふの唐名。 ⇒たい‐じょう【太常】 たいしょう‐げんごがく対照言語学‥セウ‥ (contrastive linguistics)言語学の一領域。二つ(またはそれ以上)の言語の音声・文法・語彙を比較・対照して両言語の相違やそれぞれの言語の特徴を明らかにするもの。 ⇒たい‐しょう【対照】 だいじょう‐こう太上皇‥ジヤウクワウ (→)太上天皇に同じ。 たい‐しょうこく大相国‥シヤウ‥ 太政だいじょう大臣の唐名。 たいしょう‐ごと大正琴‥シヤウ‥ 二弦琴の一種。木製中空の胴に2本の金属弦を張って同音に調弦し、半音間隔に設けた鍵盤を左指で押さえ右手の義甲ではじき奏するもの。大正初め、森田吾郎が発明。その後弦数が増え、現在は通常、5弦。 ⇒たいしょう【大正】 だいじょう‐さい大嘗祭‥ジヤウ‥ 天皇が即位後、初めて行う新嘗にいなめ祭。その年の新穀を献じて自ら天照大神および天神地祇てんじんちぎを祀る、一代一度の大祭。祭場を2カ所に設け、東(左)を悠紀ゆき、西(右)を主基すきといい、神に供える新穀はあらかじめ卜定ぼくじょうした国郡から奉らせ、当日、天皇はまず悠紀殿、次に主基殿で、神事を行う。おおなめまつり。おおにえまつり。おおんべのまつり。 →資料:『大嘗の祭の祝詞』 ⇒だい‐じょう【大嘗】 たいじょう‐じ太常寺‥ジヤウ‥ ①太常の役所。北斉および唐以後歴代の礼官。九寺または五寺の一つ。清末、礼部に合併。 ②日本で、神祇官の唐名。 ⇒たい‐じょう【太常】 だいしょう‐じ大小事‥セウ‥ 大事と小事。大小の事柄。平治物語「紀伊二位の夫たるに依て、天下の―を執行ひ」 ⇒だい‐しょう【大小】 だい‐しょうじ大床子‥シヤウ‥ 天皇が常用する脚つきの座台。 ⇒だいしょうじ‐の‐おもの【大床子の御膳】 だいしょうじ大聖寺‥シヤウ‥ 石川県加賀市の中心街。古く白山五院の一つである大聖寺の門前町として発達し、のち、加賀藩の支藩前田氏7万石の城下町となった。陶器・絹織物などを産する。 だいじょう‐じ大乗寺】 兵庫県美方郡香美町にある真言宗の寺。行基の開創と伝える。天明(1781〜1789)年間に密英が再興。密英に修業の資を与えられた円山応挙がのち弟子長沢蘆雪・呉春らと襖絵を描いた縁で、俗に応挙寺という。 たいしょう‐しき対称式】 式の中のある2文字を交換しても値を変えない代数式。例abc ⇒たい‐しょう【対称】 たいしょう‐じっけん対照実験‥セウ‥ ある対象について一定の因子の作用を明らかにする実験を行う場合、これと別に、その因子を取り除きそれ以外は全く同一条件下で実験を行なって両者の結果を比較検討することがある。このとき後者の実験を対照実験と呼ぶ。ブランク‐テスト。 ⇒たい‐しょう【対照】 だいしょうじ‐の‐おもの大床子の御膳‥シヤウ‥ 天皇が大床子で召し上がる正式の食事。源氏物語桐壺「朝餉のけしきばかり触れさせ給ひて、―などはいとはるかに思召したれば」 ⇒だい‐しょうじ【大床子】 だいしょう‐しょくせい代償植生‥シヤウ‥ 本来あった植生が破壊されたあとに二次的にできた植生。常緑林が伐採されたあとにつくられた雑木林(クヌギ・コナラ林)など。 ⇒だい‐しょう【代償】 たいしょう‐しんしゅう‐だいぞうきょう大正新脩大蔵経‥シヤウ‥シウ‥ザウキヤウ 1924年(大正13)から34年(昭和9)にかけて、高楠たかくす順次郎・渡辺海旭かいきょく・小野玄妙らによって刊行された日本で最大の大蔵経。正編55巻、続編30巻、別巻15巻(図像12巻、昭和法宝総目録3巻)の全100巻から成る。大正蔵・正蔵と略称。→大蔵経⇒たいしょう【大正】 たい‐しょうすう帯小数‥セウ‥ 整数部が0でない小数。すなわち、1より大きい小数。たとえば6.182 たいしょう‐せい対称性】 任意の物理系に平行移動・回転などの変換を行なっても系の物理的性質が変わらないこと。その変換を対称変換といい、その変換に対応する対称性があるという。不変性。 ⇒たい‐しょう【対称】 たいしょう‐せいへん大正政変‥シヤウ‥ 大正と改元直後の二つの相次ぐ政変。1912年末2個師団増設問題による第2次西園寺内閣の総辞職、および13年2月第1次護憲運動による第3次桂内閣の倒壊。近年はもっぱら後者をいう。 →資料:尾崎行雄議会演説 ⇒たいしょう【大正】 たいしょう‐たい対掌体‥シヤウ‥ (→)鏡像体に同じ。 たいしょう‐だいがく大正大学‥シヤウ‥ 仏教系私立大学。1925年(大正14)天台宗大学・豊山ぶざん大学・宗教大学を仏教連合大学に統合、翌年大学令による大正大学として設立。49年新制大学。本部は東京都豊島区。 ⇒たいしょう【大正】 だいじょう‐だいじん太政大臣‥ジヤウ‥ (ダジョウダイジンとも) ①律令制で、太政官の最高位にある官。職掌はなく、一種の名誉職。適任の人がなければ欠員とする制で、則闕そっけつの官ともいう。大相国。おおいもうちぎみ。おおきおおいどの。おおいまつりごとのおおまえつぎみ。おおきおおいもうちぎみ。おおきおとど。職員令「―一人、右は一人に師とし範として、四海に儀形たり、…其人無くは闕けよ」 ②明治維新政府の太政官の最高長官。1871年(明治4)廃藩置県後に三条実美が任ぜられたが、85年に廃官。 だいしょう‐たいとう大小対当‥セウ‥タウ 〔論〕(subalternatio ラテン)対当関係の一種。全称肯定命題(A)と特称肯定命題(I)との対当関係および全称否定命題(E)と特称否定命題(O)との対当関係。 ⇒だい‐しょう【大小】 たいしょう‐だいめいし対称代名詞】 二人称を表す代名詞。 ⇒たい‐しょう【対称】 たいじょう‐だて怠状立て‥ジヤウ‥ (タイジョダテとも)あやまらせること。こらしめること。 ⇒たい‐じょう【怠状】 だい‐じょうだん大上段‥ジヤウ‥ ①剣道で、刀を頭上高く振りかぶり、敵を威圧するかまえ。上段のかまえを強めていう語。おおじょうだん。 ②転じて、いたけだかな態度。大げさだと思われる態度。「―に振りかぶる」 たいしょう‐ちゅうしん対称中心「対称1㋐」参照。 ⇒たい‐しょう【対称】 たいしょう‐てき対症的‥シヤウ‥ 症状に対して処置すること。 ⇒たい‐しょう【対症】 たいしょう‐てき対称的】 形や配列に対称がとれているさま。 ⇒たい‐しょう【対称】 たいしょう‐てき対照的‥セウ‥ 二つの事物の相違が目立つさま。「二人の意見は―だ」 ⇒たい‐しょう【対照】 だいじょうてき‐けんち大乗的見地】 小事に拘泥せず、大局のために事を決しようとする観点。 ⇒だい‐じょう【大乗】 たいしょう‐デモクラシー大正デモクラシー‥シヤウ‥ 大正期に顕著となった民主主義(デモクラシー)的・自由主義的風潮のこと。憲政擁護運動、普通選挙運動、各種の社会運動の進展、あるいは吉野作造の民本主義や一連の自由主義・社会主義の思想の昂揚等があり、従来の諸制度・諸思想の改革が試みられた。 ⇒たいしょう【大正】 たいしょう‐てんのう大正天皇‥シヤウ‥ワウ 明治天皇の第3皇子。名は嘉仁よしひと。明宮はるのみや。生母は柳原愛子なるこ。九条節子さだこを妃とする(貞明皇后)。1912年践祚せんそ、15年京都で即位。21年疾患のため、皇太子裕仁親王(昭和天皇)が摂政に就任。陵墓は多摩陵。漢詩をよくした。(在位1912〜1926)(1879〜1926)→天皇(表) 大正天皇 提供:毎日新聞社 ⇒たいしょう【大正】 たいじょう‐てんのう太上天皇‥ジヤウ‥ワウ ⇒だいじょうてんのう⇒たい‐じょう【太上】 だいじょう‐てんのう太上天皇‥ジヤウ‥ワウ 天皇譲位後の称号。697年持統天皇が称したのに始まる。太上皇。上皇。院。おおきすめらみこと。 だいじょう‐にゅうどう太政入道‥ジヤウニフダウ 太政大臣で仏門に入った者。 だいしょうねつ‐じごく大焦熱地獄‥セウ‥ヂ‥ 〔仏〕八大地獄の第7。最も高い炎熱の苦を受けるという。大極熱地獄。 だいしょう‐の‐がく大小の額‥セウ‥ 大の字を表に、小の字を裏に書いた額。大の月、小の月によって月々かけかえる。風俗文選「其の時の心に随ひ行くは、―見る心にや侍りけむ」 ⇒だい‐しょう【大小】 だいしょう‐の‐じんぎ大小の神祇‥セウ‥ 大社・小社の神祇。誓詞の末に用いる語。 ⇒だい‐しょう【大小】

広辞苑 ページ 11824 での○大蛇を見るとも女を見るな単語。