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なみ【波・浪・濤】🔗⭐🔉
なみ【波・浪・濤】
①水面の高低運動。波浪はろう。万葉集3「沖つ―辺へ―立つとも」。「―が高い」
②うしお。潮流。神武紀「奔き潮なみ有りて太はなはだ急はやきに会ひぬ」
③年老いて皮膚に生ずるしわにたとえる。古今和歌集序「年ごとに鏡のかげに見ゆる雪と―とをなげき」
④波浪のように動いて凹凸・起伏を生ずるもの。また、その形。万葉集7「天の海に雲の―立ち」。「人の―にのまれる」「成績に―がある」「藤―」
⑤紋所の名。波を種々に図案化したもの。
⑥(比喩的に)騒ぎ。平治物語「海内―おさまつて」
⑦消えやすいもの、はかないものにたとえていう語。謡曲、江口「疑ひあら磯の―と消えにし」
⑧〔理〕(→)波動に同じ。
⇒波に乗る
⇒波にも磯にもつかぬ心地
⇒波を打つ
は【波】🔗⭐🔉
は【波】
①なみ・津波を数える語。「第1―到着」
②㋐波斯ペルシアの略。
㋑波蘭ポーランドの略。
[漢]波🔗⭐🔉
波 字形
筆順
〔水(氵・氺)部5画/8画/教育/3940・4748〕
〔音〕ハ(呉)(漢)
〔訓〕なみ
[意味]
①水面に生ずるなみ。「波浪・波濤はとう・風波・防波堤・金波銀波」
②なみのうねりのような動き(をするもの)。「第一波のストライキ」「波長・波動・音波・電波・脳波・寒波・周波数」
[解字]
形声。「水」+音符「皮」(=けもののかわ。表面をおおってうねうねと傾く)。水の表面に生じて傾きをもつ動きの意。「浪」は、澄んだしぶきをあげるなみ。
[下ツキ
一波・煙波・音波・寒波・金波・銀波・鯨波・検波・光波・周波・秋波・千波万波・短波・中波・長波・電波・脳波・風波・防波堤・余波
[難読]
波止場はとば・波斯ペルシャ・波蘭ポーランド


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