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広辞苑の検索結果 (5)
な【名】🔗⭐🔉
な【名】
➊有形・無形の事物を、他の事物と区別して、言語で表した呼び方。
①事物(の概念)を代表する呼称。万葉集3「酒の―を聖とおほせし」。「花の―」
②特に人や人に準ずるものに付けた呼び名。姓・氏など家名に対して実名・通称など個人名を指し、また姓氏と併せたものをも指す。万葉集2「妹が―呼びて袖そ振りつる」。宇津保物語俊蔭「―をば仲忠といふ」。「無礼者、―を言え」「会社の―」
③実質が伴わないただの名目。万葉集15「家島は―にこそありけれ」。「春とは―ばかりの今日この頃」
④その事を言い立てて口実とするところのもの。「正義の―のもとに兵を動かす」
➋人・家の名に伴う聞え。
①上古、家に世襲の職業や人の業績について負った名称。万葉集20「大伴の氏と―に負へるますらをの伴」
②他人の口にのぼって、立つ評判。うわさ。万葉集11「妹が―もわが―も立たば惜しみこそ」。「―のある詩人」「―が立つ」
③名誉。「男の―が立たない」
➌名によって表された、人倫上の分際。名分。
➍「名残なごりの折」の略。
⇒名有り
⇒名有りて実無し
⇒名が売れる
⇒名が通る
⇒名に負う
⇒名に聞く
⇒名にし負う
⇒名に背く
⇒名に立つ
⇒名に流る
⇒名に旧る
⇒名の無い星は宵から出る
⇒名は実の賓
⇒名は体を表す
⇒名もない
⇒名を揚げる
⇒名を埋む
⇒名を売る
⇒名を得る
⇒名を惜しむ
⇒名を折る
⇒名を借りる
⇒名を腐す
⇒名を汚す
⇒名を沈む
⇒名を雪ぐ
⇒名を捨てて実を取る
⇒名を正す
⇒名を立てる
⇒名を保つ
⇒名を竹帛に垂る
⇒名を散らす
⇒名を釣る
⇒名を遂げる
⇒名を留める
⇒名を取る
⇒名を流す
⇒名を成す
⇒名を偸む
⇒名を残す
⇒名を辱める
⇒名を馳せる
⇒名を振るう
みょう【名】ミヤウ🔗⭐🔉
[漢]名🔗⭐🔉
名 字形
筆順
〔口部3画/6画/教育/4430・4C3E〕
〔音〕メイ(漢) ミョウ〈ミャウ〉(呉)
〔訓〕な・なづける
[意味]
①人のなまえ。事物のよびな。な。「姓名・命名・地名・社名・戒名かいみょう・名詞・名代みょうだい・名称」
②なづける。言いあらわす。「名状」
③名①が知られている。すぐれていて、なだかい。ほまれ。(うわべの)評判。「名物・名声・名士・著名・高名こうめい・こうみょう・虚名・有名無実・名存実亡」
④ミョウ「名田」の略。「名主・大名」
⑤人数を数える語。「若干名・数名」
[解字]
会意。「夕」+「口」。夕暮れの薄暗い中で自分の存在を告げる意。
[下ツキ
悪名・一名・異名・威名・英名・汚名・戒名・改名・学名・下名・家名・画名・雅名・仮名・記名・偽名・嬌名・驍名・虚名・御名・空名・刑名・芸名・件名・原名・功名・高名・合名・失名・実名・指名・氏名・綽名・襲名・醜名・唱名・小名・称名・署名・除名・人名・垂名・声名・姓名・盛名・俗名・賊名・尊名・大名・題名・地名・知名・著名・通名・唐名・同名・匿名・俳名・売名・筆名・美名・病名・仏名・武名・文名・別名・変名・法名・芳名・本名・無名・命名・訳名・唯名・勇名・有名・幼名・雷名・令名・連名・倭名・和名
[難読]
名残なごり
筆順
〔口部3画/6画/教育/4430・4C3E〕
〔音〕メイ(漢) ミョウ〈ミャウ〉(呉)
〔訓〕な・なづける
[意味]
①人のなまえ。事物のよびな。な。「姓名・命名・地名・社名・戒名かいみょう・名詞・名代みょうだい・名称」
②なづける。言いあらわす。「名状」
③名①が知られている。すぐれていて、なだかい。ほまれ。(うわべの)評判。「名物・名声・名士・著名・高名こうめい・こうみょう・虚名・有名無実・名存実亡」
④ミョウ「名田」の略。「名主・大名」
⑤人数を数える語。「若干名・数名」
[解字]
会意。「夕」+「口」。夕暮れの薄暗い中で自分の存在を告げる意。
[下ツキ
悪名・一名・異名・威名・英名・汚名・戒名・改名・学名・下名・家名・画名・雅名・仮名・記名・偽名・嬌名・驍名・虚名・御名・空名・刑名・芸名・件名・原名・功名・高名・合名・失名・実名・指名・氏名・綽名・襲名・醜名・唱名・小名・称名・署名・除名・人名・垂名・声名・姓名・盛名・俗名・賊名・尊名・大名・題名・地名・知名・著名・通名・唐名・同名・匿名・俳名・売名・筆名・美名・病名・仏名・武名・文名・別名・変名・法名・芳名・本名・無名・命名・訳名・唯名・勇名・有名・幼名・雷名・令名・連名・倭名・和名
[難読]
名残なごり
大辞林の検索結果 (4)
な【名】🔗⭐🔉
な [0] 【名】
(1)人が認識した事物に,他の事物と区別するために言葉で言い表した呼称。名前。(ア)同じ性質を有する一定範囲の事物をひとまとめにした呼称。「東から吹く風の―を東風(コチ)という」「いかづちは―のみにもあらず,いみじうおそろし/枕草子 153」(イ)一定範囲の事物に属する個々の物に付けた呼称。「国の―」「―も知れぬ遠き島」
(2)人の呼び名。(ア)人ひとりひとりに付けた呼び名。姓に対して名前。「生まれた子に―を付ける」「娘の―は花子です」(イ)姓名。氏名。「私の―は田中花子です」「―を名乗れ」「―をばさかきの造(ミヤツコ)となむいひける/竹取」
(3)その呼び名とともに世にあらわれた評判。(ア)よい評判。名声。「世に―が高い」「―のある人」(イ)名誉。「―が傷つく」(ウ)あまりかんばしくない評判。うわさ。「―が立つ」
(4)実質を伴わない名称。(ア)名目。体裁。「ホテルとは―ばかりの安宿」(イ)表向きの理由。口実。「開発の―のもとに自然を破壊する」
(5)名義。「会社の―で申し込む」
(6)古く国語の単語分類に用いた語で,現在の名詞に相当するもの。室町時代の連歌論書にすでに見え,江戸時代の国学者富士谷成章もこれを用いた。
→装(ヨソイ)
→挿頭(カザシ)
→脚結(アユイ)
みょう【名】🔗⭐🔉
みょう ミヤウ [1] 【名】
「名田」の略。
めい【名】🔗⭐🔉
めい 【名】
■一■ [1] (名)
(1)なまえ。な。「姓と―」
(2)名詞の上に付いて,すぐれている,評判が高い,などの意を表す。「―文句」「―議長」「―バイオリニスト」
■二■ (接尾)
助数詞。人数を数えるのに用いる。「人(ニン)」よりは丁寧な言い方。「三―行方不明」「何―いるか」
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