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広辞苑の検索結果 (25)

あさ【麻】🔗🔉

あさ】 ①㋐大麻たいま・苧麻からむし・黄麻・亜麻・マニラ麻などの総称。また、これらの原料から製した繊維。糸・綱・網・帆布・衣服用麻布・ズックなどに作る。お。 ㋑アサ科の一年草。中央アジア原産とされる繊維作物。茎は四角く高さ1〜3メートル。雌雄異株。夏、葉腋に単性花を生じ、花後、痩果(おのみ)を結ぶ。夏秋の間に茎を刈り、皮から繊維を採る。実は鳥の飼料とするほか、緩下剤として摩子仁丸の主薬とされる。紅花・藍とともに三草と呼ばれ、古くから全国に栽培された。ハシシュ・マリファナの原料。大麻。タイマソウ。あさお。お。〈[季]夏〉。万葉集9「小垣内おかきつの―を引き干し」 あさ ②麻布の略。 ⇒麻の如し ⇒麻の中の蓬 ⇒麻蒔く

あさ【朝】🔗🔉

あさ】 (古代には、昼間を中心にした時の表現法と夜間を中心にした時の表現法とがあり、「あさ」は昼間を基準にした「あさ」「ひる」「ゆう」の最初の部分)夜明けからしばらくの間、また、正午までの間。万葉集8「―ごとにわが見る屋戸の」。「―が来る」「―早く」→あした ⇒朝の果物は金 ⇒朝の来ない夜はない

あさ‐あがり【朝上がり】🔗🔉

あさ‐あがり朝上がり】 朝になってから雨が上がること。

あさ‐あけ【浅緋】🔗🔉

あさ‐あけ浅緋】 うすい朱色。令制による五位の当色とうじき。源氏物語順集「―の衣さへにぞ沈みそめけむ」

あさ‐あけ【朝あけ】🔗🔉

あさ‐あけ朝あけ】 (「あけ」は朱の意)(→)「朝焼け」に同じ。

あさ‐あけ【朝明け】🔗🔉

あさ‐あけ朝明け】 朝、空が明るくなること。また、その時。夜あけ。明けがた。

あさ‐あさ【浅浅】🔗🔉

あさ‐あさ浅浅】 ①あっさりとしたさま。うっすらとしたさま。中華若木詩抄「うす墨を以て―と書いた花」 ②考えが浅いさま。軽々しいさま。 ③(女房詞)浅漬。

あさ‐あさ・し【浅浅し】🔗🔉

あさ‐あさ・し浅浅し】 〔形シク〕 奥底が見えるようだ。あさはかである。軽々しい。古今著聞集15「誠になにのいみじき事とても、―・しくちりぬれば、念なかりぬべし」

あさ‐あめ【朝雨】🔗🔉

あさ‐あめ朝雨】 朝降る小雨。古事記「―の霧に立たむぞ」 ⇒朝雨馬に鞍置け ⇒朝雨に傘いらず ○朝雨馬に鞍置けあさあめうまにくらおけ 朝雨はすぐ晴れるものだから外出の用意をせよ。 ⇒あさ‐あめ【朝雨】 ○朝雨に傘いらずあさあめにかさいらず 朝雨はすぐ晴れるものだから傘の用意はいらない。 ⇒あさ‐あめ【朝雨】

○朝雨馬に鞍置けあさあめうまにくらおけ🔗🔉

○朝雨馬に鞍置けあさあめうまにくらおけ 朝雨はすぐ晴れるものだから外出の用意をせよ。 ⇒あさ‐あめ【朝雨】

○朝雨に傘いらずあさあめにかさいらず🔗🔉

○朝雨に傘いらずあさあめにかさいらず 朝雨はすぐ晴れるものだから傘の用意はいらない。 ⇒あさ‐あめ【朝雨】 あさ‐あらし朝嵐】 朝、強く吹く風。 アザーンadhān アラビア】 イスラムの礼拝の刻限を知らせる呼びかけ。「アッラーは偉大なり」に始まり「アッラーのほかに神なし」で終わる七つの定型句から成る。モスクの塔の上などから肉声で朗詠。 あさい浅井‥ヰ 姓氏の一つ。 ⇒あさい‐ちゅう【浅井忠】 ⇒あさい‐ながまさ【浅井長政】 ⇒あさい‐りょうい【浅井了意】 あさ‐い朝寝】 あさね。万葉集10「―か寝けむ」 あさ・い浅い】 〔形〕[文]あさ・し(ク) ①表面・外面から中に入って距離が少ない。万葉集7「広瀬川袖つくばかり―・きをや」。源氏物語夕霧「―・きやうなる御座のほどにて、人の御けはひ、おのづからしるし」。「―・い流れ」「傷は―・い」 ②それまでに経過した日時が少ない。山家集「春―・き篠すずの籬まがきに」。「知り合ってまだ日が―・い」 ③色や香の付き方が少ない。薄い。あわい。源氏物語藤裏葉「二葉より名だたる園の菊なれば―・き色分く露もなかりき」 ④程度が軽い。源氏物語明石「あながちなりける契りを思すにも―・からずあはれなり」。紫式部日記「三宝をそしる罪は―・しとやは説き給ふなる」。今昔物語集13「持者も徳行―・し」。「関係が―・い」「経験が―・い」 ⑤地位が低い。源氏物語梅枝「位―・く何となき身の程」 ⑥心の使い方に不足があり不満である。宇津保物語祭使「当時の博士あはれみ―・く貪欲深くして」。源氏物語梅枝「よろづの事、むかしには劣りざまに、―・くなりゆく世の末なれど」。今昔物語集3「阿難は有学の人にて智恵―・し」。「底の―・い人物」「理解が―・い」 あさ‐いい朝飯‥イヒ 朝の食事。あさめし。 あさ‐いち朝一】 その日の朝一番に行うこと。「―で予約を入れる」 あさ‐いち朝市】 朝ひらく野菜・魚などの市。「熊野川川原の家の―に花買ひをれば小雨ふりきぬ」(鉄幹) あさ‐いちげん朝一見】 婚礼の日の朝、初婿入りをすること。迎え一見。 あさい‐ちゅう浅井忠‥ヰ‥ 洋画家。江戸生れ。工部美術学校でフォンタネージに学び、小山正太郎らと1889年(明治22)明治美術会を創立。フランスに留学し、印象派とアール‐ヌーヴォーを摂取。晩年は関西洋画・工芸の振興に尽くした。作「グレーの秋」「春畝」など。(1856〜1907) ⇒あさい【浅井】 あさ‐いと麻糸】 麻の繊維で製した糸。 あさいな朝比奈・朝夷‥ヒナ ①(アサヒナとも)姓氏の一つ。和田義盛の子義秀が安房国朝夷に住み、朝比奈を称した。 ②狂言。閻魔えんまが朝比奈義秀を地獄へ責め落とそうとするが、逆に引きまわされ、ついにその供をして極楽へ案内する。 ⇒あさいな‐しまめぐり【朝比奈島回り】 ⇒あさいな‐しまめぐりのき【朝夷巡島記】 ⇒あさいな‐よしひで【朝比奈義秀】 あさい‐ながまさ浅井長政‥ヰ‥ (姓はアザイとも)戦国時代の武将。近江国小谷おだにの城主。祖父亮政すけまさ・父久政とともに浅井三代と呼ばれ、近江北東部に勢力を張る。朝倉義景に味方して信長・家康と姉川に戦って敗れ、のち再び信長に攻められ自刃。信長の妹お市の方を妻とし、淀君の父。(1545〜1573) ⇒あさい【浅井】 あさいな‐しまめぐり朝比奈島回り‥ヒナ‥ 朝比奈三郎義秀が一目国・小人国などを巡遊した伝説。金平きんぴら本では「あさいなしまわたり」。 ⇒あさいな【朝比奈・朝夷】 あさいな‐しまめぐりのき朝夷巡島記‥ヒナ‥ 読本よみほん。8編40巻。初〜6編曲亭馬琴、7・8編松亭金水作。朝夷三郎義秀の伝記を脚色。1815〜58年(文化12〜安政5)刊。朝夷巡島記全伝。 ⇒あさいな【朝比奈・朝夷】 あさいな‐よしひで朝比奈義秀‥ヒナ‥ 和田義盛の子。母は巴御前と伝える。三郎と称。水練に長じ、大力無双という。1213年(建保1)父義盛が北条氏を攻めて敗れた時、安房に走り、のち不詳。種々の伝説があり、小説・演劇・舞踊の題材となる。(1176〜 ) ⇒あさいな【朝比奈・朝夷】 あさいの阿佐井野‥ヰ‥ 姓氏の一つ。 ⇒あさいの‐そうずい【阿佐井野宗瑞】 あさいの‐そうずい阿佐井野宗瑞‥ヰ‥ 室町時代の医師。堺に住み、明の医書「医書大全」や「論語」などを翻刻刊行した。( 〜1531) ⇒あさいの【阿佐井野】 あさい‐りょうい浅井了意‥ヰレウ‥ 江戸前期の仮名草子作者。号、瓢水子・松雲。京都の本性寺の住職。内典・外典に通じ、仏書の国字解に従事。著「可笑記評判」「東海道名所記」「伽婢子おとぎぼうこ」など。( 〜1691) →文献資料[伽婢子] ⇒あさい【浅井】 あさ・う浅ふアサフ 〔自下二〕 ①浅い状態にある。位などが、低い。源氏物語竹河「まだ位なども―・へたる程を」 ②あさはかである。思慮が足りない。源氏物語「かく―・へ給へる女の御志にだに」 あざ・う糾ふアザフ 〔他下二〕 より合わせる。組み合わせる。あざなう。今昔物語集1「膝を地に着けて、二の手を―・へて」 あさうず‐の‐はし浅水の橋アサウヅ‥ ⇒あさんずのはし あさ‐うたい朝謡‥ウタヒ 朝、謡曲をうたうこと。 ⇒朝謡は貧乏の相

あさ‐あらし【朝嵐】🔗🔉

あさ‐あらし朝嵐】 朝、強く吹く風。

あさ‐い【朝寝】🔗🔉

あさ‐い朝寝】 あさね。万葉集10「―か寝けむ」

あさ・い【浅い】🔗🔉

あさ・い浅い】 〔形〕[文]あさ・し(ク) ①表面・外面から中に入って距離が少ない。万葉集7「広瀬川袖つくばかり―・きをや」。源氏物語夕霧「―・きやうなる御座のほどにて、人の御けはひ、おのづからしるし」。「―・い流れ」「傷は―・い」 ②それまでに経過した日時が少ない。山家集「春―・き篠すずの籬まがきに」。「知り合ってまだ日が―・い」 ③色や香の付き方が少ない。薄い。あわい。源氏物語藤裏葉「二葉より名だたる園の菊なれば―・き色分く露もなかりき」 ④程度が軽い。源氏物語明石「あながちなりける契りを思すにも―・からずあはれなり」。紫式部日記「三宝をそしる罪は―・しとやは説き給ふなる」。今昔物語集13「持者も徳行―・し」。「関係が―・い」「経験が―・い」 ⑤地位が低い。源氏物語梅枝「位―・く何となき身の程」 ⑥心の使い方に不足があり不満である。宇津保物語祭使「当時の博士あはれみ―・く貪欲深くして」。源氏物語梅枝「よろづの事、むかしには劣りざまに、―・くなりゆく世の末なれど」。今昔物語集3「阿難は有学の人にて智恵―・し」。「底の―・い人物」「理解が―・い」

あさ‐いい【朝飯】‥イヒ🔗🔉

あさ‐いい朝飯‥イヒ 朝の食事。あさめし。

あさ‐いち【朝一】🔗🔉

あさ‐いち朝一】 その日の朝一番に行うこと。「―で予約を入れる」

あさ‐いち【朝市】🔗🔉

あさ‐いち朝市】 朝ひらく野菜・魚などの市。「熊野川川原の家の―に花買ひをれば小雨ふりきぬ」(鉄幹)

あさ‐いちげん【朝一見】🔗🔉

あさ‐いちげん朝一見】 婚礼の日の朝、初婿入りをすること。迎え一見。

あさい‐ちゅう【浅井忠】‥ヰ‥🔗🔉

あさい‐ちゅう浅井忠‥ヰ‥ 洋画家。江戸生れ。工部美術学校でフォンタネージに学び、小山正太郎らと1889年(明治22)明治美術会を創立。フランスに留学し、印象派とアール‐ヌーヴォーを摂取。晩年は関西洋画・工芸の振興に尽くした。作「グレーの秋」「春畝」など。(1856〜1907) ⇒あさい【浅井】

あさ‐いと【麻糸】🔗🔉

あさ‐いと麻糸】 麻の繊維で製した糸。

あさいな【朝比奈・朝夷】‥ヒナ🔗🔉

あさいな朝比奈・朝夷‥ヒナ ①(アサヒナとも)姓氏の一つ。和田義盛の子義秀が安房国朝夷に住み、朝比奈を称した。 ②狂言。閻魔えんまが朝比奈義秀を地獄へ責め落とそうとするが、逆に引きまわされ、ついにその供をして極楽へ案内する。 ⇒あさいな‐しまめぐり【朝比奈島回り】 ⇒あさいな‐しまめぐりのき【朝夷巡島記】 ⇒あさいな‐よしひで【朝比奈義秀】

あさい‐ながまさ【浅井長政】‥ヰ‥🔗🔉

あさい‐ながまさ浅井長政‥ヰ‥ (姓はアザイとも)戦国時代の武将。近江国小谷おだにの城主。祖父亮政すけまさ・父久政とともに浅井三代と呼ばれ、近江北東部に勢力を張る。朝倉義景に味方して信長・家康と姉川に戦って敗れ、のち再び信長に攻められ自刃。信長の妹お市の方を妻とし、淀君の父。(1545〜1573) ⇒あさい【浅井】

あさいな‐しまめぐり【朝比奈島回り】‥ヒナ‥🔗🔉

あさいな‐しまめぐり朝比奈島回り‥ヒナ‥ 朝比奈三郎義秀が一目国・小人国などを巡遊した伝説。金平きんぴら本では「あさいなしまわたり」。 ⇒あさいな【朝比奈・朝夷】

🄰ASA🔗🔉

ASA(アサ) [American Standards Association]アメリカ規格協会.

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あさ【麻】🔗🔉

あさ [2] 【麻】 (1)クワ科の一年草。中央アジア原産。渡来は古く,古代から重要な繊維植物として栽培されてきた。茎は直立し,1〜3メートルになる。葉は三〜九枚の小葉からなる掌状複葉で,各小葉は披針形で縁に鋸歯(キヨシ)がある。雌雄異株。初夏,淡緑黄色の雄穂,緑色の雌穂をつける。雌株からは麻薬がとれる。茎の靭皮(ジンピ)を繊維として利用する。皮をはいだ残りは「おがら」と呼ばれる。種子(麻の実)からは油をとり,また鳥の飼料などにする。大麻(タイマ)。[季]夏。 (2){(1)}に似た長い繊維を持つ植物。アマ(亜麻)・チョマ(苧麻)・コウマ(黄麻・ジュート)・マニラ麻・サイザル麻など。 (3)大麻・苧麻・亜麻・ジュートなどからとる繊維。またその繊維で製した糸・布など。大麻・苧麻など靭皮繊維からとるものとマニラ麻・サイザル麻など葉脈繊維からとるものがある。強靭で用途は広く,衣料・綱・網・梱(コウリ)包布などとする。 麻(1) [図]

あさ【朝】🔗🔉

あさ [1] 【朝】 夜が明けてからしばらくの間。または,正午までの間。「―が来る」「―早く起きる」

あさ-あけ【浅緋】🔗🔉

あさ-あけ 【浅緋】 薄い緋色(ヒイロ)。また,その色の袍(ホウ)。平安時代,五位の者が着た。うすひ。

あさ-あけ【朝明け】🔗🔉

あさ-あけ [0] 【朝明け】 朝,空が明るくなること。また,その頃。あさけ。

あさ-あさ【浅浅】🔗🔉

あさ-あさ 【浅浅】 ■一■ (副) (1)浅いさま。うっすらとしたさま。「―と萌初(モエソ)めた麦畠は/破戒(藤村)」 (2)軽く考えるさま。「父の詠をだにも―と思ひたりし上は/後鳥羽院御口伝」 ■二■ (名) 〔女房詞〕 浅漬けの漬物。「なかはしより―まゐる/御湯殿上(天正一四)」

あさあさ-し・い【浅浅しい】🔗🔉

あさあさ-し・い [5] 【浅浅しい】 (形)[文]シク あさあさ・し 考えが浅い。あさはかだ。軽々しい。「心―・き人に/文づかひ(鴎外)」

アサーティブネス-トレーニングassertiveness training🔗🔉

アサーティブネス-トレーニング [9] assertiveness training アメリカで1960年代に始まった自己主張行動の訓練技法。主張訓練。

あさ-あめ【朝雨】🔗🔉

あさ-あめ [3] 【朝雨】 朝降る雨。

あさ-あらし【朝嵐】🔗🔉

あさ-あらし [3] 【朝嵐】 朝に吹く強い風。

あさ-い【朝寝】🔗🔉

あさ-い 【朝寝】 あさね。「酔ひくたびれて―したる所を/徒然 175」

あさい【浅井】🔗🔉

あさい アサ 【浅井】 姓氏の一。

あさい-ちゅう【浅井忠】🔗🔉

あさい-ちゅう アサ― 【浅井忠】 (1856-1907) 洋画家。江戸の生まれ。号は黙語・木魚。フォンタネージに学び,詩情にじむ写実的画風を確立。1889年(明治22)明治美術会創設に参加。関西の勃興期洋風画の発展に貢献,多くの後進を育てた。代表作「収穫」「春畝(シユンボウ)」

あさい-ながまさ【浅井長政】🔗🔉

あさい-ながまさ アサ― 【浅井長政】 (1545-1573) 戦国時代の武将。近江国小谷城主。織田信長の妹お市をめとり勢力を増したが,のち朝倉義景と結んで信長に敵対。1570年姉川の戦いに大敗し,73年小谷城で自刃。淀君(ヨドギミ)の父。

あさい-りょうい【浅井了意】🔗🔉

あさい-りょうい アサレウイ 【浅井了意】 (?-1691) 江戸前期の僧・仮名草子作者。了意は法号。別号,瓢水子・松雲。仏書注釈のかたわら,中国の怪異小説を翻案。著「御伽婢子(オトギボウコ)」「浮世物語」「東海道名所記」「堪忍記」など。

あさ・い【浅い】🔗🔉

あさ・い [0][2] 【浅い】 (形)[文]ク あさ・し (1)表面や外側から底や奥までの距離が短い。「―・い川」「―・いほらあな」 (2)(外傷について)深く内部にまで達していない。「傷は―・いぞ」 (3)到達度が低い。十分な程度に達していない。「理解が―・い」「思慮が―・い」「経験が―・い」「つきあいが―・い」{(1)〜(3)} ⇔深い (4)時間があまり経過していない。「知り合ってから日が―・い」「春はまだ―・い」 (5)色が薄い。「―・い緑色」 (6)身分や地位が低い。卑しい。「位―・く何となき身の程/源氏(梅枝)」 (7)感情が痛切でない。思い方が不十分である。「安積(アサカ)山影さへ見ゆる山の井の―・き心をわが思はなくに/万葉 3807」 [派生] ――さ(名)――み(名) [慣用] 底が―・日が―

あさ-いい【朝飯】🔗🔉

あさ-いい ―イヒ 【朝飯】 朝の食事。あさめし。

あさ-いち【朝市】🔗🔉

あさ-いち [2][3] 【朝市】 朝開く,野菜・魚介類などの市。

あさ-いち【朝一】🔗🔉

あさ-いち [2] 【朝一】 (仕事などを)その日の朝一番最初に行うこと。「―で荷物を届ける」

あさ-いと【麻糸】🔗🔉

あさ-いと [0] 【麻糸】 麻の繊維で作った糸。

あさいな【朝比奈・朝夷】🔗🔉

あさいな アサヒナ 【朝比奈・朝夷】 ⇒あさひな(朝比奈)

アサインメントassignment🔗🔉

アサインメント [2] assignment 割り当て。任務。

あさ・う【浅ふ】🔗🔉

あさ・う アサフ 【浅ふ】 (動ハ下二) (1)位などが低い状態にある。「まだ位なども―・へたる程を/源氏(竹河)」 (2)思慮・分別が足りない。「若やかなる人こそ,物の程しらぬやうに―・へたるも,罪ゆるさるれ/紫式部日記」

あさ-うたい【朝謡】🔗🔉

あさ-うたい ―ウタヒ 【朝謡】 朝から謡曲をうたうこと。

あさ-うら【麻裏】🔗🔉

あさ-うら [0] 【麻裏】 「麻裏草履」の略。

あさうら-ぞうり【麻裏草履】🔗🔉

あさうら-ぞうり ―ザウ― [5] 【麻裏草履】 平たく編んだ麻糸の組緒(クミオ)を裏に縫い付けた草履。あさうら。

あさ-うり【浅瓜】🔗🔉

あさ-うり 【浅瓜】 シロウリの別名。

あさ-お【麻苧】🔗🔉

あさ-お ―ヲ [0] 【麻苧】 麻や苧(カラムシ)の繊維で作った糸。

あさ-おき【朝起き】🔗🔉

あさ-おき [2][3] 【朝起き】 (名)スル 朝早く起きること。また,その人。早起き。「亭主は―して,下男(シモオトコ)に門(カド)の掃き掃除/浮世草子・新色五巻書」

あさ-おり【麻織(り)】🔗🔉

あさ-おり [0] 【麻織(り)】 麻で織ること。また,その布。麻織物。

あさおり-もの【麻織物】🔗🔉

あさおり-もの [3][4] 【麻織物】 麻糸で織った織物。夏の衣服・蚊帳(カヤ)・帆布などに用いる。

あさか【安積・浅香】🔗🔉

あさか 【安積・浅香】 福島県南部の旧郡名。1965年(昭和40)郡内の全町村が郡山市と合併。

あさか【安積】🔗🔉

あさか 【安積】 姓氏の一。

あさか【朝霞】🔗🔉

あさか 【朝霞】 埼玉県南部の市。もと川越街道の宿場町として発展。朝霞浄水場・陸上自衛隊駐屯地がある。

あさが【浅賀】🔗🔉

あさが 【浅賀】 姓氏の一。

あさ-かい【朝会】🔗🔉

あさ-かい ―クワイ [0] 【朝会】 夏の早朝に催される茶会。茶事七式の一。朝の茶事。朝茶。

あさ-がえり【朝帰り】🔗🔉

あさ-がえり ―ガヘリ [3] 【朝帰り】 (名)スル 外泊して,翌朝,家に帰ること。古くは,多く遊郭から帰ることにいった。

あさ-がお【朝顔】🔗🔉

あさ-がお ―ガホ [2] 【朝顔】 (1)ヒルガオ科のつる性の一年草。つるは左巻き。多くは三裂した葉をつける。夏から初秋にかけての早朝,漏斗形の花を開き,昼前にしぼむ。熱帯アジア原産。日本には奈良時代に薬草として中国から伝来。江戸後期に観賞植物として急速に広まり,多くの改良品種が作り出された。種子を牽牛子(ケニゴシ)といい,漢方で利尿剤・下剤とする。牽牛花。[季]秋。《―に釣瓶とられて貰ひ水/千代》 (2)漏斗形のもの。特に,男の小便用の便器。 (3)襲(カサネ)の色目の名。表・裏ともに縹(ハナダ)または空色。老人が秋に用いる。 (4)キキョウの異名。[新撰字鏡] (5)ムクゲの異名。[名義抄] (6)朝の寝起きの顔。「野分のあしたの御―は心にかかりて恋しきを/源氏(藤袴)」 (7)焼き麩(フ)をいう近世女性語。「ぼたもちを萩の花,麩焼(フノヤキ)を―/評判記・色道大鏡」 (8)源氏物語の巻名。第二〇帖。

あさがお-あわせ【朝顔合(わ)せ】🔗🔉

あさがお-あわせ ―ガホアハセ [5] 【朝顔合(わ)せ】 種々の朝顔を持ち寄って品評する会。江戸時代に行われた。

あさがお-いち【朝顔市】🔗🔉

あさがお-いち ―ガホ― [4] 【朝顔市】 朝顔を売る市。七月六日から三日間,東京入谷(イリヤ)の鬼子母神で行われる市が有名。[季]夏。

あさがお-がい【朝顔貝】🔗🔉

あさがお-がい ―ガホガヒ [4] 【朝顔貝】 海産の巻貝。殻高3センチメートル内外。殻は紫色で薄くもろい。足から空気を含んだ泡袋を多数出し,海面に逆さに浮かんで生活する。クダクラゲ類を食べる。世界中に広く分布。

あさ【麻】(和英)🔗🔉

あさ【麻】 hemp;→英和 flax;→英和 linen(布).→英和 〜の flaxen;→英和 hemp(en).

あさ【朝】(和英)🔗🔉

あさ【朝】 (a) morning;→英和 the forenoon;→英和 dawn.→英和 〜早く early in the morning.3 日の〜 on the morning of the 3rd.〜が早い be an early riser.‖朝市 a morning fair.朝酒 an eye-opener.

アサ(和英)🔗🔉

アサ ASA《写》.

あさい【浅い】(和英)🔗🔉

あさい【浅い】 [深さ]shallow;→英和 [季節]early;→英和 young;→英和 [日]short;→英和 brief;→英和 [関係]slight;→英和 not close;[色]light;→英和 pale.→英和 〜眠り a light sleep.〜傷 a slight wound.関係が浅くない be closely related.

あさいと【麻糸】(和英)🔗🔉

あさいと【麻糸】 hemp yarn.

あさおき【朝起き】(和英)🔗🔉

あさおき【朝起き】 early rising;an early riser(人).〜がよい be an early riser;have no trouble in getting up early.

あさがお【朝顔】(和英)🔗🔉

あさがお【朝顔】 a morning glory.

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