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広辞苑の検索結果 (25)

うじウヂ🔗🔉

うじウヂ 定まった獣の通路。うつ。

うじ【氏】ウヂ🔗🔉

うじウヂ ①血縁関係のある家族群で構成された集団。氏族。万葉集20「大伴の―と名に負へる大夫ますらおの伴とも」 ②古代、氏族に擬制しながら実は祭祀・居住地・官職などを通じて結合した政治的集団。その内部は、姓かばねを異にする家族群に分かれ、上級の姓を持つ家族群が下級の姓の家族群を支配し、最下層には部民べみんおよび奴婢ぬひがある。 ③家々の血統に従って伝えて称する名。また、家の称号。 ④家がら。 ⑤近世、武士階級の間で、多く同輩以下に対して苗字に添えて用いた敬称。 ⑥姓・苗字の現行法上の呼称。→戸籍 ⇒氏無くして玉の輿 ⇒氏より育ち

うじ【蛆】🔗🔉

うじ】 ハエ目・ハチ目などの昆虫の幼虫の総称。特にハエの幼虫をいう。通常は脚がなく、歩行はいぼやかぎをもつ脚状物による。種類によって様々の形態・色彩を有する。さし。蛆虫。古事記「―たかれころろきて」

うじ【宇治】ウヂ(地名)🔗🔉

うじ宇治ウヂ 京都府南部の市。宇治川の谷口に位置し、茶の名産地。平安時代、貴人の別荘地・遊楽地。平等院・黄檗おうばく宗本山万福寺がある。人口19万。(歌枕)

う‐じ【有時】🔗🔉

う‐じ有時】 〔仏〕ある時。道元は「正法眼蔵有時」で、一切の存在(有)を時間の相において見、今ここに現前している存在のあり方こそ絶対であると説いた。

うじい【雲林院】‥ヰ🔗🔉

うじい雲林院‥ヰ ウリンヰンの転訛。

うじ‐うじウヂウヂ🔗🔉

うじ‐うじウヂウヂ ためらうさま。もじもじ。ぐずぐず。浄瑠璃、曾根崎「―してこそゐたりけれ」

うじ‐うど【氏人】ウヂ‥🔗🔉

うじ‐うど氏人ウヂ‥ ウジヒトの音便。

うじ‐うぶすな【氏産土】ウヂ‥🔗🔉

うじ‐うぶすな氏産土ウヂ‥ 祖先の霊を祀る氏神と、出生地の守護神たる産土神との併称。狂言、磁石「是を磁石が―に手向け、再び蘇生致させうと存ずる」

うじ‐うまれ【氏生れ】ウヂ‥🔗🔉

うじ‐うまれ氏生れウヂ‥ その家系として生まれること。狂言、粟田口「此の―の者は、悉く粟田口と申す」

うじ‐かがのじょう【宇治加賀掾】ウヂ‥🔗🔉

うじ‐かがのじょう宇治加賀掾ウヂ‥ 江戸前期の京都の浄瑠璃太夫。前名、宇治嘉太夫(賀太夫とも)。和歌山の人。嘉太夫節の祖。古浄瑠璃界最後の大立者。1677年(延宝5)受領して加賀掾宇治好澄を名乗る。井上播磨掾の曲風に謡曲などの長所を取り入れ、繊細優美な語り口で近松門左衛門の作品を上演して好評を博した。(1635〜1711) ⇒うじ【宇治】

うじ‐かだゆう【宇治嘉太夫】ウヂ‥イフ🔗🔉

うじ‐かだゆう宇治嘉太夫ウヂ‥イフ 宇治加賀掾かがのじょうの前名。 ⇒うじ【宇治】

うじ‐がみ【氏神】ウヂ‥🔗🔉

うじ‐がみ氏神ウヂ‥ ①氏の祖先の霊を神として祀ったもの。氏族神。藤原氏の祖神天児屋根命あまのこやねのみこと、斎部いんべ氏の祖神天太玉命あまのふとだまのみことの類。 ②氏に由緒ゆいしょある神。藤原氏の鹿島・香取神宮、平氏の厳島明神、源氏の八幡宮などの神。 ③住む土地の鎮守の神。産土神うぶすながみ

うじかわウヂカハ🔗🔉

うじかわウヂカハ ためらうさま。ぐずぐず。もじもじ。浄瑠璃、一谷嫩軍記「門口で―はいりにくさうにして」

うじ‐がわ【宇治川】ウヂガハ🔗🔉

うじ‐がわ宇治川ウヂガハ 京都府宇治市域を流れる川。琵琶湖に発し、上流を瀬田川、宇治に入って宇治川、京都市伏見区淀付近に至って木津川・桂川と合流し、淀川と称する。網代あじろで氷魚・鮎を捕った「宇治の網代」や宇治川の合戦で名高い。 ⇒うじがわ‐の‐せんじん【宇治川の先陣】

うじがわ‐の‐せんじん【宇治川の先陣】ウヂガハ‥ヂン🔗🔉

うじがわ‐の‐せんじん宇治川の先陣ウヂガハ‥ヂン 1184年(寿永3)木曾義仲が源義経を防いだ宇治川の合戦で、義経勢の佐々木高綱・梶原景季がそれぞれ源頼朝から与えられた名馬生唼いけずき・磨墨するすみに乗って先陣を争ったこと。「平家物語」などに描かれる。 ⇒うじ‐がわ【宇治川】

う‐じく【羽軸】‥ヂク🔗🔉

う‐じく羽軸‥ヂク 羽毛の中央にある軸。→大羽おおばね(図)

うじ‐くさ【蛆草】🔗🔉

うじ‐くさ蛆草】 〔植〕ミソナオシの別称。

うじ‐くろうど【氏蔵人】ウヂクラウド🔗🔉

うじ‐くろうど氏蔵人ウヂクラウド 六位の蔵人の第3席の者。藤蔵人・源蔵人などと、氏の名を冠して称する。

うじ‐こ【氏子】ウヂ‥🔗🔉

うじ‐こ氏子ウヂ‥ ①氏神うじがみすなわち祖神の子孫。藤原氏の春日神社における、橘氏の梅宮神社における類。うじびと。氏の子。 ②産土うぶすな神が守ってくれる地に住む人。 ⇒うじこ‐じゅう【氏子中】 ⇒うじこ‐そうだい【氏子総代】 ⇒うじこ‐ふだ【氏子札】

うじこ‐じゅう【氏子中】ウヂ‥ヂユウ🔗🔉

うじこ‐じゅう氏子中ウヂ‥ヂユウ 同一の氏神を祀る人々。 ⇒うじ‐こ【氏子】

うじこ‐そうだい【氏子総代】ウヂ‥🔗🔉

うじこ‐そうだい氏子総代ウヂ‥ 氏子中から選ばれ、その神社の願書などに連署し、神職と協力して神社の維持に尽力する者。 ⇒うじ‐こ【氏子】

うじこ‐ふだ【氏子札】ウヂ‥🔗🔉

うじこ‐ふだ氏子札ウヂ‥ 宮参りの際に氏神社から生児に与えた、氏子であることを証する札。 ⇒うじ‐こ【氏子】

うじしゅういものがたり【宇治拾遺物語】ウヂシフヰ‥🔗🔉

うじしゅういものがたり宇治拾遺物語ウヂシフヰ‥ (宇治大納言物語の拾遺の意)説話集。2冊。編者未詳。成立は13世紀初めか。天竺・震旦・本朝にわたる説話197話。滑稽的要素も少なくないが、仏教的色彩が濃い。今昔物語などを承け、鎌倉時代説話文学を代表する。 →文献資料[宇治拾遺物語]

大辞林の検索結果 (50)

うじ【氏】🔗🔉

うじ ウヂ [1] 【氏】 ■一■ (名) (1)家々の系統を表す名称。名字。姓。(ア)民法旧規定において,家の名称。(イ)現行法上,名とともに個人の呼称となるもの。原則として,夫婦と未婚の子は同じ氏を称する。 (2)家柄。 (3)事実上あるいは系譜上,同祖から出たものとされる家の集団。古代において支配階級の構成単位をなしていたもの。族長的地位に立つ家の家長が氏の上(カミ)となり,氏の共有財産(大化の改新以前の部民(ベノタミ)の田荘(タドコロ),律令制下の氏の賤(セン))を管理し,氏神を奉祀(ホウシ)して氏人(ウジビト)を統率した。氏には姓(カバネ)があり,社会における氏の政治的地位はこれによって秩序づけられた。律令制の解体とともに氏の名は次第に消え,源・平・藤・橘など少数のもののみが残った。 ■二■ (接尾) 名字・姓名につけて,敬意を表す。「山田―」 〔現在では「し(氏)」という〕

うじ【蛆】🔗🔉

うじ [2] 【蛆】 ハエやハチなどの幼虫。体は円筒形ないし紡錘形で脚を欠く。全身が白色を帯び,体表の毛は不明瞭。俗に,不潔な場所にわいて出ると信じられていた。[季]夏。

うじ【宇治】🔗🔉

うじ ウヂ 【宇治】 (1)京都府南部にある市。京都と奈良を結ぶ宇治川渡河点に位置し,古来交通の要地。近年,工業が発達。平等院鳳凰(ホウオウ)堂がある。宇治茶で有名。((歌枕))「我をまつらむ―の橋姫/古今(恋四)」 →宇治川 →宇治橋 →宇治山 (2)「宇治茶」の略。 (3)抹茶を使用した菓子・料理などに冠する名。「―金時」

うし-あわせ【牛合(わ)せ】🔗🔉

うし-あわせ ―アハセ [3] 【牛合(わ)せ】 牛と牛とを角を突き合わせて戦わせ,その勝負を見る遊び。闘牛。牛の角突き合い。

うじい【雲林院】🔗🔉

うじい ウジ 【雲林院】 ⇒うりんいん(雲林院)

うじいえ【氏家】🔗🔉

うじいえ ウジイヘ 【氏家】 栃木県中部,塩谷郡の町。近世,奥州街道の宿駅。

うじ-いし【宇治石】🔗🔉

うじ-いし ウヂ― [2] 【宇治石】 京都府宇治市に産する濃緑色のかたい岩。茶臼(チヤウス)などを作る。

うし-いち【牛市】🔗🔉

うし-いち [2][3][0] 【牛市】 牛を売買する市。牛のせり市。

うじ-うじ🔗🔉

うじ-うじ ウヂウヂ [1] (副)スル 決断力がなく,思いためらうさま。「―(した)煮えきらない奴だ」

うし-うま【牛馬】🔗🔉

うし-うま [0] 【牛馬】 小形のウマ。肩高1.3メートル内外。皮膚病のためとされるが,体毛が少なく,たてがみや尾の長い毛を欠き,尾は棒状。一見すると牛のように見えることからこの名がある。文禄・慶長の役のときに,朝鮮から持ち帰ったものといわれる。種子島に生き残っていたが,1947年(昭和22)頃絶滅。

うし-おい【牛追い】🔗🔉

うし-おい ―オヒ [0][3] 【牛追い】 牛をあとから追って歩かせる人。うしかた。牛飼い。

うしおい-うた【牛追い唄】🔗🔉

うしおい-うた ―オヒ― [3] 【牛追い唄】 民謡。牛方が牛を追うときに唄う唄。岩手県の「南部牛追い唄」が有名。牛方節(ウシカタブシ)。

うし-おうもの【牛追物】🔗🔉

うし-おうもの ―オフモノ 【牛追物】 騎射の一。小牛を馬で追って蟇目(ヒキメ)の矢で射るもの。鎌倉時代に流行。

うし-かい【牛飼い】🔗🔉

うし-かい ―カヒ [0][3] 【牛飼い】 (1)牛を飼う人。うしかた。 (2)「牛飼い童(ワラワ)」の略。

うしかい-わらわ【牛飼い童】🔗🔉

うしかい-わらわ ―カヒワラハ 【牛飼い童】 牛車(ギツシヤ)の牛を扱う者。成人でも狩衣(カリギヌ)を着,もとどりを放った童形(ドウギヨウ)でいる。

うじ-かがのじょう【宇治加賀掾】🔗🔉

うじ-かがのじょう ウヂ― 【宇治加賀掾】 (1635-1711) 上方(カミガタ)古浄瑠璃最後の太夫。嘉太夫(カダユウ)節の流祖。紀伊国の人。前名は宇治嘉太夫。謡曲・平曲などから曲節や題材を摂取して一派を開いた。近松門左衛門の作品を脚色して上演。のち,初世竹本義太夫と競演して敗れたが,義太夫節に対する影響は大きい。

うし-かけ【牛駈け】🔗🔉

うし-かけ 【牛駈け】 昔,陰暦五月五日に大坂北野あたりで牛を川の堤へ引き出し放ち遊ばせた行事。牛のやぶ入り。

うし-かた【牛方】🔗🔉

うし-かた [0] 【牛方】 牛を扱う人。牛を使って,荷物を運ぶことを業とする人。

うじ-がみ【氏神】🔗🔉

うじ-がみ ウヂ― [0][3] 【氏神】 (1)古代の氏族が共同でまつった祖先神,あるいはその氏と特に縁故のある守護神。また,それをまつった神社。藤原氏の祖先神としての天児屋根命(アマノコヤネノミコト),守護神としての鹿島神宮・香取神宮,忌部氏の太玉命(フトタマノミコト),源氏の八幡宮など。 (2)室町時代以降,同一の地域内に居住する人々が共同でまつる神。産土神(ウブスナガミ)。 (3)屋敷神のこと。

うし-かもしか【牛羚羊】🔗🔉

うし-かもしか [3] 【牛羚羊】 ⇒ヌー

うじ-かわ🔗🔉

うじ-かわ ウヂカハ (副) ためらうさま。うじうじ。もじもじ。「恥かしかつたか門口で,― ―/浄瑠璃・一谷嫩軍記」

うじ-がわ【宇治川】🔗🔉

うじ-がわ ウヂガハ 【宇治川】 京都府南部を流れる川。水源は琵琶湖。上流は瀬田川,宇治市で宇治川となり木津川・桂川と合流して淀川となる。古来,網代(アジロ)・川霧・柴舟などとともに歌によまれた。((歌枕))

うじがわ-の-せんじん【宇治川の先陣】🔗🔉

うじがわ-の-せんじん ウヂガハ―センヂン 【宇治川の先陣】 1184年の宇治川の戦いで,源義経側の佐々木高綱と梶原景季が源頼朝から与えられた名馬生(イケズキ)・磨墨(スルスミ)に乗って,宇治川を渡る先陣争いをしたこと。「平家物語」や「源平盛衰記」にみえる。

うじがわ-の-たたかい【宇治川の戦い】🔗🔉

うじがわ-の-たたかい ウヂガハ―タタカヒ 【宇治川の戦い】 (1)1184年1月,源義経と木曾義仲の軍勢による宇治川をはさんでの戦い。佐々木高綱と梶原景季の先陣争いで有名。 (2)1221年6月,承久の乱のとき,朝廷軍が北条泰時の率いる幕府軍に大敗した戦い。

う-じく【羽軸】🔗🔉

う-じく ―ヂク [0][1] 【羽軸】 羽毛の中央の軸。

うじ-くさ【蛆草】🔗🔉

うじ-くさ [2][0] 【蛆草】 〔葉を,味噌の蛆を殺すのに用いたので〕 ミソナオシの別名。

うし-くよう【牛供養】🔗🔉

うし-くよう ―クヤウ [3] 【牛供養】 中国地方で,花田植えのとき,美しく飾った牛に田の代掻(シロカ)きをさせる行事。

うじ-くろうど【氏蔵人】🔗🔉

うじ-くろうど ウヂクラウド 【氏蔵人】 六位の蔵人の第三席にいるもの。藤原氏であれば藤(トウ)蔵人,源氏であれば源蔵人などと氏の名を冠して称する。

うじ-けいず【氏系図】🔗🔉

うじ-けいず ウヂケイヅ [1] 【氏系図】 (1)氏の祖先から代々の続きを表した図。 (2)家筋。家系。家柄。家門。

うしけ-のり【牛毛苔】🔗🔉

うしけ-のり [3] 【牛毛苔】 紅藻類ウシケノリ目の海藻。高潮線に近い岩上などに着生。分布は全世界的。藻体は紫褐色で細糸状,叢生したところは獣毛を思わせる。

うじ-こ【氏子】🔗🔉

うじ-こ ウヂ― [0] 【氏子】 (1)共同の祖先神をまつる人々。氏の子。氏人。 (2)共通の氏神{(2)}をまつる人々。氏神が守護する地域に住む人々。

うじこ-いり【氏子入り】🔗🔉

うじこ-いり ウヂ― [0] 【氏子入り】 新生児が初めて氏神{(2)}に参り,その氏子に加わる儀礼。嫁・婿が婚礼の際に婚家の氏神に参って氏子入りをする所も多い。

うじこ-じゅう【氏子中】🔗🔉

うじこ-じゅう ウヂ―ヂユウ [3] 【氏子中】 同じ氏神{(2)}をまつる人々。氏子の仲間。氏子一同。

うじこ-そうだい【氏子総代】🔗🔉

うじこ-そうだい ウヂ― [4] 【氏子総代】 氏子中の総代に選ばれた者。その神社の神職と協力して神社を維持する。氏子代表。

うじこ-ふだ【氏子札】🔗🔉

うじこ-ふだ ウヂ― [3] 【氏子札】 新生児の宮参りのとき,氏神社が与える札。氏子であることを証する札。

うし-ころし【牛殺し】🔗🔉

うし-ころし [3][0] 【牛殺し】 (1)牛を殺すことを職業とする人。 (2)〔牛の鼻木としたのでいう〕 植物カマツカの別名。

うし-さわら【牛鰆】🔗🔉

うし-さわら ―サハラ [3] 【牛鰆】 スズキ目の海魚。全長2メートルに達する。体は紡錘形でやや長く,吻(フン)はとがり,尾びれは半月状となる。体色は背面が青緑色で腹面は白色。体側に淡い二列の斑点が並ぶ。味はサワラより劣る。南日本以南に分布。オキサワラ。

うじ-しちえん【宇治七園】🔗🔉

うじ-しちえん ウヂシチン 【宇治七園】 足利義満が指定した宇治の茶園。森・川下・朝日・祝(井)・奥の山・宇文字・琵琶(または上林(カンバヤシ))の七か所。宇治茶発展の基礎となった。

うじしゅういものがたり【宇治拾遺物語】🔗🔉

うじしゅういものがたり ウヂシフ― 【宇治拾遺物語】 説話集。二巻。流布本一五巻。編者未詳。1212〜21年頃成立(のちに増補されたか)。仏教説話・滑稽談・民話・説話など一九七話を収録。軽妙な和文脈で民衆の生活感情や人間性を語る。

うじ-じゅうじょう【宇治十帖】🔗🔉

うじ-じゅうじょう ウヂジフデフ 【宇治十帖】 源氏物語五四帖のうちの最後の一〇帖。薫大将を主人公に山城国宇治を舞台とする。橋姫・椎本(シイガモト)・総角(アゲマキ)・早蕨(サワラビ)・宿木・東屋・浮舟・蜻蛉・手習・夢浮橋の一〇帖。

うじ-すじょう【氏素性・氏素姓】🔗🔉

うじ-すじょう ウヂスジヤウ [1] 【氏素性・氏素姓】 生まれや家柄。家系。

うじだいなごんものがたり【宇治大納言物語】🔗🔉

うじだいなごんものがたり ウヂダイナゴン― 【宇治大納言物語】 散逸説話集。源隆国作と伝えられる。平安後期成立。多くの書にその書名が引用され,「今昔物語集」「宇治拾遺物語」をはじめ,後代への影響が非常に大きい。また,「今昔物語集」「宇治拾遺物語」「世継物語」などの別称としても呼ばれ,相互の混同を引き起こした。

う-しち【烏瑟】🔗🔉

う-しち 【烏瑟】 「烏瑟膩沙(ウシチニシヤ)」に同じ。うしつ。「―みどりこまやかに,慈悲の御眼,蓮の如く開けたり/栄花(鳥の舞)」

うじ-ちゃ【宇治茶】🔗🔉

うじ-ちゃ ウヂ― [2] 【宇治茶】 京都府宇治市周辺から産出される茶。古来良質の茶として賞美される。

う-しつ【烏瑟】🔗🔉

う-しつ 【烏瑟】 ⇒うしち(烏瑟)

うじ【氏】(和英)🔗🔉

うじ【氏】 [家系・血統]lineage;→英和 family;→英和 birth;→英和 [家名]a family name;a surname.→英和 〜も素姓も知れぬ男 a man of no birth.‖氏より育ち Breeding counts more than birth.

うじ【蛆(虫)】(和英)🔗🔉

うじ【蛆(虫)】 a worm;→英和 a maggot.→英和 〜がわく Maggots breed[hatch].

うじうじ(和英)🔗🔉

うじうじ 〜している be unduely hesitant.

うじがみ【氏神】(和英)🔗🔉

うじがみ【氏神】 a guardian god.

うじこ【氏子】(和英)🔗🔉

うじこ【氏子】 a parishioner.→英和

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