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広辞苑の検索結果 (48)
か・う【替ふ・換ふ・代ふ・変ふ】カフ🔗⭐🔉
か・う【替ふ・換ふ・代ふ・変ふ】カフ
〔他下二〕
⇒かえる(下一)
かえ【代え・替え・換え】カヘ🔗⭐🔉
かえ【代え・替え・換え】カヘ
①かえること。
②代り。予備。「―のシャツ」
③交換の割合。「1俵6000円―で買う」
か・える【替える・換える・代える・変える】カヘル🔗⭐🔉
か・える【替える・換える・代える・変える】カヘル
〔他下一〕[文]か・ふ(下二)
(室町時代頃よりヤ行にも活用した)
➊《替・換・代》事物を互いに入れちがわせる。
①入れちがわせる。交互にさせる。万葉集2「敷たへの袖―・へし君玉垂れの越野おちの過ぎゆく又も逢はめやも」
②それを取り除き別のものにする。交換する。とりかえる。(特に、「身に―・える」「命に―・える」などの形は、それを犠牲にするの意に使われる)伊勢物語「飽かねども岩にぞ―・ふる色見えぬ心を見せむよしのなければ」。源氏物語明石「身に―・へてこの御身一つを救ひ奉らん」。「部品を―・える」「商売を―・える」「円をドルに―・える」
③交代させる。代りをさせる。古今和歌集雑「母あやまちありといひて斎院を―・へられんとしけるを」。「これをもって御挨拶あいさつに―・えます」
④一椀の飯を残らず食べてまた新しくよそう。おかわりする。狂言、岡太夫「太郎くはじや―・へて進ぜい」
⑤古い水をかい出して新しい水を入れる。「井戸を―・える」
➋《変》事物の状態・質をそれまでと異なったものにする。
①変化させる。古今和歌集序「同じやうなれば、すこしさまを―・へたるなるべし」。源氏物語空蝉「うつせみの身を―・へてける木のもとに猶人がらのなつかしきかな」。日葡辞書「テヲカユル」。「髪形を―・える」「顔色を―・える」「生活を―・える」「方針を―・える」
②時間・場所などを前と別にする。万葉集12「月―・へて君をば見むと思へかも日も―・へずして恋のしげけく」。蜻蛉日記中「所―・へたるかひなく、むま時ばかりに、にはかにののしる」。「机の位置を―・える」
◇「替」は、ある物にかえて別の物にする、「換」は、物をとりかえる、「代」は、他の物にその役目をさせる意で使うことが多い。
かわり【代り】カハリ🔗⭐🔉
かわり【代り】カハリ
①いれかわること。交替。また、その人。後任。「やめた人の―が来た」
②身がわり。代理。名代。「父の―」
③つぐない。ひきかえ。代償。「これを上げる―に、それを下さい」
④代わるべき品。かけがえ。「雨具の―」
⑤代価。代金。古今著聞集5「只今―なければ」
⑥飯・汁・肴などを更に求めること。「お―」
⇒かわり‐がわり【代り代り】
⇒かわり‐ぎぬ【代り絹】
⇒かわり‐ば【代り歯】
⇒かわり‐ばえ【代り映え】
⇒かわり‐ばん【代り番】
⇒かわり‐ばんこ【代り番こ】
⇒かわり‐びと【代り人】
⇒かわり‐め【代り目】
⇒かわり‐やく【代り役】
かわり‐あ・う【代わり合う】カハリアフ🔗⭐🔉
かわり‐あ・う【代わり合う】カハリアフ
〔自五〕
順番に代わる。交替する。
かわり・いる【代わり居る】カハリヰル🔗⭐🔉
かわり・いる【代わり居る】カハリヰル
〔自上一〕
前者に代わってその位置にいる。古今著聞集17「我いなば誰又ここに―・ゐむ」
かわり‐がわり【代り代り】カハリガハリ🔗⭐🔉
かわり‐がわり【代り代り】カハリガハリ
〔副〕
互いに代わりあって。順番に。かわるがわる。源氏物語夢浮橋「験げんある者どもを呼び寄せつつ、―に加持せさせなむし侍りける」
⇒かわり【代り】
かわり‐ぎぬ【代り絹】カハリ‥🔗⭐🔉
かわり‐ぎぬ【代り絹】カハリ‥
物の代価にする絹。宇治拾遺物語7「ただ今―などはなきを」
⇒かわり【代り】
かわり‐ば【代り歯】カハリ‥🔗⭐🔉
かわり‐ば【代り歯】カハリ‥
生え代わるべき歯。乳歯。
⇒かわり【代り】
かわり‐ばえ【代り映え】カハリ‥🔗⭐🔉
かわり‐ばえ【代り映え】カハリ‥
代わったためによくなること。代わって前者よりまさること。夏目漱石、行人「あんまり変り栄ばえもしない服装なりだね」
⇒かわり【代り】
かわり‐ばん【代り番】カハリ‥🔗⭐🔉
かわり‐ばん【代り番】カハリ‥
①かわりあって事をすること。順番。交番。かわりばんこ。
②交替すべき順番に当たること。
⇒かわり【代り】
かわり‐ばんこ【代り番こ】カハリ‥🔗⭐🔉
かわり‐ばんこ【代り番こ】カハリ‥
交代で事をすること。かわりばん。夏目漱石、行人「家うちのものが―に見て、様々の批評を加へた」。「―にみこしをかつぐ」
⇒かわり【代り】
かわり‐びと【代り人】カハリ‥🔗⭐🔉
かわり‐びと【代り人】カハリ‥
代りとなる人。代理人。代人だいにん。
⇒かわり【代り】
かわり‐め【代り目】カハリ‥🔗⭐🔉
かわり‐め【代り目】カハリ‥
物事のいれかわる時。交替する時。
⇒かわり【代り】
かわり‐やく【代り役】カハリ‥🔗⭐🔉
かわり‐やく【代り役】カハリ‥
代わって勤める役。また、その人。代役。
⇒かわり【代り】
かわ・る【替わる・代わる・換わる・変わる】カハル🔗⭐🔉
かわ・る【替わる・代わる・換わる・変わる】カハル
〔自五〕
➊《替・代・換》別のものが互いに入れちがいになる。
①入れかわる。交替する。万葉集20「今―・る新防人にいさきもりが船出する海原のうへに波な開さきそね」。「相手―・れど主ぬし―・らず」「市長が―・る」「土地が金に―・る」
②《代》代理する。身代りとなる。伊勢物語「例の男、女に―・りてよみてやらす」。平家物語6「命に―・り身に―・らんと忠を存ぜし数万の軍旅は」。「父に―・って出席する」
➋《変》ものごとの性質や中身が前と相違する。
①変化する。万葉集20「宿のなでしこ日ならべて雨は降れども色も―・らず」。「信号が赤に―・る」「人柄が―・る」「方針が―・る」
②普通とちがう。異様である。蜻蛉日記下「さま―・りたる人人ものし侍りしに」。大鏡師尹「いかにかくはせさせ給へるぞと声も―・りて申しつるなむ」。「あの人は―・っている」「―・った趣向」
③両者の間に相違がある。違う。枕草子35「朴・塗骨など、骨は―・れど、ただ赤き紙を、おしなべてうちつかひ持ち給へる」。徒然草「音に聞くと見る時とは、何事も―・るものなり」。「子供と何ら―・るところがない」
④異変がおこる。変動が生ずる。狂言、抜殻「此の間は久しう便りをも承らぬが―・らせらるることもござらぬか」
⑤前と違う時になる。年月などが改まる。源氏物語葵「よのなか―・りて後」。「月が―・る」
⑥前と違う場所になる。居場所が移る。移転する。「住所が―・る」「勤め先を―・る」「右に―・って相手の突進を避けた」
◇「替」は、あるものに入れかわって別のものになる、「代」は、他のもののかわりをする、「換」は、ものがとりかわる意で使う。
かわる‐がわる【代わる代わる】カハルガハル🔗⭐🔉
かわる‐がわる【代わる代わる】カハルガハル
〔副〕
次々と代わり合って。順番に。かわりがわり。紫式部日記「七日のほど―」。「―発言する」
しろ【代】🔗⭐🔉
しろ【代】
①かわりのもの。代用。播磨風土記「塩―の田」。万葉集8「たな霧らひ雪も降らぬか梅の花咲かぬが―にそへてだに見む」
②その物の代りとして償う金銭や物品。代価。代金。謡曲、烏帽子折「およそ烏帽子の―は定まりて候ふほどに」。「飲み―」
③材料。「壁―」
④何かのために取っておく部分。「糊―」「縫―」
⑤(「茸の代」の意)菌類が菌糸などを伸ばし、地中あるいは地表で占有した特定の場所のこと。ふつう、毎年そこにきのこが生ずる。
⑥田。田地。また、田の一区画・一区域。平家物語3「田―を育王山へ申し寄せて」。「―を掻く」
⑦古代・中世の田地の丈量単位。稲1束を収穫する面積を1代とする。律令制では50代を1段、500代を1町歩とした。束代そくしろ。
しろ‐じたき【代下木】🔗⭐🔉
しろ‐じたき【代下木】
(西日本で)水田に入れる緑肥。下木したき。刈敷かりしき。刈敷肥かっちきごえ。
しろ‐な・す【代為す】🔗⭐🔉
しろ‐な・す【代為す】
〔他四〕
物品を売って金にかえる。売る。「うりしろなす」とも。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「侍の武具馬具を―・して」
だい【代】🔗⭐🔉
だい【代】
(呉音。漢音はタイ)
①かわること。かわりになるもの。武道伝来記「刀の―に秤はかりを腰にさして商ひはやるべし」。日葡辞書「ダイヲタツル」
②ひきかえにするもの。品物・労力にみあうもの。あたい。
③家または位を継いで、その地位にある間。また、それを数える語。「―がかわる」「親の―」「3―将軍」
④みよ。治世。歴史の区分。日葡辞書「カノテイワウノダイニ」
⑤太閤検地以前の田地の面積の地方的単位。50代を1段とする。しろ。
⑥(era)地質時代を最も大きく分けた区分。「古生―」
⑦年齢・年数の大体の範囲を示す語。「1970年―の生まれ」
だい【代】(中国史)🔗⭐🔉
だい【代】
①中国、戦国時代、今の河北省北西部にあった国。のち山西省北部の地名。
②鮮卑の首長拓跋猗盧たくばついろが晋から封ぜられて建てた国。北魏はその後裔。(315〜376)
だい‐あん【代案】🔗⭐🔉
だい‐あん【代案】
かわりの案。
だい‐い【代位】‥ヰ🔗⭐🔉
だい‐い【代位】‥ヰ
①他人に代わってその地位につくこと。
②〔法〕法律上、一定の出捐しゅつえんをした者が、その利益を受けた者の有した権利を取得してその地位に代わること。
⇒だいい‐そけん【代位訴権】
⇒だいい‐べんさい【代位弁済】
だいい‐べんさい【代位弁済】‥ヰ‥🔗⭐🔉
だいい‐べんさい【代位弁済】‥ヰ‥
第三者が債務者に代わって弁済すること。
⇒だい‐い【代位】
だい‐いん【代印】🔗⭐🔉
だい‐いん【代印】
他人の印の代りに自分の印を捺おすこと。代理の印。
だい‐いん【代員】‥ヰン🔗⭐🔉
だい‐いん【代員】‥ヰン
他人に代わって事務を執る人。代人。代理人。
だい‐えい【代詠】🔗⭐🔉
だい‐えい【代詠】
他の人に代わって詩歌をよむこと。また、その詩歌。
だい‐えん【代演】🔗⭐🔉
だい‐えん【代演】
出演者に支障があったとき、代りをつとめること。また、その役者。
だい‐か【代価】🔗⭐🔉
だい‐か【代価】
①売物のあたい。ねだん。代金。しろ。
②困難なことを達成するために生ずる犠牲や損害。
⇒だいか‐べんさい【代価弁済】
だいか‐べんさい【代価弁済】🔗⭐🔉
だいか‐べんさい【代価弁済】
〔法〕抵当物件の買主が、その代金を直接抵当権者に支払うことによって抵当権を消滅させること。
⇒だい‐か【代価】
だい‐かん【代官】‥クワン🔗⭐🔉
だい‐かん【代官】‥クワン
①正員にかわって官職を代行する者。中世、守護代は守護の代官、目代もくだいは国司や知行国主の代官。
②大名が年貢収納など蔵入地くらいりちの支配に当たらせた者。
③江戸幕府の役人で、幕府直轄地を支配し年貢収納その他民政をつかさどったもの。→郡代。
⇒だいかん‐しょ【代官所】
⇒だいかん‐みたて‐しんでん【代官見立新田】
だい‐がん【代願】‥グワン🔗⭐🔉
だい‐がん【代願】‥グワン
他人に代わって神仏などに祈願すること。また、その人。代参。
だいかん‐しょ【代官所】‥クワン‥🔗⭐🔉
だいかん‐しょ【代官所】‥クワン‥
①代官がその事務をとった役所。
②代官の支配に属する領地。
⇒だい‐かん【代官】
だいかん‐みたて‐しんでん【代官見立新田】‥クワン‥🔗⭐🔉
だいかん‐みたて‐しんでん【代官見立新田】‥クワン‥
江戸幕府の代官が、開墾に適する土地を見立て、経費・労力を代官所で負担して開発した新田。その新田の年貢の10分の1は、代官に給与された。
⇒だい‐かん【代官】
だい‐ぎ【代議】🔗⭐🔉
だいぎ‐いん【代議員】‥ヰン🔗⭐🔉
だいぎ‐いん【代議員】‥ヰン
総会や大会など組織の最高議決機関の構成員として全員の中から選ばれた者。
⇒だい‐ぎ【代議】
だいぎ‐し【代議士】🔗⭐🔉
だいぎ‐し【代議士】
国民から選ばれ、国民の意見を代表して国政を議する人。衆議院議員の通称。中江兆民、三酔人経綸問答「輿望有る人物を票選して―と為し托するに立法の大権を以てす」
⇒だい‐ぎ【代議】
だいぎ‐せいど【代議制度】🔗⭐🔉
だいぎ‐せいど【代議制度】
議会を設け、国民を代表する議員が政治を行う制度。代表民主制の典型。議会制度。
⇒だい‐ぎ【代議】
だい‐だい【代代】🔗⭐🔉
だい‐だい【代代】
新旧相つぐこと。何代も続いていること。歴代。「―の旧家」「―酒屋を営む」「先祖―」
だい‐の‐もの【代の物】🔗⭐🔉
だい‐の‐もの【代の物】
かわりのもの。
だい‐びき【代引き】🔗⭐🔉
だい‐びき【代引き】
「代金引換え」の略。
よ【世・代】🔗⭐🔉
よ【世・代】
(語源的には「節よ」と同じで、限られた時間の流れを意味する)
①ある統治者が主権を維持して国を治める期間、または一家の家長が家督を相続して、その家を治める期間。代だい。万葉集1「橿原かしはらの日知ひじりの御―ゆ」。「明治の―」「先代の―」
②同一の氏族・系統・政体などが、引き続いて国家の主権を持つ期間。時代。「源氏の―」「武家の―」
③転じて、国。国家。また、その政治。時には政治的機関・朝廷・天皇の意にも用いる。栄華物語月宴「―始まりて後、この国のみかど六十余代にならせ給ひにけれど」。源氏物語薄雲「おとどの、かくただ人にて―に仕へ給ふも」
④(特定の)期間。時期。時節。とき。おり。大和物語「二条の后の宮まだ帝にもつかうまつり給はで、ただ人におはしましける―に」。源氏物語御法「露けさは今昔ともおもほえず大方秋の―こそつらけれ」
⑤人の生きてきた、また、生きていく年月。個人の一生。生涯。年齢。よわい。いのち。紫式部日記「としくれてわが―ふけゆく」
⑥〔仏〕過去・現在・未来の三世。そのおのおのをいう。万葉集4「この―には人言しげしこむ―にも逢はむわが背子今ならずとも」。「あの―」
⑦人間が生活していく場としての、さまざまな人間関係・社会関係を総括していう。また、その一般的な趨勢や時流をいう。世の中。社会。世間。世情。時勢。万葉集18「父母を見れば尊く、妻子めこ見れば愛かなしくめぐし、うつせみの―の理ことわりと」。「―のため人のため」「―の移りかわり」「民主主義の―」
⑧特に、俗界としての世の中。俗世。浮世。古今和歌集雑「―を捨てて山に入る人山にてもなほ憂き時はいづちゆくらん」。「―を厭う」
⑨世の中で生計を立てること。なりわい。家業。「―の営み」
⑩世間の人々。また、世間の評判。拾遺和歌集雑恋「しのびていひちぎりて侍りけることの―に聞え侍りければ」
⑪男女のなからい。異性との愛情関係。源氏物語花宴「まだ―に馴れぬは、五六の君ならむかし」
⑫身の上。境遇。運命。源氏物語蓬生「たぐひあらじとのみ、めづらかなる―をこそは見奉り過ごし侍れ」
⑬(「―の」「―に(も)」の形で、強調を表す)この上ない。あまりにも。まったく(の)。源氏物語帚木「―のすきものにて、ものよく言ひ通れるを」。「―にも美しい女性」
⑭(「…世(も)なし」の形で、否定を強めて)まったく…することがない。蜻蛉日記上「心のとくる―なく嘆かるるに」
⇒世が世ならば
⇒世と共
⇒世に合う
⇒世に在り
⇒世に入れられる
⇒世に聞こえる
⇒世に従う
⇒世に処する
⇒世に知らず
⇒世に立つ
⇒世に連れる
⇒世に出る
⇒世に問う
⇒世に無し
⇒世に旧る
⇒世は張物
⇒世は回り持ち
⇒世も末
⇒世を挙げて
⇒世を出づ
⇒世を籠む
⇒世を去る
⇒世を忍ぶ
⇒世を知る
⇒世を捨てる
⇒世を背く
⇒世を保つ
⇒世を尽くす
⇒世を遁れる
⇒世を離れる
⇒世を憚る
⇒世を張る
⇒世を響かす
⇒世を済す
⇒世を渡る
よ‐よ【代代・世世】🔗⭐🔉
よ‐よ【代代・世世】
①代を重ねること。だいだい。
②それぞれの世。また、それぞれに結婚の相手を得て別々になること。源氏物語胡蝶「ませのうちに根深く植ゑし竹の子のおのが―にや生ひわかるべき」
③〔仏〕過去・現在・未来。生々世々しょうじょうせぜ。
よよぎ【代々木】🔗⭐🔉
よよぎ【代々木】
東京都渋谷区の一地区。明治神宮があり、その参道大鳥居付近にある名木を代々木という。
[漢]代🔗⭐🔉
代 字形
筆順
〔人(亻・
)部3画/5画/教育/3469・4265〕
〔音〕ダイ(呉) タイ(漢)
〔訓〕かわる・かえる・よ・しろ
[意味]
①かわる。いれかわる。「新陳代謝しんちんたいしゃ」
㋐他人にかわって用をする(人)。「代理・代行・交代こうたい・名代みょうだい」
㋑かわりになるもの。引きかえに支払う金銭。しろ。「お代は見てのお帰り」「代価・代償・地代」
②次々といれかわる世よ。
㋐家督や職務などを受け継いでその地位にいる間。「代がかわる」「代代・次代・初代・末代・世代」
㋑時の流れの大まかな区分。「古代・現代・古生代」
③年齢や紀年の範囲を示す語。「十(歳)代の少女」「一九八〇年代」▶「台」とも書く。
④しろ。田。田地。「代しろを搔かく」「苗代なわしろ」▶もと、稲一束を収穫する面積の単位。
[解字]
形声。「人」+音符「弋たい」(=かわる)。人が同じポストに交替してつく意。
[下ツキ
一代・永代・王代・希代・玉代・近代・郡代・現代・交代・古代・色代・次代・時代・地代・重代・昭代・上代・城代・初代・神代・身代・聖代・盛代・席代・世代・舌代・先代・前代・総代・茶代・当代・年代・万代・百代・譜代・末代・名代・無代・目代・累代・歴代
筆順
〔人(亻・
)部3画/5画/教育/3469・4265〕
〔音〕ダイ(呉) タイ(漢)
〔訓〕かわる・かえる・よ・しろ
[意味]
①かわる。いれかわる。「新陳代謝しんちんたいしゃ」
㋐他人にかわって用をする(人)。「代理・代行・交代こうたい・名代みょうだい」
㋑かわりになるもの。引きかえに支払う金銭。しろ。「お代は見てのお帰り」「代価・代償・地代」
②次々といれかわる世よ。
㋐家督や職務などを受け継いでその地位にいる間。「代がかわる」「代代・次代・初代・末代・世代」
㋑時の流れの大まかな区分。「古代・現代・古生代」
③年齢や紀年の範囲を示す語。「十(歳)代の少女」「一九八〇年代」▶「台」とも書く。
④しろ。田。田地。「代しろを搔かく」「苗代なわしろ」▶もと、稲一束を収穫する面積の単位。
[解字]
形声。「人」+音符「弋たい」(=かわる)。人が同じポストに交替してつく意。
[下ツキ
一代・永代・王代・希代・玉代・近代・郡代・現代・交代・古代・色代・次代・時代・地代・重代・昭代・上代・城代・初代・神代・身代・聖代・盛代・席代・世代・舌代・先代・前代・総代・茶代・当代・年代・万代・百代・譜代・末代・名代・無代・目代・累代・歴代
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か・う【替ふ・換ふ・代ふ・変ふ】🔗⭐🔉
か・う カフ 【替ふ・換ふ・代ふ・変ふ】 (動ハ下二)
⇒かえる(替・換・代)
⇒かえる(変)
かえ【替え・換え・代え】🔗⭐🔉
かえ カヘ [0] 【替え・換え・代え】
〔動詞「かえる(替)」の連用形から〕
(1)とりかえること。「―がきかない」
(2)かわり。予備。「―のズボン」「―がない」
(3)交換する時の割合。「一個千円―で買う」
かえ-な【替(え)名・代え名】🔗⭐🔉
かえ-な カヘ― [0] 【替(え)名・代え名】
(1)本名にかえて用いる名。異名。別名。
(2)遊里で,客を本名で呼ぶことを避けて用いる呼び名。
(3)芝居で,俳優の扮する役の名。「役人―」
かえ-やぐら【代え櫓】🔗⭐🔉
かえ-やぐら カヘ― [3] 【代え櫓】
⇒控(ヒカ)え櫓(ヤグラ)
か・える【替える・換える・代える】🔗⭐🔉
か・える カヘル [0] 【替える・換える・代える】 (動ア下一)[文]ハ下二 か・ふ
それまであった物をどけて,別の物をその位置・地位に置く。
(1)同種・同等の別のものと交替させる。《替》「商売を―・える」「水槽の水を―・える」「毎日シーツを―・える」
(2)ある物を与えて別の物を得る。《換》「宝石を金(カネ)に―・える」
(3)あるものを活用・採用せず,その役目を他のものにさせる。代用する。《代》「挙手をもって投票に―・える」
(4)飲食物のお代わりをする。「ご飯を三膳も―・えた」
〔「かわる」に対する他動詞〕
[慣用] 命に―/背(セ)に腹はかえられぬ
か・ゆ【替ゆ・換ゆ・代ゆ・変ゆ】🔗⭐🔉
か・ゆ 【替ゆ・換ゆ・代ゆ・変ゆ】 (動ヤ下二)
〔ハ行下二段動詞「かふ(替・換・代・変)」のヤ行下二段化。中世後期以降の語。終止形は多く「かゆる」の形をとる〕
「かえる(替・換・代・変)」に同じ。「是は肩を―・ゆる時/狂言・昆布売」
かわり【替(わ)り・代(わ)り】🔗⭐🔉
かわり カハリ [0] 【替(わ)り・代(わ)り】
〔動詞「かわる(替・代)」の連用形から〕
(1)交代すること。また,その人や物。「―を探す」
(2)他の人や物の代理をすること。また,その人や物。「父の―を無事に果たす」
(3)(「…かわりに」「…のかわり」の形で接続助詞的に用いて)…にひきかえて。…に見合って。「おやつを上げる―にお使いに行って来て」「失敗もない―,大きな成功もない」
(4)(「おかわり」の形で)同じ種類の飲食物をもう一杯もらうこと。「ご飯のお―はいかがですか」
(5)(「がわり」の形で)名詞の下に付いて接尾語的に用いられ,…の代わりとなるもの,…の代用となるものの意を表す。「名刺―に菓子折を持ってゆく」「親―」
(6)「替わり狂言」に同じ。
かわり-がわり【代はり代はり】🔗⭐🔉
かわり-がわり カハリガハリ 【代はり代はり】 (副)
「かわるがわる」に同じ。「公卿・殿上人,―盃とりて/枕草子 142」
かわり-ばえ【代(わ)り映え】🔗⭐🔉
かわり-ばえ カハリ― [0] 【代(わ)り映え】
代わったことによって前よりもよくなること。多く下に打ち消しの語を伴って用いる。「―のしない人事」
かわり-ばん【代(わ)り番】🔗⭐🔉
かわり-ばん カハリ― [0][3] 【代(わ)り番】
「かわりばんこ」に同じ。
かわり-ばん-こ【代(わ)り番こ】🔗⭐🔉
かわり-ばん-こ カハリ― [4] 【代(わ)り番こ】
交代でかわるがわるすること。代わり番。「―にぶらんこに乗る」
かわり-め【替(わ)り目・代(わ)り目】🔗⭐🔉
かわり-め カハリ― [0] 【替(わ)り目・代(わ)り目】
物事の入れ替わる時。交替する時。「舞台の―」
→変わり目
かわり-あ・う【代(わ)り合う】🔗⭐🔉
かわり-あ・う カハリアフ [4] 【代(わ)り合う】 (動ア五[ハ四])
順に代わる。交替する。「寝ずの番を―・う」
かわ・る【替(わ)る・換(わ)る・代(わ)る】🔗⭐🔉
かわ・る カハル [0] 【替(わ)る・換(わ)る・代(わ)る】 (動ラ五[四])
(1)あるものの退いたあとに他のものが入る。交替する。《替》「世代が―・る」「商売が―・る」
(2)交換されて全く別のものになる。《換》「土地が金に―・る」
(3)あるものの役割を他のものがする。また,身代りになる。《代》「会長に―・って挨拶(アイサツ)する」「今宵の罪には―・り聞こえて/源氏(総角)」
〔「かえる」に対する自動詞〕
[可能] かわれる
かわる-がわる【代(わ)る代(わ)る】🔗⭐🔉
かわる-がわる カハルガハル [4] 【代(わ)る代(わ)る】 (副)
入れ替わりに。互いにかわりあって。「各国代表が―(に)演説する」
しろ【代】🔗⭐🔉
しろ [2] 【代】
(1)かわりとするもの。代用。「借金の―」「御霊(ミタマ)―」「たな霧らひ雪も降らぬか梅の花咲かぬが―にそへてだに見む/万葉 1642」
(2)材料。「壁―」
(3)代価。代金。「飲み―」「翻訳の―に,旅費さへ添へて賜はりしを/舞姫(鴎外)」
(4)あることのために必要な部分。「糊(ノリ)―」「とじ―」「縫い―」
(5)田地。田。「―かき」「早乙女の山田の―に下り立ちて/栄花(根合)」
(6)古代・中世の田地の面積の単位。稲一束を得る田の面積。律令制では段(タン)の五〇分の一。
だい【代】🔗⭐🔉
だい 【代】
■一■ [1] (名)
(1)家や位などを継いで,その地位にいる間。「祖父の―からこの地に住んでいる」「―が替わる」
(2) [0]
物・サービスなどの対価として払う金。料金。「お―はいかほどでしょう」
(3)〔Era〕
地質時代の最も大きな区分の単位。生物界の変化に基づいて設定した時代区分で,時間の長さは一定でない。古生代・中生代・新生代に分ける。
(4) [0]
代わって仕事をする人。代理。代人。「おめへさんの―に通次さんをよこさつせへ/西洋道中膝栗毛(魯文)」
(5) [0]
代わりとなるもの。代用。「刀の―に秤を腰にさして商ひはやるべし/浮世草子・武道伝来記 4」
(6)人名や役職名の下に付けて,その人の代理であることを示す。「中村一郎―,鈴木太郎」「師範―」
■二■ (接尾)
(1)助数詞。家やその地位を継いだ順位を示すのに用いる。「第三〇―天皇」「第四九―横綱」
(2)年齢や年代のおおよその範囲を示すのに用いる。「一九五〇年―」「三〇―の半ば」
だい【代】🔗⭐🔉
だい 【代】
(1)中国,今の河北省北西部から山西省北東部にかけての地域に対する古称。
(2)中国,五胡十六国時代に鮮卑の拓跋(タクバツ)部が建てた王朝(315-376)。北魏(ホクギ)の前身。
だい-あん【代案】🔗⭐🔉
だい-あん [0] 【代案】
代わりの案。「―を示す」
だい-い【代位】🔗⭐🔉
だい-い ―
[0] 【代位】 (名)スル
(1)他人にかわってその地位につくこと。
(2)〔法〕 他人にかわってその法律上の地位につくこと。債権者が債務者の権利を取得し,行使する場合など。
[0] 【代位】 (名)スル
(1)他人にかわってその地位につくこと。
(2)〔法〕 他人にかわってその法律上の地位につくこと。債権者が債務者の権利を取得し,行使する場合など。
だいい-そうぞく【代位相続】🔗⭐🔉
だいい-そうぞく ―
サウ― [4] 【代位相続】
⇒代襲(ダイシユウ)相続
サウ― [4] 【代位相続】
⇒代襲(ダイシユウ)相続
だいい-そけん【代位訴権】🔗⭐🔉
だいい-そけん ―
― [4] 【代位訴権】
「債権者(サイケンシヤ)代位権」に同じ。
― [4] 【代位訴権】
「債権者(サイケンシヤ)代位権」に同じ。
だいい-べんさい【代位弁済】🔗⭐🔉
だいい-べんさい ―
― [4] 【代位弁済】
第三者が債務者に代わって弁済した場合,その弁済で消滅する債権・担保物権などが求償権の範囲で弁済者に移転すること。
― [4] 【代位弁済】
第三者が債務者に代わって弁済した場合,その弁済で消滅する債権・担保物権などが求償権の範囲で弁済者に移転すること。
だい-いん【代印】🔗⭐🔉
だい-いん [0] 【代印】 (名)スル
本来印を押すべき人に代わって印を押すこと。また,その印。
だい-いん【代員】🔗⭐🔉
だい-いん ―
ン [0] 【代員】
他人に代わってその事務を行う人。代人。代理人。
ン [0] 【代員】
他人に代わってその事務を行う人。代人。代理人。
だい-えい【代詠】🔗⭐🔉
だい-えい [0] 【代詠】
詩歌を人に代わってよむこと。また,その詩歌。
だい-えん【代演】🔗⭐🔉
だい-えん [0] 【代演】 (名)スル
(事故などのために出られなくなった)本人に代わって出演や演奏をすること。
だい-か【代価】🔗⭐🔉
だい-か [1][0] 【代価】
(1)商品の値段。代金。
(2)ある事を実現するために要した犠牲。
だい-ひき【代引き】🔗⭐🔉
だい-ひき [0] 【代引き】
〔「代金引き換え」の略〕
代金と引き換えに品物を渡すこと。だいびき。
よ【世・代】🔗⭐🔉
よ [1][0] 【世・代】
〔「よ(節)」と同源。区切られた期間の意〕
(1)人間が集まり生活の場としている所。世間。また,そこに生活している人々。《世》「―の荒波にもまれる」「―に出る」「―をはかなむ」
(2)俗世間。凡俗の住む,わずらわしい現実社会。《世》「―をいとう」
(3)ある支配者が治めている期間。また,同一系統の者が政体を維持している期間。時代。「公家の―」「徳川の―」
(4)人が生まれてから死ぬまでの期間。一生。「わが―の春」
(5)仏教で説く,過去(前世)・現在(現世)・未来(来世)など,ある人の生きている世界。《世》「あの―に行く」
(6)寿命。生きていられる年齢。「君が―も我が―も知るや岩代の岡の草根をいざ結びてな/万葉 10」
(7)時節。時期。折。「をとこ,思ひかけたる女の,え得まじうなりての―に/伊勢 55」
(8)男女の仲。「わがごとく我を思はむ人もがなさてもや憂きと―を試みむ/古今(恋五)」
(9)ある人が家長として統率している期間。「竹筍斎も隠居して,―を岩次郎にゆづりけり/黄表紙・敵討義女英」
〔「―に」などの場合,アクセントは [1]〕
→世に
よよぎ【代々木】🔗⭐🔉
よよぎ 【代々木】
(1)東京都渋谷区北東部の地名。明治神宮・代々木公園などがある。
(2)〔本部が代々木にあることから〕
日本共産党のこと。
よよぎ-こうえん【代々木公園】🔗⭐🔉
よよぎ-こうえん ―
ン 【代々木公園】
東京都渋谷区,明治神宮に隣接する公園。代々木練兵場,のち駐留軍住宅地(ワシントンハイツ),オリンピック選手村跡に建設された。陸上競技場・サッカー場・野鳥誘致園がある。
ン 【代々木公園】
東京都渋谷区,明治神宮に隣接する公園。代々木練兵場,のち駐留軍住宅地(ワシントンハイツ),オリンピック選手村跡に建設された。陸上競技場・サッカー場・野鳥誘致園がある。
かわり【代り】(和英)🔗⭐🔉
かわりばえ【代り映えがする(しない)】(和英)🔗⭐🔉
かわりばえ【代り映えがする(しない)】
the better (none the better) for the change.→英和
かわりばん【代り番(こ)に】(和英)🔗⭐🔉
かわりばん【代り番(こ)に】
by turns;alternately.
かわる【代わる】(和英)🔗⭐🔉
かわるがわる【代わる代わる】(和英)🔗⭐🔉
かわるがわる【代わる代わる】
by turns;alternately.
だい【代】(和英)🔗⭐🔉
だいあん【代案】(和英)🔗⭐🔉
だいあん【代案】
an alternative (plan).→英和
だいか【代価】(和英)🔗⭐🔉
だいか【代価】
⇒代金.
だいだい【代々】(和英)🔗⭐🔉
だいだい【代々】
from generation to generation;from father to son;for generations.〜の successive.→英和
先祖〜の墓 a family tomb.
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