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広辞苑の検索結果 (45)
おし‐あて【推し当て】🔗⭐🔉
おし‐あて【推し当て】
おしはかること。当て推量。源氏物語若紫「まめやかに聞ゆるなりと―にのたまへば」
おし‐あてがい【推し宛がい】‥アテガヒ🔗⭐🔉
おし‐あてがい【推し宛がい】‥アテガヒ
当て推量。あてずっぽう。拾玉集得花「―に事をなさんと」
おし‐あ・てる【押し当てる】🔗⭐🔉
おし‐あ・てる【押し当てる】
〔他下一〕[文]おしあ・つ(下二)
①おさえておおう。おしつける。枕草子184「袖を―・ててうつぶしゐたり」
②ねらいを定める。保元物語(金刀比羅本)「伊藤六がまんなかに―・てて放ちたり」
③(「推し当てる」とも書く)推量してあてる。
おし‐うつ・る【推し移る】🔗⭐🔉
おし‐うつ・る【推し移る】
〔自五〕
時勢・年月・感情などが移り変わって行く。推移する。
おし‐ごと【推し言】🔗⭐🔉
おし‐ごと【推し言】
当て推量でいう言葉。臆説。古今著聞集11「この人は―する人にこそ」
おし‐すす・める【推し進める・押し進める】🔗⭐🔉
おし‐すす・める【推し進める・押し進める】
〔他下一〕
物事がはかどるように、積極的に行う。推進する。「福祉政策を―・める」
○推して知るべしおしてしるべし🔗⭐🔉
○推して知るべしおしてしるべし
考えてみればすぐ分かる。簡単に推量できる。「こう不勉強では、成績は―だ」
⇒お・す【押す・圧す・推す・捺す】
おして‐づくり【押手作り】
印形を作ること。また、その人。
⇒おし‐て【押手】
おして‐ぶみ【押手文】
印形の押してある文書。崇峻紀「朝廷みかど―を下したまひて」
⇒おし‐て【押手】
おし‐て・る【押し照る】
〔自四〕
一面に照りつける。くまなく照る。万葉集8「わがやどに月―・れり」
おし‐てる【押し照る】
〔枕〕
「なには(難波)」にかかる。「おしてるや」とも。
おし‐とお・す【押し通す】‥トホス
〔他五〕
①無理に通す。「自説を―・す」
②困難に耐えて、どこまでも貫き通す。やりぬく。「冬も薄着で―・す」
おしとど‐としとど
はやしことばの一つ。続日本紀31「葛城の寺の前なるや、豊浦とゆらの寺の西なるや、―」
おし‐とど・める【押し止める】
〔他下一〕[文]おしとど・む(下二)
押さえて止める。制止する。おしとめる。
おし‐と・める【押し止める】
〔他下一〕[文]おしと・む(下二)
(→)「おしとどめる」に同じ。
おし‐どり【鴛鴦】ヲシ‥
①カモ目の水鳥。冬から春の雄は特に美しく、翼には橙色の思い羽がある。雌は暗褐色。好んで樹上にとまり、巣を高い樹の洞中に造る。東アジアの特産で、日本にも広く分布。〈[季]冬〉。万葉集11「妹に恋ひ寝いねぬ朝明に―のここゆ渡るは妹が使か」
おしどり(雄)
オシドリ(雄)
提供:OPO
②夫婦・男女の仲よく常に連れ立っているさまをいう語。浄瑠璃、神霊矢口渡「―の番つがい離れぬ二人連れ」
③女の髪の結い方。
㋐島田髷まげの髷の上に掛前髪をおしどりの冠のように掛け渡したもの。雌雄2種あり、幕末の京坂地方で、婚約した娘や若い嫁が結った。
㋑髪を左右にわけ、笄こうがいの上で襷たすきをかけたようにしたもの。御盥おたらいに似た形で幕末、江戸で行われたという。
⇒おしどり‐の【鴛鴦の】
⇒おしどり‐ふうふ【鴛鴦夫婦】
おしどり‐の【鴛鴦の】ヲシ‥
〔枕〕
「をし(惜し)」「うき(憂き)」などにかかる。
⇒おし‐どり【鴛鴦】
おしどり‐ふうふ【鴛鴦夫婦】ヲシ‥
(鴛鴦がいつも雌雄一緒に泳いでいることから)仲の良い夫婦。
⇒おし‐どり【鴛鴦】
おし‐と・る【押し取る】
〔他四〕
無理に取る。力ずくで奪う。
おしな
九十九里の地引網漁で、魚群や鳥の行動によらず、海水温度や風向きなどによって漁網を張ること。
お‐しな
(「おしなの(御信濃)」の略)江戸に出稼ぎに来た信州人を卑しめていう語。多く冬の農閑期に来て力業に従い、大飯おおめしをくったという。転じて、地方出の田舎者の意にも用いた。しなのもの。浮世風呂3「さう食ふから骸からだが丈夫だ。下手な―はかなはせねへ」
おじ‐なおり【小父直り】ヲヂナホリ
未亡人が実家に帰らず、亡夫の弟と再婚すること。
おし‐なお・る【押し直る】‥ナホル
〔自四〕
正しく座に着く。
おし‐なが・す【押し流す】
〔他五〕
①激しい流れによって運び去る。「濁流が橋を―・す」
②(多く受身の形で)時流や抗し難い周囲の状況が人を巻き込み従わせる。「反対意見に―・される」
おじ‐な・しヲヂ‥
〔形ク〕
①非常に臆病である。意気地がない。竹取物語「―・き事する舟人にもあるかな」
②へただ。拙劣だ。仏足石歌「―・きや我に劣れる人を多み」
おし‐な・ぶ【押し並ぶ・押し靡ぶ】
〔他下二〕
①押してなびかせる。押し伏せる。万葉集1「旗すすき小竹しのを―・べ」
②すべて一様にする。おしならす。枕草子67「秋の野の―・べたるをかしさは」
③普通である。世間なみである。ありふれる。源氏物語桐壺「御方々の人々、世の中に―・べたらぬを選えりととのへすぐりて」
おしなべ‐て【押し並べて】
〔副〕
①すべて一様に。あまねく。概して。枕草子302「屋の上はただ―白きに」。「今年の作物は―出来がよい」
②普通に。世間なみに。源氏物語桐壺「―の上宮仕へ」
おしなみ‐に【押し並みに】
〔副〕
世間なみに。普通に。万葉集11「―妹いもが心を吾が思はなくに」
おし‐な・む【押し並む】
〔他四〕
(→)「おしなぶ」に同じ。古今和歌集冬「すすき―・み降れる白雪」
おしなめ‐て【押し並めて】
〔副〕
(→)「おしなべて」に同じ。
おじ‐なら・う【怖ぢ習ふ】オヂナラフ
〔他四〕
こわがるくせがつく。保元物語「ただ日ごろ人ごとに―・ひたるいはれなり」
おし‐なら・す【押し均す】
〔他五〕
平らにする。平均する。
おし‐なら・べる【押し並べる】
〔他下一〕[文]おしなら・ぶ(下二)
(「ならべる」を強めた言い方)無理に並ばせる。平家物語4「(馬を)―・べ引つ組んでどうど落つ」
おし‐な・る【押し成る】
〔自四〕
無理になる。おしきって就任する。平家物語8「松殿の聟に―・る」
おしぬき‐き【押し抜き機】
(puncher)鉄板などに鋲などを挿入する穴をあける機械。上下動するポンチと型台とから成る。
おし‐ぬぐ・う【押し拭う】‥ヌグフ
〔他五〕
ぐっとぬぐう。おしのごう。
おしね【晩稲】
(オソイネの約か)おくて。一説に、小稲。〈[季]秋〉。新古今和歌集雑「うき身には山田の―おしこめて」
おし‐ねじ【押し捩子】‥ネヂ
おさえボルト。
オシドリ(雄)
提供:OPO
②夫婦・男女の仲よく常に連れ立っているさまをいう語。浄瑠璃、神霊矢口渡「―の番つがい離れぬ二人連れ」
③女の髪の結い方。
㋐島田髷まげの髷の上に掛前髪をおしどりの冠のように掛け渡したもの。雌雄2種あり、幕末の京坂地方で、婚約した娘や若い嫁が結った。
㋑髪を左右にわけ、笄こうがいの上で襷たすきをかけたようにしたもの。御盥おたらいに似た形で幕末、江戸で行われたという。
⇒おしどり‐の【鴛鴦の】
⇒おしどり‐ふうふ【鴛鴦夫婦】
おしどり‐の【鴛鴦の】ヲシ‥
〔枕〕
「をし(惜し)」「うき(憂き)」などにかかる。
⇒おし‐どり【鴛鴦】
おしどり‐ふうふ【鴛鴦夫婦】ヲシ‥
(鴛鴦がいつも雌雄一緒に泳いでいることから)仲の良い夫婦。
⇒おし‐どり【鴛鴦】
おし‐と・る【押し取る】
〔他四〕
無理に取る。力ずくで奪う。
おしな
九十九里の地引網漁で、魚群や鳥の行動によらず、海水温度や風向きなどによって漁網を張ること。
お‐しな
(「おしなの(御信濃)」の略)江戸に出稼ぎに来た信州人を卑しめていう語。多く冬の農閑期に来て力業に従い、大飯おおめしをくったという。転じて、地方出の田舎者の意にも用いた。しなのもの。浮世風呂3「さう食ふから骸からだが丈夫だ。下手な―はかなはせねへ」
おじ‐なおり【小父直り】ヲヂナホリ
未亡人が実家に帰らず、亡夫の弟と再婚すること。
おし‐なお・る【押し直る】‥ナホル
〔自四〕
正しく座に着く。
おし‐なが・す【押し流す】
〔他五〕
①激しい流れによって運び去る。「濁流が橋を―・す」
②(多く受身の形で)時流や抗し難い周囲の状況が人を巻き込み従わせる。「反対意見に―・される」
おじ‐な・しヲヂ‥
〔形ク〕
①非常に臆病である。意気地がない。竹取物語「―・き事する舟人にもあるかな」
②へただ。拙劣だ。仏足石歌「―・きや我に劣れる人を多み」
おし‐な・ぶ【押し並ぶ・押し靡ぶ】
〔他下二〕
①押してなびかせる。押し伏せる。万葉集1「旗すすき小竹しのを―・べ」
②すべて一様にする。おしならす。枕草子67「秋の野の―・べたるをかしさは」
③普通である。世間なみである。ありふれる。源氏物語桐壺「御方々の人々、世の中に―・べたらぬを選えりととのへすぐりて」
おしなべ‐て【押し並べて】
〔副〕
①すべて一様に。あまねく。概して。枕草子302「屋の上はただ―白きに」。「今年の作物は―出来がよい」
②普通に。世間なみに。源氏物語桐壺「―の上宮仕へ」
おしなみ‐に【押し並みに】
〔副〕
世間なみに。普通に。万葉集11「―妹いもが心を吾が思はなくに」
おし‐な・む【押し並む】
〔他四〕
(→)「おしなぶ」に同じ。古今和歌集冬「すすき―・み降れる白雪」
おしなめ‐て【押し並めて】
〔副〕
(→)「おしなべて」に同じ。
おじ‐なら・う【怖ぢ習ふ】オヂナラフ
〔他四〕
こわがるくせがつく。保元物語「ただ日ごろ人ごとに―・ひたるいはれなり」
おし‐なら・す【押し均す】
〔他五〕
平らにする。平均する。
おし‐なら・べる【押し並べる】
〔他下一〕[文]おしなら・ぶ(下二)
(「ならべる」を強めた言い方)無理に並ばせる。平家物語4「(馬を)―・べ引つ組んでどうど落つ」
おし‐な・る【押し成る】
〔自四〕
無理になる。おしきって就任する。平家物語8「松殿の聟に―・る」
おしぬき‐き【押し抜き機】
(puncher)鉄板などに鋲などを挿入する穴をあける機械。上下動するポンチと型台とから成る。
おし‐ぬぐ・う【押し拭う】‥ヌグフ
〔他五〕
ぐっとぬぐう。おしのごう。
おしね【晩稲】
(オソイネの約か)おくて。一説に、小稲。〈[季]秋〉。新古今和歌集雑「うき身には山田の―おしこめて」
おし‐ねじ【押し捩子】‥ネヂ
おさえボルト。
おし‐はかり【推し量り】🔗⭐🔉
おし‐はかり【推し量り】
おしはかること。当て推量。源氏物語槿「あやしき御―になむ」
おし‐はか・る【推し量る・推し測る】🔗⭐🔉
おし‐はか・る【推し量る・推し測る】
〔他五〕
既知の事柄をもとにして、未知の事について見当をつける。推量する。推測する。夜の寝覚2「わが心を世のつねに―・りて」。「心中を―・る」
お・す【押す・圧す・推す・捺す】🔗⭐🔉
お・す【押す・圧す・推す・捺す】
〔他五〕
密着して圧力を加える意。
➊事物を上・先へ進めるように他から力をいれる。
①力を加えて前へ進ませる。崇神紀「うま酒三輪の殿の朝戸にも―・し開かね」。栄華物語きるはわびしとなげく女房「肥りたる近江守などは人に―・されなどして歩みゆくもをかしくなん」。「荷車を―・す」
②(櫓ろは押して使うところから)櫓を操って舟を進める。源氏物語玉鬘「例の舟子ども、唐泊からとまりより河尻―・すほどはと謡ふ声」
③《推》(人をその地位へ)すすめる。推挙する。推薦する。大唐西域記長寛点「神武を懼おそれ大位みかどに推オシ尊ぶ」。「クラス委員に―・される」
④《推》それにもとづいて考察を進める。推論する。おしはかる。天草本伊曾保物語「道理の―・すところを人に教ゆる」。「この点から―・して、成功は確実である」
⑤(自動詞的に)相場がしだいに下落する。
➋物に触れて上や横から力を加える。
①上や横から重みをかける。圧する。押さえつける。東大寺諷誦文稿「或いは剣の輪に轢オサレて号おらび叫び」。新撰字鏡8「圧、於須」。「扉を―・す」
②(多く「―・して」の形で)照らす作用などを、上から一面におし及ぼす。万葉集7「春日山―・して照りたるこの月は妹が庭にもさやけかりけり」
③ものの側面に何かを強く当てる。押し当てる。源氏物語常夏「勾欄こうらんに背中―・しつつ侍らひ給ふ」
④(布などに模様・しるしなどを)強く圧してつける。栄華物語歌合「金かねの常夏の花―・したる船二つに乗りて」
⑤捺印する。印に肉をつけてその形を紙・布などにつける。日葡辞書「インバンヲヲス」。浄瑠璃、曾根崎「二十五日に落した判を八日に―・されうか」。「スタンプを―・す」
⑥(ものをしっかりと)はりつける。大鏡伊尹「壁の少し黒かりければ…みちのくに紙をつぶと―・させ給へりけるが」。平家物語1「上は鞘巻の黒う塗つたりけるが、中は木刀に銀箔をぞ―・したりける」
⑦たしかめる。「念を―・す」「駄目を―・す」
⑧語り物などで、低音に下げて終りを押さえる語り方をする。浄瑠璃、伽羅先代萩「人人はヲスただうつとりとフシながめいる」
⑨漢詩の毎句または隔句の末に同じ韻の字を用いる。「韻を―・す」
➌威力をもって圧迫する。
①圧倒する。やっつける。源氏物語澪標「かの明石の船此のひびきに―・されて」。大鏡道長「かかる運に―・されて、御兄達はとりもあへずほろび給ひにしにこそおはすめれ」。「気迫に―・される」「―・しぎみの試合経過であった」
②軍勢をおし進める。また、多人数で繰り込む。太平記13「東海・東山両道を―・して攻めのぼる」。好色一代男4「夢山様の御望み、島原へ―・せ」
③強いてする。障害をおしきってそのまま事を進める。無理をしのんでする。浄瑠璃、大経師昔暦「暦のことは―・されぬと、減らず口して帰りけり」。浮世風呂前「しかしおまへの浄瑠璃は、やつぱり住さんの性根で―・して行きなされ」。「病を―・して出勤する」
④(連用形が他の動詞の上に付いて接頭語となる)
㋐「むりに」「しいて」の意。徒然草「はては許さぬものども―・し取りて」
㋑語調を強める。「―・しいただく」
◇広く一般には「押」。➋・➌で圧迫・圧倒などの意では「圧」も使う。➊1で推進の意の場合や3・4では「推」を使う。➋5は「捺」もよく使う。
⇒推して知るべし
⇒押しも押されもせぬ
⇒押すな押すな
⇒押すに押されぬ
すい‐い【推移】🔗⭐🔉
すい‐い【推移】
うつりかわること。時の移りゆくこと。「事態の―を見守る」「時が―する」
⇒すいい‐りつ【推移律】
すいい‐りつ【推移律】🔗⭐🔉
すいい‐りつ【推移律】
〔数〕ある集合の2元に対して定義された関係〜について、a〜b,b〜cならばa〜cであるという法則。反射律・対称律とともに同値の概念を規定する。移動律。
⇒すい‐い【推移】
すい‐おん【推恩】🔗⭐🔉
すい‐おん【推恩】
[孟子梁恵王上]下の者に恩恵が及ぶよう、人にすすめること。
⇒すいおん‐の‐れい【推恩令】
すいおん‐の‐れい【推恩令】🔗⭐🔉
すいおん‐の‐れい【推恩令】
漢代、諸侯の力をそぐために、子弟にその封地の分割を認めた政策。
⇒すい‐おん【推恩】
すい‐かん【推勘】🔗⭐🔉
すい‐かん【推勘】
罪状を取り調べること。糾問きゅうもん。
すい‐きく【推鞠】🔗⭐🔉
すい‐きく【推鞠】
(「鞠」は、しらべただす意)罪状をおしきわめてしらべること。吟味。訊問。
すい‐きゅう【推及】‥キフ🔗⭐🔉
すい‐きゅう【推及】‥キフ
おしおよぼすこと。また、おしおよぶこと。
すい‐きゅう【推究】‥キウ🔗⭐🔉
すい‐きゅう【推究】‥キウ
道理をおしはかって考えきわめること。
すい‐きょ【推挙・吹挙】🔗⭐🔉
すい‐きょ【推挙・吹挙】
ある官職・仕事に適当な人だとしてすすめること。推薦。「会長に―する」
⇒すいきょ‐じょう【吹挙状】
すい‐けい【推計】🔗⭐🔉
すい‐けい【推計】
計算によって推定すること。
⇒すいけい‐がく【推計学】
すいけい‐がく【推計学】🔗⭐🔉
すいけい‐がく【推計学】
(stochastics)従来の統計学に対して、対象を母集団と標本(sample)とに分け、標本についての知識から、母集団を推測しようとする学問。イギリスの統計学者フィッシャー(R. A. Fisher1890〜1962)を中心として発展、工場生産における品質管理・社会調査・農業試験などにも広く応用。推測統計学。推定論。
⇒すい‐けい【推計】
すい‐けつ【推決】🔗⭐🔉
すい‐けつ【推決】
理をおしきわめて決めること。
すい‐こ【推古】🔗⭐🔉
すい‐こ【推古】
古代の事跡をおしきわめ考えること。
すい‐こう【推考】‥カウ🔗⭐🔉
すい‐こう【推考】‥カウ
道理や事情などを推しはかって考えること。
すいこ‐じだい【推古時代】🔗⭐🔉
すいこ‐じだい【推古時代】
(→)飛鳥あすか時代の別称。
すい‐さつ【推察】🔗⭐🔉
すい‐さつ【推察】
事情や相手の心中をおしはかること。おもいやること。推量。「―がつく」
すい‐さん【推参】🔗⭐🔉
すい‐さん【推参】
①自分の方からおしかけて訪問すること。また、突然に人を訪問することを謙遜していう語。増鏡「殿上人ども―の所多く、頭痛きまでめぐり歩く」
②さしでがましいこと。無礼なふるまい。太平記16「いかなる―の婆伽ばか者にてかありけん」
⇒すいさん‐もの【推参者】
すい‐さん【推算】🔗⭐🔉
すい‐さん【推算】
①おしおよぼして考えはかること。
②推定によって計算すること。
すいさん‐もの【推参者】🔗⭐🔉
すいさん‐もの【推参者】
無礼者。ですぎもの。
⇒すい‐さん【推参】
すい‐じ【推辞】🔗⭐🔉
すい‐じ【推辞】
他をすすめて、自らは辞退すること。
すい‐しょう【推称】🔗⭐🔉
すい‐しょう【推称】
(→)推賞に同じ。
すい‐しょう【推奨】‥シヤウ🔗⭐🔉
すい‐しょう【推奨】‥シヤウ
良いものであるとして、人にすすめること。ほめてひきたてること。「―銘柄」
すい‐しょう【推賞】‥シヤウ🔗⭐🔉
すい‐しょう【推賞】‥シヤウ
ほめて人にすすめること。推称。
すい‐じょう【推条】‥デウ🔗⭐🔉
すい‐じょう【推条】‥デウ
(陰陽道おんようどうの用語)天文・卜筮ぼくぜいなどについてすじみちを立ててときあかすこと。平家物語3「天文は淵源をきはめ、―掌たなごころをさすが如し」
すい‐じょう【推譲】‥ジヤウ🔗⭐🔉
すい‐じょう【推譲】‥ジヤウ
人を推薦して自らは譲ること。
すい‐しん【推進】🔗⭐🔉
すいしん‐き【推進器】🔗⭐🔉
すいしん‐き【推進器】
船舶・航空機などをおし進める装置。スクリュー・プロペラなど。
⇒すい‐しん【推進】
すいしん‐ざい【推進剤】🔗⭐🔉
すいしん‐ざい【推進剤】
ロケットに推力を与えるための燃料および酸化剤その他の添加物を併せた呼称。
⇒すい‐しん【推進】
すいしん‐りょく【推進力】🔗⭐🔉
すいしん‐りょく【推進力】
①物体をおし進める力。
②中心となって物事をおし進める力。物事をある目的に向かわせる力。
⇒すい‐しん【推進】
すい・する【推する】🔗⭐🔉
すい・する【推する】
〔他サ変〕[文]推す(サ変)
おしはかる。推量する。徒然草「さまざまに―・し心得たるよしして」
すい‐せん【推薦】🔗⭐🔉
すい‐せん【推薦】
よいと思う人や物をひとにすすめること。推挙。「―状」
⇒すいせん‐にゅうがく【推薦入学】
すい‐ちょう【推重】🔗⭐🔉
すい‐ちょう【推重】
重んじて人にすすめること。
[漢]推🔗⭐🔉
推 字形
筆順
〔手(扌)部8画/11画/教育/3168・3F64〕
〔音〕スイ(呉)(漢)
〔訓〕おす
[意味]
①おす。力を加えて前におしやる。「推進・推移」
②おし立てる。人にすすめる。「推薦・推奨」
③おしはかる。おしひろげて考える。「推量・類推・邪推」
[解字]
形声。「手」+音符「隹」(=ずしりと重みをかける)。圧力を加えておし出す意。
筆順
〔手(扌)部8画/11画/教育/3168・3F64〕
〔音〕スイ(呉)(漢)
〔訓〕おす
[意味]
①おす。力を加えて前におしやる。「推進・推移」
②おし立てる。人にすすめる。「推薦・推奨」
③おしはかる。おしひろげて考える。「推量・類推・邪推」
[解字]
形声。「手」+音符「隹」(=ずしりと重みをかける)。圧力を加えておし出す意。
大辞林の検索結果 (46)
おし-あて【推し当て】🔗⭐🔉
おし-あて 【推し当て】
当て推量。推測。「ただ―にさばかりなめりと聞きなさるるに/大鏡(道兼)」
おし-あ・てる【推(し)当てる】🔗⭐🔉
おし-あ・てる [4] 【推(し)当てる】 (動タ下一)[文]タ下二 おしあ・つ
おしはかる。推量する。
おし-うつ・る【推(し)移る】🔗⭐🔉
おし-うつ・る [4] 【推(し)移る】 (動ラ五[四])
状態が変わっていく。時間が過ぎていく。「世と共に―・つての商法三昧/当世書生気質(逍遥)」
おし-ごと【推し言】🔗⭐🔉
おし-ごと 【推し言】
当て推量にいうこと。憶説。推しあてごと。「この人は―する人にこそ/著聞 11」
おし-すす・める【推(し)進める】🔗⭐🔉
おし-すす・める [5] 【推(し)進める】 (動マ下一)[文]マ下二 おしすす・む
積極的に行動して物事を進行させる。推進する。「福祉に重点をおいた政策を―・める」
おし-はか・る【推(し)量る・推(し)測る】🔗⭐🔉
おし-はか・る [4] 【推(し)量る・推(し)測る】 (動ラ五[四])
ある事柄をもとにして他の事柄の見当をつける。推測する。推量する。「相手の胸中を―・る」
[可能] おしはかれる
お・す【推す】🔗⭐🔉
お・す [0] 【推す】 (動サ五[四])
〔「おす(押・圧)」と同源〕
(1)適当な人・物を推薦する。「委員長に―・す」「受賞候補としてこの作品を―・す」
(2)ある事から他の事を推測する。「これまでの発言から―・して,この件には反対らしい」「これまでに得られた情報から―・すと,彼の当選はほぼ確実だ」
[可能] おせる
推して知るべし🔗⭐🔉
推して知るべし
ある事実を根拠にして考えれば簡単にわかる。自明のことである。
すい【推】🔗⭐🔉
すい 【推】
おしはかること。推察。推量。「道頓堀でござんしよの,よい―
/浄瑠璃・氷の朔日(中)」

/浄瑠璃・氷の朔日(中)」
すい-い【推移】🔗⭐🔉
すい-い [1] 【推移】 (名)スル
(1)物事の状態が時の経過につれて移り変わってゆくこと。「事件の―を見守る」
(2)時が経つこと。「季節の変化を反覆(クリカエ)しつつ月日は容赦なく―した/土(節)」
すいい-りつ【推移律】🔗⭐🔉
すいい-りつ [3] 【推移律】
〔数〕
=
かつ
=
ならば
=
という性質。
が
とある関係にあり,
が
とその関係にあるならば,
は
とその関係にあるということ。移動律。
=
かつ
=
ならば
=
という性質。
が
とある関係にあり,
が
とその関係にあるならば,
は
とその関係にあるということ。移動律。
すい-きく【推鞫・推鞠】🔗⭐🔉
すい-きく [0] 【推鞫・推鞠】 (名)スル
罪人を取り調べること。推問。「法官政威を逞しうして之を―す/明六雑誌 7」
すい-きゅう【推及】🔗⭐🔉
すい-きゅう ―キフ [0] 【推及】 (名)スル
他へおしおよぼすこと。
すい-きゅう【推究】🔗⭐🔉
すい-きゅう ―キウ [0] 【推究】 (名)スル
論理をおし進めて,深く考えきわめること。「道理に拠て―せば自由と幸福とは応(マ)さに合体すべき筈/天賦人権論(辰猪)」
すい-きょ【推挙・吹挙】🔗⭐🔉
すい-きょ [1] 【推挙・吹挙】 (名)スル
ある官職・地位・仕事などにふさわしい人として,(上の人に)すすめること。推薦。吹嘘。「横綱に―する」
すい-けい【推計】🔗⭐🔉
すい-けい [0] 【推計】 (名)スル
一部の事実や資料をもとにして,おおよその数量を算出すること。「一〇年後の人口を―する」
すいけい-がく【推計学】🔗⭐🔉
すいけい-がく [3] 【推計学】
全体を調査する代わりにその中から標本を選び出して全体の性質を推測しようとするとき,標本の選び方・標本の必要個数・結果の信頼度などを数学的に研究する学問。推測統計学。
→統計学
すい-こ【推古】🔗⭐🔉
すい-こ [1] 【推古】
昔のことをおしはかって考えること。
すい-こう【推考】🔗⭐🔉
すい-こう ―カウ [0] 【推考】 (名)スル
おしはかって考えること。「時勢の変遷と制度の改革とを―し/新聞雑誌 16」
すいこ-てんのう【推古天皇】🔗⭐🔉
すいこ-てんのう ―テンワウ 【推古天皇】
(554-628) 記紀で第三三代天皇(在位 592-628)の漢風諡号(シゴウ)。名は額田部(ヌカタベ)。豊御食炊屋姫(トヨミケカシキヤヒメ)とも。欽明天皇第三皇女。敏達天皇の皇后。崇峻天皇が蘇我馬子に殺されると,推されて即位。聖徳太子を皇太子・摂政として政治を行い,飛鳥文化を現出。
すいこ-ぶつ【推古仏】🔗⭐🔉
すいこ-ぶつ [3] 【推古仏】
推古天皇の時代に作られた仏像の総称。飛鳥(アスカ)仏。
すい-さつ【推察】🔗⭐🔉
すい-さつ [0] 【推察】 (名)スル
物事の事情や他人の心中をあれこれ考え思いやること。「遺族の心中を―する」
すい-さん【推参】🔗⭐🔉
すい-さん [0] 【推参】
〔「おしまいる」の漢字表記「推参」を音読みした語〕
■一■ (名)スル
自分の方から相手のところに押しかけて行くこと。また,人を訪問することを謙遜していう語。「面会を得ざれば,是非なく此方(コナタ)へ―したる次第/不如帰(蘆花)」
■二■ (名・形動)[文]ナリ
さしでがましいさま。おこないの無礼なこと。「己れ下郎,―な/色懺悔(紅葉)」「―至極」
すいさん-もの【推参者】🔗⭐🔉
すいさん-もの 【推参者】
さしでがましい人。無礼者。「さがらぬか―め/浄瑠璃・布引滝」
すい-さん【推算】🔗⭐🔉
すい-さん [0] 【推算】 (名)スル
おおよその見当で計算すること。推計。「今此飢饉の損亡を―するに/新聞雑誌 20」
すい-さん【推讃】🔗⭐🔉
すい-さん [0] 【推讃】 (名)スル
ほめてすすめること。推賞。
すい-じ【推辞】🔗⭐🔉
すい-じ [1] 【推辞】 (名)スル
他人に譲って,自分は辞退すること。「音楽会への招待を―する」
すい-しょう【推奨】🔗⭐🔉
すい-しょう ―シヤウ [0] 【推奨】 (名)スル
ある事物または人をほめて,他人にすすめること。「口をきわめて―する」
すい-しょう【推賞・推称】🔗⭐🔉
すい-しょう [0] ―シヤウ 【推賞】 ・ ―シヨウ 【推称】 (名)スル
ある事物または人をすぐれているとしてすすめること。「識者の―する本」「―に値する」
すい-じょう【推譲】🔗⭐🔉
すい-じょう ―ジヤウ [0] 【推譲】 (名)スル
人を推薦し,自らは退くこと。「総裁の座を―する」
すい-しん【推進】🔗⭐🔉
すい-しん [0] 【推進】 (名)スル
(1)物を前へ進めること。「ジェット―」
(2)物事を目的に向かって,はかどらせること。「緑化を―する」
すいしん-き【推進器】🔗⭐🔉
すいしん-き [3] 【推進器】
船・飛行機などで推力を得る装置。スクリュー・プロペラなど。
すいしん-ざい【推進剤】🔗⭐🔉
すいしん-ざい [3] 【推進剤】
ロケットを推進するための燃料と酸化剤。固体のものと液体のものがある。
すいしん-りょく【推進力】🔗⭐🔉
すいしん-りょく [3] 【推進力】
(1)押し進める力。推力。
(2)物事をおしすすめ,実行させる力。「企画を実現する―となる」
すい・する【推する】🔗⭐🔉
すい・する [3] 【推する】 (動サ変)[文]サ変 すい・す
おしはかる。推察する。推量する。「自分の心で,わが母の心を―・してゐる/虞美人草(漱石)」「これを―・するに/愚管 4」
すい-せん【推薦】🔗⭐🔉
すい-せん [0] 【推薦】 (名)スル
人や物を,すぐれていると認めて他人にすすめること。適当なものとして紹介すること。推挙。「議長に―する」「参考書を―する」「―状」
すい-ちょう【推重】🔗⭐🔉
すい-ちょう [0] 【推重】 (名)スル
尊び重んずること。「俳諧師として―されるのも嬉しい/俳諧師(虚子)」
おす【推す】(和英)🔗⭐🔉
すいい【推移】(和英)🔗⭐🔉
すいきょ【推挙】(和英)🔗⭐🔉
すいきょ【推挙】
recommendation.→英和
⇒推薦.
すいさつ【推察】(和英)🔗⭐🔉
すいせん【推薦】(和英)🔗⭐🔉
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